彼が欲しいならネコ派がいい! イヌ派はなぜ結婚が遠のく?
そのうちに彼が欲しかったことすら忘れてしまうことでしょう。また、人間の子供なら跡継ぎとなり子孫繁栄していきますが、イヌはそんなことしてくれませんよね。
そのため結婚や子宝がおのずと遠くなるどころか、家系はそこで途絶えてしまいます。つまり風水においても、独身女性が犬を飼うと結婚や妊娠がおのずと遠のくのだと考えるので、根拠がないわけではないのです。
一方で日本では、妊婦さんが「戌」の日に水天宮様や子宝に恵まれる神社を訪れ、帯を頂きますよね。イヌは多産安産の象徴として祀られ、この帯を結べばお産が楽になるという言い伝えがあるからです。
確かにイヌはたくさんの子供を生みますが12支で言えば、猪(地方によっては猪の日もあるそうです)もうさぎも、多産安産です。なぜイヌだけがフィーチャーされるのでしょうか?これはイヌが昔から日本では人間と生活を共にしていたからではないかと思います。
飼い主に牙を向けることもなく、従順で大人しいイヌは、いざという時には人外敵から人間を守ってくれる存在だったのでしょう。確かに牙のないうさぎなどは、外的が来たら一目散に逃げそうですね、用心棒にはなれません。
忠実で勇敢なイヌは別格扱いで神社でもあがめられ、戌の日を設け、帯を下さる習慣があるのだと思います。