恋の始まりや、ラブラブな恋愛中は楽しいけれど、終わらせるときはツライもの。スッパリとお別れして新しい恋に進むことができればよいのですが、案外引きずってしまう人も多いようです。
どうしてそうなってしまうのでしょうか? その理由を探ってみたいと思います。
別れた相手をなかなか忘れられなかったり、ひどい相手で別れたいのに腐れ縁が続いてしまう…。そんな悪循環を引き起こす原因のひとつに“相手の嫌な面や堪え難い事実を受け入れるより、見ないフリをして関係を続けている方がラク”と感じる心理があげられます。
「私が悪かったから」と相手の浮気の理由を自分のせいにして「私が変われば彼も変わってくれるはず」と努力を続けるなどが典型的なパターン。“彼の自分に対する愛情が醒めた”という現実を認めないことで、心のバランスやプライドを保っていると考えられます。
また、人は欲しいリアクションを好きな相手から得られないとき、ときにマイナスのリアクション(叱られる・怒鳴られる等)でもいいから受け取りたいと感じることがあります。
愛情を感じることがなく、ひどいことをされても別れずに関係を続けてしまうのは、相手にされないよりはマイナスな対応を受けている方がマシ…と思う心理が隠されている場合も。