■STEP2:何気ない言葉を織り込む次のステップは、仕事でのやりとりの中に、仕事とは直接関係のない何気ない言葉を織り込んでいきましょう。
電話で話をしていて相手の声が風邪気味だと思ったら「お風邪ですか? 大丈夫ですか?」と気遣い、打ち合わせなどで顔を合わせたら「今日のスーツ、素敵ですね」とさりげなく褒めてみてください。
気遣われたり褒められたりというのは誰でもうれしいもの。仕事だけの関係ではなく人としてその男性を見ている、気にかけているということが相手に伝わります。
ただ、くれぐれも行き過ぎには注意。あまり踏み込みすぎた発言は失敗の可能性が高いですし、訊かれてもいない自分語りもNGです。相手の反応を見ながら声をかけるようにしてください。
■STEP3:ランチタイム前にアポを入れる仕事での信頼関係もでき、何気ない言葉も交わせるようになってきたら、打ち合わせなどのアポをランチタイム前に入れましょう。
そして打ち合わせなどが終わったら、ランチに誘ってみてください。「打ち合わせの続きはお昼を食べながら・・・」という誘い方ができればより自然です。
食事の席はいちばん心を開きやすい場面ですから、ここではある程度プライベートな会話も許されます。ちょっとした世間話から、趣味やオフの過ごし方へ上手に会話を運んでください。
そして様子を見ながら、大丈夫そうだと判断したら「私も興味があります」「私も一度行ってみたかったんです」と一歩踏み込んでみましょう。そこでどんな言葉が返ってくるかで、この先の可能性が見えてくるのではないでしょうか。
このテクニックのコツは、決して焦らず、ひとりで突っ走らないこと。特にSTEP1・STEP2ではじっくりと時間をかけ、STEP2・STEP3で脈がなさそうだと感じたらさっと引き下がる判断力が必要です。
たとえうまくいかなくてもお互いが気まずくならないように、上手に距離を縮めてくださいね!