愛される女になる、男心を離さない女の条件-後編-【えりっく&月子の恋愛総研】
えりっく:批評や批判はせずに、相手の気持ちを探りながら、検証しながら、話し合っていく。それができたときは、心をひらいてくれたということ。
月子:それって、けっこう知性が必要ですね。
■相手が「快適」だと思う状態をつくるえりっく:そうです。「聞く」ってことは、本当はすごく難しいんです。 まずは、聞く、聞き出す。そして、相手に「話すことが快適」と思ってもらう。
月子:自分のことを話すと、大金をもらったのと同じ快楽物質が脳内で分泌されるという実験データがあります。
えりっく:本物の関係を築くには、お互い、かっこ悪いところを見せられなきゃダメなんです。心の奥を見せ合う。それができたら、彼の心を掴んだということですよ。
■心を見せ合うには、まず「受け止める」サインを出す月子:すごくよくわかります。ただ、自分の弱みをさらけ出したり、自分の悪い部分を打ち明けたりできるって、ある種の強さや安心感がないと、できないような気がします。だって、できるなら傷つきたくないし、軽蔑もされたくない。だから、そもそも「あなたのことを本当に考えているよ」「何でも受け止めるよ」というサインを出していないと、相手から本音は打ち明けてもらえない。
えりっく:そうですね。
お互い、いいところも悪いところも全てさらけ出して、支え合える関係になれたら、それこそスペシャルな存在です。いきなりそこまでは無理でも、本当につらい時に抱きしめてあげるだけでもいい。
月子:相手の心に寄り添おうという気持ちがあれば、自然と相手に伝わるような気がします。それが愛情なのかも。つまり、男性の心を掴む女性は、「聞く力」があって、相手を受け止めて、理解したうえでの優しさがあって、お互いが必要としあう関係を築いていくことができる、ということですね。
えりっく:難しく思えるかもしれませんが、実はシンプルなんですよ。つらかったなら、抱きしめてあげればいい。メールでつらそうなら、会いにいってあげればいい。
声が聞きたそうなら、電話してあげればいい。
月子:愛情を押し付けるんじゃなくて、思いやる。そういうことを積み重ねて、愛して、愛される、素敵な関係を築いていきたいですね。