恋愛の神様、ぐっどうぃる博士に聞く「私の悩み、どうしたらいい? 」シングル篇
■Q2. 仕事が忙しくて、恋愛から遠のいています…彼氏いない暦3年。自分で言うのもなんですが、容姿は中の上だと思うしモテないわけではありません。周りはどんどん結婚していくし、もちろん心から分かり合える彼氏も欲しいです。でも、仕事が忙しくて土日出勤も当たり前。がんばって早く切り上げて合コンに参加しても、いい男はいないしぐったり疲れて終わり。
それなら女子会をしていたほうが楽しいので、たまの休みや仕事が早く終わった日は女子たちと集まっています。出会いのチャンスを見つけるために暇な部署に移動したり、転職するっていうのもなんだか…。私はこれからどうしたらいいのでしょうか。
(32歳・メーカー勤務)
■博士の解答:この方ですが、「容姿は中の上」と言っても、男性にとっては実年齢がとても重要。ハッキリ言って自分の価値が分かっていません。例えば、女性は最後に付き合いはじめた年齢が26歳だったとすると、そこで自分の価値が止まってしまっていることが多い。今もその頃と同じくらい男性からの需要があると勘違いしてしまうんです。
そして、「モテる」と言っていますが、モテも何種類もパターンがあります。既婚者から言い寄られる、合コンなどでお持ち帰りされる、というのはこの中のモテに入りますが、男性にとっては単なる遊び相手で結婚対象ではありません。
ちょっと容姿がいいと、男性をときめかすことはできるけど結婚対象には、さらに別の要素がいるので注意が必要です。さて、この相談者のように、仕事がうまくいっている女性は婚期が遅れがちです。
だいたい、仕事が楽しいと恋愛に目が向きません。
その理由として、最初の方への回答でも述べた通り、人は近くにあるものや目の前にあるものに心を奪われるようにできているから。いつも一緒の仕事に魅了されるのは当然です。女性が本気で結婚を意識するときは、“幸運にも”仕事がうまくいかなくなるときや自己評価が下がって不安になったとき。
例えばグラビアアイドルは28歳くらいになると、価値が薄くなるので結婚を考え始めます。ブスを売りにしていない女芸人は、売れると仕事が楽しくて結婚が遅れます。また、地方では周りが20代半ばまでに結婚するから不安になりやすいけど、東京は結婚年齢が遅いので不安にもなりにくいようです。
また、安心感を助長する女子会も要注意。
女子たちで「可愛いからすぐにできるよ」とか「ぜったいモテてるよね~」とか言い合っていても、何の意味もありません。もし女子会に行くなら、なぐさめではなく的確なアドバイスをしてくれる人や、結婚している女性たちと集まるようにしましょう。
●ポイント・男性にとっては実年齢がとても重要
・20代と同じくらい男性からの需要があると勘違いしない
・容姿がいいと男性をときめかすことはできるが、結婚対象にはさらに別の要素が必要
・人は仕事など近くにあるものや目の前にあるものに心を奪われる
・女子会は安心感を助長する
結婚を考えるなら、20代後半や30代後半で1度ブレーキを踏んで不安になることも重要みたいです。暇な部署に異動したり、転職したり、仕事の方法を変える…なんてことも、本気なら視野に入れる必要があるのかもしれませんね。次回の「カップル編」では、恋人がいる独身女性の切実なお悩みにズバリお答えします!
ぐっどうぃる博士プロフィール:恋愛カウンセラー。理学博士(生命科学専攻)。
『恋愛ユニバーシティ』主催。恋に悩む女子の救世主として書籍ほか、テレビや雑誌、ラジオなど多数媒体でも活躍。
音スマートフォンアプリ
『ぐっどうぃる博士の音ライブラリ』や携帯公式コンテンツ
『恋が叶う99のルール』も好評。