彼の元気のモトとなる、心の距離がグッと縮まる“励まし方”とは?
女性はこういったとき、とりあえず話せるところから話しはじめる(そのため、何が一番問題なのか、逆に相手に伝わらない時もありますが)方が多いので「どうしたの? 」という問いかけにも、すぐ応じることができます。
しかし、自分の中で問題を消化しきれていない男性にこの問いかけをしてもすぐ答えが出ず、聞いた方も聞かれた方もイライラしてしまいます。
彼が何か考えこんでいるようなら、ひとまずそっとしておくか「今日、なんだか静かだね。考え事でもしてるの? 」というような「はい、いいえ」で答えられる軽い投げかけのほうが効果的です。
■話をすべて聞いてから彼の感情について触れる前述のように、男性は問題に対し感情を押し殺しても、まずはその原因や理由、対策を分析しようとします。そのため、たとえば実際は「あいつムカつく」と思っていても、あなたが話を聞いている途中で「何それ、ムカついたでしょ! 」と反応したら「いや、そういうことじゃなくて…」とまず否定の気持ちが先にきてしまいます。
もっと言えば「こんなことでムカつく感情を持つ自分はカッコ悪いのでは…」という思いが潜んでいるのです。感情について話すのは、ひととおり彼が問題について話し終えた後にしましょう。
いったん理性で問題をうけとめた後は感情を受け入れやすくなりますので、この時「ムカつくよね」と話せば、彼は自分の心の奥の思いも理解してもらえたという安心感を持ちます。
■「きっとうまくいくよ」「あなたなら大丈夫」とポジティブな言葉をかける勉強にスポーツ、常に「上を目指せ! 」と育てられた男性は心の奥底で、「自分はできるのだろうか」という不安を持っています。
そのため、他人からの承認(「あなたはできる」という言葉など)が得られると安心します。根拠などなくてもいいのです。「あなたならきっとうまくできると、私は信じている」というメッセージは、彼の心のよりどころとなります。
彼の不安な心に寄り添い、話をじっくり聞いて、温かい言葉をかけ、彼の最強サポーターとなって、がっちりと彼のハートをつかんでくださいね!