独身女性に共通? 30代になったら恋愛観が変わった【前編】
厚生労働省が公表した
2013年度版の「厚生労働白書―若者の意識を探る―」によれば、2012年の日本人の平均初婚年齢は、夫が30.8歳、妻が29.2歳。
年々晩婚化が進む中、「結婚したいと思う年齢」も上昇傾向にあり、男性で30.4歳、女性で28.4歳という結果が出ています。
30代で独身というケースも珍しくない現代ですが、30代の女性はこの2つの平均年齢よりも高いのが現実です。では、30代で結婚していない女性達は、どんな恋愛観を抱えているのでしょうか。
■20代の頃よりも結婚相手に求める条件がシビアになっているなぜ20代の頃よりも条件がシビアになるのかというと、30代は20代よりも、人生の残り時間を真剣に計算するようになる時期だからです。会社員であれば「自分があと何年働いて、どれぐらい稼げるのか。老後はどうするのか」と考え出す人もいます。
残りの時間をできるだけ裕福に暮らしたいために、自分が稼いでいたとしても、男性側にも相応の年収を求めてしまうのです。
出産を望む女性は、第一子が大学を卒業した時の自分の年齢が意外と高齢な事実に気づき、老後の貯蓄と学費をカバーしたいがために、高収入の男性を希望する場合もあります。