誰もが共感する!? 第12回「愛のあるメール大賞」の発表は2月4日に決定
そこでわかったことは2つ。ひとつ目は、過去11回、受賞657作品をカテゴリ別にすると、最も多かったのは親子間のメールということ。いつの時代も、親子のつながりは変わらないことがわかりますね。
父親から届いた短いメールににじむ、父の愛情を感じたことがある人もいるかも。これまでの受賞作にも、「生まれてきてくれた子どもへの感謝のメール」や「家を離れた子供を心配し、エール送るメール」「社会に出て思い悩む子どもへの励ましメール」「少し不器用ながらも、メールで子どもへの愛情を伝えたメール」などが多くあったのもうなずけますね。
次にわかったことは、受賞作品には、その年の出来事や流行を反映するような内容の作品が多いということ。その年を表した出来事や漢字能力検定協会が発表する「今年の漢字」とリンクする内容が多いのは偶然ではなく、一年の出来事を経験した人々の想いが反映されているからと考えられるのだとか。それほど、メールは人々の生活に密着したものなのですね。
例えば、「愛のあるメール大賞」第3回が行われた2004年は「世界の中心で愛をさけぶ」「いま、会いに行きます」「冬のソナタ」などの恋愛映画ブームが起きた年だけに、恋人の間でのメールの受賞が多かったり、東日本大震災が起きた2011年は、被災しながらも、生きていることを伝えるためのメールや、前向きに生きることを知らせるメールが多く見受けられました。
さて、今回はどんな作品が受賞するのでしょうか? 受賞作に注目するとともに、身近な人に「愛のあるメール」を送ってみるのもいいかも。
・愛のあるメール大賞
公式サイト