悲劇のヒロインを脱して、現実を上手く受け止める方法【ひかりの恋愛お悩み相談】
さらに、BさんがAさんの知り合いだったとしても、だから何だ? という話です。別にBさんとお付き合いしているわけではないんですよね? だったら、仮にBさんに対してAさんの面影を感じて好きになったとして、なぜ悩む必要があるのでしょうか? さらに、なぜ好きでいたら、Bさんを傷つける結果になるのでしょうか? そんなにおとはさんは、彼に影響を与える存在なのでしょうか?
■“悲劇のヒロイン”タイプはロマンチスト“悲劇のヒロイン”タイプは、ロマンチストな人が多いので、問題ではないことに対してもドラマティックに考えすぎです。今回の2つの話の共通点は、「私は人を不幸にする女よ!」というアピールです。でも現実的には、AさんにもBさんにも、良くも悪くも、そんなに不幸な影響を与えていません。
人は、自分の存在意義を感じたいものなので、「誰かに影響を与える存在でありたい」と思うものです。でも、どうせ自分の存在をアピールしたいのであれば、人を不幸にする女よりは、“幸せにする女”を目指してみては? その方が周りから好かれますよ?
■現実こそ、面白い! 「事実は小説よりも奇なり」とはよくいうものです。つまり、ある出来事をわざわざドラマティックにしなくても、本当に現実を深く見つめる目があれば、面白いことはたくさんあるものなんです。逆を言えば、ドラマティックな出来事に変換しようとしてしまうと、現実が歪んで見えるので、その面白さには気付けません。
人の魅力について深く理解できるようになると、その人の言動1つ1つにその人の“生き方”が見えます。それこそがドラマなんです。リアルに物事を見られる目を持って、もっと現実を楽しみましょうね。
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