また別の相談では、「合コンで気になった男性がいたが、同席していたA子から先に”私○○さんが気に入った”と言われ、つい彼に話しかけるのをためらってしまった。」
「しかし後日、A子から”B子がちゃっかり彼の連絡先を聞いてアプローチしていて、今付き合っている。私が先に彼に目をつけていたのに、B子はイヤな女だ”と悪口を聞かされ、驚くと同時に、自分が悪口を言われる存在にならなくてよかった…と思ってしまった」という内容もありました。
確かに彼女はA子さんに配慮したため、悪口を言われる存在にはなっていませんが、結局のところ彼もできていません。
上に挙げたお2人はルックス、性格ともに申し分ない素敵な女性なのですが、すべての人にいい人であろうとしてしまうところが、恋愛から遠ざかるひとつの原因なのかなと思ってしまいます。お釈迦様は「人間、話してもそしられ、黙っていてもそしられ、およそこの世でそしられぬ者はいない」とおっしゃったそうです。
であれば、恋愛において「正しいこと」が必ずしも結果に結びつかないことが多いことを考えると、時には批判を受けたとしても、ウソも涙もワガママも駆使して自分が1番欲しいものを手に入れるための「ズルさ」「悪どさ」があってもいいのではないでしょうか。
もちろん、真面目であること、誠実であることは人として素晴らしい美徳です。がしかし、そこに1滴の「ワル」エッセンスが加わると、女性としてはさらに魅力が増すと思います。
この春、あなたも「チョイ悪女」になってみませんか?