結婚したいのに、いい人と出会えない30代女子。出会いを作るための方法とは?【黒川伊保子】
仕事や遊びを楽しんできたけれど、年齢的にもそろそろ結婚したい。でも、結婚したいと思うような男性がなかなか現れない…。そんな悩みについて、脳科学者の黒川伊保子さんに回答いただきました。
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【質問】新卒で今の会社に入って7年。大手企業なのですが、重役秘書ということもあり周りはおじさんばかりで、社内恋愛はムリ。積極的に飲み会に行ったり、街コンにも参加しているのですが、なかなかいい出会いに恵まれません。
じつは、彼氏いない歴も5年に突入。でも、そろそろ歳だし子供も欲しいので結婚したい。
もしこのまま結婚できなくてひとりで生きていく事になったらどうしよう、と思うと不安で仕方ありません。
(35歳・秘書)
【回答】「出会いはあるのにいい人がいない」ということですが、「いい人」=「ときめく人」と思っているならば、いないのは当然のこと。
それは脳の生殖戦略によって30歳半ばになると、ときめく能力が鈍くなっているからなのです。なぜなら、20代のうちはできるだけいい遺伝子の相手と結婚したいから、異性を取捨選択します。
女子は何千人分の一人で厳選して発情しているので、出会った瞬間にときめいて、「この人しかいない」感があるのです。だから20代の恋は確信が強い。
でも、32歳を過ぎても妊娠していないということは、このまま妊娠しない可能性が高いので、脳が戦略を変えて感度を鈍くしているのです。
鈍いということは、捨てる男の数が少ないし、おじさんが近づいてきただけで「気持ち悪い!」みたいな事にはならないので選択肢は広がります。
ただ、激しいときめきがないだけ。
本当だったら、友達に反対されても経済的に厳しくても、「この人が好き」と思ったら、失敗してもいいから20代のうちに結婚すべきなのです。それで、ダメだったらやり直せばいいだけ。
もし、30代半ばを過ぎても結婚して子供が欲しいなら、恋なんて言ってないでさっさとお見合いをしましょう。それで、手を握って気持ち悪くなくて、お互いにイヤじゃなければ、その相手に決めてください。