同じ内容を伝える場合でも、言葉のチョイスによって、相手に与える印象はだいぶ変わります。好印象を与えられる言葉選びについて考えてみましょう。
画像:(c) miho / Imasia(イメージア)
■「ずるい」は相手を戸惑わせる私事で恐縮ですが、先日街を歩いている際に、たまたま人気芸能人を見かけました。とある友人が、その芸能人を好きだと言っていたのを思い出して、「こないだ○○さんを見かけたよ」と話したところ、彼女の口から飛び出したのは「ずるーい」という言葉でした。
おそらく彼女は、「羨ましい」とか「いいなぁ」というニュアンスで「ずるい」と言ったのでしょう。筆者は、彼女の元の性格を知っているので、「ずるい」という言葉に隠された真意は察することができたのですが、それでも一瞬ビクッとしたものです。付き合いの短い友人関係の場合は、真意が伝わらないこともあります。
「ずるい」のように、ともすればネガティブな意味を含む言葉は、極力避けたほうが無難でしょう。