アラサー女子の「青春」が詰まった懐かしの少女漫画3選【りぼん編】
■『ママレード・ボーイ』/吉住渉また恋心を抱いていたと言えば、この作品も忘れてはいけません。遊、銀太、蛍――あなたはどの彼がタイプでしたか?
主人公・小石川光希は、ある日突然両親から「離婚」を告げられてビックリ。その上、ハワイ旅行先で出会った松浦夫婦と気が合ったからとの理由で、お互いパートナーを交換して「再婚」するというから驚きを隠せません。最初は反対していた光希でしたが、松浦夫妻の息子・遊を含めた六人での非常識(?)生活にも慣れ始め、次第に遊に惹かれていきます。
「もし、自分がこんなイケメンと同居生活を余儀なくされたら…」と、アリエナイ設定にも関わらず、妄想した女子は数知れず。どんな時も冷静沈着、だけど決めるところは決めてくるモテ男・遊にメロメロになったのは光希だけじゃないはずです!
その他にも、銀太、蛍などタイプの違う男子に言い寄られる光希。「私なら彼を選ぶのに!」と女子同士の会話ネタで盛り上がった記憶、あなたにもきっとあることでしょう。
■『天使なんかじゃない』/矢沢あいそして最後がこちら。
永遠の「心の恋人」と言えばもう、晃しかいない!? 創立されたばかりの私立・聖学園、その生徒会メンバーとなった主人公・冴島翠、須藤晃、麻宮裕子、瀧川秀一、河野文太ら五人の青春真っ盛りな学園生活を描いた本作。夢と希望に溢れた彼女たちの三年間は、今読み返しても涙すること必須の物語となっていますよ~。
中でも、翠と晃の恋は一筋縄では行かず…とにかく切ない! どんなに明るく振る舞っていても、心の中に不安や嫉妬が渦巻いてしまうもどかしさが「これでもか!!」というくらい詰まっていますので、心してお読みくださいませ。昔とはまた一味違った感覚で物語を体感できるかもしれません。
以上、あなたはどのヒロインに憧れていましたか? あの頃のワクワクしていた気持ちを思い出して、2015年も“漫画のような”素敵な恋を見つけてくださいね!
ひと目惚れした既婚上司と不倫関係に…「妻と別れる」という言葉を信じた女性の末路【前編】