脱・重い女、イタリア流・スマートギフティングのコツ【前編】
ギフトを贈るときには、相手を思い浮かべて品物を選ぶものですが、自分が思い描いている相手のイメージから導いた品物=相手が気に入る、とは限りません。最低1ヵ月くらい前から、贈る相手が「いま何が欲しい(必要としている)か」をしっかりリサーチしておきましょう。日常的に気兼ねなく使えるものを贈れば、「よく気がついてくれたな」と好意的に受け止めてもらえる効果が期待できます。
■「高価」or「高価に見えるギフト」はNGバーで久しぶりに会ったある知人と、お互いの近況を報告していた時です。何気なく「彼女(年上)とは最近どうなの?」と聞いたとたん、彼の顔色がくもりました。ため息まじりに「別れたばっかり」とつぶやいた彼の姿はとてもナーバスなものでした。
別れのきっかけは、彼の転職祝いに彼女がネクタイを贈ったことが発端だそう。「とても高価な物だったんだ。
それを知ったとき、嬉しいよりもちょっと、怖くなっちゃって」とこぼしはじめた彼を、店のマスターと一緒になぐさめるのが大変でした。
だれしも、人様からギフトをもらったら「その裏にどういう気持ちがこめられているか」を推し量るものです。あまりにも高価な品物であれば「何か見返りを期待されているのでは…」と思わせてしまうもの。
男性はこの手のプレッシャーに弱いので、「よかったら使ってみて!」と笑ってさらりと渡せる値段の範囲でのチョイスをオススメします。また、高く見えるものもご用心。実際の値段がバレた場合「見栄っ張りな女」扱い&飲み会のネタにされる危険もゼロではありません。
義母から重た~い荷物が届き「お米かな?」「嬉しい!」開封して…ゾッ⇒義母からもらって戸惑うプレゼント