本命彼女になれるかどうかの境界線はずばり…――女性の中には、なかなか本命の彼女として扱われにくいタイプの人がいたりしますけど、彼女になれる人となれない人の違いはどういうところにあると思いますか。
小澤:人としての価値をしっかり提示できる人とできない人だと思います。自分が受け入れられる線を自然に伝えられる女性は大丈夫だと思います。それができなくて、酔っぱらった勢いでとか、デートして楽しければいいって、なぁなぁで満足しちゃう人は、そういう扱いになるんじゃないかと思います。
――好きだからと言って何でも受け入れるのではなく、主張もすべきだと。
秋山:でも、僕は主張しない人とばかり付き合ってますね。女性としてと言うより、
人としてちゃんとしてるかしてないかだと思います。ちゃんとしてる人は、主張しなくても人格は出ますから。
小澤:それは間違いない。
――人としてちゃんとしてると言うと、例えばどういうことでしょうか。
秋山:礼儀だとか思いやりだとか。お付き合いするときは、そこを見るじゃないですか。そこがちゃんとしてれば、必ず誰かに選ばれると思います。
――佐藤さんはどう思いますか。
佐藤:やっぱり
自分の魅力を知ってるかだと思います。『ウォールフラワー』という映画で、ちゃらちゃらした女の子を演じてるエマ・ワトソンが、“なんで変な男とばっかり付き合っちゃうの?”って聞かれるシーンで、“自分に見合うと思うから”って答えてたんですね。
自分の魅力がわかってたら、その人のことが好きでも、彼女じゃないような立ち位置にはいかないと思うんですよ。
恋愛=結婚。本当に好き合っていたら、自然と一緒にいることになる――続いて、結婚観についても教えてください。結婚観と恋愛観は違いますか。
秋山:僕はほとんど一緒ですね。もしこれからお付き合いさせて頂く人ができたならば、いつかは結婚するつもりで付き合いたいと思っています。
佐藤:まだ結婚を意識したことはないですけど、とりあえず今だけ誰かと付き合おうと思ったことはないです。
小澤:僕も付き合う人とは結婚するつもりでいたいですね。
――皆さん未婚ですが、女性側が男性に結婚を決意させるにはどういうことをするのがいいと思いますか。
秋山:“両親に会ってよ”って言う。それしかないと思います。旅行がてら、“地元行く?”って。私はそのつもりだよって、はっきりしたほうがいいですよね。
小澤:お互いが結婚しようってなってるんだったら、ずるいですけど、ほかの男にいっちゃうよっていう素振りを見せるのがいいと思いますね。
――結婚の話が出てなくて、だらだら付き合いが続いてるときは?
小澤:その場合は結婚してもうまくいかないと思います。それに
別れたり付き合ったりを繰り返してるカップルは。本当にやめたほうがいいです。
――順調に付き合いが続いてたら、自然に結婚すると。
小澤:そうなります、絶対!
秋山:誰だよ、お前(笑)。恋愛マスター小澤。
小澤:俺、本当にそう思うんです。
――煮えきらない彼氏なら別れたほうがいいぐらい?
小澤:そうです。一回別れて、やっぱりお前のことが好きだった、結婚しようってくるのを待つのか、もう次にいくのか。
そうしないと、自分の理想とする年齢での結婚はできないです。
佐藤:男が結婚しないというのは、ぶっちゃけ、まだ遊びたいか、その人にピンときてないからだと思うんですよね。
――最近、年下彼氏が流行りなんですけど、まだ若い佐藤さんとしては、年上の女性からどうされたら結婚を決心できそうですか。
佐藤:それこそ親じゃないですか。ふたりだけの関係だったのが、いつの間にかお互いの家族とかが入ってきて、向こうが本気なんだなって思ったら、結婚するかもしれないですね。