男は無口が当たり前? 男性との会話が弾まない単純な理由
しかし、夫の方は、昼間にほぼ会話力を使い果たして帰宅…。よほど特別な出来事でもない限り、話したいという欲求もとくに湧かないし、矢継ぎ早に飛び出す妻の言葉を聞くことで精いっぱい。女性のようには、スラスラと言葉が出てきません。
このことから分かるように、愛情の有無以前の問題として、そもそもの「会話力」が違い過ぎるのです。一日の言語数の差が二人の会話の溝を作ってしまうのも必然です。
恋愛中はまだまだお互い知らないことも多く、新鮮ですし、相手を楽しませたいという意欲に溢れていますから、男性も頑張ります。しかし、一度自分の手に入ってしまえば、「安心」「安泰」が心を占めるので、「女性の会話力に合わせて自分も表現する」ということに強い意欲が湧きません。仕事で疲れて帰ってきた後であればなおさらです。
そんなわけで、女性の皆さん、男性の言葉数の少なさをあまり責めないであげましよう。「私は彼の倍以上話す生きものである」と自覚するだけですっと不安や心の溝が埋まりますよ。