「カラダの相性」は結婚においてどこまで重視すべき? セックスレス問題の専門家が斬る
結婚前のお付き合いの期間、夢あふれる時期です。さて、どれくらいお付き合いしてから結婚するのが平均だと思いますか? スピード婚のカップルも目立ちますが人口問題研究所の調査結果では平均4.3年です。「4年!?」と驚く方も多いと思いますが、この「4年」という数値は、私が長年取り組んでいるセックスレス問題では重要な数値です。
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以前行った主婦層の性意識調査では結婚後4年以降でセックスレスになるカップルが多いという結果が出ました。また、アメリカの人類学者ヘレン・フィッシャー博士の「愛は4年で終わる」という説も有名です。人は飽きるものなのです。
恋愛ホルモンと呼ばれるPEAは付き合い始めて2年で出なくなるという説もあります。ということは、ラブラブカップルはお互いマンネリを感じる頃に結婚するという起爆装置を抱えていると思いませんか?
そしてその飽きる最大の要素に「カラダの相性」があります。男女間の相性の良し悪しの中でカラダ=SEXは重要なファクターです。こっぴどい喧嘩をしたり、ののしり合いをしていてもカラダの相性がばっちり合っていればけんかの後、極上のセックスができます。そして喧嘩魂が沈静化します。年齢を重ねても仲がよいカップルはスキンシップを怠りません。「妻のカラダに飽きた」など思わないのでしょう。結婚前にカラダの相性を確かめておく事はそれはそれは重要なことなのです。