小さなキッカケを本気の恋に変える「とっておきのワザ」
2.アドバイザーになってみる
大学で化学を教えている知人女性がいます。彼女が15年来のパートナーと出会ったのは、夏の野外イベントだったとか。飲食ブースで彼と相席になったのが、そのきっかけでした。挨拶から始まった会話がすすむにつれ、お互いのプライベートを少しづつ話すようになったそうです。
「当時彼は、ある資格の国家試験を控えていたの。なかなか成績が上がらないとため息をついてたから、学習のコツをあれこれ話したわ」と語る彼女。「よかったら連絡先を交換してほしい」と彼がイベントの使用済みチケットに自分の電話番号を書いたとき、彼女はなんとなくひらめくものを感じました。
イベント後も連絡し合い、試験終了まで彼女は彼にアドバイスを続け、合格した後は晴れておつき合いをスタート。
今は彼の専属アドバイザーのようなものだ…と、二人のラブラブっぷりを話してくれました。
3.携帯や電話を使わないでアプローチ
5歳年上の彼と、10年経ってもラブラブな知人女性がいます。東南アジアをバックパッカーとして旅していたときに、バンコクの路上で知り合ったそう。同じイタリア人同士と分かった後は連絡先を交換して別れました。
一人旅の最中も彼がなんとなく気になっていた彼女は、その後の滞在先から彼のミラノの住所宛てに絵はがきを送ったそうです。
「お互い携帯は持ってなかったし、メールはいつどこでチェックできるかわからない。絵はがきならだいたいどこでも売ってるし、母国の住所なら確実に届く。それに、あとで旅の思い出にもなるかなと思ったの」。
この方法が見事あたり、彼女が帰国してから二人はおつき合いを始めました。彼は「外国からの郵便だから、やっぱりインパクトがあった。かつて行ったことのある土地から来るはがきだから、旅の思い出もよみがえってきて嬉しかったよ」と語り、彼女から送られてきたハガキのコレクションを見せてくれました。
たとえ、最初の出会いがささいなきっかけであっても、その後でどう転がすかは自分次第です。少しの勇気を出すことが、ハッピーエンドをつかむコツ。夏の恋だから短くても仕方ない…と思わないで、まずは行動してみてくださいね!
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