結婚への近道って? 「こじらせ女子座談会」で探るアラサー女性のリアル【後編】
■なあなあな関係の彼と決着をつけるベストな方法
桜子:じゃあ私は、いまの微妙な彼に、何ていえばいいですか? 「私たち付き合ってるの?」と聞くのも違う気がするし。
内埜:その彼のどこが好きですか?
桜子:彼と仕事の話をしていると本当に楽しくて、時間が経つのを忘れるんです。好奇心旺盛で、ナチュラルに向上心があるから、異業種なのに私の仕事にも興味を持ってくれるんですね。彼の仕事の話を聞くのも楽しい。会うとほぼ、仕事の話で盛り上がるところが居心地がいいです。
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内埜:話が盛り上がるなら、話だけをして、体の関係になりそうになったら、断って解散してみたらどうですか? それも一度ではなく、何度か。
「付き合っていない人とこういうことをするのは、やっぱりやめようと思う」とか、「すると好きになっちゃうし、そもそも付き合ってもいないんだし」とかいって。それでも彼から連絡が来続けるなら、関係を考え直してくれるかもしれません。
3人:なるほど~!
内埜:でももし、「じゃあ、付き合おう」と告白されたとしても、その日の夜はきちんと帰りましょうね。その場を取り繕うためだけに「付き合おう」といっている可能性もあるので。あとで桜子さんが傷つくのを防ぐためにも。
桜子:それ、いいですね! 棒読みにならないように意識していってみます(笑)。
内埜:その後の彼の行動が彼の答えですから、もし連絡頻度が減る、もしくは来なくなるようであれば、残念ですが次に行きましょう。次はゆいさんがこじらせから卒業する番です。
■男性が「結婚を前提に付き合おう」というときの真理って?
ゆい:さっきの話を聞いていて思ったんですけど、男の人が付き合うための詭弁(きべん)で結婚を持ちだす可能性ってないですか?
私、最初は結婚を前提につき合ってほしいっていわれたんですけど、付き合ったら「2年間はお互いにひとり暮らしをしてから同棲しよう」っていわれたんです。あれ? ってなったんですけど…。
内埜:それは彼の誠実さだと思いますよ。結婚する意思を慎重に固めてから同棲しようとしているのではないでしょうか。
以前友人に、「一緒に住むと女性が家事を負担する割合が大きいカップルが多いうえに、法的に守られていない関係で、女性側のどこにメリットがあるの?」と質問されたんです。たしかに、何年一緒に住んでもお互いの緊急連絡先にはなれないし、家族割のようなサービスも享受できない。
だから、基本的には結婚前の同棲は、ふたりのご両親への挨拶がすんでからか、挨拶の日にちが決まってからをオススメしています。
ゆい:なるほど。即同棲しようと意気込んでいました(笑)。
内埜:あとは、元彼女と自分を比較しすぎないようにしてください。一緒にいる時間が長くなれば、彼から本気で愛されている実感を得ることができて、そのこじらせは卒業できると思います。次は、ひとみさんの番です。