結婚への近道って? 「こじらせ女子座談会」で探るアラサー女性のリアル【後編】
■婚活はやり尽くした… ほかに良い男性にめぐりあう方法はある?
ひとみ:私、好きになれる人自体にめぐりあえないんですよ。元彼と別れたときから、もう今生はダメなのかなって(笑)。20代の頃、婚活サービスは使ったし、街コンや合コンにもたくさん参加したし、ひと通りの婚活は経験したので。
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内埜:だからといって、“どうせ私なんか”とか、“どうせ良い男なんて”という、後ろ向きな気持ちはもたないでくださいね。例えば、社内で何だか楽しそうな人とどんより沈んでいる人、どちらに話しかけたいかは一目瞭然ですよね。後ろ向きになると自然と縁遠くなってしまうということです。ちなみにひとみさんは、趣味はありますか?
ひとみ:フットサルや料理など、趣味はけっこうあって、そのつながりでできた男友達はいるんですけど、友達のことは恋愛対象として見ることができないんです。
内埜:じゃあ、いまは自分の好きなことを突きつめてみてください。恋愛とはまったく無縁の場所で結婚相手と出会う例って、珍しくないんですよ。外国語を習うために入ったスクールの講師と結婚した方もいますし、犬を飼っている女性が犬好きが集まるサークルで出会った方と結婚したケースもありますから。
ひとみさんは、結婚相手を探す場所が婚活サービスのような、ザ・婚活! という場所ではないのかもしれませんね。ところでみなさん、理想の結婚像ってありますか?
■こじらせ女子を卒業して結婚するメリットって?
ゆい:理想とは逆なんですが、結婚後に相手が豹変するのは嫌ですね。男性らしくなくなるとか、ホスピタリティがなくなるとか。
内埜:夫婦はお互いに育てあえるのが、いい関係だと思うんですね。ですから交際中から、ゆいさんがなってほしくない姿に育てないよう、意識するといいのではないでしょうか。桜子さんは?
桜子:一番難しいとは思うんですけど、“ごく普通の幸せな家庭”を築きたいです。ウチの家系、あまりうまくいっていない夫婦がすごく多いんですよ。だから親類から「結婚しろ」というプレッシャーはないんですけど、自分が二の舞いにならないか心配で…。
ひとみ:ふたりと違って私は、具体的なビジョンが自分自身で把握できていないんです。世間体、経済的なこと、老後のこと、出産のことを考えたら結婚したほうがいいことはわかっているんですけど。
内埜:そういった物理的なメリット以外だと、婚活の場って、ある種戦場じゃないですか。だから、戦場から抜け出して楽になれるのは、結婚のメリットの1つですね。
桜子:私も結婚して世間から許されたいです。
内埜:その気持ち、すごくわかります。仕事を頑張っているのに独身だと、「どこかに欠陥があるんじゃないか」って疑われますよね。私も独身時代はさんざんいわれてましたけど、結婚した直後から誰にもいわれなくなりました。これも結婚するメリットかもしれません(笑)。
ゆい:結婚して一番よかったことって何ですか?
内埜:独りではないと思えること、ですかねぇ。
桜子:それって、すごく大きなことじゃないですか?
内埜:ですね。あとは、どんなときでも絶対的な味方がいる、と感じられることも結婚してよかったと感じる点です。何でも相談できる相手が常にそばにいると思うと、以前より精神的にも安定できたような気がしますね。
そして、結婚後の生活にもいえることですが、好きなことをして笑顔でいる女性はなんだか楽しそうな印象で、魅力的ですよね。難しく考えすぎず、自然体で過ごすのも、ハッピーな恋愛や結婚の秘訣かもしれません。
みなさん、せっかくこじらせを卒業する方法を見つけたんですから、次は最良のパートナーを見つけてくださいね!