「女子」という言葉の違和感、「女」である自覚をもつ重要性 【女30からのシアワセ道 vol.3】
ですが、30代以上の女性が自発的に「女子」を連呼すると、精神的未熟さまで露呈する可能性もあり、異性にまで蚊帳の外に置かれる恐れがあります。恋愛対象外の烙印(らくいん)を押されてしまうこともありうる、ということです。
実際に、「自分を女子という人が嫌いだ」という男性の意見も聞いたことがあります。
■女を自覚した方が、素を引き出してくれる男性と出会える?
もしみなさんが将来、結婚を考えているのであれば、無駄に未来の選択肢を減らさないためにも、自分は「女子」ではなく「女」である自覚を持つことが重要なのではないでしょうか。
そして、自分を「女子」扱いせず「女」と自覚している女性たちの配偶者や恋人を見て気づいたことがあります。彼ら男性たちはパートナーと一緒にいるときに、女性を「大人の女」から「女の子」へと戻してしまうのです。
別段、猫かわいがりしているわけではありませんが、いつもはバリバリと仕事をこなし、しっかりしている印象だった女性が、かわいらしさを身にまとってしまうのです。
自分を「女子」ではなく「女」にカテゴライズしていたから、プライベートで素を引き出してくれる男性とめぐりあえるかは絶対ではありません。
「女子」と呼ばなければそういった男性と縁を結べるかどうかも確実ではありません。
ですが、声高に「わたし、女子!」と叫ばなければ、大人の女としてがんばっているその姿にホレて、「自分の前だけではリラックスさせてあげよう」と思ってくれる男性との出会いがあるかもしれない、ということです。
こちらから猛アピールしなくても、すっと手を差し伸べてくれて、女として愛でてくれる出会いといえますが、こちらのストーリーのほうが、「女子」でいるよりもステキではないでしょうか。