“好みのタイプ”と“自分に合う人”は別! 妄想から抜け出す方法
スマホアプリの恋愛シミュレーションゲームでは、イケメン王子様が出てきて、自分の好みの男性を選ぶことができるそうです。実際にやったことはないのですが、ステキな疑似恋愛を楽しめそう。
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この王子様のような、自分にとって理想の男性のことを、わたしは「妄想王子」と名づけました。
理想の人と結婚することは、シアワセになるための大きな要素かもしれません。しかし、その妄想王子にしばられることで、近くにある運命を見逃してしまう可能性があるので、注意が必要です。
■“好み”と“合う”は違う
あなたの妄想王子は、どのようにしてできると思いますか? それは、いままで出会ってきた人のイイトコドリでできあがったものです。
ある友人は、年上が好みで年下は眼中にありませんでしたが、転職先で知り合った年下の同僚と意気投合。仲の良い同僚として、カラオケに行ったりボーリングをしたり、仕事帰りに一緒に過ごすことが多くなったそう。
そんな中、友人から「彼のことは気になるけれど、年下って無理だと思うし、年上の方が良いんだよね」と相談が。
彼女にとって、年上というのは妄想王子のなかで、絶対的なポジションを占めていたのです。しかし、いままで年上の男性を好きになってもうまくいきませんでした。
「一度、年齢にとらわれず、飛び込んでみたら?」と伝えたところ、実際に交際がスタート。すると「恋愛ってこんなに楽しかった!?」と思うほど、彼との交際がとても楽しいものになったそうです。
彼女にとっては、年上かどうかなんて本当は関係なかったのです。妄想王子にしばられてしまい、可能性を縮めていただけでした。