パートナーから愛想をつかされた女性の「しくじりポイント」
2.相手を凹ませっぱなし
当時の彼女のことを元カレは「何をいってもダメ出しをされてばかりだった。テレビのニュースに対してひとりごとをいっても『そうじゃないと思う』とすぐ否定するようなタイプ」とふりかえっていました。
彼女は、いいたいことをいいっぱなしで、人の意見には耳を貸さないところがありました。「別れを決めた決定打は、婚約後『転職したいんだけどどう思う?』と聞いたときに、僕の話をろくに聞かずに猛反対されたことだね。それで、愛情の糸が切れた」と語る元カレ。
とても美人で自慢の彼女だったけれど、わがままな性格は変わらず、気持ちが満たされなかった…とうつむく彼の姿は少し悲しげでした。
好きな人だからこそいろいろいいたくなるものですが、アドバイスと自分の意見を押しつけることは別モノです。
「彼氏なんだから何をいっても許してくれる、いうことを聞いてくれるはず」という甘い考えのままでいては、遅かれ早かれ相手の気持ちが離れていくことでしょう。
3.自分を見つめなおし、相手を気づかえる人に
彼と別れたころと同時期に周りの人間も離れていったことで、彼女は自分を見つめなおす必要を感じました
「彼に甘えてばかりで、彼を幸せにしたいとは考えなかった。何もかも彼のせいにしていた」
誰に対しても強気でいた彼女は、相手の気持ちを考えずに、いわなくていいことまでいってしまっていたそう。自分の言動が人を遠ざける原因だと知ってから、彼女は「相手をフォローできることは何か」を先に考えて実行するよう習慣づけました。
「気がつくいい人」と新しい人間関係での評価も上がり、仕事やプライベートがスムーズに運ぶようになったそう。
「“強気な人=自分を認めてほしい”というだけのことだったみたい。彼にフラれたときはどん底だったけど、自分のために人をふりまわすイヤな女だったことに気づけた。成長するためには必要なことだったのかもね」とふりかえっていました。
恋愛では相手も自分も満たされることが必要です。
どちらかだけでは、相手が疲れきってしまい、愛情も愛想もつきてしまうもの。
「満たしてもらったら、満たしてあげる」のギブアンドテイクを忘れないのが、お互いに成長するために欠かせないポイントといえるでしょう。
「彼女の笑顔を見たいから」とあれこれ努力する男性は多いですが、そんながんばりは長くはつづかないものです。よろこばせようとしてくれる相手の気持ちをくみとって、自分も相手のフォローをすることが「長く続く愛情」のコツ。
「彼に自分を押しつけてばかりいるかも」と心当たりのある人は、自分のマインドを変えるよいチャンスととらえて、新しい恋愛スタイルに切りかえてみてはいかがでしょうか。