いつまでも被害者でいるのはNG 彼の浮気を水に流して関係を修復するコツ
2.浮気問題は最初のうちに片づける
連絡をとってすぐ、彼がかけつけてきたと語る彼女は「出会ったころのふたりでいられるよう、これからの人生で、できる限りの努力をする。君が許してくれるなら、いつもそばにいて、それを証明していく」とあらためてプロポーズされたそう。
すぐに答えを出せないから様子を見たいと彼女が考えていたため、少しずつお付きあいを再開することになりました。彼女は「最初の1週間だけは、今回の浮気について徹底的に話しあう」と決めていたそうです。
泣きあかしたり、いろいろ考えて落ちこむこともあったそうですが、話しあいは無事に終了。「いまの結論に至るまで相当迷ったのでは?」と聞いてみると「変に考えすぎずに自分がどう感じるか、幸せに思えるかを優先して行動した」と語る彼女。シンプルにやるほうがうまくいく、と笑っていました。
相手の過ちを許すのはとてもエネルギーがいることです。
それだけに、チクチク相手を責めるより、期限を決めてよく話しあうほうが後を引きにくく、互いのストレスも少なくて済むというもの。
ふたりの関係を再スタートしやすくするには、「ダメージは最小限に」を心がけることが必要です。
3.問題を蒸しかえさない
「少しずつよりを戻していくなかで、一番気を使ったことは?」と聞いてみると「何か問題が起こっても、それにこじつけて浮気問題を蒸しかえさないようにする」ことだったといいます。
ささいなことでも何か問題が起こると「浮気するような人だから仕方ない」と考えてしまい、結局彼を許すチャンスを失ってしまいがち。そうならないように、彼女は「目の前の彼とその行動を信じる」ことに気持ちを切りかえるようつとめたそう。
やがて、反省した彼の姿とふるまいを受けいれられるようになったといいます。2年ほどたったいま、彼からの再プロポーズを受けて、ふたりは結婚に向けてもう一度準備をしているところです。
関係の修復を試みたカップルが失敗してしまう大きな原因は、「やっぱり前の浮気を許せない」と、過ぎたことをいつまでも持ちだして責めることにあります。
許される側に「許してもらうためにしつづける努力」が必要なように、許す側にも「過去の失敗を責めつづけない努力」が必要と心得て、ふたりで乗りこえていくのが幸せへの近道です。
「忘れないけど、許す。それが大事よ」と語る彼女の姿に、彼への愛が感じられて「自分にここまでやれるだろうか」と、筆者も普段の姿勢を反省したものです。
相手を許すも許さないも自分の心が決めること。しかし、一時の怒りや感情にまかせて本当に大事な相手を失ってしまわないように、気をつけることをオススメします。
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