カウンセラー直伝! 別れた彼を忘れる方法と次の恋に進むためのヒント
大好きだった彼との別れ。「忘れよう」と思っても、そう簡単に忘れることなんて、できないもの。
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エキサイトお悩み相談室の
伊藤 憲治 (いとう けんじ)先生によると、「別れた彼を忘れるには、とある“キッカケ”が必要」なのだとか。
しかもその“キッカケ”は、自分でつくりだすことができるのだそう! さっそく伊藤先生に、その“キッカケづくり”についてお聞きしてみました。
■別れた彼を忘れる“3つの方法”
1.好きな人の思い出(メールや写真、プレゼントなど)を身のまわりから排除する
人は、環境から反射的に感情がうまれてしまう生き物です。頭ではわかっていることでも、置かれた環境によって意図しない感情がうまれてしまう場合もあります。
まずは好きな人を連想する環境を排除することによって、彼に対する感情を生まれにくくしてあげましょう。
2.ひとりでいる時間を減らす、または集中できる何かをする
ほかの人と一緒にいることで「目の前にいる相手」のことに意識が向き、変わりに好きな人のことを考える時間が減っていきます。
また、「集中できる何か」も同じような効果があるようです。目の前のことに集中して、好きな人のことを考える時間をなくすよう心がけてみましょう。
3.適度な運動をする
好きな人のことを考えてしまう一番危険な時間帯は「寝る前」。
運動をすると体力を消耗するので、自然と体が睡眠を必要とする形になります。早く眠ることができ、考える時間を減らすことができます。
運動は心のリフレッシュ効果もあるので、まずは体を動かすことからはじめてみましょう。
■彼への思い、未練を整理するコツ
彼への思いや未練は「彼とつながっていたい」と思う欲求から生まれます。そして、彼のことを考えている間は「いまでも彼とつながっている」と思いこめるもの。
つまり、自作の感情なのです。
少し前に流行した「脳内メーカー」をイメージしていただくとわかりやすいのですが、人の頭のなかのキャパシティは、まさに「脳内メーカー」のように決まっています。
頭のなかに「彼」「彼」「彼」…と、たくさん「彼」があれば、ほかの情報が入ってくる余裕がなくなるのは当然ですね。
まずは、「別れた彼を忘れる“3つのキッカケ”」を実践し、頭のなかにある「彼」の数を減らしていきましょう。彼への思い、未練を整理するコツは、じつはこの「彼」の個数を減らすことにあるのです。