英語で言える? 恋愛のはじまりと終わりによく使われるフレーズ
■別れる:ストレートな表現を避ける傾向に
一方、微妙なのが別れのとき。はっきり言ってくれればいいのですが、そこは体裁をけっこう気にする英語圏の人たち、きつい言葉を避けてあとは相手に察しさせるという、なんだかズルい表現が多いように思います。
・I’ve moved on. 「先に進んでしまった(新しい相手ができたり、心変わりなどで)」
・I’m just not ready yet.「まだ真剣に付きあう準備ができていない」
・We can still be friends.「友だちでいよう」
・I need some time off/ space. 「少し時間/スペースがほしい」
これらはまだいいほう。
You can do so much better. 「(ぼくがいないほうが/ほかの人とのほうが)きみはずっとうまくいくよ」
などは、一見相手のことを思っているように聞こえますが、実際は自分の都合で逃げているというズルい表現ですよね。
別れを切りだす際のマナーも気になります。最近では、一方的にテキストメッセージで別れを宣告、なんてこともめずらしくありません。
もっとひどい場合は、電話やメールなどにいっさい返信しなくなるなんてことも。一部で ghosting「ゴースティング」などと言われています。
別れを面と向かって切りだすのは、最低限のマナー。言語関係なく気をつけたいものです。