女性のデートDVが増加中? 何気ないことでも、相手を傷つけてしまう言動とは
だからと言って、その気持ちを我慢しろとも思いません。
ヤキモチを妬いたのなら「○○さんと仲良くしてて、ちょっと妬けたよ~!」と伝えるだけで、相手には、「あの状況はヤキモチを妬かれる距離感なのだ」と理解してもらえます。
ポイントは、相手を自分の思い通りにするのではなく、「お互いにとって丁度良い状態を2人で見つけること」です。
「自分がされて嫌なことはしない!」という考え自体は良いと思います。しかし、それを相手に強要し、束縛することとは違うので注意してくださいね。
■「あなたって○○」が増えると要注意!
褒める意味で「あなたって、気が利く人だね」なんて言うことはあるかもしれませんが、けんか中や相手へのイラ立ちを口に出すとき「あなたって無神経だよね」「あなたって手間かけるよね」「あなたって仕事遅いでしょ?」などと言っていませんか?
以前、
けんかについてのコラムを書きましたが、相手を否定するようなことを言うのは、相手に見えない傷を作っているだけです。彼の行動だけでなく、彼本人を否定するような発言が増えると、言われるほうも言うほうも、感覚がまひしてしまいます。
よく「子どもを否定し続けると、自己肯定感の低い子どもになる」と言われますが、これは大人になっても言えることです。
感謝するときは、相手そのものに感謝しても、嫌なことを伝ええるときは、相手そのものを否定しないことが大切です。
「男の人だから多少のことで傷つかない」のではなく、「傷つくところを見せないよう我慢しているだけ」かもしれませんよ。