浮気した彼と付きあい続ける選択をしたとき どう動けばいい?
こんにちは、恋愛作家の片瀬です。前回は、浮気されても続けると決めたときの気持ちの面のお話をしました。私自身、前回のことはかなり苦しんだことなので、ぜひとも実践してほしいです。
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さて今回は、信じることは簡単ではないと理解し、相手に伝えたあと、自分自身がどう行動していけばよいかをお話します。
■信頼のボーダーラインをつくる
自分の気持ちを伝えられれば、あとはいままで通りに過ごせばいいのでしょうか。もちろん、デートや日々の生活はいままでと変わりないかもしれません。しかし、それだけでは不安は解消されません。
相手がどんな行動をとってくれると「信頼」を感じられるか、そして、自分がどうすれば信じられるか(信じていることを理解されるか)をしっかり考えてください。
どのように考えるかのポイントをお話しします。
・どんな場面で、浮気だと自分が疑うようになったか
・会わない時間、不安にならないときと不安になるときのちがい
・信じられていたころと疑うようになってからの自分を振りかえる
大きくわけると、この3つです。相手の浮気を疑ってしまう場面は、人それぞれちがいます。たとえば、私の場合、相手が飲みに行くときだったので「帰るとき、家についてから連絡をもらう」ことをお願いしました。
それだけ? と思うかもしれません。最初は、お店の場所やメンバー、時間などを細かく連絡してほしいと思いましたが、これでは、相手がいつか負担に感じるだろうし、自分もそれに甘えてしまうと思ったため、譲れないポイントだけをお願いしました。
もちろん、それだけではありませんでしたが、相手にも負担と思わせず、自分も信頼できるラインを見つけて、ふたりで不安を溶かしました。
私が不安になるのは、相手から音信不通になるときだったので、メールや電話などでコミュニケーションをとるようにしました。
私は書くことや写真を撮ることが好きで、好きなことをしているときは、不安を感じることがありませんでした。ですので、そのような時間を大切にしました(それが現在の仕事につながっているのですが)
そして、私が信じていたときと疑うようになってからの大きなちがいは、何といっても、愛されるための努力や行動と嫌われないための行動です。
彼にもっともっと愛されたくて何かをするのではなく、彼を失わないために何もせず何も言わないような状態でした。なので、最初は勇気がいりましたが「愛されるための行動」に少しずつシフトしたことで、不安も少しずつなくなっていきました。
注意してほしいのが、自分の不安をすべて相手に解消してもらおうとはしないことです。やはり最後は自分です。自分がどう感じたいか、その行動を自分がとらなければ、相手がどれだけ信頼回復に努めても無駄に終わってしまいます。