2018年1月29日 12:00|ウーマンエキサイト

押すべきか、次へ行くべきか。煮え切らない男性への対処法

「もやもやした関係で、きっぱり次に行く決心がつかない」という投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは20歳代後半の女性。1年ほど仲良くしている30歳代の男性がおり、好意も伝えたものの、彼のほうは「落ち着くし楽しいけど、今は友達以上恋人未満」「自分の気持ちが追いつくかもしれないし追いつかないかも」といった曖昧な返事。今後の対処についてアドバイスを求めています。

目次

・押したいなら、「気が済むまで押しまくる」のもアリかも?
・「魅力ある異性に好かれていたい」のは男女共通の心理
・可能性ゼロではないけれど……。本当に彼がいいのか、考えてみよう

押すべきか、次へ行くべきか。煮え切らない男性への対処法

©VadimGuzhva - stock.adobe.com


押したいなら、「気が済むまで押しまくる」のもアリかも?

投稿文は、こう締めくくられています。「次に行くか、猛烈に押すかな気はするのですが、この状況からどんな感じで押していけばいいでしょうか?」と。この一文から察するに、トピ主さんは「押したい」という気持ちが強いのだろう、とお見受けしました。

しかし、改めて「はっきりしてほしい」と伝えた際も、彼の返事は曖昧だったとか。
現状、彼のほうは付き合うまでの気持ちは高まっていないでしょう。今すぐ猛烈に押したとしても、結局は逃げられるか断られるか……という可能性が濃厚なように思います。

ただ、「トピ主さんの気が済む」という意味では、それも無駄ではないかもしれません。トピ主さんは、もともと積極的にアプローチする性格のようですし、一時期我慢したところで、またそのうちに同じ関係性に戻ってしまうような気もします。そうなるくらいなら、成就は見込めなくても早めに気が済むまで押しまくったほうがスッキリするし、諦めもついて、時間のロスを防げるかもしれません。

「魅力ある異性に好かれていたい」のは男女共通の心理

曖昧な関係でいることについて、「彼にメリットはあるのか?」という疑問も投げかけていますが、メリットは十分にあると思いますよ。「自分に好意を持っている異性がいること」は自信や心の支えにもなるし、いないよりは、いてくれたほうがありがたい――。胸を張っては言いにくいことですが、内心そう思っている人は少なくないはずです。


そうした心理が男女ともにあるから、世の中に“キープ”といった関係性もたくさん生まれるのでしょう。キープされる側になれば「ズルい!」と憤慨しても、逆の立場になれば同じような態度を取ってしまう……なんてこともよくあるものです。

今回の彼もおそらく、「今すぐ付き合いたいと思うほどではないけれど、好かれて嫌な相手ではないし、好意を持たれたままではいたい」から、自分から突き放すことはしないし、脈があるようなことも伝えてくるのだろうと推測できます。

可能性ゼロではないけれど……。本当に彼がいいのか、考えてみよう

そんな不誠実な男はやめておけ、というのは簡単ですが、そう割り切れないからこそ悩んでいるのですよね。「彼的にはもう察して勘弁してくれ・・って感じでしょうか?」とのことですが、彼がトピ主さんを嫌ってはいないことは確実だと思います。全く魅力を感じない相手や好かれて気分の悪い相手なら、1年近くも親密に仲良くはしないでしょう。

トピ主さんと同じような状況から“粘り勝ち”した女性の例も、いくつか知っています。
彼女たちは総じて、「付き合う」という約束は求めず、機嫌よく幸せそうに彼の近くにいて離れない……といったスタンスをじっくり貫いた先で、交際や結婚にたどり着いています。そうした例を鑑みると、今のトピ主さんのような「関係に白黒をつけたくて仕方ない」という心境のままでは、この彼との成就は難しいかもしれません。

「彼と付き合いたい」より「早く彼氏が欲しい」という気持ちが勝るならば、先に進んだほうが話は早いような気もします。無理をして、時間も費やして彼にこだわるより、お互いに恋に落ちて、テンポよく「付き合おう!」となる相手を探したほうが、トピ主さんの性格には合っているかもしれません。

一方で、彼にこだわり、“粘り勝ち”を目指す道もあります。ただ、「本当にそこまで彼がいいのか」という点は一度しっかり考えてみてください。彼が思わせぶりに逃げるから、そこまで特別な存在でもないのに追いかけたくなってしまうだけではないのか。「絶対に彼ではなくては」と思うほど、好きな部分や惹かれる魅力があるのか。


考えた上で、「やっぱり彼がいい」という結論になるならば、そこからは少し肩の力を抜きつつ、しかし「振り向かせてみせる」くらいの強い気持ちを持ち、交際の約束は求めずに、じっくりと彼と一緒にいる時間を重ねていくのがベストなように思います。時間的な焦りを感じるならば「あと半年(1年)だけ頑張ってみて、それでダメなら諦めよう」といった自分なりの期限を設けておくのも一案です。

さて、トピ主さんの答えはどちらになるでしょうか――。

(外山ゆひら)

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