2018年6月25日 12:00|ウーマンエキサイト

「家事をしたら褒めて」という男性に呆れています

「家事をしたら褒めてほしいと言われた」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

結婚を予定しているトピ主さん。家事分担について話し合っていたところ、彼は表題の発言をしたそうです。小さな姪や甥ならば心からそうしてあげたいけれど、彼は38歳の大人。トピ主さんは「なぜいちいち褒めなきゃいけないのか」と感じ、この彼との結婚を悩み始めてしまったそうです。

目次

・彼の真意は? 「ありがとう」なら言いやすいかも
・家事に協力的な男性を見分ける方法
・縁あった相手とうまくやっていくには

「家事をしたら褒めて」という男性に呆れています

©underdogstudios - stock.adobe.com


彼の真意は? 「ありがとう」なら言いやすいかも

「家事する度に褒めるとか面倒だし、幼児じゃあるまいし」と、“褒めて発言”に強い不快感を示しているトピ主さん。結婚後も共働き予定で、子どもを持つことも考えているため、家事分担は必須だと考えているようですね。

「家事をしたら褒めて欲しい」という言葉を額面どおりに理解するならば、家事をするたび、「よくやったね」などと持ち上げなければならないような印象を受けますが、楽観的な見方をするならば、彼もそこまでの意図はなかった可能性も感じました。


「家事分担は当たり前!」というトピ主さんの意思を聞いて、彼は「自分にできるかな、忙しい時期でもできるかな……」などと少し不安になってきて、その結果、「大好きなトピ主さんから褒めてもらえるなら、頑張れるかも!」と思い、そんなことを言ったのかもしれません。

ひとつの提案ですが、感謝を伝えあうようにする、というのはいかがでしょうか。いちいち褒めるのは負担でも、「ありがとう」ならそう難しくないですし、折衷案になるのではと思います。もちろん一方通行ではなく、お互いに感謝しあうということです。「進んで家事をやった側には、必ず『ありがとう』を言いあおうね!」なんてルールづくりをするのも一案です。

家事に協力的な男性を見分ける方法

とはいえ、現実的に世の中の夫婦を見渡せば、家事負担の多くは女性が担っているのも事実。近年は共働き家庭が急増していることもあり、「やると言っていたのに、結婚したら何もしてくれない」「手伝うよ、というスタンスに腹が立つ!」といった女性陣の不平不満もよく聞かれます。

さまざまなケースを見聞きしてきましたが、家事に関しての男性のスキルやスタンスには、大きく以下の4タイプがあるように思います。


(A) 頼まれなくても、自ら積極的に家事をする男性
(B) 女性側の指示や感謝があれば、手伝う意思はある男性
(C) あまり家事をしたがらない(できない)けれど、女性にも家事を強制してこない男性
(D) 自分は家事を一切しない(したくない)けれども、女性には完璧な家事遂行を求める男性

トピ主さんは(A)の男性を望んでいるのでしょうが、彼は(B)のタイプなのかもしれませんね。「手伝いたい気持ちはあるけど、何をしたらわからない」「頼まれたことはやる」というタイプです。

女性側がうまく手綱を握れば、積極的に家事を手伝ってくれる男性に育てることもできると思いますが、「そんなことしたくない、面倒だ」と思うならば、最初から(A)のタイプの男性を探したほうが、トピ主さんにとって満足度の高い結婚となるかもしれません。

ちなみに、男性がどのタイプか知りたいならば、「発言」よりも「普段の習慣」や「育った家庭の環境」を見るのがオススメです。特に、父親が積極的に家事をしていた家庭で育った男性は、家事を当たり前にできる男性である確率が高いように思います。

縁あった相手とうまくやっていくには

とはいえ、「家事が得意」というだけで結婚を決めるのが難しいのもまた事実。「縁あった相手と、うまくやっていくための最良の道を探る」のも、ひとつの良案です。流行りの家事代行サービスを活用してみたり、「お互い無理しすぎなくていい」と決めたりしてもいいわけです。


例えば、平日はお惣菜や半調理食などで簡単に済ませ、土日はしっかり協力して家事を片付けたり、一緒に料理を楽しんだりする……といったやり方もあります。無理に家事をして「なんで自分ばかり?」とイライラするくらいなら、多少散らかろうが許容しあうのも一案。「こうすべき」「これが普通」を叶えようとするのではなく、「自分たちのやり方で快適に暮らせればいい」と考え、その形を見出すことに努めていきましょう。

今回の彼に関しても、別れるのは最終手段として、その前に一度とことん話し合って、落としどころはないか探ってみてはいかがでしょうか。自分の希望を伝え、「どうしてああいう発言をしたの?」と彼の真意も尋ねた上で、建設的な会話ができるといいですね。

お互いに一緒に生きていきたい意思があり、誰かが自分のために何かをしてくれることを“当たり前”と思わず、感謝ができる二人ならば、協力体制を築くことは決して不可能ではないと思います。いい話し合いができることを祈っています。
(外山ゆひら)

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