2018年7月16日 12:00|ウーマンエキサイト

忙しい彼氏を理解したいけど、我慢の限界です…!

「彼の負担になりたくないけど辛い」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

交際1年になる彼氏がいるトピ主さん。彼は出張も多く忙しい状況で、最近はトピ主さんから連絡しなければ1か月以上間隔が空いてしまうし、2か月以上会えてもいないそうです。彼が疲れていることや趣味でリフレッシュしたい気持ちも理解したいけれど、寂しくて我慢することに疲れてしまった。自分でもどうしていいか分からない……と悩める心境をつづっています。

目次

・今ある関係は、「これまで」の結果
・「今までとは違う努力」をしてみよう
・お互いが相手に“片思い”している関係=恋人なのかも

忙しい彼氏を理解したいけど、我慢の限界です…!

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今ある関係は、「これまで」の結果

こちらから連絡すれば普通に反応はあるけれど、彼からは連絡をしてきてくれない。会いたいのに、会えていない。つまりトピ主さんは、自分の望むような交際ができていない現状に悩んでいるのですね。


厳しいことを言うようですが、もしかしたら今のトピ主さんは、彼にとって「忙しい日々のなか、会いたいと思えない彼女」になってしまっているのかもしれません。

忙しい日々の中でも自分から連絡したい、会いたいと思うのは、どんな恋人なのか。「笑顔で楽しい時間が過ごせる」「幸せな気持ちになれる」「明日からもまた頑張ろうと思える」といった恋人像を挙げる人は、男女問わず多いかと思います。

トピ主さんは面と向かって彼に不満をぶつけてはいないようですが、投稿に書かれているような「寂しくて辛くてすごくしんどい」といった気持ちは必ず伝わっていたはず。

彼女が交際に不満を抱えていると、次第に無力感を感じ、「僕といても幸せでないなら、別れたほうがいいのでは」といった後ろ向きな気持ちになってしまう男性は少なくないようです。アンハッピーな空気を感じるなかで、もしかしたら彼の“トピ主さんを好きな気持ち”も、交際当初よりは目減りしてしまったのかもしれません。

「今ある関係」というのは、「これまで」の結果でもあります。二人の今までの言動の一つひとつ、1回1回のデートの結果として、今の関係がある――。
時間の経過など他の要素が全く関係ないとは言いませんが、その事実はまず落ち着いて受け止めてみましょう。

「今までとは違う努力」をしてみよう

とはいえ、それは「今」の段階の話で、この先どうなるかは未知数です。彼の心にトピ主さんへの愛情が残っているならば、何かのきっかけで再び気持ちが盛り返し、いい関係を築き直せることもあるかもしれません。

そのためにはどうしたらいいか。少なくとも、今のようにひたすら寂しさを我慢して、「いつか余裕ができたら連絡ください」などとLINEを送っているだけでは、事態は変わらないように思います。

これまでトピ主さんは「彼の忙しさに文句を言わず、会えなくても我慢する」という努力をしてきたわけですが、状況は変わらなかった。ならば、今までとは違う努力をしてみましょう。彼を忘れるくらい何かに夢中になってみたり、「次会えるときには、見違えたと思わせてやる!」と外見・内面の自分磨きに励んでみたり。
自分の生活を楽しみ、穏やかな心理状態をキープする努力に励むのも一案です。

あるいは、彼以外の異性に目を向けてみる努力だって有効かもしれません。同じくらい会いたいと思いあえる男性と付き合った方が、結果的にトピ主さんは幸せかもしれないですよね。「2か月も放っておく彼氏なんて、こっちから願い下げ!」くらい強い気持ちになることができれば、逆に彼のほうが焦り始めることも考えられます。

いずれにせよ、“彼一色”の自分を変える努力をしてみるのは有効でしょう。

お互いが相手に“片思い”している関係=恋人なのかも

恋人関係とは、一体どんな関係を指すのでしょう。『愛のシッタカブッタ』(メディアファクトリー/小泉吉宏著)という本には、こんな文章が紹介されています。「両思いって片思いと片思いがたまたまうまくいってるだけなんだ…」「愛することと、愛を要求することは別のことだね」。


トピ主さんは今、自分たちは“片思いどうし”だと言えそうですか? お互いが自分の要求を押し付けてばかりで、相手を思いやる気持ちを失ってはいないでしょうか?

「交際開始」は言葉どおり、ただのスタートです。交際が始まってからも、お互いが相手に片思いしあえている状況が続き、思いやりあえる良好な関係を築けたカップルだけが、一生のパートナーとなっていく。そのことを真に理解すれば、トピ主さんが今ここからどんな選択をすればいいのか、今後はどんな心がけで交際をすればいいのかなど、大きなヒントが見えてくるかもしれません。

「彼の態度ありきで受け身に待つ」のではなく、「その状況下で自分はどうするか」を決めて、怠らず積極的に自分の人生を歩んでいきましょう。応援しています!
(外山ゆひら)

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