女性のように美容に気をつかい、料理も得意。
そんな女子力の高い男子が増えています。
性差が縮小していると言われる現代の若者は、「男」や「女」をどのように考えていけばいいのでしょうか。
女子力男子最近は昔に比べ美意識が高く家事も得意な『女子力男子』が増えているようで、よく「◯◯クンって女子力高いよねー!」なんて会話をよく聞きます。
これは男性が女性化しているというよりも、価値観が多様化し、これまで女性的と思われていたものに興味を示す人が増え、それを表立って表現することが可能になっている、と言った方が適切でしょう。
やりたいことをやりたい人がやりたいようにやる。
とても素晴らしい傾向だと思います。
しかし、ときに女子力の高い男子には「男らしさが無いぞ!」「男は黙って〇〇だ!」となんとも筋肉質な古臭い言葉が飛んでくることがあります。
そうして男性性という固定観念に縛られて苦しむ男の子が出てきてしまうのです。
女子力が高いわけではなくても、世間の思う「男」とのギャップを感じている男の子は少なくないはず。
私はそんな様子を見るたびに、「もう男とか女とかやめにしませんか?」と思うのです。
女子力、女子力、うるせえなそもそも「女子力」