オードリー・ヘップバーンに学ぶ、凛とした女性の恋愛観
オードリーが役者として成功する少し前、マリリンモンローが大ブレイクしていました。あのセクシーな体型に真っ赤な唇、口元のホクロ。「グラマラスでないと有名にはなれない!」世間にはそんな風潮さえありました。
一方、オードリーは戦時中に生まれ、充分な栄養がない中で育ったため、とても華奢な身体をしていました。
でも、オードリーは自分のスタンスを崩しませんでした。彼女はマリリンのようなセクシーさではなく、聖心で凛とした自分を前に出すことで独自のスタイルを確立しました。
みんなと違うからこそ、それが大きな輝きとなるのです。私たちは目立っているものについつい目を向けてしまいがちですが、そのことを忘れないようにしたいですね。
■3.愛されているから素晴らしいのではない。愛しているから、素晴らしい。
オードリーは女優を終えた後、ユニセフの親善大使になりました。
オードリーの愛した詩の中に「年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。ひとつの手は、自分自身を助けるため、もうひとつの手は他者を助けるために。」という言葉があります。
オードリーはどれだけ有名になっても、そのことを忘れませんでした。