ロマンティックな別れ方・・・セックス難民を怖れる男たち
哀しさだけ、というのでもない。世間のみんなは、恋愛もセックスも自由に謳歌しているように見えるのに、俺だけ取り残されてひとりぼっちで孤独だ・・・・・・俺に生きている価値ってあるのかな、というようなことを、ずっと自問自答しつづけているような状態。
つまり「ものすごく孤独」だということ。だから、そんな10トンくらいある重りを一気に彼にぶつけるのではなく(=急に別れを切り出すのではなく)、時間をかけてゆっくりと別れる状況にもっていたほうが、まだマシ。
女子は、一気に金持ちの理想の男と付き合えることもあります。男子は、苦労してがんばって仕事をして、やっとこさ彼女をゲットします。要するに、男子の人生の前提条件はセックス難民です。そういうホントのことを、そのままズバリ言うと、刺されかねないということです。
女子だってそうでしょ?同性として、ブスに対してブスと言えば、相手が死ぬほど暴れだしたなんてこと、あったでしょう?
だからブスという言葉は、おおやけに使ってはいけないことになっていますよね。それとおなじです。もともとセックス難民である男子に「ハイ、あなたは今日からセックス難民に戻ってよね」とモロに言うから、非ロマンティックな別れになるのです。