梅雨時期は高温多湿。髪がパサついて膨張し、ヘアスタイルがきまらないという人も多いでしょう。癖毛の人はもちろん、直毛の人でさえ短い毛がピンと立つ、いわゆる「アホ毛」は、ちょっとしたテクニックで解消出来るんです。これで湿気が多い日でも安心して外出出来ますよ。
■くせ毛は先天的なもの。逆らってもムダ
髪の毛は、頭皮の内部で生まれ育ち、一ヶ月で約1cm(個人差あり)という速度で伸び続けます。そして湿度の変化にとても敏感です。そのため一年の中で最も湿気が高い6月は、髪が膨張してアホ毛が目立ちやすくなります。
かつて日本人の大多数は直毛でしたが、環境や食生活の変化で癖毛の人が増え、その悩みに対応するヘアケア商品も充実し、年々進化しています。しかし癖毛は先天的なもので、毛根そのものがくびれていたり、歪んでいるために生えてくるので、意図的に髪質を変えることは不可能です。
そこでアホ毛対策で一番大事なことは、“毎日のケアとセットを丁寧に行うこと”。しっかり心得て下さい。
■頭皮に化粧水を馴染ませることが重要
美しい髪は、健やかな頭皮で育ちます。例えるなら頭皮が畑で、髪は作物のような関係で、畑の土壌がよければ、豊かな作物が育ちます。