書初めの通例に従うのであれば、2日に書くのが一番良いです。2日に時間が作れない場合は、遅くても5日のお昼には書き上げましょう。
5日の午後2時は12月22日に朔旦冬至(冬至と新月が重なる日)の新月が満月になる日時。月が満ちるまでに願いを書いてください。
■4. 書く内容について
書初めで願いを込めるためにはシンプルな言葉選びを心がけましょう。恋人が欲しいのであれば「恋愛成就」。「恋」の一文字もインパクトがあり良いでしょう。ネガティブな言葉は禁物です。
現在好きな人に別のパートナーがいるからといって「略奪」などと書いてはいけません。「幸福」や「解決」、「前進」などポジティブな言葉を選んでください。新年のあなたが一番欲しいものや一番叶えたいことを、文字に託す気持ちが大切です。
■おわりに
出来上がった書初めは部屋の目につく場所に飾っておきましょう。自分以外の人が部屋に来る時は片付けてください。書初めは小正月あたりに燃やしてしまうのが良いのですが、火を使えない場合は1月が終わる前に丸めて捨ててしまいましょう。1年の始まりに願いを筆で記すことは、1年の幸せをつかむきっかけにつながっていきます。
(桜田ケイ/ハウコレ)