離婚したいのに配偶者がトンズラ! その心理と打開策を弁護士が解説
音信不通の配偶者と離婚する方法は?
相手が音信不通になってしまうと、当然離婚することが難しくなります。そうなった場合、どのよう打開すればいいのでしょうか?銀座さいとう法律経済事務所の齋藤健博弁護士に聞いてみると…。
齋藤弁護士:「就業先などに確認し、できる限り建設的に話を進めていきたい意向はあきらかにしていくべきです。それでもだめであれば、調停などの手段も視野に入れないといけません」
相手の居場所をなんとかして突き止め、話し合っていくしかないようです。最短で別れるには、どうしたらいいのでしょうか?
齋藤弁護士:「各種条件が整わないことが原因となり、離婚が遅延している場合には、財産分与などの主要な離婚条件はのちにさだめるものとして、離婚届を先行して提出し、離婚の結論を先に得てしまうやり方はあるでしょう。
この場合、財産分与の時効期間は二年なので、うかうかしているとその程度は過ぎてしまうことがあるでしょう」
離婚に詳しい弁護士に相談を
離婚は結婚以上にパワーと手続きを要するもの。逃げたくなってしまうケースや、相手方の「身から出た錆」が原因で離婚する場合、行方をくらますこともあります。