2023年6月18日 11:35
マンモグラフィー検査で『所見あり』!?しこりに気づかなかったのに…→病院で検査を受けてわかった“疾患”とは
定期的に健康診断を受けている方は多いでしょう。
自覚症状がなくても、健康診断をきっかけに疾患に気づくこともあります。
そこで今回のMOREDOORでは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修医
Fさんの場合……
私の場合は、乳管内乳頭腫でした。
自覚症状はなく乳房のしこりにも気づきませんでしたが、健康診断で受けたマンモグラフィー検査で、「所見あり」と記されていました。
近くの病院で乳腺エコーの検査を行って、その結果「悪いもの(=乳がん)ではないように見えるが、何かがあるのは確かなので、大学病院を紹介する」と言われ、紹介状をもらいました。
どんな治療を受けましたか?
大学病院では、乳腺外科でマンモグラフィーとエコーの検査を念入りに行われ、見た目から悪いもの(=乳がん)ではないようには見えるが念のためMRIを撮ろうと言われ、数週間後にMRI検査を受けました。
結果は、乳がんの疑いが否定できないもので、乳房に針を刺して細胞を取る「生検」を受けることに。
悪性の細胞は見つからず、乳管内乳頭腫という病名をつけられました。
半年〜1年に一度の経過観察が続いています。