2023年7月11日 06:35
【不正出血】の量と頻度が増えて恐怖を感じ婦人科を受診⇒その結果”がんの一歩手前”だった
ホルモンバランスの乱れなどにより、不正出血を経験したことがある方も多いのでは?
なかには、不正出血がきっかけで病気が判明した方もいるようです。
そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。
監修医
Bさんの場合……
Bさんが気づいたきっかけは、不正出血だったそうです。
初めはそれほど気に留めていませんでしたが、頻度と量が増えていくにつれて恐怖を感じ、婦人科を受診。
そこで、子宮頸がん一歩手前の高度異形成という診断を受けることになったのです。
どんな治療を受けましたか?
経過観察も選択肢にはあったものの、早まった進行やがんへの発展、転移の可能性を考慮し、手術を勧められたそうです。
手術は子宮頸部円錐切除という方法で、子宮の入口周囲を切除するもの。
全身麻酔で痛みを感じず、意識が飛ぶため記憶も残らないということです。
世の女性陣へ伝えたいことは?
子宮頸がんは、健康診断の婦人科検診で早期に発見が可能な病気です。
しかしBさんの場合、新型コロナウイルス感染症の影響で健康診断の日程が延び、その間に病状が進行してしまったそうです。
早期発見の場合、経過観察から始まり、進行しないケースもあるとのこと。