「恋愛対象が異性のみの若者」は46%しかいないことが明らかに
みなさんの恋愛対象は異性ですか?それとも同性ですか?
同性愛者はマイノリティだと思われがちですが、「自分は完全に異性愛者である」と思っている若者は、全体の50%以下だということを『The Telegraph』が明らかにしています。
記事によれば、恋愛対象が異性か同性かということは、白か黒かのような完全な2択ではないのだとか。人の気持ちは、もっと複雑なようです。
■性的指向を7段階で表す「キンゼイスケール」
イギリスの大人1,632人を対象に行われたこの調査は、自分の性的指向をキンゼイスケールのなかに位置づける、というものです。
キンゼイスケールは性的指向を表すための指標で、0の「完全な異性愛者」から6の「完全な同性愛者」まで7段階あります。
中間には、「恋愛対象はほとんど異性だけど、ときどき同性にもドキッとすることがある」といった「優勢的な異性愛者」や、「基本的に異性が好きだけど、同性ともときどき関係を持つ」といった「異性愛者に近い両性愛者」などがあります。
■なんと「完全な異性愛者」は46%と半数以下
調査の結果としてわかったのは、18歳から24歳の若者のうち、49%は自分の性的指向を0の「完全な異性愛者」