私はいつも、3歳の長女と1歳の長男を電動自転車に乗せて保育園に通っていました。しかし、ある日突然バランスを崩し、自転車ごと転倒してしまったのです。 重くて自転車を起こせない…シートベルトをしてヘルメットをかぶっていたこともあり、子どもたちには幸いけがはなかったものの、かなり驚いた様子。私は、まず長女を降ろして自転車を起こそうとしました。しかし、長男と通園バッグ、3kg近いバッテリーを乗せていたため私ひとりではとても起こせそうにありません。そばを通っていく男性がいましたが、自転車に乗っているためSOSを出す前にあっという間に通り過ぎてしまいます。私は自分で何とかするしかないと思い、もう一度自転車を起こそうと力を入れました。すると突然背後から「大丈夫ですか!?」と男性の声が。なんと、先ほど自転車に乗って通り過ぎていった男性が状況に気づき、引き返してきてくれたのです! 男性は倒れた自転車を起こすと「けがしてないですか!?」と、私たちの心配までしてくれました。わざわざ引き返して助けてくれたうえに、やさしく気づかってくれた男性の神対応に、私はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。子どもと一緒にお礼を伝えると、男性は「無事でよかったです」とひと言。大したことはしていないと言うような男性の態度を見て、この人は知らない人にもためらうことなく手を差しのべられる、思いやりのある人なんだろうなと尊敬する気持ちを抱きました。自分もこの男性のように、迷わず誰かののために動ける人でありたいと考えさせられた出来事です。 作画/Pappayappa著者:佐々木りか
2024年02月28日夫のこうきと娘のまなと暮らす、主婦のあやかさん。結婚する前から楽しいことが大好きな夫は、出産して子育てが始まってからも、自分のことばかり優先でした。おむつ替えやお風呂などの子どものお世話はせず、休日も友人との集まりを優先してばかり。あやかさんはひとり、育児に奮闘するのですが……。 それより俺の飯は?数年前に夫のこうきと結婚したあやかさん。結婚して1年後に娘のまなを妊娠し、順風満帆な結婚生活を送るものと思っていたのですが、楽しいことが大好きな夫はいつでも自分優先で育児も非協力的。何度あやかさんが意見をしても改善されず、あやかさんの姉からは離婚を勧められてしまうほどです。 そんなある日の休日。家族みんなでお出かけする予定だったのですが、夫のこうきさんは急に「友達に誘われてそっち行くことにした」と言い、ひとりで出かけてしまいました。 その夜、娘が熱を出してしまいました。あやかさんが娘の容体に気づけなかったと自分を責めてしまっていたところに、夫が上機嫌で帰ってきます。 娘が熱を出したと連絡していたにもかかわらず、携帯を見ていなかったどころか「寝てれば治るだろ」と心配するそぶりすら見せない夫。 さらには「俺の飯は?」と、とんでも発言まで。夫はいつも出かけるときには家でごはんを食べないため、あやかさんは用意はしていませんでした。それに対して夫は「ありえない」「主婦なのに旦那の飯作んねえの?」と、あやかさんを罵倒しました。 ◇◇◇ 子どもが体調を崩したとあれば、親は普通心配でいたたまれなくなってしまいますよね。しかし、夫のこうきさんにとっては自分のごはんのほうが大事なようです。家族の約束を破って自分ひとりで遊びに出かけておいて、自分のことしか考えない発言にはあきれてしまいます。あやかさんに対して「主婦なのに〜」と文句を言うならば、こうきさんには「親として」娘の体調を少しは心配してほしいですよね。著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年02月28日みんさんは夫と息子ミーくんの3人家族。ミーくんは消化管アレルギーがあり、小麦や大豆、卵黄が食べられません。前回は大丈夫だった食材にもアレルギー症状が出てしまったミーくん。みんさんは、離乳食を積極的に進めることができず、だんだんと食べ慣れたメニューばかり出すようになっていきました。その後かかりつけの小児科で総合病院の紹介状をもらい、ミーくんを連れて受診したみんさん。いつもと違う雰囲気に落ち着かないのか待ち時間もミーくんはギャン泣きしてしまいます。アレルギー症状のことで気分が塞ぎがちだったみんさんは、周囲の何気ない会話も気になり、いたたまれなくなって席を移動したのでした。 また振り出しなの…?落ち着かないミーくんをなんとかなだめた私。やっと診察の順番が回ってきたのですが……! ※一般的に経口負荷試験(OFC)を行う場合の少量は1~3g程度とされています。そのため、再度原因となる食物を食べさせる場合は、医師に指示に従って量を判断してください。 初めての総合病院で、今後どのようにアレルギー検査や離乳食を進めていくのか説明を受けたみんさん。 そしてミーくんが生後9カ月になったころ、血液検査の結果を聞くために再び総合病院を訪れました。 その結果、大豆と小麦は陰性。少しずつ進めていた卵も引き続き量を増やしていくよう指示を受けます。生後10カ月からは、アレルギーの疑いがある食品を病院で摂取して経過観察をする「負荷試験(正式には「食物経口負荷試験(OFC)」)をおこなうとのこと。しかし生後10カ月目に入ったころ、卵黄を食べさせたあとにミーくんが嘔吐……!ミーくんが落ち着いた後に総合病院へ連絡して症状を説明すると、卵黄をまた少量から試してみるように言われました。 数日後、小さじ半分の卵黄を食べさせたところ、2時間後にミーくんは再び嘔吐します。嘔吐する前までは卵黄でのアレルギー症状が出ていなかっただけに、みんさんは激しくショックを受けたのでした……。 ミーくんの卵黄を食べられる量が順調に増えていただけにみんさんのショックは計り知れません。助産師さんによると、子どもがアレルギーを起こした場合は、症状が出たらかかりつけ医に相談し、指示を仰ぐことが第一。その後急激に変化したりすることもあるため、5分ごとに症状の経過を観察して、注意深く様子を見守り、嘔吐したものを誤嚥しないように、顔を横に向けることが必要とのこと。 嘔吐してしまうミーくんはもちろんしんどい日々ですが、毎日緊張しながら離乳食を与えるみんさんも一進一退の状況に無理が出ないように自分自身も気にかけてあげてしてほしいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 >>次の話 監修者・著者:管理栄養士 久野多恵 著者:マンガ家・イラストレーター みん
2024年02月28日夫と小学3年生の娘との3人暮らし。共働きのため、なかなか娘と過ごす時間が取れないのが私の悩みでした。娘がだんだん難しい年ごろになっていくため、その前に親としてしっかりコミュニケーションを取っておきたいと思っていました。しかし、自分勝手な夫は、夫と娘だけお休みという日に部屋にこもって断捨離に励み、ひとりでリサイクルショップにでかけるなど、娘との貴重な時間を無駄にしてしまうこともしばしば。 私は夫に注意をしていたのですが、遊園地の約束があるから大丈夫と言ってまったく気にしていませんでした。夏休み1番の思い出が…夫と娘が遊園地へ遊びに行く日。夏休み1番の思い出にするんだと、夫は張り切ってでかけていきました。娘は、最近買ってあげた携帯電話をしっかり持ってでかけました。娘は仕事で行けない私にたくさん写真を送るんだと、出発前に笑顔で話してくれました。 娘からの写真は、私に元気を与えてくれます。お礼の返信とともに、帰りに買ってきてほしいものをリクエスト。「帰りパパと買い物お願いね!」 その後、娘から何度も着信が入りました。仕事が忙しくて手が離せなかった私がやっと電話に出ると、思いもよらない事態が……。「ママと離れたくない。私のこと捨てないで」「え?」娘の言っていることがわからず、落ち着かせて話を聞いてみたところ、とんでもないことを言い出したのです。 お昼過ぎに遊園地を後にした夫と娘は、なぜか今どこかのおうちにいて、娘はこれからそこに住むと聞かされたようなのです。私が娘を嫌いになったから離れて暮らすことになった、この人が新しいママだよと、女性を紹介されたと娘は言いました。 しかし夫とその女性は言い争いになり、今はどこか別の場所へ出かけて話をしているよう。私は状況を何となく察し、娘にはそこから離れるよう伝え、携帯電話で連絡を取り合いながら、娘を無事保護しました。クズ夫はこちらから捨てるべし数時間後、夫から連絡が入りました。娘と遊園地ではぐれてしまい、連絡もつかないので、GPSを使って居場所を探してほしいと言うのです。私が娘と今一緒にいること、娘を保護するに至った経緯を丁寧に説明したところ、すっとぼける夫。 しかし、夫は逃げられないと思ったのか、正直に話し始めました。私よりも好きな女性ができた夫は、すこし前から離婚を考えていたそうです。自分都合の離婚なので娘は私の元へ置いていくつもりだったらしいのですが、久しぶりに娘と遊んで手放すのが惜しくなったとのこと。勢いで不倫相手の家へ娘を連れて行ったところ、相手が怒り出してしまい、なだめることに精一杯になってしまったようです。よって娘から目を離すことになってしまったと……。 断捨離に励んでいたのも、不倫相手との生活を考えてのことだったよう。リサイクルショップに行くと言って、いそいそと荷物を不倫相手宅へ運んでいたことも白状しました。 家族の心を振り回さないで!その後、私たちは即離婚。娘と穏やかな生活を始めました。しかし1カ月後、元夫がまたフラフラ現れて復縁を迫ってきたのです。不倫相手に振られたと風の便りで聞きましたが、本当だったよう。 しかも話を聞けば、養育費の支払いと不倫相手と折半するはずだった新居の家賃が夫負担になっているそうで、お金に困って私たちのところにやってきたというわけです。 私が何度も復縁を断ると、元夫は娘を連れ去ろうとまでし、警察のご厄介になりました。怖い思いをした娘は元夫との面会を拒否するようになったため、しばらく夫は大人しくしてくれることでしょう。私と娘の心落ち着く生活が続くことを願います。 自分勝手な欲望のために、娘まで巻き込むなど許されることではないですよね。娘さんにとっても、ショックな出来事だったはず。元夫には自分の行動を反省し、妻と娘の元に現れて不安にさせるのではなく、遠くから2人の幸せを願ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月28日夫が義父母の誕生日を覚えていなかったことに驚いた私。今まで贈り物をしたことがないと言うので、義父母に「父の日」と「母の日」のプレゼントを贈ることに決めました。そして父の日、義父にプレゼントを渡したのですが、反応が薄く、その場で開ける様子もなかったのです……。言葉足らずで不器用な義父にサプライズプレゼント! 結婚3年目のとき、これまで夫が1度も義父母にプレゼントを渡したことがないということが発覚! なんと、夫は自分の両親の誕生日すら覚えていなかったのです。これではいけないと思った私は、それから毎年「父の日」と「母の日」に義父母にプレゼントを渡すことを決めました。 母の日には義母にお財布をチョイス、喜んでもらえて大成功でしたが、問題なのが義父。果たして義父の欲しいものが何なのか……私も夫もまったくわからなかったのです。結局、父の日の初めてのプレゼントは、スポーツブランドのTシャツ3枚セットを購入。そして父の日、夫と一緒に義実家を訪ね、プレゼントを渡しました。しかしプレゼントを受け取った義父は「悪いですねぇ」と言うだけで、中身を見ようともせず、さっさと部屋を出ていったのです。私は、思いもよらない反応の薄さに思考停止してしまいました。しかし、夫も義母も特に何か言う様子はありません。結局その日は「プレゼント、迷惑だったのかな……?」というモヤモヤした思いを抱えたまま帰宅することに。 翌年の父の日、同じように義父にプレゼントを渡し、「開けてみてほしい」と夫が言うと、その場でプレゼントを開けて喜んでくれました。今考えると、「プレゼントをその場で開けるのは失礼」という義父なりの配慮だったのかも……と考え直した私。自分の気持ちを押し付けていたことに反省しましたが、喜んでくれたのでよかったです。 作画/mosu著者:福島 はな30代で2人の男の子のママ。元・小学校の教員。現在はフリーランスでWebライターをしている。
2024年02月28日転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。ぼさ子さんは通信講座にて自宅学習を始めることに。後日、自宅に教材が届いたものの、なかなかやる気が出ない状態が続いていました。しかし、夫の言葉にぼさ子さんのやる気スイッチがON! すき間時間に勉強するのではなく、時間に制限を設けて勉強することを決意。いざ勉強を始めたぼさ子さんですが、試験の過去問題を解いていくと、ひっかけ問題のようなものが多く、苦戦してしまったのでした。 底意地が悪い!と思いながらも、諦めずに問題を解き続けると… "試験の過去問題って、意地悪な継母とお義姉さまが作っているのか!?" 思わずそんな感想を抱いてしまったぼさ子さん。 解いても解いてもなかなか正解にたどり着けず、弱音を吐いてしまいます。 ぼさ子さんは決して諦めず、来る日も来る日も問題を解き続け、着々と実力をつけていったのでした。 ◇◇◇ さすが国家資格の試験となると、そう簡単に点数を取らせてくれない作りになっているのでしょう。ぼさ子さんは「主題側の性格になれることが大事」と言っていましたが、何度も問題を解くことで、その傾向が掴めてくるのかもしれません。著者:マンガ家・イラストレーター ぼさ子
2024年02月28日現在私には、4歳の長男と2歳の長女がいます。2人はそれぞれ生後3カ月のころ、哺乳びんで育児用ミルクを飲んでくれなくなったことがありました。長男のときは特に気にもせず、そのまま完全母乳育児へと移行。しかし長女の場合、仕事の都合上、1歳未満で保育園に預ける予定だったため、どうしても哺乳びんに慣れておく必要がありました。長女が哺乳びんを克服するまでの道のりをお伝えします。 哺乳びんを拒否! まず試したことは?当時を振り返ってみると、長女は生後3カ月になる前、舌で哺乳びんの乳首を転がしたり、噛んだりして遊びながら育児用ミルクを飲むようになっていました。しかし、生後3カ月になったころから、体を反ってギャン泣きするほど哺乳びんを嫌がるようになったのです。そこでまず試したことは、育児用ミルクの味を変えること。 産院からもらっていたサンプルの粉の育児用ミルクを2、3種類作ってみました。ところが、哺乳びんの乳首をくわえさせるだけで、長女は泣いてしまい飲んではくれませんでした。温度の調整をしても変わらず……。当然、搾乳した母乳も飲んでくれませんでした。 次は哺乳びんの乳首を変えてみた育児用ミルクの味を変えても嫌がる長女。次に試したのは哺乳びんの乳首を変えることです。新たに2種類の乳首を購入して飲ませてみました。ところが長女はギャン泣きして哺乳びんを断固拒否……。その後、雰囲気を変えるためにいつもと違う部屋で飲ませてみたり、外出先で飲ませてみたりしても効果はありませんでした。 次に試してみたのは、抱っこの仕方です。初めて縦抱きで飲ませてみると、わずかながら育児用ミルクを飲んでくれました。基本的に長女はおっぱいしか飲んでくれなかったので、わずかでも育児用ミルクを飲んでくれたのはうれしかったです。 まさかの方法ですんなり哺乳びんを克服?その後、縦抱きスタイルも2、3回で嫌がるようになり、哺乳びんの克服には至りませんでした。そして次に試したのは、あえて私がいない環境を作ること。私は2時間ほど違う部屋で待機し、長女がおなかを空かせたタイミングで夫に育児用ミルクを飲ませてもらいました。 最初は長女の泣き声が聞こえていましたが、すぐに泣き止みました。驚いて部屋を覗いてみると、なんと長女は哺乳びんでゴクゴクと育児用ミルクを飲んでいたのです。あまりにもすんなりと育児用ミルクを飲んでいたので、私は拍子抜けしてしまいました。 哺乳びんを克服するまでの道のりは完結!夫だとすんなり飲んでくれることがわかり、それからは夫がいるときは夫に育児用ミルクを飲ませてもらい、夫のいない日中はおっぱいを飲ませていました。そんなある日、夫が育児用ミルクを飲ませている最中にバトンタッチしてみることに。 すると、途中で私が交代しても長女はゴクゴクと飲んでくれたのです。その後、徐々におっぱいの回数を減らし、完全ミルク育児へと移行。無事に保育園にも預けられるようになりました。 長女が哺乳びんを克服するまでの間、私は罪悪感に苛まれていました。長女はずっと、「おっぱいが飲みたい」と訴えていたのだと思います。ただ、仕事復帰するためにも哺乳びんを克服させることはやむを得ないことでした。幸い、長女が哺乳びんを嫌がるようになってから1週間ほどで克服。とはいえ、まさかの夫が哺乳びん克服のカギになるとは思いもよりませんでした。 イラストレーター/ムチコ著者:華彩 あんず
2024年02月28日夫から義母の借金の話を聞き、月10万円の仕送りをすることになりました。ですが、利息がきついので借金返済を早めに終わらせようと仕送りを増額することになり……。の知る限り義母は倹約家だったはずですが、どうしたのかと思っています。夫は、義父が亡くなった寂しさを紛らわすために散財しているのかもしれないと言っていました。 夫によると、借金の返済で生活が苦しい義母は、食事やお風呂の回数を極限まで減らしているとのこと。体調が心配で仕送りをすることになったのですが……。私のほうが夫より収入があるため、私の給与から捻出することになったのです。 えっ!?仕送りを増やしたいって…仕送りは、夫が直接渡しにいっていました。定期的に様子を見て、義母が浪費に走っていないか、きちんと暮らしているかを確認するためです。ですが、3カ月以上たっても義母の生活は落ち着きませんでした。 夫は悪徳な金融業者と早く縁を切らなくてはいけないと、返済金を増やすことを提案してきました。仕送りを月20万円にしようと言うのです。しかし私は、それには納得できませんでした。義母はまだ元気なので、少しは自分で働いて返済すべきだと思ったからです。 それを聞いた夫は、私のことを冷たい嫁だと罵倒しました。ですが最終的に、仕事を探すよう義母に声がけをすると約束してくれたのです。そこで、仕事が見つかるまでは20万円の仕送りをすることを、私も承諾したのでした。 義母と直接話したところ…仕送りを増額して半年以上が過ぎました。ある日、義母から私に連絡が入り……。「仕送りのことなんだけど」「もう少しだけ増やしてくれないかしら……」「毎月20万送っていますよね?」「え、毎月5千円だけど……?」 どうも話がかみ合いません。毎月仕送りは受け取っているようですが、手渡しではなく振込だそうで。そもそも生活が苦しいのは、物価や光熱費の高騰が原因で、借金は一切一していないというのです。私は、頭が混乱してしまいました。 よくよく話を聞くと、これまでときどき夫がお金の無心をしていたようで、貯金が減ってしまったのはをそのせいだと……。私が渡していた仕送りはどこにいったのでしょうか。 私と義母は、夫を問い詰めることに。義母の携帯電話からメッセージを送り、仕送りの増額をお願いしてみました。すると、夫から嵐のように暴言が送られてきて……。これには驚きました。 自分の悪行を隠すため、夫は義母を利用した言い訳をしてきます。義母がボケている、嘘をついている、もっとお金をせびろうとしているなど、メッセージを読んでいて本当にあきれました。 直接電話で説明したいと夫は言い出しましたが、私はこれを拒否。義母は情けない……と泣いていました。私たちはもう限界。私は離婚を決意しました。 私たちは離婚、そして元夫は…私はそのまま家を出て、実家に避難。弁護士が決まるまで、直接の話し合いはしませんでした。夫はしつこく連絡をしてきましたが……。 とりあえず、仕送りを何に使っていたか聞き出すと、夜遊びに使ったことを白状しました。毎晩のように女性がいるお店へ通っていたようです。私は夫に慰謝料を請求。これまで楽しい思いをしてきた分、頑張って働いてほしいと思います。 今は実家に戻り、遊ばずに働いているという夫。義母はそんな夫を監視し、毎月家にもお金を入れさせているとのことです。これまでより良い生活が送れていると聞いて、すこしホッとしました。 ◇ ◇ ◇ 妻と義母をだましていた夫。これまでの行いを反省し、今後はお金を大切に使ってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月27日息子が小学1年生のころの話です。息子は体操教室に通っており、毎週金曜日は帰りの早い夫にお迎えをお願いしていました。その日も体操教室に迎えに行ってくれた夫。帰宅途中2人でふざけていたそうで、息子は夫の脚に引っかかって転び、大泣きしながら帰ってきました。そこで家で手当てをしたのですが、これがとんでもない結果を招くことになってしまったのです――。 後悔先に立たず大泣きしている息子の膝の傷を確かめると、皮膚がめくれていてとても痛そうでした。傷部分が土や砂で汚れていたのでどうにか洗おうと試みましたが、激しく泣き叫ぶのでその場では断念しました。 今思えば、これが良くなかったのでしょう。 翌日「キズパワーパッド」を買って貼ってみたものの、息子は痛みを訴え続けるばかり。そのまま2日ほど様子を見ていると、息子が「痛い」と言う回数も少なくなってきました。 しかし、木曜になって再び「痛い痛い」と言い始めた息子。 病院で「キズパワーパッド」を剥がすと、傷が真っ白でどろどろの状態に。傷から感染症が起こっていたようで、診察室でお医者さんに「なんでもっと早く来なかったの!」と怒られました。 お医者さんによると、ちゃんと洗わないまま「キズパワーパッド」を貼ってしまったことが、傷の悪化の原因だそうです。あとから確認したのですが、「キズパワーパッド」の使用方法にも同様のことが記載されていました。 たとえ子どもが泣き叫んでも、心を鬼にしてしっかり傷口を洗うべきだった、と今でも後悔しています。今後は、正しい怪我の処置方法をしっかり学ぼうと思います。そしてそれでも対応後に「何かおかしい」と感じたら、すぐに病院へ連れて行こうと心に誓いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/はたこ監修/助産師 松田玲子 著者:田山河子
2024年02月27日私たち夫婦は、結婚後すぐに子どもを持ちたいと考えていたものの、なかなか妊娠できずにいました。夫には前妻との間に7歳になる双子の女の子がいるので、子どもができない原因は私にあると思っています。それもあってか、義母はことあるごとに私に「嫁失格」と言います。前妻が夫と離婚したのは、子どもが女の子だということをいびったからだという親戚の噂も、あながち間違いではないのかもしれません。双子の親権は前妻が持っています。夫は養育費の振込みを続けているものの、ほとんど面会はできていません。時折さみしそうな顔を見せる夫に、もう一度子どもを抱かせてあげたいと思っていました。突然の別れそんなある日、前妻が交通事故で突然この世を去ってしまいました。夫と私が急いで葬儀に向かうと、そこには遺影の前でシクシクと泣く双子の姿が……。夫は双子のもとへ歩み寄り、そっと肩を抱いていました。 その姿を見ていた親族らしき人たちが、双子の面倒は誰がみるのかとヒソヒソ話しています。どうやら、前妻のご両親もすでに亡くなっていて、双子を引き取る人がいないようです。このままでは2人揃って施設に入るか、好意的ではない親戚の家に別々に引き取られることになるでしょう。 双子のママになる!小さい体を寄せ合いながら泣いている双子の姿を見て、私は自分が育てると覚悟を決めました。もちろん義母は大反対しましたが、押し切る形で双子を迎え入れ、4人での生活が始まったのです。 しかし、子どもたちとの生活は思っていた以上に大変でした。何より、双子は私に懐きません。夫が丁寧に説明しても「あなたはママじゃない」とくり返し、お世話をしようとしても拒否します。 心が折れそうになっていたある日、心労が重なった私は家で倒れてしまい、救急車で病院に搬送されてしまったのです。 義母の入れ知恵病室のベッドで目を覚ますと、ベッドの脇で双子が泣いていました。状況が理解できずにいると、私が目を覚ましたことに気付いた夫が、双子が私に懐かなかった理由を静かに話し始めました。 双子は義母に「お前たちはママを不幸にする疫病神だ」と言われていたとのこと。それを信じた双子は「ママと認めてはいけない」「もう二度と自分たちのせいで誰かを失いたくない」と思い、冷たい態度を取っていたそうです。こんな小さな子どもにそんなひどいことを言うなんて、信じられません。義母と一緒にいたら、私たちも双子も不幸になってしまいます。私たちは義母から離れたところに引っ越すことに決めました。もう連絡を取るつもりもありません。「私たちは親子になれる」私が倒れたのは双子のせいではないと伝えると、ふたりはホッとした顔を見せ、見たことにない笑顔で笑いかけてくれました。その顔を見て「私たちは親子になれる」と確信したのでした。 その後、ふたりは私に甘えてくれるようになり、私は念願のママになった喜びを噛みしめながら暮らしています。 ふたりはママを失った深い悲しみを二度と味わいたくないと必死だったのでしょう。双子の気持ちを思うと胸が痛みますね。これからはたくさん楽しい思い出を作りながら、幸せに暮らしてほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年02月27日夫と息子の3人家族のきりぷちさん。育児中に起こった出来事をマンガで紹介します。きりぷちさんは、夫のある発言が気になっていました。ある日、体調不良を夫に訴えると……。どういう気持ちで言ってるの…? きりぷちさんが体調が悪いと話すと、「俺も今日風邪っぽい」という夫。 また違う日に、きりぷちさんが「胃腸の調子が悪い」と言うと、夫は「俺も昨日昼飯食ったら一瞬気持ち悪くなったわ~」と笑いながら話します。 また別日、きりぷちさんが「何か喉に詰まっている感じがする」と言うと、再び同調してきた夫。 この夫の発言に「被せてくるのなんなん?」と、モヤッとするきりぷちさんなのでした。 きりぷちさんの体調不良に「俺も」と被せてくる夫。悪気はないのでしょうが、同調する前に心配する言葉がほしいですよね。 夫はどういう気持ちで、同調しているのでしょう。みなさんにも「夫婦だけど、これは理解できない」というパートナーの言動はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター きりぷち
2024年02月27日ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。夫にいつも否定され続けたヒカリさんは自己肯定感が低く、こんな自分を受け入れ、理解してくれている晴彦に感謝していました。一方晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におきたがります。ママ友や友人と付き合わないように言ったり、ヒカリさんが家庭外のことで嬉しそうにしていると晴彦は機嫌が悪くなります。ママ友に褒められたことを晴彦に報告すると、急に不機嫌になり「他のことを考えて作った料理じゃないから作り直して」と言って手料理をゴミ箱へ捨てられたり、リクがヒカリさんに抱きついたり、甘えるだけで激怒する晴彦に少しずつ恐怖を感じるように。 しかし、ヒカリさんは、「怖いと思ってしまう自分が間違っている」と自分の気持ちにフタをしていました。 そんなある日のこと、リクが朝食を食べているときに、ヒカリさんの電話が鳴りました。 義兄に嫉妬する猟奇的な夫 ヒカリさんに「もうすぐ両親の命日だからお昼予約しておく」と、ヒカリさんの兄・ツバサから電話がありました。ツバサに懐いているリクは、電話でも会った当日でもうれしそうにツバサに話しかけます。 ツバサもリクのことをかわいがっていて、そんな2人の姿を見て晴彦は明らかに不機嫌そうな態度をとっていました。 ヒカリさんは、「晴彦はツバサのことをあまり良く思っていない」と知りながら、自分自身はツバサのことを「明るくて頼れる自慢の兄」だと思っていました。 そんな状況の中、晴彦とツバサが話している途中に、リクがツバサに話しかけてしまいます。晴彦はリクに怒りましたが、その場を収めようとしたヒカリさんがツバサとリクに、「おもちゃを見ておいで」と部屋から出ることを促したのです。 その後、ヒカリさんと2人きりになった晴彦は、ヒカリさんに「ヒカリは俺とツバサのどっちの味方なんだ」「妻は夫の味方であるべき」「ツバサが結婚していないのは何か問題があるからじゃないか」「ツバサは将来リクに迷惑かけるんじゃないか」と言い出したのです。 さすがにヒカリさんは反論しようとしましたが、「こう思われるのは全部ヒカリの立ち回りが悪いせい」と晴彦に言われ、謝ることしかできなくなったのでした……。 「私とあの人どっちの味方なの」というセリフは、どこかで聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。しかし今回の場合は、晴彦のツバサに向けた一方的な敵意からであって、ヒカリさんはどちらかの味方をしなければいけない状況ではないように思えますよね。 ツバサは晴彦とヒカリさんの会話を聞いている様子でした。晴彦の場合、そう簡単にはいかない予感もしますが、ツバサが晴彦の支配的な言動を止めてくれるといいのですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年02月27日飲食店のトイレを利用した私。トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードを発見して……。 旅行中のトイレで…?!ある旅行中のこと。飲食店のトイレに入ったとき、生理になっていることに気がつきました。まさか生理がくるとは思っておらず、生理用品を何も持っていなかった私。トイレットペーパーをぐるぐる巻きにして挟むしかないか……と困り果てていました。 しかしそのとき、トイレットペーパーホルダーの近くに二次元コードが貼ってあるのを発見。「お困りの際はこちら!」と書いてあったので、すぐにスマホで読み取りアクセスすると、「生理用品を無料で配布しています」と記載してあったのです! 素敵なサービス私はすぐに必要事項を登録して、「オーダー」という文字を押しました。すると、トイレのドアをコンコンと叩く音がしたあと、女性の店員さんが「どうぞ」と、ナプキンとタンポンが入った袋を渡してくれました。 予想外のサービスに少しびっくりしましたが、本当に困っていたのでうれしかったです。トイレを出たあとは、店員さんたちにぺこりとお辞儀をしてから席に戻りました。 後日、調べてわかったことですが、あの飲食店のように生理用品の無料配布サービスをしているお店は増えているそうなのです。突然生理がくると生理用品を持っていなくて困ることも多くあると思うので、このサービスがもっと広がっていったらいいなと思いました。 突然の生理に困っていたとき、生理用品を無料配布するサービスにとても助けてもらった私。もし、あのままトイレットペーパーで応急処置をしていたら旅行を楽しむことができなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいになったので、これからは生理用品の無料配布サービスが当たり前になって誰でも気軽に利用できるようになればいいなと感じました。 著者/雫ゆうか作画/加藤 みちか監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2024年02月27日娘が幼稚園に入り、4人のママたちと仲良くなった茶子さん。ママ友のグループラインに誘われ、人生初のママ友に喜びますが、ほぼ毎日夕方になると活発になるグループラインに少し負担を感じていました。ママ友・春子さんから女の子ママだけのグループラインに招待された茶子さん。そこでは男の子ママたちを仲間はずれにするような発言がされていました。しかし、表面上では男の子ママたちと仲良くする春子さんたち……。さらに「幼稚園の夏祭り、女の子だけで集合写真を撮ろう」と春子さんから誘われて、茶子さんは困ってしまいます。娘から幼稚園で仲の良い友だちの話を聞いた茶子さんは、これまで娘に目を向けていなかったことに気がつきます。そして「今自分がすべきことは……」と考えるのでした。翌日、春子さんから声をかけられて… 春子さんは、夏祭り当日の服装などについて「グループラインでまた相談しよう」と茶子さんに言ってきます。 しかし茶子さんは「集合写真は2人だけで撮ってくれないかな」と断ります。続けて夕方活発になるグループラインにも、忙しいため返信できないと伝えました。 冬子さんと春子さんは「じゃあ2人で撮ろうね」と言って、茶子さんの元を去って行きます。 輪から外されてしまった茶子さんでしたが、気持ちはスッキリしていました。「娘のため」と思っていたものの、実際は自分がママ友の輪から外されるのが怖かっただけだと気づいたのです。 そしてまた夕方鳴り始めるグループラインの通知。茶子さんは「忙しくて手が離せない」と送り、通知をオフにするのでした。 ついに春子さんたちの誘いを断った茶子さん。ようやく自分の気持ちを、ママ友たちに態度で示すことができたのではないでしょうか。 ママ友との付き合いは、悩みがつきもの……。茶子さんのように、自分の気持ちをはっきり話すのも大切なことかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2024年02月27日主人公・きよかは初めての育児に奮闘中。近所の子育て支援センターに通い、仲良しグループができて嬉しい反面、合わない人がいることも実感。そんなとき昔いじめられた同級生・赤石と再会。児童館で悪い噂を流されましたが、ミドリの大人の対応で孤立を回避。しかしグループ内のクロカワとミドリが体の関係を持ったことが発覚し…。「避けられてるのかな…」 支援センターでミドリと会わなくなったことが気になるきよか。クロカワから、最近は赤石と一緒にいることを聞いて衝撃を受けます。 さらには、以前クロカワと出かけた際のSNS投稿が匂わせだと噂され、ミドリがその内容を赤石に聞くという事態に。きよかのことが気に入らない赤石のフィルターを通したら悪く言われるに決まっているし、それをミドリは知っているのになぜ?と混乱し…。 さらにミドリのメンタルが不安定になっていると聞いて… 寝る前に話を整理するきよかさん。嫉妬するミドリさんの気持ちも理解できますが、いじめてきた赤石さんと親しくされたら気が重くなります。生理的に受け付けなくなり、ミドリさんの発言がいちいち引っかかるようになりました。 21歳差で不倫をする自分を差し置いて、それを上回る歳の差夫婦のことを「キモい」というなんて理解できませんね。みなさんだったら、そんなミドリさんとはどんなふうにつき合いますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぱん田ぱん太
2024年02月27日結婚してから一緒に住み始めた私たち。「結婚後に相手の隠れていた一面を知って驚く」なんて話をよく聞きますが、まさか夫の口癖に振り回されることになるとは、思ってもみませんでした。 交際1年で結婚夫とは出会って数日で交際スタート。とても気が合う相手で居心地もよく、食べ物の好みも合うので運命の出会いだと感じていました。お付き合いを始めて1年が経ち、あれよあれよとゴールイン。気づけば結婚し、夫婦になっていました。 夫の仕事は高校教員で、平日だけでなく土日にも部活の指導があります。丸一日予定を空けることが難しい夫とは、土日に夜ごはんを食べにいったり、彼が顧問を務めている部活の試合を見に行ったりなど、デートプランもかなり限定されていました。 結婚生活1カ月で異変が!結婚生活が始まり1カ月が経ったころ、新婚旅行でハワイへ行くことに。そこで初めて夫の細かすぎるこだわりを知ることになるのです。 旅行のプランを決めるとき、夫は「何時何分にどこで何をする」「食べ物は何を食べる」ということが決まっていないと、「見通しが立たないから不安だ」と言うのです。ハワイは初めて行く場所ですし、食べたいものなんて向こうに行ってみないとわからないから、ざっくりの計画でいいのでは?と思っていた私。 しかし、夫の「見通しが立っていないと不安だ」とのひと声で、さまざまな情報誌を調べ、旅のしおりを作成することに。学生の修学旅行なみに持ち物や目的地などを細かく決めて、しおりに記載することになりました。 そして、準備万全で迎えた新婚旅行当日。ところが、旅にトラブルはつきもので……飛行機の現地への到着時間が遅れてしまい、計画は最初のうちから大狂い。それに対して夫は怒り大爆発。やりたいこと、行きたい場所、食べたいものを綿密にリストアップしたがゆえに、それをクリアしようと夫は旅行期間中、ほとんど寝ずに日々の計画を立て直していました。 正直、私は新婚旅行だし、のんびりすごしてもいいのにな……と心の中で思っていました。 口癖は「見通し」と「目的」その後も、夫のこだわりはすぐ生活の中に表れてきました。休日の予定を立てるときも時間や場所、したいことや買いたい物を伝えなければ「これでは見通しが立たない」と突き返されます。 最近はエスカレートしてきて、日々の会話の中でさえも目的を求められます。職場であった出来事を聞いてほしいだけなのに、「この会話には目的が見えない」と言われ、夫と話をしていてもあまり良い気分はしません。 気づけば、とにかく口癖のように「見通し」 「目的」 と常に迫られるように。結婚するまではまったくそんな一面を見たことがなかったので、正直びっくりしています。 あまりにも毎日毎日、「見通し」「目的」と言われるので、家でも仕事場にいるような気がして、気が休まりません。そのため私は、夫と仕事の休みが被る日は夫に主導権を握ってもらい、好きに1日の計画を立ててもらうようにしています。そして、夫には自分の話は極力しないと心に決め、いつも話を聞く側に徹して過ごすようにしています。それがこだわりの強い夫との夫婦円満の秘訣なのかもしれません。 著者/なかまる あゆみ作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ちゃこ
2024年02月27日kikiさんが妊活を始めたのは、夫・てんさんと結婚して4年が経ったころ。不妊治療専門のクリニックでさまざまな検査を受けましたが、不妊の原因はわかりませんでした。治療は思ったように進まず、タイミング療法・人工授精を経て、kikiさん夫婦は体外受精へステップアップを決めました。通院を重ね、ようやく採卵に辿り着いたkikiさん。ここに来るまでたくさんのお休みをもらい、職場に迷惑をかけてしまいました。しかし、心苦しさを感じながらも、不妊治療を優先させたいと再確認したのでした。 ついに採卵当日を迎え… 服薬と坐薬を続け、迎えた採卵当日。忘れ物がないか念入りにチェックし、クリニックへ。 kikiさんが痛み止めの坐薬を入れ、採血をして内診が終わると、用意された病衣に着替えて、手術室へ案内されました。ついに採卵してもらうときがやってきたのです! 採卵当日までも、すべきことがたくさんありましたが、当日の持ち物も然り。絶対に忘れてはいけないものがたくさんあり、kikiさんの緊張は続きます。 このようなときは、精神的な負担を減らせるように夫婦で一緒に持ち物を確認したり、体を労ったりできるといいですね。 >>次の話 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:マンガ家・イラストレーター kiki
2024年02月27日主人公・革(あらた)は同性パートナーである新(あらた)と一緒に、道ちゃんという女の子の里親として育児に奮闘中。ある日、動物園へでかけた道ちゃんが突然うんちをしてしまったため、革と新はおむつを替えようとトイレを探します。しかし、男性が利用できるおむつ交換場所が見つからず、困り果てていました。すると突然見知らぬ女性に「親ならこんな臭くて恥ずかしい状態で大事な娘連れ回さないよ」と無神経すぎる言葉を投げつけられます。そこに成(ナル)という女の子が現れ、道ちゃんのおむつ替えをしてくれ2人は胸を撫で下ろします。そして、この状況に疑問を持った成は「もっと怒った方がいいと思うよ。ウチのママにも。世間にも。」と2人に向けて言うのでした。成は「怒るとこは怒って、ちゃんと声をあげて…」と思いを投げかけ立ち去ります。成との出会いに感謝すると同時に、衝撃を受ける2人。 衝撃の出会いが心を動かすことに 成との出会いを機に、今日の出来事を振り返る2人。成のママに言われた数々の暴言も一理あるのではと言う新。続けて、動物園へ出かける前にしっかり下調べをしたつもりだった、爪が甘かったと言い反省する新。 その言葉を聞いた革は「どこに行っても誰が行っても隔てなく楽しめる場所があることが、当たり前にならないと…」と持論を展開します。 動物園での屈辱的な事件、そして成が言った「もっと怒ったほうがいい」など、数々の言葉を受け、革の心の中で何かが動き出すのでした。 ◇◇◇ 「どこに行っても誰が行っても隔てなく楽しめる場所があることが、当たり前にならないと…」と、事件の当事者である革が言うと、とても胸が苦しくなります。動物園で起こったトラブルはとても悲しく辛い出来事だった思います。しかし、成に出会えたことは、これまで我慢を続けてきた革にとってターニングポイントとなるのではないでしょうか。大切なパートナー、わが子を守るため。そして、生きづらさを感じる全ての人を守るため、これから突き進んで欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター コハダさんさん
2024年02月27日3人目を出産したときに、母が手伝いに家に来てくれたときのエピソードをご紹介します。 やめてよ〜!昔から人と比べて優劣を語るのが好きな母。私はそういうところが全然好きではありませんでした。案の定、私の上の2人の子どもたちにも「学校に入ったら絶対に他の子供には負けないで頑張ってね!」と言い聞かせながら遊んでいたのです。 おばあちゃんの立場になった母は、良かれと思って孫たちに言い聞かせているのでしょうけれど「その感性はもう受け継いではいけない!」と思いました。そのため私はあとで子どもたちにこっそり「おばあちゃんはあのように言ったけど、お母さんはこう思うよ」と伝えました。 母親といえども、子どもに何も押し付けてはいけないし、子どもたち本人の感性や意見を尊重しながら育てなければいけないな、と考えさせられました。 作画/加藤みちか著者:浜尾てるみ3人の子どもの母。2人は成人済みのため、現在は夫と子ども1人と3人暮らし。
2024年02月27日子どもの3歳児健診での出来事です。当時、私の子どもの育児に悩み、私がいけないのかなと思ったりしつつ、子どもの成長について気になっていました。しかし、保健師さんに相談をすると、まったく予想もしていなかった衝撃の回答が返ってきたのです―。 知らないうちに育児について悩んでいた私は、健診で面談をしてくれた保健師さんに、今のままでいいのかと子どもの気になっていることなどを伝え、相談をしてみました。 いろいろと話しているうちに、保健師さんからはちょっと大人しくて慎重な性格の子どもというだけで気にすることはない、また子育ても大丈夫と言われホッとしたのしたのですが……。 それよりも保健師さんは私のほうが気になると言い出したのです。 当時、私は第2子を出産したものの、その子を病気で亡くしたばかりだったので、自分でも気が付かないうちにうつ状態に陥っていたようです。 保健師さんに私の状態を心配されたことで、病院に行く決断をすることができました。うつ病の治療をした今は快適な生活を送っています。子育てに必死な時期だからこそ、自分のケアも大事にしなければならないと気付かされた出来事でした。今は私のことを気にかけてくださった保健師さんの助言にとても感謝しています。 イラスト/まげよ監修/助産師 松田玲子著者:中山早紀
2024年02月27日幼少期に両親が離婚し、私は父に引き取られました。父方の祖父母宅で暮らしていたのですが、祖母は私を束縛し、反抗すると人格否定をするように。そんな祖母でしたが、結婚後、義父の言葉である変化が起きたようで……。 やりたい放題の祖母私の祖母は自分中心の考えを持っており、私の交友関係にまで口出ししてくる束縛の強い人でした。例えば、友人はどこに住んでいるのか、両親の職業、その子の進路まで根掘り葉掘り聞いてきます。そして、納得いかなければ「その子と遊んではいけません」と言われることも。彼氏となると祖母からの口出しはよりひどくなり、知り合いを使ってデートを尾行されたこともありました。夫との結婚が決まったときには、両家の顔合わせに自分が呼ばれていないとわかった祖母は、私に鬼電&鬼メールの嵐。また、結婚式は挙げないと決めていたのですが、祖母は私たちに相談せず、勝手に結婚式場の予約を取ろうとしていました。 やりたい放題の祖母に呆れ果てた私は、結婚を機に祖母と距離を置くことにしました。 義父の言葉に祖母が絶句!?ただ、結婚して祖父母宅を出たあとも祖母からは頻繁に電話やメールがきて、私はどうすべきかと悩んでいました。そんなある日のことです。米農家をしている義父が祖母宅にお米を送ってくれたらしく、受け取るため、私は祖母宅に帰省しました。 そして、祖母が義父にお礼の電話をかけたのですが、義父が「息子夫婦から便りがないのは元気な証拠。若い夫婦が頑張って支え合っているならそれでいいのですよ。なにか困ったことがあれば向こうから連絡がきますよ」と言っているのが聞こえました。 その言葉を聞いた祖母は、手からスマホを落としてしまうくらい驚いた表情をしていたのです。 それから祖母は…それから祖母は「嫁入りしたからもういいわ」と言い、私に対する連絡を控えるようになりました。おそらく祖母の中で何か思うところがあったのでしょう。義父は何気なく発したのでしょうが、私たち夫婦を温かく見守りながら時にはこのように助けてくれて、とてもありがたく感じています。 結婚後もあれこれと口を出してくる祖母の対応に困っていた私ですが、そんな私を助けてくれたのは義父でした。現在は、引き続き祖母とは適度に距離を置いていて、連絡もほぼなくなったため心穏やかに毎日を過ごしています。 著者/ぴょん作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年02月27日義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうが、彼女みほの妊娠をきっかけに結婚。その後、第2子にも恵まれました。しかし、みほの身勝手な言動や育児に、いちごさん一家は困惑。そんななか、みほが隣人トラブルを起こしてしまうのですが、自分の保身のためにウソをつき続けた結果、夫婦喧嘩から両家を巻き込んだ離婚騒動にまで発展してしまいます。りょうにモラハラされているというウソを信じたみほの両親は激怒し、りょうの実家に乗り込んでくる始末。みほがすべてウソだったと言っても信じようとせず、困ったりょうの両親はとある人物を頼ることに……。話し合いをしにりょうの実家を訪ねてきたみほの両親ですが、りょうの母が「具体的に、どんなモラハラをされているんですか?」と聞いてもまともな答えは返ってきません。「実際には何もないのに騒がれているだけ……なんてことはないですか?」と聞いても、否定はするものの、根拠を出すわけでもなく……。このまま部外者同士が話し合っても無駄だと思っていたところで、タイミングよくりょうの父が帰宅。しかも、弁護士の友人も一緒とのこと。ちょうどいいから話を聞いてもらおうとりょうの母が提案すると、みほの両親は「弁護士」という言葉に一瞬動揺しているように見えました。嫁の母はなんとも歯切れが悪く… りょうの父は、みほの両親に友人である弁護士の田中さんを紹介しました。その裏で、りょうに電話をするりょうの母。そして、りょうの父が何も知らないふりをして、田中さんを連れてきたことを告げると、りょうと一緒に聞いていたみほから「大丈夫です。やっちゃってください。」と言いました。それを聞いて安心した母は、そのままスマホをスピーカーで繋ぎ、会話がりょう夫婦に聞こえるようにして話を進めることに。 しかし、実際に詳しい状況を聞かれても、ゴニョゴニョとハッキリしない返答しかできないみほの母……。対照的に、そんなのお構いなしとばかりに「私はこういう案件に強いんです! プロとして公平にしますから、ご安心ください!」と張り切る田中さんでした。 すこし前までは「弁護士に相談する!」と鼻息荒く話していたはずのみほの母でしたが、いざ弁護士を前にすると、なんとも歯切れの悪い返答が続きました。田中さんの登場で、なんだか事態が大きく動きそうな予感ですね。田中さんの協力も加わっていい方向にいけばいいですね。 原作/いちご著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ 著者:原作者 いちご
2024年02月27日妻・鴛田もか(おしだ もか)は、大好きな夫・正臣との結婚生活も4年目に突入し、そろそろ子どもが欲しいと考えるように。しかしある日親友から、もかの夫が平日の昼間に、普段は行かない街でほかの女性と歩いているのを目撃したという話を聞いてしまう。夫が不倫するはずがないと信じるもかだが、その日に限って初めて夫に夫婦生活を断られたりと少しずつ不安が募りはじめる。そんな中、もかはハウスキーパーの仕事で、三角という男性と知り合い……。 夫の浮気は諦めなさい今月も妊娠できなかったこと、そしてそのことを夫が軽く考えているように思えること、さらには友人から聞いた夫の不倫の疑惑のこと。いろいろな不安が渦巻いて泣いてしまったもかさん。 ハウスキーパーの仕事の依頼主である三角は、夫の疑惑について、もかさんの悩みを聞いてくれたのですが……。 ©村岡恵/講談社©村岡恵/講談社 ©村岡恵/講談社 ©村岡恵/講談社 ©村岡恵/講談社 ©村岡恵/講談社 話を聞いてくれた三角は、もかに「ぼくと浮気する?」と言います。三角曰く“一盗二婢三妾四妓五妻”、つまり男は妻よりも他人の妻の方に燃えるとのこと。夫の浮気のことは諦め「やられたらやりかえすのもいいのでは?」とまさかの提案をしてきました。 ◇◇◇ 夫のことで悩んでいたとはいえ、初対面の家主・三角さんからの提案はさすがに突飛すぎて驚いてしまいますね。ただ、悩んでいるだけでは問題が解決しないのも事実。悩んでいるときにはこのように第三者の考えを聞いてみるといいかもしれません。とはいえ、もかさんは結婚している身。泥沼になって後悔しないよう一時的な感情に流されないようにしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 村岡恵
2024年02月27日息子の友だちAくんは、毎日のようにわが家へ遊びに来ます。毎回おやつを要求したり、大騒ぎしたりとやりたい放題のAくんに困り果てていました。 正直困る…でも来ないでとは言えない…息子の友だちAくんは、息子と一緒にゲームをするため、毎日のようにわが家へ遊びに来ます。毎回おやつを要求したり、大騒ぎしたりとやりたい放題のAくんに、私は困り果てていました。そんなある日、いつも通りうちに来てインターホンを鳴らすAくん。私は手が離せず、たまたま家に来ていた義父に出てもらうことに。しかし少ししたあと、義父はひとりで戻ってきました。「あれ、Aくんは一緒じゃないんですか?」と義父に聞くと、「お友だち、今日は遊ばないと言って帰ったよ」と告げられました。いつもわが家で遊ぶのを楽しみにしていた子がなんで……? と疑問に思いましたが、義父の姿を見てハッとします。義父は、いつも全身真っ黒の服で、室内でも帽子とサングラスの着用を欠かしません。大人でさえ少し怖いと思ってしまういで立ちの義父は、子どもにとってもきっと威圧感のある存在だったのでしょう。このことがあってから、Aくんがうちに頻繁に入り浸ることはなくなりました。また、「怖いおじいちゃんは、今日もいるの?」と家に義父がいるかどうか息子に確認するようになったそうです。Aくんには怖い思いをさせてしまって申し訳ないですが、毎日のように遊びにこられて困っていたので、頻度が減ってよかったと思っています。息子たちも、学校では今までと変わらず仲良く遊んでいるとのことなので、一安心。思わぬきっかけで悩みが無事に解決した出来事でした。 作画/Pappayappa著者:水野あや
2024年02月27日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、糖尿病の持病があり甘いものを控えなくてはいけません。しかし、病院の帰りにお茶をするといつもケーキを食べようとします……。ワフウフさんたち姉妹がそれを制止すると、口癖のように「甘いものは我慢している!」と言い張るのですが、それは「ごはんの後すぐに食べているから間食ではない」と思っていたからだとわかり、慌てて姉妹で間食についての説明をしたのでした。通院の付き添いを終えると、ワフウフさんたち姉妹はその日にあったことを情報共有しています。そこでわかったのが、付き添いの人によって、あーちゃんの状態が大きく異なること。姉・なーにゃんといるときのほうが、怒られないように緊張しているようです。素がいいのかある程度の緊張は必要なのか、ワフウフさんも悩んでいます。 10年以上も通う病院なのに… 通院前日の確認メールに「朝一番で行こう」と付け加えたところ、あーちゃんから電話が。 いつも朝一番に行っていると説明すると……。 「朝一番」が何時かわからなくなってしまったようです。 落ち着いていつもの通院の流れを確認します。 行く時間はわかったものの、今度は家を出る時間がわからなくなりました。 バスの時間を調べようと時刻表を見ているようですが、そもそも見る時間が違います。 時刻表を見ている意味がないと、ゆっくり説明してみます。 最近、糖尿病の数値が良くないので、気を付けるように言うと……? スラスラと数値を語り始めますが、事実とまったく違うのです。 ちゃんと気を付けるように再度注意しますが……。 またもや自分に都合の良い解釈……! 通院の前日は、あーちゃんに確認のメールを送るようにしているのですが、最近待ち合わせに遅れることもあるので、念のため「朝一番で病院へ行こうね」と付け加えたところ、しばらくして「朝一番って何時……?」と心細そうな声で電話がかかってきました。 時間を伝えると、今度は自分が何時に家を出ればいいのかわからなくなってしまった様子……。そこで、バスの時間を調べようとして時刻表を取り出すも、病院に着いているはずの9時や10時台の時間を見ていて、結局「7時半過ぎに家を出ればいい」と私が言って、やっと安心してくれました。もう10年以上も通院している病院だというのに、流れがわからなくなってしまったようです。 実はここ最近、あーちゃんの糖尿病の数値があまり良くありません。それなのに、本人は数値が下がったと思い込んでいて「先生からも食べるように言われた」と自信満々。先生は、痩せてきているからたんぱく質を増やすようにと言っただけで、甘いものを食べなさいなんてひと言も言っていないのに。あまりにも都合がよ良過ぎる解釈に、説明するのも疲れてしまいます……。 --------------10年以上も続けていることであれば、そう簡単に忘れることもなさそうだと思ってしまいがちですが、認知症は記憶を保持している期間にかかわらず影響が出てしまうようですね。時間の感覚が狂い始めているとすれば、生活リズムも乱れてしまいそうで心配ですね。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ
2024年02月27日私には、忘れられない生理のときの思い出があります。会社に行く途中、生理が始まったことに気づいた私。生理用品をつけておらず、漏れている感覚もあり、満員電車の中でひとり焦っていました。「電車を降りたら、周りの人に経血漏れに気づかれてしまう」と。そんな私の窮地を救ってくれたのは……。 出勤途中の電車内でまさかの事態に!いつも朝はバタバタしてしまい、その日も出社時間に追われて電車に乗った私。電車に乗れたことはよかったものの、ふと「あること」に気づき、出社時間以上に焦ってしまいました。 それは、生理予定日だったことをすっかり忘れていたこと。下着に経血が漏れているような……独特な感触があり、「これは絶対に生理が始まっている」と思いました。不幸なことに、この日はグレーのボトムスをはいており、「こんな日に限って染みが目立ってしまうものを着てきてしまうなんて!」とガックリ。 「会社に着けば制服があるからなんとかなりそう」とも思いましたが、「じゃあ会社までは? 手持ちのバッグで隠す? いや、腰まで隠れそうにないし、おしりを隠しながら歩くのも不自然」と、焦るばかりでいい案が思いつかず……。朝の人がたくさん乗っている電車内で私はパニックになってしまいました。 動揺する私に手を差し伸べてくれたのは「どうしよう……。どうしよう!」と、ひとり電車の中で動揺していたときです。救いの神が現れました! 私の焦りを感じとったのか、うしろにいた通勤途中と思しき女性が、赤色のカーディガンを差し出してくれたのです! そして「腰に巻く?」とだけ言い、ちょうど駅に着いたタイミングだったため、女性はそのまま去ろうとし……。私は慌ててカーディガンをどうしたらいいかと聞くと、「安物だからいいのよ」とだけ言い、彼女は颯爽と歩いていってしまいました。 いただいてしまうのは忍びなかったですが、内心は本当に救われた思いでした。彼女が助けてくれなければ、周囲の人におしりが汚れている姿を見せることになってしまい恥ずかしい思いをするところでした。イヤな気持ちを引き摺ったまま仕事をしていたでしょうし、1日をダメにしてしまうところでした。「今どきこんな親切な人がいるんだ」と、とても感動しました! この一件だけでなく、私はこれまで何度も経血漏れを経験したことがあります。それだけ経血漏れは女性にとって身近な生理の失敗なのかもしれません。だからこそあの女性も気づき、フォローしてくれたのかなと感じます。彼女のやさしい心づかいに感謝していますし、私も困っている人がいたらできる限り助けたいと思った経験です。 著者/匿名作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 漫画家 まっふ
2024年02月27日2歳の娘は、音楽に合わせてダンスをするのが大好き。その日は、好きなキャラクターのポンチョを着て、部屋の中で楽しく踊っていました。私も夫も、初めは踊っている娘をほほ笑ましく見守っていたのですが……。 娘が突然のかんしゃく!その理由は…しばらくして私は、娘の髪の毛が汗ばんでいるのに気づきました。「ポンチョのせいで暑いんだろうな。そろそろ脱がせないと」と思い、無言で娘のポンチョに手をかけたのですが、娘は脱ぐのを嫌がりました。しかし、娘の体はもう汗だく。「早く脱がせなきゃ」と少し焦った私は、娘をなだめながら無理やりポンチョを脱がせました。すると娘は今までにないぐらいの大きな声で大泣き。さらにかんしゃくを起こし、私や夫の言葉にも耳を貸してくれなくなってしまったのです。初めてのことに驚いた私と夫は、娘を抱き上げて必死になだめました。それから十数分後、娘の機嫌は無事に直ってほっと一安心。「汗をかいているからポンチョを脱ごうねとか、ひと言声をかければよかったね」と夫に言われてハッとし、反省しました。 私は「娘は小さいからどうせ言ってもわからないだろう」と、決めつけて行動したことを深く後悔。これからは娘に対して何か行動する際は、しっかりと声かけをして、娘も納得できるような接し方をしようと心に決めた出来事でした。 作画/yoichigo著者:はますまなこ
2024年02月27日5人目を妊娠中、近くのスーパーに子ども4人を連れて買い物に行きました。すると、見知らぬ男性に罵声を浴びせられてしまったのです……。ショックで私は恐怖を感じていたのですが――!? 子ども連れのスーパーでの出来事平日に近くのスーパーへ子ども4人を連れて買い物に行きました。そのスーパーでは出入り口付近で試食があり付近は少し混んでいました。何だろうと子どもたちが見ていると、通りすがりの高齢男性にこちらを睨みながら舌打ちをされました。 男性は私たちが邪魔で通路が通れなかったようです。そして通りすがりに「子どもをちゃんとみろ!母親として失格だ!」と言い放ち睨んできました。私は、子どもに手を出さないように子どもたちの肩を抱きましたが、大きな体の男性が近づいてくるのはとても怖かったです。 私自身も妊娠中だったので手をだされたらどうしようととても不安でした。子どもたちもとても怖かったようで、私にくっついて離れませんでした。男性は、私たちにつきまとい罵声を浴びせ続けるので、どうしようかと思っていたとき……。 近くにいた別の男性が「大丈夫?小さい子がおるのに1人で大変やね。ひどい言い方するな」と声をかけてくれました。すると高齢男性の怒りの矛先は声をかけてくれた男性にも向いてしまいました。男性はすぐに店員さんを呼んで、店員さんは罵声を浴びせる男性を引き離してくれました。 高齢男性が去った後も「こんな小さい子がいるのに大変ってわからないんかな?怖かったね」とやさしくわたしと子どもたちに声をかけてくれ、とてもうれしかったのとほっとしたのを覚えています。 舌打ちや罵声を浴びて私や子どもたちもすごく怖かったですが、近くにいた男性に助けてもらいとてもうれしかったです。その男性がいなかったらどうなっていたかと思うほど恐怖でいっぱいでした。また通路が通れなかったのは反省すべき点なので、今後同じことが起こらないよう気を付けようと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラスト/まげよ著者:さとう あおい
2024年02月27日3,254名の名前を調査した2024年1月生まれ女の子の名前ランキングより、季節感のある漢字と、その漢字を用いた名前を紹介します。10年に1度といわれる強烈寒波が襲来し、寒さが厳しかった1月。赤ちゃんの名付けでも、冬らしい名前が増加しました。1月生まれの女の子は、雪やその時季の植物に由来する漢字を使った冬らしさを感じる「冬ネーム」が人気でした。 白1月生まれの女の子に多く用いられた漢字のひとつ、「白」。白く美しい雪から、純粋さや透明感を連想させます。「茉白」「舞白」「麻白」など「ましろ」とよむ名前で多く名付けられていました。「白」は、汚れのない純粋なイメージや、清く正しく美しい印象があります。また、明白であること、はっきりとしていることも表す漢字です。身も心も美しく快活な人に育ってほしい、という願いが感じられます。 柊「木」偏に「冬」と書く「柊」も名前に多く用いられていました。「柊」はヒイラギを意味するモクセイ科の植物のこと。冬に花をつけることからこのような漢字の成り立ちとなっているようです。「柊花(しゅうか)」「柊翠(ひすい)」「柊(しゅう)」といった名前が人気。「柊」を用いた名前は全22種でした。「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いが感じられます。 冬1月の季節感を端的に表す「冬」も名前に多く用いられていました。「桜冬(おと)」「冬花(ふゆか)」といった名前が人気。全部で20種類もの「冬」を用いた名前がありました。 「冬」は澄んだ空気やしんしんと降る雪などから、純粋さや潔白感、美しさを感じさせます。冬に生まれた赤ちゃんの透明感を表すのにぴったりの漢字です。 六この冬「六花」という名前が人気急上昇したことから、「六」という漢字が増加。「六」が用いられた名前は「六花」のみです。「六花」は、雪の別名を表します。雪の結晶の多くが六方形をしており、花のように美しいことから、この別名がつきました。「りっか」「りつか」といったよみで名付けられています。 雫1月1日の誕生花・スノードロップから連想する「雫」という漢字も、1月に多く用いられていました。茎先に一つだけ白い花を咲かせる植物で、花言葉は「希望」を表します。「雫」を使った名前は全部で4種類ありましたが、1月は「雫(しずく)」が最も多く名前に用いられていました。 「雨」に「下」を重ねてできた「雫」という漢字は、雨や草木に落ちる雫を表します。この「雫」という漢字を用いることで、美しく神秘的なイメージの名前になります。 1月生まれの女の子に多く用いられていた季節感のある漢字は、「白」「六」のように雪にちなんだ漢字のほか、「柊」「雫」などその時季の植物に由来する漢字も見られました。これからの女の子をご出産予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年1月25日(木)調査件数:3,254件(女の子)
2024年02月27日第一子を妊娠したときのこと。夫婦ふたりで名前の候補をいくつか挙げ、おなかに向けて名前を呼び、毎日のように話しかけていました。もうすぐ生まれるというときには、漢字も決まっていたのですが……。 夫婦で決めていた子どもの名前を…妊娠がわかってから、子どもの名前について2人で話し合っていました。臨月にはいり、画数を見ながら漢字も決定。いよいよ生まれる!というときに夫から連絡がありました。 私たちが決めた子どもの名前を、義母が懇意にしている占い師のところへもっていったそうです。占いの結果、運勢が「大凶」と言われてしまったとのこと。画数的には何の問題もなく、やっと納得する名前が決まったと思っていたのに……。考え直して別の名前に変更しました。 当時は結婚したばかりで、自分の意見が言えなかったことを今でも後悔しています。なので2人目は出生届を出してから報告しました。子育てをしていると周りから何かと言われることもありますが、惑わされない気持ちも必要だなと思っています。 ◇ ◇ ◇ 最初の名前に愛着があったと思いますが、「大凶」と聞くと変更した方がいいのかなと心が揺れますよね。夫婦で話し合い、譲れないポイントなどを決めておくのもいいかもしれませんね。 作画/シュー子著者:田中恵美
2024年02月27日