『パイレーツ・オブ・カリビアン』『ホビット』シリーズのオーランド・ブルームを主演に迎えた映画『Smart Chase』(原題)が、『スマート・チェイス』の邦題で4月27日(金)より日本公開されることが決定。あわせて、金髪姿のオーランドが写る、ポスタービジュアルが公開された。ストーリー仕事がうまくいっていないプライベート・セキュリティ・エージェントの男、ダニーは、上海から高価な中国産の骨董品を無事に運び出す仕事を与えられ名誉挽回のチャンスを得る。しかし、道中でそのブツを狙う謎の集団の襲撃に遭い、依頼品を奪われてしまう。過去の事件との共通点に勘付いたダニーは、このピンチをチャンスと捉え犯人を追跡するキケンな作戦変更に出るが、そこには予想だにしなかった驚くべき黒幕が隠されていた――!見どころ本作はチャールズ・マーティン監督の最新作。大都市・上海を舞台に、オーランド扮するダニーを中心とする訳ありのエージェントチーム「S.M.A.R.T」が、奪われたブツを取り戻すために凶悪な強奪集団と壮絶なアクションを繰り広げる物語。髪をブロンドに染め上げ、鍛え抜かれた肉体を駆使し、華麗な格闘を披露するオーランドの姿は、これまでのイメージとは一線を画すものになっている。公開決定とあわせて到着したポスタービジュアルは、オーランド演じるダニーが拳銃片手に、悪党を追跡し奪われたブツを華麗に奪いかえす様が表現されている。またオーランドのほかにも、ハナー・クイリバン、サイモン・ヤム、リン・ホンらが出演する。『スマート・チェイス』は4月27日(金)より池袋HUMAXシネマズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日中国の3都市を舞台に3つの短編で構成されるオムニバス映画『詩季織々』。新海誠監督作の『君の名は。』『秒速5センチメートル』で知られるコミックス・ウェーブ・フィルム(CWF)制作の最新作とあって注目を集めている本作だが、この度、本作初の映像となる特報映像と新ビジュアルが到着した。本作は、『陽だまりの朝食』『小さなファッションショー』『上海恋』と3つの短編で構成。失いたくない大切な思い出を胸に、大人になった若者たちの過去といまを紡いだ珠玉の青春アンソロジー。今回到着した映像は、「AnimeJapan 2018」のパブリックデイ(3月24日~3月25日)にCWFのブースにて上映が予定されている本作の特報映像。各物語の主人公にとって、失いたくない大切な思い出となる重要なシーンが登場。まず『陽だまりの朝食』では、監督の出身地・湖南省の美しい風景に、名物の三鮮米粉(さんせんビーフン)と祖母との思い出が描かれ、『小さなファッションショー』では、大都会・広州で、幼い頃の思い出を抱え懸命に生きる姉妹2人の姿が。そして『上海恋』では、監督の故郷である移りゆく上海の石庫門を舞台に、少年少女の瑞々しい青春模様が描かれている。そして、各作品のコンセプトとなる“衣食住”をモチーフにした新たなビジュアルも到着。“食”をテーマに監督自らの思い出をノスタルジーたっぷりに詩的に描く『陽だまりの朝食』(イシャオシン監督)。“衣”をテーマに広州の姉妹の物語を描く『小さなファッションショー』(竹内良貴監督)。“住”をテーマに描き、『秒速5センチメートル』のオマージュ作として注目を集める『上海恋』(リ・ハオリン監督)。それぞれ、切なくも心温まるストーリーを予感させるビジュアルとなっている。さらに、本作のムビチケカードが4月28日(土)に発売されることも決定。先着購入特典として、オリジナルミニクリアファイルがついてくる。『詩季織々』は2018年夏、テアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月22日佐藤二朗、白石麻衣(乃木坂46)、山田孝之というまさかのキャストが集結し、WEBで話題沸騰中の大人気コミック「やれたかも委員会」をMBS/TBSドラマイズム枠にてドラマ化することが決定した。いまの時代に贈る全く新しい恋愛ドラマ登場!原作は2016年からWEBサイト「note」で公開をスタートし、その後「cakes」でも公開、SNSを中心に「この漫画、着想がスバラシイ」「いままでありそうでなかった」「男の夢、欲望、アホさ、すべてが詰まってる」「こんど仲間うちで集まって委員会開きたい」など大きな反響を呼んだ、吉田貴司による同名コミックス。2017年にはAmazonの「Kindle Unlimited」ランキング第1位を獲得するなど、WEB発の漫画としては異例の人気を誇り、今年1月からは、「ロバート」秋山竜次主演でAbemaTVオリジナル連続ドラマ第2弾としても放送された。そしてこのたび、「賭ケグルイ」「伊藤くん A to E」などチャレンジングな作品を生み出してきたMBS/TBSドラマイズム枠にてTVドラマ化。近年では、恋愛ドラマが社会現象となることも少なくなったが、“やれたかもしれない”思い出をテーマに描く本ドラマは、1対1の人間関係が問われる究極の「個」を描いた純愛の物語。観る者の心をつかみ、大きく揺さぶり、日本中に熱狂と感動の渦を巻き起こす…かもしれない。「あのとき、もしかしたら、やれてたかもしれない…」超豪華キャストが判定佐藤二朗(能島譲役)「やれたかも委員会」能島譲を演じるのは、映画『50回目のファーストキス』『銀魂2』(仮)など話題作が控える佐藤二朗。ドラマ「勇者ヨシヒコシリーズ」の仏役でも大人気を博し、個性的な演技で注目を集める。今回解禁されたビジュアルでは、やれたかも委員会メンバー3名の主催者としてセンターに鎮座し、重々しい雰囲気をまといながら強い眼差しを向ける。「やれた」の札を上げる能島は、果たして百戦錬磨の恋愛マスターなのか、それとも…。佐藤さんは、「『やれたかもしれない夜』は『人間の綻び』である。綻びがあるから、人は面白い。綻びがあるから、人生は色彩豊かになる。なんつって。なんつってじゃない。せっかく真面目に書いてるのに、なんつってはいただけない。笑っていたらいつの間にか泣いていた。そんなことが起きたら嬉しい。時に可笑しく、時に哲学で、時に切ない。そんな『やれたかも委員会』は、紛れもなく、純愛作品である。なんつって」と、いつもの調子でコメントを寄せる。白石麻衣(月綾子役)委員会の女性メンバー、月綾子を演じるのは、今世紀最大のヒットとなったソロ写真集「パスポート」の反響からもわかる通り、男性・女性問わず大きな支持を集め、その勢いは止まることを知らない白石麻衣。解禁ビジュアルの中で彼女だけが上げている「やれたとは言えない」の札。眼鏡とラテが良く似合う彼女は、世の男どもの甘っちょろい妄想を女性的視点で、武士のごとくズバッと一刀両断!相談者をやり込める手厳しい男女関係や駆け引きの分析は切れ味抜群!演じる白石さんは、「佐藤さんや山田(孝之)さんの存在がすごく心強かった」と語り、「皆さんに楽しんで観ていただけると幸いです」と期待を込めている。山田孝之(オアシス役)そして、最後の委員会メンバー、帽子にサングラス姿という一見風変わりな出で立ちで「やれた」の札を上げるオアシス役には山田孝之。主演映画『50回目のファーストキス』ほか、映画『ハード・コア』、実写ドラマ「聖☆おにいさん」ではプロデュースを務めるなど、新たな挑戦も話題に。また、数々の個性的なCMキャラクターも難なくこなす多才ぶり。「やれた」の札を上げるその姿は、淡々としているようにも見えるが、相談者の“やれたかもエピソード”への多角的アプローチは3名の中でもピカイチ。その探偵さながらの名推理は、委員会の議論の流れさえも一変させ、メンバーと相談者を熱く真剣な議論へと導く手腕は必見。山田さんは「すでにAbema TV で放送されている『やれたかも委員会』ですが、どちらも違った良さがあると思うので、どちらもお楽しみ頂ければと思います」とアピールする。「やれた」「やれたとは言えない」の判定に至るまでの熱い議論も活写今回のTVドラマ化にあたっては、原作よりもさらに濃密で濃厚な人間ドラマを描くべく、原作・吉田貴司と製作陣の協議の上、先のようにあえて原作とは違うキャラクター設定を委員会メンバー3名に用いることに。原作が持つ“やれたかも委員会スピリッツ”をリスペクトして最大限継承しつつも、新しい「やれたかも委員会」を生み出すという大きなチャレンジに踏みきった。原作では、「やれたかも委員会」に訪れる相談者の“やれたかもエピソード”の回想をメインに描かれるが、本作では、相談者の回想パートに加えて、委員会メンバー3名と相談者の間で繰り広げられる、「やれた」「やれたとは言えない」の判定に至るまでの熱い議論も細かく丁寧に描写。その様子は、まるで法廷サスペンスを観ているかのような緊張感にさえ包まれそう!?誰しもが心に秘めている“やれたかもしれない”想い出に下される、「やれた」もしくは「やれたとは言えない」の判定…。“やれたかもしれない”でも、“やれなかった”夜だからこそ、相談者に強く刻まれる記憶…その過程と結果に興奮と感動が待ち受ける。原作者の吉田貴司は、「この漫画は最初は僕が1人部屋の片隅で描いたものでした。それがひょんなことからインターネットで広まり、たくさんの方のご協力により、この度地上波でドラマ化されることになりました。そしてこの豪華キャスト。ちょっと信じられないことです。部屋の片隅から宇宙に飛び出た気分です。どんなものが見られるのかワクワクしています」と、楽しみにしている様子だ。演出を務める山口雅俊は、「ドラマ『やれたかも委員会』は、恋愛ドラマです」と断言している。「やれたかも委員会」は4月22日(日)より毎週日曜深夜0時50分~MBSにて、4月24日(火)より毎週火曜深夜1時28分~TBSにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2018年03月22日女性の社会進出が唱えられるなか2016年に「女性活躍推進法」が施行され、従来なら男性が演じてきたジャンルで女性を主人公にしたドラマや映画が増えてきた。2018年春クールのドラマではその流れがさらに加速。魅力的に活躍する女性の姿を描く4作品が放送をスタートする。2016年秋に放送された「逃げるは恥だが役に立つ」は“契約結婚”という設定を導入、「専業主婦」を“職業”として明確に再定義することで男女の新しい関係性を描き出し一大ブームを巻き起こした。その後も篠原涼子が新人議員を演じた「民衆の敵」、綾瀬はるかが元工作員を演じた「奥様は、取り扱い注意」、この1月クールには石原さとみが「アンナチュラル」で法医解剖医を演じるなど、いずれも従来なら男性が主人公を演じただろうジャンルに女性主人公が進出。この春、その潮流は一挙に加速している。■長澤まさみが凄腕詐欺師に!月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」本作で長澤まさみが演じるのはコンフィデンスウーマン(信用詐欺師)の“ダー子”。難解な専門知識も短期間でマスターする頭脳を持ちながら、破天荒でいい加減な面もあるというダー子が悪徳企業のドンやマフィアのボスら金の亡者たちからあらゆる手段を使って金を巻き上げていく痛快エンターテインメントコメディーである本作は騙し騙され展開が二転三転する“コンゲーム”モノ。ちょうどハリウッドでも全員女性の『オーシャンズ8』が公開。ワルい男たち(もしかしたら女も?)を手玉に取る強い女性像は世界的潮流なのかもしれない。「コンフィデンスマンJP」は4月9日(月)21時~フジテレビ系で放送開始。初回30分拡大。■吉高由里子は検事役!お仕事ドラマ「正義のセ」「花咲舞が黙ってない」「家売るオンナ」「地味にスゴイ!」などで仕事で活躍する女性を描いてきた日テレの“水曜ドラマ枠”がこの春おくる新たな“お仕事ドラマ”が本作。「東京タラレバ娘」以来の同枠主演となる吉高由里子が演じるのは“新米検事”。吉高さん演じる仕事も恋もあきらめない駆け出し検事・竹村凜々子が検事として、女性として成長していく姿を描いていく痛快お仕事ドラマになるという。シリアスで重厚…というイメージが強い検事モノに吉高さんがどんな新風を吹き込むのか、今から楽しみ。「正義のセ」は4月11日(水)22時~日本テレビにて放送開始。初回10分拡大。■菜々緒が“悪女”から“悪魔”に進化!? 「Missデビル人事の悪魔・椿眞子」“悪女”キャラを演じて女優としてブレイクした菜々緒さんが、今度は悪魔と呼ばれるほど冷酷非情にして凄腕の人事コンサルタント・椿眞子を演じる本作。セクハラ、パワハラ、派閥争い、モンスター社員など、あらゆる企業で起こりうる問題を、菜々緒さん演じる主人公が悪女を超えた“悪魔”のような大胆さで解決していく痛快オフィスエンターテインメント。肉体的にも精神的にも非常に過酷、高い職業倫理感や強い責任感が求められるコンサルタントという職業を菜々緒さんがどう演じていくのか注目だ。「Missデビル人情の悪魔・椿眞子」は4月14日(土)22時~日本テレビ系で放送開始。初回15分拡大。■波瑠は鈴木京香と“女性バディモノ”に「未解決の女」「ON 異常犯罪捜査官」でも刑事役を演じた波瑠さんがこの春再び刑事モノにトライ。今度は鈴木さんと“バディ”を組んで様々な未解決事件を解き明かしていく。本作で波瑠さんと鈴木さんが演じるのは未解決事件の文書捜査を担当する「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する矢代朋と鳴海理沙。この2人が個性豊かなおじさま捜査官たちやイヤ~な上司とパワフルに対峙しながら、“文字”を糸口に未解決事件を鮮やかに解決していく爽快ミステリー作品になるという。男性コンビ、または男女のコンビのイメージが強い“バディ”モノだが、波瑠さんと鈴木さんのコンビによる女性バディはどんな活躍をみせるのか?「未解決の女」は4月19日(木)21時~テレビ朝日にて放送開始。この4作に共通するのがいずれも“痛快”“爽快”さを売りにしている点。女性の社会進出をシリアスに描くのはなく、またテーマとして全面に押し出すのでもなく、「女性が主人公なのは特別なことではない、そのうえで“どう描くか”」を考えるなかで、痛快さや爽快さというドラマとしてはベーシックなストーリーに落とし込んだ印象を受ける。これは「女性が社会で活躍するのが当たり前」となった現代の時代性がドラマにも反映され、ここ数年の女性が活躍する“お仕事”ドラマが次のステージに進んだした証なのではないだろうか。この春、さらに“進化”した女性のお仕事ドラマに期待したい。(笠緒)
2018年03月22日誰にでも映画に興味を持つきっかけとなった特別な1本があるのではないだろうか。子供の頃に観た強烈なホラーだったり、うっとり憧れるロマンスだったり、お医者さんや警察官、消防士…映画のキャラクターや職業に刺激を受けて将来を決めた人だっているだろう。『フェリーニに恋して』の主人公のルーシーにとってのその1本、人生を変えることになるその1本は、フェデリコ・フェリーニの『道』だった。この映画はルーシーがイタリア映画の巨匠フェデリコ・フェリーニの作品と出会い、ローマ、ヴェネチア、ヴェローナ、美しいイタリアの都市を旅する物語だ。ルーシー(クセニア・ソロ)は、母クレア(マリア・ベロ)に大切に育てられた。世の中の全ての悪い事や苦しみから守られるように…。だから20歳になっても男の子とキスをしたこともない、もちろんつき合ったこともない、友だちもいない、アルバイトもしたことがなかったが、母が自分の将来を心配していることを知り仕事を探し始める。ある日、ルーシーは「製作者を求む」という新聞の広告を見て映画会社の面接に行くが、そこは彼女が思い描いていたような会社でも仕事でもなかった。落胆するなか、街で「フェリーニ映画祭」のチラシを受け取り、吸い込まれるように映画館へ──。映画祭で『道』を鑑賞し、フェデリコ・フェリーニという映画監督の存在を知り、その世界観に魅了されたルーシーは、帰宅後フェリーニの作品を片っ端から観て過ごす。そして「フェリーニに会いたい! 会って話しをしたい!」と、彼に会うためにイタリアへ行くことを決めてしまうのだった。好奇心や興味によって引き出される行動力はものすごいもので、母に守られてきた娘は、母を想いながら籠から羽ばたき、旅に出る。離れていても心は繋がっている──そんな母と娘の愛の描き方も素敵だ。旅の途中で、フェリーニの映画に登場するキャラクターが現れるのがユニークだ。『道』のザンパノが幻想の世界への誘導役として登場するほか、『甘い生活』のシルヴィアとマルチェロ、『8 1/2』のグイド、16作品以上の名シーンへのオマージュが散りばめられている。たとえフェリーニの映画を観たことがなかったとしても、ルーシーがフェリーニに導かれたように、観客はルーシーに導かれ、ルーシーと一緒に旅をしているように感じるだろう。ローマ、ヴェネチア、ヴェローナ…イタリアに行きたくなる。なかでも行ってみたいのは、ルーシーの旅の終わりと人生の始まりを感じる、とてもファンタジックなシーンとして描かれている場所、ラストシーンで登場する「Osteria Margutta」。ローマのポポロ広場とスペイン広場のちょうど中間にある裏道、マルグッタ通りにあるレストランだ。この通りは『ローマの休日』のロケ地としても有名。グレゴリー・ペックの演じたジョー・ブラッドリーのあのアパートがある通りだ。また、110/113番地にはフェリーニが住んでいたアパートもあり、フェリーニと彼の妻で女優のジュリエッタ・マシーナの名前が書かれたプレートがいまでも残っている。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2018年03月21日90年代を代表する吉住渉の人気少女コミックを映画化した『ママレード・ボーイ』の完成披露試写会が3月21日(水・祝)、都内で行われ、ダブル主演の桜井日奈子と吉沢亮、中山美穂、檀れい、谷原章介、筒井道隆、佐藤大樹、優希美青、廣木隆一監督が登壇した。■映画初主演の桜井日奈子「幸せ噛みしめている」お互いの両親がそろって離婚&再婚したために、同じシェアハウスで一緒に暮らし始める高校生の男女の恋模様を描く本作。映画初主演を飾った桜井さんは、「この場に立てる幸せを噛みしめています。たくさんの方々の協力がありましたし、作品に携わる皆さんに感謝します」と感無量の面持ち。一方、吉沢さんは、ユニークな設定について「ぶっ飛んでいると思いますが、夫婦がこれだけ仲がいいのは、すてきですし、家族としてすばらしい形だと思う」と理解を示した。■吉沢亮、桜井さんに対する印象のクセがすごい初共演にして、ダブル主演を果たした桜井さんと吉沢さん。感想を聞かれると「私がポロっと岡山弁で話してしまうと、それをマネしてくれたり、和ませてくれた」(桜井さん)。これに対し、吉沢さんは「ずっとキュンキュンしていました」と明かし、「人類じゃない感じで、雰囲気もミステリアス。近寄りがたくて、トータル雰囲気は妖精みたい」と独自の視点を披露していた。■桜井さんはドS?本人不服も廣木隆一監督は…この日は、映画の内容にちなみ、恋愛タイプ診断テストが実施され、桜井さん&吉沢さんら登壇者全員で、「告白は自分からする」「恋人ができたら、みんなに知らせたい」「恋人と毎日連絡をとりたい」「恋人と一緒に下校したい」「映画は相手が見たいものを優先する」という5つの質問に回答した。その結果、桜井さんは「ドSなタバスコタイプ」、吉沢さんは「大人なビターチョコタイプ」だと判明。意外な診断結果に、桜井さんが「えー、そんなことないです」と不服を申し立てると、廣木監督は「いや、ドSですよ!」と指摘していた。『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ママレード・ボーイ 2018年4月27日より全国にて公開© 吉住渉/集英社 © 2018 映画「ママレード・ボーイ」製作委員会
2018年03月21日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾をはじめ、浅野忠信、満島真之介、尾野真千子らが出演するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』。この度、エピソード4『新しい詩(うた)』から最新場面写真が到着した。『ピアニストを撃つな!』『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』『光へ、航る』『新しい詩』4本のエピソードで構成された本作。全てのエピソードがつながり、ラストで1本の映画になるという仕掛けとなっていることが明かされ、一つの物語として完成するラストでは、豪華ミュージカルが待っており歌って踊ることも先日発表された。今回公開されたのは、児玉裕一が監督&脚本を務める『新しい詩』の場面写真。エピソード1に出演する稲垣さん、エピソード2の香取さん、エピソード3の草なぎさんが、夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロア「クソユニバース」に一堂に会し、華やかな衣装のもと何やらハプニングが!?歌って踊る「クソユニバース」のド派手なショーの中、何が待ち受けているのか気になる場面写真となっている。なお、映画公開を記念して「POP UP SHOP」がオープン。初日は雨が降る中、朝5時から長蛇の列ができ、韓国や台湾といった海外からも熱心なファンが駆けつけるなど大盛況。この「POP UP SHOP」は4月20日(金)までとなっている。『クソ野郎と美しき世界』は4月6日(金)より全国86(野郎)館にて2週間限定公開。(cinemacafe.net)■関連作品:クソ野郎と美しき世界 2018年4月6日より全国にて2週間限定公開
2018年03月21日俳優の福士蒼汰が3月21日(水・祝)、都内で行われた主演作『曇天に笑う』の初日舞台挨拶に登壇。駆け付けたファンを前に、映画の公式PV「曇天ダンス~D.D~」の振り付けを生披露し「いやあ、めちゃくちゃ緊張しました。大丈夫でしたか?」と問いかけた。■福士さんら豪華イケメンが、キレキレダンスを披露!「曇天ダンス~D.D~」とは、人気バンド「サカナクション」が手がける主題歌「陽炎」にあわせて、映画内で明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲(やまいぬ)」が披露するもの。この日は福士さんをはじめ、共演する中山優馬、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹、若山耀人、本広克行監督が登壇し、桐山さんと本広監督をのぞくメンバーがダンスを披露した。PVでもダンスを披露している古川さんは「PVを撮っているときから、今度は(福士さんら)みんなで一緒に踊りたいと言っていたので、今日こうして一緒に踊れて良かった」とにっこり。大学時代はダンスサークルのリーダーで、ブレイクダンスを磨いていたそうで「今回、ソロパートの振り付けもさせていただいた。犲は軍服なんですよ。ブーツを履いているので、ダンスは大変だった」とふり返った。■「今後、誰と共演したい?」の質問に、福士さんは…唐々煙による人気コミックを実写映画化した本作。明治維新後の滋賀県・大津を舞台に、300年に一度復活し、人間に災いをもたらす大蛇(オロチ)を封じ込めるため、曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男・曇天火、次男・空丸、三男・宙太郎の“曇天三兄弟”が立ち上がる。「自分たちが誇れるアクションエンターテインメント作品に仕上がった。今日からは本当のスタートなので、何度でも見ていただき、一緒に完成させていきたい」と福士さん。旬のイケメン豪華共演が実現した本作にちなみ、「今後、誰と共演したい?」の質問が飛ぶと、「よりどりみどりだからな~。ぜひ、優馬と共演して、バディものをやってみたい」と構想を明かした。『曇天に笑う』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月21日福士蒼汰主演映画『曇天に笑う』が3月21日より公開された。ド派手なアクションが描かれる本作の情報をおさらい!■原作はアニメ、舞台にもなった人気コミック原作は、唐々煙・著の同名コミック。2011年より連載がはじまり、2014年にアニメ化、2015年からは舞台化と様々なメディアで展開。魅力的なキャラクターたちが多数登場し、10代・20代の女子を中心に熱狂的なファンを持つ。今回の実写版にも、原作で人気のキャラクターたちが登場。天火、空丸、宙太郎の曇天三兄弟、そして犲のリーダー・安倍蒼世や犲隊員たち、抜け忍で曇家の居候・金城白子、風魔一族の長・風魔小太郎…と、強く美しく戦う男たちが派手なアクションを繰り広げる。原作者・唐々煙氏は、「福士さんはいつもテレビで観ていたし、何よりあの本広監督が『曇天に笑う』を作ってくれると言うことに未だに驚いています。監督が面白いと思うことを見たいです。どんな世界になるのか、単純に作品を愛し、映像が好きな身として、ただただ楽しみにお待ちしております」とコメント。■あらすじ物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に一度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、いま始まる。■気になるキャストは?『踊る大捜査線』シリーズ、『亜人』をはじめとする日本映画界随一のヒットメーカー、本広克行が監督を務める本作。主題歌は、本広監督がプライベートでも親交がある「サカナクション」フロントマンの山口一郎に熱烈オファーし、書き下ろしが実現した。キャストには、本作で時代劇映画初主演を果たす福士蒼汰が曇天三兄弟の長男・曇天火を演じ、次男・空丸役を中山優馬、三男・宙太郎役を若山耀人が担う。大怪我をおって曇神社に行き倒れていたところを天火に助けられて以来、曇天三兄弟と生活を共にしている金城白子役に桐山漣。災いから家族・仲間・町全てを守るため、福士さんと共に死闘を繰り広げていく政府直属部隊・犲(やまいぬ)にはチームリーダー・安倍蒼世役の古川雄輝を筆頭に、大東駿介(鷹峯誠一郎役)、小関裕太(永山蓮役)、市川知宏(武田楽鳥役)、加治将樹(犬飼善蔵役)、そして「犲」を極秘に創立した政治家・岩倉具視を東山紀之が演じる。そのほか世の中を支配しようと大津の町に暗躍する最強の忍者集団・風魔一族の3人衆を池田純矢(迅影役)、若葉竜也(霧生役)、奥野瑛太(雷牙役)が好演している。■「犲」メンバーが主題歌にあわせキレキレダンス披露公開された予告編では、弟・空丸を天火がボロボロになりながらも助けようと奮闘する姿が収められている。これまでに見たことのない、福士さんの体当たりのアクションシーンは必見。東山さん扮する岩倉具視や、古川さん演じる「犲」のチームリーダー・安倍蒼世、桐山さん演じる天火の親友・金城白子らの姿も確認することができる。「サカナクション」が手がける主題歌「陽炎」にあわせて、映画内で明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲(やまいぬ)」を演じる古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹の5人がダンスを披露!「Perfume」「BABYMETAL」などの振付を担当するMIKIKOが参画、振付を担当。加えてブレイクダンスの経験がある古川さんが初の振付に挑戦した、激しくキレのあるブレイクダンスシーンも登場している。■福士さんの“長男”ぶりは?中山優馬&若山耀人への兄弟愛が止まらない「姉2人がいる環境だったので、弟がいる感じが考えられない」と語る福士さんに対し、次男・空丸を演じる中山さんは「実は同い年なんですけど、もう完全にお兄ちゃんですね。背が高いし、カッコいいし、すんなり(兄として)受け入れられた」と太鼓判。三男・宙太郎役の若山さんも「いつも引っ張ってくれた頼もしい兄貴。いまでも大好きです」と尊敬を示していた。そんな福士さんは撮影現場で「優馬はマイペース。耀人はムードーメーカー」と語り「優馬とは一緒に食事に行きました。さかなくんのモノマネもしてくれて。振ったらやってくれるんです。さすがだなーと(笑)。優馬は、ツンとしているように見えるから、笑うと『笑ってくれた!』とキュンとします(笑)。耀人はすごく可愛いんですよ。名前のごとく、キラッキラした目で、まっすぐ見てくる。お兄ちゃんたちに『教えて!教えてー』とくっついてくる。数日、耀人に会わない日が続くと『あれ?耀人、いま何してるんだろ?』と思い出すんです。依存性のある可愛さがあります」とすっかり長男の顔で兄弟愛を語っていた。また劇中で福士さんと共に過ごすことが多かった古川さんと桐山さんもシネマカフェの単独インタビューの際、「この映画のキャラクターみんな格好いいけれど、やっぱり福士くんの演じた天火は格好いいですね」(古川さん)「蒼汰自身は天火のようにガハハと笑うタイプではないし、彼はもともと末っ子だけれど、映画のなかではちゃんとお兄ちゃんを演じていた。そんな蒼汰からももちろん刺激を受けました」(桐山さん)と話してくれていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月21日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」の劇場版第6弾として2017年2月に全国公開された『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』が3月21日(水・祝)今夜テレビ朝日系でテレビ初放送される。優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている警視庁特命係の杉下右京を水谷さんが演じ、杉下が“相棒”と共に事件を解決していく本シリーズは、単発ドラマ時代を経て2002年に連続ドラマ化。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が“相棒”役を演じ、「season 14」からは反町隆史演じる冠城亘が活躍中。昨年秋からスタートした「相棒season16」も好評のうちに3月14日の放送で最終回を迎えた。長寿シリーズとなった本作では劇場版もこれまでスピンオフ含む計6作が製作。2008年公開の『相棒 -劇場版-』の翌年にはスピンオフ『鑑識・米沢守の事件簿』が公開。続く2010年には先日17日にTV放送された『相棒 -劇場版II-』が公開。2013年のスピンオフ『相棒シリーズ X DAY』の公開を経て2014年には『相棒 -劇場版III-』。そして昨年公開されたのが今回オンエアされる『相棒-劇場版IV-』となる。7年前、英国で日本領事館関係者の凄惨な集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織「バーズ」によって誘拐された。しかし、当時の駐英大使と日本政府は“高度な政治的判断”によって、その誘拐事件を闇に葬る。それから7年、行方不明となっていた少女の身代金要求が、再び日本政府に突きつけられた。首謀者とされる「バーズ」のリーダー=レイブンの意図は何なのか?なぜ、少女は7年間生かされていたのか?タイムリミットが迫る中、日本政府はバーズをテロ組織と断定、その要求を再び拒否する。すると、その身代金要求は世界を震撼させる無差別大量テロへと発展。狙われたのは50万人の見物客が集まる国際スポーツ競技大会の凱旋パレード。日本中が歓喜に包まれるパレードの真っ只中、ついに特命係は真犯人を追い詰める! その先には、70年前の“ある出来事”から始まる、あまりに切ない真実が待ち受けていた――。水谷さん、反町さんのほか仲間由紀恵、石坂浩二、“元相棒”の及川光博に“元鑑識”の六角精児に石坂浩二とシリーズの人気キャストが集結。鹿賀丈史、北村一輝らも加わり豪華キャストで、特命係が関わってきた事件の中でも比類のない難敵となるミステリアスな国際犯罪組織との戦いが描かれる。『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は3月21日(水・祝)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開© 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2018年03月21日徳井義実、後藤輝基、SHELLY、指原莉乃の4人がある共通点を持ったゲストとのトークで盛り上がる日本テレビ系バラエティー「今夜くらべてみました」。その3月21日(水・祝)今夜放送回に音楽アーティストで俳優の岩田剛典をはじめ新庄剛志、バカリズム、是永瞳が出演する。LDH所属の人気グループ「三代目J Soul Brothers」のメンバーとしてデビューした岩田さん。グループとしては「NHK紅白歌合戦」の出場から2014年、2015年に2年連続でレコード大賞を受賞するなど大きな偉業を達成。同時に俳優としても映画『クローズEXPLODE』や「ディア・シスター」で注目され、「ワイルド・ヒーローズ」「HiGH&LOW」シリーズなどでその魅力を輝かせると、2016年秋放送の「砂の塔~知りすぎた隣人」では複雑な背景を背負った青年を演じ、その演技力にも磨きをかけ、この春から日本テレビ系でスタートする「崖っぷちホテル!」にも出演が決定し、飛躍的な成長を遂げている。そんな岩田さんが今夜「今くら」で初恋相手との“初キス”エピソードや高校時代の日サロ通いなど、青春トークに華を咲かせる。また前回の番組出演時に整形を告白した新庄さんがバリから緊急帰国。次に整形したいのは“目”だという新庄さんの衝撃発言にも注目だ。岩田さんの主演最新作となる映画『去年の冬、きみと別れ』は現在公開中。岩田さん演じる新進気鋭のルポライター・耶雲恭介が、結婚を間近に控え本の出版を目指すなかで目を付けたのが、不可解な謎が残る盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の容疑者である天才写真家・木原坂雄大だった。その真相に近づくにつれいつの間にか彼は、抜けることのできない深みにはまっていく――という物語で山本美月、斎藤工、浅見れいならが共演する。またこの春の新ドラマ「崖っぷちホテル!」は4月15日(日)22:30~日本テレビ系で放送開始。岩田さん民放連続ドラマで初主演を飾る本作、共演には戸田恵梨香、浜辺美波、中村倫也らを迎え、郊外にたたずむ破産寸前の小さなホテルを舞台に“クセ”が凄すぎる(!?)痛快シチュエーションコメディが展開する。「今夜くらべてみました」は3月21日(水・祝)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年03月21日先読みのできない展開や全編に緻密に張り巡らされた伏線の先に待ち受ける驚愕の結末に、“ダマされる”人が続出している、現在公開中の『去年の冬、きみと別れ』。このほど、岩田剛典と“もう一人のヒロイン”として話題沸騰中の土村芳が演じたカップルの“純愛”キスシーン映像が到着した。■「もう一度観てみたい」率95%!驚愕のサスペンス公開週末に実施された劇場出口調査では、10代・20代の鑑賞者たちの高い満足度に加え、“もう一度観てみたい”という回答が約95%という驚異的な数字を打ち出した『冬きみ』。女性を中心に幅広い世代が劇場に足を運んでおり、男女共に楽しめるサスペンス要素により10代後半~20代後半のカップルの鑑賞も目立っている。■岩田剛典×土村芳、“ピュアすぎ”キスシーン映像到着そんな中、話題を呼んでいるのが、本作が究極のラブストーリーでもあること。今回到着した本編映像では、岩田さん演じる主人公の耶雲恭介と土村さん演じる吉岡亜希子の“ピュアすぎ”“愛らしすぎ”な浜辺でのキスシーンが切り取られている。土村さんといえば、朝ドラ「べっぴんさん」での病弱で儚げな“きみちゃん”役や「恋がヘタでも生きてます」の恋ヘタなお嬢さま・“千尋” 役で知られる注目女優だ。■恭介の元恋人である“もう一人のヒロイン”に話題沸騰亜希子はカメラマン・木原坂(斎藤工)のモデルを務めていた盲目の美女であり、かつて世間を騒がせた猟奇殺人事件の被害者。彼女は撮影中にろうそくが転倒し、火の海に巻かれ、死亡した。すでに映画を鑑賞した人たちの“ダマされた”というコメントに加え、大きな話題を呼んでいるのが、恭介の元恋人であり、本作の“もう1人のヒロイン”である、この亜希子の存在。小説の要素を踏襲し、恭介が執筆する“本”も謎を読み解く大きなポイントとなるため、本作は「章」仕立てで<序章><第一章><二章><三章>で構成されるが、映画は<第二章>から始まっている。映像に映し出されるのは、2人の海でのデートシーン。かつて編集者をしていた恭介は、図書館で自分が翻訳した本を手に取る亜希子を見かけ、本を読みながら笑ったり、涙したりと図書館の片隅で豊かな表情を魅せる彼女に恋に落ちる。その後、互いを想い合い、2人は幸せな日々を過ごすが、とあることをきっかけに愛をすれ違わせ、亜希子は耶雲の元を去ってしまう。そして、亜希子は…。映像では、ささやかながらも2人が築く幸せに満ち足りた日常が切り取られている。公開に先立ち行われたジャパンプレミアでは、北村一輝が“他の役柄を演じるとしたら?”との質問に答えたのが「耶雲と亜希子」だった。純粋な2人の互いを想う気持ちが手に取るように分かるこのシーンに触れ、「憧れる」と発言していた。恭介と亜希子のエピソードは、予測不能なサスペンスでありながら、究極のラブストーリーである本作の物語の根幹を担い、深い“愛”のテーマは切なさと共感を与え、涙を誘う。幸せの日々から一転、彼らが迎える衝撃の結末とは…?あまりに純粋な恋模様、美しくも儚い愛の物語の行方にも注目していて。『去年の冬、きみと別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:去年の冬、きみと別れ 2018年3月10日より全国にて公開©2018映画「去年の冬、きみと別れ」製作委員会
2018年03月21日番組MCの笑福亭鶴瓶とゲストが自由なトークを繰り広げるトークバラエティ「チマタの噺」。その3月20日深夜の放送回に俳優の松坂桃李がゲスト出演。最新作『娼年』での濡れ場トークから友人の濱田岳の“秘話”まで様々なトークが展開された。トークは『娼年』の撮影に関する話題から。同作で会員制ボーイズクラブの“娼夫”を演じている松坂さん。役が役だけに撮影は「ずっと濡れ場ばっかり」だったといい「ほんとに濡れ場って大変、地獄のようで」と“ラブシーン”の過酷さをふり返った。鶴瓶さんも『後妻業の女』での大竹しのぶとのラブシーンをふり返り「一応さんまにも電話した」と大竹さんの元夫・明石家さんまに報告を入れたことなどを明かし、そこからトークは“前貼り”の話題へ。「大きなの貼られた」と話す鶴瓶さんに松坂さんは「自分で貼ったんじゃないんですか?」と驚きの表情。逆に鶴瓶さんはメイクさんに貼ってもらうものだと思っていたと答える。番組開始早々いきなりの“シモトーク”に視聴者からは「オープニングからすげーわ!」「濡れ場の話してるのに、なんて爽やかなの~」などの反応が寄せられる。そこから濡れ場トークは松坂さんの友人でもある俳優の濱田岳の話題に。濱田さんが『みなさん、さようなら』のラブシーンの撮影で胸を揉んだ瞬間、相手の女優の胸の柔らかさに思わずセリフが飛んでしまったというエピソードを明かす松坂さん。手振りを交え濱田さんの話題を話す松坂さんにSNS上では「濱田岳のエピソードを語る桃李が面白すぎ」「濱田岳ちゃんの話めっちゃ嬉しそうにするね」などの声が。濱田さんのほか、柳楽優弥、岡田将生らと親交が深いという松坂さん。特に柳楽さんは鶴瓶さんとも親交があり「飲みに行こうと電話をくれる」ほどの関係だとか。濱田さん、柳楽さんは結婚しており、柳楽さんから「早くこっちきなよ」と結婚を勧められるそう。鶴瓶さんから結婚願望について問われた松坂さんは「憧れます」と“結婚願望”を口にしていた。終始テンポ良く進んだ2人のトークに、視聴者からは「松坂桃李がトークの腕を上げた気がする」「トークスキルが素晴らしく、もっとたくさん聴きたかった」など俳優としてはもちろん、そのトーク力の進歩にも賞賛の声が集まっていた。松坂さん主演の映画『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(笠緒)
2018年03月21日人気俳優・三浦春馬が、主人公を篠原涼子、主人公の高校時代を広瀬すずが演じることで話題の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演決定。90年代ロン毛イケメンに扮することが明らかになった。本作は、夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれる、笑いと涙がつまった最高の青春音楽ムービー。■三浦春馬、ロン毛に! 「嫌味がない感じをどこまで自然に出せるか」主演ドラマ「オトナ高校」が話題となり、先日、伊坂幸太郎原作の映画『アイネクライネナハトムジーク』で主演することも発表された三浦さんが演じるのは、高校時代の奈美(広瀬さん)の初恋の相手で、90年代を謳歌するロン毛のイケメン大学生・藤井渉。90年代を代表するファッション・佇まい全てでギャルたちを魅了する。「当時の流行りであったロン毛を何度もかき上げ(笑)、嫌味がない感じをどこまで自然に出せるかが難しいところでありました(笑)」と撮影をふり返る三浦さん。また、「監督の演出は細やかで、特に女子高生時代を演じていた女優陣とは何度もリハーサルを重ねてはアイデアを出していた印象があり、とても愛情を感じました。それが現代を生きる主人公を支える色濃い記憶になり、同じ時系列では無いからこそ、現代パートを演じる力を持った諸先輩方とのコラボレーションと化学反応が一番の楽しみなところです!」と完成が待ち遠しいと語っている。■ベテラン&注目の若手が脇を固める!そして大根仁監督が「リリーさんと新井君は、何故だか私の映画には必ず出演するという身に覚えの無い契約を結んでいるので、今回も出演してもらいました(笑)」と話すように、大根組常連のリリー・フランキーが奈美(篠原さん)の依頼でサニーメンバーを探す探偵・中川役。同じく常連の新井浩文が、梅(渡辺直美)が勤める不動産の陰険な上司・新井役で出演。また、高校時代の梅(富田望生)の兄を、「賭ケグルイ」『ちはやふる』などに出演するいま旬の個性派俳優・矢本悠馬が演じる。リリーさんは「大根監督の映画は最初から出させていただいてますけど、いままでと雰囲気が違って新鮮」と話すも、「監督っぽい切り口でコギャル文化や90年代の音楽がふんだんに入っているのも楽しい。90年代も現代も、それぞれきちんと個性豊かに描かれているので、どの年代、どの地域の人でも、きっと共感できる部分があって、自分たちが生きてきた時代の文化や音楽を愛おしく思えるような映画になっていると思います」とコメント。新井さんは「大根監督には『今回は役がないよ』と言われていたので、オファーが来たときは驚きました。監督、1シーンしか出てないんだから、カットしないでくださいね(笑)」と出演シーンはわずかであることを明かし、矢本さんは「大根監督とは初めましてでしたが、監督の作品はノリが好きでよく観ています。役者をやらせていただいているからには一度はお仕事をしたいと思っていたので正直嬉しかったです。撮影中には意地悪なプレッシャーをかけられました(笑)」と監督とのエピソードを披露。また「個人的に広瀬すずは友だちで大好きな女優なので出来上がりが楽しみで仕方ありません」と『ちはやふる』シリーズで共演した広瀬さんについても語っている。『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は8月31日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SUNNY 強い気持ち・強い愛 2018年、全国にて公開© 2018「SUNNY」製作委員会
2018年03月21日めくるめく展開の早さが大きな話題を集めた、2018年冬クール。SNSの発展に寄り視聴者の結末予想が加速する中、今期は制作者側の「簡単に見破られてたまるか!」という熱意が脚本から感じられるドラマが多かったような気がします。そこで今日は、全ての作品をチェックするドラマニアな筆者が選ぶ“勝手にベスト3”をご紹介。冬クール作品の魅力をふり返っていきましょう。■第1位:“当たり前”に固執しない、確固たる生き方法医学ドラマの真骨頂「アンナチュラル」石原さとみさん演じる主人公の法医学者・三澄ミコトが、自らの手で死の要因を暴き真実を塗り替えていくヒューマンミステリー「アンナチュラル」。司法解剖を扱ったこれまでの作品では、その死因――いわゆるトリック部分に焦点を当てることが多かったのですが、本作はそこが一味…いや二味違いました。事件の背景に潜む苦々しい現実、それに付随して揺れ動く人々の心の葛藤を非常に丁寧に描いていたのが印象的。息つく暇もないほどに展開する物語から、片時も目が離せませんでしたね。そんな不自然死究明研究所(通称UDIラボ)に勤めるのは、個性派揃いの精鋭たち。普通であれば心折れてしまうだろう絶望的な状態でも、決して諦めない――それぞれが過去に大きなトラウマを乗り越えてきたからこそ、弱き者の声…真実をのみ込まざるを得ない人々の本音に耳を傾ける確固たる“強さ”を持っているメンバーの背中が眩しかった! 「辛く悲しいときだからこそ、まずは美味しいものを食べる」というミコトの台詞が代表するように、胸の奥に響く物語となっていましたね。死の原因を探っていくうち、自ずと生きることの意義が沁みこんでくる…とても学び多き一作でした。■第2位:恋は“普通”じゃつまらない…!?男女の真理を絶妙に突く「きみが心に棲みついた」運命の恋は決して一筋縄ではいかない…そんなハラハラ・ドキドキが存分に詰まった、究極の三角関係ラブストーリー「きみが心に棲みついた」。回を追う毎、雪だるま式に増えていく“こじらせ男女”の存在――「もしかしたら私にも、その要素があるかも!?」と身につまされた方も多いのではないでしょうか。吉岡里帆さん演じる主人公・今日子は過去のトラウマから自己評価がとにかく低く、何事にも疑心暗鬼してしまう超マイナス思考体質…なのですが、これまでのドラマと決定的に違うのは、こと恋愛になると人が変わったように猪突猛進!実は、究極の“魔性タイプ”だということ(笑)。初対面で愛の告白、翌日からは異様な数のメール攻撃…通常タブーとされている押しの一手を、顧みることなく打てるのが彼女のスゴイところ。普通なら怖気づいてしまうアレコレを、マイナス思考を逆手にグイグイ攻めていきます。気がつくと無意識のうちに、周りの男性が「つい目で追ってしまう」「危なっかしくて放っておけない」と心を鷲掴みにされている。これぞまさに、リアルな“恋愛あるある”ですよね~。思いも寄らない方へ転がっていくから、虜になってしまう!本作に登場する人物はいずれもちょっと度を越しがちではありますが…つい建前に気をとられがちな現代人にとっては、見習うべき点も多かったような気がします。何事も程々に――自分の心には正直に有りたいものですね。■第3位:“破天荒”が過ぎる! 爆笑エリート家族兄姉弟の絆に思わずホロリも…「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」超エリート3兄姉弟が、一家に振り掛かる些細な事件を全力で風化させていく痛快コメディー・ホームドラマ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」。法律や常識よりも「家族が幸せであること」「家族の平穏を守ること」が優先されるというばかばかしくも眩しい愛の物語に、毎話笑顔をもらい…時に泣かされることも。そのバランスが何とも絶妙で、病みつきになる一作でした。家族全員が東京大学を卒業。その後、長男・博文(小澤征悦)は心臓外科の名医になり、長女・知晶(波瑠)は敏腕弁護士に。「残されたエリート職は警察官だ」という謎の勧めで警視庁を目指した末っ子・秀作(山田涼介)でしたが、根っからの真面目気質に兄姉からは「だからお前はつまらないんだ」とイジられる始末。このままでは意中の相手にも飽きられてしまうと考えた秀作は、危険な香りをまとう“大人の男”を目指すべく―― 時に法を犯すスレスレ(たまにアウト)な道を選びながら、愛する人たちのために奔走していきます。そのやり方は世間の常識を度外視したものも多く、苦悩に眉をひそめる山田さんの変顔が最高に面白かったです(笑)。かと思えば号泣シーンも多く、くるくると変化する喜怒哀楽の表情が流石!シリアスからド・コメディまで 、そつなくこなす彼の真骨頂とも言える作品になりました。ジャニーズ切っての演技派――今後の活躍に、期待が高まりますね。以上、いかがでしたか?次回は来クールのおすすめをピックアップしてご紹介!お楽しみに~。(text:Yuki Watanabe)
2018年03月21日町田康原作の傑作小説を、綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督で贈る映画『パンク侍、斬られて候』。この度、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信ら本作の第2弾キャストが発表。あわせて、“超攻撃的”イメージビジュアルが公開された。実写化不可能と言われた原作の映画化ということもあり、映画化発表時には、「パンク侍が実写化って…綾野剛て…宮藤官九郎て…最高じゃん!!!!!」「制作面子がすごすぎてやばい!!!」などとネットをざわつかせた本作。今回発表されたキャスト陣は、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司と、超豪華キャスト10名。北川景子「パンク侍は私のことかもしれません」現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」で於一(篤姫)役で出演することでも話題の北川さんは、「お芝居の面では綾野さんが引っ張ってくださり、楽しい現場でした」と撮影をふり返り、「猿を抱いた謎の女性、ろん役です。パンク侍は私のことかもしれません。最後まで見ていただければわかります」と気になるコメントも。東出昌大「きっと、観たこともない映画になっていると思います」「黙読しているだけで噴き出してしまうほど、面白い台本」と語ったのは、『寝ても覚めても』『OVER DRIVE』と主演作の公開を控えている東出さん。「きっと、観たこともない映画になっていると思います」と自身も完成が楽しみだとも話している。染谷将太「刺激しかなかったです」また、日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』にて空海役を演じ話題となった染谷さんは、「たまらなかったです。たまらない世界でした。刺激しかなかったです。甘ったるいものなんかなかったですよ。スパイスだけそろっちゃったんですよ。誰も中和する人なんていなかったですよ」と本作について語る。浅野忠信「本作では一切しゃべっていません」期間限定で公開される注目作『クソ野郎と美しき世界』の公開を控える浅野さんは、「自ら『セリフは一切いりません』と申し出たので、本作では一切しゃべっていません」と明かし、「こんなメチャクチャなことをやるのは石井組でしかないので散々はじけさせてもらいました。最高に楽しかったです」とコメントしている。紀里谷和明撮影 イメージビジュアル初公開!また、キャスト発表とあわせ、写真家であり映画監督でもある紀里谷和明が撮影した各キャラクターの撮り下ろしイメージビジュアルも初公開。着物がはだけふんどし姿の染谷さん、台風の渦のようなメイクを施しこちらを睨みつける浅野さんなどなど、映画の中のそれぞれの役どころは明らかにされていないが、彼らは一体何者なのか!?そして、写真右上の将軍の格好をした猿は誰なのか…。まだまだ謎は深まるばかりだ。キャストコメント■豊川悦司町田康さんの原作を宮藤官九郎さんがアレンジする。言葉のマジシャン×2が繰り広げる世界を石井監督がどう料理するのかにとても興味が沸くと同時に、かなりのリスクを背負った野心作で、自分の中に燃えるものがありました。“映画”でありながら、”映画”というものを超えた”パッション”のようなものを感じてもらえるんじゃないかなと思っています。■村上淳拙者、村上淳で候。なぬなぬ。パンク侍が総天然色実写化とな。ぐむむ。楽しみでごじゃる。■渋川清彦興奮してます。爆裂して、炸裂して、猛烈に最高でした。『ソレダケ/that’s it』のコメントのときも同じようなこと言ってた気がします。間違いないということです。意味なんてない、ただただ最高!ソレダケ■國村隼今回初めて町田康さんの作品世界に触れ、その圧倒的なエネルギーとアバンギャルドな展開に吹き飛ばされそうになった。そして、その世界観を映像化するのが石井岳龍監督とは…。 現場では相当なエネルギーを要求されるに違いなく、想像するだに身震いした。そして想像した通り<町田康×石井岳龍>の凄まじいパワーが渦を巻き、舞い上がり、演者とスタッフを吹き飛ばしていった。完成した作品を観るのが待ち遠しくてならない。■若葉竜也「無視できない」映画が生まれてしまいました。真夏ド炎天下の京都で、百鬼夜行を見たような…映画のシノノメを見たような…憧れのヤンキーの先輩に会ったような…6キロ痩せました。■近藤公園「兎に角、爆発だ!」石井監督の控え目ながらも岡本太郎的な熱を帯びた佇まいに触発されてグラグラした夏、激アツです。『パンク侍、斬られて候』は6月30日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パンク侍、斬られて候 2018年6月30日より全国にて公開ⓒ エイベックス通信放送
2018年03月21日吉岡里帆が連続ドラマ初主演作となるTBS系火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」が3月20日の放送で最終回を迎えた。桐谷健太、向井理演じる2人の男性の間で揺れ動くラブストーリーの結末に、SNS上では様々な反応が寄せられている。幼いころから母親に愛情を注がれずに育ったため、自己評価が極めて低く他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)を吉岡さんが、今日子が大学時代に出会い“依存”してしまうようになった“DV男性”の星名漣を向井さんが、今日子が付き合うことになる漫画編集者・吉崎幸次郎を桐谷さんがそれぞれ演じた本作。3人のほか、石橋杏奈、中村アン、ムロツヨシ、鈴木紗理奈、瀬戸朝香らも出演した。※以下、ネタバレを含む表現があります。ご注意ください注目の最終回、パワハラ、セクハラを告発された星名は謹慎処分となるが、星名への依存を理由に今日子は吉崎に振られてしまう。謹慎後の星名からは連絡もなく、今日子は仕事に奮闘する。そんななか、星名の母が倒れたという連絡が入った。病院で星名の母と面会した今日子は、自分が末期ガンだということを星名には隠してくれと懇願される。一方、吉崎は星名のマンションを訪ね、星名こそ今日子に依存していると指摘、今日子を解放して欲しいと告げる…という展開に。母が亡くなったことを知った星名は大学の部室で練炭自殺を計ろうとし、星名を探してやってきた今日子も巻き込まれるが、すんでのところで吉崎に助けられる。意識を取り戻した今日子が星名の病室に行くとすでに姿を消した後で、1年後今日子と吉崎は結婚。ラストは結婚式に星名からの電報が届く…というものだった。話題のドラマのクライマックスとあって、放送中からSNS上でも本作にまつわる投稿が多数タイムラインをにぎわせているが、特に目立つのは星名を演じた向井さんへの反応。「向井理めちゃくちゃかっこいいんやけど」「本気で向井理がかっこよくてちょっとしんどい」などそのカッコよさに“ヤラれた”視聴者はもちろんだが、「向井理のハイスペックさに今更きづいた」など本作で改めてその魅力を知ったという人も。また「なんとも言えへん孤独さと危うさと綺麗さがたまらん」「かっこいいけどめっちゃ怖くて全く見れなかった」「あの笑顔が怖い」など今回初の“悪役”を演じた向井さんの演技に惹かれたという声も多数寄せられていた。また放送中から「キョドコがマジでイライラするんだけど、なんか見ちゃう」「観ててマジで胃が痛くなる」「感情移入しすぎて自分も失恋したみたいになる辛い」「私を見ているようで凄く感情移入してしまうわ」といった今日子や星名ら登場人物に強く感情移入している視聴者たちも多数。「これずいぶん可哀想な話じゃないか」といった冷静に作品を振り返った評価も寄せられるなど、様々な反応でSNS上はいまだに盛り上がり続けている。(笠緒)
2018年03月20日吉田羊が主演を務め、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で全世界で大ヒットした「コールドケース」の日本版として話題を呼んだドラマの第2シリーズ「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」。現在、絶賛撮影中という本作から、吉田さんら演じる捜査一課メンバーが未解決事件に挑む姿を捉えた30秒特報が公開された。アメリカ初の世界的大ヒットドラマの日本版として、WOWOWが制作と放送を手掛け、“世界に見せたい日本のドラマ”を選出・表彰する「東京ドラマアウォード2017」の特別賞を受賞した本作。待望の第2シリーズが今秋、放送開始となる。吉田羊ら、捜査一課の豪華キャストが続投日本版では神奈川県警を舞台に、実力派女優・吉田羊が神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公・石川百合役を好演。また、百合を支える年下の相棒で、熱血漢の若手刑事・高木信次郎役を永山絢斗、チームのムードメーカーである立川大輔役を滝藤賢一。豊富な捜査経験で皆を支える金子徹役を光石研、メンバーから“代理”と呼ばれ、頼られるボス・本木秀俊役を三浦友和が演じ、話題となったこの豪華レギュラーキャストは、今シーズンも続投する。監督&脚本陣は日本エンタメ界のビッグネームがずらりスタッフ陣も豪華な面々が名を連ねる。前作では全10話をすべて手掛けた「SP」シリーズの波多野貴文監督に加え、「連続ドラマW 石の繭」や「相棒」シリーズなどを手掛ける内片輝監督、さらに「バイプレイヤーズ」を手掛けた守下敏行監督が参戦。さらに、『シン・ゴジラ』で第40回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した山田康介が前作に続き撮影監督を務める。さらに脚本陣には、前作を手掛けた『友罪』『64-ロクヨン- 前編/後編』の瀬々敬久、『RAILWAYS』シリーズ第3作『かぞくいろ』が控える吉田康弘、谷崎潤一郎原作を見事に脚色した話題のドラマ「平成細雪」の蓬莱竜太という豪華メンバーに加え、「連続ドラマW 北斗 -ある殺人者の回心-」の脚本・監督を務めた瀧本智行、第25回読売演劇大賞優秀作品賞受賞作「怪人21面相」の野木萌葱、「破門(疫病神シリーズ)」を手掛けた酒井雅秋が今回新たに参加し、WOWOWでしか見ることのできない豪華タッグが実現。そして、音楽は前作に続き『8年越しの花嫁奇跡の実話』で第41回日本アカデミー賞・優秀音楽賞を受賞した村松崇継が担当する。葛藤しながらも奔走する捜査一課!重厚な特報映像公開「再捜査の許可下りると思う?」と吉田さん演じる石川百合が捜査の行方を案じるセリフから始まる、今回の特報映像。大切な人を失った辛さを熱く語る永山さん演じる高木、「謹慎で済むと思っているのか?」と詰め寄る三浦さん演じる本木に対し、「人の命がかかってんですよ!」と激しく衝突する滝藤さん演じる立川。「面子で無実の人間を死なせる訳にはいきません」と力強く訴える光石さん演じる金子など、捜査一課メンバーそれぞれが事件に対して葛藤する姿を捉えている。そして雨の中、百合たちの目の前で鳴り響く銃声――。「正直に話していただけませんか?」とシリアスに話す百合の姿で、映像は幕を閉じる。メンバーのパーソナルなエピソードに焦点が当てられるという第2シリーズ。深みのあるセリフと剥き出しの感情が印象的な、シーズン1では見たことのない内面にも迫った重厚な特報に、さらに期待が高まる。「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」は今秋、WOWOWプライムにて放送。「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」は3月19日(月)より毎週月曜~金15時~WOWOWプライムにて再放送スタート(21日、26日は休止)。(text:cinemacafe.net)
2018年03月20日3月21日(水・祝)よりスタートする中井貴一主演の連続ドラマ「記憶」に、アイドルグループ「2PM」のジュノがカメオ出演していることが明らかに。ジュノが日本のドラマに出演するのは本作が初めてとなり、ジュノは出演することができて「とてもうれしかった」とコメントしている。本作は、韓国で“復讐3部作”と言われる「魔王」「復活」「サメ」を生み出したパク・チャンホン監督×脚本家キム・ジウが、韓国tvN10周年記念特別ドラマとして再タッグを組んだ感動作「記憶~愛する人へ~」を日本版としてリメイクしたもの。また、「記憶~愛する人へ~」は、ジュノが主人公の弁護士を支える新人弁護士役として初めてドラマ出演したことでも話題となった作品。そんなジュノの記念すべき作品の日本版で今度はカメオ出演を果たす。超多忙なスケジュールを縫って、本作の撮影現場に現れたジュノ。ちょうどその日は中井さんをはじめとしたメインキャストが撮影現場におり、同役を演じている泉澤祐希(二宮正樹役)とも初対面。初めての日本ドラマ出演にもかかわらず、シーンの雰囲気を読み、それに対応した芝居をしている姿に、キャスト&スタッフも「とても勘のいい役者さんだね」と感心するほど。短い時間ではあったものの、和気あいあいとした雰囲気の中撮影が進んでいったという。ジュノは「撮影現場はアットホームな雰囲気で、韓国の『記憶』の撮影から2年ほど経ちますが、もう一度当時の雰囲気を思い出すことができて込み上げるものがありましたし、楽しかったです」と、当時をふり返りながら今回の撮影を行っていた様子。泉澤さんについては、「私が演じたチョン・ジンよりもこの役にピッタリだと思いました」と絶賛。そして、これからドラマを観る視聴者へ「このドラマは、身の回りで起きている些細なことも見過ごさず、すべてを愛し、そして自分の過ちもふり返って反省できる内容なので、作品をご覧になって、これから記憶すべきこと、忘れてはいけないこと、そしてまわりの人たちに対する愛をたくさん感じていただければと思います」とメッセージを寄せている。果たして、ジュノがいつ、どんなシーンに登場するのか?どうぞ、お見逃しなく。フジテレビONE/TWO/NEXT×J:COM共同制作 連続ドラマ「記憶」は3月21日(水・祝)22時~フジテレビNEXT ライブ・プレミアム/J:COMプレミアチャンネルにて同時放送(以降、毎週水曜同時間に放送/全12話)、フジテレビNEXTsmartでも配信。※4K版は放送後同日深夜0時~J:COMオンデマンドにて独占配信。(cinemacafe.net)
2018年03月20日人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」や現在世界を席巻中の『ブラックパンサー』のマーティン・フリーマンが出演する“心霊検証”ホラー『GHOST STORIES』(原題)が、『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』として7月21日(土)より全国にて順次公開される。「幽霊は本当にいるのか?」人類史上最大の謎やいかに!?心理学者のグッドマン教授(アンディ・ナイマン)は「この世の中に幽霊はいない!」と断言する懐疑主義者。イギリス各地でニセ超能力者やニセ霊能者のウソを暴いてきた。彼はあるとき、行方不明になっていた憧れのベテラン学者からとある依頼を受ける。それは「どうしてもトリックが見破れない」という3つの超常現象の検証。調査対象は、初老の夜間警備員、家族関係に問題を抱える青年、皮肉屋な地方の名士という3人の男性。グッドマン教授はトリックを暴くための旅に出るが、そこには想像を超えた恐怖体験が待っていた……。英国屈指の実力派俳優が集結「SHERLOCK/シャーロック」『ホビット』三部作などで知られ、『ブラックパンサー』でも活躍を見せるマーティンが、超常現象体験者の一人、地方の名士マイク・プリドル役に。独力で成り上がったプリドルは、初めての子どもの誕生を心待ちにしていたが、ある激しい雪の日、家で独り留守番をする彼を未曾有の恐怖が襲う。そのほか、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でベネディクト・カンバーバッチの少年時代を演じ、Netflixオリジナルシリーズ「このサイテーな世界の終わり」で主人公のサイコパス少年を演じた期待のニューカマー、アレックス・ローサーや、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のポール・ホワイトハウス、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』でマーティンと共演したアンディ・ナイマンなどが出演。本作は、監督を務めたアンディ・ナイマンとジェレミー・ダイソンが2010年に発表し、イギリスでロングラン上演を果たした同名舞台劇を、彼らが自らの手で映画化。舞台版は国内でスマッシュヒットを記録し、その後もトロント、上海、シドニー、モスクワと世界ツアーが行われ、世界で100万人以上の動員を誇っている。“ゴースト・ストーリー”大国・イギリスで生まれ育ち、大のホラー映画マニアを豪語する2人が、「幽霊はいるのか」という人類史上最大の謎を大胆に検証する本作。あなたは、否定派?それとも肯定派?『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』は7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月20日今年、待望の再始動を発表した人気グループ「KAT-TUN」が、昨日3月19日(月)「LINE LIVE」にサプライズ登場。ファンとのコミュニケーションを行った後、3月22日(木)、再始動後初となるファンクラブ限定イベント「KAT-TUN 2018 FIRST IMPRESSION - Ask Yourself」を「LINE LIVE」で独占生配信すると発表した。2016年5月から“充電期間”に入っていた「KAT-TUN」が、ライブイベント「ジャニーズ カウントダウン 2017-2018」で、今年再始動宣言をしたばかり。ファンが続報を待つ中、昨日、事前まで内容が明かされない「シークレットLINE LIVE」で「KAT-TUN」が初登場。ライブ配信では、メンバーの中丸雄一、上田竜也、亀梨和也の3人が入れ替わりにそれぞれ登場。ファンからは「KAT-TUN おめでとう!!!!ありがとう!!!!」「ニヤニヤ止まらん」「えー!!やばい!!!スゴイ!!」「KAT-TUN お帰りなさい!」といった大興奮のコメントが寄せられ、それにメンバーもリアクションをとったりと、コメント機能を通じて視聴者との交流を楽しんだ。さらに後半では、2006年に彼らがCDデビューした、メンバーやファンにとって特別な日に行われるファンクラブ限定イベント「KAT-TUN 2018 FIRST IMPRESSION - Ask Yourself」のイベントの模様を「LINE LIVE」で独占ライブ配信することを発表。「ここ(3月22日イベント)が前哨戦!4月のドームでいいスタートを切りたい!」(中丸さん)、「ファンの方々にも、僕らを初めて見る人も、より沢山のひとに楽しんでもらいたい」(亀梨さん)などと思いを語っている。なお、「KAT-TUN」は4月18日(水)には再始動第1弾ンシングル「Ask Yourself」がリリース。そして、東京ドーム公演「KAT-TUN LIVE 2018UNION」が4月よりスタート。大きなトピックが控えている中、今回のイベントのライブ中継決定の知らせに、SNSでは「KAT-TUNのデビュー日に生の3人を見れるなんて、嬉しすぎです」「イベントLINELIVE生中継とか嬉しすぎるて」「LINE LIVE配信本当に嬉しい」などと喜びの声が寄せられている。「KAT-TUN 2018 FIRST IMPRESSION - Ask Yourself」は3月22日(木)15時~LINE LIVEにて独占配信予定。(※番組内容、開始時間は予告なく変更となる可能性があります)(cinemacafe.net)
2018年03月20日全国的に展開中の“爆音映画祭”を手掛ける樋口泰人が総合プロデュースする「バーフバリ爆音映画祭」が、4月5日(木)~8日(日)の4日間限定でMOVIX堺にて開催されることが決定した。ライブ用の音響システムを使い、大音量の中で映画を観・聴くという試みの爆音上映。2008年から映画祭として始動し、現在では全国で爆音上映&爆音映画祭を展開している。今回上映されるのは、S.S.ラージャマウリ監督が手掛けたインド映画。赤ん坊の頃村人に拾われ、シヴドゥ(プラバース)と名付けられ勇ましい青年へと成長した彼が、王国へと乗り込んで行くのだが、そこで25年間幽閉されている実の母の存在と、自分がこの国の王子バーフバリであることを知り…というあらすじの『バーフバリ 伝説誕生』(R15+指定)と、その続編にして完結編『バーフバリ 王の凱旋』。インドをはじめ、アメリカなど全世界で人気を博し、“バーフバリ旋風”を巻き起こした。そんな話題作2本を、4日間の期間限定で上映が決定。初日となる5日(木)は、“爆音絶叫上映”を開催。なお、チケット販売は、3月24日(土)より開始。詳しい上映スケジュールなどはぜひ公式Webサイトで確認して欲しい。「バーフバリ爆音映画祭」は4月5日(木)~8日(日)4日間限定でMOVIX堺にて開催。(cinemacafe.net)
2018年03月20日30代を迎え、よりいっそう役者としての深み、男としての格好良さが増す、桐山漣と古川雄輝。2人は、本広克行監督の最新作『曇天に笑う』で初共演。桐山さんは、主人公の曇天火(福士蒼汰)に助けられ、曇家に居候しながら三兄弟の面倒をみる金城白子。古川さんは、天火の元親友にして右大臣の直属部隊“犲”の隊長・阿倍蒼世を演じている。映画のなかで共演シーンはそれほど多くはないが、『曇天に笑う』で出会った2人は、その縁をきっかけに現在もよき友人として交流が続いている。──撮影が終わった後も交流が続いている、特別な出会いだったんですね。桐山:映画のなかでは一瞬しか共演できていないんですが、年齢も近くて話も合う、撮影後も飲みに行ったりしています。古川:そもそも漣さんがみんなと仲良くできる人なんです。僕は人見知りなので…でも、プライベートで会っても仕事の話は全然しないですよね。桐山:しないよね。芝居の話は現場で話せばよくて、飲みの席で熱く語られるのはあまり好きじゃなくて…オフはオフでいいんじゃないかなって。──ですが、この業界は特に熱く語る方、多いですよね。古川:役者2人で飲みに行くと、そういう話になりがちですよね。役者論とか苦手な俳優の話とか(苦笑)。でも、漣さんとはそうならない。桐山:そういう人は多いけれど、目の前にいる相手の違う面を知りたいって思うんですよね。──人に興味があるんですね。そのなかで、古川さんのどんな一面を知ったのでしょうか。桐山:最初は、インドアな人なのかなって思っていたんですけど、けっこうアウトドアな人でした。古川:(笑)最初のきっかけは、洋服でしたよね。お互いに服が好きで、こんなセールあるけど行く?って感じで。それから飲み会があるときに誘ってもらったりして、どんどん仲良くなっていきましたね。桐山:金沢に旅行に行ったりもしたよね。古川:行きましたねー。──旅行も一緒って、本当に仲がいいんですね。おふたりを引き合わせた映画『曇天に笑う』についても伺います。この作品に出たいと思った決め手は何だったのでしょうか。桐山:特に面白いな、と思ったのは──『笑う』ことがこの映画のキーワードでありテーマであることですね。僕の演じた白子に関していえば、曇三兄弟と暮らすことで、徐々に笑うようになっていく、彼らに影響されていく役柄です。どんなにつらいことがあっても笑い飛ばせというのが三兄弟の兄・天火の教えで、作品の中心に『笑う』ことがあることが面白いと思いました。古川:僕は本広監督作品が初めてだったので、それがまず嬉しかったです。僕の演じた阿倍蒼世は犲の隊長でもあるので、強く、格好良くをテーマに演じられたらいいなと。観る人の世代や性別によって、面白さの受け取り方は変わってくると思いますが、本広監督は萌えをテーマにしていたみたいです。──格好いい男たちの友情や闘いの萌えですよね。古川:そうですね。天火と蒼世に関しては、もともと同じ部隊“犲”にいて、でもちょっと仲が悪くなって最後は…みたいな、男同士の友情に萌えがあったり、曇三兄弟の仲の良さにも萌えがある。また、男の目線では純粋にアクションシーンは格好いい!となると思います。──初のアクションは大変でしたか?古川:僕だけ大変でした(苦笑)。僕以外は経験者が多くて、みんなすぐに動くことができるけれど、僕だけついていけなくて…。桐山:完成した映画を観る限りではキマっていたし、現場でそんな素振りは見せなかったから…。古川:ヒーヒー言ってました。くない(手裏剣の一種)を投げるシーンがあるんですが、くないはCGなので、相手とタイミングを合わせなくてはならなくて、それが難しくて、アクション監督さんにかなり怒鳴られましたね。桐山:知らなかった。古川:ピリピリデーがあったんですよ。その日は、何かと現場でピリピリな出来事が重なって、普段はぜんぜん怒鳴ったりする方じゃないんですけど、積もりに積もって、運悪く僕がやらかして引き金を引いてしまった。でも、そうやって大変なことに向きあうからこそ現場の団結感が増したんだと思います。桐山:そうだよね、特に犲の団結力は凄かったよね。古川:そこにさらっと入って来られる漣さんの社交性も凄いですよ(笑)。──どういうことですか?古川:犲のメンバーは出演シーンが同じこともあって、オフのときも一緒にいることが多かったんです。漣さんは犲のメンバーではないのですが、いつの間にか僕らの輪に入っていて、みんなで銭湯も行きましたよね。桐山:行った、行った。犲のグループLINEがあって、そこに僕も入っているんです。古川:犲じゃないのに(笑)。──(笑)ということは、桐山さんは撮影中ずっと役でいるというよりも、カメラの前で役のスイッチがオンオフになるタイプなんですね。桐山:そういうことになりますね。でも、苦手だなと思う人とは話さないですから、今回の現場は奇跡の組合せだったんだと思います。──役としては桐山さんの家事姿、印象的でした。古川:白子が家事をする前に、たすきをかけて結ぶ所作が好きでした。桐山:それも本広監督の萌えポイントだったそうです。演出していただくとき、たすきを(色っぽく)噛んでって言われましたから(笑)。料理については、ひとり暮らしが長くて自炊もするので、特に苦労はなかったですね。──アイロンをかけるシーンも萌えでしたね。桐山:たしかに(笑)、僕自身はめったにアイロンがけしないですけど…。ただ、今回の白子は曇三兄弟にとって母親のようなポジションでもあるので、そういう所作はきれいに(女性的に)というのは心がけていました。──美しかったです。桐山:ありがとうございます(笑)。古川:でも、僕らは萌えさせようと思って演じているわけではないので、女性から見ると萌えでも、男性から見ると格好いい男の友情に映る、それが面白いですよね。──その両方を演出する、それが本広監督のこだわりだったのでしょうね。格好いい男というワードが出てきたところで、おふたりが思う格好いい男とは?古川:僕にとっての格好いい男って、漣さん、桐山漣なんです。桐山:ほんとに?古川:ほんとうです(笑)。僕がこの業界に入りたての頃に初めて漣さんを見たとき、たしか『イケパラ(花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~2011)』だったと思いますが、この人、めちゃくちゃ格好いいなって。ずっと共演する機会はなくて今回が初だったので、実はちょっと警戒(緊張)していました。桐山:嬉しいなぁ。もっと早く言ってよ。古川:言いましたよ(笑)。──いいコンビですね(笑)。そして桐山さんが思う格好いい男とは?桐山:ぽんちゃん(古川)も格好いいですよね。感情を表に出さないクールさが格好いいなって思います。僕は、内に秘めることができないタイプなので、だから惹かれるし話しかけたくなる。自分にないものを持っている人は格好いいし、刺激を受けます。古川:ありがとうございます。この映画のキャラクターみんな格好いいけれど、やっぱり福士くんの演じた天火は格好いいですね。桐山:そうだよね。蒼汰自身は天火のようにガハハと笑うタイプではないし、彼はもともと末っ子だけれど、映画のなかではちゃんとお兄ちゃんを演じていた。そんな蒼汰からももちろん刺激を受けました。──最後に、完成した映画をご覧になって、改めてこの映画のここに惚れたというところはどんなところでしょうか。古川:僕が個人的に心配していたのは、蒼世が強く見えているかどうか──でしたが、強く見えていたようなので、安心しました。格好いい男たち、強い男たちの映画になっているところがみどころですし、何よりスカッとするところがいいですよね。桐山:ぽんちゃんは自分が強くいられたのだろうかっていう不安があったようですが、完成した映画を観ると、ちゃんとリーダーだったよ。僕は白子の心の奥、闇の部分を丁寧に演じたいと思っていたので、それが滲み出ていたら、感じ取ってもらえたら嬉しいですね。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:曇天に笑う 2018年3月21日より全国にて公開©︎映画『曇天に笑う』製作委員会 ©︎唐々煙/マックガーデン
2018年03月20日『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞に輝いた辻一弘が3月20日(火)、凱旋帰国を果たし、会見に出席。オスカー像を手に「改めて重みを感じている」と語った。■「実際に重たい(笑)」オスカー像の置き場所は?3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第90回アカデミー賞において、日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した辻さんは、「メイクが作品の一部として認められて良かった。受賞したことに大きな意味があると思いますし、改めて重みを感じている。実際に持ってみても、重たいですし(笑)」と喜びのコメント。オスカー像については「作業場の応接に置くつもり」だと語った。また、受賞発表直後の心境を「とにかくスピーチを早く終わらせようと思ったので、正直ほとんど思えていない」とふり返り、「目の前には有名な俳優さんもたくさんいらっしゃるし、とにかく、ゲイリーさんの方を見て、スピーチをした」。今回、チャーチル役の名優、ゲイリー・オールドマンも見事に主演男優賞を初受賞しただけに「一緒に受賞できたことが良かった」と話していた。■目指したのは「メイクに見えないメイク」2012年に映画界から身を引き、現代美術家に転向した辻さんが、オールドマンから直接「あなたが引き受けてくれたら、私はこの映画に出る」と熱烈なオファーを受けて、久しぶりに映画の特殊メイクを担当することになったのは、有名なエピソードだ。「映画はやらないと決心していたので、(オファーを受けると)人生を裏切る思いもあったが、やはりゲイリーと一緒に仕事がしたかった。最初にゲイリーには『セットでメイクはしたくない』と伝えたんです。大勢の人間がいる現場は精神的にもつらいので…。ゲイリーとチャーチル本人は、顔も体型も違う。バランスを意識しながら、メイクに見えないメイクを目指した。単に似せただけでは、演技につがらないですし。周りからは『メイク技術の新しい基準を示した』と言ってもらえて、それもうれしかった」(辻さん)■2020年に日本で個展開催を予定「あくまでメインは現代美術」今後の活動に関しては「あくまでメインは現代美術」だといい、「2020年に日本で個展をやろうと思っているので、下調べやスポンサー探し、もちろん、創作活動もあるので忙しい」のだとか。映画作品への参加は「本当にやりたいことであれば」と可能性を否定しなかった。ネコ好きでも知られており、「自分にとっては大事な存在。ストレス解消してくれますし」と創作活動における“癒し”についても語っていた。■夢を追う若者へ「自分を信じ、やりたいことを見極めることが大切」10代の頃から独学でメイクを学び、18歳で単身渡米し、メイクアップ界の巨匠ディック・スミスのもとで修業を積んだ辻さん。ついに師匠と同じ、オスカー像を手にする夢を実現したいま、夢を追う若者たちにこんなエールを送ってくれた。「自分を信じ、やりたいことを見極めることが大切。心に正直にいるべきだし、他人の意見に耳を傾けて流されると後で後悔する。まずは10年続けることですね。やりたいことをやり続けると、どんどんいいことがつながっていくもの。今回の受賞で、いったん映画界を離れたことも含めて、自分は正しかったと思えた。毎回勉強ですし、作り続けて、結果を出すだけです」。■『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』とは?1940年、第2次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落寸前という絶体絶命のタイミングで、英国首相に就いたのは、「政界一の嫌われ者」ウィンストン・チャーチルだった。最大の国難に直面しながら、彼はいかにして国民に勇気と希望を与え「伝説のリーダー」になったのか?実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描き出す歴史エンターテインメント。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は3月30日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男 2018年3月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2018年03月20日漫画家・小玉ユキによる「このマンガがすごい!2009オンナ編」の第1位に輝いたコミックを原作にした映画『坂道のアポロン』。3月19日(月)に、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶が行われ、主演の知念侑李、共演の中川大志、小松菜奈、三木孝浩監督が登壇、原作の小玉氏からの手紙がサプライズで読み上げられると、知念さんらが大粒の涙を見せた。知念侑李、山田涼介からのエールを報告!中川大志とお忍び鑑賞も孤独な青年・西見薫(知念さん)が転校先の高校で、川渕千太郎(中川さん)、迎律子(小松菜奈)と出会い、人生を切り開いていく10年を描いた本作。映画単独初主演となった知念さんは、公開後に「Hey! Say! JUMP」メンバーの山田涼介から連絡があったことを明かし、「10分くらい電話で映画の感想を言ってくれた。次の日に同じ現場で会うのに…それだけ涼介の心に届いたんだと嬉しかった。いい映画と言ってくれて、微力ながらも宣伝すると話してくれた」と仲間の力強いエールを報告。中川さんは六本木の映画館で本作を知念さんと“お忍び鑑賞”したそうで、「文化祭でのセッションシーンは聞いているだけで手がリズムを取ってしまって恥ずかしかったけれど、僕らの座席の列のお客さんたちも音楽に乗ってくれて、席が揺れていたんです。初めてお客さんと自分が出ている映画を観て、しかもリアクションを感じられて嬉しかった」と喜びをはじけさせた。小松菜奈&監督は「どの世代にも響いた」ことを実感また、両親が本作を鑑賞したという小松さんは、「お母さんが珍しく『観て良かった』と言ってくれた。素朴な恋や音楽から繋がる友情はどの世代にも響いたと思う」と、親世代にもアピールするものがあると納得した様子。すると三木監督も、「SNS上では普段よりも50、60代の感想が多かった。最近の作品では珍しく上の世代に響いている感じが嬉しい。Twitterでは『GANTZ』などの漫画家・奥浩哉さんが褒めてくれた。あんなバイオレンスな作品を描く人が!と驚いた」と語り、幅広い層に響いていることを実感していた。「すべてに薫が宿っていた」の言葉に知念、涙止まらず「恥ずかしい」そして舞台挨拶終盤には、原作者・小玉氏からの手紙が、監督・キャスト陣に完全サプライズで読み上げられた。知念さんは「すべてに薫が宿っていた。知念さんと薫が出会ってよかった」「撮影現場で演奏を見たときは本当に感動しました。これは大変な映画になるぞと思いました。演奏シーンは本当に素晴らしく、何度観ても鳥肌が立ち、拍手を送りたくなります」との絶賛メッセージを受け取ると、目を真っ赤にして大号泣。溢れる涙に「恥ずかしい」と客席に背を向けて涙をぬぐいながら、「小玉先生に一番喜んでいただけたのが嬉しくて、薫が僕でよかったと言ってくれてホッとした。…でも恥ずかしい、なんか…人前で泣かないって決めているので」と、男らしい泣き笑い。小松菜奈、知念&中川の姿は「自然と優しく見守っていたいと思えた」中川さんには「間違いなく川渕千太郎そのもの。なんていい役者さんに巡り会えたんだろうと感激しました」「心から音楽を楽しんでいる笑顔は、私が漫画で描きたかった千太郎の姿そのまま。涙が溢れました。最高の千太郎をありがとうございます」と感謝が伝えられ、涙、涙。「ありがたいお言葉をいただいて…。演じた千太郎に僕としてもう会えないと思うと寂しい部分がある」とキャラクターへの愛着をうかがわせた。一方、小松には「あまりにも美し過ぎるのでミスキャストではないかと思ったが、全て杞憂に終わりました。役衣装に身を包んだ小松さんを見たときに“律子だ!”と声をあげた」「私も律子が微笑めば表情が緩み、律子が涙を流せば一緒に泣いていた。実写版の律子にすっかり惚れてしまいました」との言葉が送られ、小松さんも感涙。「田舎の素朴な女の子という役柄を演じることに、自分も難しいと悩んでいたけれど、お2人(知念さんと中川さん)の姿を見ると自然と優しく見守っていたいと思えた。この現場にいられたことが幸せ」と出会いに感謝した。「最高の実写化」の賛辞に4人で涙の激アツハグ!三木監督も小玉先生からの「これ以上ない、最高の実写化であり、一本の映画として素晴らしいものにしてくださいました。三木監督にお願いして良かったと心から思っています」との太鼓判に涙腺崩壊。知念さん、中川さん、小松さんに向けて「本当に頑張ってくれた!」と涙声で労うと、4人でガッシリと絆の激アツハグ。三木監督は「自分の人生の中にこの映画に携われたという時間があったのがまさに一生もの。この作品の出会いは最高の宝物です」と熱くコメントした。最後に知念さんは、「とても寂しくて終わらせたくない気持ちがあるけれど、上映のスケジュールとかあるので」と笑わせながら、「ここから映画がまた飛び立って、たくさんの方々の心に届いてほしい。そして一生ものの映画として心の中に残ってもらえれば」と語り、本作最後のPR舞台挨拶を締めくくっていた。『坂道のアポロン』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:坂道のアポロン 2018年3月10日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 小玉ユキ・小学館/映画『坂道のアポロン』製作委員会
2018年03月20日2019年に独自のストリーミングサービス開始を予定しているディズニーが、着々と準備を進めているようだ。劇場公開なしに直接ストリーミング配信を行う作品の1つとして、1955年のアニメ映画『わんわん物語』の実写映画を製作することが明らかになった。CGIアニメーションと組み合わせた作品になるという。『わんわん物語』はコッカースパニエルの箱入り娘レディと野良犬トランプの愛と冒険の物語。「The Hollywood Reporter」によれば、監督は『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のチャーリー・ビーン。ビーン監督はディズニーのアニメシリーズ「トロン:ライジング」の総監督を務めたことも。脚本は『ハンナだけど、生きていく!』のアンドリュー・ブジャルスキー。製作にはディズニーアニメの実写版『ジャングル・ブック』を大成功に導いた1人であるブリガム・テイラーが起用された。実写版『わんわん物語』はディズニーのストリーミングサービスにおいて、新キャストで製作進行中の『ハイスクール・ミュージカル』第4弾、『モンスターズ・インク』のアニメシリーズ、『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズなどとともに、目玉的なオリジナルコンテンツになるとみられる。(Hiromi Kaku)
2018年03月20日『ちはやふる-結び-』「トドメの接吻」で注目を集める佐野勇斗と、『いぬやしき』「リピート~運命を変える10か月~」などの本郷奏多がW主演で、芥川賞作家・又吉直樹の初長編「凜」(リン)を映画化することが決定。佐野さん、本郷さんからコメントが到着した。原作となるのは、又吉さんが書き下ろした初の長編で、2007年12月に「神保町花月」にて公演された舞台作品。神隠しの伝説が伝わる村の学校を舞台にした青春群像サスペンスだ。10年の時を経て映画化される本作では、又吉さんは脚本監修も担当、昨年の『火花』に続いて2作目の映画化となる。真面目な高校生・佐野勇斗×不思議な転校生・本郷奏多ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活動し、2018年は『ちはやふる-結び-』はじめ立て続けに映画に出演する注目若手俳優・佐野勇斗と、数々の作品で主演を張り、個性・実力ともに兼ね備えた本郷奏多は、今回が初共演でW主演。佐野さんが演じるのは、真面目でどこか達観している現代っ子の高校生・野田耕太。本郷さんは、不思議な転校生・天童役を務める。“仲間が消える”という不思議な現象に脅かされる高校生を演じる2人。天童が抱える闇、消えていく仲間の秘密、そして犯人はいったい誰なのか…?新たに生まれ変わる『凜』は、吉本興業がテレビ放送局とタッグを組んで制作する「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」の[TV DIRECTOR’S MOVIE]部門の作品となっており、TBSテレビと共同で制作。監督は、「ウロボロス~この愛こそ、正義。」「せいせいするほど、愛してる」「小さな巨人」などのヒットドラマの演出を手がけてきた池田克彦が担当する。佐野勇斗「作品にいい味付けができるよう精一杯演じたい」今年、本作以外にも4本の映画が待機する佐野さんは、「この作品は、芥川賞作家・又吉直樹さんが原作を務められているということで、すごく楽しみにしていたのですが、台本を読ませていただいて、とてつもなく面白かったです!」と激賞のコメント。「まだまだ未熟な僕ですが、事務所の先輩である本郷奏多さんをはじめとする素晴らしいキャストの皆様からたくさんのことを学ばせていただきながら、作品にいい味付けができるよう精一杯演じたいと思います。耕太が、観ていただいた方にとって一番近くに感じていただける登場人物になれるように頑張ります」と意気込みを明かしている。本郷奏多、高校生に!「謎が多くひき込まれる役」また、本郷さんも「又吉さんの原作で読んでみたらすごくひき込まれる内容で面白い作品でした。作品に出演することができて非常に嬉しいです」とコメント、「天童は、謎が多くひき込まれる役かと思いますので、楽しみにしていてください」と語っている。あらすじ僕たちの村にはある伝説があった。「100年に一度、村から子どもが消える」――。高校2年の冬。東京から来た季節外れの転校生と、僕らは友だちになった。くだらないことでふざけ合いながら過ごす青春の日々。するとある日、僕たちの友だちが消えた。混乱する小さな村。伝説の存在が頭をよぎる。そして、また1人と消えていく友だち。親友である転校生に向く疑いの目。それでも僕たちは信じたかった、自分たちの仲間を。あの日、あのときにしか存在しなかった友情、恋愛、恐怖、そして勇気。不思議な転校生と村の伝説、隠された仲間の秘密、そして犯人は誰なのか――!?映画『凜』は2018年度、全国にて公開予定。4月19日(木)~22日(日)に沖縄県内各所で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」にて上映予定。(text:cinemacafe.net)
2018年03月20日先日、「Rakuten Empire Awards」授賞式に出席したスティーヴン・スピルバーグ監督が、『インディ・ジョーンズ』シリーズ最新作の5作目(タイトル未定)について語った。スピルバーグ監督によれば、来年の4月にイギリスで撮影がスタートするという。「Variety」誌などによれば、ロンドンで開催された授賞式で「Legend of Our Lifetime award」(生涯の伝説的人物賞)を獲得したスピルバーグ監督は、俳優、スタッフ、運転手などイギリスではみんなが自分の映画製作を手伝ってくれるとイギリスへの好印象を受賞スピーチで語り、「2019年4月にここ(イギリス)に戻ってきて『インディ・ジョーンズ』の5作目を撮る」と宣言した。キャストは現在のところ主演のハリソン・フォードのみ発表されており、脚本は2008年の前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のデヴィッド・コープが引き続き担当する。コープはスピルバーグ監督作の『ジュラシック・パーク』、『宇宙戦争』などでも起用されていた。撮影が始まる頃にはハリソンは76歳、2020年7月10日のアメリカでの公開日は78歳になる3日前だ。ハリソンの続投に「冒険に出るには年を取りすぎている…」とSNSなどでは批判の声も見られたが、撮影は予定通りに進められるようだ。(Hiromi Kaku)
2018年03月20日女優・吉田羊が映画で初の単独主演を果たす新感覚ラブコメディ『ラブ×ドック』。この度、本作の本予告映像が公開。あわせて、吉田さん扮する主人公の“運命の相手候補”らとのデート写真が到着した。今回到着した予告編は、笑顔から涙を流す姿まで、様々な表情を見せる吉田さんが印象的。また、“運命の相手候補”の吉田鋼太郎、玉木宏、野村周平らが登場し、キス寸前のシーンも。さらに映像では、加藤ミリヤによる書き下ろし主題歌「ROMANCE」が初解禁。いくつになっても頑張る全ての女性の気持ちに寄り添う楽曲で全編を彩る。鈴木おさむ監督は「青春時代に加藤ミリヤの曲で恋することを励まされた人たちが、大人になり、色んな経験を経て、自分の恋の答え合わせになるような曲を作ってほしいなと思ったんです。大人になっても恋したっていいんだよ!と」と、今回起用した理由を明かし、また「加藤ミリヤさんは脚本を読み込み、見事にそれにこたえる曲を作ってくれました。なので、映画の中で何度もかけさせていただいてます。主題歌と映画の新しい掛け合わせになっている気がします」と楽曲を絶賛している。そして予告編とあわせて到着したのは、アラフォー崖っぷちの飛鳥(吉田さん)を取り巻く、“妻がいる大人のカレ”淡井(吉田鋼太郎)、“親友の千種(大久保佳代子)も恋する同世代のカレ”野村(玉木さん)、“15歳も年の離れた年下のカレ”星矢(野村さん)といった、問題ばかりの運命の相手候補たちとのデート写真。ゲームセンターで無邪気に遊ぶ星矢との仲睦まじいデート、落ち着いた雰囲気のバーでカクテルを交わす野村とのしっとりデート、旅先でたい焼きを頬張り2人だけの時間を楽しむ淡井との不倫デート。三者三様に魅惑のデートで飛鳥を翻弄する。ピュアすぎる危険な年下のカレに、肉食オレ様な同世代のカレ、そして強引でズルい大人のカレ…。果たして飛鳥が遺伝子レベルで恋する「運命の相手」とは?『ラブ×ドック』は5月11日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ラブ×ドック 2018年5月11日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開©2017 『ラブ×ドック』製作委員会
2018年03月20日テレビドラマや映画、舞台はもちろん、CMやバラエティ番組など引っ張りだこの俳優・ムロツヨシ。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍をみせるムロさんだが、アニメーション映画『ボス・ベイビー』で、自身初となる洋画吹き替えに挑戦。見事な演技で、さらなる表現の幅を広げている。■気負わず先入観を持たないことで、役柄に余白ができる!ムロさんが吹き替えを行なったのは、アレックス・ボールドウィンが声を当てた主人公ボス・ベイビー。赤ん坊だがおっさん、おっさんだが赤ん坊というユニークな役柄で、緩急のきいた表現力が要求されるが「吹き替えにはいろいろなやり方があるようなのですが、僕はテクニックを知らないので、あまり先入観を持たず、台本を読んだときに感じた汲み取り方で表現しました。僕のキャラクターを知ったうえでオファーしていただいたと思うので、あまり気負わず難しく考えずに挑みました」と自然体で臨んだことを強調する。“先入観を持たない”というのは、ムロさんにとって作品に臨むうえでの大切にしていることだという。「今回のお仕事もそうですが、台本を読み込んで現場に臨むのは当たり前のことなのですが、あまり役柄を決めつけすぎると余白がなくなってしまう。若いころ、ガチガチに作りこんでいって失敗した経験を何度もしているので、撮影や収録の初日というのは、余白を持っていくようにしています」と俳優としてのスタイルを語る。ムロさんが大切にしているこうしたスタンスについて「“ノリ”といってしまうと軽くなっちゃうんですけれどね」と前置きすると「その瞬間に生まれたものって、長くじっくりと温めて演じたものよりも、賞味期限が長かったりすることって意外と多いんですよ」と持論を展開する。しかし、その一方で「もちろん考えれば考えるほど深みを増すこともあるんですけれどね」と臨機応変に対応することの大切さも語る。■19歳の自分に恥をかかせてはいけない!前述したように、近年、とにかく出演作が途切れることがない活躍をみせるムロさんだが、20代は、いわゆる“食べられない”時期もあり、かなりつらい思いもしたという。そんななか、俳優業を辞めずに続けてきたのは、19歳で大学を退学し、役者の道に進もうと決めたときの決意がよりどころとなっていたようだ。「19歳のとき、役者になると決めたのですが、そのときは大失敗する可能性や、失敗したときどうなるのか、マイナスのシミュレーションをたくさん行なって、それでもなおかつ大学を辞めて役者の道に進もうと思ったんです」と語り出すと「そこからまったく目が出なかったのですが、ある意味で20代は、そのときの決断が自分のなかでは重大なことだったので『そう簡単にはやめられない』という意地で役者を続けていた気がします」と当時を振り返る。そんななか、転機となるきっかけとなったのが、26歳のときだったという。「それまではうまくいかなくても、芝居だけしていれば誰かが絶対見てくれるという甘い考えだったのですが、26歳のとき、芝居する場所もなにもなくなってしまって、自分から動かなければ誰の目に留まらないと思ったんです」と考え方をシフトチェンジした。そこからは“意地”ではなく“19歳のときの自分に恥をかかせてはいけない”という思考に変わったという。そこから少しずつ、自身をアピールし、映像の世界にも顔を出すようになった。すると「映画やドラマに出た喜び」は、なにものにも変えられない特別な感情としてムロさんの心に宿った。仕事がどんどん楽しくなっていったという。■仕事を待っているだけでは限界がある20代のムロさんは「食える役者になりたい」という強いエネルギーと野心に突き動かされていたという。30代を経て40代になり「いまは、たまたま3か月先ぐらいまでは、なんとか食えるようになってはいますが、次の目標を見つけて、その気持ちを継続させるのはすごく難しい作業なんです」と課題をあげる。こうしたムロさんの俳優業のモチベーションを維持する大きな要因となっているものが、ライフワークとして行なっている舞台「muro式」だ。この舞台は今年で10年目を迎えるが、自身で劇場を選び、すべてを取り仕切る。「きついし面倒くさいですし大変なんです」と愚痴をこぼすが、この舞台こそ、ムロさんが俳優として光り輝ける根源となっているというのだ。「役者は与えられた役を演じるのが仕事なのですが、待っているだけでは、限界があって、僕なんかはすぐ数年でいなくなってしまうと思うんです。でも『自分が面白いと思うものはこれですよ』と表現できる場があるということは、『自分がいまの自分でいていいよ』という証になるし、みんなが僕に思っている以上の表現の仕方を舞台で試したり、見ている人にお知らせしたりすることもできるんです」。■42歳の新人賞は「素直に嬉しかった」緩急自在な表現力と人柄のムロさん。2018年2月に行なわれた第42回エランドール賞では、42歳にして新人賞を受賞した。「この年で新人賞というのは笑っちゃいますし、スピーチではちゃかしてしゃべってしまいましたが『将来性を期待される有望な役者』という定義だったので、素直に嬉しかったです」と笑顔をみせると「逆にいうと、それだけ僕が若いときになにもなかった人間だったということなんです。それは自分が一番よくわかっていました。忙しくなればなるほど、なんで自分に仕事がなかったのかわかるんです」と若かりしころを振り返る。このように、自身の明と暗をしっかり理解しているからこそ、いまのムロさんの光の部分が輝いてみえるのかもしれない。(text/photo:Masakazu Isobe)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.
2018年03月20日