cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1846/2213)
染谷将太が突如超能力に目覚めた平凡な高校生を演じ、若者を中心に熱い人気を集めたドラマを、引き続き園子温が監督を務めて映画化した『映画みんな!エスパーだよ!』。このほど、その特報が完成、染谷さんらおなじみのメンバーを始め、池田エライザ、真野恵里菜といったヒロインが登場する映像が初解禁となった。愛知県東三河に暮らす高校生・鴨川嘉郎(染谷将太)は、アタマの中は四六時中エッチな妄想ばかり、クラスでも目立たない平凡な存在だ。東京からの転校生、浅見紗英(真野恵里菜)にひと目ぼれし、彼女を振り向かせようと奮起するも、いつも幼馴染のヤンキー女子高生・平野美由紀(池田エライザ)にからかわれてばかり。そんな”残念な童貞”嘉郎だが、ある日突然、人の心の声が聞こえるテレパシー能力に目覚めることに。チャンスとばかりに紗英と“イイ感じ”になろうと目論むが、嘉郎の周辺に、おかしなエスパーたちが続々と現れ…。今回解禁された特報は、ドラマとは打って変わってシリアスな雰囲気で幕を開ける。嘉郎らチームエスパー以外にも超能力に目覚めたものが多数存在し、東三河の町を襲うかつてない危機=人類滅亡計画が起こることが明らかに!相変わらず“TENGA”こそ握りしめているものの、深刻な表情を浮かべる嘉郎をはじめとしたメンバーの姿に、深夜ドラマからのファンは戸惑ってしまうかも…!?かと思いきや、やはり期待を裏切らない“性春SFコメディ”っぷりは健在!ドラマシリーズから出演する真野さんのラストのパンチラ、今回映画版で新たに美由紀役を務めるカリスマモデル・池田さんの飛び蹴り&パンチラシーンまでばっちり収められている。もちろん、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、神楽坂恵、安田顕と、ドラマにも出演している俳優たちが脇を固めており、強烈に個性的なキャラたちとまた再会できるのも楽しみの一つと言えるだろう。現在『新宿スワン』が大ヒット中、今後は『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』の公開を控えた園監督によって、テレビシリーズをはるかに凌ぐスケールで描かれるという本作。映画ならではのスケールアップした展開と、パワーアップする(かもしれない!?)お色気シーンをぜひ楽しみにしていて。『映画 みんな!エスパーだよ!』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日ジュード・ロウが13歳下の女性と交際を始めたようだ。これまでのお相手は女優やモデルが多かったジュードだが、今度のお相手は29歳の心理学者、フィリッパ・コーンさん。共通の友人の紹介で、約3か月前からデートしているという。2人は先週、ウェールズで開催された「ヘイ・フェスティバル」に参加していたが、最近一緒にローマへも旅行した。ジュードがローマ法王役で主演を予定しているTVシリーズ「The Young Pope」(原題)の打ち合わせのための旅であり、すでに公私を共にし始めているようだ。関係者によると、ジュードはフィリッパさんを家族や元妻のサディ・フロストまでにも紹介し、真剣な交際を望んでいるという。彼女の知性に魅了され、同業者ではない女性とつき合うことを新鮮に感じているそうだ。ジュードは1994年の映画『ショッピング』で共演した7歳上のサディ・フロストと1997年に結婚、二男一女をもうけるが、2003年に離婚。翌年、『アルフィー』(’04)で共演した9歳下のシエナ・ミラーと婚約するが、2006年に破局。理由はジュードの浮気だったが、その後よりを戻し、また別れては仲直りを繰り返した後、2011年に破局した。その後、ロンドンの舞台で共演した9歳下のルース・ウィルソンと交際したが、昨年2月に破局。『ローン・レンジャー』やTVシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」で知られるルースは現在、ジェイク・ギレンホールと交際中だ。クールな外見に似合わず、惚れっぽいジュードは一夜限りの短い恋も数知れず、2009年にはアメリカ人のモデルとの間に、今年3月にはシンガーの女性との間にそれぞれ女児をもうけている。フィリッパさんは、イギリスの「Daily Mail」紙の問い合わせに対して、ジュードとヘイ・フェスティバルに出かけたことは認めたが、交際しているかなど詳細についてはコメントしなかった。ジュードの代理人はコメントを拒否している。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月02日ごく個人的な話。先日、日本の仏教フェスなるものに参加してきたのです。意外にも若者、それもおしゃれ系男子&女子がたくさんいたことに驚いていたばかり。そんな若者達は、果たして「ダライ・ラマ14世」についてどれだけのことを知っているのでしょう。名前は聞いたことがあっても、法王の素顔やチベット仏教に触れたことのある人は、決して多くはないのではないでしょうか。そんな私達に分かりやすく語りかけてくれるのが、今回ご紹介するドキュメンタリー『ダライ・ラマ14世』です。チベット仏教の最高指導者、観音菩薩の生まれ変わりとされる僧侶、ノーベル平和賞受賞者。その神々しい肩書きとは裏腹に、本作が追った素顔のダライ・ラマは驚くほど人間らしいお坊さん。カメラの前で鼻をかみ、歩きながら歯も磨く。取材陣でも誰でも会う人の腕をとっては高らかに笑う姿はなんともお茶目。一気に親近感が湧いてきます。そんな彼は東京の街頭で募った“ダライ・ラマへの質問”にひとつひとつ答えてくれます。「暴力のない強さとはなんですか?」「髪を伸ばせたらどんな髪型にしたいですか?」「どうして人間はたくさんいる中で試練がある人とない人がいるのですか?」「日本人は平和のために何ができるでしょうか?」彼の出した答えは決して難しいことではなく、いたってシンプル。スーッと胸に入ってきます。しかし、その答えこそが彼の国、チベットへの思いと重なるのです。本作では、ダライ・ラマの素顔だけでなく、チベット亡命政権で暮らす子どもたちの姿も映しだされています。「勉強することが好き」「欲しい物はない」「ある物で満足している」と答える子どもたち。一方で日本人に同じ質問をしたときの反応に、「豊かさ」とは一体何なのかを考えさせられてしまいます。また、チベット仏教にも焦点を当てています。チベット国境近くのラダックで行われる全身を投げだし、身の丈の分だけ進む“ゴチャック(五体投地)”。「この世のすべての生き物が幸福でありますように」と自分だけではないすべての物への幸福の祈りは、物に囲まれ、膨大な情報に溢れる日本に暮らす私達に、何かひとつの気づきを伝えているようにも思えてきます。ダライ・ラマは「仏教に絶対はない。多角的に見ることができることは、相手を受け入れ理解する力になる」「広い視点で見なさい」と何度も語りかけます。日本も今年戦後70年。この機会に、本作に触れてみることで、あらためてシンプルに平和について考える時間を作ってみるのも、いいかもしれません。(text:Tomomi Kimura)
2015年06月01日行き当たりばったり&ゆる~いテイストの脱力系なりゆきバラエティ「内村さまぁ~ず」初の映画化『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』の主題歌に「PUFFY」の「これが私の生きる道」が決定、本編への出演も果たすことが明らかとなった。これまでのDVD売上は累計100万本を突破し、バラエティDVDの連続リリースではギネスの記録を持つ「内村さまぁ~ず」(通称「内さま」)。今年放送8年目に突入する大人気の本バラエティ番組の初の映画化となる本作は、映画化が発表されるやいなや、「一体どんな映画になるのか楽しみすぎる!」と早くも話題沸騰中だ。物語の舞台となるのは、探偵事務所と劇団を兼ねた“エンジェル社”。三村マサカズ演じる三田村マサル、内村光良演じる内山次郎、大竹一樹演じる大島耕作はエンジェル社で働く仲間たちで、依頼者のお悩みを芝居を“演じること”で解決するちょっと風変わりな仕事を引き受けている。また、主演作『シネマの天使』の公開を控える注目の若手女優・藤原令子が女優志望のヒロイン・夕子に、「仮面ライダー鎧武/ガイムシリーズ」で人気を博し、ドラマ「警部補杉山真太郎」『新宿スワン』への出演でも話題のイケメン俳優・久保田悠来がエンジェル社の仲間として活躍する伊東役で出演。笑福亭鶴瓶も今回初となるコメディ映画に参戦している。今回、本映画化作品の主題歌に決定した「PUFFY」の「これが私の生きる道」。デビュー年の1996年に第2弾シングルとしてリリースしミリオンヒットとなった本楽曲は、作詞・作曲を奥田民生が務め、デビューシングル「アジアの純真」に続いて大ヒットを記録した、「PUFFY」の人気を決定づけた一曲だ。さらに主題歌だけでなく、「PUFFY」の2人は、本編への出演も決定!出演オファーに関して、工藤浩之監督は「『PUFFY』は『内村さまぁ~ず』 の前身とも言える『内村プロデュース』と同時期に同枠で『パパパパPUFFY』という番組をやっていて、とても3人と近い空気を感じていました。なかでも『これが私の生きる道』は映画の内容と微妙にシンクロしている気がしてお願いしました」とコメント。これを受けた「PUFFY」は、「主題歌に『これが私の生きる道』を起用していただいただけでなく、ちょこっとだけ出演もさせていただき、女優気分を味わうことができました。次回は主役のオファーをお待ちしております」と喜びを語った。「内さま」ならではのゆるさと、「PUFFY」の2人の自然体なゆるさはどのような化学反応を起こすのか。秋の公開を楽しみに待ちたい。『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』は、2015年秋より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日歌手活動はもちろん、俳優、MC、お笑い、作曲家、モデルなど各分野で活躍するスーパーアイドルグループ「SUPER JUNIOR」。日本でも東京ドームや京セラドームで単独ライブを成功させるなど確固たる人気を誇る彼らが、7月11日(土)、12日(日)にソウルオリンピック公園体操競技場にてライブ「SUPER JUNIOR WORLD TOUR “SUPER SHOW 6” ENCORE」を開催。この度、全国の映画館でライブ・ビューイングが実施されることが決定した。「SUPER JUNIOR」の単独コンサート“SUPER SHOW”は、2008年にスタートしたコンサートシリーズ。いままで世界中で約176万人を動員するほどのグローバルな人気をみせており、彼らのヒット曲はもちろん、メンバーの個性溢れるソロステージやパワフルなパフォーマンス、華やかなステージ演出で構成された完成度の高いライブが魅力だ。今回行われるライブは、昨年9月のソウルを皮切りに東京、北京、上海、香港、マカオ、バンコク、台北、シンガポール、ジャカルタなどで行われたコンサート「SUPER SHOW 6」のアンコール公演として開催される。兵役を終え除隊したばかりのメンバー、イェソンが約2年4か月ぶりにステージにカムバックすることもあり、ファンから熱い関心が寄せられている。チケット争奪戦必至の本公演を、ソウルより両日ともに生中継。縦横無尽にステージ上を駆け回る「SUPER JUNIOR」の圧巻のパフォーマンスや会場の熱気を、日本にいながらにして劇場で体感してみては?「SUPER JUNIOR WORLD TOUR “SUPER SHOW 6” ENCORE」は7月11日(土)、7月12日(日)全国各地の映画館にて上映。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日生田斗真と戸田恵梨香を主演に迎えて贈る『予告犯』。この度、大阪ミナミ・道頓堀にて『予告犯』ならぬ“予告やん!”イベントが行われ、生田さん、戸田さんを始め鈴木亮平、濱田岳、荒川良々らオールキャストが登場した。2011年から2013年8月まで「ジャンプ改」にて連載され、高度に情報化されたインターネット社会で巻き起こる戦慄のテロリズムが話題となった筒井哲也原作の「予告犯」を、『白ゆき姫殺人事件』『奇跡のリンゴ』などを手がけた中村義洋監督が実写映画化する本作。日本有数の観光名所でもある道頓堀の戎橋近くにある、とんぼりリバーウォークには総勢約5,000人のファンが、シンブンシ製のマスクを被ってキャストを出迎るという異様な光景の中、映画仕様に装飾されたシンブンシ船に乗って登場した生田さんは、「みなさん、今日はホンマありがとう!!この作品は自信を持ってお届けできるホンマええ作品やで!」とエセ関西弁で挨拶すると関西出身の戸田さんと鈴木さんから早速ツッコミが。生田さんはひるまずに「この光景は生まれて初めて、こんなに人が集まってくれるとは嬉しいですね!ホンマに今日はありがとう!」と話した。戸田さんは「みんな、恵梨香やで!帰ってきたで!今日はホンマありがとう!ここ戎橋は大阪に来ると必ず通る道なので、その場所でこんな貴重な経験ができるなんてとても嬉しいです。(地元の関西に)本当に帰ってきたな、という気分です。お客さんとの距離がすごく近くて、安心するしワクワクしますね」と興奮気味に語った。「この映画、生田斗真がめっちゃかっこええで!」とアピールする鈴木さんは、「昔から知ってるこの場所で、関西出身の僕がイベントをできる事をすごく楽しみに思っていました!本当に大阪の方は日本人というか、大阪人という感じですよね。さっきも道であった男の子が『やっば!生田斗真やん!やっば!』と言ってくれて、素直な子だなと(笑)。人の温かみを感じました」と地元・関西でのイベントに喜びを隠しきれない様子だった。濱田さんは現在放送中のCMで金太郎役を演じているため、ファンからも名前で呼ばれず…「日本昔話のキャラクターで呼ぶ方がいますが、誰のことだと思ってしまいました(笑)」「今日は舞い上がってしまっています!いま、『予告犯』キャンペーンで全国を回っている最中なので、とにかく僕のことを知ってもらえるよう、うそをたくさんついて宣伝していきます!」と宣言(?)し、笑いを誘った。また、やしきたかじんの「やっぱ好きやねん」をいきなり歌い出した荒川さんは、「大阪は第二の故郷だと思っています」とコメント。先日行われた完成披露で公開初日までの予告を宣言したキャストたちだが、「初日舞台挨拶の司会に挑戦」と予告した生田さんからは「初日、僕が回しますから、楽しみにしておいて下さい!」、「歌手デビューする」と予告した鈴木さんからは「言ったことはやる男ですから!」と大勢の観衆の中、改めて予告実行を宣言。チームワークの光る、抱腹絶倒のイベントにファンも大満足の様子だった。『予告犯』は6月6日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年06月01日“天才”、“100年にひとりの女形”と称され、10代の頃から舞台に立ち続けてきたが、実は女形を演じること、いやそれどころか舞台に上がること自体が、苦痛で仕方なかったという。早乙女太一は本来なら“青春時代”と呼ぶべきであろう時期をこう振り返る。「夢を見たこともなかったし、目標を持ったこともなかった。仕事に対するやる気もないし『こんなことができたら』と想像しても、すごく醒めていて『そんな金ないや』って、最初から現実になるはずないとあきらめていた」。それでも、いつのまにか嫌っていたはずの女形や舞台の上で培ってきたものが、彼にとってかけがえのない武器になっていた。それに気づくと共に、初めて胸の奥からわき上がってきた思い。「世界で戦いたい」――。その思いが大きくなり、未来を見据えた時、自身にとってホームであり、かけがえのない仲間や家族と共に作り上げ、自ら看板役者を務めてきた大衆演劇「劇団朱雀」を解散することを決断した。今年2月末の劇団の解散後、早乙女さんが新たな一歩として最初に参加した作品がWOWOWの連続ドラマとしては初の時代劇となる「ふたがしら」である。人生最大の決断、本作への出演で強くした思い、胸に秘めた野望――新たな旅路へと足を踏み出した23歳に話を聞いた。独特のタッチと物語で人気のオノナツメの漫画を実写化した本作。尊敬するおかしらの死後、自分たちで面白い仕事をするべく、新たな一味を旗揚げした明るくて豪放磊落な弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男の宗次(早乙女さん)――2人のおかしらのドラマを「劇団☆新感線」の舞台でも知られる中島かずきの脚本、そして『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督の演出で描き出す。撮影に入る前、あえて原作を読まなかったという早乙女さん。原作の漫画や小説がある作品に関して、事前に読むか読まないかは作品によるそうだが、本作に関して読まないと決めたのは、宗次という男のキャラクターが大いに関係しているようだ。「僕は結構、影響されやすい性格なので、事前に読んでしまうと自分の中で勝手に決めごとができてしまって、それに引っ張られてしまうし、漫画の通りにやりたくなってしまうんです。特に宗次に関しては“クールな色男”というのがあって、漫画の絵もすごくかっこいいし『こんなかっこいい顔は出来ないな』と思いました。僕はあくまで生身の人間として演じるので、もう少し人間らしさやいろんなことを出していけたらという思いもあり、今回は監督や共演者のみなさんと共に現場の雰囲気の中で作っていこうと思いました」。W主演を務める“相棒”松山さんとは、昨年の「劇団☆新感線」の舞台「蒼の乱」で共演したばかり。“水と油”と称される正反対の性格の弁蔵と宗次が“ツートップ”としておかしらを務めるというのが本作の軸であり、意識したのは、2人の関係性を「築かない」こと。「できるだけ相手に合わせないようにしましたね。息が合ってないコンビを目指しました。息が合い過ぎると普通のコンビになっちゃうので。弁蔵と宗次は100のうち99のことは合わないのになぜか一緒に旅しているという2人なので、お芝居をしてても相手を無視して、ほとんど松山さんの方を見ずにしています」。早乙女さん自身、弁蔵と宗次のどちらのタイプかと言えば宗次に近いという。「“クールな色男”という部分は忘れていただいて(笑)、目標に向かう姿勢なども含めてやはり宗次ですね」。実際に10代の頃からリーダーとして劇団を引っ張ってきたが、全体を静かに俯瞰し、言葉ではなく自身の背中で語るタイプのリーダーだったようだ。「元々、熱い人は苦手なところもあって、(熱い思いは)心の中で持っていようよ…と思っちゃうので。本番になると誰にも負けたくないという思いはあるんですよ。闘志を見せたくないし、自分が必死なところも見せたいとは思わないです。劇団でも…言葉で伝えることができればいいんですけど、その言語力を持ってなかったんです。10代の半ばで始めて、大きな舞台に立たせてもらえるようにもなって、そこで自分に何ができるのか?と考えると、先頭に立って、自分がちゃんとやっている姿を見てもらうしかなかったんですよね」。その劇団を自らの意思で解散することを決めた。これまで“看板役者”として劇団を背負ってきた早乙女さんだが、10代の頃からになってきた重荷を両肩から下ろしてはみたものの「劇団がなくなって、逆に背中の重みが増した気がしています」とも。「これまで『劇団を背負う』という意識は確かにありましたが、一方でそこがあるからこそ、助けたり、助けてもらったりもできたわけで、そういう“場所”があった分、いろんなことができていたんだと思います。それが自分が言い出してなくなったことで、その分のこれからの仕事の対する覚悟や思いはさらに重みを増しましたね」。これまでの一座を離れ、新たな一歩を踏み出す――それはまさに「ふたがしら」の弁蔵と宗次そのもの!「ありがたいことに、この作品を生きることでフィクションの中で経験することができたなという思いはあります」と笑う。弁蔵と宗次は“でけぇこと”を成し遂げようと飛び出すが、早乙女さん自身、これまで持つことがなかったという夢や大きな野望でいまは満たされている。「あまり(夢を)口に出して言いたくはないんですが、自分がさんざん、イヤな思いでやって来た女形や舞台で培ってきたものが、自分の数少ない武器になっている。だからこそ、それを何とかしたい――。他人に負けてしまう部分はたくさんあるけど、勝てるとしたらそれなので、そこは絶対に負けないように、日本人として日本の伝統をちゃんと見せられるように、これから自分なりに作っていきたいんです。いま、日本の中で日本らしいところが実はどんどんなくなってて、だから今回、撮影で(京都の)映画村に行った時も、僕にとってはディズニーランドにいるかのように興奮したんです。歴史や伝統を磨いてきた人たちと一緒に、最新の技術も取り入れながら、オリジナルの“本物”の日本の文化を見せられるようになりたいんです」。結婚し、父親になったことも夢や覚悟を抱くようになった大きなきっかけだという。肩の荷を下ろした途端に新たな重荷を背負い、守るべきものが増えると、守りに入るのではなくなぜか夢や野望が広がりを見せる。なんとも厄介なベクトルを持つ男である。「(家族ができたことは)すごくデカかったです。『生きよう』と初めて思えたんですよね。本当に、生きる気力のない暗い子供だったんですよ、僕。このまま死んじゃえばいいのにって思うくらい。そこから初めて、生きようと思えたし、自分がこれまでどうしてきたのか?これからどうしていくのか?そういうことが線として繋がりました。ただ、子供が生まれたことはきっかけとしてすごく大きかったんですけど、いざ夢を見はじめたら『自分のために』という思いが大きくなっていった気がします」。夢も希望も抱いたことがなかった少年は23歳になったいま、日々を「楽しい」と感じている。「楽しいですね。正確に言うと、(新たに歩き始めた)少し前が一番楽しかったですね。いまは、ちょっと不安な気持ちもあります」。不安があるのは、期待があるからこそ。その“流し目”の見据える先に何があるのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)
2015年06月01日現在監督最新作である『Mommy/マミー』が公開中の俊英グザヴィエ・ドランが主演を務める『エレファント・ソング』の公開を記念したグザヴィエ・ドラン特集“DOLAN ANYWAYS”が、6月20日(土)渋谷アップリンクにて開催される。ある日、1人の精神科医が失踪した。手がかりを知るのは、彼の患者だったマイケル(グザヴィエ・ドラン)という青年だけ。院長のグリーン(ブルース・グリーンウッド)はマイケルから事情を聞こうとするが、ゾウやオペラについてのおしゃべりで話をそらすばかり。「母を殺した」「医師から性的虐待を受けていた」など、嘘か本当かわからないようなことをほのめかし、グリーンを巧妙な罠に取り込んでいく…。監督だけに留まらず、俳優としても評価の高いグザヴィエ・ドラン。今回、渋谷アップリンクでは過去の監督作『トム・アット・ザ・ファーム』『わたしはロランス』『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』が一挙上映される。さらに、併設のカフェ「Tabela」のパティシエによる、『エレファント・ソング』の物語のキーとなる“チョコレート”を使った限定コラボスイーツも登場するほか、6月11日(木)には『エレファント・ソング』の上映後、映画館でコラボスイーツとドリンクを楽しみながら、パリの映画館で開催されたグザヴィエ・ドランによる公開授業(約1時間の編集版)を鑑賞する“スペシャル”なイベントも開催。世界で注目される新しい才能グザヴィエ・ドランの魅力を知ることができる絶好の機会だ。時代の寵児と呼ばれるグザヴィエ・ドランの過去作品を、再び劇場で鑑賞できるチャンス。ぜひお見逃しなく。『エレファント・ソング』は6月6日(土)より新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エレファント・ソング 2015年6月6日より、新宿武蔵野館、渋谷アップリンクほか全国にて公開(C) Sebastien Raymond
2015年06月01日チソン×チュ・ジフンという韓国の二大スターが初競演する映画『コンフェッション友の告白』の公開日が、8月1日(土)に決定。さらに、“韓流の聖地”として知られるシネマート六本木の閉館日6月14日(日)に、「韓流シネマ・フェスティバル2015」においてプレミア上映されることが明らかとなった。マジメで正義感の強いヒョンテ(チソン)、保険のセールスマンで世渡り上手のインチョル(チュ・ジフン)、ドジなミンス(イ・グァンス)。性格も生き方も異なる3人は、少年時代に直面した危機を友情で乗り切り、大人になったいまも兄弟のように固い絆で結ばれていた。ある日、ヒョンテの母親が社長を務めるゲーム賭博店に火災契約保険のために訪れたインチョルは、店が経営難で借金を抱えていることを知る。「もし店が放火されたら、いくらもらえるの?」との質問に「監視カメラに証拠が残れば、10億ウォンの保険金が出ます」と応じるインチョル。だが、この何気ない会話の直後、店の売上金を狙った強盗放火事件が発生。ヒョンテの母親が亡くなってしまう。自らの手で事件に決着をつけることを心に誓い、独自に事件を調べ始めたヒョンテに、インチョルとミンスも手を貸すが…。無二の友情で結ばれた3人の男に突然降りかかった強盗放火事件。その真相に迫るにつれ、衝撃の展開へと向かう本作は、男たちの熱いアンサンブルと高密度のストーリー、緊張感のある卓越した心理描写が作り出す、新感覚の犯罪ドラマとなっている。現在シネマート六本木では、本作の主演の1人チュ・ジフンの過去作を上映する毎年恒例の「チュ・ジフン祭」FINALが6月5日(金)まで開催中だ。支配人によれば、「お蔭さまで、連日多くのファンの方にお越しいただき、スタンド花も届いております。当館では多くの俳優括りで上映企画を行ってきましたが、チュ・ジフンのファンの方の熱は衰えることなく、別格だなと思っております」という。そんなチュ・ジフンの出演作を始め、これまで数え切れないほどの韓国映画を紹介してきた“韓流の聖地”シネマート六本木は、この6月14日(日)を持って閉館を迎える。そのクロージングに際し、本作の特別先行上映会が決定。ファンにとっては、いままで慣れ親しんできた劇場で、話題作を誰よりも先に観ることができる貴重な機会となる。『コンフェッション友の告白』は6月14日(日)13:20~「韓流シネマ・フェスティバル2015」にてプレミア上映。8月1日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日「EXILE」のAKIRAを主演に、消防・防災のリーダーとして活躍する“消防団”を舞台にしたドラマ「HEAT」。先日、AKIRAさんの上司役に「SMAP」の稲垣吾郎が出演することが決定した本作だが、この度、追加キャストとして、田中圭、菜々緒を始め、総勢10名の豪華俳優陣の出演が決定した。主人公・池上タツヤ(AKIRA)は、日比野仁(稲垣吾郎)が社長を務める不動産会社「クローバー都市開発」の社員で、数百億円規模の都市開発プロジェクトの候補地として幸多市に目をつける。用地買収のため、地権者の情報を手に入れようと、素性を隠して幸多市の消防団第十一分団に入団するタツヤ。そこで出会ったのは、安住咲良(栗山千明)を始めとした個性豊かな消防団員たちと、消防士・合田篤志(佐藤隆太)。消防職員と違い火災現場での地味な活動、生業の合間をぬっての訓練など、成果主義の不動産会社で成り上がってきたタツヤにとって、消防団の活動は理解できないことばかり。おまけに彼女たちは、地域の人からあることを理由に「ショボショボ団」と馬鹿にされ、人員減に悩む集団だった。そんな咲良たちを見下すタツヤだが、懸命に地域住民のために活動する消防団に接し、またライバル視する合田と共に災害に直面する中で、「自分の利益が第一」という信念が少しずつ揺らいでいく…。今回出演が決まった田中さんが演じるのはAKIRAさん演じる主人公・池上タツヤの同僚・濱田直紀。甘いマスクの裏に相手を出し抜く狡猾さを持つ男で、タツヤとは別の候補地での都市開発計画を推し進めるライバルだ。一方、菜々緒が演じるのは経営コンサルタントとして活躍する才女・結城エリ。タツヤとは友だち以上恋人未満の関係で、豊富なコネクションを駆使してタツヤを陰で支えるビジネスパートナーだ。そのほか佐藤さん扮する消防士の隊長・合田篤志を慕う部下・白石徹を注目の若手俳優・工藤阿須加、井出卓也、小芝風花が出演する。ライバル役となる田中さんは「AKIRAさんや稲垣さんと対峙するシーンを重ねていって、濱田という人物像を作り上げていきたいですね。視聴者の皆様から、濱田の姿がある種ビジネスマンとして格好よく映ればいいと思います。あとは濱田が火事や事件に巻き込まれないことを祈っています(笑)」と自身の役柄について語った。菜々緒さんは「エリは自分が与えた情報を利用してタツヤが仕事をしていく様を、面白がっている女性です。ただし、魅力を感じなくなるとターゲットを変えて面白いことをしようとするトラブルメーカーのような存在でもあります。回を追うごとに変化していくタツヤとの関係をしっかり演じていきたいですし、エリがどんなことをしでかすのか楽しみにご覧いただきたいと思います」と見どころを語った。また栗山さん演じる安住咲良がリーダーを務め、タツヤが入団する幸多市消防団第十一分団、通称「ショボショボ団」の個性豊かな5人の団員に、菅原大吉、堀内敬子、正名僕蔵、劇団EXILEの鈴木伸之、吉沢亮が集結している。「HEAT」は7月より毎週火曜22時~関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日人気テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、今夏“世界初”、“世界最新鋭”のアトラクションや期間限定イベントを続々と導入することを発表した。先日大人気の「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が世界初3D化したことが話題を集めたが、注目度抜群の「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」など、USJ人気がもっと高まりそうだ。夏の到来に先駆け、2015年5月21日(木)、大人気アトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」が、3Dバージョンへと生まれ変わったUSJ。この夏は、毎年大好評の期間限定イベント「ワンピース・プレミア・サマー」を再演するほか、人気の「バイオハザード・ザ・リアル 3」も“世界最新鋭”の要素が足され、過去の体験をはるかに凌駕する画期的なアトラクションとなって、装い新たに登場するという。また、注目度が高い初登場の「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」が楽しみなほか、パークの夏の風物詩「ウォーター・サプライズ・パーティ」も、パーク史上最大の水量でパワーアップして再登場する。今春リニューアルを遂げた新「ユニバーサル・ワンダーランド」とともに、ファミリー層が夏休みに夏のパークを存分に満喫できるコンテンツがいっぱいだ。宿泊を伴う旅行を経験したゲストを対象にしたアンケート※で、“一緒に旅したみんなが満足した旅行先”として、世界一に輝いたUSJ。来たる夏休みの旅行プランを検討してみて!(C) L5/YWP・TX(C) CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.※出典:楽天リサーチ株式会社、調査期間:2015/4/10~2015/4/13、有効回答数:1467名、回答者:関東一都六県在住の18-44才の男女、アンケート対象旅行先:予備調査でランキング化した国内・海外の主要旅行先60か所のうち25か所を回答対象、アンケート範囲:2014年1月以降に訪れた国内外の宿泊を伴う旅行先に関して“一緒に過ごした全員が満足できた”という質問でアンケート対象旅行先中、1位を獲得。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日4月25日に全国246スクリーンで公開を迎えた北野武監督17作目の最新作『龍三と七人の子分たち』。本作が、北野監督作品史上初めて公開初週の映画観客動員ランキング1位を記録した『アウトレイジ ビヨンド』をも超える快挙を達成したことが明らかとなった。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らだったが、ある日、元組長の龍三(藤竜也)がオレオレ詐欺にひっかかってしまう。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるが…。主演の藤竜也を始め近藤正臣、中尾彬ら平均年齢73歳の超ベテラン俳優たちが個性豊かでどこかチャーミングなジジイを演じ、軽快なテンポで進むストーリーで老若男女を魅了した本作。劇場では中高年~シニアが牽引し、家族連れや若年層カップルの姿もどんどん増えており、劇場内での大爆笑と、エンドロールでの拍手喝采を経験した観客たちが「とにかく笑えた!」「ジジイがかわいすぎる!」とクチコミやネット上で評価したことで、動員数が伸び続け、ゴールデン・ウィークには公開初日を超える興行成績を叩き出し、5月15日には『座頭市』(’03)、『アウトレイジ ビヨンド』(’12)に続き劇場動員数100万人を突破。そして公開35日目となる5月29日(金)、遂に『アウトレイジ ビヨンド』の最終興行成績14.5億円を超え、5月31日(日)には動員120万人を記録!興行収入15億円に迫る勢いをみせている。さらにこの勢いを経て、本作を上映する劇場がさらに追加されることも決定。6月13日(金)以降、全国34館にて順次追加上映を予定している。先日、第24回日本映画批評家大賞にて最高賞であるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を藤さんが受賞し授賞式に登壇した際にも、審査員から「今日は龍三親分に会えて嬉しい」「親分、今日は子分は一緒じゃないんですか(笑)?」といった発言が飛び出すなど、映画批評家も“大暴れジジイ”に首ったけの様子。公開館数も着実に増え、いまだ勢いが止まらない本作。愛すべき“ジジイ”たちは、まだまだ全国で大暴れを続けてくれそうだ。『龍三と七人の子分たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年06月01日徳島県上勝町にマイクロ・ブリュワリー「RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store 」が誕生する。マイクロ・ブリュワリー、テイスティング・スタンド、BBQ ガーデン、ジェネラルストア(旧:上勝百貨店)から構成されるこの施設は、プロデュース&プロジェクトマネジメントをトランジットジェネラルオフィスが手がけ、建築設計を中村拓志&NAP建築設計事務所が行なった。オープンは6月予定。以前は高齢化が進んだ地方の典型的な過疎の町だった徳島県上勝町だが、高齢者を活用した「葉っぱビジネス」で地方再生モデルのひとつとして注目を浴びた。「葉っぱビジネス」とは、料亭や旅館の料理に添える花や葉っぱなどのつまものを高齢者たちが山野から採取して提供する新しいビジネスで、IT技術を導入し、受注生産体制や物流を整えることで、きちんと収益を上げられるまでに成長。高齢者の中には年収1,000万を超す、葉っぱビジネス長者まで現れたことでも話題になった。「葉っぱビジネス」に続いで二の矢三の矢を放つべく、現在も上勝町では新たな取り組みを行っている。たとえば、“持続可能な地域社会”をミッション・ステートメントに掲げ、平成15年9月には、全国に先駆けてゼロ・ウェイスト宣言を行い、平成32年までに焼却、埋め立てゴミをなくす日本初の試みを宣言。その取り組みは全国の地方自治体や海外からも視察に訪れるほどで、ブータンの行政官が視察に訪れたことでも話題になった。こうした町の行政の取り組みを背景に、2013年にはごみを出さないことを掲げ、シャンプーや食材などを量り売りにしたり、リサイクル商品を扱い、エコでお洒落にお買い物ができる「上勝百貨店」がオープンした。今回、この「上勝百貨店」が新たにジェネラルストアとなって生まれ変わったのが、オーガニックライフを提案するマイクロ・ブリュワリー「RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store」だ。生産から流通、販売の過程における過剰な梱包や包装をあらためる運営方針のもと、これからの環境教育を考えるきっかけを作る場所となる。ゴミ集積所にあった建具や家具を再利用した地産地消的な建築設計のアプローチ、廃棄対象になる上勝特産の柚香の皮を香りづけにつかったクラフトビール、繰り返し利用することに意味のあるリターナブルボトルデザインなど、すべては、上勝が真剣に取り組む「リサイクル」「リデュース」「リユース」の3R 推進の情熱によって突き動かされた、各界のクリエイティブ達の思想がカタチとなっている。さらに今後、上勝町では、「持続可能な社会と我々の行動責任」というテーマに、町の文化やゼロ・ウェイストの理念を結びつけて教育の場とするシンボルプロジェクト(仮称)上勝サスティナブルアカデミーの創設も検討されている。かつては何もなかった町、徳島県上勝町が、いまや環境、エネルギー問題において日本の最先端を行く町に生まれ変わっている。都心と地方を結びながら、持続可能な社会につながる、都心と地方の人々の新しいライフスタイルが日々模索されている。(text:Miwa Ogata)
2015年06月01日綾野剛を筆頭に山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介ら豪華キャストが集結している『新宿スワン』。先週末、全国320スクリーンで公開され、5週連続1位を記録していたディズニー映画『シンデレラ』を超える(興行通信調べ)、週末興収・動員ランキング初登場1位の大ヒットスタートを切ったことが分かった。物語の舞台は、わずか600メートル四方の地に約4,000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街“新宿・歌舞伎町”。人生のどん底を味わいながら、アテもなく歌舞伎町を彷徨う、金髪・天パ・一文無しの白鳥龍彦が、足を踏み入れた裏社会…それは様々な男女の危険な思惑が交錯する混濁した世界だった。奇才・園子温が「ヤングマガジン」の人気コミックを実写化した本作は、5月30日(土)に公開し、週末2日間で興行収入が、252,324,500円、動員は175,337人を記録し、“デートムービー”として5週連続1位を継続していた『シンデレラ』を抜き去り、興行収入・観客動員ランキング初登場1位という快挙を成し遂げた。愛嬌たっぷりの主人公を演じ新境地をみせた綾野さんは、山田さん扮する秀吉との見せ場たっぷりの激しいアクションシーンを披露。さらに、厳しい世界を生き抜く知恵をくれる先輩・真虎(伊勢谷さん)との絆、そしてアゲハ(沢尻さん)とのほのかなラブロマンスなど、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈な騙し合いによる抗争と、頂点へと成り上がるべく奮闘する姿が描かれ、高校生や大学生の友人同士、「ヤングマガジン」誌での連載時やコミックからの原作ファンなど、娯楽映画として幅広い客層を動員した。6月6日(土)には、生田斗真主演の『予告犯』や、ウォルト・ディズニーが遺した最大の謎にして最高のプロジェクトを映像化した『トゥモローランド』の公開が控えているが、本作はどこまで記録を伸ばすことができるのだろうか?『新宿スワン』はTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年06月01日5月31日(日)、佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役として初めて共演を果たした『愛を積むひと』のロケ地である北海道・美瑛町に、佐藤さん、樋口さん、朝原雄三監督が再訪。記念セレモニーおよび舞台挨拶つき町民限定試写会が行われた。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、かつて外国人が暮らしていた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子より手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。そして長年疎遠となっていた娘、聡子と再会し…。「日本で最も美しい村」と称される北海道・美瑛町を舞台に撮影が行われた本作。記念セレモニーでは、佐藤さん、樋口さん、朝原監督が劇中で二人が暮らす家に再訪。イベントでは、劇中で良子(樋口さん)の思いを聞き入れて篤史(佐藤さん)が積み上げた石塀に、この日のために用意された“ハート型に作られた石”がはめ込まれ、夫婦の絆の象徴としての“愛の石塀”が完成された。その後、佐藤さん、樋口さん、朝原監督の3人は、美瑛町町民センターで実施された美瑛町民のための特別試写会の舞台挨拶に登場。映画を観終わった直後には、美瑛町民430名で超満席となった場内からは割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。劇中の白髪とはうってかわって黒髪で登場した佐藤さんは「劇中とはちょっと見た目が変わりましたが…」と笑いを交えて挨拶。続いて樋口さんが、「この映画のために家を一軒建てていただき、本当に贅沢な撮影ができたことを感謝しています」と町民へ改めて感謝の気持ちを伝えた。一方の朝原監督はその十勝岳をロケハンで登頂し、本当にキツかった思い出を披露。「撮影で佐藤さんにも本当に登らせようとしたけれど、『俺は嫌だ』とはっきり断られた(笑)」とのエピソードで会場に笑いを誘っていた。美瑛町を代表して、浜田哲町長が3人へ「丘のまち美瑛を舞台に素晴らしい作品を作ってくださって心からお礼を申し上げます」と感謝の言葉が述べられ、ついで町民から美瑛の特産品である「アスパラガス」が贈呈。樋口さんは大のアスパラ好きのようで、「昨日も一昨日もいただきました!」と喜んでいた。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月01日日本赤十字社は、14日(日)の世界献血者デーを前に、6月1日(月)都内にて「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント」を開催。平成27年はたちの献血キャンペーンキャラクターも務める羽生選手は、「We are シンセキ!」を合言葉に、受血者の代弁者として活動する山本シュウさんと、アナウンサーの小林麻耶さんと共にトークショーを行った。「大学の課題に追われていて、4時間しか眠れていない」と、お疲れ気味な羽生選手だったが、真剣に独自の目線から、献血について語った。受血までには至らなかったものの、昨年の怪我により、献血についてより身近に感じるようになった、という羽生選手。「小学生以下の子から、90代以上の方まで、幅広い世代の方たちが、フィギュアスケートを見てくださっているので、僕を通じて献血について知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです」と話した。また、若い世代の献血が減っているという話題を振られると、「若い世代は、学校に行っていて時間がないというだけでなく、献血についてあまり知らない人たちも多いと思うんです。なので、SNSのようにシェアしながら発信していけるというのはいいですね!」と、軽快なトークを繰り広げた。そんな羽生選手に、山本さんが「一年で成長したな!」というと、羽生選手は「一年でいろいろと世論にもまれました」と笑いを誘った。この日司会を務めた小林さんも、自身の母親が妹を出産する際に輸血が必要となり、献血によって助かったという経験を紹介。今月14日(日)の「世界献血者デー」は、血液という「いのちを救う贈り物」をくれる献血者の皆様に感謝し、血液製剤を必要とする患者様のために、献血が欠かせないことを知ってもらう日だ。その一環として、5年目を迎える「LOVE in Action Meeting」が、今年も6月11日(木)、12日(金)の2日間、日本武道館にて行われる。羽生選手は、「献血してくれた人たちに対して、直接ありがとうを伝えられる機会があまりない中で、このように敬意を表す日があるというのは、とても貴重ですね。献血は命にも関わりますが、心にも影響するものだと思うので、是非みなさんで献血の大切さや想いをシェアして頂きたいです」と締めくくった。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」 の特別企画展「PRISM」が、6月12日(金)から21日(日)まで、「DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY」にて開催される(入場無料)。本展は、1999年から2001年と、2012年から最新シーズンまで、同ブランドのプロモーション写真の撮影を行ってきたフランスの写真家、フランシス・ジャコベッティによる作品を、まるでプリズムの中にいるように映像と音で体感するライブ空間で表現する(映像:中村勇吾)。フランシス・ジャコベッティは、1960年代から「VOGUE」誌などでファッション写真を手がけており、70年代からは20世紀を代表する人物の肖像写真のシリーズをスタートし、ライフワークとして今日に至る。「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」のプロモーション撮影では、ダンサーをモデルに起用し、躍動する身体と、その動きにそって変化するプリーツ プリーズの表情を鮮やかに切り取り、プリーツ プリーズの色彩とプリントの鮮やかさを印象的に伝える作品を生み出した。「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」のブランドを象徴するプリーツが、軽やに生み出す自由自在のフォルムに、ダンサーの動きと衣服が融合して表現される生命力あふれる瞬間を目撃してみてはいかが。6月12日より、フランシス・ジャコベッティ氏の作品からインスピレーションを得た「SHADOW」シリーズを「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ」各店にて販売する。また「DAIKANTAMA T-SITE」内の蔦谷書店では、同シリーズの小物商品を期間限定で展開する。(text:Miwa Ogata)
2015年06月01日長澤まさみの年下彼氏役として登場する『海街diary』を始め、生田斗真×戸田恵梨香の『予告犯』、桐谷美玲×山崎賢人共演の『ヒロイン失格』など、いま、さまざまなジャンルの話題作に引っ張りだこなのが、モデル・俳優として活躍中の坂口健太郎だ。色白&あっさり系イケメン=“塩顔男子”の代名詞的存在にして、阿部寛や大沢たかお、田辺誠一など、実力派俳優たちを多数輩出してきた「メンズノンノ」専属モデル。西島秀俊や綾野剛、長谷川博己ら、映画界でも“塩顔男子”が人気を博している中、今年6本の映画に出演し、最旬女優たちと共演を果たす、“大ブレイク寸前”の彼に迫った。1991年7月11日、東京生まれの坂口さん。2010年、19歳のときに「メンズノンノ」モデルオーディションに合格してデビュー。2013年に初めて本田翼と「メンズノンノ」の表紙に登場し、翌年6月号では現役専属モデルとしては田辺さん以来、25年ぶりとなる単独表紙をゲット、同誌の看板モデルとなった。ティーン誌から大人の女性誌、ガールズイベントなどにも度々登場しており、話題を呼んでいる。相当な読書家として知られ、メガネやカメラがよく似合う癒やしの“文化系”かと思いきや、その長身を生かして中高ではバレーボールに打ち込む、という体育会系の一面も。笑うと“塩顔”イケメンが一転、“くしゃ~”っとなる“塩スマイル”も魅力だ。そんな坂口さんは、2014年、門脇麦&道端ジェシカがW主演するヨガ体感ムービー『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』でスクリーンデビュー。ゲイのマスター(村上淳)が営むカフェバーのアルバイト・瞬役でフレッシュな魅力を発揮し、印象を残した。NHK朝ドラ「まれ」などで活躍中の門脇さんとは、「niko and... (ニコアンド)」のCMでも共演していた。2015年は、『娚の一生』に榮倉奈々の弟役で出演。そして、この6月には『予告犯』(6月6日公開)に続き、四姉妹の次女・長澤さんとキスシーンも披露する『海街diary』(6月13日公開)と大人気コミックの映画化に相次いで登場。さらに、本多孝好の人気小説の映画化『at homeアットホーム』(8月22日公開)では、竹野内豊、松雪泰子、黒島結菜らと複雑な“過去”を持つ偽装家族の長男に、『ヒロイン失格』(9月19日公開)では、学校イチのモテ男に扮している。すでに公開されている『ヒロイン失格』の特報では、桐谷さんに“壁ドン”やキスを披露。おそらく本人のキャラとは真逆のチャラさ満点の役柄に、早くもやきもきする女性ファンが続出中とか。一方、その醸し出される清潔感とクリーンなイメージからCM界でも注目されつつあり、大島優子とカップルとなる「ミノン」や、せっけんの香りの香水「レール デュ サボン」のCMに抜擢。北陸新幹線開業に併せた朝日デジタルのムービーCMでは、森カンナとも共演。旅企画「ニッポンのお風呂を楽しもう!FUROZUKI!」では歴史やお酒好きな姿を見せている。先日は、鈴木亮平主演の『俺物語!!』でも主人公のクールな親友・砂川誠を演じることが発表されたばかり。まさにいま、飛ぶ鳥を落とす勢い坂口さんだが、その原点は5年目に突入したモデル業にあることを明言する。そうはいっても、この爽やかな“意外性”の持ち主を、最旬の女優たちも、映画関係者もほおっておくことはないはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年06月01日東京ディズニーシーでは2015年7月3日(金)~2016年3月18日(金)の間、東京ディズニーシーにダッフィーが登場して10年をお祝いする「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」を開催するが、この特別なプログラムを一足早く体験できるハッピーファンイベント「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」キックオフパーティーが、5月26日(火)~28日(木)までの3日間開催! そのレポートをお届け!このキックオフパーティーは、事前に特設ページで募集したゲスト約2,300名(2名×1,150組)を招待して開催したもので、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宴会場「パラディーゾ」にて5月26日(火)~28日(木)の3日間開催。パーティー参加者限定の超貴重な「ログブック」やスタンプ、風船などがプレゼントされ、素敵な記念になっていた。「パラディーゾ」会場内には、アメリカにある移動遊園地をイメージしたメリーゴーランドやミニ気球が飾られ、会場中のそこかしこにダッフィーがいっぱい! とりわけ過去に東京ディズニーシーで販売したダッフィーのコスチューム90点の展示と、高さ2メートルを超える巨大なダッフィーは一際目を引いていて、多くのゲストが記念撮影をしていた。なお、6月25日(木)~7月2日(木)の間、東京・表参道にて、このハッピーファンイベントの一部の内容を再展示する予定。2メートルの巨大ダッフィーとも無料で会えるそうなので、予定をチェック。11年目に入る今後のダッフィーの活躍と、7月から始まる特別プログラム「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」に期待が高まる!◆ 表参道での展示概要開催日時 :2015年6月25日(木)~7月2日(木)<月~土11:00~21:00/日11:00~20:00>開催場所 :表参道ヒルズ本館 吹抜け大階段展示内容 :大きなダッフィーのぬいぐるみ、ダッフィーのストーリー、「ジャーニー・ウィズ・ダッフィー Your Friend Forever」のグッズ など※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日12月18日(金)に公開される、新たなシリーズ3部作の第1弾『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。まさに、今年は“スター・ウォーズ”イヤーとなりそうだが、本日6月1日(月)からは、いままでの『スター・ウォーズ』シリーズ6作品の初のデジタル配信がスタートとなる。それに併せて、シリーズ屈指の名場面の1つに数えられる、若きハリソン・フォードの炭素冷凍シーンの本編映像が到着。その意外な制作秘話も明らかにされた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開に先駆け、これまでの全6作品が一挙にデジタル配信される同シリーズ。いままで発売されたビデオ、レーザーディスク、ブルーレイやDVDに収録されていなかった、新たなボーナス映像が満載ということでも、大きな注目を集めている。今回解禁となったのは、『スター・ウォーズエピソード5/帝国の逆襲』に登場する、若き日のハリソン演じるハン・ソロがダース・ベーダーら帝国軍に炭素冷凍されるシーン。同作を見たことがある人なら、ファンならずとも強烈に脳裏に焼き付いたに違いないシリーズ屈指の名場面で、冷凍直前のレイア姫とハン・ソロの「I love you.(愛してる)」「I know.(分かってる)」という名セリフのやりとりも胸を打つ。まずは、炭素冷凍されてしまったハン・ソロが床に倒されたときの効果音に注目してほしい。冷凍されたハン・ソロの表情をさらに強烈に印象付ける、この炭素のブロックが倒れる衝撃音は、音響デザイナーのベン・バートが家の外にある大型ゴミ容器を叩いた音を録音したという。意外なところで、身近なものが使われていたのだ。また、続く『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』では、炭素冷凍されたハン・ソロが“解凍”され、中から姿を現すシーンは特殊効果チームにとって興味深いチャレンジだったそう。まずはロウでハリソンのフィギュアを作り、元の姿に変換される、あの素晴らしいシーンでは後ろから照明を当てて光らせたという。そのほかにも、ボーナス・コンテンツにマル秘エピソードや貴重なお宝映像がたっぷり用意されている。デジタルコンテンツなら、『スター・ウォーズ』をテレビやパソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットで観ることが可能。名セリフ“The Force will be with you. Always.”の通り、いつでもどこでも『スター・ウォーズ』を楽しむことができそうだ。『スター・ウォーズ』シリーズ6作は6月1日(月)からデジタル配信。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日『時をかける少女』(’06)、『サマーウォーズ』(’09)、『おおかみこどもの雨と雪』(’12)と、手がけた作品すべてが傑作として評価され、いまや世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守監督3年ぶりの最新作『バケモノの子』。このたび本作の主題歌が、「Mr.Children」の楽曲「Starting Over」に決定した。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった…。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などあらゆる世代が共感できるエンターテイメントのすべての要素が詰まった本作。映画製作陣はその主題歌を、日本を代表するアーティスト「Mr.Chirdren」に依頼。打ち合わせを重ねる中で細田監督が、6月4日(木)に発売となる「Mr.Chirdren」のニューアルバム「REFLECTION」に収録される「Starting Over」を聴いたところ、歌詞・楽曲共に、正しく『バケモノの子』の世界観を表現していると絶賛し、本作の主題歌になることが決定したようだ。この決定に当たり、「Mr.Chirdren」の桜井和寿は「凄い映画を観てしまった。 1人の父親として、それから試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった。 この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」と喜びのコメント。細田監督も「Mr.Childrenさんと映画『バケモノの子』がコラボレーションできることを、大変光栄に思います」と語ると共に、「映画『バケモノの子』は、ひとりぼっちの少年の成長譚であり、主題歌『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄です。タイトルの『新たな出発』という意味を噛み締めて、どうぞ聴いてみてください」とコメントを寄せている。役所広司、宮崎おあい、染谷将太、広瀬すず、津川雅彦、リリー・フランキー、そして大泉洋と、錚々たる顔ぶれが揃う声優陣に負けない豪華なアーティストの参加に、ファンならずとも本作への期待が高まることは間違いないだろう。『バケモノの子』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年06月01日破局説が浮上しているベン・アフレック&ジェニファー・ガーナー夫妻だが、娘2人も一緒に外出しているのを目撃された。先週、芸能誌「OK!」で離婚間近と報じられた夫妻は28日(現地時間)、カリフォルニア州ブレントウッドでランチに出かけた。食後には9歳と6歳の娘たちを連れてフローズンヨーグルト店に立ち寄るのも目撃されている。夫妻には3歳になる息子もいる。「OK!」誌は、夫妻はしばらく前から別居していて、ベンは結婚10周年を迎える6月29日より前に破局を公表したいと考えていると報じた。4月にジェニファーが43歳の誕生日を迎えたときもベンはカナダに1人で旅行、結婚指輪をはめていなかったという。ベンと新作『The Accountant』(原題)で共演したアナ・ケンドリックの関係をジェニファーが疑っているという説もある。ランチに出かけた28日、ベンもジェニファーも濃いグレーや黒ずくめのスタイルでサングラスをかけ、手をつなぐこともなく表情は険しかったが、2人とも結婚指輪をはめていたことは、破局報道に対する夫妻からのメッセージと言えそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月01日夜神月(やがみライト)に窪田正孝、“L”(エル)に山崎賢人、ニアに優希美青と、若手俳優陣が集結する7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「デスノート」。このほど、月の父親である夜神総一郎役に松重豊が、月に全てをささげるアイドル“ミサミサ”こと弥 海砂(あまねミサ)役に佐野ひなこが決定。脇を固める佐藤二朗ら、個性派キャストの出演が明らかとなった。どこにでもいるような大学生・夜神月。誰かに必要とされるわけでもなく、何かを必要とするわけでもなく、ただ安定した暮らしを求め生きていた。そんな彼が、ある日偶然手にした一冊のノート。それが、“デスノート”だった。強大な武器を手にした彼は、「平和な日常」を脅かす犯罪者たちを、デスノートによって次々と裁いていき、次第に世間から“キラ”として崇拝されるようになる。しかし、そんな彼の前に現れたのは、世界的に注目を集める名探偵・“L”だ。彼はキラを悪として、必ず捕まえると宣言。どちらが正義で、どちらが悪なのか、どちらが死にどちらが生き残るのか。そして、そんな2人の戦いを見つめる人物、ニア。おとなしそうな外見とは裏腹に、不敵な笑みを浮かべるその正体とは?月、L、ニア…“デスノート”を巡る壮絶な戦いがいま幕を開ける――。原作は、2003年から2006年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作・小畑健漫画による世界的人気コミック。連載終了後もアニメ・映画・舞台・小説など様々なメディアで展開されてきたが、今回の連続ドラマでは、アニメとも映画とも異なるオリジナルストーリーが展開、実写化作品では初となる“L”の後継者・“ニア”や、初映像化となる新キャラクターが登場する。“デスノート”を手にする“ごく普通”の主人公・月を演じるのは、「花子とアン」や映画『予告犯』など話題作が続く若手演技派、窪田さん。さらに、月に対するライバル“L役を「まれ」や映画『ヒロイン失格』の山崎さん、初実写化のキャラクター・ニアを「マッサン」での好演も記憶に新しい優希さんと、いずれも朝ドラで活躍してきた顔ぶれが新たな「デスノート」の世界観に挑む。彼らに、アイドル・弥 海砂役の佐野ひなこ、夜神粧裕役の藤原令子、日村章子役の関めぐみ、刑事・松田桃太役の前田公輝、同じく相沢周市役の弓削智久、Lの協力者ワタリ役の半海一晃、模木完造役の佐藤二朗、半月の父親にして捜査本部を指揮する夜神総一郎役の松重豊といったキャストが、どう絡み合い、新たなページを紡いでいくのか、注目だ。日曜ドラマ「デスノート」は7月5日(日)22時より日本テレビにて放送(2話以降、22時30分~23時25分)。(text:cinemacafe.net)
2015年06月01日ファッションは自己表現。だからこそ、ファッションを通して見えてくる人間性というものがあります。例えば、自分をどう見せるかに関心があるか、ないか。おしゃれが好きか、そうではないか。そんなことに始まって、どんなスタイル、何色が好きなのか、どんなライフスタイルの人なのかなど、自分が思っている以上の情報を他者に与えているものです。自分の好みかどうかはさて置いて、人が似合った服を着ているのを見るのは心地よいもの。「この人、人生を楽しんでいるな」と思えたら、こちらだってワクワクしてくるものです。ドキュメンタリー映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』には、まさにそんな気分にさせてくれる女性ばかりが登場。いずれも、NYのストリートを闊歩する60歳以上のマダム達。通常、ファッション業界では、若い女性たちばかりがもてはやされますが、本作の主役はシニア層です。人生を映し出した個性的すぎるファッションは、そもそも2008年にスタートしたブログ「Advanced style」のスナップとして紹介され話題に。その後、写真集となり、日本で翻訳本も登場。今年2月には東京で写真展が開催され、注目を集めました。彼女たちの、彼女たちによる、彼女たちだけのファッションが話題になっているのは、そのクリエイティビティとイマジネーションたっぷりのスタイルのせいだけではありません。そこに、彼女たちの人生や信念が色濃く映し出されているから。映画だって、単にファッションの話だけしているわけではありません。見えてくるのは、毎日、おしゃれをし続ける理由、心意気、そして生き様。人生哲学さえも垣間見えてくるのです。どんなことであっても、何かにこだわりを持つ人を注意深く観察し、話を聞いてみると、裏にはドラマがあるものです。ホロコーストを生き抜いた両親が移住したイスラエルで生まれたジポラ。40歳でパーキンソン病を発症した夫の代わりに一家を支えるためにハースト社に勤めたジョイス。ほとんど視覚を失ってしまった元ダンサーのジャッキーら、その人生は決して楽ばかりではないけれど、酸いも甘いも経験した彼女たちだからこそ、客観的に自分の女の部分を認め、若づくりするのではなく、自分らしい魅力的なおしゃれを完成させているのです。それにしても、この映画が人を幸せにするのは、思いきり好きなファッションを楽しめるその場所が、自由で平和だということだからかもしれません。自分の意に沿わない格好をさせられたり、着る物を制限されたりすることもなく、おしゃれに関心を寄せる気持ちの余裕を持てるということも平和の証明。歳を重ね、彼女たちぐらいの年齢になったとき、自分の生きる国が平穏であり続けているか、おしゃれを楽しめる人が増えているか。そして何より、ここまで積極的におしゃれを、そして人生を楽しめるか。そうだったらいいな。そんな気分にさせてくれる、大先輩たちの物語なのです。(text:June Makiguchi)
2015年05月31日『怪盗グルー』シリーズで大人気の謎の生物ミニオンが主役になって帰ってくる、映画『ミニオンズ』。このほど、ソフトバンクの携帯に使用されたほか、世界の有名ブランドも採用する色見本で知られる「パントン・カラー・インスティテュート(PANTONE Color Institute)」から、ミニオンをベースとした<パントン・ミニオン・イエロー>が誕生することが明らかとなり、併せて特別映像も到着した。人類が誕生した遥か昔、地上に現れたミニオン。彼らの目的はただ1つ…それは、最強のボスに仕えること。やがて、仕えるボスがいなくなり、生きる目的を見失ってしまった彼らの中から、兄貴肌のケビン、バナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、そして弱虫のボブが、新たな最強最悪のボスを探しに壮大な旅に出ることに。果たして、ミニオンはどうやって怪盗グル―と出会ったのか?彼らはどこからやって来たのか?そもそも、いったい何者?バナナを愛するハッピーな“黄色いヤツら”の秘密が、ついに明かされる本作。新たに登場する<パントン・ミニオン・イエロー>は、そんなミニオンをベースとしたパントンカラーで、さまざまな企業が採用する「パントン」のファッション、ホーム+インテリアの設定色として追加される。特定のキャラクターをベースにしたパントンカラーは、もちろん初めて。今回のパートナーシップは、『怪盗グルー』シリーズの音楽を務めるファレル・ウィリアムスのアイデアから始まり、世界の色のトレンドを引っ張る「パントン」が、エネルギッシュな色を生活に取り入れたいという顧客の欲求を実現するという観点から、本企画に賛同。<パントン・ミニオン・イエロー>は、煌びやかで、エネルギッシュで、フレンドリーでファンに愛され、すぐに目に留まるようなイエロー調の色に仕上がっており、「パントン」のエグセクティブディレクターであるリートライス・アイズマンは、「太陽光が人を元気づけるような、希望と喜びと楽観を表現した色だ」と説明する。「パントン」は、ミニオンを生み出した「イルミネーション・エンターテイメント」のアニメーションチームと緊密に協業し、保有している色のレンジの中から、ミニオンのアイコニックなイエロー色を純粋に表現するような色を選出。その結果、キュートでおかしなミニオンのキャラクターを表現する、遊び心と温かさ、知的な好奇心と啓発を連想させる色を完成させた。「パントン」のローリー・プレスマン副社長は、「キャラクターにちなんだ名前を付けるのは史上初の試みだが、世界的なミニオンの人気を考えると、ごく自然なことと考えている」と語り、また、ユニバーサル・パートナーシップ&ライセンシングのジェイミー・スティーブンス上級副社長は、「『パントン』が世界的なポップカルチャーのアイコンとしてミニオンへ関心を持ち、『パントン』のイエローの新色としてミニオンイエローを追加してくれたことを興奮している」と喜びのコメントを寄せている。『ミニオンズ』は7月31日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月31日公開から5週連続で興行ランキングトップを独走中の『シンデレラ』の大ヒットを記念し5月31日(日)、日本語吹き替えキャストの高畑充希と城田優がそろって舞台挨拶に登壇。主題歌「夢はひそかに」を観客と共に生で熱唱した。すでに観客動員数は370万人を超え、興行収入も47億円を突破するなど、2015年に公開された作品の中でもトップをひた走る本作。高畑さんは圧倒的な数字を前に「凄すぎて他人事みたい(笑)」といまいち実感がわかないよう。城田さんは「僕らはボイスキャストという形で映画に出てくるわけではないですが、自分のことのように嬉しいです」と笑顔を見せた。この日は、上映前の舞台挨拶となったが、高畑さんは映画の見どころとして映像美を挙げ「カボチャが馬車になったり、動物がいろいろ変わったりするわけですけど、いまの技術ってすごいです。昔、頭の中で思い描いていたおとぎ話のシーンが目で見られるようになってる」と熱く語る。城田さんも字幕を目で追う必要がない日本語吹き替え版だからこそ「目に映る映像を100%見ることができます。映像美や、繊細で時には泣けて、時にはほっこりする演技を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。先日、2人はTVの歌番組で日本語版主題歌「夢はひそかに(Duet version)」を披露したが、高畑さんは「ここ5年くらいで一番緊張した」と語り「格好がね…」と出演者の中でもひときわ目立っていた王子様とお姫様のドレスについて苦笑交じりに述懐。城田さんも「我々は出オチでしたので(笑)」とうなずく。それでもこの日は、初めて観客と一緒に歌う機会とあって、2人は楽しそうに歌声を響かせ、サビの「いつか必ず出会う」というパートでは、互いを見つめ合いながら、息のぴったり合った熱唱を見せた。イベント後の報道陣との質疑応答では城田さんは「(高畑さんと)2人で言ってるんですが、この(映画版『シンデレラ』の)バージョンのミュージカルをやってほしい。2人で出たいです」とミュージカル化を熱望。この日の舞台挨拶での熱唱で、2人そろって同曲を歌うのは最後となるようだが、城田さんは「年末にNHKさんにお呼ばれしたら、喜んであの衣装を着ます!」と紅白歌合戦出場への意欲を口にし、その際にはドレス姿の高畑さんをお姫様抱っこすることも約束。高畑さんは「年末はおうちでコタツでみかん食べるのが恒例なんですが…(笑)」と語り笑いを誘っていた。また城田さんには先日の熱愛報道を踏まえて同曲を「他の女性と一緒に歌ったことは?」という質問も飛んだが、さわやかな笑顔を浮かべ「ないです。今後もないと思います」とキッパリ。あくまで隣に立つ高畑さんだけが「シンデレラです!」と強調していた。なお、この日の上映は東日本大震災で親を亡くした子供たちを支援するためのチャリティ上映会として開催された。『シンデレラ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シンデレラ 2015年4月25より全国にて公開(C) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2015年05月31日第68回カンヌ映画祭ある視点部門のオープニングを飾った河瀬直美監督の『あん』が5月30日(土)に封切られ、東京・シネスイッチ銀座で河瀬監督をはじめ、樹木希林、永瀬正敏、浅田美代子、河瀬直美監督、原作者のドリアン助川が初日舞台挨拶に立った。ハンセン病に人生を翻弄された老女・徳江(樹木さん)の魂の旅路を描く本作。犯罪歴をもつ千太郎(永瀬さん)が雇われ店長を務めるどら焼き店は、徳江がつくる粒あんのおいしさが評判になるが、かつて徳江がハンセン病を患ったという噂が客足を遠のかせ、千太郎は徳江を辞めさせなければならなくなる…。この日は河瀬監督の46回目の誕生日ということで、映画にちなんだどら焼きケーキが用意されたほか、秦基博が急きょ駆け付けて主題歌「水彩の月」を披露し、お祝い。すると、樹木さんは「あの…、マイク交換してもらっていいですか?」と秦さんにお願い。その理由は「だって、お口がマイクについていたでしょ?」とおちゃめな素顔を披露していた。一方、誕生日を迎えた河瀬監督は、「歌にケーキに、まるで盆と正月が一緒に来たみたい。(樹木さん演じる)徳江さんを見ていると、年齢を重ねるのも嬉しいことだと思える。胸がいっぱいです」に感無量。そして「この映画はフィクションですが、ここに刻んだ人物と風景は現実に存在している」と本作に魂を吹き込んだキャスト陣に敬意を表した。カンヌの旋風に続き、すでに世界28地域、30か国以上での配給も決定済み。この日はドリアンさんから「アメリカでの公開が決定しました!」と嬉しい報告もあった。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月30日戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気と誇り、そして希望を与え、さらには白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た実在の野球チーム“バンクーバーの朝日”。この伝説の野球チームの当時の記録をもとに、戦前の日系移民の壮大なドラマを描き出した映画『バンクーバーの朝日』のブルーレイ&DVDが7月15日(水)に発売となる。このたび、本作の3枚組となる豪華版には特典映像として、妻夫木聡、亀梨和也、石井裕也監督による“撮り下ろし”ビジュアルコメンタリーの収録が決定した。ちょうど1年前となる2014年2月~4月に撮影された本作。先日、レジー笠原役の妻夫木さん、ロイ永西役の亀梨さん、石井監督によるビジュアルコメンタリーの収録が行われ、進行役をフジテレビアナウンサーの笠井信輔が務めた。妻夫木さん、亀梨さんはともにビジュアルコメンタリー初挑戦。妻夫木さんが「自分の作品を観ている顔を撮られるのは恥ずかしい。つい当時を思い出して画面の中の自分と一緒に演技しちゃったりするんだよね。反省点を探しちゃったりして」と言うと、亀梨さんも「今日の朝までオーディオコメンタリー(音声のみ)だと思ったから、控え室にメイクさんがいて、『え!顔も映るの!?』って驚いた」と、“初”となる撮影に緊張気味。映画がスタートすると、撮影に入る前の期間にどう役作りをしたのか、どのように感情を作っていったのか、などシーンに合わせてそれぞれが解説。唯一野球未経験だった妻夫木さんは、撮影前の合宿で人一倍トレーニングに励み、怪我を負ってしまったという。それは撮影に入る2~3週間前のことで「撮影に間に合うか焦ったけど、怪我をしたおかげで、“キャッチボールだけでもできないか”とか、とても野球をやりたい気持ちが高まった」と怪我の功名を明かした。一方野球経験がある亀梨さんは投球フォームを変えていたそうで、「当時の資料を見ると、いまの投球フォームのほうがメカニカルなので、それをちょっとくずしたいというのと、僕の時代はアメリカに行ったのが野茂さんだったので、リスペクトの意味を込めて大げさにならない程度にひねりを入れて、(フォーム)を作りましたね」と話すと、石井監督は「初めて聞いた」と感心した表情を浮かべ、妻夫木さんも「しっかり考えてますよね。頼りになるロイでした」と称えた。コメンタリーではこのほかにも、まだまだ尽きない野球シーン撮影のエピソードも満載。さらに、キャスト同士でのメールのやり取りを明かしたり、撮影以外でのエピソードも次々と飛び出し、ここでしか聞けない貴重な裏話が満載のコメンタリーとなったようだ。最後に、本作を「かえがけのない作品」という妻夫木さんに対し、亀梨さんは「ふり返ったときに大きな財産になっていると思う」と続け、石井監督は「この作品を作って良かったと思う。このメンバーでこの作品を作れたことは誇りに思う。死ぬときに思い出すかもしれない」と本作をふり返った。撮影秘話もありの豪華な特典映像となっていること間違いなしの本コメンタリー。初挑戦のビジュアルコメンタリーに少し緊張気味!?な妻夫木さん&亀梨さんにもぜひ注目を。『バンクーバーの朝日』Blu-ray豪華版3枚組価格:7,800円+税DVD豪華版3枚組価格:6,800円+税発売日:7月15日(水)発売元:フジテレビジョン販売元:東宝(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2015年05月30日綾野剛が主演を務める『新宿スワン』の初日舞台挨拶が5月30日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ綾野さんをはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、伊勢谷友介園子温監督、脚本を手がけた鈴木おさむら出席した。公開を前に全国キャンペーンに奔走した綾野さんは、「ようやくこの日を迎えることができました。感謝の極みです。共演者が共犯者になってくれた現場だけに、走り抜けて良かった!自分にとってもこん身の一作」と感激しきり。一方、山田さんは黒いマスクを着用し、何やらただならぬ雰囲気…。実は先日開催された本作のPRイベントに登場したタレント・ざわちんによる“ものまねメイク”へのお礼だと言い、その自由な行動に綾野さんも少々あきれ気味?また、司会者が沢尻さんのことをつい“エリカちゃん”と呼ぶと、綾野さんは「確かにもうエリカ様じゃない。この10年でいちばん可愛いエリカちゃんが見られる作品」と太鼓判。伊勢谷さんから「この10年でいろいろあったもんね」とイジられたが、当の沢尻さんは「そうですね。可愛いと言ってもらえてうれしい」とニッコリ。“脱エリカ様”そしてエリカちゃん襲名にまんざらでもない表情だった。約4,000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街“新宿・歌舞伎町”を舞台に、綾野さん演じる主人公・白鳥龍彦が、人生のどん底を味わいながら、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンとして、頂点へと成り上がろうとする“男のロマン”あふれる本作。話題作を立て続けに発表している園監督は、「男の色気と女の色気がスパークして、ぶつかり合う激動のドラマ」と誇らしげ。現在、妻でタレントの大島美幸さんが妊娠中の鈴木さんは、「本当は妻にも今日見てほしかったが、ただいま臨月で『イイ男がたくさん出る映画を見たら、産気づきそう…』と言っていて」と話していた。なお、この日は5月30日=ゴミゼロを目指し、綾野さんが歌舞伎町のゴミ拾いを行い「皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事大変清々しい気持ちでいっぱいです。この活動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」と思いを語った。『新宿スワン』はTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:新宿スワン 2015年5月30日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「新宿スワン」製作委員会
2015年05月30日俳優の佐々木蔵之介が5月30日(土)、主演作『夫婦フーフー日記』の初日舞台挨拶に出席。同日、本作の「第18回上海電影節」パノラマ部門正式上映がサプライズ発表されたが、佐々木さんは「実は事務所からのメールで、先に知っちゃった」と残念がった。東京・新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には、佐々木さんをはじめ、永作博美、佐藤仁美、高橋周平、前田弘二監督が出席。佐々木さん以外は、上海での上映を初めて知らされ「普遍的な物語なので、海外の皆さんにもぜひ見てほしい」(永作さん)と喜びをかみしめていた。実話ブログから生まれた感動小説を映画化。病気で亡くなった妻の闘病記を執筆する夫の前に、死んだはずの妻が幽霊となって現れる。夫婦として過ごした1年余りをふり返りながら、二人が互いに伝えたかったこととは?約10年ぶりに夫婦役で再共演した佐々木さんと永作さんは、それぞれ「こんなに小柄で可愛らしいのに、意外と食べる!」「佐々木さんは相変わらず、(演技に)迷わず突き進む男らしさがある」と印象をコメント。撮影はわずか22日間だったと言い、「文字通りフーフー(=22)でした」(佐々木さん)、「でも有意義な時間でした」(永作さん)とふり返った。結婚式のシーンでは、原作者の川崎フーフさんが現場に立ちあったのだとか。佐々木さんは「あえて僕らに声をかけたりせず、すべてを託してくれた。川崎さんもただただ映画がたくさんの方に愛されることを願っている」と感謝の意。亡くなる妻を演じる永作さんは、「この映画が天にまで伝われば」としみじみ語っていた。『夫婦フーフー日記』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夫婦フーフー日記 2015年5月30日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015川崎フーフ・小学館/「夫婦フーフー日記」製作委員会
2015年05月30日