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今週末にいよいよ公開となる話題の“狂気”の音楽映画『セッション』。このほど、公開記念イベントとして、俳優の竹中直人さんと「東京スカパラダイスオーケストラ」が登壇するスペシャルセッションライブ付き上映が「TOHOシネマズ新宿」で開催されることがわかった。名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。 ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。 恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。第87回アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネート、見事3部門、助演男優賞[J・K・シモンズ]/編集賞/録音賞を受賞した『セッション』。今回決定したスペシャルセッションライブは、「釘付けになった!」と本作を絶賛する竹中直人さんと、世界を股に掛けるスカバンド・東京スカパラダイスオーケストラが登場する。ミュージシャンとしても活動する竹中直人さんとスカパラの夢の共演。映画に共鳴した彼らの“セッション”を目撃してみて。<映画『セッション』公開記念スペシャルセッションライブ付上映>時間:4月21日(火)18:30の回(上映前)場所:TOHOシネマズ 新宿(4月17日オープン)登壇者:竹中直人、東京スカパラダイスオーケストラ(敬称略)料金:通常料金(プレミアボックスシート・プレミアラグジュアリーシートは別途追加料金が必要です)※登壇が予告なく変更・中止になる場合がございます。※特別興行に付き前売鑑賞券、ムビチケはご使用になれません。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月16日人気シリーズの最新作やアカデミー賞受賞の話題作など、注目作が目白押しの今週末公開の作品の中から、シネマカフェ編集部がピックアップしたオススメの作品をご紹介。今週末、あなたはどの作品を観に行く?■『セッション』名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。 ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。 恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。監督自身の体験をもとにした狂気の音楽映画として既に絶賛を浴び、アカデミー賞3部門を受賞した『セッション』がいよいよ公開。ジャンルは違えど同じく狂気を描いた映画として話題になった『ブラック・スワン』が引き合いに出されるなど、ネタバレ厳禁作品として今週末大いに話題を呼ぶことが期待される。また、本作のサウンドトラックは、発売週にはiTunesMusicStoreにてジャズ・チャートのトップ10圏内にもランクインし、公開に先駆けてサウンドトラックの発売を開始している劇場もあるほどの反響を呼んでいる。音楽にとりつかれた人々の狂気の行方を、映画と音楽ともに体験してみて。『セッション』は、4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。■『恋するヴァンパイア』キイラ(桐谷美玲)は、世界一のパン職人になる夢を持つ、一見ごく普通の女の子。しかし実は、 “ヴァンパイア”の血を持って生まれた、という秘密を持っていた。幼馴染で初恋の相手でもある哲(戸塚祥太)に偶然再会したことで再びときめき、デートを重ねるうちに「いつかは結婚して、子どもを産んで…」と夢に胸をふくらませるキイラ。ヴァンパイアなのに人間の男の子に恋してしまったキイラの恋の行方は――?昨年末に発表されたアメリカの映画サイト「TC Candler」による「世界で最も美しい100人」で、日本人女性としては最高位の8位に選ばれた桐谷美玲が主演の本作。彼女が演じるのは“人間に恋してしまうヴァンパイアの少女”。普段はごく普通の女子なのに、好きな人に近づくと “恋するヴァンパイア”に豹変するというコミカルな役柄。映画のひとつのジャンルとしての定番である“ヴァンパイアもの”の主演を、彼女がどのようにキュートに演じるかに期待したいところ。『恋するヴァンパイア』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿(オープニング作品)ほか全国にて公開。■『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』カンザスシティの職業紹介所で働くキャリー(リース・ウィザースプーン)は、スーダンの内戦で両親や住む家を失った、“ロストボーイズ”と呼ばれる難民のマメール(アーノルド・オーチェン)と二人の仲間を就職させるという仕事を任せられることに。しかし、電話を見るのも初めて、車に乗せると一瞬で酔い、マクドナルドもピザも知らない彼らを就職させることは彼女にとって最難関のミッション。当初は彼らにイラつくキャリーだったが、その成長を見守るうちに思いがけない友情が芽生え、彼女の生き方さえも変えていく…。『アポロ13』『ダヴィンチ・コード』のロン・ハワードが製作を務め、カナダ映画『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(’11)でアカデミー賞「外国語映画賞」にノミネートされたフィリップ・ファラルドーがメガホンを取る感動のヒューマンストーリーの本作。主演は、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で、アカデミー賞始め数々の栄えある賞を獲得したリース・ウェザースプーン。彼女は、同じく今週末公開となる『インヒアレント・ヴァイス』にも出演。予告編から窺える、リース・ウェザースプーンのさばさばとしたキャリアウーマン役の好演に注目したい。『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED恋する・ヴァンパイア 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(C) 恋する・ヴァンパイア フィルムパートナーズグッド・ライ~いちばん優しい嘘~ 2015年4月17日よりTOHOシネマズシャンテほか全国(C) 2014 Black Label Media, LLC. All Rights Reserved.
2015年04月16日映画『新宿スワン』で主題歌を担当する“狼覆面バンド”「MAN WITH A MISSION」と挿入歌を手掛けている「UVERworld」が4月16日(木)に開催した対バンライブに、映画の主演俳優綾野剛がサプライズで登場し、トークを繰り広げた。和久井健の同名人気コミックを原作に鬼才・園子温が実写化した本作。金髪の天パーでスカウトマンとなった白鳥龍彦を中心に新宿・歌舞伎町で生きる男たちの姿を描く。UVERworldは挿入歌として本作のために書き下ろした「Collide」を提供。一方、MAN WITH A MISSIONは主題歌として「Dive」を書き下ろしており、映画の公開を記念して“『新宿スワン』SPECIAL LIVE”という形で夢の対バンが実現した。会場となったライヴハウス「豊洲pit」には、3万人の応募の中から選ばれた約3千人が足を運んだ。ライヴはまず、UVERworldのパフォーマンスで開演。「7th Trigger」を皮切りに、MCを挟みつつ「7日目の決意」まで計9曲でファンを魅了した。その後、『新宿スワン』の特別映像の上映の後、綾野さんがサプライズで登場!「いくぞー!!」という大音声での煽りと共に姿を見せると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。ちなみに、この日のUVERworldのライヴでは映画挿入歌の「Collide」は演奏されなかったが、綾野さんは「やってくれると思ってたけど(苦笑)、TAKUYA∞が『映画館で聴いてもらわないと意味がないから』と熱いことを言ってくれた」とその理由を説明。綾野さんは、以前からプライベートでもボーカルのTAKUYA∞さんをはじめ、UVERworldのメンバーと仲が良く、このトークでも綾野さんが「ライヴが終わってTAKUYA∞、ヒマなんちゃいます(笑)?TAKUYA∞、来てくれる?」とTAKUYA∞さんを呼び出す。これに応えてTAKUYA∞さんが再びステージに登場すると、会場は熱狂で迎え、ステージ上で2人はガッチリと熱い握手を交わした。この日は、ライヴ前に綾野さんが「ヒマだったから」とUVERworldの楽屋に「遊んで~!」と姿を見せたそう。以前には、TAKUYA∞さんに内緒で綾野さんが、大阪での小さなライヴハウスでのライヴに足を運んだこともあったそうで、ステージでのやりとりを含め、絆の強さをうかがわせた。TAKUYA∞さんは、『新宿スワン』の中での綾野さんについて「クールでストイックな役もできるし、おちゃらけた龍彦みたいな役もできる、懐の深い役者だなと思ったし、映画からも魂のようなものを感じた」と称賛。一方、綾野さんも「(楽曲に)こっちが本当に活かしてもらってます。音楽の力を信じているし、見える景色が違ってくる――それくらいの力を持ってる楽曲ですので、ぜひみなさん、楽しみにしていてください!」と呼びかけた。『新宿スワン』は5月30日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日5月13日~5月24日(現地時間)に行われる第68回カンヌ国際映画祭ある視点部門に、このほど、黒沢清監督最新作『岸辺の旅』の正式招待が決定した。今回正式招待が決定した『岸辺の旅』は、2010年に発表された湯本香樹実の同名小説を、世界的名匠である黒沢清監督が映画化したもの。黒沢監督は、2008年『トウキョウソナタ』で第61回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」審査員賞を受賞して以来の受賞が期待される。主演は、数々の映画賞を受賞した『悪人』で、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞した深津絵里と、映画『マイティ・ソー』でハリウッド映画デビューを果たし、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野忠信の二人。尚、黒澤監督と浅野忠信は『アカルイミライ』以来12年ぶりのタッグとなる。本作は、“死んだ夫との旅”を描く内容。3年前に失踪した夫の突然の帰還と「俺は死んだよ」という言葉。夫が過ごした最期の時間をめぐる、言えなかった「さようなら」を伝えるための夫婦ふたりの旅が始まる。日本映画界を代表する2人が初めて夫婦を演じる“究極のラブストーリー”だ。また本作は、今秋フランス国内で100~150館規模での公開を予定しており、カンヌ国際映画祭での反響にも大きな関心が寄せられている。『岸辺の旅』は、2015年秋よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日「しんちゃんとの共通点は下品なところ」、「大事なものはスマホと現金」、「HKT48に必要とされるのは下ネタ」――。これらは全て指原莉乃の口から発せられた言葉である。20分弱のインタビューの間、「幾度となく」どころではなく、彼女の受け答えの「ほぼ全て」がその場にいた人々を笑いに包んだ。一緒に笑いつつ「アイドルのインタビューでこんな発言、載せられるのか…?」と不安がよぎったが、取材が終わる頃には晴れ晴れとした気持ちにさえさせられていた。彼女は「アイドル」、「AKBグループの一員」である以前に、もはや「指原莉乃」というひとつのジャンルなのだ。女優として主演を含めいくつもの作品に出演しているが、実はほとんど自分が出ている作品の完成品を見ていないことをあっけらかんとカミングアウトしている指原さん(ファンには「見てね!」とアピールしておきながら!)。だが、そんな彼女が完成前から「絶対に映画館で見る!」と息巻いている映画、それが小さい頃から大好きだったという「クレヨンしんちゃん」の劇場版最新作で、ゲスト声優を務めた『映画クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語~サボテン大襲撃~』である。本作では野原一家が父・ひろしの転勤により、住み慣れた春日部市に別れを告げ、なんとメキシコへ!指原さんは、メキシコでの野原一家の住まいの近所に住んでおり、いつもスマホをいじっているため、しんちゃんに“スマホちゃん”と命名される少女の声を演じている。14歳のメキシコ人少女という設定だが、このスマホちゃんについて、指原さんは「メキシコ人というところと14歳というところ以外は私と似てる!」といきなり、わりと身もふたもない発言…。「スマホを常にいじってるのは私のまんまですね。スマホがないと生きていけなくて、取り乱しちゃいます!それから、性格が内向的で、キライじゃないんだけど他人に反発しちゃうところもそう。ケンカっ早くて社交的じゃないんです。私、鬼のような速さでケンカできますよ(笑)。ブチ切れるわけじゃないけど、すぐイラッとしちゃうんです(苦笑)。こないだも握手会で、(メンバーの)何人かのレーンがあるんですけど、私のところを飛ばした人に『握手しろよ!』って口に出して言っちゃって…。さすがに向こうもビックリしてました。悪いことしたと反省してます。とっさに言葉が出てきちゃって、ヤバいなと思いました(苦笑)」。ちなみにスマホちゃんと同じ14歳当時、指原さんは「誰とも喋れなかった」という。「スマホちゃんは人見知りだけど、私はネクラでした」と振り返る。「でもアイドルになりたいという思いは当時からありましたね。(モーニング娘。などで知られる)ハロー!プロジェクトが大好きで唯一、感情が上がる対象がアイドルだったんです。でも誰にも、親にさえも言えずにいました。だから(AKB48のメンバー募集の際も)1次審査は嘘をついて、“親の承諾”を得たことにして――当時はポチッと押すだけでゆるかったんですよ(笑)――勝手に応募して、合格してから伝えたくらい、誰にも言えなかったんです」。そんなネクラ少女が自分を思い切り出していかなくてはいけないアイドルになって、やがてAKBグループの総選挙で1位を獲ることになるとは…。「東京に出てきてガラッと変わったと思います。(アイドルに)憧れを抱いてたので『なれた!』という気持ちでテンション上がって、東京に来て“友達”と言えるメンバーに初めて出会えて変わりましたね」。ではそんな指原さん、大好きだというしんちゃんとの共通点は?と尋ねたところで、すぐさま返ってきたのが“お下品発言”である。「まあシンプルに下品なとこでしょうね。私、これでもまだ結構、ガマンしているくらいなんですけど、ファンの方からは『下品なことするの気を付けた方がいいよ』と言われます。でも、しんちゃんと似ていると思うとポジティブに捉えられるので、直しつつ、直さずに行こうと思います!あとは…変に明るいところとか?ネクラなんですけど、妙に明るいところも持ち合わせてるんですよ、私(笑)」。TVなどを見ていても、明るいキャラと絶妙の塩梅でスルリと他人の懐に入っていくところ、どこか憎めないキャラクターはしんちゃんとそっくりという気もするが…。「これは本当にいかにも芸能人っぽくてムカつくと思うんですけど私、ONとOFFの差が激しいんですよ(笑)。こうしている(=芸能人として取材を受けている)だけでテンション上がってるんですけど、スイッチ切っちゃうとホントに暗いんです。しんちゃんは常にONであの明るさで、それは私には絶対に出来ないし、見習いたいです」。そして、スマホ以外で手放すことができないもの、常に持ち歩いている大事なものを尋ねると「私、現金主義なんですよ」と買取屋のような発言が飛び出してくる。「実はカードも通帳も持ってなくて、22歳にもなってお小遣い制で親からお金をもらってるんです。だから現金がとにかく必要で、何があるか分からないから怖くて、必ず……円から△△円くらいは持ち合わせるようにしてます。通帳、カードを持ってないってところがポイントですね。それゆえの現金主義!生々しいですね(笑)」。『映画クレヨンしんちゃん』は本作で23作目となる。すばり、HKT48が「クレヨンしんちゃん」のように長く愛される上で、必要な要素は?という質問への“劇場支配人”でもある指原さんの答えが、冒頭でも触れた「多少の下品さ」である。しかし、20分弱のインタビューで2度も回答に「下品さ」という言葉が出てくるアイドルがいたとは…。「長く愛されるために…そこはしんちゃんを見習ってね、ちょっとでいいので。私がすでにそこ(=下品さ)はかなり持ってるので、他のメンバーはちょっとでいいんです。いかにもアイドルアイドルした存在は、まゆゆ(渡辺麻友)やぱるる(島崎遥香)がいるので、あくまでHKTは異質に!まあ高校生メンバーはピュアでいてもらいつつ、小中学生メンバーにちょっとだけ下品に…いや、『人間味あふれる』という言い方がキレイですね(笑)。人間の汚い部分を隠さないアイドル、人間味あふれるグループになるのがポイントです。(キレイな部分は)AKB48にお任せして」。劇中、しんちゃんはメキシコに引っ越しても変わらぬキャラで、スマホちゃんら周囲の人間と関係を築いていく。先ほど、指原さん自身、上京して仲間と出会って変わったと話していたが、指原さんはさらに、AKB48からHKT48へという新天地への移籍も経験している。4月ということで学校や職場で新しい環境に飛び込んだばかりの人も多いと思うが、新天地になじむための秘訣は?「そうですね。実は私『逆転力 ~ピンチを待て~』 (講談社 MOOK刊)という本を出してまして、詳細はそちらに書いてあります」と“続きはWEBで”どころか、いきなり著作のアピール…!?「かいつまんで言うと、最初は心を閉ざしつつ、徐々に開いていくということです。いきなりオープンにすると、お互いのイヤなところが見えちゃうので、互いによく分かってから心の壁を外して、人の目を見て話すというのがポイントです!ハードルは常に低く、人に期待されないような人間になった方が得だと思います。もっと詳しいことは『逆転力』で…(笑)」。最後に改めて、アフレコを振り返り、指原さんは「新鮮で楽しかったけど、もう一生、呼ばれないと思います」と明るく、ネガティブに述懐。「1日のスケジュールの予定を2日に分けて録ったくらい、苦戦して大変でした。(物語の鍵を握る)あるセリフは、150回くらい録って、トラウマになるくらいでした。スタッフの方は(指原さんの起用を)『しまった!』と思ってるでしょうし、二度とないと思いますが、最初で最後を大好きな『クレヨンしんちゃん』で飾れてよかったです!物語は前半は涙、後半は怒濤の展開で、こどもから大人まで楽しめますのでよろしくお願いします!」(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:映画クレヨンしんちゃんオラの引越し物語~サボテン大襲撃~ 2015年4月18日より全国東宝系にて公開(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK2015
2015年04月16日綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが“四姉妹”を演じることで話題の、是枝裕和監督・最新作『海街diary』。4月16日(現地時間)に第68回カンヌ国際映画祭の記者会見が行われ、本作が最高賞「パルムドール」賞を競うコンペティション部門に正式出品されることが発表された。本作は、親を許せない長女・幸(綾瀬はるか)と、姉の幸せを願う次女・佳乃(長澤まさみ)、父を知らない三女・千佳(夏帆)、自分を許せない四女・すず(広瀬すず)…それぞれの想いを抱えながら、四人が本当の家族になっていく一年間の物語を描いたもの。是枝作品としては、福山雅治・主演の前作『そして父になる』(’13)以来2年ぶりとなり、『DISTANCE/ディスタンス』(’01)、『誰も知らない』(’04)を含む4回目のコンペティション部門出品となる。また今回の出品を受けて、是枝監督を始め、四姉妹を演じた女優陣からコメントも到着した。<是枝裕和/監督>前作『そして父になる』が僕自身9年ぶりのコンペ出品だったので、今回また選ばれたことは、正直驚きでした。素直に嬉しいです。国際映画祭はゴールではなく、より多くの人々に映画を届ける為のスタートだと考えていますし、中でもカンヌはその出発点としては最高の場所だと思っています。四姉妹と一緒にその始まりを体感できたら、と思います。一見すると、穏やかな春の海のようなこの映画があの場所でどのように受け止められるのか?今から楽しみです。<綾瀬はるか/長女・幸役>日本の海街、四季の美しさとそれに見守られるようにそれぞれに悩みを抱えながら、時にぶつかりながらも仲睦まじく暮らしている四姉妹の物語を海外のみなさんにも是非たくさん観て頂きたいです。<長澤まさみ/次女・佳乃役>是枝監督の作品に呼んでいただけたこと、そして素敵なキャストのみなさんに出会えたことを嬉しく思っております。さらにその作品がカンヌのような映画祭でお披露目されることを大変光栄に思います。四人姉妹の物語を描いた『海街diary』を通して、海外のみなさんにも日本女性の美しさや強さを見てもらえると嬉しいです。<夏帆/三女・千佳役>カンヌ映画祭で海街diaryが上映されること、大変嬉しく、とても光栄に思っています。鎌倉の美しい四季の移ろいのなか、四姉妹を中心とした女性たちの物語を丁寧に描いた作品です。きっと国籍など関係なく、たくさんのひとに届く作品だと思います。カンヌのみなさんにも楽しんでいただけたら嬉しいです。<広瀬すず/四女・すず役>自分が出演させて頂いた作品が、海外映画祭に招待されるというのは初めてのことなので、今、正直オドオドしています。こういった機会に、この作品がより多くの方に観て頂けるというのはすごくうれしい気持ちです。改めて、この作品に参加させて頂けて、本当に幸せです。『そして父になる』で「審査員賞」を受賞している是枝監督。その最新作とあって、今回の出品に大きな注目が集まりそうだ。また配給元のギャガによると、映画祭の正式上映(上映日未定)に合わせ、女優陣と是枝監督の渡航は調整中とのことだ。『海街diary』は6月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海街diary 2015年6月13日より全国にて公開© 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン小学館東宝ギャガ
2015年04月16日水谷豊が主演する『王妃の館』の完成披露イベントが4月16日(木)、グランドプリンスホテル高輪貴賓館で行われ、水谷さんをはじめ、共演する田中麗奈、吹石一恵、安達祐実、中村倫也、山中崇史、野口かおる、石橋蓮司、石丸幹二、尾上寛之が勢ぞろいした。作家・浅田次郎の同名小説を原作に、水谷さん演じるスランプ気味の小説家、その名も北白川右京が、パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統と格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラレーヌ”(別名:王妃の館)に宿泊するワケあり旅行者10人の珍道中に同行し、そこからインスピレーションを受けた新作を執筆させようと奮闘するトラベルミステリー。実際にパリで22日間のロケを敢行し、ルーブル美術館、セーヌ川といった観光名所に加えて、邦画初となるベルサイユ宮殿での撮影も実現した本作。水谷さんは「浅田先生は『この小説は唯一映像化できない』とおっしゃっていた。ベルサイユはもちろん、ルーブルも撮影は制限が多く無理だろうと…。ところがこうして、すべてが実現したのですから、私は心からうれしいです」と感激しきり。また、撮影の合間をぬって観光も満喫したようで、「美術館に行ったり、(画家の)藤田嗣治やドラクロワが住んでいたと言われるアパートを訪ねたり。それにパリはカフェ文化がすばらしい。壁を見れば、ピカソやマリア・カラス、オードリー・ヘプバーンが来た印があって」とうっとりした表情。そこで何を飲んだかは明かされなかったが、もしかすると“右京”のように紅茶を味わったのかも?共演陣については、「ワケありが似合う俳優さんばかり」と意味深な水谷さん。旅行者のひとりを演じる安達さんは、「私にとって水谷さんは、“元子役”の先輩。こういう先輩がいてくれる幸せに涙が出ました」と感極まっていた。『王妃の館』は4月25日(土)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:王妃の館 2015年4月25日より全国にて公開(C) 浅田次郎/集英社 (C) 2015「王妃の館」製作委員会
2015年04月16日卒業と入学、異動に転勤、入社に退職…春は出会いの季節でもあると同時に、別れの季節でもある。うららかな空気とは裏腹に、切なくやるせない気持ちを抱えたまま4月を迎えた方も多いのでは?そんなときの気分転換法といえば、スイーツのやけ食い?お酒で紛らわす?音楽を聴いて踊り続ける?はたまた自分探しの一人旅?別れのつらい気持ちやさびしさを紛らわせる方法は十人十色あるけれど、良い方法が思い浮かばないという失恋女子に、シネマカフェから恋の傷の癒し方をご提案!◆海外ドラマで、現実にさらば!最近では“涙活”という言葉もあるくらい、失恋時に映画を観ることで、リフレッシュする人も数多い。でも、つらい時に街に出て人の多い映画館に行くのは正直面倒…。そもそも、泣き腫らした顔でメイクで整えるのも、何だか煩わしい。そんなあなたにオススメなのが、自宅で海外ドラマ三昧だ。「自宅で観るものであれば、映画でもいいのでは?」。確かに、映画も現実を忘れさせ、さまざまなことを教えてくれるが、海外ドラマとの最大の違いはその量。1作品平均2時間ほどの映画と比べ、最近の海外ドラマは1シーズン平均十数話。それが2~3シーズン以上ともなれば、イッキ見してその世界観に没頭できる。失恋の傷を癒しきるには、約2時間では足りない!?◆オススメは“非現実体験”できるSF作品「では、お気に入りの俳優が出ている日本のドラマを…」という方、もちろん日本発のドラマも名作ばかりなのだが、出演俳優や言語、時代設定や舞台が縛られず“非現実体験”ができるという意味では、日本人女性には断然、海外ドラマのほうがハマりやすい。また、海外ドラマの方が1作品にかける製作費が圧倒的に多く、映画並みのスケールを楽しめることもポイントだ。「でも海外ドラマとひとえに言っても、何を選べばいいの!?」とお困りのあなた、特に失恋時にオススメなのは、SF作品。理由はもちろん、最も“非現実体験”ができるジャンルだから。加えて、サスペンス要素や謎解きの要素がふんだんに盛り込まれた作品で、しかも主役がイケメンならば、回・シーズンを重ねるごとにどっぷりとその世界にハマってしまうこと間違いなし。そこで、オススメなのが、ブラッド・ピットが初めてアカデミー賞にノミネートされたSF映画の金字塔が20年の時を経てTVシリーズ化された「12モンキーズ」。鬼才テリー・ギリアム監督の映画を「HEROES/ヒーローズ」「NIKITA/ニキータ」というメガヒットTVドラマのクリエーターたちがタッグを組み、映画版が残したすべての謎を解き明かしていく。舞台となるのは、強力なウイルスによって人口の99%にあたる約70億人が死滅し、地下世界で暮らす残りわずかな人類も死に絶えようとしている2043年。主人公コールは、人類の未来を変えるため、ウイルスを散布したとされる「12モンキーズ」という正体不明の組織を探るべく、全てが始まったという2015年にタイムスリップすることを命じられる。まずは、主人公のコールを演じたイケメン俳優アーロン・スタンフォードらキャストたちのインタビュー映像から、その世界を覗いてみて。「12モンキーズ」は「Hulu」にて配信中(毎週金曜日に1話ずつ全13話配信予定)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日生チョコ発祥の店として知られ、神奈川県平塚市に本店を構える「シルスマリア」が、湘南・小町通りにコロンビア産の厳選カカオを使った生チョコレート専門店「ca ca o(カカオ)」を4月25日(土)にオープン。今回、「シルスマリア」が注目したコロンビア産のチョコレートの特徴は、スパイス、果実、熱帯の花々、ナッツ、麦芽を思わせる独特のアロマを持っていて、収穫する地方の風土によっても味と香りが違うのも特徴のひとつだという。「ca ca o(カカオ)」では、全世界のカカオ生産量のうち、たった9%というトリニタリオ種というカカオを使い、その中でも南米フレーバービーンズに属するフィノデアロマアカはさらに全世界で8%以下しか採れない希少性の高いカカオを使用している。このカカオが奏でる芳醇な香りや風味は抜群。代表的な商品ラインナップは、「生チョコ」つくりで培ったノウハウを活かして作り上げる「生チョコタルト」(250円)。生チョコのなめらかなフィリングとさっくりと焼き上げたタルト生地が絶妙な一品。味はホワイト、ビター、フォンダンの3種を用意。また風味豊かなチョコレートをクリーム、ガナッシュ、板チョコの3種の形にしてさっくりしたシュー生地でサンドした「ca ca oエクレア」(350円)にも注目。長さが約17センチのロングサイズで、食感も楽しめる一品だ。そのほか、鎌倉小町通りの名前にちなんだプレミアムな生チョコレート「小町通りの石畳」や、コロンビア産カカオにこだわったオリジナルマカロン「cacaron」、生チョコをお餅でくるんだ「かまくら生チョコ大福」、さらには生チョコとプリンが合体した「生チョコぷりん」も登場する。いずれも手頃な値段で展開し、「高品質のチョコレートを日常的に楽しんでもらいたい」という作り手の想いが込められた商品が並ぶ。店内では、“コーヒーハンター”の異名を持つ、株式会社ミカフェートの川島良彰氏が監修するコーヒーを販売。ミルクやホワイトチョコ、ビターチョコに合うぴったりのコーヒーを提供してくれる。お店は、神奈川県きっての観光地、鎌倉の中でもひときわ個性的なお店が軒を連ねる鎌倉小町通りにオープン。観光に出かけたらぜひ足を伸ばしてみてはいかがだろう。(text:Miwa Ogata)
2015年04月16日4月15日(水)、開園32周年を迎えた東京ディズニーランドで、今夏にオープンする新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」をテーマにしたグッズを、32周年の記念グッズとしてパーク内で販売を開始した。7月17日(金)のグランドオープンに先がけての発売で、新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」への注目も集まりそうだ。東京ディズニーランド32周年記念グッズは、ぬいぐるみバッジセットやぬいぐるみセット、トミカなどの約20種類で、トゥモローランドにあるトレジャーコメットで販売。ディズニー映画『リロ&スティッチ』を題材とした新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」に登場するという“P.H.O.O.G.(フ―グ)”が、各グッズにデザインされている。今回デザインに初めて登場したこの“P.H.O.O.G.(フ―グ)”は、ぬいぐるみバッジセットでスティッチと一緒に並んでいる赤い物体のこと。グッズのデザイン上では、近未来風コスチュームのミッキーマウスとミニーマウス、スティッチ、そして飛行する“P.H.O.O.G.(フ―グ)”が一緒に描かれているが、その真の正体は今後、徐々に明かされていく模様だ。価格は「ぬいぐるみバッジセット」が1,500円で、そのほか「ぬいぐるみセット」が4,500円、「ウォッシュタオル」が700円、「トミカ」が1,000円。新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」のオープンが楽しみになる32周年記念グッズをチェックしてみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』を手掛けたリチャード・カーティス最後の監督作にして、劇場公開から半年以上にわたるロングランヒットを記録している『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』。本作のブルーレイ&DVDが4月24日(金)にリリースされることに合わせ、特典映像のNG集の一部がシネマカフェに到着した。本作の主人公は、21歳になるとタイムトラベルが使える家系に生まれた、ちょっぴり地味で冴えない青年ティム(ドーナル・グリーソン)。自分の能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルをするうち、あるとき、運命の女性メアリー(レイチェル・マクアダムス)と出会う。彼女と恋をして結婚、やがて子どもが生まれ、家族を築いていくティムは、タイムトラベルを通してある重大なことに気がついていく…。そんな、ちょっと意外な設定からつづられる、家族をテーマにした心温まるストーリーに、若い女性のみならず男性からも熱い支持を受け、数多くの半年以上のロングランヒットとなった本作。主人公ティムを演じるのは、アイルランド出身のドーナル・グリーソン。『ハリー・ポッター』シリーズのロンの長兄ビル・ウィーズリー役で知られ、また12月公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演する、いま、最も勢いのある若手注目俳優。ヒロインのメアリーを、監督が「彼女の癒しと愛の雰囲気にメロメロ」と言うほど出演を熱望した、恋愛映画の女王レイチェル・マクアダムスがその魅力いっぱいに演じている。また、ティムの父親役にはカーティス監督作品常連の名優ビル・ナイ。ティムと織りなす父子愛に胸打たれる人も続出中だ。今回到着した映像は、心温まる本作の世界観同様に、撮影現場も笑いが絶えず、和気あいあいとした雰囲気が伝わりつつも、レイチェルのとってもキュートで、ちょっぴりHなNGシーンもお披露目。最旬の若手実力派に英国を代表する名優と、監督がメロメロになったキュートなヒロインという、それぞれのキャストたちの素の顔が見られる映像は思わず笑顔になってしまう瞬間ばかり。さらにブルーレイには、本映像のほか、監督が泣く泣くカットした未公開シーン集やメイキング映像、スタッフ・キャストによる本編音声解説などの特典が収録されている。『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』ブルーレイ&DVDは4月24日(金)発売、同日レンタル開始。<『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』リリース情報>『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』価格:ブルーレイ3,800円(税抜)価格:DVD3,400円(税抜)発売日:4月24日(金)発売/販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.※発売情報等はすべて予定です。予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アバウト・タイム愛おしい時間について 2014年9月27日より全国にて公開(C) Universal Pictures
2015年04月16日本国にてシリーズ史上、さらにユニバーサル作品史上最高のオ-プニング興行成績を記録している『ワイルド・スピード SKY MISSION』。このほど、本作にちなんだ限定メニューが「肉フェスTOKYO 2015~春~」にて発売されることがわかった。ヨーロッパ全土で暗躍していたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させ、レティ(ミシェル・ロドリゲス)を奪還したドミニク(ヴィン・ディーゼル)と仲間たち。ロサンゼルスで安息の日々を過ごす彼らのもとに、東京から1本の電話が入る。「お前たちの仲間を殺した」。――電話の主はイアン・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。オーウェン・ショウの兄であり、かつてドミニクたちが対峙したどんな敵よりも恐ろしい男だった―。弟の仇を討つため復讐に燃えるイアン・ショウと、仲間を失い怒りに燃えるドミニクたち。すべてを賭けた最後の戦いの幕が開く――。今回『ワイルド・スピード SKY MISSION』とのコラボレーションが決定した「肉フェスTOKYO 2015~春~」は、第1回目の駒沢オリンピック公園では約29万人、2回目の国営昭和記念公園では約42万人を動員し、国内最大級のフードイベントとなった「Food Nations」の第3弾企画である。「普段なかなか食べに行くことの出来ない有名店/行列店を集める」というコンセプトで開催されているイベントだからこそ、今回の「肉フェス」においても豪華料理を堪能することができそうだ。各国大使館の協力による世界の肉料理、また、日本全国からの地ビールの数々。さらに、肉料理にとどまらない各地物産の販売など、バラエティに富んだラインナップが集結。そんなワイルドな肉食系イベントにて、『ワイルド・スピード』シリーズにてヴィン・ディーゼル演じる主人公・ドミニクにリスペクトを込めた限定メニュー「ドミニク(肉)ソーセージ」が、4月24日(金)~26日(日)のみ、1日600食限定で販売される。映画同様とにかくワイルドで刺激たっぷりの逸品を楽しめる。野外で飲むビールが美味しいこの季節。肉食系女子会や、肉食の彼や友達と一緒に、もしくはお一人でも、週末に野外でワイルドな肉料理を堪能してみては。『ワイルド・スピード SKY MISSION』は2015年4月17日(金)より全国にて公開。『ワイルド・スピード SKY MISSION』×「肉フェスTOKYO 2015~春~」コラボメニュー詳細商品名:ドミニク(肉)ソーセージ※ジャンル:豚販売日:4月24日(金)~26日(日)のみ、1日600食限定販売(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Pictures
2015年04月16日『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟監督によるハリウッド大作『ジュピター』『クラウド アトラス』から是枝裕和監督の日本映画『空気人形』などまで、国際的に活躍するぺ・ドゥナが主演を務める『私の少女』。このほど、本作で韓国映画に2年ぶりの復帰を果たしたぺ・ドゥナから、日本のファンに向けたメッセージ動画がシネマカフェに到着した。海辺の村に赴任してきた警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、血のつながりのない継父ヨンハ(ソン・セビョク)と暮らす少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは、日常的に暴力を受けており、村全体もそれを容認していた。ヨンナムは、ひとり立ち向かいドヒを守っていくが、やがて激しく自分に執着するようになったドヒの存在に少し戸惑いを憶える。そしてある日、ヨンハは偶然にもヨンナムが異動となった秘密を知り、社会的に破滅へと追い込んでゆく。彼女を守るため、ドヒはある決断をするのだが…。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門、東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、観客やマスコミから絶賛された本作。プロデューサーを努めたのは、『オアシス』『ポエトリー アグネスの詩』のイ・チャンドン。監督は、本作で鮮烈な長編デビューを飾った新星女性監督チョン・ジュリ。小さな村を舞台に、女性警察官と少女との出会いから暴力、性的マイノリティ、外国人の不法就労問題といった社会問題に切り込み、力強く、そして繊細に再生と希望を描いていく。脚本を受け取った3時間後に出演を決め、2年ぶりに韓国映画への復帰を果たしたぺ・ドゥナは、今回、日本のファンに向けて笑顔でメッセージを語る。本作で挑んだのは、かつてはソウルのエリート警察官だったが、左遷され、港町にやってきた派出所の所長ヨンナム。養父と義理祖母に虐待される少女に出会い、彼女を救おうと奔走するも、想像もしなかった事態と危機にまきこまれていくという難しい役柄を演じ切っている。ドヒ役には、『アジョシ』『冬の小鳥』から成長を遂げたキム・セロンがキャスティング。若手実力派女優が夢の競演を果たし、互いに圧倒的な存在感を見せている。シリアスな作品ながらも、同年代の若いスタッフが多かったという現場は、「本当に家族のように楽しく撮影しました」とぺ・ドゥナも語るように、とても良い雰囲気だった様子。最後に、「心をひとつにして作った作品ですので、ぜひ期待して下さい」とコメントしたぺ・ドゥナ。カンヌで大喝采を受けた本作への出来に、自信をのぞかせていた。『私の少女』は5月1日(金)よりユーロスペース、新宿武蔵野館(レイトショー)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日新宿・歌舞伎町に「TOHOシネマズ新宿」などが入る複合商業施設としてオープン控える「新宿東宝ビル」。16日(木)、17日の開業を前にレッドカーペットセレモニーが開催され、長澤まさみらが出席した。新宿東宝ビルは、靖国通りから入ってメインロードであるセントラルロードを直進した先のコマ劇場跡地にオープンする。巨大な“ゴジラヘッド”をシンボルに、映画館をはじめ、様々なエンターテイメントが楽しめる複合商業施設となっている。この日は、セントラルロードから新宿東宝ビルに向けてレッドカーペットが敷かれ、沿道には多くの見物客が詰めかけた。シンボルのゴジラヘッドの咆哮と共にセレモニーは開演!警視庁音楽隊による演奏と行進が開始し、続いて『映画クレヨンしんちゃん』、TOHOシネマズのゆるキャラである「紙兎ロペ」に「秘密結社 鷹の爪」、「スポンジ・ボブ」などの着ぐるみがレッドカーペットを歩く。さらにアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーターやトム・クルーズ演じる『ミッション・インポッシブル』の主人公イーサン・ハントの“そっくりさん”や、『ハリー・ポッター』やマーベル作品のヒーローたちのコスプレに身を包んだ人々など、ハリウッドの多彩な映画キャラクターたちが次々と登場し会場を盛り上げた。最後に、レッドカーペットによく映えるブルーのドレス姿の長澤さんが登場し、沿道からの歓声に笑顔を見せていた。長澤さんは『ゴジラ』とはなじみが深く、10代の頃に『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(’03)、『ゴジラ FINAL WARS』(’04)に出演している。ビルの上から顔をのぞかせてたゴジラを見やり「大きくてビックリしました!」と語り、「お久しぶりという感じです。かわいいです」とニッコリ。「世界中にファンがいる大スターですから、いろんな人に見に、会いに来ていただけたらと思います」と語っていた。新宿東宝ビルは4月17日(金)よりオープン。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日『悪の教典』『藁の楯』『風に立つライオン』で知られる三池崇史監督が市原隼人を主演に迎えて贈る、6月20日(土)公開の劇場最新作『極道大戦争』。このたび本作の予告編とポスタービジュアルが解禁となると共に、本作のために書き下ろされた「KNOCK OUT MONKEY」の新曲「Bite」が公開された。史上最強といわれるヤクザの組長・神浦玄洋。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――。海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋を組長とする。神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――予告編では、街の人々から信頼が厚い人情派のヤクザ親分・神浦(リリー・フランキー)が牛耳る平和な商店街の暮らしが映し出される。が、イレズミに憧れる敏感肌ヤクザ・影山(市原さん)が神浦の血を受け継ぎヤクザヴァンパイアに生まれ変わると一変!影山は本能のままカタギを噛んでしまったことで、街中の人がヤクザ感染し、「看護婦ヤクザ」、「夫婦ヤクザ」、「女子高生ヤクザ」と、圧倒的多数となったカタギ・ヤクザが、影山を筆頭に、街を練り歩く姿が映し出されている。さらにこれまでビジュアルしか出ていなかった気ぐるみ姿の謎の刺客、KAERUくんの姿も確認することができる。市原さん、成海璃子をはじめ、組長役にリリー・フランキー、若頭に高島礼子、さらに、青柳翔(劇団EXILE)、渋川清彦、優希美青、でんでんらベテランから若手までが顔を揃えた本作。「現場ですぐに対応できるよう、常に体を動かしていました。現場をフルで楽しめるように、心と体の準備を万全にして挑みました」と気合十分で撮影に挑んだ市原さんのアクションシーンももちろん迫力十分だが、『ザ・レイド』シリーズでおなじみヤヤン・ルヒアンとの対決シーンは必見!さらに、本作の主題歌のために書き下ろされた「KNOCK OUT MONKEY」の新曲「Bite」が同予告にて初解禁!激しくもキャッチーであり、疾走感あるサウンドが、本作を一層盛り上げている。登場人物のほぼ全員がヤクザ化するという前人未到のストーリーは果たしてどんな結末を迎えるのか?まずは本日解禁となった予告編にて、ブラックユーモアが散りばめられた三池ワールドを体験してみては。『極道大戦争』は6月20日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日『ターミネーター』『ターミネーター2』を軸に、タイムラインがすべてリセットされ、新たな物語が展開するシリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』。このほど、『2』以来、24年ぶりに登場する液体金属型ターミネーターT-1000のビジュアルが到着。そのあまりの“無敵ぶり”に世界を震撼させた“元祖”ロバート・パトリックも、緊急来日を果たすことが明らかとなった。『ターミネーター2』(’91)で、ジョン・コナーと母サラ・コナーを抹殺するために開発された“T-1000”。どんな物にも擬態できる液体金属型のターミネーターは、“シュワ型”T-800と壮絶な死闘を繰り広げた。公開当時、最先端の技術を駆使した、液体金属が別の物に変化していく映像や、文字通りの風穴がその身体に開く映像に、多くの観客が度肝を抜いた。そのリアルなCG映像を創り上げるため、当時T-1000役を演じたロバート・パトリックは、体中に線を描かれた上にパンツ1 枚のみで街中を歩かなければならず、撮影現場を通っていた一般人からの視線が非常に痛かったとことを後日談として明かしている。こうして、パトリックが体を張った映画史に刻まれる数々の名シーンへのオマージュを盛り込んだ新作では、旧作を超える驚きの展開が待ち受けることになる。そしてこのたび、その元祖T-1000を演じたロバートが公開に先がけ、5月に来日することが決定。『ターミネーター』のハル・ブコヴィッチ捜査官役や『エイリアン2』のビショップ役で人気を博したランス・ヘンリクセンとともに、5月2日(土)京都、4日(月)&5日(火)東京で開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」第6弾「ハリコン6」に登壇する予定だ。今回、さらなる進化を遂げたT-1000は“シュワ型”ターミネーターT-800とどのようなバトルを繰り広げるのか、ますます期待が高まる!『ターミネーター:新起動/ジェニシス』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日トム・ハンクスの妻で女優のリタ・ウィルソンが乳がんと診断され、両乳房の切除手術を受けたことを公表した。58歳のリタは14日(現地時間)、「PEOPLE」に「健康上の問題があり、ブロードウェイの舞台『Fish in the Dark』(原題)を降板しました」という一文で始まる声明を寄せた。「先週、夫に付き添われ、家族や友人の愛とサポートを受けて、乳がんのために両乳房の切除と再建の手術を受けました。浸透性小葉がんと診断されたのです。現在回復中ですが、最も重要なのは完全回復の見込みだということです。なぜか?早期発見ができ、素晴らしい医師たちに恵まれ、セカンドオピニオンを受けたからです」と声明は続く。リタは毎年乳がん検診を受けていて、一度は「がんはない」という結果が出たが、乳がんを患ったことのある友人の勧めでセカンドオピニオンを受け、がんが見つかったという。「セカンドオピニオンが健康にとって重要であることをみなさんに伝えたいから」と公表を決意したという。「愛ある協力的な夫、家族、友だち、そして医師たちに恵まれて、感謝しています。乳がん治療と再建手術の進歩の恩恵を受けられたことにも感謝しています」と綴るリタは快方に向かっていて、5月5日(現地時間)にはブロードウェイの舞台に再び立つ予定だ。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月16日佐藤浩市と樋口可南子が初の夫婦役を演じ、妻が遺した手紙により新たな人生に向き合う夫と、彼を取り巻く人々との人間ドラマを描いた『愛を積むひと』。このたび、穏やかな表情を浮かべる夫婦と美しい風景が印象深いポスタービジュアルが、シネマカフェにいち早く到着した。本作の原作となるのは2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。舞台をアメリカから日本に移し、北海道・美瑛町に移住した夫婦の絆を描く。第二の人生を踏み出そうとした矢先、妻・良子(樋口可南子)に先立たれた篤史(佐藤浩市)。良子が残した手紙によって悲しみから新たな人生に向き合う篤史の姿と、彼を取り巻く人々を映し出していく。今回完成したポスターは、互いを思いやる夫婦が絶妙な表情を浮かべている姿と、周囲の人々の明るい笑顔に加え、北海道の美しい風景が印象的なビジュアルとなっている。そして、佐藤さんの地毛の白い髪も目を引く。これはハードボイルドで無骨な役が多かった佐藤さんだからこそ観たことのない愛すべき女々しさを演じてほしいと、「妻がいないと日常生活において何もできない最後の昭和の男」をイメージしていたプロデューサー陣の要望に、佐藤さんが応えたものだそう。また、穏やかでありながら意志の強さが感じられる樋口さんの表情には、重い心臓病による死期を悟りながらも、周囲に気づかれないように日常生活を送り、夫を支え続ける良子に「女性としての凄味を感じる」という樋口さんの想いが込められている。北海道・美瑛町を舞台に、互いに思いやりながらも不器用な夫婦の姿を描く本作。佐藤さん、樋口さんを始め、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明ら名優たちによる人間ドラマをぜひ、“大切な人”と一緒に体感してみて。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(椎名あい)
2015年04月16日生田斗真と戸田恵梨香が主演を務める6月6日(土)公開の映画『予告犯』の約1年後を描く「連続ドラマW予告犯ーTHE PAINー」が放送されることが決定。主演をWOWOWドラマ初登場となる、生田さんの事務所の先輩・東山紀之が務めることが分かった。痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷(桐谷健太)は裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間(東山紀之)と出会う。佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、自身が率いる覆面集団“シンブンシ”のメンバー、沖菜(市川実日子)、田淵(橋本さとし)と共に動画サイト上で身の潔白を改めて世に訴えることを提案。かくして「公開裁判」と称した擬似裁判の予告動画が投稿され、水谷の“裁判”が開廷するが、この公開裁判を取り仕切る佐久間は、なんと現職の裁判官だった。一方、公開裁判を目の当たりにした、警視庁サイバー犯罪対策課・吉野(戸田恵梨香)率いる捜査チームは、“シンブンシ”の身元割り出しを始める。すると、“被告人”としてターゲットにされる人物たちに、ある共通項が浮かび上がり…。新聞紙の覆面マスクをかぶる謎の集団が、動画サイト上で擬似裁判を行ない、闇に葬られかけていた真実を暴いていくクライム・サスペンスとなる本作。映画版『予告犯』のその後を描く形で、原作者・筒井哲也の監修によるドラマオリジナルのストーリーとなっている。今回、東山さんが演じるのは、謎の覆面集団 “シンブンシ”のリーダー、佐久間。「必殺仕事人」や「大岡越前」といったドラマのみならず、舞台、映画でも活躍する東山さんだが、本作ではこれまでにないマッドなキャラクターを演じており、その存在感は圧倒的。そんな東山さんと同じ“シンブンシ”メンバーには、桐谷健太、市川実日子、橋本さとしら実力派キャストが集結。さらに、彼らを追う警視庁サイバー犯罪対策課の吉野刑事として、映画版から引き続き、戸田恵梨香が登場する。また、ドラマのシリーズ構成&チーフ監督には映画版を監督した中村義洋が続投。『白ゆき姫殺人事件』『ゴールデンスランバー』など、映画界をアッといわせる話題作を世に放ち続ける中村監督もまた、WOWOWドラマには初参戦となる。ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生シンブンシ”が登場する、映画と連動したオリジナルストーリー。これまでのドラマのセオリーを覆す、新感覚クライム・サスペンスが誕生することになりそうだ。「連続ドラマW 予告犯ーTHE PAINー」は6月7日(日)22:00よりWOWOWにて第1話無料放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:予告犯 2015年6月6日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C) 筒井哲也/集英社
2015年04月16日かつてメル・ギブソン主演で人気を博した「マッドマックス」シリーズの35年ぶりの新作『マッドマックス怒りのデスロード』。このほど、異例の“キャッチコピーなし”日本版劇場用ポスターが解禁となった。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、生きる望みすら失い、荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、ある日、砂漠を支配するイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らえられ、瀕死の重傷を負う。同じころ、ジョー配下の“女ロードウォーリアー”、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が造反し、“囚われた女たち”を連れて逃走。そして、傷を負ったマックスがフュリオサに出会ったとき、その“逃走”はサバイバルを賭けた“闘争”へと変わる――。オーストラリアの医学大学出身という異色の経歴を持つ鬼才ジョージ・ミラーによって生み出された本シリーズ。全てか荒廃した世界を舞台に、改造車、バイクを駆る 暴徒たちと、寡黙なヒーローが対峙する世界を描く狂気の世界は、今もなお映画界に強烈なインパクトを残している。そして35年の沈黙を破り発表された新作『マッドマックス怒りのデスロード』は、ジョージ・ミラーが監督を続投する。1979年4月12日にシドニーの映画館で公開された映画『マッドマックス』 は、徹底して本物にこだわった強烈かつリアルなカースタントの連続と、容赦なしのヴァイオレンス描写が話題を呼び、アクション映画の常識を塗り替える大ヒットを記録した。当時全く無名だったメル・ギブソンを一躍スターダムにのし上げ、続く『マッドマックス2』、『マッドマックス/サンダードーム』においてその人気を不動のものとした。今回公開された日本版ポスターは、トム・ハーディ演じる主人公マックスと、スキンヘッド姿のシャーリーズ・セロンが挑む女ロード・ウォリアー、フュリオサが、金色の砂漠でライフルを構える姿が映し出されている。ふたりの前には一台のバイクと横たわる何者かの姿、背後には彼らを追うイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の軍団の影が、火炎のような砂塵を巻き上げながら二人に迫る。実はこちらの劇場用ポスター、ハリウッドのアクション大作としては異例の“キャッチコピーなし”の代物となっている。ティザーポスターに続き、2種類の劇場用ポスターに記載されているのは、キャストの名前と作品のタイトルのみ。"マッドマックス"というタイトルそのものが、時代を挑発するかのように全面に展開された強烈なビジュアルとなっている。誕生から30年以上の歳月を経て、今新たな狂気の幕開けを感じさせる本作。アクション映画の常識が破壊される瞬間を、心して待とう。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日テキサス州ダラスに君臨するセレブファミリー・ユーイング一族が、骨肉の争いを繰り広げる「DALLAS/スキャンダラス・シティ」。その中でも要注目の激しいライバル関係にあるのが、クリストファーとジョン・ロスのイケメン2人だ。明日のユーイングを担う若者同士でありながら、華麗で厄介な恋の多角関係を織りなす彼らを、次世代スターのジェシー・メトカーフとジョシュ・ヘンダーソンがそれぞれ熱演!劇中で展開するドロドロの男女関係については、彼ら自身も思うところがあるようで…?クリストファーとジョン・ロス、そして彼ら2人の間で揺れる女性・エレーナの過去を、まずはクリストファー役のジェシー・メトカーフがわかりやすく解説してくれた。「ジョン・ロスは今、クリストファーのかつての婚約者・エレーナと付き合っている。クリストファーとエレーナは高校時代から付き合っていて結局別れてしまったのだけど、その原因はジョン・ロスがエレーナに送ったメールにあった。つまり、ジョン・ロスは2人の間に割って入り、クリストファーから恋人を奪ったんだ。だから当然、クリストファーは彼を憎んでいるんだよね」。3人にそんな過去があるとは…クリストファーが怒るのも当然!ではあるが、「登場人物たちがそれぞれ強くて、自分の欲しいものを手に入れようとする情熱で成り立っている」のが物語の面白さだとジェシーは続ける。「クリストファーとエレーナは今も複雑な想いを抱えていて、まだ互いに気持ちがあることも示される。その関係が今後どうなっていくかは分からないけれど、演じていてすごく楽しいよ。深みがあるから、掘り下げていける。いろいろな人間関係があって、視聴者も共感できるんじゃないかな。一度燃え上がった関係には終わりがなくなるものだし、ケリをつけて次に進むにしても葛藤があるからね」。一方、ジョシュ・ヘンダーソンは自らが演じるジョン・ロスを、「時として欲望に駆られることや人を操ろうとする側面もあるキャラクター」と表現する。「彼は何が欲しいか分かっているし、それをどんな手を使ってでも得ようとする」というジョン・ロスの中には、実はクリストファーへの愛情も垣間見えると言うが…。「彼らはいとこ同士という関係で育ち、お互いを愛してはいるものの、少しだけ対立する。それぞれの考えや信条があるからね。もともと、ジョン・ロスはクリストファーとうまくやっていきたいと考えていたと思う。でも、ファミリーやビジネスに対する考えが違うんだ。欲するものが少しだけ異なっているんだよね」。ビジネス面では「欲するものが少しだけ異なる」のに、恋愛面では欲するものが一緒なのがクリストファーとジョン・ロスの不運なところ?彼らの恋模様に関しては、ジョシュもお手上げのようだ。「ジョン・ロスはエレーナと恋人関係にあるけど、ジョン・ロスは常に何か目的がある男だから裏があるのかも。エレーナのことを好きだとは思うけどね。ジョン・ロスとエレーナは恋人同士であると同時に、仕事上のパートナーでもある。ジョン・ロスはオイルビジネスに情熱を燃やしているし、エレーナにも知性的な野心があるんだ。彼女は賢い女性だからね。今は熱々のカップルだけど、今後どうなるかは予想もつかないよ。エレーナとクリストファーの再会もジョン・ロスとエレーナの関係に影響するだろうし、クリストファーにはレベッカという美しい恋人がいるし…。2組のカップルがいて、その片方同士がかつては恋人同士だった。つまり、どうなるか分からない。言えるのは、面白くなるということだけだよ」。インタビュー映像では、ジェシー・メトカーフとジョシュ・ヘンダーソンが、「DALLAS/スキャンダラス・シティ」に対する思いをさらに告白。その中には、あるエピソードに触れたジョシュが美しい涙を浮かべる一幕も!本編共々、ぜひチェックしてみてほしい。「DALLAS/スキャンダラス・シティ<ファースト・シーズン>」は4月8日(水)よりレンタル開始。(text:Hikaru Watanabe)
2015年04月15日パトリシア・ハイスミスの小説の映画化で有名なのは、アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』、それをマット・デイモンとジュード・ロウでリメイクした『リプリー』、ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』などですが、そこに新たな作品が加わりました。それは彼女が1964年に発表した「殺意の迷宮」をもとにした『ギリシャに消えた嘘』です。サスペンスものはたとえあらすじであっても頭に入れてしまうと面白さが半減…ってことがありますので、敢えてここでは触れずにおきますが、この映画の舞台となるのはギリシャのアテネ、クレタ島、トルコのイスタンブール。なんともオリエンタルな土地ばかりです。ワケありでアテネにやって来たチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)と妻のコレット(キルスティン・ダンスト)は、パルテノン神殿を観光中にツアーガイドのライダル(オスカー・アイザック)と出会い、縁あってチェスターはライダルに街案内を頼むことに。そこから物語は始まります。この冒頭の彼らの視線のやりとりが後に男同士の心理戦につながっていくので、アテネの風光明媚な景色にうっとりしながらも、何気ないカフェのシーンは注意深く見てほしいシーンでもあります。というのも、2人の男と1人の女、若く美しい妻を持った中年男にとって若い男の出現はあらぬ心配の種になりがちですが、この映画の場合はそれよりももっと深いものが隠されているんです。ライダルが誰を見つめていたのか、なぜ気にしていたのかを記憶に刻んでおくとラストシーンがより感動的になるはずです。ギリシャの遺跡に映えるチェスターとコレットの衣裳にもうっとりさせられます。舞台が1962年とあってクラシックな服装なのは当然なんですが、白いスーツ、白いワンピース、帽子がギリシャに合う合う!そんな2人の俳優のお洒落な姿を観ていると、自分もギリシャに旅行するときは同じように白い洋服を…と思ってしまう。それほど素敵なんです。そして、キルスティン・ダンストを真似して白いワンピース姿で訪れたいのは、撮影の舞台となった──オープニングのアテネのパルテノン神殿のあるアクロポリス、クレタ島にある巨大遺跡クノッソス、イスタンブールのグランドバザール(市場)あたりでしょうか。パルテノン神殿を観光したあとコレットが、アクロポリスの下にあるカフェテラスでガイドブックを見ながら「蚤の市は日曜の方がすいているって」とチェスターに話すシーンがありますが、蚤の市をふらり歩いても映画のワンシーンを追体験できます。神話と遺跡の地アクロポリスは、一度は行ってみたい魅惑の地。この映画のようなハラハラドキドキの事件には間違っても巻き込まれたくはないですが、ギリシャを訪れる際にはバッグのなかにはもちろん、この映画の原作「殺意の迷宮」をそっと忍ばせて…。(text:Rie Shintani)
2015年04月15日先日公開された全米で、シリーズ史上最高となる成績で初登場No.1を獲得し、数々の歴代記録を塗り替える大ヒットスタートを切った『ワイルド・スピード SKY MISSION』。いよいよ今週末4月17日(金)より日本公開となる本作から、男たちに負けない最高のアクションを見せているミシェル・ロドリゲスの、シリーズ初となるドレッシーな姿のビジュアルが到着。劇中では、総合格闘家ロンダ・ラウジーと壮絶なキャットファイトを繰り広げていることが分かった。ヴィン・ディーゼルに故ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、さらに最強の敵役としてジェイソン・ステイサムが参戦し、世界中の都市だけでなく、空をも舞台となる本作。最強の男たちが集結する本シリーズの中でも、気が強く、腕っぷしも強い女性レティを演じているのが、ミシェル・ロドリゲスだ。その最強女優ぶりは本作でも健在だが、今回はなんと、UFC女子バンタム級チャンピオンである“最強”の格闘家ロンダ・ラウジーと、アブダビの億万長者のパーティーで女同士の激しいバトルを繰り広げるという。ラウジーの大ファンだというロドリゲスは、「彼女は最高よ。すごく強くてクールなの。何でもないかのように、私を頭の上に乗せるのよ。彼女は話しているんだけど、その時、私は彼女の肩の上の方にいるの。彼女のような女性は本当に素晴らしいわ!」と、最強女子の強さと気高さに惚れ込んでいる様子。ロドリゲスは、このシーンのために衣装デザイナーのサーニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズが用意した赤いドレスを着用。レティのセクシーな魅力と機動性という、2つの要素をうまく引き出すアイテムとしてひと役買った。さらに、このシーンがすごいのは、2人ともハイヒールを履いたまま戦っていることだとロドリゲスは明かす。「油で汚れた整備士みたいな格好はもう飽きたわ。シリーズを振り返ってみると、私は最初からタンクトップとGパンばかりだったの。だからこう言ったわ。『ドレスを着させてよ』って! だからとてもうれしかったわ。私も“女らしい”シーンを演じることができた! もちろん、それからボコボコにされたけどね!」と、シーンをふり返った。最後にロドリゲスは、レティが常に戦い続ける理由について、「私が心の底で思ってるのは、女という固定概念にはまらない女たちのために私は戦ってる、ってことよ。レティはピンク色が嫌いだし、男のことばかりを考えてるわけではない。私たちだってアドレナリンを欲しがるの!」とコメント。最強の女優として、現代を生き抜く女性たちにメッセージを贈ってくれた。最初で最後となるかもしれない(!?)レティのドレス姿と、最強女優VS最強女ファイターのバトルを、ぜひ注目してみて。『ワイルド・スピード SKY MISSION』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Pictures
2015年04月15日体長わずか1.5センチ、映画史上“最小”にして“最大”のヒーローが登場する『アントマン』が9月19日(土)に日本に上陸することが決定、その場面写真が日本初解禁となった。マーベル・スタジオから新たに登場する本作の主人公は、やる気も能力もあるのに、仕事も人間関係も空回りばかりのスコット・ラング。仕事を失い、離婚した妻と暮らす娘の養育費も払えず、絶体絶命の彼にオファーされた唯一の“仕事”、それは、体長わずか1.5センチになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった!スーツによって1.5センチのアントマンに変身したスコットは、そのパワーを駆使するためのトレーニングに満身創痍で大奮闘。思い描いたかっこいいヒーローへは、あまりにも長く険しい道のりだった――。これまで、『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』などの傑出した最強キャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、“わずか1.5センチの体長”“意表を突く特殊パワー”“ヒーローになるためハンパない努力が必要”という、ユニークで等身大の(!?)愛すべきNEWヒーローが誕生した。アントマンとなる仕事も家庭も失った崖っぷち男のスコット役には、『ウォールフラワー』『40歳の童貞男』などコメディ映画を中心に幅広く活躍しているポール・ラッド。スコットを導く謎の男ハンク・ピム役には名優マイケル・ダグラス、ピムの娘ホープ役には『リアル・スティール』『ホビット』シリーズのエヴァンジェリン・リリー。メガホンをとるのは、ジム・キャリー主演『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のペイトン・リード。マーベル・スタジオならではのスケール感あふれるアクションに、哀愁に満ちたユーモラスな人間ドラマを巧みに融合させていく。果たして“アントマン”はどんなヒーローなのか!?この秋の公開を前に、期待は高まるばかりだ。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日この夏に公開が決定しているポケモン映画最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」』。このほど、本作のゲスト声優として、俳優の藤原竜也と柔道家の篠原信一が出演されることが決定した。100年前、ポケモン同士のバトルによって大きな被害をうけてしまった、砂漠の街「デセルシティ」。そのバトルの発端は、あるポケモンの存在だった。しかし、そのポケモンは何者かによって封印され、今では街もかつての落ち着きを取り戻していた――。子どもたちにとって夏の代名詞ともいえるポケモン映画。累計興収は740憶円を超え、シリーズ17作品を通して子どもたちから絶大の人気を誇っている。18作品目の最新作である『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」』は、先日「CanCam」モデル山本美月のナレーション抜擢するなど、夏の公開に向けて既に多くの注目を集めている。今回ゲスト声優として出演が決定した藤原竜也は、『借りぐらしのアリエッティ』以来5年ぶりのアニメ声優挑戦。彼が演じるのは、主役ポケモンであるフーパと密接な関係にある兄妹の兄バルザ。サトシやピカチュウたちと出会い、物語が大きく動くきっかけとなるキーパーソンだ。常に役に入り込んだ演技を披露する藤原が、ポケモン映画ではどんな存在感を発揮するのかに注目が集まる。さらに、柔道家の篠原信一がポケモン役で声優デビューを果たし。サトシたちが砂漠で出会う、本作の重要なカギを握るポケモン・ヒポポタスを演じる。また、他のキャスト陣には、18年連続出演を果たしポケモン映画の常連ともいえる山寺宏一や、9年連続出演の中川翔子の出演も決定。山寺は本作の主役ポケモン、フーパの封印された真の姿である「フーパ(ときはなたれしすがた)」を演じ、サトシとピカチュウを「サートン」「ピーカン」と無邪気に呼び、ドーナツが大好きな愛らしい姿のフーパ(いましめられしすがた)と密接な関係にある兄妹の妹:メアリを中川翔子が演じる。今回の発表と合わせて、声優陣よりコメントが届いている。■藤原竜也伝統ある大人気作品の声優オファーをいただきとても嬉しく光栄な反面、自分がやらせていただいて本当にいいものか不安だったので一度制作サイドに聞き返したくらいでした。ポケモンファンの期待を裏切らないように、そして作品の世界観を壊さないようにバルザ役を務めたいと思います。■山寺宏一これまで人間役やポケモン役、色々やらせていただきましたが、今回はとんでもない力を持つ主役ポケモン!とても重要な役どころなので、毎年出させていただいておりますが初心に戻って新鮮な気持ちで頑張りたいと思います!いましめられしすがたのフーパを演じる釘宮さんとのコラボレーションも楽しみにしています!■中川翔子メアリは、共に育ったフーパを優しく見守るしっかり者。明るく無邪気に笑ったり、心引き裂かれる悲しみに苦しんだり、色々な面があって過去出演させていただいた9作の中で技術的な難易度が特に高い役。これまで私がポケモンと共に過ごして笑ったり驚いたり興奮したり感動したり泣いたり叫んだりした、その全ての感情をぶつけていきたいです!■篠原信一「なんでオレ?」それが第一印象です(笑)まさかポケモン映画に出演できるなんて!光栄です。子供に自慢できるし。柔道しか知らない男ですが、全国の子供たちを笑顔にするため、大外刈りをかけるぐらいの気合いで声優にも挑戦したいと思います。スクリーンでの大活躍にご期待下さい。やったるでー!『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」』は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日瑛太と松田龍平という10代の頃から公私にわたって付き合いのある2人が、高校の元同級生という役柄でタッグを組んで人気を集めてきた『まほろ』シリーズ。第1弾の映画『まほろ駅前多田便利軒』(’11)、連続ドラマ「まほろ駅前番外地」(’13)に続く第3弾で劇場版として昨年公開された『まほろ駅前狂騒曲』のブルーレイ&DVDが発売となる。ブルーレイ&DVD用のオーディオコメンタリーの収録で久々に顔を合わせた瑛太さんと大森立嗣監督が、改めて本作への思いを語ってくれた。原作はこちらも松田さん主演で映画化され、日本アカデミー賞の主要賞を総なめにした「舟を編む」などのベストセラーで知られる三浦しをんによる、直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」から続く人気シリーズ。なぜかいつも厄介ごとを背負ってしまう便利屋の多田(瑛太さん)と彼の元に転がり込んできた元同級生の変人・行天(松田さん)がワケありの依頼に奔走するさまを描き出す。久々に松田さんと再会し、3人でオーディオコメンタリー収録に臨み、映画公開から少し時間を置いて改めて作品を鑑賞した瑛太さんは、収録を無事に終えたが「前回の時は(作品に)見入っちゃって口数が少なかったので、その反省を生かして今回は話題を振ろうと心掛けてみたんですが、ホントに世間話みたいになっちゃって…(笑)」と述懐。大森監督も「映画観ながら友達のウチでしゃべってる感じでした(笑)」とふり返る。だが、この仲の良い関係が映画の中で、多田と行天のつかず離れずの微妙な距離感や空気に影響を及ぼしているであろうことは容易に想像がつく。特に今回の映画では、行天の過去が明かされる中で、2人の関係性にも変化が…。「多田が行天の心を少しずつ開かせていくところがあり、それは脚本上もそうなんですが、現場でもそれは感じていて、龍平がそこをどんな風にアプローチしてくるのか楽しみでしたし、僕も多田として、行天から引き出すつもりでやっていました。これまで、多田が行天に振り回される感じで、自由奔放な行天としっかり者の多田という構図でしたが、そのボケとツッコミが今回は逆転しているところもあって面白かったです」。ちなみにシリーズ第1弾の『まほろ駅前多田便利軒』では大森監督がメガホンを握ったが、続く連ドラは『モテキ』などで知られる大根仁監督が演出を務めた。ドラマは基本的に1話完結で描かれており、原作にはないエピソードや各話のゲストの存在なども話題を呼んだ。この連ドラを挟んだことは、今回のシリーズ第3弾の劇場版にどのような影響を与えたのか?大森監督は、多田と行天のキャラクターの“幅”の広がりに言及する。「やはり、原作者のしをんさんは、キャラクターをしっかりと描かれる方ですので、僕らも1作目でそこを強く意識して、探り探りで多田と行天を作っていったところがあったと思います。でも、ドラマを見てると大根さんはすごく自由で、そこは今回の映画にも大きく影響してますね。僕としてはドラマの時の2人のキャラクターを踏まえて、うまく利用して乗っかっていく感じでやりやすさはありました。何よりドラマを経て、瑛太も龍平も何をやっても多田と行天になってたから、そこは大いに助けられました」。瑛太さんも、映画、連続ドラマで積み上げてきたものの大きさについてこう語る。「最初に多田を演じた時、彼の中にある闇――子どもを亡くしたことなどがハッキリと描かれてはいるんだけど、でも便利屋を営んでいるからなのか、人に対して希望を与えたいという人間性、人生はやり直せるんだという思いを持っていて、そこはすごく好きな部分でした。そこをベースにドラマに入って、正直、大根さんが書かれたものに最初は『これ大丈夫なのかな?』と思うこともあったんです(笑)。でもそうやって、自分が考える多田のイメージから外れていくんだけど、そのはみ出し方が『人間だからいろんな側面があっていい』というところに落とし込めた。それからは自由にやれましたね。立さん(=大森監督)が先ほど言ったように、僕が何をしようと多田になるようになったのかな――。考える必要がないところまで行けた気がしました。今回の映画にもそうやってボキャブラリーが増えた状態で入ることができて、自由な発想で楽しめました」。第1作の公開は4年前。当時は瑛太さんもまだ20代で、原作の多田の設定よりも若いこともあって、映画化が発表されても多田のイメージと違うという声もあった。だが、シリーズを重ねる中で当然、瑛太さん自身も年齢と経験を重ねて、もはや誰にも文句を言わせない瑛太さんにしかできない多田像を作り上げた。「最近聞けた言葉で『いい意味で枯れてきたね』というのがあって、よかったなと思います(笑)。僕自身、年齢を重ねるのはすごく良いことだなと思ってるし、30代もいろいろ大変なこともあるでしょうが(笑)、頑張っていきたい、努力していきたいと思ってます」。大森監督にとっても、瑛太さん、松田さんをはじめ、シリーズを彩った俳優陣の活躍は嬉しく、そして大いに刺激となっているよう。「2人とも、最初の第1作を撮ってから数年空いて、その間にものすごくいっぱい仕事をしてますよね。ひとつひとつの作品に、すごくちゃんと向き合っているのを外から見ていたので、今回の映画ではむしろオレが、2人に問われているような気持ちでした。今後もまた一緒に仕事をする機会を持てるように頑張らなきゃと思うし、2人とも歳相応の良い顔をしているので、それを捉えられる監督でありたい。それから今日、オーディオコメンタリーの収録で思い出しましたが、はるちゃん(※行天の遺伝上の娘/岩崎未来)が朝ドラ(※一年前の『花子とアン』)で、吉高由里子さんの娘役をやってて、それはすごく嬉しいですね。何百人とオーディションをして、彼女を選んだんですが5歳ですからすごく大変だったとも思います。怖いシーンだってありましたからね。そういう子が、朝ドラとか大きな作品で頑張っているのを見ると、親心じゃないけど(笑)『あぁ、よかったなぁ』と思います」。さて、これは昨年の劇場公開時から幾度となく監督や瑛太さんに対しても質問がなされ、『まほろ』ファンの願い、総意とも言われているが、今後、シリーズがさらに続く可能性は?この日、久々に顔を合わせて“再始動”に向けて何か約束や言葉を交わすことはなかったのだろうか…?大森監督は「そんな気分になりそうだったけど、言うのはやめときました(笑)。まあ、オレは、やるなら次は多田と行天に絞った、2人の関係がよく見える話をやりたいな…と独り言のように瑛太と龍平の顔を見ないで言ってました(笑)」とあふれんばかりの意欲をのぞかせる。瑛太さんも「(話が)あればやります」と断言した上で、大森監督の「オレたちが自分で言うよりも周りが『やってくれ』と言わないと出来ない」という言葉に深くうなずく。ドラマ、映画とメディアを問わず、新章orスピンオフどのような形式であれ、ファンは常に、多田と行天が瑛太さんと松田さんのように、渋く、カッコよく画面の中で年齢を重ねていくさまを見続けたいと心から願っている。【瑛 太】ヘアメイク:勇見勝彦(THYMON Inc.)スタイリング:壽村太一(SIGNO Inc., Ltd. )(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2015年04月15日狼の被り物をしていることでも知られる人気ロックバンド「MAN WITH A MISSION」。彼らの新曲「Dive」のミュージックビデオが公開となり、同ビデオに俳優・綾野剛が出演していることが明らかとなった。「Dive」は、5月30日(土)に公開を迎える綾野さん主演の映画『新宿スワン』の主題歌として起用されており、2月に発売された「MAN WITH A MISSION」のシングル「Seven Deadly Sins」に収録されている。世界的プロデューサー・Don Gilmore(ドン・ギルモア)を迎えて制作されたことでも話題を呼んだ。映画の舞台は、わずか600メートル四方の地に約4,000店以上の飲食店・風俗店がひしめきあうアジア最大の歓楽街“新宿・歌舞伎町”。人生のどん底を味わいながら、アテもなく歌舞伎町を彷徨う、金髪・天パ・一文無しの白鳥龍彦が、足を踏み入れた裏社会…それは様々な男女の危険な思惑が交錯する混濁した世界。女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈な騙し合いによる抗争と、頂点へと成り上がろうとする熱き男たちのロマンを描く本作。主演の綾野さんをはじめ、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキといった豪華キャストが名を連ねていることでも注目を浴びている。『新宿スワン』の映画化にあたり、新曲を主題歌として提供した「MAN WITH A MISSION」が、映画をきっかけに綾野さんと親交を深め、プライベートでも交友を持つようになったことから今回の共演が実現したという。映画『新宿スワン』の大きなテーマと、「Dive」のサビの歌詞に登場する、「存在を示す証己の意味を探してI’m gonna dive today 光が導くままに…」という世界観がシンクロした、大胆なグラフィックにも注目してみて。『新宿スワン』は5月30日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日12月に10年ぶりとなる新作公開を控えるSF映画の金字塔『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。このほど、NHK総合にてHey! Say! JUMP の中島裕翔がナビゲーターを務める「まるごとSTAR WARS」が5月4日(月)に放送されることが決定した。1977年の公開から 40年弱の間、世界中の人々を熱狂させてきた究極のエンターテイメント映画『スター・ウ ォーズ』シリーズ。ウォルトディズニーの制作によって新三部作の制作が決定し、その第一作目である『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の監督は、『SUPER8』『スター・トレック イントゥ・ダークネス 』のJ・J・エイブラムスが務める。既に公開されているトレーラー映像は、解禁後に瞬く間に再生回数を伸ばし、爆発的な注目度を集めている。今回放送が決定した「まるごとSTAR WARS」は、『スター・ウォーズ』の魅力を様々な角度から紹介する、秘蔵映像満載の番組となっている。ナビゲーターは、『スター・ウォーズ』の大ファンだと語るHey! Say! JUMP の中島さんが務める。番組は、中島さんが作品の生まれたアメリカ西海岸を旅しながら進行していくという構成。LAでは、世界中からファンが集うルーカス・フィルム主催イベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」に参加し、J.J.エイブラムス監督をはじめ、ダースベイダーやR2-D2、 C-3POなど、おなじみのキャラクターが勢ぞろいする興奮のフェスティバルを徹底紹介する。また、ディズニーランドに赴き、人気アトラクション、スターツアーズの裏舞台などにも密着。さらに、ルーカス・フィルムの本拠地サンフランシスコにも訪れ、驚異の映像技術や過去の撮影で使用した衣装や宇宙船など、ファン必見の制作舞台裏に迫る一幕も。また、日本文化との意外な関係や、登場人物のコスチュームや小道具など、随所に取り入れられた日本の意匠についても紹介していくとのこと。中島さんからは、「子どもから大人まで、ありとあらゆる人たちを虜にしているエンターテイメント、 スター・ウォーズ。自分も虜になっていたうちの1人なので、スター・ウォーズの世界に密着できるなんて今から夢のようで興奮しています。何と言っても今年はスター・ウォーズ・イヤーなので、これまでのスター・ウォーズファンの方、そしてこれからファンになる方へ自分がしっかりと取材して楽しさと盛り上がりの熱を伝えられたらと思っています。」とのコメントが届いている。本番組の放送日は、「スター・ウォーズ」シリーズを通してジェダイたちの間で交わされるセリフ「フォースと共にあらんことを(May the force be with you)」にちなんで、5月(May)4日(the fourth)とされている。この「スター・ウォーズの日」に放送される本番組で、本年度の再注目映画の最新情報を先取りしてみて。「まるごとSTAR WARS」はNHK総合にて5月4日(月)午前10時05分から放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日NYの60歳オーバーのシニアファッションを撮影したブログと写真集「アドバンスト・スタイル」を題材にしたドキュメンタリー『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』の日本公開日が、5月29日(金)に決定した。2008年に、アリ・セス・コーエンが創設したブログ「アドバンスト・スタイル」。独自のファッションに身を包み、NYの街を闊歩する60歳オーバーの女性たちを写真に収め、インタビューを紹介するそのブログは、瞬く間に人気となり、ファッション業界で大きな話題となった。2012年にはブログをまとめた写真集が出版され、翌年には日本でも翻訳本が発売され大きな反響を呼び、今年の2月に渋谷西武で開催された写真展には多くの女性たちが足を運んだ。このたび公開が決まった映画『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』では、62歳から95歳までの7人の女性を中心に、ファッションを通したそれぞれの人生に焦点があてられている。伝説的なアポロシアター出身のグラマラスな81歳のダンサーから、アッパーウェストサイドの有名ブティックのオーナーで派手なアクセサリーを好む80歳、93歳のウェスト・ビレッジに住むカラフルな着こなしと自身の髪の毛から作った赤いまつげで有名なアーティストなど、彼女たちは人生の障害をスタイルとエレガンスで軽々と乗り越え、年齢など精神的なものにすぎないと証明してみせる。美や若さへの執着に疑問を投げ、自立したスタイリッシュな女性たちを親密かつカラフルなポートレイトで描く本作。マイ・スタイルを地で行く女性たちの姿に、大いに元気をもらえそうだ。『アドバンスト・スタイルそのファッションが、人生』は、5月19日(金)より、TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日誕生から間もなく半世紀を迎える、赤塚不二夫の代表作「天才バカボン」の初の長編アニメ映画化『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』が、5月23日(土)に劇場公開される。監督を“鷹の爪”でお馴染みのFROGMANが務め、瀧本美織、濱田岳ら豪華声優が参加することでも大きな反響を呼んだ本作から、このほど“バカボンのパパ流”の劇場マナー予告が解禁となった。ナンセンスギャグというジャンルを確立し、そのシュールな笑いで全国の少年少女の心を鷲掴みにした「天才バカボン」。一方、その悲しすぎる結末が今や伝説となったアニメーション放送から、40周年を迎える名作「フランダースの犬」。この2作がまさかのタッグを組んだ本作は、いつものバカボンファミリーにネロとパトラッシュが参戦。さらに、“バカボンのパパの本名”を知りたがる悪の秘密結社・インテリペリが登場し、パパの本名に隠された秘密をめぐりドタバタが繰り広げられていく。本予告などの情報解禁後、映画公式サイトには10万以上におよぶアクセスが集中したという本作。ファンからの反応も「天才バカヴォンのフランダースの犬がひどいことになっているw」「これはヤバイ」「なんでvsフランダースの犬……」という声が相次ぎ、誰もが想像しえなかった日本を代表する伝説的2大アニメのコラボへの注目度の高さを実証した。今回完成した映像は、バカボンのパパが考える劇場マナーを、おりこうなハジメちゃんが1つ1つ正していってくれる爆笑必至のもの。足が臭いとニオイがこもるから前の席に立てかける?映画の感動をママと共有するために電話をかけちゃう?パパ独自解釈のマナー講座を展開していく本映像は、一部劇場を除いて上映中となる。『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』は5月23日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月15日