cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1871/2213)
2006年のオープン以来、国内では希少な“アジア映画の専門シアター”として、秀逸なアジア映画を累計約770本上映してきた「シネマート六本木」が、6月14日(予定)で契約期間満了のために閉館することが決定。同シアターで行う終幕イベント「-劇終- THE LAST SHOW」の一環として、世界で住みたい国8年連続No.1のマレーシアの魅力に迫る「マレーシア映画ウィーク」を開催することが分かった。セカンドライフを夢見る日本人シニアや、急成長するASEANで働きたいというビジネスパーソンなどの間で人気が高まりつつあるマレーシア。「マレーシア映画ウィーク」は、世界で住みたい国8年連続No.1(ロングステイ財団調べ)といわれるこの国の歴史や多彩な文化を、映画を通じて知ってもらおうという試みだ。“マレーシア・ニューウェーブ”をけん引したことで知られる映画監督ヤスミン・アフマド (享年51歳)の代表作で、第18回東京国際映画祭「最優秀アジア映画賞」を受賞した『細い目』(’05)を始め、日本でも公開されたホー・ユーハン監督の『心の魔』(’09)や、昨年、第27回東京国際映画祭で上映された『破裂するドリアンの河の記憶』(エドモンド・ヨウ監督)、『ノヴァ ~UFOを探して~』(ニック・アミール・ムスタファ監督)ほか、新進気鋭の監督によるジャパンプレミア作品など20作品前後を上映予定。多民族&多言語国家らしく、劇中のセリフを言語別に色づけした“多色字幕版”『細い目』の上映の際には、「~色で見分ける、多様な言語~」と題して、字幕を担当したマレーシア文化研究の専門家による解説セミナーも実施。併せて、マレーシアの“食”にスポットを当てたマレーシア文化講座「食文化からマレーシアをひも解く」などのイベントも開催。“映画通”はもちろん、アジアの文化が好きな人も楽しめる、アジア映画専門劇場の幕引きにふさわしい充実した1週間となるもようだ。「マレーシア映画ウィーク」は4月11日(土)~4月19日(日)までシネマート六本木にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日アークヒルズ(東京都港区)にて定期開催されている「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」の開催1周年を記念して、4月26日(日)に特別企画「赤坂蚤の市 in ARK HILLS ~1st Anniversary~」の開催が決定した。都市に住んでいるからこそ出会うことのできる「質の高い商品」や、熱い想いを持って出店している「プロフェッショナル」との出会いを通じた、人々の交流の場、および新たなライフスタイルの提供をコンセプトに、2014年4月より定期的に開催されている「赤坂蚤の市 in ARK HILLS」。1周年を記念して行われる今回の特別企画では、「L’Art et Vivre(ラー・エ・ヴィーヴ)=生活を創造する」をテーマに、開催時間を通常より2時間拡大、過去最大規模となる約80店舗が出店する。通常の蚤の市とは異なり、人気ショップが一日限定で特別出店するほか、今回1日限りのコラボレーションで、ライフスタイル提案型の人気ショップであるANATOMICA、MHL.、SUPER dot MARKETら3店舗が「SHOP in マーケット」として登場。さらに、話題のレストランがキッチンカーで初出店する。また、「honey candle」による、アロマワックスサシェの手作りワークショップなど、スペシャル企画も多数開催される。さらに会場では、ミュージシャンのKENKOUやPepe Californiaによるライブパフォーマンスも開催され、商品(飲食店を除く)を購入した来場者・先着240名には「BROWN’S Cafe & Beans」によるオリジナルドリップコーヒーがプレゼントされる。蚤の市の会場であるアーク・カラヤン広場は、まるで“ヨーロッパの蚤の市”のような雰囲気。ふらりと立ち寄るのもよし、一日のんびりとお買い物や音楽を聞きに行くのもよし。アークヒルズで、ゆったりとした日曜日を過ごしてみては。<赤坂蚤の市 in ARK HILLS ~1st Anniversary~>日時:2015年4月26日(日) 10:00~18:00 (通常11:00~17:00のところ2時間延長場所:アークヒルズ アーク・カラヤン広場 ※雨天決行、荒天中止(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日女優の桐谷美玲が4月10日(金)、都内で行われた主演作『恋するヴァンパイア』のPRイベントに出席。エプロン姿でキュートなヴァンパイアをあしらった“キャラ弁”作りに初挑戦した。出来ばえに「大満足」だと言い、「お母さんに食べさせたい」と話した。桐谷さんが、人間の男の子に恋をしてしまったヴァンパイアの少女・キイラを演じる本作。幼馴染で初恋の相手でもある哲(戸塚祥太)に偶然再会したことで再びときめき、デートを重ねるうちに「いつかは結婚して、子どもを産んで…」と夢に胸をふくらませるが、自身の秘密に葛藤し…。キイラはパン職人を夢見ていると言う設定で、劇中ではパン作りにも挑戦し「パン生地がとてもフワフワしていて、気持ち良かった」とニッコリ。日頃から「時間があれば気分転換で」台所に立つそうで、「好きな人に振る舞うなら?そうですね、煮物とか家庭の味ですね。私にとってのお料理の先制は、お母さんなので」と語った。この日は、管理栄養士である板垣好恵さんの指導を受けながら、キャラ弁作りに挑戦し「人前で料理するのは、初めてで緊張しますね」と桐谷さん。一方、板垣さんは「細かい作業がとてもお上手」と桐谷さんの腕を絶賛していた。出来あがったキャラ弁を手に、桐谷さんは「食べるのがもったいないほど。出来あがりを想像しながら作るのが、とても楽しかったです」とすっかりキャラ弁にハマった様子。ちなみに、好きな料理は「お肉」だと言い、「おいしいお肉を食べているときが、一番幸せ」とスタイル抜群の桐谷さんからは想像つかないコメントで、報道陣を驚かせていた。『恋するヴァンパイア』は4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿(オープニング作品)ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:恋する・ヴァンパイア 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(C) 恋する・ヴァンパイア フィルムパートナーズ
2015年04月10日六本木ヒルズ森タワー52階展望台「東京シティビュー」では、4月29日(水・祝)~6月28日(日)までの期間、「スター・ウォーズ展未来へつづく、創造のビジョン。」が開催される。これを記念し六本木ヒルズ街内ではさまざまなプロモーションが展開される予定。海抜270mに位置するオープンエアの解放感あふれる展望施設「スカイデッキ」には、ダース・ベイダーとライトセイバーを構えて対峙するフォトロケーションが登場。BGMの「スター・ウォーズのテーマ」と「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」が気分を盛り上げる。フォトロケーションには誰でも無料で参加でき、都会の中の超高層ビル屋上というロケーションも手伝って、迫力のある写真を撮ることができる。また希望者にはプロカメラマンによる撮影ができ、出来上がった写真は2,000円にて購入可能だ。六本木ヒルズ内には、ポップアートを切り口にルーカスフィルム、ディズニー、ピクサーに所属する世界中のクリエイターが手掛けたストームトルーパーのヘルメットアートが楽しめるスポットが登場。ウェストウォーク南側吹き抜けには、計40点に上るヘルメットアートが並び、北側吹き抜けには、約150体の非売品ストームトルーパーガンメタルverフィギュアが特別展示される。また、エピソード4~6で活躍したキャラクターの3.75インチフィギュアが展示される。中には現在売られていない非常に希少価値の高いフィギュアもあるというからファン必見だ。六本木ヒルズ内の店舗では、4月29日から5月31日の期間、「スター・ウォーズ」商品が限定発売、または先行販売となる。「エストネーション」、「ダブルスタンダードクロージング」「デザインワークス ドゥ・コート」「デンハム」など人気ショップからのクールでスタイリッシュなファッションアイテムも揃う。そのほか店舗でも、「スター・ウォーズ」関連商品や特設コーナーが登場。おすすめは、ウェストウォーク4Fの「レゴ® クリックブリック」からは、スター・ウォーズのレゴ® ブロック。ミニフィギュアや武器、アクセサリーなども付いて、作品のワンシーンをレゴ® ブロックの世界で再現できる。ファンにはプレミアがつく限定品となりそうだ。5月4日には、「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)…」の名セリフにちなんで、「スター・ウォーズの日」を記念した「コスプレDAY」(近日中にホームページにて詳細が発表となる)の取り組みや、世界で1枚だけの「MAY THE 4TH」Tシャツを作るワークショップが六本木ヒルズ内ウェストウォーク南側吹き抜けで実施される。なお本展は、東京シティビューでの東京展開催を皮切りに、全国に巡回する。(text:Miwa Ogata)
2015年04月10日世界中のラブストーリーの原点にして頂点『シンデレラ』と同時上映される『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』。先日『アナと雪の女王』の続編製作も発表され、まだまだ“『アナ雪』熱”が冷めやらぬ中、以前予告編内でお披露目された新キャラクターの名前が“スノーギース”だと明かされた。本作は、大ヒットした『アナと雪の女王』のその後を描いた物語。アナの誕生日のために、エルサとクリストフは、これまでで最高の誕生祝いをしようと張り切って計画するが、風邪をひいてしまったエルサは魔法の力を普段のように使えなくなり、パーティーは思わぬ展開になってしまう、というストーリーだ。先日解禁された予告編で、すでにその姿を現していた新キャラクターとは、小さな雪だるまたち。その名を“スノーギース”といい、風邪を引いたエルサがくしゃみをするたびに生まれてくるというユニークな設定となっている。予告編では後半に登場し、大量のスノーギースが雪だるまのオラフと一緒になってアナの誕生日を祝っている姿がみられる。『アナと雪の女王』のオラフは、アナやエルサに負けないくらいの大人気キャラクターだが、同じように、ほかの多くのディズニー作品でも、主役級のキャラクターと同じか、時にはそれ以上に人気を集める名脇役たちが誕生している。『アラジン』のジーニーや、『ピーターパン』のティンカー・ベル、『ピノキオ』のジミニー・クリケットらは、いまなお世界中で愛されている。そんな愛され名脇役・オラフが、本作では新キャラクターのスノーギースたちの可愛さに夢中になるほほえましいエピソードも描かれるようだ。可愛いオラフが、さらに可愛がるスノーギースたちの活躍は、ぜひ劇場で確かめてほしい。今回の同時上映は『アナと雪の女王』で描かれた、ため息が出るほどの映像美と、『シンデレラ』で描き出される煌びやかで美しい世界が一度に堪能できるというこの上ない豪華な組み合わせ。新たな名作の誕生に期待が高まる。実写版『シンデレラ』同時上映:短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』 は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日WOWOW連続ドラマW「ふたがしら」や『の・ようなもののようなもの』(仮題)など主演作を控える松山ケンイチを迎え、『うさぎドロップ』に続きSABU監督との再タッグとなった『天の茶助』。この度、南国・沖縄を舞台に描いた本作から「ORANGE RANGE」のメンバーでボーカルを務めるRYOが地元作で映画初出演を果たしていることが明らかになった。天界――。白い霧が漂い、どこまでも続くような広間。そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。中でも、口のきけない可憐で清純な女性・新城ユリ(大野いと)への関心には恋心にも似た感情があった。そのユリが車に跳ねられて、死ぬ運命に陥ってしまったことを知る茶助。ユリを救う道はただひとつ、シナリオに影響のない天界の住人・茶助が自ら下界に降り、彼女を事故から回避させるしかなかった…。第65回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも選出されている本作には、主演の松山さんを始め、大野いと、伊勢谷友介、田口浩正、玉城ティナ、さらにSABU組常連の大杉漣、寺島進が脇を固めている。そんな中、RYOさんが演じるのは、ヤクザである黒竜会の黒木(寺島進)に茶助(松山ケンイチ)の殺害を依頼され、陰から茶助を狙う超絶危険なドレッドヘアーの殺し屋・根岸一輝役。映画初出演ながらも、寡黙なスナイパーを好演している。実力派俳優陣が集結している中で、初めてとは思えない自然な演技と存在感を解き放つRYOさん。危険な香りを漂わせるスナイパー姿をぜひ劇場で確かめて。『天の茶助』は6月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日1995年の原作発表から20年。原発を題材にしたテーマ性やその物語のスケールの大きさから、長年“映像化不可能”と言われた東野圭吾の同名小説を『20世紀少年』シリーズなど様々な作品を手がけてきた堤幸彦監督がメガホンをとり、映像化した映画『天空の蜂』が9月12日(土)より公開となる。史上最悪の原発テロに立ち向かう男たちを描いた本作の、第一弾ビジュアルがこのたび公開となった。最新鋭にして日本最大の超巨大ヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の真上に静止させるという史上最悪の“原発テロ”と、この究極の危機に立ち向かう人々を描いた本作。主演を務める江口洋介は、長年、家族との時間を犠牲にしながらも、自衛隊用の超巨大ヘリ“ビッグB”の開発に取り組んできたヘリコプター設計士・湯原。一方、湯原と同期入社で、日本の発展に寄付するエネルギーと信じ、原子力発電所の設計に携わってきた原発設計士・三島を本木雅弘が演じる。このたび完成した本ビジュアルには、江口さん、本木さんを始め、三島の恋人で事件解決の鍵を握る女性・赤嶺を演じる仲間由紀恵、超巨大ヘリ“ビッグB”を奪う謎の男・雑賀に扮する綾野剛の姿が確認できる。10階建てのビル相当にあたる約34mの超巨大ヘリ“ビッグB”が原子炉へ墜落するまで“タイムリミットは8時間”“原発テロ”という日本消滅の危機から「守り抜けるのか」との問い掛けに、力強い眼差しを向ける湯原と三島。それぞれの大切なものを守り抜こうとする強い決意が伝わってくる。また、衝撃的なメッセージである「標的は原発。」の後には、炎と煙が立ち上る超巨大ヘリ“ビッグB”。その様は事態の深刻さを物語っており、一刻の猶予も許されない緊迫感が感じられる。果たして、彼らはどのような結末を迎えるのか――。本作の公開を楽しみに待ちたい。『天空の蜂』は2015年9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日トム・ハーディにシャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルトやエルヴィス・プレスリーの孫ライリー・キーオら新鋭の美女たちが、ノンストップ・リアルアクションを繰り広げていく映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。このほど、6月20日(土)の劇場展開に先がけ、2分30秒にもおよぶ本作の予告編がウェブにて解禁となった。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界を舞台に、愛する者を奪われ、生きる望みさえ失った主人公マックスと、砂漠を支配する凶悪な敵イモータン・ジョーの一団との、ルール無用の壮絶なバトルが展開する本作。新たに解禁された予告編は、資源を独占し、民衆を恐怖と暴力で支配するジョーの軍団にとらわれたマックス(トム・ハーディ)が逃げ惑う場面から始まる。「俺はすべてを失った。家族さえも。だが本能が俺に命じる―― “生きろ”」。マックスの内なる声が重なる映像は、スカルをまとう最凶の支配者ジョーの「俺様に従えば、この地獄の底からはい上がれる」という演説へと連なっていく。その中で、水を求めて要塞に集まる民衆たちや、「私たちはものじゃない」という女性の叫び、女ロード・ウォリアーのフュリオサ(シャーリーズ・セロン)とワイブスと呼ばれる囚われの美女軍団たちの姿がインサートされ、「俺の女はどこだ。女たちは絶対に取り返す」というジョーの絶叫が、容赦のないチェイスの始まりを予感させる。装甲車に縛られたマックスを始め、砂漠を暴走する車の衝突、飛び交う銃弾、宙を舞うオートバイと人、押し寄せる砂塵…、まさに"マッド"なバトルが怒濤のごとくノンストップで展開。ジョーの配下の白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)が「なんてサイコーな日だ」とアクセルを踏み込むシーンも登場し、男を抱えてライフルを手にしたマックスに、「あんたも戦う?」とフュリオサが声をかける姿も映し出されている。今後、『マッドマックス』発祥の地であるオーストラリアを皮切りに、全米、そしてカンヌ国際映画祭からヨーロッパへと公開されていく本作。日本が"マッド"に染まる日も、もうまもなくだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は6月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日株式会社「LIXIL(リクシル)」グループはプロテニスプレイヤー・錦織圭と3年のグローバル・パートナーシップ契約を結んだことを発表。4月10日(金)に都内で会見が行われ、錦織選手は拠点の米国フロリダのIMGアカデミーから中継を通じて出席した。錦織選手は昨年の全米オープンで、アジア出身選手で初となる決勝進出(準優勝)を果たすという快挙を成し遂げ、現在世界ランキングは4位。「日清食品」に所属し、すでに「ユニクロ」「ウィルソン」、「タグ・ホイヤー」など数社とスポンサー契約を結んでいるが今回、同じくグローバルな舞台でNo.1を目指すという「LIXIL」と3年のグローバル・パートナーシップ契約を締結。4月20日に開幕する「バルセロナ・オープン」よりユニフォームの左肩に「LIXIL」のロゴを付けて戦うことになる。生中継でスクリーンに登場した錦織選手は「おはようございます。フロリダは夜9時過ぎです(笑)」と挨拶。今回の契約について「光栄です。世界No.1を目指されているLIXILさんにスポンサーになっていただき、世界の頂点を目指している私としても身が引き締まる思いです。共に世界の頂点を獲得できればと強く思っています」と力強く語った。開幕が迫る「バルセロナ・オープン」は昨年、錦織選手が優勝しており「相性のいい大会で、LIXILさんとここからスタートできるので、勢いがつくと思います」と気合い十分の表情。「LIXIL」といえば、住まいに関する製品が知られるが、錦織選手も気になる製品として「お風呂」と「トイレ」を挙げる。「日本人ですので風呂に入るとリラックスできます」と語るが、以前のブログでは、お風呂でゲームをするも、そのまま眠ってゲーム機を湯船に落としてしまったことを告白している。「全米オープン前で練習で疲れててウトウトして落としてしまいました(苦笑)。それくらい、リラックスできる、僕にとってお風呂は一番リラックスできる時間です」と明かす。また、日本の清潔で快適、高機能なトイレに関しては、錦織選手曰く「海外でもウワサで、日本の便器を取り寄せるプレイヤーもいる」とのこと。会見に出席した「LIXIL」グループ取締役 代表執行役社長兼CEOの藤森義明氏は「仰っていただければ、世界中のどこにでも(同社のトイレを)据え付けに行きます!」とトイレも含めた完全サポートを約束!この日は、契約締結の記念に錦織選手に「黄金のトイレ」のミニチュアを贈呈したが「世界に1台ですので、錦織選手が世界一になったら、本物を届けに行きます」と語り、錦織選手も「すごい!初めて見ました。縁起が良さそうですね」と笑顔を見せていた。日本は寒さが完全には終わらないとはいえ、桜に花粉症とすっかり春だが、錦織選手はフロリダを拠点に活動しており、この時期は試合に臨むため「人生で花見をしたことがないんです」と少し残念そう。花見ができるお風呂があったら?という問いかけに「最高ですね。お風呂で花が見られたら言うことないですね」とうなずいていた。これからシーズンもさらに佳境へ。バルセロナ・オープンに、マドリッド・オープン、そして5月から6月にかけて4大大会の全仏オープンとクレーコートの大会が続く。さらには全英、そして全米と続き、初の4大大会制覇に期待がかかる。錦織選手は「去年のUSオープンは自分が一番飛躍できた大会で、ジョコビッチをはじめ強い選手に勝ち、決勝まで行けて自信もつきました。あれをきっかけに今年もいいテニスができてます。厳しい戦いであることは変わりませんが、今年も行けるところまで行けたらと思っています」とさらなる飛躍に向けた意気込みを口にした。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日日本でも大ヒットを記録した『アベンジャーズ』プロジェクトの待望の最新作となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。7月の日本公開に先駆けて、このたびアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.から熱いメッセージが到着!あわせて最新ビジュアルが解禁となった。人類滅亡の危機を前に、アイアンマンこと“戦う実業家トニー・スターク”を始めとする“最強チーム”アベンジャースの「愛」のための闘いを描いた本作。アイアンマンとして人類の危機を何度も救ってきたトニー・スタークだが、アベンジャーズの限界を誰よりも知る彼が最も恐れていること、それは「自分たちの手に負えない敵が現れたとき、誰が愛する人を守るのか…?」だった。スタークは禁断の平和維持システム、人工知能“ウルトロン”を誕生させ、脅威から愛する人を守るはずだった。愛なき人工知能が選択する“究極の平和”とは、“平和を脅かす唯一の存在=人類”の抹消を意味するとは知らず、事態は思わぬ方向に――。このたび、公開となった新ビジュアルは日本でも大人気のキャラクター、アイアンマンことトニー・スタークのもの。5月1日の全米公開を前に、現地ロサンゼルスにてアイアンマン役、ロバートのスペシャルインタビューが行われ、公開を心待ちにしている日本のファンに向けて熱いメッセージを贈った。本作においてトニー・スタークのユーモアあふれる言動は、彼の魅力のひとつとして描かれているが、最新作でもそのユーモア・センスは健在のようで「トニーはあまのじゃくなところがあるよね。怖さを楽しんだり。そして、とてもエゴが強い。笑えるシーンもたくさんあるよ!」とコメント。さらに、「誰かに何かがあったときにも大丈夫なように、という意味合いを込めて人工知能“ウルトロン”を作り出したんだ。自分にとっての正義が全人類にとっても正しいことと思い込んでしまうことがすでに間違いなんだよね」と、本作でアイアンマン自身が引き起こす過ちを明かした。日本について「国、文化や、エンターテイメント、ファッション、食べ物、すべてを賞賛している」と話すロバート。最新作の出来について「家族で観て楽しめると思うんだ。イベントみたいにね!」と自信を覗かせ、「日本のみなさんも映画をぜひ楽しんでね」とメッセージを贈った。ロバートを筆頭に、スカーレット・ヨハンソン、クリス・ヘムズワースら豪華キャストが前作に引き続き出演し、ウルトロン役のジェームズ・スペイダー、謎の力を持つ姉弟役のエリザベス・オルセン、アーロン・テイラー=ジョンソンなど新勢力も結集した本作。果たして今回はどのような闘いが待っているのか?この夏の一大イベント『アベンジャーズ』最新作の公開に向けて、再び世界中が熱狂の渦に包まれそうだ。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一ら豪華キャストを迎え終戦前夜の日本で何が起こったのかを描く『日本のいちばん長い日』。この度、“日本史上、最大の決断”を迫られる中、身を挺し戦争を終わらせるために闘った男たちが映し出された初の特報映像が公開された。太平洋戦争末期、日本がポツダム宣言を受諾し終戦を迎える1945年。昭和天皇が降伏を決定した8月14日正午から、天皇自ら玉音放送で国民に終戦を知らせた8月15日正午、その24時間にいったい何があったのか…。本作は、そんな日本の歴史上最も重要で、かつ“いちばん長い日”と、日本の未来を信じ、平和への礎を築く為に身を挺した男たちのドラマを描く感動の歴史大作。昭和史研究の第一人者である半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)を原作に、『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』『駆込み女と駆込み男』などを手掛ける原田眞人が監督を務める。今回公開された特報映像は、連合国への降伏か、本土決戦か…役所さんが演じる主人公、陸軍大臣・阿南惟幾(あなみ・これちか)が、「どうやったら、戦争を終結させられるか…」と苦悩するシーンから始まる。さらに本木さん演じる昭和天皇も登場。7年振りのスクリーン復帰となる本木さんが、国民を想って平和を求める天皇を一心に演じる姿が確認できる。太平洋戦争をテーマにした映画は数多く存在するが、昭和天皇の姿・声をはっきりと描いた日本映画は本作が初。山崎努演じる、時の首相・鈴木貫太郎、鈴木首相をサポートする迫水久常内閣書記官長を演じる堤さん。終戦に反対しクーデターを決起する青年将校・畑中を演じる松坂さんと、豪華キャストが演じる男たちが次々と登場する。一億玉砕、総決起の気風が渦巻く陸軍の頂点に立ちながらも、阿南のモノローグに合わせて、敗戦間近の緊迫した様子をこちらの映像からご覧あれ。『日本のいちばん長い日』は8月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日本のいちばん長い夏 2010年8月7日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほかにて公開(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ
2015年04月10日東欧のアニメ大国チェコで初登場1位を記録し、あの『トイ・ストーリー3』などハリウッド大作を抑える大ヒットとなったパペット映画が、『クーキー』という邦題で日本に上陸することが決定。併せて、ピンク色のちょっぴり“へなちょこ”なテディベアが可愛らしい日本版ビジュアルも解禁された。オンドラはぜんそく持ちで体が弱い男の子。小さなころからテディベアのクーキーと一緒に遊んでいたが、古くなり汚れも増えたことがぜんそくに悪いと思った母親がゴミと一緒に捨ててしまう。ゴミ捨て場でショベルカーに潰されそうになったその瞬間、クーキーはひょっこりと動き出し、森に逃げ込んだ。森の中では邪魔者が次々に現れるが、果たしてクーキーは無事オンドラとの再会を果たすことができるのか…!?本作を手がけたのは、『コーリャ 愛のプラハ』(’96)で第69回アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞したチェコの映像作家ヤン・スヴェラーク監督。スタジオジブリが初めて洋画を国内配給した作品として有名な『ダーク・ブルー』(’01)の生みの親でもある。本作では、チェコ伝統のマリオネット(操り人形)による人形劇に挑戦しており、スタジオを飛び出して実際の森の中にロケセットを組み、予定の3倍となる100日間もの撮影を敢行。『トイ・ストーリー』にも通じる、誰もが子どものころに経験したオモチャとの切ない思い出を、実写のパペットと組み合わせて魅せている。“ちょっと変な”という意味を持つテディベア“クーキー”のデザインを手掛けたのは、ゲーム・クリエイター集団“アマニタ・デザイン”だ。ユニークなミニチュアとVFXを使い、イマジネーション豊かな世界に私たちを惹き込んでくれる。つぶらな瞳がなぜか気になる、“ちょっと変な”クーキーが繰り広げる不思議な冒険。“子ども”を卒業した大人のための物語をまずはビジュアルで楽しんでみて。『クーキー』は5月16日(土)から6月26日(金)の“カリコレ2015”で公開。8月より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日『ザ・フライ』(ハエ人間)、『ムカデ人間』…数々の“人間コラボ”映画に続く禁断のコラボを実現させた“セイウチ・ホラー・エンターテイメント”『Mr.タスク』。本作に出演する、かつてのカリスマ子役ハ―レイ・ジョエル・オスメントが本日4月10日に27歳の誕生日を迎えることを記念し、ネット上でも話題を呼んだ衝撃の “激変”ビジュアルが解禁となった。あることがきっかけでセイウチに執心している謎の老人ハワード・ハウは、人体をセイウチに改造することを長年夢みていた。なぜ、老人は人間をセイウチにしようとするのか?果たして、セイウチにされてしまう主人公ウォレスの運命は、いかに!?アメリカの人気コミック作家として活躍するケヴィン・スミスが手がける、前代未聞の“セイウチ・ホラー・エンターテインメント”となる本作。セイウチへと変貌させられてしまう悲運に見舞われる主人公ウォレスには、『そんな彼なら捨てちゃえば?』のジャスティン・ロング。人間をセイウチに変える凶行に出る老人役を、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『キル・ビル』シリーズなど、クエンティン・タランティーノ組でお馴染みのマイケル・パークスが鳥肌モノで怪演する。そんな本作で、ウォレスと一緒にポッドキャストを運営するオタク仲間・テディを演じているのが、かつて名子役として一世を風靡したハーレイ・ジョエル・オスメントだ。4歳から子役として活躍し、『フォレスト・ガンプ/一期一会』で映画デビュー。『シックス・センス』『A.I.』では、その下がり眉とうるんだ瞳で世界中を涙と感動に包み、『シックス・センス』では11歳ながらアカデミー賞「助演男優賞」にノミネート。ある時点まで、儚げで純粋な美少年のイメージを保っていたハ―レイは、本作ではご覧のように、ぽっちゃりオタク青年へと激変!解禁となった画像では、主人公ウォレスと一緒に運営している大好きなポッドキャストを収録中の、オタク感丸出しで楽しげな様子と、連絡が途絶えたウォレスを探しに、銃を片手にある館へ乗り込むシリアスなシーンが登場。かつての面影はどこへやら…誰もが想像しなかったまさかの激太り&ヒゲ面という、見事な役作り…でオタクのテディ役を熱演している。映画史上稀にみる“人間”と“セイウチ”の斬新コラボだけでなく、彼の激変ぶりも大きな衝撃を与えそうだ。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほか公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日若手俳優の登竜門ともいえる“戦隊モノ”でブレイクし、昨年は「GTO」「ごめんね青春!」などで注目を集めた若手イケメン俳優、竜星涼が、6月20日(土)に「ファーストファンイベント2015」を開催することが明らかとなり、本人からの喜びのコメントが到着した。183cmという長身に涼やかなルックスが印象的な竜星さんが、その存在を世に広く知らしめたのが、2013年2月から2014年2月にかけて放送された「獣電戦隊キョウリュウジャー」。いまや若手俳優の登竜門とされる特撮ドラマで、キョウリュウレッド/桐生ダイゴ役を熱演していた姿が記憶に新しい人も多いのでは?その後も順調にキャリアを重ね、昨年は『俺たち賞金稼ぎ団』『マジックナイト』など主演映画が公開され、「GTO」や「ごめんね青春!」など話題のドラマに立て続けに出演するなど大活躍!さらに、この5月には反町隆史主演のヒューマン・サスペンスドラマ「迷宮捜査」にて、反町さん演じる主人公・名波刑事に殺人事件の容疑者として目をつけられる男という重要な役割を演じることが発表されている。そんな日々活動の場を広げる竜星さんが満を持して開催する「ファーストファンイベント2015」は二部公演となっており、当日はトークショーのほか、オリジナルグッズの販売や来場者全員との握手会を実施するとのこと。また、来場者には昨年の「TVガイド」(東京ニュース通信社)での連載をまとめたスペシャルフォトブックもプレゼントされる。竜星さんは「6月20日(土)に僕のファーストファンイベントを開催することが決まりました。いつも応援してくださるファンのみなさんと交流できることが嬉しく思います。着飾らず、まっすぐな自分を、ファンのみなさんに見てもらえれば嬉しいです。みなさんとお会いできることを楽しみにしています」と、初となるファンイベントに臨む新鮮な気持ちを語った。チケットは、4月28日(金)正午12時より研音公式モバイルサイトにて第一弾先行抽選販売の申込受付を開始、プレイガイド一般発売日は6月6日(土)10時より。イベント詳細およびプレイガイド先行販売の日程等は、竜星涼公式ホームページにて随時発表されるとのことなので、お見逃しなく。「竜星涼ファーストファンイベント2015」は6月20日(土)、時事通信ホールにて二部制で開催。(第一部 12:30開場/13:30開演 第二部 16:30開場/17:30開演)(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日昨年ジェニファー・ローレンスと破局したニコラス・ホルトが、TVシリーズ「glee/グリー」のディアナ・アグロンと交際中のようだ。昨年春にジェニファーと2度目の破局を迎えた25歳のニコラスだが、以前から友だちだった3歳上のディアナと最近デートを重ねているという。イギリスの大衆紙「The Sun」では関係者が、2人はまだつき合い始めたばかりだが、とても気が合う様子だと語った。ディアナは目立つのを嫌うニコラスを気づかって、2人きりではなく大勢でパブに出かけるようにしていたのが、最近はあまり人目を気にせず親密な様子を見せるようになったという。ディアナは5月からロンドンで初舞台を控えて滞在中だが、彼女を訪ねてきたニコラスと夜出かけるのを何度か目撃されている。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で共演したジェニファーとニコラスは2010年から交際していたが、2013年1月に一度破局。『X-MEN:フューチャー&パスト』で再共演した同年7月頃からよりを戻したものの、翌年春に別れてしまった。ディアナは『アイ・アム・ナンバー4』で共演したアレックス・ペティファーや、リリー・コリンズの元カレのトーマス・コクレルなどと交際していたが、いずれも半年ほどで破局を迎えている。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月10日アカデミー賞3部門受賞し、俳優・斎藤工も大絶賛していることで話題の『セッション』。この度、本編より緊張感あふれる「ウィップラッシュ」演奏シーン映像が解禁となった。ニューヨークの名門音楽大学に入学した若きドラマー、アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)。彼はフレッチャー(J・Kシモンズ)のバンドにスカウトされる。ここで成功すれば偉大な音楽家になる、という彼の夢は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、常人には理解できない“完璧”を求める狂気のレッスンだった――。アカデミー賞で作品賞を含む5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの「助演男優賞」を始め、3部門で受賞した本作。今回の特別映像では、スタジオ・バンドにて実際に演奏するニーマンと、指揮を振るフレッチャーの姿が公開となった。緊張感漂う空気の中に響く、ハイハットやドラムスティックの生々しい音。物々しいいでたちのフレッチャー教授の腕がリズムを刻み始めると同時に、バンド演奏が始まる。ここで演奏されているのは、本作の原題でもあり劇中で何度も演奏される「ウィップラッシュ(Whiplash)」だ。「Whiplash」の意味は“むちで打つこと”。むちを打つようなドラマーのスティックさばきと、フレッチャーによる苛烈なしごきをイメージさせるタイトルとなっている。映像内で演奏される「ウィップラッシュ」は、1973年にハンク・レヴィが作曲した楽曲。1927年生まれ(2001年没)のハンク・レヴィは、『フレンチ・コネクション』の音楽を担当したことも有名であり、“変拍子の神様”と言われたトランペッター、ドン・エリスのビッグバンドのコンポーザーとして、数多くの作品を残している。ミュージシャンの間では、一つの楽曲の中で目まぐるしくリズムの変わる曲作りを好むことで有名だった。本作は、監督・脚本を手掛けたデイミアン・チャゼルの自伝的な物語。音楽の才能に恵まれたチャゼルは、ニュージャージー州のプリンストン高校のバンドでジャズドラマーとして活躍したが、厳しい指導者のもとで苦悩の日々を送っていたという。当時、ドラムを叩くことが人生だったチャゼルは、「いつも怒鳴られるのではないかとビクビクしていたこと、初めて買った自分のドラムをイライラして殴り壊したことを今もはっきりと思い出す」と語っている。本作の予告からも強烈な印象を残す、フレッチャー教授の「早い、遅い、速度が違う!」という罵倒は、チャゼルが実際の高校生活を通して最も頻繁に耳にした言葉なのだという。本作のサウンドトラックは、発売週にはiTunesMusicStoreにてジャズ・チャートのトップ10圏内にもランクインし、公開に先駆けてサウンドトラックの発売を開始している劇場もあるほどの反響を呼んでいる。まずはこの映像から、狂気の“セッション”の世界を覗いてみて。『セッション』は、4月17日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セッション 2015年4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2013 WHIPLASH, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月10日この春話題の岡田将生主演のドラマ「不便な便利屋」のエンディングテーマとして決定しているスピッツの新曲「雪風」が、いよいよ今夜放送のドラマ内にて解禁となる。さらに、当楽曲の配信が4月15日(水)よりスタートすることが明らかとなった。真っ白な雪に閉ざされた北海道の名も無き便利屋には、おせっかいを絵に描いたようなオーナーの松井英夫(鈴木浩介)と、離婚歴が3回の梅本聡一(遠藤憲一)、そして吹雪の日に迷い込んだ若き脚本家の竹山純(岡田将生)がいる。竹山は富良野に行こうとしていた。だが、吹雪の夜にバスが立ち往生し、空腹を満たすために立ち寄った居酒屋で大いなる勘違いに巻き込まれ、酔って財布も携帯も失い…仕方なくこの町に滞在することになる。今夜から、毎週金曜日深夜0時12分より放送される「不便な便利屋」は、個性的で自由すぎるキャラクターたちが繰り広げる、勘違いが勘違いを生むハートウォーミングコメディ。本作のエンディングテーマとしてスピッツの新曲が決定したことは既に報じられていたが、まだラジオなどでオンエアはされておらず、ファンの間では「いつから聴けるのか?」、「タイトルだけですでに名曲の予感」などと、前評判が高まっていた。そんな2年ぶりの新曲となる「雪風」が、はれて今夜の放送から解禁。4月15日(水)より配信のみでの販売がスタートする。ドラマだけでなく映画の主題歌にも、その楽曲の多くが抜擢されるスピッツ。昨年放送のドラマにて19年前の楽曲が使用されるなど、20年以上のキャリアを築きながら、いまだにその楽曲のセンスとクオリティは衰えることを知らず、長い間愛される楽曲を作り続けている稀有なバンドだ。この春話題のドラマのエンディングにて、スピッツの新曲がどんな“風”を感じさせてくれるのか。スピッツの新曲「雪風」は、今夜放送となる「不便な便利屋」にて聞くことができる。テレビ東京系「ドラマ24不便な便利屋」は、4月10日(金)より、毎週金曜深夜0時12分~放送。※テレビ大阪は、4月13日(月)より毎週月曜夜11時58分~放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日杏を始め、松重豊、濱田岳、高良健吾、麻生久美子ら豪華声優陣を迎え、江戸風俗研究家で文筆家、2005年に逝去した漫画家・杉浦日向子の初長篇アニメーション化した映画『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』。この度、本作の主題歌を椎名林檎が担当することが明らかになった。なお、椎名さんは『さくらん』以来、8年ぶりの映画主題歌提供となる。浮世絵師・お栄は、父であり師匠でもある葛飾北斎とともに絵を描いて暮らしている。雑然とした家に集う善次郎や国直と騒いだり、犬と寝転んだり、離れて暮らす妹・お猶と出かけたりしながら絵師としての人生を謳歌している。今日も江戸では、両国橋や吉原、火事、妖怪騒ぎ、など喜怒哀楽に満ちあふれている。恋に不器用なお栄は、絵に色気がないと言われ落ちこむが、絵を描くことはあきらめない。そして、百日紅が咲く季節が再びやってくる、嵐の予感とともに…。『河童のクゥと夏休み』や『クレヨンしんちゃん』シリーズなど、オトナが泣けるアニメーション作家として評価の高い原 恵一監督が、自身が敬愛してやまない杉浦日向子の「百日紅」を初の長篇映画化した本作。今回発表された主題歌は椎名さんの「最果てが見たい」。原作者・杉浦氏が、椎名さんの曲もよく聴いていたという話から、本作の世界観にも通じると考え原監督が主題歌をオファー。椎名さんは以前に石川さゆりに定位供した楽曲「最果てが見たい」を自身がカバーした新録曲を主題歌として原監督に提案したそう。その理由として「この曲は、富士を望む東海道で生まれたナンバーで、大胆かつ繊細な映画のアニメーションを拝見して僭越ながら好相性なのではと感じた次第です」と語る椎名さん。「(杉浦氏が)どこかからか見張ってくださっていると想像しながらもどうしても、生きてご覧いただきたかった…一度でもお会いしてお話させていただきたかった…と感じ淋しさに襲われます」と明かす。「この曲の詞にある、『生命を越えて本当の未踏の地へ』向かうということ。それは、素敵だったどなたかが、もしもいま、まだお元気でいらしたら、何を見て何を思い、何を目指していらっしゃるだろう。それを考え、恥じ、省み、やっぱり生きることなのだと思い至るのでした。出会い、別れ、生きて死ぬ。そんな我々のための映画です。みなさんの人生のどこかにきっと、寄り添ってくれますように」と熱いコメントを寄せた。この楽曲は、5月13日(水)に全世界同時配信リリースが決定。既に映画はフランス、イギリスを始めとした世界での配給が決定。主題歌決定とともに映画もさらに、未だ見ぬ世界への広がりを予感させる。『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月9日(土)よりTOHOシネマズ日本橋、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:百日紅~Miss HOKUSAI~ 2015年5月9日より全国にて公開(C) 2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会
2015年04月10日大河ドラマ「平清盛」以来3 年ぶりの連続ドラマ主演となる松山ケンイチと、「100年にひとりの女形」といわれる早乙女太一がタッグを組む、WOWOWの連続ドラマW「ふたがしら」。このほど、松山さん&早乙女さんの敵役として、「相棒」後、初のドラマ出演となる成宮寛貴と時代劇初挑戦となる菜々緒が出演していることが分かった。豪放な性格の弁蔵(松山ケンイチ)とクールな色男・宗次(早乙女太一)は、八王子の飛脚問屋で働いていた。彼らの裏の顔は“赤目”を名乗る盗賊。「脅さず殺さず汚え金を根こそぎいただく」のが赤目の仕事。ある日、赤目の頭(かしら)・辰五郎が「一味のこと、まかせた」と2人に託し息を引き取るが、姐さん(菜々緒)が預かった遺言状には、跡目は辰五郎の弟分 ・甚三郎(成宮寛貴)に継がせると記されていた。納得のいかない2人は、一味とたもとを分かち、旅立つ決意をする…。オノ・ナツメによる原作マンガを『ジョーカー・ゲーム』『日々ロック』などで知られる入江悠監督が手掛け、連続ドラマWとしては初の試みとなる時代劇となる本作。成宮さんが演じるのは、“つとめ”を果たすためには殺しも躊躇わない、非道な男・甚三郎。脚本を読んだ際、「どれだけ魅力的な悪役ができるか挑戦したいなと思いました」と真摯に語る成宮さん。「いま、このタイミングでこの作品をやらせていただいたことに意味を感じます。初めて同じ役を長く演じた『相棒』が終わり、そのあとすぐに参加した作品。『相棒』で学んだことを早く他の作品、役で試したかったし、自分への期待も含めた“挑戦”の意味合いがあった」と話し、本作に「良いタイミングで出会えた」と明かす。初共演となる菜々緒さんとは、「はじめましての挨拶からすぐにキスシーンだったりと、2人でのシーンが多かったので、限られた時間の中でどれだけ信頼関係を築いていけるか」に留意していたとのこと。「“おこん”と“甚三”のラストシーンがお気に入りです」とコメントしてくれた。また、菜々緒さんが演じるのは、辰五郎の妻でありながら、甚三郎と関係を持ち、過去には弁蔵と宗次とも関係を持っていたという魔性の女・おこん。「脚本を拝見したとき、一人一人の思いや、様々な愛の形が垣間見え、いろんな感情が込み上げてきました。やはり、この時代から日本人は人情深いというか、想い、気持ちが強い人たちが多かったのかな、と考えさせられる部分がありました」と物語に心打たれた様子。「辰五郎とおこんは、相思相愛。優しく、寛容で、賢い、辰五郎を愛しているおこん。男の世界も凄いですが、その世界で生きていくおこんも凄い。弁蔵とも、宗次とも、甚三郎とも関係をもっているおこんを側における辰五郎も、それを分かっていて側にいるおこんも、歪んでいるけど、愛がある」と役柄を鋭く分析。「辰五郎の愛以上に歪んでいるのが、甚三郎との愛」と言うが、甚三郎の傲慢な部分とは裏腹に成宮さんには優しくリードしてもらったそう。「初共演で濃密なシーンが多かったですが、お陰様でぶつかっていけました」と語り、体当たりのラブシーンをふり返っていた。連続ドラマW「ふたがしら」は6月13日(土)22:00よりWOWOWにて放送(全5話)。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日昨年10月にフランス・カンヌで開催された「MIPCOM」にてベールを脱いだ「ルパン三世」新テレビシリーズ。このたび、新テレビシリーズの放送を記念して、4月17日(金)にグランドオープンするTOHOシネマズ新宿にて「新TVシリーズ放送決定記念特別企画ルパン三世アニメ・ナイト@TOHOシネマズ新宿」が催されることが明らかとなった。1985年「ルパン三世 PARTlll」終了以来30年ぶりとなる本作は、イタリア、サンマリノ共和国が舞台となり、イタリアRTI局が全世界に先駆け放送することでも日本のみならず、世界中で話題となっている。「峰不二子スペシャル」「石川五ェ門・銭形警部スペシャル」「次元大介スペシャル」「ルパン三世スペシャル」と4弾に分かれたTOHOシネマズ新宿での上映は、各キャラクターの魅力が詰まったシリーズを超えたベストセレクションとなっており、さらにはキャラクター上映企画も今回初の試みだという。「いま新シリーズに向け、友永監督を中心に全精力を傾けています」と語るプロデューサー・浄園祐氏は、今回の上映企画について「『ルパン三世』制作にあたりいつも注意するのは5人の関係とその距離感です。今回のベストセレクション企画をぜひ多くの方に見ていただいて、新シリーズでの5人の活躍をご期待いただければ嬉しいです」とコメントを寄せている。なお来場者特典として、新TVシリーズのキャラクタービジュアルを使用した非売品ポストカードがプレゼントされるという。「第1弾 峰不二子スペシャル」は4月24日(金)より、TOHOシネマズ新宿にて上映。「第2弾石川五ェ門・銭形警部スペシャル」は6月、「第3弾次元大介スペシャル」は8月、「第4弾ルパン三世スペシャル」は10月上映予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日映画史を変えた世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』以来、20年にわたり世界中に驚きと感動を贈り届けてきたディズニー/ピクサーが贈る待望の最新作『インサイド・ヘッド』。このたび、「DREAMS COME TRUE」が本作のために書き下ろした完全オリジナルの楽曲「愛しのライリー」が主題歌に決定した。書き下ろしのオリジナル主題歌はディズニー/ピクサー史上初となる。『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター監督が、自身の娘の成長からインスピレーションを得て制作した6年ぶりの最新作。住み慣れた土地を離れ、慣れない新生活を始める11歳の少女ライリーの中にいる5つの感情たち「楽しい気分にする“ヨロコビ”、 悲しい気分の時に現れる“カナシミ” 、怒りを爆発させる“イカリ” 、嫌いなものから守る“ムカムカ” 危険から身を守る“ビビリ”」を主人公に、誰も見たことがない無限に広がる“頭の中”で繰り広げられる感動冒険ファンタジーだ。デビューから26年間、多くの人の心に響く楽曲を作り続けてきた「DREAMS COME TRUE」と、ディズニー/ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』。大きな節目を迎えた双方の特別プロジェクトとして、ディズニー/ピクサー史上初、日本版のオリジナル主題歌の制作が実現した。頭の中からライリーの幸せを見守る“感情たち”というオリジナリティ溢れる発想と、大人から子供まで誰もが共感できる本作の普遍的なテーマに共鳴したドリカムが制作した主題歌のタイトルは「愛しのライリー」。作品の主人公の名前が楽曲のタイトルに入るのは、ドリカム史上初の異例の出来事。ライリーの中にいる“感情”が彼女の幸せを見守る愛を描いた、ライリーへの応援ソングにもなっている。今回実現をした夢のようなコラボレーションに、ドクター監督は「マサと美和が『インサイド・ヘッド』を愛してくれて、映画のオリジナルの主題歌を作ってくれると聞いたときには、全ての感情が溢れ出て表現できないぐらいだったよ」と喜びのコメント。さらに「この映画、絶対、全人類が観るべき!!!」と太鼓判を押すドリカムのお二人は、楽曲について「『感情』の赴くままに創造の翼を羽ばたかせ生まれた作品が『愛しのライリー』です。日々成長し変わっていくライリーをとりまく全ての感情を愛おしく大切に思う詩とメロディーがあなたの『感情』を揺さぶりますように」と語っている。吉田さんが本作に感化され書き下ろした「強がりも意地もウレシイも後悔もひとつひとつあなたを作る大切な経験と感情」という歌詩は、現代を生き抜く人々の心にダイレクトに響くはず。『インサイド・ヘッド』は2015年7月18日(土)、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日スタジオジブリで『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』などにアニメーターとして参加した若き才能・新井陽次郎の劇場映画監督デビュー作『台風のノルダ』が、6月5日(金)より全国にて公開されることが決定。新進気鋭のアニメーション制作会社・スタジオコロリドとフジテレビの共同プロジェクト第1作として制作されることが分かった。物語は、とある離島、文化祭前日の中学校が舞台。幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、赤い目をした不思議な少女・ノルダと出会う。その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた――。ショートアニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康を始め、20代を中心とした新進気鋭のクリエイターが集結するアニメーション制作会社・スタジオコロリド。2013年公開の短編『陽なたのアオシグレ』で、その高いクオリティーとエンターテインメント性を業界の垣根を越えて国内外から高く評価され、この度、フジテレビとの共同プロジェクトをスタート。本作を皮切りに今後も継続的な新作の発表が予定されている。本プロジェクト第1作目にして、スタジオコロリド待望の最新作となる本作で監督に抜擢されたのは、本作が劇場映画監督デビューとなる新井監督。ジブリ美術館短編『たからさがし』や『パン種とタマゴ姫』、そのほかスタジオジブリ作品にアニメーターとして参加した経歴を持ち、『陽なたのアオシグレ』ではキャラクターデザイン&作画監督を務めた。同社・石田氏とは『陽なたのアオシグレ』以来2年ぶりに再タッグを組み、どこかノスタルジックな世界観を躍動感あるアニメーションで鮮やかに描き出している。また、公開されたキービジュアルに加えて、さらに本作の特報映像が、4月9日(木)の深夜24時50分からフジテレビにて放送される“ノイタミナ”アニメ「パンチライン」内にて解禁されることが明らかに。同時に公式サイトにも映像がアップされるとのこと。若き次世代クリエイターが生み出した、みずみずしい映像に期待が高まる。『台風のノルダ』は6月5日(金)より全国にて3週間限定公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日「ゴールデンボンバー」と“ハチロク”ことお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」が4月9日(木)、都内で行われた『ワイルド・スピード SKY MISSION』日本語吹替え版の完成披露試写会で共演。ハチロクは、おなじみの“ラッスンゴレライ”ネタで鬼龍院翔の印税をイジった。「鬼龍院さんは会社を通さず、すごく金額を手にしている」(田中シングル)、「でも、吉本はいい会社です」(はまやねん)。一方、かつて吉本興業の若手養成所であるNSCに在籍していた“元先輩”の鬼龍院も「僕も吉本の給料のシステムは、よく知っています」と苦笑いを浮かべていた。この日の共演が実現したのは、先日行われた公開アフレコの席で、ゴールデンボンバーの面々が「ちょっと待って、ちょっと待ってお兄さん!」をアドリブで披露したから。ただ、このアドリブは却下されてしまい、本編では使われずじまい…。田中さんは「だとしたら、今日僕ら、何しにきたんですか?」と恨み節だった。前作『ワイルド・スピード EURO MISSION』では、CM効果音の吹替えというビミョーな立場だった4人が、本作ではシリーズの“お約束”とも言えるド派手なパーティシーンでの“ガヤ”を吹替えで担当することに。襲撃者に瞬殺されてしまうパーティ会場の警備員を演じる鬼龍院さんをはじめ、喜矢武豊はパーティ会場の全身金粉のダンサー、歌広場淳はパーティ出席者の悩殺セレブ美女・ジャスミン、樽美酒研二は何かがダサいセレブDJ役を演じる。4人の吹替えによる出演時間は計1分未満だが、「一瞬のシーンなので、とにかく目立たなくちゃと思った」(鬼龍院さん)、「なぜか僕だけセリフがないんですが、ハリウッドへの一歩にはなった」(喜矢武さん)、「自分の名前がクレジットされるので、冗談じゃ済まないと頑張った」(歌広場さん)、「普段は使わない、自宅の防音室で練習した。坊主にしたのも、この映画のため。この映画、坊主しか出てこないでしょ」(樽美酒さん)と手応えは十分だった。ヴィン・ディーゼルと、一昨年に事故死したポール・ウォーカー主演による人気カーアクションシリーズで、最新作ではジェイソン・ステイサムも参戦。国際犯罪組織を壊滅させたドミニクと仲間たちは、その首謀者の兄に復讐のために命を狙われてしまう。『ワイルド・スピード SKY MISSION』は4月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピードSKY MISSION 2015年4月17日より全国にて公開(C) 2014 Universal Pictures
2015年04月09日俳優・染谷将太が『生きてるものはいないのか』『シャニダールの花』を手がける石井岳龍監督と3度目のタッグを組む『ソレダケ/that’s it』。2013年5月27日に急逝した吉村秀樹率いるロックバンド「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」とのコラボレーションに端を発した企画を映画化した本作をこの度、公開初日の5月27日(水)、ライブハウスにて音楽ライヴ用の音響セッティングを使い、大音響の中で映画を視聴することができる“爆音上映”が決定した。戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真男(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。その中には家出人、ホームレス、破産者、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる…。本作の公開日は「ブラッドサースティー・ブッチャーズ」のリーダーであり本作の原点である吉村秀樹の3回忌。その命日にあたる5月27日に、「ブッチャーズ」の主戦場であったライヴハウスで公開初日を迎えたいということで、このイベントが開催されることになった。徹底的にこだわった音は、5.1chを遥かに凌ぐ、爆音3chバズーカ音響と呼ばれたサウンドシステムを起用。その覚醒的サウンドシステムを駆使した本作の上映をライブハウスで体験できるのはこの日が最初で最後となる。さらに、上映を盛り上げるべく主演の染谷さんを始め、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳のキャスト4人と石井監督が登壇するとのこと。吉村氏を含めキャスト、監督の“映画に対する情熱”が一堂に会する超レアなイベントとなりそうだ。「吉村秀樹トリビュート 映画『ソレダケ/that’sit』05.27爆音上映@TSUTAYA O-EAST Supported by boid 」は5月27日(水)17:00より開演。映画『ソレダケ/that’s it』は5月27日よりシネマート新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日『シンデレラ』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などの実写化も話題になったディズニーが今度は古典アニメ『ピノキオ』の実写映画の製作を発表したと「Deadline」が伝えている。『ピノキオ』はカルロ・コッローディの童話を原作として1940年にディズニーによって映画化された。人間の男の子になることを望む人形ピノキオの冒険物語は今もなお世界中から愛されている。実写版の脚本には『アバウト・ア・ボーイ』、『ティモシーの小さな奇跡』などで知られるピーター・ヘッジズを迎える予定だ。どちらかといえば原作の方にインスパイアされたストーリーになるらしいと言われているが、詳細はまだ明らかにされていない。原作と映画ではいくらかストーリーに違いがあるため、今回のプロジェクトではまた一味違った『ピノキオ』を楽しめるかもしれない。実写版『ピノキオ』は予定では2018年に公開されるという。その他にも『ムーラン』『美女と野獣』などの実写化を控えているディスニー、今後はアニメのみならず実写映画にも力を入れる傾向が続きそうだ。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日昨年、コミックの完結、映画の公開など大きな話題となった岸本斉史が手がける「NARUTO-ナルト-」。今年に入ってからは、国内公演のみならずワールドツアーも展開する舞台「ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-」を始め、4月25日の東京を皮切りに開催される「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」と、ファン垂涎のプロジェクトが展開されている中、この度、六本木ヒルズのさまざまなコンテンツとナルトとのコラボレーション「六本木忍の里」の開催が決定した。「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」は、原作単行本の累計発行部数が1億3千万部を突破した大ヒットコミック「NARUTO-ナルト-」の、数々の名場面が描かれた150点以上の原画や、会場でしか見られないオリジナルのシアター、立体造形など様々な仕掛けが満載の内容となっている。今回開催が決定となった「六本木忍の里」は、展覧会を飛び出し、ナルトの世界が六本木ヒルズのさまざまなところで体験することができるプロジェクトだ。「六本木忍の里」では、以下のコンテンツを楽しむことができる。1.「NARUTO-ナルト-展」 開催記念 六本木忍の里 スペシャルメニューフェア六本木ヒルズ内27店舗の飲食店にて、さまざまな限定コラボメニューが展開される。火の国・木ノ葉隠れの里をイメージした料理や、手裏剣、巻物などをモチーフにしたメニューなどを注文することができる。また、期間中該当のメニューを注文すると「NARUTO-ナルト-」オリジナルコースター(全10種)をもらうことができる。さらに、ヒルズ内の有名ラーメン店5店舗が、それぞれのこだわりの味で「一楽」のラーメンを再現して競い合う。各店舗でラーメンを注文すると投票用紙がもらえ、お気に入りのラーメンに投票でき、投票結果は、期間終了後に六本木ヒルズ公式サイトなどで発表される。2.キャラクターフォトスポット六本木ヒルズ内の約30か所に「NARUTO-ナルト-」のキャラクターたちと一緒に写真撮影ができるフォトスポットが登場する。各設置場所は、公式サイトで公開されている。3.「NARUTO-ナルト-展 六本木忍の里アプリ」六本木ヒルズ内に設置されている「NARUTO-ナルト-」のフォトスポットの一部にあるQRコードを読み取り、巻物をコレクションできる専用スタンプラリーアプリ「NARUTO-ナルト-展 六本木忍の里アプリ」の配信がスタートする。アプリで巻物を集めると、忍術試験にも挑戦でき、すべての試験を突破した人は、ナルトの故郷である火の国・木ノ葉隠れの里の長である「火影(ほかげ)」に立候補することができる。さらに、立候補者の中から抽選で選ばれると、似顔絵が「火影岩」に刻まれ、公式サイトなどで発表される。また、4月21日(火)~5月3日(日)の期間限定で、アプリのカメラを起動して六本木ヒルズのメトロハットにかざすと、AR技術を使った巨大火影岩が出現する。「NARUTO-ナルト-」は、今後新しいプロジェクト「NARUTO新時代開幕プロジェクト」の1つとして、原作・キャラクターデザイン・ストーリー総監修を岸本斉史氏が務める、劇場版アニメーションの最新作『THE LAST-NARUTO THE MOVIE-』が2014年12月6日(土)より公開されることが決定している。また、3月21日(土・祝)からは、「ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト-」の舞台公演、同年4月から「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」を開催。さらには、同年夏には新作映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-(仮)』の公開、「週刊少年ジャンプ」誌上では4月27日(月)より、新編の短期集中連載『NARUTO-ナルト‐外伝「七代目ななだいめ火影ほかげと緋色あかいろの花はなつ月づき」』が決定し、さらなる展開が期待される。「連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展」および「六本木の里」は、2015年4月25日(土)より森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)にて、2015年7月18日(土)からは大阪文化館・天保山(海遊館となり)にて開催される。GWには、ぜひ六本木にてナルトの世界を堪能してみて。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日新宿・歌舞伎町の新たなランドマークとして誕生する「新宿東宝ビル」が4月17日(金)、ついにグランドオープン!これに先立ち4月9日(木)に、8階屋外テラスに設置される実物大“ゴジラヘッド”のお披露目点灯式が行われた。同ビルのシンボルである“ゴジラ”が眠りから覚めるがごとく開催された式典には、ゴジラをはじめ、吉住健一氏(新宿区区長)、大西洋氏(新宿観光振興協会理事長)、片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、市川南(東宝株式会社取締役)が出席。この日は、新宿区から「特別住民票」が授与されたほか、「新宿観光特使」に任命され、ゴジラは喜びの雄叫びをあげていた。吉住区長は「日本が世界に誇る人気キャラクターであるゴジラさんが、新宿と歌舞伎町のシンボルとして、新たな賑わいと活力を創出してくださることに期待しております」と挨拶。一方、ゴジラの代理で住民票を受け取った市川取締役は、「過去にゴジラは新宿を3回襲ってきました。これまで破壊ばかりのゴジラでしたが、今後は新宿、そして歌舞伎町の発展をお手伝いできれば」と語った。歌舞伎町の新宿コマ劇場・新宿東宝会館(※2008年に閉館)の跡地の再開発として建設された「新宿東宝ビル」。都内最大級の映画館「TOHOシネマズ新宿」(17日開業)と超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」(24日開業)をメインに、アミューズメントや飲食・物販店舗などバラエティに富んだ施設が顔を揃える。8階屋外テラスに設置される“ゴジラヘッド”は高さ12メートル。ホテルの高さ約40メートルを加えると、全体で52メートルとなり、これは1954年に公開されたシリーズ第1作目『ゴジラ』の全長とほぼ同じ高さとなる。人通りの多い靖国通りから、ビルとビルの間からゴジラが顔を出したように見え、さながら「東京に、ゴジラ出現!」といった趣き。このオブジェ設置にあたり「ホテルグレイスリー新宿」には、窓からゴジラヘッドを見ることができる部屋「ゴジラビュールーム」、さらに歴代の『ゴジラ』シリーズに登場したモンスターたちを至る所に散りばめた特別室「ゴジラルーム」が用意される。映画『ゴジラ』に関しては、東宝が完全復活させる最新作の脚本・総監督を庵野秀明(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ)、監督と特技監督を樋口真嗣(『進撃の巨人』2部作)が務めることが決定したばかり。こちらは今秋撮影に入り、16年夏に公開される予定だ。【ゴジラヘッド概要】▽設置場所:新宿東宝ビル8F 屋外テラス▽設置面積:258平方メートル(78坪)▽設置工作物:ほぼ実物大のゴジラ頭部▽高さ:テラス床面から12メートル(地上から52メートル)▽重さ:約80トン▽材質:GRC(Glassfiber Reinforced Cement)*ガラス繊維で補強したセメント▽工期:2014年10月~2015年4月▽制作:(株)東宝映像美術【新宿東宝ビル8Fテラス「ゴジラヘッド」入場制限について】5月17日(日)までは、ホテル宿泊者と8Fカフェ利用者のみ入場可。5月18日(月)以降の予定は、詳細が決まり次第発表される。【新宿東宝ビル概要】▽東京都新宿区歌舞伎町1-19-1▽アクセス:JR新宿駅 東口から徒歩5分 / 西武新宿駅から徒歩3分▽テナント1階:飲食・物販店舗 計16店 4月17日(金)オープン2階:マルハン新宿東宝ビル店 4月オープン予定3~6 階:TOHOシネマズ新宿 4月17日(金)オープン8~30階:ホテルクグレイスリー新宿 4月24日(金)オープンTM&(C) TOHO CO., LTD.(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日「ノイタミナムービー」第2弾として、夭折の作家・伊藤計劃の長編小説3作品を劇場アニメ映画化する「Project Itoh」から、2015年秋に公開が決まった『虐殺器官』『ハーモニー』の新ビジュアルが解禁された。『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』に続く「ノイタミナムービー」第2弾として注目を集める本企画は、34歳という若さで亡くなった小説家・伊藤氏のデビュー作「虐殺器官」、遺作「ハーモニー」、そしてこの世を去る前に遺したわずか30ページの序文を、盟友として知られる芥川賞作家・円城塔が書き継いで完成させた「屍者の帝国」を映画化するというもの。先日同作のコミック化も発表され、広がりをみせるメディア展開に注目が集まっている。この度解禁された新ビジュアルは、本企画の3作品すべてのキャラクター原案を務めるredjuiceによる描き下ろし。『虐殺器官』の主人公で、後進諸国の紛争が激化している世界を舞台に、謎の男「ジョン・ポール」を追う任務を担った米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉と、『ハーモニー』の主人公で、見せかけの優しさと倫理が支配する“ユートピア”に抵抗し続ける女・霧慧トァン、それぞれのアップイラストとなっている。クラヴィス・シェパード大尉の強い眼差しと、霧慧トァンの物憂げな表情が見事に表現された渾身のビジュアルは、4月10日(金)発売の雑誌「Newtype」(KADOKAWA)にて特製ポスターとして同封されるとのこと。また同雑誌では、そのほかにも別冊付録で「Project Itoh」を特集。特別対談や、劇場アニメのストーリー&設定をベースにしたコミック「虐殺器官」(漫画:麻生我等)、「ハーモニー」(漫画:三巷文)の第1回連載が掲載され、ファン待望のスペシャルな仕上がりになっているよう。徐々に内容が明らかになってきたが、3作目『屍者の帝国』の公開日や各作品のキャストなど、いまだ多くの情報が謎に包まれている「Project Itoh」。新たなる“プロジェクト”の発表を期待して待ちたい。『虐殺器官』『ハーモニー』は今秋、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日優しげな笑みをたたえながら、記者の質問をのらりくらり。的を射た答えを返したかと思えば、思わぬところで天然っぷりを発揮する。国民的アイドル「嵐」のメンバーながら、親しみやすい男・相葉雅紀。そんな相葉さんを主演に迎え、「半沢直樹」シリーズで知られる大人気作家・池井戸潤の小説をドラマ化した月9「ようこそ、わが家へ」がまもなく放送開始となる。今回、クランクイン直前の相葉さんに、“わが家”についてたっぷりと語ってもらった!平凡な一家がひょんなことから巻き込まれたストーカー被害、さらには会社の不正と戦う姿を描く本作。相葉さんが演じる主人公・倉田健太は、他人につい合わせてしまう気弱な男で“月9最弱のヒーロー”と話題を呼んでいる。物語の大きな軸となっていくのは、やはり倉田家を襲うストーカーの脅威との戦いだそう。オファーを受けたときの素直な感想を語る。「最初に聞いたときはびっくりしました。『月9でお願いします』って言われて内容も一緒に頂いたんですが、まるで“LOVE”がない。そういった意味ですごく新しいなと思いました。新しい月9をお見せします(笑)!」「プレッシャーですか?まだですね。始まってからですよね、きっといろいろあるのは(苦笑)」。相葉さんが演じる、“月9最弱のヒーロー”の呼び声高い(?)主人公・健太についてはどんな役どころとして作り上げていくのだろうか?「(寺尾さん演じる)お父さんの“争い事が嫌い”っていう性格の部分で反面教師になろうとして頑張ってたけど結局、お父さんと同じような人間になっているんじゃないかと思うんです。心の中では『イヤだ、イヤだ』と思っていても、『そういう人にはなりたくない』と思っていながらも、実際にはそういう人になってしまっている…という役作りをいまは目指してます。始まってくるといろいろあると思いますけど。結構、今回いろんなことを抱えていかないといけない役なので、準備はしてます。そういうことになっていくっていうのは分かりながらやっていこうかな、と」。ストーカー被害に加えて、健太の父が会社の不正に切り込んでいくなど、一家総出の見えない敵との戦いが描かれるが、そんな過酷な状況を乗り越える倉田家の家族構成はというと、父は寺尾聰、母に南果歩、妹は有村架純と、なんとも豪華!「有村さんは『三毛猫ホームズの推理』のときにゲストで出ていただいたことがあるので、少しは知ってるんですけど、寺尾さんも、果歩さんも初めて共演させて頂く方ばかりなので、凄い楽しみですね」と相葉さんは目の光を強くする。ちなみに、相葉さん自身の“理想の家族”像を聞いてみると、「僕の(実際の)家族」と言い切る。「大人になってからですけど、親父と一緒に呑んだり、餃子を作ったり、一緒にご飯を食べに行ったり、すごく距離感が近くて、いまの家族の関係性が理想に近いですね」とのこと。しかし一方で「兄弟男しかいない」そうで、「今回はドラマで妹(有村さん)がいるんですけど、女の子が家族にいるっていう感覚は味わってみたいなって思います」と密かな楽しみも明かしてくれた。そんな豪華な“家族”とともに今回演じるのはサスペンスフルなドラマだが、見どころを踏まえてこんな話も。「一番悲しいのは、自分の家族を疑わないといけない状況だったり、家族が普段は見せてないような部分を見に行くっていうのは…つらいですよね。ストーカーされることによって、逆に自分の家族の周りを知らないといけない。壮絶な話ですよ(苦笑)。(自分の身に起きるかは)想像できないですし、戦えるか不安ですね…。この家族だからきっと戦っていけるんだろうなと思います」。この日はドラマのクランクイン直前。意気込みも十分だ。「“ストーカー”って言葉、昔はそんなに聞かなかったけど最近よく聞きますし、いまの世の中だと誰にでも起こり得る状況なんじゃないかなと思います。そういう世の中なので、きっとリアリティがあると思います。僕にとっても新しい挑戦で、すごく素敵なスタッフのみなさんも、役者さんも、凄い楽しみなことがたくさんあります。本当に『次が、次が』と気になるような作品になると思うので、宜しくお願いします!」。“俳優”相葉雅紀としての新たなる挑戦――果たしてどんなドラマに仕上がっているのだろうか、注目が集まりそうだ。「ようこそ、わが家へ」は4月13日(月)スタート/毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日ハリウッドの次世代を担う若手俳優たちが集結し、世界55か国で初登場NO.1、の大ヒットを遂げているサバイバル・アクション大作『メイズ・ランナー』。5月22日(金)より日本でも公開される本作で主役トーマスを演じるディラン・オブライエンが、若き日のトム・ハンクスを思わせると、早くも話題を呼んでいる。巨大迷路(=メイズ)の謎を解き、脱出するため、極限の知力・体力で迷路の中を駆け抜ける“ランナー”たちを描く本作。高い壁に囲まれた巨大迷路は、朝になると扉が開き、夜が訪れる前に扉は閉じられる。夜の間、迷路はその構造を変化させ、二度と同じ道順は出現しないという。主人公トーマスは記憶を失くした状態で、迷路のそそり立つコンクリートの壁に囲まれた広場“グレード”に送り込まれる。彼が来たことにより、平和であった”グレード”に変化が訪れ、やがて彼は“ランナー”として迷路の正体を探り、脱出を試みるのだった――。本作のウェス・ボール監督は、トーマスの役柄ついて、「ほかの人が躊躇するとき、未知の世界に一歩踏み出す勇気と好奇心をもちあわせたキャラクター」と語っている。主役トーマスを演じるのが、ディラン・オブライエン(23歳)だ。14歳からYou Tubeで監督・製作・主演を自ら務めた短編コメディシリーズを流し、クリエイターとしての才能も発揮している。80年代の同名映画のリメイクであるドラマシリーズ『ティーン・ウルフ』(’11)で、主人公の親友役で出演し俳優デビュー。その後、ヴィンス・ヴォーン、オーウェン・ウィルソンと共演した『インターンシップ』(’13)で人気を高めていく。そして本作で主演を務めたことにより、俳優として大ブレイクを果たしたディラン。新『スパイダーマン』シリーズのスパイダーマン候補者の1人に挙げられるなど、今後の活躍が注目されている若手俳優の筆頭株だ。彼を起用した理由を監督は、「彼から若い時代のトム・ハンクスを思わせる親しみやすさを感じた。そしてトーマス役に必要な抜群の運動神経を持ち合わせていた」と説明する。トム・ハンクスといえば、純真な心を持つ駿足な主人公を演じた『フォレスト・ガンプ』(’94)で、約3年もの歳月をかけて走るシーンの撮影を行った。全速力で競技場を走り抜けるシーンの撮影はインフルエンザを抱えながらだったというから驚きだ。だが、本作も負けてはいない。オブライエンは、巨大迷路の謎を解くランナーとして俊敏な動きをみせているのだが、実際は多くの毒蛇が生息している地で、強烈な暑さや雨に泥といった過酷な環境のもと撮影を行っていたという。どこか醸し出す雰囲気だけでなく、演じた役柄にも重なる部分がある2人。「未知の世界を恐れていても、それ以上に好奇心を抱くことを止めない。トーマスは本能に従って、もともと持っていた勇敢さを発揮するんだ」とオブライエンは役柄を分析する。謎に包まれた巨大迷路に果敢に立ち向かいながら走りぬく期待の新星オブライエンの姿は、何があろうとも前を向いて走り続けたトム・ハンクスのような俳優にいずれなるのかもしれない。『メイズ・ランナー』は5月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日