cinemacafe.netがお届けする新着記事一覧 (1908/2212)
オヤジ臭全開の映画である。『アゲイン 28年目の甲子園』というタイトルからして汗の匂いが漂ってきそうだ。さて、これを若い世代、特に女性にどうしたら観てもらえるか…?「こんなこと言うと後で怒られるんだけど…(苦笑)」。中井貴一はそう前置きし、優しくマイルドな口調で、それでいて遠慮なく言うべき言葉を続ける。「いつも言ってるんです。『子どもは観なくていい。観てもらいたいなんて思ってないもん』って(笑)。そういう強さをいつも持ちたいと思ってます」。ここで「じゃあ観ない」とケンカ腰にならず、どうか少しだけ、彼の言葉に耳を傾けてほしい。それは大切な、いつかは必ずこの映画の中のオヤジたちと同じように年をとることになる、若い世代に向けたメッセージであると思うのだ。原作は「とんび」、「ビタミンF」など映像化もされた人気作品を手がけてきた直木賞作家・重松清が現在も「小説すばる」に連載中の小説。ある事件のせいで甲子園の土を踏む機会を逸した中年オヤジたちが、元高校球児たちの祭典「マスターズ甲子園」を目指し奮闘する姿を描く。中井さんが演じるのは妻と離婚し、離れて暮らす娘とも絶縁状態の坂町。高校時代に県大会決勝まで進んだチームのキャプテンであり、亡くなったかつてのチームメイトの娘である美枝(波瑠)の勧めでもう一度、グローブを手に取る。当然、野球のシーンは必須である。当初、中井さんは本作のオファーを断った。運動神経に自信がないから…では決してない。野球経験はないが、学生時代はテニスにかなり打ち込んだ経験を持つ。いや、だからこそ断った。「僕自身、スポーツ映画が大好きですが、テニスの映画を観ると、プレイ以前にラケットを握る姿を見た瞬間に『この人はやったことないんだ』と分かっちゃう。ましてやこの映画は野球という、日本では国技に近いスポーツを描いて、みんなで甲子園目指すのに、バット持った瞬間に『こいつ嘘だ』って分かったら映画に申し訳ない。だから、お断り申し上げたんです」。だが、それでも製作陣は「ぜひ中井さんに」と譲らず大森寿美男監督と会って話をすることになった。「監督は『中井さん、これは野球の映画じゃなくて、人間の心の葛藤を描いた映画にしたいんです。野球は出てくるけど、そっちの方が大きいんです』と、子どもに諭すように言われて(笑)。でも『大きな嘘はいいけど、小さな嘘はついちゃいけない』というのが僕の主義ですから、野球の部分に現実性がないと全てが嘘になると…。『いやでも』『だから』というやりとりが8回くらいあって、最終的に映画の野球監修を務める大石慈昭さんにお会いすることになったんです」。こうして今度は、元プロ野球選手である大石氏に会い、大森監督に対して語ったのと同じ考えを伝えた。「大石さんは『中井さんの話を聞いて嬉しいです。僕も大事にしたいのはそこなんです』と。『これでいいじゃない』と言う俳優とではなく、そこで嘘をつきたくない俳優と一緒に仕事がしたいと仰って『中井さん、僕には何の権限もないけど、やってもらえませんでしょうか?その代わり、野球に関しては一切、恥をかかせませんので』と真摯で真っ直ぐなスポーツマンの目で言ってくださったんです。それでお引き受けしたんですが、よく考えると『恥をかかせない』ということは、特訓をするってことだと炎天下のグラウンドに立った時に気づきました(苦笑)」。9月の炎天下にトレーニングを開始。その後「普通は『野球をやってはいけませんよ』と言われてる時期で、プロ野球選手もグァムやハワイで自主練を積むような(苦笑)」真冬に撮影は行われた。オヤジたちの苦難、推して知るべし。一方で映画で描かれるのは、やはり単なる野球の勝ち負けではなく、家族の物語…とりわけ、器用に思いを伝えられない父親と娘、息子たちの関係性である。「監督が言っていたのは“家族”ですよね。家庭の中で父権が弱くなっているけど、子どもとの関係をやり直したい――そこにも『アゲイン』があるということ。甲子園を目指す28年ぶりというスパンだけではなく、日常の中に『やり直したい』というものがあるし、それが一番大きいですね」。いつの頃からだろうか?例えばドラマ「風のガーデン」の医師・白鳥、『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の主人公・筒井、決して出演時間が長いとは言えない『麒麟の翼』の殺人の被害者の青柳でさえもそうだ…。枚挙にいとまがないが、作品の中を生きる中井さん演じるキャラクターからは、若い世代、未来への強いメッセージを感じさせられることが多い。同時に、作品の中だけでなく20代、30代の若い世代の俳優たちを導き、何かを託そうとしているようにも…。「50歳を過ぎてからかな…。20歳の成人式の時は『大人になった』なんて気持ちはなかったし、30歳、40歳で世界観が変わるかと思ってたけど、そんなことなかったんです。『年齢なんて関係ないな』と思い始めていたんですが、50歳を超えた時に“エンド”が見えてきたんですよね。人生が山だとすると、40歳じゃまだ頂上しか見えないけど、頂上の向こうの下り坂が見えてくるのが50歳。そこでね、ここから守りに入るのではなく“攻撃的”に生きていこうって決めたんです」。先ほどの野球の話ではないが、肉体的な意味でのピークはとっくに過ぎている。「五十にして天命を知った」わけだが、そこからさらにアグレッシヴな生き方を志した。「その“攻撃的”という言葉には、オレたちが先輩から受け継いできたものを後輩にバトンタッチするという意味合いも含まれていると思います。オレたちも『いまどきの若いモンは…』って言われたけど(笑)、若い人は若い人なりのポリシーも持って生きてるんだから。オレたちができるのは、そこにプラスアルファとして先輩に乗っけてもらったものを伝えること。それは意識してやっているけど、口で伝えるよりも自分が精一杯やっている後ろ姿を見てもらいたいという気持ちが強いかな。こちらが『こうした方が…』と言うのではなく、『あの人はこうしてたな』と思わせるものを残せたらいいなと思ってます」。こちらから伝えるばかりでない。本作では波瑠、門脇麦といった若い世代と共演しているが、若い世代から「逆に勉強させられることの方が大きい」とも。「デビュー時に、ある先輩に『貴一、お前がこれからどんなに頑張っても、デビュー作を抜くことはできないからな』と言われたんです。その意味がずっと分からなかったけど心の中にあって、いまになって、あんなに無作為にカメラの前に立つことはもうできないってことだと分かります。いま一番やりたいのは、まさに純真無垢にカメラの前に立つこと。ピカソが写実的な技巧を極めた末に、子どもが描くようなあの絵にたどり着いたように。小津安二郎監督の映画で(笠智衆が演じる父親が)『やあ、どうしてる?元気かい?元気にしてるよ』と本当に(口調は)平坦なんだけど、そこに関係性や喜びや哀しみを感じさせるように。技巧がないとそれはただの“出来ない人”なんだけど、技巧を捨てて、そこにたどり着きたい。いま、まだ経験のない若い子たちの芝居をカメラの横で見ながら、純粋にカメラの前に立つ精神性を学ばせてもらってます」。何とも楽しそうに語る中井さんの表情が唯一、曇ったのが、映画でも触れられる東日本大震災に話が及んだ時だ。震災で亡くなったかつてのチームメイトの墓参りに被災地を訪れるシーンがあり、背景には実際の仮設住宅が映し出される。「本当にあそこから見る海って、震災の映像でも出ていた海なんです。穏やかな海で…でも海抜1メートルあるかないかで、本当に海と共存してきた人たちがああいう惨劇に遭ってしまったんです。演じていてふとお墓を見ると、震災の日付が刻まれていて、8歳とか2歳の子の名前の墓石がたくさんあり、胸が痛くなりました。仮設住宅にもうかがい、住んでいる方ともお話をしたんですけど、『早く仮設でなくなるといいですね』と言ったら、『なんかね、(仮設住宅に)慣れてきちゃってね…。それが自分では怖いと思ってる』と仰ってました。総選挙で税金を700億円も遣うなら仮設住宅や被災地に回せばどれだけのことができるのか…。そういう優先順位を政治が間違っているということになぜ気づかないのか?あの場に行って、話を伺ったことをふり返ると本当にそう思います」。では、最後に観客側の若い世代にこの映画の魅力を…というこちらのお願いに対して、出てきたのが冒頭の「子どもは観なくていい」という暴言(!)である。さて、その真意は?少し長いが、ここまで来たら最後まで読み切っていただければ幸いである。「昔、オレらがガキの頃ってね、子どもに不親切な時代だったと思うんです。大人のものが中心で、それを横から『(TVを見ながら)あ、チューしそう…』って見てたら親が『早く寝なさい!』って(笑)。妄想とか想像力が膨れ上がって、大人に対する憧れが生まれた。でも、ある時期から子ども主体の世の中になって、10代、20代がターゲットの映画やドラマ作りが始まって、それはふり返ると、子どもが『大人になりたくない』って言い出した時代なんですよね。いまは子どもがコーヒーなんか飲んでたりして『お前、コーヒー飲んでるの?』って驚くもん(笑)。昔は『カフェイン入ってるものなんてダメ!』とか言われて…よく考えると日本茶は飲んでたわけだし、矛盾はあるんだけど(笑)。ともかく『子どもはダメ!』という区別、それは差別ではなく『早く大人になりたい』と思わせるようなものがあったし、それがいまの世の中にはなくなってる。オレはずっと『大人向けのドラマや映画を作ろう』って言い続けてきたんです。この映画はまさにオヤジ向けで、オヤジたちが観たら、相当泣くと思う(笑)。でもそういう作品が当たり前に作れるようになったら、本当の意味で日本映画の力が付いてきたってことだと思います。アメリカ、フランスじゃ40、50代が主役の映画は当たり前にあるし、こびへつらってないところがいい。でも、そういう作品を若い世代や子どもが観ても理解できるし、楽しんでもらえる。そういう思いで作った映画なんです。『最後から二番目の恋』というドラマの時も、小泉(今日子)くんと『子どもは見なくていいから!』って言いながら作ってて、でも鎌倉のロケ地に子どもたちが来たりするんです。『お前ら見てないだろ?』って聞くと『お母さんが録画で見てる…』って。それで母親と一緒に見て、僕と小泉くんの掛け合いが子どもにはコントみたいに見えてたりする。そうやって作っていく中で、新しい日本の“強さ”が作られていくんじゃないかと僕は思ってます」。「五十にして天命を知り、六十にして耳順う(=五十歳で天から授けられた運命を知り、六十歳で他人の言葉に素直に耳を傾けられるようになる)」というが、この男、果たして…?さらにアグレッシヴに山を下っていく背中を見せ続けてほしい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:アゲイン28年目の甲子園 2015年1月17日より全国にて公開(C) 重松清/集英社(C) 2015「アゲイン」製作委員会
2015年01月16日いよいよ今週末17日(土)より劇場公開されるロバート・ダウニー・Jr主演作『ジャッジ裁かれる判事』。日本時間1月15日夜、第87回アカデミー賞「助演男優賞」にノミネートが発表された“父親”役ロバート・デュバルとの共演について、ダウニー・Jrが語るコメントがシネマカフェに到着した。本作は、“金で動くやり手弁護士”として名を馳せる息子ハンク・パーマー(ダウニー・Jr)と、法廷で正義を貫き続けた判事である父ジョセフ・パーマー(デュバル)が織りなす、法廷サスペンス・ドラマ。ダウニー・Jrと妻スーザンが設立したプロダクション「チーム・ダウニー」の記念すべき第1作目となる。本作で、初共演にして“犬猿”の父子役を演じたふたりだが、「Make-believe!(なりきったよ!)」というデュバルに対し、ダウニー・Jrも「パーフェクトなキャスティングだった」と言う。「パーマー判事はまるで山のような、ハンクが乗り越えなければいけないような存在でなければならなかったからね」と語り、俳優として大先輩であるデュバルを語った。しかし、実際の親子だったら?の問いには、「きっと偉大な父親の影で、ひっそり生きていたことになると思う。だから僕の父親じゃなくて、本当にありがとう(笑)」と、茶目っ気たっぷりに答えるダウニー・Jr。また、デュバルも「もし君が僕の息子だったら、僕が君の偉大な影でひっそりと生きることになるよ。そういう意味では互角だよ。私もその分頑張らないといけないからね」と語り、劇中さながらに(?)けん制し合った。撮影現場では、時に緊迫した父子関係を演じていたふたり。「彼(デュバル)には時々、ものすごく驚かされることもあったし、僕が彼のリードについて行く場合もあれば、ごくたまに僕がリードすることもあった」と、ダウニー・Jr.はふり返る。そんなデュバルは、いまのダウニー・Jr.の年齢と同じころ、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『地獄の黙示録』(’79)に出演した。彼のような長いキャリアを続けるために、現在のダウニー・Jr.に何かアドバイスすることは?と尋ねてみると、「現在はいままで以上に素晴らしい役者がたくさんいる。彼らはきっと我々から学んだんだ。でも、同時に我々も彼ら若い役者たちから学んでいる」と、伝説のキャリアを持つ俳優でありながら、謙虚に応じるデュバル。そしてダウニー・ Jr.も、「自分の仕事は自然と、自分が好きで一緒に居る人との延長線にあるものだと思うんだ。だから1作目からロバート・デュバルを作品の共演者にできたなんて、なかなかクールなことだよね」と、84歳、史上最年長でのアカデミー賞受賞が期待される“レジェンド“ともいえる“父”を称えた。法廷を舞台にしたサスペンスでありながら、家族ドラマとしても評価されている本作。父と子のリアルな“戦い”は見どころだ。『ジャッジ裁かれる判事』は1月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日横浜赤レンガ倉庫のイベント広場にて、1月30日(金)~2月1日(日)の3日間、アメリカのカリフォルニアで毎年人気のいちごの収穫を祝うイベントを再現した「横浜ストロベリーフェスティバル2015」が開催される。ストロベリーフェスティバルは、アメリカ・カリフォルニアで30年近い歴史を誇るいちご収穫を祝うお祭りだ。横浜赤レンガ倉庫では、「旬のいちごを通じて子どもから大人まで楽しめるイベントを」と2013年から本イベントをスタート。今年で3回目を迎え、昨年は3日間で6万6千人以上が来場し大盛況となった。イベントでは、広場に特設される「いちごマーケット」のテントに出店が10店舗ほど並び、いちごスイーツやいちご雑貨など、いちごにまつわるアイテムを販売する。中には、なかなかお目にかかることのない白いちごが入った「いちご4種食べ比べセット」なども登場する。そのほか、栃木のいちご「とちおとめ」の無料サンプリング(各日先着300名、ひとり1パックをプレゼント。なくなり次第終了)や、いちごバージョンのトランポリンなどの子どもが遊べるアトラクション、フードコーディネーターの川島令美さんによるいちごスイーツレシピ&デコレーション紹介、バーテンダーによるとちおとめカクテルメイキング、ワークショップなどが催される。入場料は無料。1月最後の週末をいちご三昧でエンジョイしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2015年01月16日世界中の映画ファンが見守るなか、第87回米アカデミー賞のノミネート作品が発表された。『かぐや姫の物語』が「長編アニメ部門」候補に挙がるなど、すでに各賞に関してさまざまな形で報じられたが、ここでは「主演男優賞」にスポットをあて受賞者の予想を楽しみたい。候補者はスティーブ・カレル(『フォックスキャッチャー』)、ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』)、ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)、マイケル・キートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)の5人。“前哨戦”の結果を踏まえるとクーパーの急浮上を除き、順当な結果といえるだろう。さらに、先日発表された第72回ゴールデン・グローブ賞の結果から、今年はマイケル・キートンとエディ・レッドメインの一騎打ちになるはずだ。ALSの発症によって段階的に体の自由を奪われるスティーブン・ホーキング博士を演じたレッドメインの繊細な役作りは称賛に値する…。が、今年はキートンの初オスカーに期待したい。それだけ『バードマン』で彼が披露した演技は圧巻なのだ(まだ若いエディには、今後チャンスがある!)。同作でキートンが演じるのは、架空の大ヒット映画『バードマン』シリーズに主演しながら、いまは落ちぶれたアクション俳優という役どころ。かつてバットマン役で一世を風靡しながら、映画賞と無縁だった彼自身のキャリアを連想させ、さしずめ“セルフパロディ”のような設定だ。劇中には『アイアンマン』で再ブレイクしたロバート・ダウニー・Jrを実名でディスるシーンも。映画はそんな男がブロードウェイで再起をかける姿を描く。虚実入り混じるシュールな魅力が爆発した、刺激あふれる悪夢的エンタテインメント。キートンの演技同様、『バードマン』という作品もまた一言で表せない多面的な魅力を放っており、「作品賞」を含む最多9部門ノミネートも納得の完成度だ。果たして授賞式当日には、どんなドラマが待っているか?『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2015年01月16日イスラエルのガリラヤ地方に住むガミラの秘伝のレシピに基づいて手づくりされる100%植物素材のハーブソープ「ガミラシークレット」から、エイジングケア効果の高いザクロを配合した新ソープ「ガミラシークレット ザクロ」(標準重量115g3,564円) が数量限定で登場。2月18日(水)より全国有名百貨店、セレクトショップ、およびガミラシークレットWeb通販によって発売される。赤い果粒が詰まったザクロの実は、抗酸化作用のあるビタミンCを始め、ビタミンK、カリウム、鉄分など、女性の美容と健康に嬉しい成分がたっぷり含まれてる。また種子から採取したオイルには、抗酸化・抗アレルギー・体脂肪蓄積抑制の働きに優れる「プニカ酸」とよばれる不飽和脂肪酸が多く含まれている。ガミラの住むイスラエルなどの中東地域では、ポピュラーな植物として親しまれている。ガミラも、美容と健康に優れた働きをもつザクロの実を冷凍し、毎朝ジュースを作り、種から採れた栄養価の高いオイルをスプーン1杯摂取しているのだという。今回数量限定発売となった「ガミラシークレット ザクロ」には、ザクロの種子と種子から採れるオイル、さらにアラブ諸国で古くからエイジングケアとして使われてきたニゲラサチバ種子油を初めてガミラシークレットソープに配合した。この冬おすすめの使い方は、ガミラシークレットを手のひらで泡立てて、泡をそのまま顔に載せ、そのまま1~2分ほどおいてから洗い流す泡パックだ。お肌をこすらず、やさしく泡で包み込んで、汚れをしっかり落しながら、植物が持つ美容成分を肌のすみずみまで行き渡らせれば、しっとりとした洗い上がりに。ぜひ試してみては?(text:Miwa Ogata)
2015年01月16日今年6月、『ダークナイト ライジング』『裏切りのサーカス』のトム・ハーディを主演に、アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンを迎え、新たな伝説として生まれ変わる『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。本作に、『アバウト・ア・ボーイ』のあどけない少年から『X-MEN』シリーズなど話題作に次々出演する若手に成長した英国俳優ニコラス・ホルトが、まさかのスキンヘッド姿で登場していることが分かった。資源が枯渇し、都市が消滅、法も秩序も崩壊した荒涼たる近未来を舞台に、元祖『マッドマックス』シリーズの創始者ジョージ・ミラー監督が贈る本作。メル・ギブソンが演じた主人公マックスを受け継いだトム・ハーディ、巨大戦闘車を操るスキンヘッドの女ボス・フュリオサのシャーリーズ・セロンに続き、“第三の男”として明らかになったのが、スキンヘッド姿で白塗りメイクを施したニコラス・ホルトが演じる謎の登場人物ニュークスだ。ホルトといえば、『アバウト・ア・ボーイ』(’02)でヒュー・グラントと共演してデビュー。以後、『タイタンの戦い』『X-MEN ファースト・ジェネレーション』『X-MEN フューチャー&パスト』などの超大作から、オールヌードも披露したコリン・ファース主演『シングルマン』、ゾンビになりきれない青年を演じた『ウォーム・ボディーズ』まで幅広い活躍を見せ、子役から見事に脱皮を遂げた英国イケメン俳優。ジェニファー・ローレンスの元彼としても知られ、昨年は日本でクリステン・スチュワートとの共演作を撮影していた。今回解禁された2枚の場面写真は、女性版ロード・ウォーリアーズともいえるフュリオサ率いる軍団と戦闘車に乗り込んだ、ニコラス演じるニュークスのただならぬ姿をとらえている。スキンヘッドで、全身には白化粧、半裸の胸には焼き印が刻まれている。また、もう1点は、鎖でつながれながらも、狂気に満ちた目で敵に銃をかざす強烈なカット。ただならぬ容貌と形相が、あの英国美男とは思えないほどでド胆を抜く。ひと足早く12月10日に配信が開始されたアメリカ版劇場予告編では、戦いに向かうニュークスが「WHAT A LOVERY DAY!」と叫びながら疾走する衝撃的な一瞬がとらえられており、まるでマッド=《狂気》を楽しむためだけに生きている人物像を伺わせている。いまだ多くが秘密のベールに包まれた中で解禁された、今回の場面写真。ホルトが演じるニュークスとは、マッドの敵なのか、それとも味方なのか?ますます期待が高まるところだ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は5月15日より全米公開、6月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月16日岩井俊二監督が自身の作品をベースに、その前日譚となるストーリーを描き、長編アニメーション作品に初挑戦した『花とアリス殺人事件』。10年前の実写作品と同じく蒼井優と鈴木杏を、ヒロインふたりの声優に迎え、ファンの期待を高める本作から最新ポスタービジュアルが到着した。2004年の公開から10年を迎えるいまでも、多くのファンに愛され続けている『花とアリス』。公開当時には日常、友情、そして恋に揺れるふたりの少女の青春を描いだストーリーとして一世を風靡した。その前日譚となる本作『花とアリス殺人事件』は先日予告編が公開。ヒロインの鈴木さんと蒼井さんを始め、相田翔子、平泉成、キムラ緑子、木村多江ら、前作で彼女たちを取り巻く役柄を演じた面々が“同じ役”で声優として登場し、新たに勝地涼、黒木華、鈴木蘭々らも参加するという豪華キャスティングにより注目が集まっている。本日解禁となったポスター・ビジュアルでの背景は、花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)が通う中学校。周囲の制服とは異なるブレザーに身を包み、凛とした姿で立つ転校生・アリス。その背後にいる花は、ひきこもり中のため私服姿ながら、どこか物言いたげな視線でこちらを見つめている。いまにも「君、名前は?」という彼女の声が聞こえてきそうだ。史上最強の引きこもりと史上最強の転校生はいかにして出逢い、心を通わせるようになったのか。そしてふたりが出逢ったときに起きた、世界で一番小さな殺人事件とは…。岩井監督の描く美しい映像世界と、実力派俳優たちの声の演技を楽しみにしていて。『花とアリス殺人事件』は2月20日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月16日「関ジャニ∞」の渋谷すばるが1月15日(木)、主演映画『味園ユニバース』の完成披露試写会で、映画上映後にサプライズでステージに登場し、劇中でも歌っている「ココロオドレバ」と主題歌「記憶」の2曲を熱唱。会場は興奮に包まれた。『リンダリンダリンダ』『苦役列車』の山下敦弘監督による本作。渋谷さんは歌以外の記憶を失い、“ポチ男”と名付けられて二階堂ふみ演じるバンド「赤犬」のマネージャーに拾われる主人公を演じており、劇中でもその歌声を披露している。映画の上映が終わると会場は温かい拍手に包まれたが、暗闇の中でスクリーンが上がると、そこには映画のタイトルがプリントされたTシャツを着た渋谷さんとこの日のために編成されたバンドメンバーの姿が。会場が驚きに包まれ、騒然とする中、渋谷さんはMCなしで「ココロオドレバ」を熱唱。力強い歌声と共に、大音量でハーモニカの音色も響かせた。続いて、映画のエンドクレジットで流れる主題歌「記憶」も生で披露。歌い終えると渋谷さんは万感の表情で「ありがとうございました!『味園ユニバース』をよろしくお願いします!いま、感じていることを一人でも多くの人に言いふらしてくれ!」と呼びかけ、バンドメンバーと共にステージを去った。『味園ユニバース』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月16日便利屋コンビの大珍道中にして最大の危機を描いたシリーズ第3弾『まほろ駅前狂騒曲』のBD&DVDの発売が決定したことを祝して、主演の瑛太、松田龍平のコメントが到着した。まほろで便利屋を営む多田啓介役の瑛太は、「映画館で観れなかった方、映画館で観てもう一度観たくなった方々、是非DVDで観て下さい。オーディオコメンタリーを行天とやったりするので、楽しんでいただけたら幸いです。勿論、本編もご堪能下さい」とコメント。居候の同級生、行天春彦役の松田龍平は、「“まほろ”がDVDになるので、観てください」とコメント。父と子がテーマの今作は笑って泣けるシリーズ最高傑作との呼び声もかかる一作で、唯一無二の人気俳優同士の絶妙な掛け合いは今作でも健在だ。またDVD、BDともに「豪華版」は特典が満載。初出しの映像やメイキング、本編コメンタリー、豪華ブックレットなども収録したファン必携の永久保存版となっている。<『まほろ駅前狂騒曲』DVD&ブルーレイ/リリース情報>【セル】DVD 豪華版【2枚組】¥5,200(本体)+税【セル】ブルーレイ 豪華版【2枚組】¥6,200(本体)+税【セル】DVD 通常版【1枚組】¥3,800(本体)+税≪本編ディスク特典映像≫●まほろシリーズガイドムービー(※本編ディスク収録)≪特典ディスク映像内容≫●メイキング●未公開映像集●舞台挨拶集●スポット・予告編集発売日:2015年4月15日(水) ※同時、DVDレンタル開始発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2015年01月16日第87アカデミー賞のノミネーションが1月15日早朝(現地時間)発表になり、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と『グランド・ブダペスト・ホテル』が、作品賞、監督賞、脚本賞など最多9部門でノミネートされた。日本の『かぐや姫の物語』が長編アニメ映画部門候補となった。『グランド・ブダペスト・ホテル』は1930年代の架空の東欧の国にあるホテルを舞台にしたサスペンス・コメディ。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、かつてスーパーヒーロー映画で一世を風靡したものの、いまは仕事も家族も失った俳優がブロードウェイの舞台に再起をかけて挑戦する様を描くブラック・コメディで、主演のマイケル・キートンは主演男優賞の本命と見なされている。そのほか、ゴールデン・グローブ賞で作品賞、監督賞に輝いた『6才のボクが、大人になるまで。』、主演男優賞受賞作の『博士と彼女のセオリー』など、いずれも前哨戦で熾烈な戦いを繰り広げてきた力作ぞろいだ。授賞式は2月22日(現地時間)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われる予定。主なノミネートは以下の通り。作品賞『アメリカン・スナイパー』『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『6才のボクが、大人になるまで。』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』『Selma』(原題)『博士と彼女のセオリー』『セッション』監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ベネット・ミラー(『フォックスキャッチャー』)モルテン・ティルドゥム(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)主演男優賞スティーブ・カレル(『フォックスキャッチャー』)ブラッドリー・クーパー(『アメリカン・スナイパー』)ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)マイケル・キートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)主演女優賞マリオン・コティヤール(『サンドラの週末』)フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)リース・ウィザースプーン(『Wild』)助演男優賞ロバート・デュバル(『ジャッジ裁かれる判事』)イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)エドワード・ノートン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)J・K・シモンズ(『セッション』)助演女優賞パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)ローラ・ダーン(『Wild』)キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)エマ・ストーン(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)オリジナル脚本賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)ダン・フッターマン、E・マックス・フライ(『フォックスキャッチャー』)ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)ダン・ギルロイ(『Nightcrawler』)脚色賞ジェイソン・ホール(『アメリカン・スナイパー』)グレアム・ムーア(『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』)ポール・トーマス・アンダーソン(『Inherent Vice』)アンソニー・マッカーテン(『博士と彼女のセオリー』)デイミアン・チャゼル(『セッション』)アニメーション映画賞『ベイマックス』『かぐや姫の物語』『ヒックとドラゴン2』『The Boxtrolls』(原題)『Song of the sea』(原題)(text:Yuki Tominaga)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTKグランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Foxベイマックス 2014年12月20日より全国にて公開(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.フォックスキャッチャー 2015年2月14日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) Photo by Scott Garfield(c)MMXIV FAIR HILL LLC. ALL RIGHTS RESERVED.ジャッジ裁かれる判事 2015年1月17日より新宿ピカデリーほかにて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BVI)LIMITED,WARNERBROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年01月16日2013年に公開され話題を呼んだ、スタジオジブリの高畑勲・監督作『かぐや姫の物語』。公開当時、その匠の技で「国宝級」とまで称された本作が、1月15日(日本時間)、第87回米アカデミー賞のノミネート作品発表が米ロサンゼルスで行われ、「長編アニメーション賞」でのノミネートが決定した。本作は、日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された、ひとりの少女・かぐや姫の“罪と罰”を高畑監督が独特なタッチで描いたもの。製作に8年を費やし、総製作費は50億円が投じられている。昨年、『アナと雪の女王』に軍配が上がった「長編アニメーション賞」。昨年度のノミネート段階では宮崎駿・監督作『風立ちぬ』も入っており、日本中の大きな期待を背負っていただけに「残念…」の声があとを立たなかったが、今回でスタジオジブリとしては2年連続のノミネーション。しかし、日本でも大ヒット中のディズニー作品『ベイマックス』もノミネートされており、そういった意味でも今回の受賞結果には大きな注目が集まるだろう。もし仮に、2月にロサンゼルスで行われる授賞式で『かぐや姫の物語(英題:The Tale of Princess Kaguya)』の名が呼ばれることになれば、宮崎監督の雪辱を、高畑監督が果たすという面白い形になる。また同部門には、今年の第72回ゴールデン・グローブ賞「アニメ作品賞」を受賞した『ヒックとドラゴン2』もノミネートされた。第87回アカデミー賞の受賞結果は2月23日(日本時間)、授賞式にて発表。<第87回米アカデミー賞「長編アニメーション賞」ノミネート作品一覧>■『ベイマックス』■『かぐや姫の物語』■『ヒックとドラゴン2』■『THE BOXTROLLS』(原題)■『Song of the Sea 』(原題)(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTK
2015年01月15日「関ジャニ∞」の渋谷すばる主演の映画『味園ユニバース』の完成披露試写会が1月15日(木)に開催され、渋谷さん、共演の二階堂ふみ、山下敦弘監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。大阪のウラなんばに実在するキャバレーで、ライヴホールでもある“味園ユニバース”を舞台に、歌以外の記憶をなくした男と、彼を拾い“ポチ男”と名付けた女のドラマが展開する。大阪出身の渋谷さんは「(舞台が)大阪というだけでリラックスして楽しめました」と述懐。『リンダリンダリンダ』『苦役列車』などの話題作を世に送り出してきた山下監督との仕事についても「芝居の現場に慣れていないので不安はありましたが、ひとつひとつ『どう思う?』と話しながら作っていくのが楽しかったです」とふり返る。そんな渋谷さんに山下監督は「TVの前の渋谷くんは知っていても、芝居はやってみないと分からなかったけど、想像以上に素晴らしかったです」と称賛を送る。二階堂さんは14歳の中学生の頃に山下監督と初めて言葉を交わし、その後も出演を熱望していたという。「知り合いの結婚式に行ったら、山下監督も出席していて、知り合いの式の二次会でずっと営業していました(笑)」と明かす。山下監督は「口説かれました」と笑いつつ「14歳の中学生で初めて会った頃は一生懸命で、沖縄から会いに来てくれていたんです。(撮影当時)19歳になって、どうなってるのかな?と思っていたら、14歳のイメージしかなかったんだけど、すごい女優になっていて、引き出しも多く、関西弁も違和感なくて感動しました」と称えた。渋谷さんと二階堂さんは現場では決して会話が多かったわけではなかったそうだが、渋谷さんは「いい感じ」を連発。「ほぼ会話はなく、『よーいスタート』してからの関係だったんですが、それがよかった。わざとそうしているわけではなく、自然とそうなったんですけど…」と述懐。二階堂さんも「現場で特別に何かを話した関係でなくても、『スタート』から『ストップ』までの一定の時間の中でグッと近づいていくのが、映画の現場っぽく感じて心地よかったです」と語った。山下監督は「2人とも喋んないんですが、唯一、大雨が降って雨待ちしている時に2階から楽器の音が聞こえてきて、助監督が『事件です!2人が音を出してます!』って(笑)。それは事件でした」と明かした。この日は、すでに映画を鑑賞した各界の著名人から寄せられた映画に対する感想のコメントが披露されたが、「クロマニョンズ」の甲本ヒロト、真島昌利、女優の宮沢りえ、二階堂さんが大ファンだというミュージシャンの岡村靖幸からのメッセージも到着。特に甲本さんからの「すばる、愛してるぜ」という言葉に会場は騒然!渋谷さんは「ちょっと泣きそうです」と喜びを口にする。また宮沢さんが映画を見てくれたという事実にも渋谷さんも監督も大興奮。渋谷さんは「『Santa Fe(サンタフェ)やん!」と連呼し、会場は笑いに包まれていた。『味園ユニバース』は2月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日1998年に公開された『がんばっていきまっしょい』で主演デビューし注目を集め、それから一歩一歩、女優としてのキャリアを丁寧に積み重ねてきた田中麗奈。現在、34歳。映画、ドラマ、CM…数多くの作品を経て“大人の女性”へと成長した彼女にとって、2015年の皮切りとなるラブサスペンス・ドラマ「美しき罠 ~残花繚乱~」(TBS)は“新しい”女優・田中麗奈の魅力を目にする作品となった。演じるのは、現在の彼女と同じ年齢、34歳のOL・西田りか。3年間の不倫に終わりを告げ、いわくつきの結婚に向かおうとするヒロインだ。ドラマのプロデューサーに求められたのは、田中さんが本来持ち合わせている“可憐で可愛らしく儚い”イメージに、大人の女性の“色気”と“迫力(無意識の魔性性)”をプラスすることだったそうだが、あからさまな色気を放つのではなく、りかという女性を「身近な存在」として感じてもらうことで表現している。そこが、田中麗奈が演技派と言われる凄さでもある。「台本を読んだときに、りかってリアルだなって思ったんです。りかを取り巻くキャラクターが刺激的な人ばかりということもあって、だからこそ生活感が漂うような、ドラマを見ている人が『こんな女性いるよね』って感じてもらえるような、友人みたいな女性にできたらバランスがいいんじゃないかなと。なので、私自身はりかは魔性の女ではないと思っているんです。自分の生活の延長でたまたま好きなった人が家庭のある人で不倫をしてしまったり、感情面でも、ちょっとカッとして相手の反発に乗ってしまうという女性なので、もともと魔性ではないんです」。第1話では、不倫相手の壮太(村上弘明)との関係が彼の妻・美津子(若村麻由美)の策略 によって終わりを迎え、その事実を知ったりかは美津子に立ち向かうことを決意。仕掛けてきた罠を逆手に取り、美津子に想いを寄せる圭一(青柳翔)と結婚を前提に付き合うことを選ぶ。火花を散らせ女の闘いはスタートした。田中さんは「回を重ねるごとに複雑になっていくんです」と、演じる立場でも物語がどう展開していくのか楽しみだと期待を寄せる。りか、壮太、美津子、圭一の4人のラブサスペンスにさらにさまざまな女性キャラクターが絡んでくるのも面白い。「りかは登場するキャラクターすべてに(罠を)仕掛けられるような感じなんです(苦笑)。美津子だけじゃなく他の女性たちも動き出してくるので、それぞれが自分の幸せを貫くために手段を選ばない状況になっていきます。りかと圭一さんの関係ももっと深くなっていくし、壮太との関係も変わっていきます」。このドラマの魅力は単なる復讐劇ではなく、女性はどう輝き、どう散っていけば果たして幸せなのか? 幸せを追い求める女たちの必死さが中心に据えられている。だから共感が生まれる。田中さんはりかの幸せをどう捉え、演じているのだろうか。「幸せになりたい、という気持ちですね。りかは決して周りと闘いたい女性ではないんです。多くを求めてもいない。“欲しいのは彼の心だけだ”というナレーションがあって、それは 実は大きな欲求かもしれないけれど、彼女にとってはそれだけでいい、それ以外のことは求めていないんですよね。そんなりかのブレない気持ちを大切に演じています。いろんな人たちに翻弄されて、その都度いろんな感情や空気が彼女のなかに生まれるけれど、りかにとっての幸せは何か? それをブレさせない。ただ、りかは負けず嫌いな性格でもあるので、突発的に感情的になることもあって。でも、そこが愛すべきところでもある。私自身は平和主義で闘う気ゼロで、コツコツ真面目に小さな幸せが積み重なっていけばいいっていうタイプ。…やっぱり、りかと似ているのかな(笑)。そういう性格が今回の役を引き寄せたのかもしれないですね」。自分の性格をしっかりと受け止めることができるのは年齢もあるだろう。また、田中さんには可憐さ、可愛らしさの中に想像以上の強さがあり、その強さが女性としての魅力に繋がっていく。彼女は言う。女性として生まれたからこそ、自分を含め世の女性たちは「常に綺麗でいたいし、相手を大切にしたいしされたいし、愛したいし愛されたい。そういう気持ちが強い生き物だと思うんですよね…」と。そんな女性ならではの繊細な感情がこのドラマに もぎゅっと詰まっている。そして、引き寄せられる。もちろんそれを表現できるのは、田中さんが女性らしさを大切に今を生きているから──。「仕事も自分自身も日常も、全部を同じくらい愛せるようになってきていて、何だか不思議な空間にいる感じです。以前は仕事に対してばかり愛情を注いでいたけれど、年々、自分自身に対しても愛情をかけられるようになってきました。自分自身を大切にしてこそ、いい状態で仕事に臨めることを知ったので。だから、心も体も自分をケアしている時間は好きです。肌の調子がいい日はそれだけで幸せになるものだし、日々の健康状態に女性は左右されると思うので…」。穏やかに強く今を生きる彼女が「美しき罠 ~残花繚乱~」でどんな女性の変化を見せてくれるのか、期待せずにはいられない。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2015年01月15日俳優の永瀬正敏が1月15日(木)、都内で行われた主演作『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』のジャパンプレミアに出席。生徒役で共演した台湾人キャストが感謝の手紙を読み上げると思わず感涙していた。1931年、日本統治下にあった台湾を舞台に、台湾代表として夏の全国高校野球選手権に出場し、準優勝した実在の嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部を描いた台湾映画。永瀬さんは日本人の監督・近藤兵太郎さんを演じ、「映画のなかでは生徒たちに『泣くな』と言い続けていたので、今日ここで泣くわけには…」と強がりを見せていた。実在の人物を演じるにあたり、「近藤監督の教え子さんやお弟子さんから、人となりと練習法をうかがった」と役作りを語る永瀬さん。キャスト陣との絆も深まったそうで「映画が公開されてしまうと、こうやってみんなに会える機会が減るので寂しい。とにかく台湾のスタッフ、キャストに感謝です」と感無量の面持ちだった。ジャパンプレミアには永瀬さんをはじめ、妻役で共演する坂井真紀、ピッチャー役で現役野球選手のツァオ・ヨウニン、強打者役を演じるチェン・ジンホン、『セデック・バレ』の出演者で今回監督デビューを飾ったマー・ジーシアン、プロデューサーのウェイ・ダーション(『海角七号君想う、国境の南』)、主題歌を歌うRakeと中孝介が出席した。坂井さんは「みんなが同じ方向を向いた、勢いがある現場。まるで映画のストーリーそのままだった」と現場をふり返り、「公開は泣きたいくらい嬉しいです」と永瀬さん同様、感激しきりの様子。ジーシアン監督は「テーマが野球である以上、試合や練習シーンをしっかり描写しなければ『野球をやっている』と信じてもらえない。それだけキャスティングにこだわった」と、現役プレイヤーを起用した理由を説明し、「永瀬さんも少年野球をやっていたとうかがった」と明かすと、当の永瀬さんは照れ笑いを浮かべていた。映画は“台湾版アカデミー賞”といわれる第51回金馬奨で「観客賞」「国際映画批評家連盟賞」を受賞。俳優の大沢たかおが、台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役で出演している。『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』は1月24日(土)から新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日今年の7月に公開される、ポケモン映画『ポケモン・ザ・ムービーXY』第二弾のタイトルが『光輪(リング)の超魔神 フーパ』に決定!これに併せ、本作のストーリー、さらに鍵を握る新たな幻のポケモンのビジュアルが公開された。今回、ポケモンマスターを目指し、旅を続ける主人公・サトシと仲間たちの冒険が始まる舞台は砂漠。休憩中にドーナツを食べていると、背後に謎のリングが出現!さらにリングの中からその手が伸び、ドーナツを持ち去ろうとするが、サトシとピカチュウが手にしがみつくとリングの中に引っ張り込まれてしまった。リングを通り、一瞬にしてサトシとピカチュウがたどり着いた先は、旅の目的地・デセルシティだった…。ポケモンや人など様々なものを、自分のリングを使って取り寄せる事が出来る、いたずらとドーナツが大好きないたずらポケモン“フーパ”が、物語の鍵を握ることとなる。また、短編作品『ピカチュウとポケモンおんがくたい』が同時上映されることも発表された。ピカチュウを始め、ニャースにデデンネなど、愛くるしいポケモンたちが今年も大集合するようだ。『ポケモン・ザ・ムービーXY 「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』と同時上映「ピカチュウとポケモンおんがくたい」は7月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日NHKの朝ドラ「マッサン」で、主人公マッサンとその妻エリーの夢と人生に大きな影響を与える“鴨居の大将”こと鴨居商店の社長役で反響を呼んでいる堤真一(50才)。1月17日(土)には、破天荒なバリ島の実業家に扮する主演映画『神様はバリにいる』が公開される。一方、昨年放送されていたユーキャンのCMで、資格取得を目指すちょっぴりお茶目なビジネスマンを演じていたかと思えば、映画『娚の一生』で榮倉奈々とW主演を務める豊川悦司(52才)は、原作コミックファンも納得のビジュアルで“海江田教授”に扮し、2月14日(土)の公開を前に早くも話題となっている。堤さんは「どんなマイナスなことも豪快に笑い飛ばす明るさ」で、豊川さんは「どこかワケ気ありな色気と優しさ」で、新年始めから少々お疲れ気味(?)の女子たちを癒やしてくれる大人のオトコ。そんな包容力たっぷりの、50代・関西出身のふたりに迫った。アメリカで演劇をみっちり学んできた「マッサン」エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスに「勉強させられた」と謙虚に語りながらも、舞台を中心に培ってきたその演技力と存在感は日本男優の中でも圧倒的な堤さん。シャーロットのみならず、「マッサン」の女性キャスト・スタッフには“鴨居の大将”ファンが多く、すでに堤さんの撮影は終えていることから、“鴨ロス”なる言葉もささやかれているとか。何はともあれ「やってみなはれ!」と背中を押してくれるのが、“鴨居の大将”らしさだったが、『神様はバリにいる』ではそんな鴨居社長とはまるで違う、ご覧のような強烈ビジュアルにコテコテの関西弁で登場。バリ島でおそらく最も有名な日本人、“アニキ”と呼ばれる実在の超大富豪を熱演する。“婚活”ビジネスに失敗し、借金を背負った女性起業家・照川祥子(尾野真千子)を、明るく、どこまでも前向きに、“爽やかに”救っていくアニキ。幼いころから優等生で来た祥子は、起業して夢を叶えたものの、初めて挫折を味わい、失意のどん底の中でアニキと出会った。堤さん演じるアニキが繰り出す「人生はドラゴン・クエストや」「ダジャレは頭の回転を早うする」「失敗したときこそ、笑うんや」など、まっすぐな情熱が詰まった数々の名言(?)には注目だ。また、豊川さんも、もとは渡辺えり子主宰の「劇団3○○」出身だけに、その演技力には定評がある。何と言っても、常盤貴子と共演し耳の不自由な画家を演じたドラマ「愛してると言ってくれ」から、寺島しのぶと共演した『愛の流刑地』まで、ダダ漏れの色気は折り紙つき。最近では映画『ジャッジ!』や数々のCMで、そのミステリアスなイメージとは180度違うコミカルな一面を覗かせている。西炯子原作の『娚の一生』では、女子大で哲学を教える大学教授の海江田醇役に。豊川さんはロマンスグレーの髪にメタルフレームの眼鏡、白Yシャツを腕まくりという、原作のビジュアルに徹底してこだわり、原作者の西さんも太鼓判を押すほどに海江田が醸す大人の色香を体現。そんな海江田は、都会で実らぬ恋と仕事に疲れ、大好きだった亡き祖母の家で暮らし始めた堂薗つぐみ(榮倉奈々)の前に、「合い鍵を預かっていた」とふいに現れる。「練習や思て、僕と恋愛してみなさい」「君のことを好きになってしもた」というドキドキのセリフも、関西弁でしれっと言い放つ力の抜け具合は、さすが酸いも甘いもかみ分けてきた大人ならでは。特に、予告編でも話題の“足キス”は、豊川さんだからこそできる究極の愛情表現と言っても過言ではないほど、エロチシズムの中に純粋な想いを伺わせている。最新作では対称的な役柄ながら、ともに独特の雰囲気を漂わせる“関西弁”ネイティブのふたり。そんな彼らから元気をもらいに、劇場に出かけてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:神様はバリにいる 2015年1月17日新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ
2015年01月15日『紙の月』で第39回報知映画賞、そして第38回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞した大島優子を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『四十九日のレシピ』を手がけたタナダユキが7年ぶりのオリジナル脚本に挑戦した『ロマンス』が今秋公開することが決定した。北條鉢子、26歳。職業、ロマンスカーのアテンダント。仕事の成績は常にトップ。今日も、つつがなく業務をこなし、新宿-箱根間を往復して東京に戻ってくるはずだった。あの男に出会うまでは…。箱根の景勝地を舞台に繰り広げられるロードムービー。「AKB48」卒業後初の主演作となる大島さんは、ロマンスカーで車内販売を行うアテンダントを好演。小田急電鉄新宿駅を起点に箱根へと向かい、ひょんなことから“怪しい映画プロデューサー”との箱根珍道中へと巻き込まれていく…という役どころだ。共演者に映画プロデューサーに扮する大倉孝二を始め、野嵜好美、窪田正孝など個性派俳優が集結している。大島さんは今回のオファーを受けて「主演ということで不安な気持ちになったのですが、監督がタナダさんと聞き、一気に喜びに変わり、楽しみな気持ちが日増しに大きくなりました」とコメント。ロマンスカーのアテンダントについては「何度も練習をしたのですが、とても難しく、実際に動く電車の中で実演できるのか不安でした。本番は手が震えるほど緊張しましたが、何とかOKを出してもらえたので良かったです。初めての役だったので、とても良い経験になりました」と撮影時をふり返る。また、撮影を終えて「こんな穏やかな気持ちで撮影を終えられた作品は初めてでした。それは、タナダ監督、スタッフの方を信じていたからだと思います。撮影を終えたいまでも鉢子を愛おしく感じています。みなさんにも“なぜだか愛おしい”と思ってもらえる映画になれば嬉しいです」と語った。大島さんにとって6年ぶりの実写主演映画となる本作。女優として活躍の場を広げる彼女の渾身作に注目が集まりそうだ。『ロマンス』は2015年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日WOWOWの連続ドラマWで放送される「翳りゆく夏」の完成披露試写会が1月15日(木)に行われ、主演の渡部篤郎を始め、時任三郎、前田敦子、板谷由夏、橋爪功、波多野貴文監督が舞台挨拶に登壇した。江戸川乱歩賞受賞の赤井三尋の同名サスペンスを映像化。20年前の誘拐事件の死んだ犯人の娘が大手新聞社に入社することが週刊誌にスクープされる。かつては敏腕記者として鳴らしながら、いまは窓際社員となっていた梶は、かつての事件をもう一度洗い直し始めるのだが…。渡部さんは「女と男の熱帯」以来、2年ぶりのWOWOWドラマ出演。今回の梶役について「難しい役で、脚本も素晴らしかったので自分に務まるか不安でした」と漏らしつつ「みなさんの力を借りてやりました」と語った。その渡部さんが「男として憧れている」存在で、共演を熱望したというのが梶の理解者である人事部長の武藤を演じた時任さん。以前『緑の街』で渡部さんと共演してはいるものの、同じシーンはなかった。時任さんが「いい仕事に参加させていただきました」と言えば、渡部さんは「小さい頃から拝見していましたが、お仕事でお会いする機会がなくて…。先輩から教わることがまだまだたくさんあります」と嬉しそうに語った。前田さんと渡部さんも初共演。前田さんは、20年前に事件を唯一目撃した少女で、いまは風俗嬢をしている女性を演じているが、決して出演シーンが長くはなく、説明的なセリフも多くはない中で人物像や背景を表現しなくてはならず「すごく難しい役をやらせていただきました。監督と渡部さんが引っ張ってくださったのでついていっただけです」とふり返った。渡部さんはそんな前田さんの言葉に対し「私(=梶役)は人物の過去が描かれているけど前田さんの役はそれが一切ない中で『目撃した』ということと現代だけ。でもお芝居をしてすぐに、役の持つ心のひだを素敵に演じられていて、ビックリしました。私の方が引っ張られてついていった感じでした」と絶賛。波多野監督も「短いシーンに過去が見えて、存在感が強かった」と前田さんを称えた。橋爪さんは、新聞社の社長役で芝居をした相手は渡部さんと時任さんだけ。実は、前田さんと共演を楽しみにしていたそうで、共演シーンがないと知ったときは「だまされた!」と感じたとか…。「(作品を)降りようかと思った…」と恨みのこもった口調で語り、渡部さんや監督からの前田さんへの絶賛についても「風俗嬢が似合うってこと?」と茶々を入れ、これには前田さんも「なんでですか!」と苦笑していた。連続ドラマW「翳りゆく夏」は1月18日(日)より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日本年度ゴールデン・グローブ賞にも、別々の作品ながら揃ってノミネートされていたキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロが出演する映画『はじまりのうた』。このほど、全米で異例の口コミヒットを記録した本作から、キーラのキュートなファッションに注目した未公開画像が到着した。本作は、ニューヨークの街角を舞台に、売れっ子ミュージシャンの恋人デイヴ(「マルーン5」アダム・レヴィーン)に振られたグレタ(キーラ・ナイトレイ)が、偶然出会った落ち目のプロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)に音楽の才能を見出され、自らの恋愛と生き方を見つめ直していく、元気をもらえる物語。監督は『ONCE ダブリンの街角で』でアカデミー賞「歌曲賞」を受賞したジョン・カーニー。キーラは、本作でギターを奏でながら歌声を初披露。また、「マルーン5」のアダム・レヴィーンが彼女の恋人役でノーギャラで出演し、映画デビューを果たしている。今回届いた未公開画像は5点。キーラとマークのカットは、マーク演じるダンの愛車ジャガー・マークXに寄りかかる2人。アルバム制作に当たり、娘ヴァイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)を誘うことを提案するダン。サングラスとタバコ、ジャケットと、音楽プロデューサーらしいスタイルがよく似合っている。また、キーラとアダムのカットは、ふたりで作った楽曲が映画の主題歌に抜擢され、レコード会社のスタッフたちに曲作りの上でも彼女が大切なパートナーであることを紹介する一幕で、ふたりの仲睦まじい様子がよく分かるラブラブなシーン。だが、やがてデイヴの浮気が発覚。別れたふたりが彼の頼みで再会するシーンが3枚目のカット。スターダムにのし上がった彼は髭を蓄え、付き合っていたころの面影はない。その一方で、髪をアップにし、赤いワンピース着るキーラが何ともキュートだ。さらに、さまざまな観光名所があるニューヨークの街じゅうで行われたレコーディングでは、キーラは流行のパンツスタイルを披露。マークと街を歩くカットでは、アルバムを完成させたばかりのふたりの清々しい表情も印象的だ。なお、本作はアパレルセレクトショップ「ナノ・ユニバース」とのコラボグッズを販売することが決定。ポスタービジュアルと同じ映画の世界観そのままのデザインTシャツとニューヨークの街並みを切り取ったトートバックで、いずれもユニセックスな仕上がり。コラボ商品は公開劇場の一部で個数限定販売されるほか、映画公式サイト、ナノ・ユニバース公式サイト(1月16日よりUP)からも購入できる。『はじまりのうた』は2月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:はじまりのうた 2015年2月7日より全国にて公開(C) 2013 KILLIFISH PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED
2015年01月15日東京・赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」のミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏がプロデュースする2階のパティスリー「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」が、今年のバレンタイン商品「バレンタイン・ショコラ」(6個セット・12個セット)を2月10日(火)~14日(土)まで販売する。「ピエール・ガニェール」2015年のバレンタインチョコレートは、5つのフレーバーを特徴とし、使用素材の芳香と素材の味わいも異なる5種類のショコラを創作した。すっきりビターなカカオを使用したガナッシュと香り豊かなリンゴのピューレをキャラメリゼして混ぜ合わせた「ポム・タタン」。紅茶のアールグレイの柑橘系の高貴な香りとミルクチョコレートのまろやかな甘みをミックスした「アールグレイ」。ラム酒に溶け込んだ干しブドウの風味が大人な味わいを醸し出す「ラム・レーズン」。クレーム・ド・カシスをきかせたガナッシュにカシス風味のアーモンド・ペーストを混ぜ合わせた「カシス・ダマンド」。ピスタチオのペーストをたっぷりと使った香ばしいフレーバーの「ピスターシュ」。5種類のショコラはいずれも個性際立つ仕上がりになり、ピエール・ガニェール氏のアーティスティックで独創的な美意識が反映されたショコラが完成した。6個セット(2,500円)は、5つのフレーバーのうち、「ラム・レーズン」のみが2個入りになっており、12個セット(5,000円)は、「ラム・レーズン」と「カシス・ダマンド」が3個入りで他2個入りの内容となっている。また、バレンタイン・ショコラのほか、ハートの形をした2種のバレンタインケーキ「タルト・オ・ショコラ」(1個600円)や「クール・ショコラ」(2,160円)も用意されている。販売は2月10日(火)~14日(土)だが、1月15日(木)より予約受付も行っている。(text:Miwa Ogata)
2015年01月15日今年、例年より早くからインフルエンザの流行が始まり、人が集まる街中でのマスク着用率は高い。風邪やウィルスの流行時期が過ぎても、春になれば花粉の季節になり、PM2.5の飛来など、日本では年がら年中マスクの需要がある。これまで機能性を重視して改良されてきたマスクなのだが、趣向を変えたお洒落マスクがあるのをご存知だろうか?“デザインで楽しむマスク”をコンセプトに、オーストラリア在住でデイビットと娘のマディが立ち上げたブランド「TECMASK(テックマスク)」のマスクだ。アパレル業界で30年以上仕事をしてきたデイビットは喘息持ちで、マスクは必需品だったというが、マスクをする人々が一様に白色のマスクを着用していることに疑問を感じていた。また娘のマディもマスクが服とのコーディネートできる、機能的でスタイリッシュなファッションアクセサリーにできないかと考えたことが、「テックマスク」のデザインされたマスクを作るきっかけだったという。2人は「マスクもデザインで選ぶ時代」が来ていると話す。「テックマスク」は、肌に触れる部分にシルクタッチ素材を採用。耳ひもは天然ゴムに含まれるラテックス不使用で非アレルギー性の着け心地にこだわっている。また花粉、ウィルス、PM2.5や粒子状物質、煙、ホコリ、細菌などさまざまな大気汚染物質をガードする高性能のフィルターを採用しており、PM2.5よりも小さい粒子の0.26ミクロンを99パーセントブロックできる。デザインは、22種類で季節やTPOに合わせたコーディネートが可能だ。1月21日(水)から25日(日)には、青山のスパイラル1Fのショウケースに日本初の期間限定ストアがオープンする。ぜひこの機会に立ち寄って、洋服やアクセサリーを選ぶようにマスク選びを愉しんでみてはいかが?「テックマスク」の価格は、5枚入り(1枚ずつ個包装)で、1,080円。(text:Miwa Ogata)
2015年01月15日タレントのベッキーが1月15日(木)、東京・江東区の亀戸天神でハリウッド大作『ミュータント・タートルズ』のヒット祈願を、飼っているケヅメリクガメの“ガラパゴス君”とともに行い「とにかく癒されます」とカメとの生活を語っていた。「冬は庭で冬眠しているんですが、今日はカメラに囲まれてテンションが上がっている。ちゃんとカメラ目線もするんですよ」とベッキーさん。「庭の芝をキレイにしてくれるし、まるで天然芝刈り機ですね。残った野菜も食べてくれるので、とてもエコですし」と目を細めた。現在、推定で10~12歳だそうで「世界で2番目に大きなカメの種類なので、もっと大きくなる。甲羅の年輪も健康的だと獣医さんに褒められた」と話していた。この日のヒット祈願にはお笑い芸人のカンニング竹山も駆けつけ、「もし芸人がカメを飼ったら、『どぶろっく』みたいになりそう(笑)」と昨年、お笑いコンビ「どぶろっく」の江口直人が起こしたカミツキガメ逃走騒動をネタに、笑いを誘った。映画はリーダーのレオナルド、暴れん坊のラファエロ、ITメカオタクのドナテロ、お調子者のミケランジェロというカメの忍者4兄弟が、ニューヨークの街を守るために戦うアクションアドベンチャー。日本語吹き替え版でベッキーさんがタートルズの活躍を追う美人レポーター・エイプリルを、竹山さんがタートルズの育ての親で、忍術の達人でもあるネズミのスプリンターを演じている。2人は「タートルズとスプリンターの絆を描いたストーリーが感動的」(ベッキーさん)、「時代はここまで来たかという映像の迫力をぜひ映画館で確認してほしい」(竹山さん)とアピール。また、明けたばかりの2015年の目標として、ベッキーさんが「歩」、竹山さんが「知」を挙げていた。『ミュータント・タートルズ』は2月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日7人のメンバーそれぞれが圧倒的な個性を放つ「関ジャニ∞」が、日本が誇る映像鬼才・堤幸彦と再びタッグを組んだ、ヒーロー・バラエティ・エンターテイメント『エイトレンジャー2』のDVD&ブルーレイが、1月21日(水)に発売されることが決定。その発売を記念して、本人たちが着用した“税金スーツ”や、1作目のオリジナルスーツ、劇中に登場する“エイトレンジャーミュージアム”のグッズなど、撮影の小道具があわせて一挙展示されることも決まった。悪の組織“ダーククルセイド”を壊滅し、一時の平和が訪れたかのように見えた近未来都市、八萬市(エイトシティ)。あれから5年。市は年間犯罪発生率0%という驚異的な記録を達成し、エイトレンジャーは救世主として祭り上げられ、過去の貧乏生活からは想像のできないほど優雅な生活を送っていた。だが、その中にレッドの姿はない…。そんな中、突如、街中で爆発事件が発生。街頭ビジョンには壊滅したはずのダーククルセイドの旗、そしてレッドの姿が!突然の仲間の裏切りに困惑するエイトレンジャー。対立の末に導き出した彼らの“答え”とは?エイトレンジャーは再び、街を救えるか?2012年に公開し、全く新しいヒーロー映画として大人気となった『エイトレンジャー』。 勧善懲悪が根底にありながらも、葛藤や友情を描いたストーリー、そして飾らない魅力の「関ジャニ∞」だからこそ可能なシュールな笑いが幅広い世代の心をつかみ、スマッシュヒットを記録。そして、前作から2年を経て蘇ったのが本作だ。共演は、前作から引き続いて東山紀之、ベッキー、竹中直人など演技派俳優が参加。さらに前田敦子、赤井英和、ダイアモンド・ユカイ、肥後克広(ダチョウ倶楽部)など、バラエティ豊かな面々が加わっている。笑いも涙もパワーアップした“新生エイトレンジャー”。かつて時給800円で雇われ、綿素材のダボっとしたつなぎスーツだった彼らが、本作では“税金”で新調したスリムな高級スーツに変身。そんな思い出たっぷり(?)のスーツや、“エイトレンジャーミュージアム”で売られているグッズ、“ゴージャズ居酒屋 泣泣プレミアム”のメニューなど、30アイテム以上の小道具は、1月20日(火)から東京・大阪のタワーレコードなどで展示される予定だ。『エイトレンジャー2』DVD&ブルーレイは1月21日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイトレンジャー2 2014年7月26日より全国にて公開(C) J Storm/2014エイトレンジャー2映画製作委員会
2015年01月15日1月14日(水)、「第38回日本アカデミー賞」の優秀賞が発表され、岡田准一(V6)が優秀主演男優賞(『永遠の0』)と優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)をW受賞。最多受賞となったのは、吉永小百合・主演の映画『ふしぎな岬の物語』だった。また、新人俳優賞では福士蒼汰や池松壮亮らが受賞した。同賞は、2013年12月15日~2014年12月13日の間に、東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画およびアニメーション作品を表彰したもの。授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優賞を獲得した女優が務めるのが恒例となっており、今年は昨年、『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞を受賞した真木よう子が司会を務めることで話題を呼んでいる。受賞結果を見てみると、昨年、映画にNHK大河ドラマにと大活躍だった岡田さんが勢いそのままに、優秀主演男優賞と優秀助演男優賞をダブル受賞。さらに、優秀主演女優賞に目を向けてみると、13部門で最多受賞となった『ふしぎな岬の物語』から吉永さんを始め、『紙の月』の宮沢りえ、『私の男』の二階堂ふみ、『0.5ミリ』の安藤サクラ、『そこのみにて光輝く』の池脇千鶴、『白ゆき姫殺人事件』の井上真央と絢爛豪華な顔ぶれが並ぶ。一方で、若手俳優が選出される新人俳優賞では、まさに“人気沸騰中”の福士蒼汰(『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』)、問題作として賛否を巻き起こした『渇き。』の小松菜奈、朝ドラから鳴り物入りでスクリーンに登場した能年玲奈(『ホットロード』)、独特な空気感で女性たちのハートを捉える池松壮亮(『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』)など、こちらも2月27日に行われる授賞式当日は大きな注目を集めそうだ。【第38回日本アカデミー賞優秀賞/受賞結果一覧】<優秀作品賞>■『永遠の0』■『紙の月』■『小さいおうち』■『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■『ふしぎな岬の物語』<優秀主演男優賞>■阿部寛:『ふしぎな岬の物語』■岡田准一:『永遠の0』■佐々木蔵之介:『超高速!参勤交代』■中井貴一:『柘榴坂の仇討』■役所広司:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』<優秀主演女優賞>■安藤サクラ:『0.5ミリ』■池脇千鶴:『そこのみにて光輝く』■井上真央:『白ゆき姫殺人事件』■二階堂ふみ:『私の男』■宮沢りえ:『紙の月』■吉永小百合:『ふしぎな岬の物語』<優秀助演男優賞>■阿部寛:『柘榴坂の仇討』■伊藤英明:『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』■岡田准一:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■笑福亭鶴瓶:『ふしぎな岬の物語』■三浦春馬:『永遠の0』<優秀助演女優賞>■大島優子:『紙の月』■黒木華:『小さいおうち』■小林聡美:『紙の月』■竹内結子:『ふしぎな岬の物語』■富司純子:『舞妓はレディ』<優秀アニメーション作品賞>■『思い出のマーニー』■『ジョバンニの島』■『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』■『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』■『STAND BY ME ドラえもん』<優秀監督賞>■小泉堯史:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■成島出:『ふしぎな岬の物語』■本木克英:『超高速!参勤交代』■山崎貴:『永遠の0』■吉田大八:『紙の月』<優秀脚本賞>■加藤正人/安倍照雄:『ふしぎな岬の物語』■土橋章宏:『超高速!参勤交代』■早船歌江子:『紙の月』■山崎貴/林民夫:『永遠の0』■山田洋次/平松恵美子:『小さいおうち』<優秀外国作品賞>■『アナと雪の女王』■『インターステラー』■『ジャージー・ボーイズ』■『フューリー』■『GODZILLA ゴジラ』<新人俳優賞>■上白石萌音:『舞妓はレディ』■小松菜奈:『渇き。』■能年玲奈:『ホットロード』■池松壮亮:『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』■登坂広臣:『ホットロード』■福士蒼汰:『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日「歌舞伎」や「劇団四季キャッツ」、ハロウィンに最適な「モンスター」など、これまで約36万個を売り上げている、一心堂本舗「日本を代表する顔」フェイスパックシリーズの最新第7弾に、大人気TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボした「JOJO フェイスパック」が登場。1月30日(金)より発売されることが決まった。1987年から2004年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)、以後は「ウルトラジャンプ」(同)にて現在まで長期連載中の荒木飛呂彦による大ヒット作「ジョジョの奇妙な冒険」。コミックスは100巻超、累計発行部数は9,000万部以上を誇る本作は、“人間賛歌”をテーマに仲間たちとの友情・絆や強敵との死闘などを描き、その独特の世界観で根強いファンを有するエポック的な作品として知られている。2013年には第17回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門にて、「ジョジョリオン―ジョジョの奇妙な冒険 -Part8-」が大賞を受賞。2012年10月からは、原作第1部、第2部が待望のTVアニメ化。この1月9日(金)からは、第3部にあたる「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」の後編「エジプト編」が TOKYO MX ほかにて放送中だ。かねてから「グッチ(GUCCI)」やルーヴル美術館、ファッション誌「SPUR」などとさまざまな世界的コラボを実現してきたが、まさに今回、「日本を代表する顔」としてファン待望(!?)のフェイスパックが2種類で登場した。第1部から、顔に被ると吸血鬼になり永遠の若さを手に入れられる「石仮面」を、第3部からは、主人公である空条承太郎のスタンド「スタープラチナ」を採用。“ジョジョ立ち”ならぬ“ジョジョ顔”で、肌のお手入れを楽しんでみて。「JOJO フェイスパック」は1月30日(金)より東急ハンズ全店&通信販売で発売開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日その年の最低の映画に与えられるゴールデン・ラズベリー(ラジー)賞。その候補が発表14日(現地時間)発表になり、『トランスフォーマーロストエイジ』が作品賞など最多7部門でノミネートされた。全世界の興収が11億ドルに達した大ヒット作は、作品賞のほかに最低シリーズ作品賞、最低脚本賞、最低スクリーン・コンボ賞、最低監督賞(マイケル・ベイ)、最低助演女優賞(ニコラ・ペルツ)、最低助演男優賞(ケルシー・グラマー)で候補になった。『Kirk Cameron’s Saving Christmas』(原題)、『ザ・ヘラクレス』が作品賞を含めて6部門ノミネートでそれに続き、作品賞にはニコラス・ケイジ主演の『Left Behind』(原題)、『ミュータント・タートルズ』がノミネートされた。俳優部門では、ニコラス・ケイジ、セス・マクファーレン(『荒野はつらいよ~アリゾナより愛を込めて~』)、カーク・キャメロン(『Kirk Cameron’s Saving Christmas』)、ケラン・ルッツ(『ザ・ヘラクレス』)、ラジー賞常連のアダム・サンドラー(『Blended』原題)が男優賞候補に。女優賞はドリュー・バリモア(『Blended』)、キャメロン・ディアス(『The Other Woman』原題、『Sex Tape』原題)、メリッサ・マッカーシー(『Tammy』原題)、シャーリーズ・セロン(『荒野はつらいよ~アリゾナより愛を込めて~』)、ガイア・ワイス(『ザ・ヘラクレス』)という豪華な顔ぶれ。そして今年は新たに名誉挽回(Redeem)賞が設けられた。これは、かつてラジー賞を受賞しながら、新作で高い評価を得た俳優に贈られる賞で、ベン・アフレック(『ゴーン・ガール』)、ジェニファー・アニストン(『Cake』原題)、マイク・マイヤーズ(『Supermensch: The Legend of Shep Gordon』原題)、キアヌ・リーヴス(『ジョン・ウィック』、クリステン・スチュワート(『Camp X-Ray』)が候補になった。授賞結果は例年通りにアカデミー賞授賞式前日、2月21日(現地時間)に発表される。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年01月15日中谷美紀が主演を務め、注目を集めている人気コミックの映画化『繕い裁つ人』。本作で、中谷さん演じるこだわりの仕立て屋・店主の市江にオリジナルブランドの話を持ち掛ける営業マン・藤井の妹役を演じている黒木華が劇中で披露する、オーダーメイドのウェディングドレス姿の場面写真が解禁となった。本作は、町の仕立て屋「南洋裁店」を、店を受け継いだ2代目店主・市江を中心に、彼女が古びたミシンで作るオーダーメイド服と、そんな彼女が仕立てる服を愛する人々が織りなす感動物語。中谷さん演じる市江は職人スタイルを貫くため、洋服の量産はできず、それがなじみの客たちには好かれていた。そこへ、三浦貴大演じる百貨店の営業・藤井がブランド化の依頼を持ちかけるが、市江は断り続ける。彼女は、“その人だけ”の服を繕う日々で十分だったのだ。現在、13年ぶりの主演連続ドラマ「ゴーストライター」にも出演する中谷さんを始め、今年は待機作が5本も控えている三浦さん、日経トレンディにて「2015年の顔」に選出された若き演技力派・杉咲花、独特の世界観と圧倒的な存在感で作品を彩る片桐はいり、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子ら豪華共演陣が名を連ねている本作。とりわけ、山田洋次監督に「割烹着が1番似合う女優」と言わしめ、2014年には『小さいおうち』でベルリン国際映画祭「最優秀女優賞」を受賞、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」でヒロイン・花子の妹役を演じるなど、圧倒的な存在感を見せつける黒木さんは、藤井の妹役で登場。物語の後半には、藤井との出会いをきっかけに市江が初めて手掛けたオリジナルのウェディングドレスを着用するシーンがあり、今回届いたのは、その際の場面写真。これまで多くの作品に出演してきた黒木さんだが、ウェディングドレスを着用するのは、実は本作が初めて。衣装を手がけたのは、「あまちゃん」など数多くのドラマや、舞台、映画の衣裳デザイナーとして活躍する伊藤佐智子。“一輪の花のようなドレス”をイメージして作られたウェディングドレスの裾の部分にはほんのり淡いピンク色がのせられ、衿にはアンティークの手作りレースが配されている。黒木さんは「初めてのウェディングドレス経験を、伊藤佐智子さんのオートクチュールの繊細で素敵なドレスで出来て、とても幸せでした」とその喜びを語り、満面の笑みを見せていた。『繕い裁つ人』は1月31日(土)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:繕い裁つ人 2015年1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開(C) 2015 池辺葵/講談社・「繕い裁つ人」製作委員会
2015年01月15日1984年から週刊「少年ジャンプ」で10年半に及ぶ連載、テレビアニメ、ゲーム、カードなど、連載終了から20年が経とうとしているいまでも、爆発的人気を誇る伝説的コミック「ドラゴンボール」の実写映画化『ドラゴンボールZ復活の「F」』。この度本作の主題歌に、昨年の紅白歌合戦でも注目を集めた最強のアイドルグループ“週末ヒロイン”「ももいろクローバーZ」が担当することが決定した。破壊神ビルスとの闘い後、再び平和が訪れた地球にフリーザ軍の生き残りであるソルベとタゴマが、ドラゴンボールを求めて近づいていた。その目的は、軍の再起のためにフリーザを復活させること。宇宙史上最悪のその願いは遂に叶えられ、蘇ったフリーザは悟空たちサイヤ人への復讐を目論む…。そして、地球に新フリーザ軍が押し寄せ、悟飯、ピッコロ、クリリンらは1,000人の兵士と激突。悟空とベジータは、フリーザとの宿命の対決へと挑むが、フリーザは圧倒的なパワーアップを果たしていた――。本作では、劇場版19作目にして初めて自ら脚本まで手掛けた原作者・鳥山明が今回の敵として、かつて読者を絶望のどん底に叩き落とした悪の帝王・フリーザを復活。鳥山明自ら「すさまじい対戦」と豪語する渾身の物語が、再び世を席巻する。今回、大人気アイドルグループの「ももクロ」を本作の主題歌に起用した理由として、東映アニメーションのプロデューサー・林田氏は、「昨年、女性アーティスト部門でコンサート動員力トップ、と正に飛ぶ鳥を落とす勢いのももいろクローバーZのみなさんが『ドラゴンボール』の大ファンで、その世界観もよく理解されていると聞いており、今回、主題歌のオファーした」と語る。「ももクロ」リーダーの百田さんは、「ドラゴンボールとももクロでどんなものが出来上がるのか私たちもわくわくしてます!!元気をたくさんの人に分けれるような曲になればいいなと思います\(^^)/逆元気玉みたいな!笑」と気合十分の様子。さらに体調不良より去年の12月末から休養している有安杏果を除くメンバーのコメントが到着した。■高城れに「お父さんが食い入るようにドラゴンボールをみていて、小さい頃私も一緒に見てたので高城家親子共々感動です!そして幅広い層から愛されてるアニメなので頑張ります!」■玉井詩織「ドラゴンボールというとても歴史のある、日本の代表といってもいいアニメの主題歌をさせていただけてとても光栄です。Zという共通点もありますし、ドラゴンボールファンの方々にも愛される曲になれば嬉しいです!」■佐々木彩夏「私たちがZになったときからずっと意識していたドラゴンボールさん主題歌を歌わせていただけるなんてすごくうれしいしとても気合いが入ります!気合いが入りすぎて、いまにもかはめ波が出ちゃいそうです」映画『ドラゴンボールZ復活の「F」』は、4月18日(土)より2D/3Dで全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日ジャスティン・ビーバーとの破局が報じられてしばらく経ったセレーナ・ゴメスに急接近中のお相手がいると報じられた。1月11日(現地時間)に行われたゴールデン・グローブ賞のアフター・パーティーに、セレーナ・ゴメスと人気DJのZeddが手を繋いで仲良く出席するところが目撃されたという。実際に、キャッチされた写真の中の2人はどれも親密そうな様子だ。しかし、2人が交際中かといえば、事実は“NO”なのだという。「US Weekly」の情報筋が語ったところによると、「彼らはセレーナのニューアルバムのために協働しているのです。親密にはなっています。でも今のところは、近しい友達でしかありませんよ」とのことで、接近中ではあるものの、今の段階ではまだ友達だと考えるのが妥当なようだ。彼ら2人はスタジオでかなり忙しく仕事をしているようで、Zeddはセレーナの写真をInstagramでもシェアしていた。内部関係者によると、セレーナは最近Zeddのレーベル「Interscope Records」と契約をしたので、Zeddは2015年発売予定のセレーナのアルバムに大きく貢献することになるという。Zeddは過去にレディー・ガガやアリアナ・グランデなどとも仕事をしており、最近ではアリアナとのコラボ曲「Break Free」が大ヒットを飛ばしていた。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日2013年、山形国際ドキュメンタリー映画祭で日本上陸を果たすや絶賛を浴び、見事「市民賞」を受賞した、フィンランド発の音楽ドキュメンタリー『パンク・シンドローム』が、いよいよ今週末1月17日(土)より公開となる。本作で描かれるのは、フィンランドで人気を博す知的障がい者によるパンクバンド。このほど、本編中の一部映像が到着し、パンク魂が炸裂する熱狂のライブシーンが明らかになった。北欧・フィンランドのパンクシーンを賑わす、とんでもないバンドがいる。ギターのペルッティはとにかく洋服の縫い目が気になって仕方がなく、ヴォーカルのカリは足の爪は自分で切りたい男。美人議員が大好きなのはベースのサミ、できることならおうちから出たくないドラムのトニ。彼ら、知的障がい者のワークショップから結成されたバンドは、練習もひと筋縄ではいかず、泣き出すメンバーがいたり、言い争いもしばしば勃発。しかし、彼らのパワフルなライブパフォーマンスと、「少しばかりの敬意と平等が欲しい」「権力者はペテン師だ」とシャウトするパンク精神にあふれた歌詞が評判となり、バンドは大人気に!カメラは、そんな彼らの日常から練習風景、結婚、レコードデビュー、海外ツアーまで、成功とその裏にある悲喜こもごもの軌跡を丁寧に追っていく。本国フィンランド・アカデミー賞では「最優秀ドキュメンタリー賞」「編集賞」を受賞、米国のサウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)映画祭2013でも「観客賞」を受賞し、14年には座・高円寺ドキュメンタリー映画祭でも上映され、評判を呼んだ。作詞・作曲とギターを担当するペルッティの切ない告白から始まる、この特別動画でも、「こんな社会は大嫌いだ」とシャウトするバンドのライブシーンを堪能できる。その姿はパンクファンのみならず、観る者に笑顔に届け、元気を与えてくれるはずだ。世界一熱くて、クールなパンクバンドを、まずはこちらから覗いてみて。『パンク・シンドローム』は1月17日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月14日