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毎年クリスマスシーズンのイルミネーションで話題になる、表参道ヒルズの本館 吹抜け大階段に設置される巨大なクリスマスツリー。今年も11月6日(木)から12月25日(木)の間、「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2014 with Moët & Chandon」と題したクリスマスプロモーションがスタートする。今年は「Symphonic Forest ~聖なる森のクリスマス~」をテーマに、高さ8m、音楽を奏でる“世界最大級”のジオラマツリーが登場する。ツリーは、教会を中心にトランペットなどの金管楽器、ハープやバイオリン、チェロなどの弦楽器、ティンパニなどの打楽器、フルートなどの木管楽器といった6つの楽器の村を含む、18のジオラマの村で構成されており、ジオラマの家を覗くと、内蔵されたモニターに住民たちが生活する様子が映し出される。20分に1回、約3分間の特別演出が行われ、6つの音楽の村がチューニングを始め、街全体で交響曲を奏で、ジオラマの住民たちは音楽に合わせて踊りながら、クリスマスをお祝い。また、ツリー全体で、心温まるゴールドのLEDを中心に赤、緑、青を散りばめた、約7,000球のLEDを使用。天井部には約10,000球のLEDを配し、満点の星空を演出。吹抜け空間を囲むスロープの側面には、光りを放つ森をイメージし、約6,000球のLEDとガーランドを設置する。幻想的な光と音のシンフォニーが、森と街を包み込み、クリスマスシーズンのワクワク、ドキドキするようなホットな気持ちを盛り上げてくれる。デザイン/空間演出は、アッシュ・ペー・フランス株式会社のクリエイティブ・ディレクター馬場雅人氏。デザイン・アート・プロダクトの合同展示会「場と間」を主催するなど、会社の枠を超えて国内外で活動中。演出/ツリーデザインは、株式会社クローカのアーティスト矢島沙夜子氏。2013年5月の「場と間」にて発表した巨大ジオラマで話題を呼び、2014年2月原宿「ROCKET」で行ったチョコレートの展示では延べ7,000人以上の来場を記録した。(text:Miwa Ogata)
2014年10月10日全国の元高校球児が時を超えて再び甲子園を目指す実在の大会「マスターズ甲子園」を舞台にした、中井貴一主演『アゲイン28年目の甲子園』。かつての夢に再挑戦する、不器用すぎる大人たちの姿を描いた本作から、第5弾となるメイキング特別映像が到着。憧れの甲子園球場で実際に撮影するベテラン俳優たちの姿に、共演の門脇麦、和久井映見も思わず“胸アツ”になったコメントも収められている。「とんび」の人気作家・重松清の新作小説(集英社「小説すばる」連載)を『風が強く吹いている』の大森寿美男監督が映画化、浜田省吾が10年ぶりに書き下ろした新曲「夢のつづき」が主題歌に起用されている本作。主演の中井さんは、かつての高校野球部のキャプテンで、元チームメイト松川典夫の娘・美枝(波瑠)のすすめで「マスターズ甲子園」を目指す坂町晴彦役。もはや仕事に張りはなく、無難に毎日を生き、離婚した妻が亡くなって以来、門脇さん演じるひとり娘の沙奈美とも絶縁状態という、いわゆる“サビついたオヤジ”という役どころだ。今回解禁となったメイキング映像は、2013年12月21日、22日にクライマックスの野球シーンを撮影した甲子園球場での様子が主に収められている。中井さん演じる坂町のチームメイトで、元エースピッチャー、高橋役の柳葉敏郎と、実際に元高校球児だったキャッチャー、山下役の村木仁が、ピッチャーマウンドの「土が違う」と興奮気味に話している様子を始め、ただキャッチボールをしているだけも喜々とするキャスト陣たち。“父親”の勇姿を見守りにきた門脇さんにも、「大人の男性陣がものすごく興奮している感じが新鮮。甲子園ってすごいですよね」と言わしめるほどに、中井さん、柳葉さん、そして自身も甲子園を目指していたOB会長・柳田役の西岡徳馬らベテラン俳優たちが、まるで少年に戻ったかのような微笑ましい様子が見て取れる。また、物語のカギを握る元マネージャー・立原裕子役の和久井さんも、「大人の男性陣の白いユニフォーム姿が楽しそうでさわやかで…いっしょにここにいられることが幸せです」と、胸いっぱいといった面持ちでコメント。28年前の高3の夏、ある事件により甲子園への夢を断たれた坂町ら元高校球児たち。彼らの夢はもう一度実現するのか、あの夏にいったい何があったのか、物語の行方も気になる映像となっている。『アゲイン 28年目の甲子園』は2015年1月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日玉木宏、石原さとみのW主演&映画初共演で今夏の話題を集めた『幕末高校生』が、新春1月にBD&DVDでの発売が決定したことを受け、玉木さんと石原さんから感激のコメントが到着した。同作は、高校生が幕末にタイムスリップするという奇想天外なストーリー。幕末の英雄・勝海舟役の玉木さんは、「『幕末の時代はきっとこうだったのではないか…』と思ってもらえるような、いままでとは違った幕末を感じられる作品です。偉人と呼ばれる人でも、人は人。そのときを必死で生きているからこそ悩む時や迷うこともある。そんな人間味あふれる、勝海舟も是非観て下さい」とコメント。歴史上の偉人に人間味を加味した、玉木さんの好演に注目だ。高校生たちと一緒にタイムスリップする女教師役の石原さんは、「歴史に詳しい人も、そうでない人も楽しめる作品です!実際に演じてみて、過去の歴史があるからいまがあるんだということを実感させられました。肩の力を抜いて、幕末の世界を体感してもらえたら嬉しいです」とコメント。また女教師・未香子の成長ドラマを受け、「幕末にタイムスリップして、勝海舟に会ってほんのちょっとだけ成長したように思えます。でも、人間の成長ってそういう小さな変化から始まるんじゃないかなと思っています」と作品を通して感じた胸の内も明かしてくれた。特典としては、BD&DVDの“豪華版”共通特典として、番宣番組、クランクアップコメント集、予告・スポット集などを特典ディスクに収録する予定。ファンタジックかつ、人生の本質を突くような感動のコメディーを特典とともに堪能してみては?<『幕末高校生』Blu-ray&DVD/リリース情報>【セル】DVD豪華版【2枚組:本編DVD+特典DVD】¥4,700(本体)+税【セル】ブルーレイ豪華版【2枚組:本編BD+特典DVD】¥5,800(本体)+税【セル】DVD通常版¥3,800(本体)+税発売日:2015年1月21日(水)※2015年1月16日(金)東映ビデオよりレンタル開始発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2014「幕末高校生」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:幕末高校生 2014年7月26日より全国にて公開(C) 2014「幕末高校生」製作委員会
2014年10月10日フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」と、伝統的な日本美を進化させ提案する和菓子店「HIGASHIYA」が、マリメッコのアイコンでもあるウニッコ柄の誕生50周年を記念してコラボレーションを展開。東京・銀座中央通りの「HIGASHIYA GINZA」にて10月25日(土)~11月3日(月・祝)の期間限定でUNIKKO CAFÉをオープンする。大胆な色柄で時代を超えて、今や世界中で愛されているウニッコ(ケシの花)柄。その誕生には、自由な創造力で時代を切り開いてきたブランド精神を象徴するような秘話があったという。ウニッコ柄が誕生したのは、マリメッコの創設者であるアルミ・ラティアが、マリメッコは今後花柄をプリントしないと公表した直後の1964年のことだった。ラティアは花は生地になるよりも、ありのままの方が美しいと思うと同時に、当時すでにテキスタイル業界の中心であった花柄の代わりに、何か新しいものを作りたいと考えていたという。 ところが、デザイナーのマイヤ・イソラはこれに対して抗議の意味を込めて赤いウニッコを描いた。それは新しく、生き生きとし、とても特徴的に見えたため、ラティアは一度見るなりすぐにコレクションに入れ、それ以降ウニッコは何百もの配色で洋服やバッグ、食器やステーショナリーに至るまで、様々な商品に使われている。今回、HIGASHIYA GINZAにて期間限定オープンするUNIKKO CAFÉでは、ウニッコスペシャルプレートが展開され(数量限定)、併設の売場とHIGASHIYA man(青山店)では、お持ち帰り用のウニッコの和菓子も販売される。ウニッコ菓子は、昔ながらの木型を使用して成形され、天然の材料により梔子や紅毬、竹炭、抹茶などで色付けされている。中には、こし餡、ピンク餡、白餡が入っており、ウニッコならではの愛らしいよそおいながら、日本の和菓子らしい素材感や季節感の感じられる仕上がりになった。お持ち帰り用和菓子セットは、ウニッコ柄の風呂敷に包まれたお菓子4個入りと9個入りを用意。風呂敷の色は、詰め合わせの菓子の色に合わせ赤と黒の2色がある。(数量限定)さらにウニッコカフェの開催を記念し、全国のマリメッコショップでアニバーサリースペシャルカラーのファブリックバッグを限定数販売するほか、お買い上げ金額に応じてウニッコの落雁をプレゼント! こちらも併せてチェックしたい。(text:Miwa Ogata)
2014年10月10日現在も続編が連載中の大人気コミックを原作に鬼才・三池崇史が最旬俳優・福士蒼汰と初タッグ組む『神さまの言うとおり』。超不条理サスペンスという前代未聞の展開に予測不能な本作から、退屈な日常を送る高校生たちを「命を賭けた謎のゲーム」へと誘うダルマにコケシにまねき猫…可愛くも不気味なキャラクター達のアフレコ声優に前田敦子を始めとした豪華声優陣が決定した。退屈な日常を送る高校生・高畑瞬(福士蒼汰)。ところがある日、突如として教室に現れたダルマさんが命をかけた授業の始まりを告げる。ダルマ、まねき猫、コケシ、シロクマ、マトリョーシカ…。動き、しゃべる、愛くるしくて不気味な彼らから次々と出される課題をクリアしなければ即、死。瞬をはじめ生き残った高校生たちを待っていたものとは…。今回発表されたのは、「だーるーまーさー…んが転んだッ!!」突如高校の教室に現れ“だるまさんが転んだ”を開始。動いてしまった生徒の首を容赦なく弾き飛ばす恐怖のダルマには、関西お笑い界の柱的存在・トミーズ雅。「お背中かいーの。もっともっとかいて欲しいにゃ~」正真正銘“猫なで声”で甘えながら、生徒たちを無慈悲に丸呑みするツンデレまねき猫には、「AKB48」を卒業後『もらとりあむタマ子』や『さよなら歌舞伎町』など本格派女優としての活躍もめざましい前田敦子。「初体験の関西弁のセリフもあったりして難しかったです」と語る前田さんは、「三池監督が盛り上げ上手な方なので、場面が変わるごとにヒートアップして、ついつい役に入り込んで身振り手振りをしながら演じてしまいました。三池監督とのお仕事は初めてだったのですが、すごく楽しかったです」とコメント。また、「カ~ゴメカゴメ、後ろの正面だ~あれ」間違えれば即、死亡!?殺しを楽しむサイコパスなコケシたちには、リアクション芸の神さま・ダチョウ倶楽部。「どーも、純白が大好きで~す、嘘つきは大嫌~い」スノーボードで現れ軽いノリで生徒を圧殺、狂気のシロクマには、日本映画界を代表するベテラン俳優・山崎努。さらにマトリョーシカ役にはドラえもんの水田わさびと、巷で大人気「妖怪ウォッチ」ジバニャンの小桜エツコで、2大スターがまさかの競演を果たした。三池監督はこのキャスティングについて「みなさん各分野のNo.1の方々。だけどこんな組み合わせはいままで見たことない(笑)。水と油をガーっと振って、混ざって、そして分離する、そんな一瞬を映像の中に押し込める。ライブ感、再現性の無さを大事にしました」と語る。主演の福士さんは「アフレコの様子を見させて頂いて、みなさんがとても楽しそうに収録されていたので、ますます完成が楽しみになりました。トミーズ雅さんのダルマは最初のゲームにぴったりな勢いだと思いました。前田敦子さんのまねき猫も可愛らしさの中に恐ろしさが入り交じっていましたし、なかなか甘えん坊なまねき猫なんだなと思いました。コケシの声を当ててくださったダチョウ倶楽部のみなさんはさすが芸人さん。収録風景も楽しそうでコケシ達のそれぞれのキャラクターにぴったりでした。山崎努さんが演じてくださったシロクマは、メイキング映像を見ていて思わず前のめりになる程、圧巻な強さ・恐怖でした。迫力、面白さ、本当にすごいです!自分もかなりテンションがあがっています」と大絶賛。さらに本作の予告編に使用されるイメージソングは、「クイーン」の「ボヘミアン・ラプソディ」に決定。物語同様あまりにも予測不能でバラエティに富んだ声優陣に加え、バラード・オペラ・ハードロックが絶妙に織り交ぜられた「クイーン」屈指の傑作楽曲が、究極の恐怖と笑いを凝縮した新感覚エンターテインメントへ導く。『神さまの言うとおり』は11月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日「若者たち2014」の野村周平、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門、最優秀作品賞を受賞した二階堂ふみが贈る究極の爆音ムチャぶりエンターテイメント『日々ロック』。このたび、公開に先駆け、本作のオリジナルサウンドトラックが発売されることが決定。収録されている主題歌「爆弾ジョニー」の「終わりなき午後の冒険者 ~日々ロックver.~」には、野村さん、二階堂さんら出演者たちがコーラスに参加していることが明らかとなった。冴えない高校生、日々沼拓郎(野村周平)は友人と結成したバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”のギター&ボーカルを担当する“童貞ヘタレ”ロッカー。ある晩、彼らの演奏中に突如酔っぱらった女が乱入。ロックの名曲「雨あがりの夜空に」を歌い観客を一気に引き込むが、彼女はカリスマトップアイドル、宇田川咲(二階堂ふみ)だった…。このほど、主題歌「終わりなき午後の冒険者~日々ロック ver.~」のコーラスに参加したのは、若さとパワーに満ちあふれた本作の出演者たち。主演の野村さんはもちろん、二階堂さん、“ザ・ロックンロールブラザーズ”のメンバーの前野朋哉&岡本啓祐、「The SALOVERS」の面々、毬谷友子、蛭子能収、竹中直人といった豪華メンバーを集めたコーラス隊は、入江悠監督の「映画のハチャメチャなパワーがそのまま続いているような主題歌にできたら…」との思いから実現したという。レコーディングでは、各人に思う存分シャウトしてもらったというが、蛭子さんだけはなかなかシャウトできずに苦戦していた、というエピソードも。また、本作で音楽プロデューサーを担当した、いしわたり淳治が指揮をとったオリジナルサウンドトラックには、“ザ・ロックンロールブラザーズ”のバンド曲や、二階堂さん演じるデジタル系アイドル・宇田川咲の楽曲、本作のメインテーマである「黒猫チェルシー」が担当する劇伴のほか、「犬レイプ」、「ランゴリアーズ」(ミサルカ)らの楽曲が収録。さらに、楽曲提供した各アーティストが“日々ロックらしい1曲”をそれぞれ持ち寄り、特別収録。もはや映画のサウンドトラックの域を超えた、豪華コラボレーションとなっている。『SRサイタマノラッパー』など音楽で成り立つ世界を手がけてきた入江監督作品をいっそう楽しむためにも、ライブ前さながらに、このオリジナルサウンドトラックで“予習”してみてはいかが?『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。映画『日々ロック』オリジナルサウンドトラックは11月5日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年10月10日オスカー女優のニコール・キッドマンが、人気絶頂のなかハリウッドを去りモナコ公妃となったグレース・ケリーに扮する『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。世紀の結婚から6年後、ハリウッド復帰を画策していたはずの彼女が、一転してモナコ公国最大の危機に挑む姿を描いた本作では、その知られざる秘話だけでなく、煌びやかでエレガンスな60年代ファッションが見事に再現されていることに注目。衣装デザイナーを務めたジジ・ルパージュが、劇中のニコール演じる“伝説の女優”のファッションを語ってくれた。主演を務めたニコールも、「衣装にここまでの努力が費やされる映画に出たのは、『ムーラン・ルージュ』以来」と語るほど、美貌と気品を兼ね備え、“クール・ビューティ”と言われたグレースを蘇らせた本作の衣装は実に見事なもの。デザイナーのジジ・ルパージュは、グレースの実際のスタイルを参考に60年代ファッションを徹底して再現することに尽力。ニコールにとっても、それは役作りへの大きな手助けになったという。“世紀の結婚式”のドレスは、グレースが実際に1956年に着た「ランバン(LANVIN)」のドレスを元に、一から作り上げた。ティアラと3連ネックレス、また婚約指輪も含めて、実際にレーニエ公がグレースに贈ったものを「カルティエ(Cartier)」がこの映画のために精巧に復元している。舞踏会のシーンでは、「お伽噺のようなマジカルなドレス」にこだわったというルパージュ。60年代のフランスデザイナーの「ジャン・デセス(Jean Desses)」のドレスやイブニングドレスにインスパイアされたものだそう。「あのシーンにはクリスタルドレスがいいと思った。スワロフスキーのクリスタルが単純に大好きで、あれがあるとマジカルなオーラが出て光の反射が素晴らしい効果をもたらす。クリスタルはパリの『Atelier Valentin』が施してくれて、100時間以上かけ1,000以上のクリスタルを飾ったの」というだけに、さすが本作のクライマックスを飾るにふさわしい絢爛なドレスとなっている。また、グレースの大ファンだったという当時のデザイナー、マルク・ボアンが彼女のためにデザインしたオリジナルドレスが、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の協力のもと、2着も再現されていることも奇跡的だ。60年代らしいアイテムとしては、エレガンスな帽子の数々にも注目。1961年の「ジャンパトゥ(Jean Patou)」のスケッチをもとに再現したグリーンのドレスに合う帽子は、「ALEXANDRE BARTHET」が本作のためにデザイン。彼の父は実際にグレースの全ての帽子を担当していたという。さらに、ゴールドのラメドレスで登場するシーンについては「ラメドレスを着ているグレースの写真があって、私が若いころ、母が金のラメドレスを着ているのが好きだった」ことからチョイス。「彼女のキャラクターに力を与え、ブロンドの髪ともマッチする」と語る。ちなみに腕を美しく見せるグローブは、パリの老舗専門店「メゾン・ファーブル(Maison Fabre)」のもの。一方、カジュアルなシーンでのツーピースは、特別なブランドではないものの「ニコールのブロンド、ブルーの瞳、白い陶器肌にあう色彩を選んだ。また当時の流行色ももちろん頭に入れてて、特に淡い黄色はグレースのお気に入りの色でもあった」とコメント。「60年代の典型的な夏の装いを想像した」というマリンルックも、ニコールによく似合っている。そのほか、スカーフ、バッグは「エルメス(HERMES)」のアーカイブから、靴は「サルバドーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、「ジミーチュウ(Jimmy Choo)」が提供しているという本作。実際にグレースが愛し、そしてグレースにも愛された往年のデザイナーや有名ブランドが惜しみなく協力してくれたファッションの数々は、スクリーン上でもいっそうの輝きを放つことだろう。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月10日CS「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送されるや、大反響を呼んだ「TEAM NACS」戸次重幸主演の“SNS不倫”ドラマが、『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』として、10月11日(土)より期間限定でレイトショー公開される。ドラマ終了時には、SNSのタイムライン上に「想定外!」「全く予想してなかった展開!」「恐い!」といった、SNS不倫が招くラストへの驚愕の声が続出した本作から、公開に先駆けて特別映像がひと足先にシネマカフェに到着。戸次さんの上半身裸のメイキングショットや、キャストインタビューに加え、SNS不倫の実態をTVで人気の“新婚”弁護士・大渕愛子先生が語っていることが分かった。本作は、仕事も家庭も順風満帆なはずのエリート商社マンが、ふとしたきっかけから甘く危険な“SNS不倫”に溺れていく禁断のラブ・サスペンス。社運をかけたビッグプロジェクトのリーダーとして同僚や部下を引っ張っていた立花康介(戸次重幸)は、献身的な妻・奈保子(酒井若菜)がありながら、SNSの実名交流サイトがきっかけで大学時代のセクシーな元カノ・麻里衣(小島聖)と再会し、逢瀬を重ねていく。これだけSNSが普及した現在なら、いまにもどこかで起こっていそうな出来事だが、それを裏付けるような話が、今回解禁となったスペシャル映像には登場する。男女や夫婦間のトラブルに詳しい大渕先生によれば、SNSに関する異性トラブルは「2~3年前から急増している」という。3年前といえば、映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開されたころでもあり、日本国内でも登録者数2,000万人以上というFacebookの普及率の上昇にも一致する。また、大渕先生は、かつての相手がいまどうしているか気になったときに、「過去の繋がりをたどれることが強い誘惑となる」とも話している。劇中では、それまで全くSNSに興味のなかった康介が、SNSを介して“元カノ”と偶然繋がったことから、あれよあれよとSNSにハマり、次第に危険なSNS不倫へと足を踏み入れていくのだが、そんな康介の様子とも生々しく重なっていく。ちなみに、「SNSを介した不倫は30代後半から40代が多い」というデータも出ており、康介ら本作の登場人物とも合致。さらに、裁判ともなれば、SNS上の「写真データや文字のやり取りが決定的な証拠となる」そうで、写真やテキストを気軽にやりとりできるSNSの便利さが、不倫のツールとなると、請け負う代償がかなり大きいことも裏付けている。SNS不倫が、やけにリアルに感じられてくる本作。決して他人事では済まされないその行く末がどうなるのか、ぜひ劇場で見届けてみて。『劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~』は10月11日(土)~10月17日(金)渋谷シネクイント、ユナイテッド・シネマ札幌にて、10月25日(土)~10月31日(金)MOVIE IN やまがたにて期間限定公開。※同時上映:スペシャル・メイキング映像(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版エンドレスアフェア~終わりなき情事~ 2014年10月11日より渋谷シネクイントほか全国にて期間限定上映
2014年10月10日アシュトン・カッチャーとミラ・クニスが、娘の誕生を祝うカバラの儀式を行い、アシュトンの元妻デミ・ムーアを招待した。ミラは先月30日(現地時間)、アシュトンとの間の第1子となるワイアット・イザベルを出産したが、誕生から間もない先週末にアシュトンとともに、彼の信奉する「カバラ」による誕生祝いの儀式を行なった。儀式には昨年11月に離婚が成立したアシュトンの元妻のデミ・ムーアと、デミとブルース・ウィリスの間に生まれた2人の娘、ルーマーとタルーラも出席した。デミはかなり以前からユダヤ教の神秘主義思想・カバラに入信していて、アシュトンも彼女の影響で信者になった経緯がある。16歳上のデミと結婚していた間、10歳下のルーマーを始め、デミの娘たちはもちろん、ブルースとも仲良く家族ぐるみのつき合いをしていたアシュトン。とてもオープンな家族観の持ち主のようだ。居合わせた人物がイギリスの「The Sun」に語ったところによると、デミはアシュトンとミアの新生活を落ち着いた様子で見守っていたという。カシミア製のベビー毛布と名前が彫られた写真立てをプレゼントしたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月10日放送終了からわずか4か月、フジテレビドラマ史上最速で連続ドラマの続編が決定した「ファースト・クラス」。先日、主演を演じる沢尻エリカを筆頭に、夏木マリ、木村佳乃、倉科カナら豪華キャストが一同に集結し、スタジオのセット内で制作発表が行われた。ふとしたことから、憧れだったファッション雑誌「FIRST CLASS」の編集部で働き始め、数々の嫌がらせや“マウンティング”に合いながら編集長まで上り詰め、最後は雑誌の廃刊危機を救った吉成ちなみ。続編となる本作では、その半年後にファッションブランドという新たなステージで、新進気鋭のデザイナーとして働く吉成ちなみを中心に描かれる。この日集まったのは、主演の沢尻さんを始め、木村佳乃、倉科カナ、シシド・カフカ、篠原ともえ、鈴木ちなみ、余貴美子、市川実和子、小島聖、ともさかりえ、夏木マリと豪華キャストによる“沢尻悪女イレブン”。冒頭にあいさつした沢尻さんは「今回のドラマは前作よりさらにパワーアップしていて、見どころがたくさんあります!ドキドキワクワクしています!」とコメント。続く木村佳乃は「“沢尻悪女イレブン”の一人、廣木リカ役の木村佳乃です。とらえどころのない悪女を演じています」。また、実際に被服の学校を卒業している篠原さんは「エリカちゃんとは、プライベートで何か1着洋服を作る約束をしてます!」と、沢尻さんとの約束を披露し会場の空気を一気に和ませた。小島さんは「役柄でのキャッチコピーは“ブルドーザークイーン”。その名に恥じないように悪女になります!」と宣言。ともさかさんは「性格が悪すぎて、捕まってしまいそうなくらい悪さをしています(笑)」と笑いを誘った。さらに、役どころの説明では「いかにメンチをきるかがポイント」とシシドさんが口にすると「悪い顔している人がたくさんいるから、かぶらないようにしないと!」と意気込んだ倉科さん。一方で、余貴美子からは「沢尻エリカさんを命がけでイビり倒していきたいと思います。これからはじまる女の闘いは見どころですよ!!」と話した。キャスト陣が挨拶をしていくなか一際パンチのきいたコメントを浴びせたのは夏木さん。「こんな女優ばっかり集まるとやりにくいわよ!!もう気を遣っちゃって(笑)みんな仲悪くやっているので、よろしくお願いします!」と、声を張り上げる。司会の渡辺和洋アナウンサーが「女性11人集まってたお部屋は、和気あいあいと楽しそうに見えましたけど…」と問いかけると、沢尻さんが「あれ? 何か楽しそうに見えました?」とはぐらかし、「仲がいいわけないでしょ!このメンバーで!渡辺さんが急に来たから無理やりみんな笑ったのよ!」と夏木さんがピシャリ。「日々イビられていますが、耐えています…」と沢尻さんは苦笑していた。「ファースト・クラス」続編は、10月15日よりフジテレビにて毎週水曜22時から放送。(text:cinemacafe.net)
2014年10月10日先日、結婚式と披露宴を行なったばかりの「キャイ~ン」の天野ひろゆきが、相方のウド鈴木と共に10月9日(木)、応援隊長を務めるフランス発の話題のアニメーション映画『ミニスキュル ~森の小さな仲間たち~』の試写会に出席した。実写の自然の風景とCGアニメーションを組み合わせて製作された本作。角砂糖の入った箱を巡り、アリとテントウムシの凸凹コンビが繰り広げる冒険を描き出す。劇中のテントウムシとアリのコンビに負けず劣らず「世界一仲の良いコンビ」として応援隊長に就任した「キャイ~ン」の2人。ウドさんは「ムシに憧れてこの世界に入りました!」と意味不明のアピールで会場をわかせる。天野さんは作品について「ムシの世界を描いてるけど、見ている内に人間界に置き換えてもこういう人いるな!と思えてきます」とムシの世界と人間の世界の類似を語った。翌10月10日は記念日協会に正式に認定された「てんとう虫の日」ということで、共に10歳の人気子役コンビの「すたーふらわー」の鈴木星蘭ちゃんと谷花音ちゃんがテントウムシのキュートな衣裳で認定証を持って登場した。2人の姿にウドさんも天野さんもメロメロ!「すたーふらわーの鈴木星蘭です」「谷花音です」という自己紹介に続いて「すたーふらわーのウド鈴木です」と仲間入りを直訴?この日、星蘭ちゃんと花音ちゃんは、ムシの世界に入ったウドさんと天野さんの絵を描いてきたが、星蘭ちゃんの手でウドさんはアオムシに、花音ちゃんにより天野さんはカブトムシに変身した姿が描かれており、これには2人とも大感激!天野さんは「LINEのスタンプにしたい!」と目尻を下げていた。イベント終了後に4人は報道陣の取材に応じたが、星蘭ちゃんと花音ちゃんは、しっかりとした口調で映画の魅力や見どころを伝えてくれる。一方で大人の2人は…。「世界一仲のいいコンビ」という言葉に天野さんは「『Take2』や『Wコロン』、『オセロ(※既に解散)』よりは仲が良いですね」と聞かれてもないのにほかコンビの名を挙げ、火種を巻きまくり、慌ててウドさんが「いろんな事情がありますからね…」とフォロー。また、CM用の予告編でアリの声を担当したウドさんは「アリのままで~」と別会社配給のアニメーション『アナと雪の女王』の主題歌でダジャレにしてしまうなど、失言のオンパレードだった。天野さんは挙式の話題に「ウドちゃんの方が自由にやってまして、絶好調でしたよ」とニッコリ。ウドさんは「てんやわんやの大騒ぎで、日本三大祭りに入れてほしいくらい」と盛り上がりの様子を語る。ゲストへの様々なサプライズもあったようだが天野さんは「僕もサプライズを用意してたんですが、僕の知らないところでサプライズ返しもありました」と語り、さらに「プチサプライズとして千秋と(元夫のココリコの)遠藤(章造)を並べて座らせて、夫婦円満の秘訣を2人に聞きました」と明かした。新婚生活については、映画になぞらえ「僕も料理をしますが、働き者のアリのように(妻は)頑張ってくれています。そして、僕が時折、オナラをしてます」と幸せいっぱいのよう。子どもの話題になると星蘭ちゃんと花音ちゃんを見やり「こんなカワイイ子が出来たら現場に行きたくなくなって仕事が大変!」と「仕込みの仕方がいまいち分かんなくて…(笑)」とやはり最後は下ネタに持っていき、ウドさんから制されていた。『ミニスキュル~森の小さな仲間たち~』は10月18日(土)より全国のイオンシネマ(一部劇場を除く)にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミニスキュル森の小さな仲間たち 2014年10月18日より全国イオンシネマにて公開(C) MMXⅢ Futurikon Films - Entre Chien et Loup - Nozon Paris - Nozon SPRL - 2d3D Animations. All rights reserved.
2014年10月09日『愛の渦』で一躍注目を浴びた若手女優・門脇麦と、映画初出演となる道端ジェシカの豪華W主演で贈る、日本初の体感型ヨガ・ムービー『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』。10月9日(木)に完成披露試写会が行われ、門脇さんと道端さんに加え、共演の村上淳、永田琴監督が登壇した。本作の主人公は、青森から都会を夢見て上京してきた21歳の本沢海空(門脇麦)と、トップモデル兼ヨガ・インストラクターとして活躍するKUMI(道場ジェシカ)。海空は、KUMIに憧れて彼女が開講するヨガ・スクールに通い始めるのだが…。今年の年明け早々から2月の初旬まで撮影が行われたという本作。テーマはもちろん、ヨガだ。撮影中は、永田監督の意向で「朝ヨガ」をスタッフ・キャスト含め、撮影に参加したすべてのメンバーで行っていたそう。道端さんは役柄と同じくインストラクター級のヨガ通、さらに元々クラシック・バレー経験者の門脇さんも趣味としてヨガを楽しんでいるというが、村上さんは「こんなオッサンがねぇ…」と自虐気味に笑う。しかし、撮影中のヨガシーンは「あれは上手くやれてますから大丈夫です」とご満悦だった。そんな村上さんだが、劇中で演じているのは20年を越える役者人生で初となるゲイ役(役名:梅之助)!村上さん曰く「ずっと挑戦したかったんだけど、何回かお話はあったんですが上手く決まらず」だったそうで、ついに念願叶ったそのゲイ役は「まぁ~これが難しかったです」と苦労の程を伺わせつつも、「元々持ってる僕の“女子力”で何とか乗り切れたんですけど」と語り、客席の笑いを誘った。役作りについては、「監督のお知り合いでゲイの方がいらっしゃって、その方をベースに僕の役にハメていこうと、気負わずにやらせて頂きました。オカマにならずに、というのが難しかったですね」と真面目に明かしていた。しかしその後、門脇さんやMCから「梅ちゃん、素敵でした」「すごい自然でしたよね」と言われるたびに、「それは、元々持ってる僕の“女子力”がね」とすっかりお気に入りのフレーズとなったよう。永田監督も「今日(の舞台挨拶)は全員女子!」と笑っていた。『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』は10月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸 2014年10月25日より全国にて公開(C) 2014「シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸」フィルムパートナーズ
2014年10月09日『テッド』のセス・マクファーレンが主演&監督を務める『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』が、いよいよ10月10日(金)より劇場公開となる。本作で、西部時代の町には必ずいそうな(?) “ヒゲ”サロンの経営者で、アマンダ・セイフライドの彼氏役として出演するニール・パトリック・ハリスから、シネマカフェにコメントが到着した。本作の舞台は、西部開拓時代のとある田舎町。セスは、“古き良きワイルド・ウエスト”とロマンチックに語り継がれるフロンティア伝説を真っ向から否定し、自身で演じた地味で冴えない羊飼い・アルバートの“西部劇らしからぬ”生きざまを、彼らしい辛辣なユーモアとともに斬新な視点で描き出していく。本作で、セス演じる主人公アルバートに愛想を尽かしたルイーズ(アマンダ・セイフライド)がくら替えしたのは、町の金持ちでヒゲサロンを経営するフォイ。好きなものをなんでも買ってくれるフォイに、ルイーズはあっという間にメロメロになってしまうのだ。そんなフォイ役として、キザでヘンテコなヒゲをたくわえ、嫌味ったらしい演技を見せているのが、ニール・パトリック・ハリスだ。ニールは、TVシリーズ「天才少年ドギー・ハウザー」でブレイクして以来、人気コメディシリーズ「ママと恋に落ちるまで」や、「glee/グリー」などに出演。また、本年度トニー賞では、ブロードウェイミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」によりミュージカル部門「主演男優賞」を受賞したほか、トニー賞のホストを3度も務めるなど、舞台俳優としても確固たる地位を確立している。9月には長年のパートナーであったデヴィッド・ブーティカと同性婚するなど、公私ともに順調なニール。シリアスなドラマからコメディ、CGIアニメ『スマーフ』など、幅広い作品に出演し、いつでも微笑みを絶やさないキャラクターが大人気だ。そんな彼が演じたフォイ役のキャスティングが、一番苦労したとセスは言う。「この役は少しレベルが違って、漫画に出てくるようなうそっぽい悪役ではなく、アルバートにとって本当に危険な存在であることを感じさせる俳優を探していたんだ」。「困り果てていたときに、ふとニール・パトリック・ハリスはどうだろうという話になった。彼は当たり役だったね。ニールが演じている姿を見ると、エンターテインメント業界で最も万能で才能に溢れた人だと思うんだ。本当にすごいよ!演技も歌もダンスも全て完璧にこなす1940年代の俳優を見ているようで、最高だった」と、彼を起用したセスも感嘆の声を上げる。さらに、劇中ではフォイに対して暴言を吐きまくる美女ガンマン役のシャーリーズ・セロンは、ニールついて問われると「偉大なるニール・パトリック・ハリスね。私にとって彼はお手本よ。彼は、ものすごくナチュラルで持って生まれたコメディへの理解があったの。まるで素晴らしい芸術家を見ているようだったわ」と、コメント。「私は恐怖でおもらししないように気を張っていたけど(笑)、彼の場合は演技に優美さと楽しさが伴っているのよね。ほかの共演者ともよく話していたんだけど、彼はアドリブもうまいし、役になりきっているからこそ、彼が言うことの全てが本当に彼の役が言いそうな言葉に思えてくるから信憑性があるの。彼は本物のプロフェッショナルよ!水を得た魚のようだったわ」と、賞賛を贈った。ニール自身も本作の現場をとても楽しんだようで、「普段話すことのない、いろんな人々とたくさん話すことができた。みんな本当に面白くて、ユーモアが最高なんだ!驚いたよ!いままで会ったことのない良い人ばかりで、現場ではみんな一緒に話して、たくさん笑って、仲良くなったんだ」と、笑いの絶えない撮影現場をふり返っている。劇中では、そんなニール演じる“パーフェクトマン”フォイに、アルバートは勢いで決闘を申し込み、ルイーズにいいところを見せたいフォイもそれを了承してしまう。オタクな羊飼いと嫌味な金持ちという、西部劇史上最低(?)のガンファイトの行方は、ぜひ劇場で確かめてみて。『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』は10月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ 2014年10月10日TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2014年10月09日2014年もついにラストクールに突入です。あと3か月で今年も終わりだなんて…なんだか早すぎませんか(涙)!?さて、気になる10月クールのラインナップは、前回に比べ圧倒的に女性主人公の作品が多い予感がしております。中でも、シリーズ最新作を迎えるあの2作品はどちらもハラハラ・ドキドキの展開が待ち受けていそう!?まだ現段階で、どのドラマを観るか悩んでいるという皆さん!今日は【ドラマニア】おすすめの作品をいくつかピックアップして、ご紹介していきますよ。■リターンマッチは、“強くてコワイ”女の戦いになりそう!?人気ドラマの最新シリーズと言えば、米倉涼子さん主演「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第3弾が木曜21時に帰ってきました!2012年放送の第1シーズンでは平均視聴率19.1%を記録。さらに翌年2013年放送の第2シーズンでは、自己記録を上回る平均23.0%という驚異的な数字を叩き出し、大きな話題を集めた本作。群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い…。専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に医学界をなぎ倒す“強い女”の背中をとくとお楽しみくださいませ。また、もうひとつ注目のリターンドラマ「ファースト・クラス」の存在もお忘れなく。今年4月クール土曜深夜にて放送され、なんと10月は水曜10時枠にお引っ越ししての最速カムバックです!沢尻エリカさんが主演を務めるほか、夏木マリさん、余貴美子さん、木村佳乃さんなど大人度UPの悪女たちが続々登場。倉科カナさん、篠原ともえさん、市川実和子さん、小島聖さん、ともさかりえさんといった多種多様なキャストが彩りを添えています。雑誌業界からファッションブランド業界へと舞台を移し、どんな戦いを魅せてくれるのか…?■まだまだあります!恋に仕事に事件に…大忙しの女性主人公ドラマそしてその他にも、気になる作品がちらほら。中でも、何故だかイニシャルがタイトルになっている作品が2つも存在するのが面白い特徴です(笑)。武井咲さん、綾野剛さんのW主演となる「すべてがFになる」では、スーパー理系頭脳をもつ“リケジョ”の女子大生と大学の准教授の師弟コンビが、天才的犯罪者から投げかけられた猟奇的な密室殺人に挑みます。その名の通り、「F」という言葉に隠された秘密とはいったい?榮倉奈々を主演に、窪田正孝&賀来賢人らが出演する「Nのために」の「N」は、ある事件に関わる重要な人物のイニシャルを表しているということですが、それぞれの明かされ方の違いなんかを比較してみるのも面白いかも!?女性主人公で言えば、深田恭子さん&寺島しのぶさんがタッグを組んだガッツリお仕事系ドラマ「女はそれを許さない」。恋愛系だと、人気コミックス原作の水10「きょうは会社休みます。」や、石原さとみさん&松下奈緒さんの異色姉妹ドラマ「ディアシスター」あたりに期待大ですね。■男性だって負けてナイ!注目の原作モノが目白押しとは言え、もちろん男性主人公の作品もありますよ!月9では枠史上初となる時代劇「信長協奏曲」に小栗旬さんが主演することが大きな話題を呼んでいますし、あの宮藤官九郎さんのドラマに錦戸亮さん&満島ひかりさんが出演するなんて…「ごめんね!青春」、絶対お腹がよじれそうです(笑)。また、原作モノですと、丸山隆平さんが「地獄先生ぬ~べ~」をどう演じてくれるのか。そのキャラクターの行方が気になりますし、復活モノなら「MOZU」のSeason2がついに地上波で登場するほか、大人気「相棒」の13シリーズ目もどうぞお忘れなきよう。見どころがあり過ぎてどこから手を付けたら良いのか分からないという方は是非、本日(10月9日)から始まる「ドクターX」以降の全作品の初回をザッピング!私と一緒に【ドラマニア】になりませんか?次回の更新もお楽しみに~。(text:Yuki Watanabe)
2014年10月09日『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー監督が贈る、世界で最も有名な勇者を描いた映画『ヘラクレス』。主演を演じるのは『ワイルド・スピード』シリーズを始め、数々のアクション映画で世界にその名を轟かせた“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソン。魔物を相手に立ち向かうドウェインの暴れっぷりが見どころでもある本作だが、シネマカフェでは、伝説が生み出される歴史の裏を支えていた4人の“ヨーロッパ美女”に注目した。恐るべき怪物と戦う“12の難業”を成し遂げ、生きる伝説となったヘラクレスは、いつしか金のためだけに戦う傭兵となり、仲間とギリシャ諸国を彷徨っていた。あるとき、国を守る依頼を受けた彼は国王の娘ユージニアとの出会いで何かが変わり、過酷な闘いへと挑んでいく…。いずれも劣らぬ4人の美女たち。まずは、ドウェイン演じるヘラクレスが仕える、トルキア国の王女・ユージニアを演じるスウェーデン出身の女優レベッカ・ファーガソン。ドウェインは「レベッカには目に見えない未知の資質があって、人を夢中にさせてしまうんだ。彼女は非常に美しくて、この役に命を吹き込んでくれた」と大絶賛!実はハリウッドではまだ無名ながらも、大人気シリーズ『ミッション・インポッシブル』の新作にトム・クルーズのヒロイン役に大抜擢される期待の新星だ。続いて、ヘラクレスの妻として妖艶な姿を披露するのはイリーナ・シェイク。サッカーポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドの恋人である彼女は本作で映画デビュー。米男性誌で「最もセクシーな女性100人」で4位に選ばれるなど、本作でもセクシーさを存分に発揮している。そしてアテネの王女、アンティマケをフレッシュに演じるのは、ハンガリー出身バーバラ・パルヴィン。バーバラも本作でハリウッドデビューとなる。2010年ミラノ・コレクションでランウェイ・デビューしている彼女は、実は日本でもグリコ・ドロリッチのCMに出演の経歴も!最後にイングリッド・ボルゾ・ベルダル。ノルウェー出身の彼女は『ヘンゼル&グレーテル』にも出演しており、本作ではヘラクレス率いる傭兵軍団の紅一点、アタランテを演じており、美しい身のこなしで戦闘シーンに挑んでいる。『ヘラクレス』は10月24日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヘラクレス 2014年10月24日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年10月09日世代や性別を超えて愛され続ける「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念し、全国で「ムーミン展」が開催されるなど“ムーミン・イヤー”として注目を集めている中、初の長編アニメ映画となる『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』の第1弾映像が、ついに解禁となった。ムーミン谷を抜け出し、南の海へバカンスにやってきたムーミン一家。家族みんなで楽しむはずが、ムーミンのガールフレンド・フローレンとムーミンパパは貴族の贅沢な暮らしっぷりに夢中!ムーミンとムーミンママは腹を立て、ホテルから飛び出してしまい…。本作は、ムーミンの母国フィンランドで製作された初の劇場用長編アニメーション。トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念する、ファン待望の1本だ。到着した映像では、バカンスに心を躍らせ南の海に向かう一家の様子が、ムーミンの世界独特の色使いで描かれている。愛くるしいキャラクターにも目を離せないが、手描きによる背景描写も繊細な“ムーミンらしさ”がたまらない。先日、フローレンが現地で出会ったプレイボーイにナンパされている様子が描かれたクリアファイルが前売り特典として発表されていたが、今回、前売り特典にスペシャル版が発売されることに!スペシャル版には、マニアには嬉しいムーミンママとムーミンパパがプリントされたオリジナルトートバッグが用意されている。かわいらしいムーミンの世界に、この映像から飛び込んでみて。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日「これまでに僕が出会った監督にはない感覚の持ち主」。つい先日、NHKの朝ドラへの出演も発表されるなど、文字通り引く手あまたの大泉洋。気鋭の若手演出家から巨匠まで、多くの監督と作品作りを共にしてきた彼は三島有紀子監督をそう評する。ヒロイン役として音楽の世界から映画の世界へと引き抜かれてきた安藤裕子も、とある舞台挨拶で「見たことのない“イケメンの”大泉洋が見られます!」と強調し笑いを誘っていたが、自身に関してもこの映画に出演したことで「いままでの私にはなかった強さや女性性――それは多分、私の根っこの部分にあったものだけど、それを引き出してもらえた」と語る。出会いが人の新たな魅力を引き出し、それがさらなる化学変化を生み出していく。映画『ぶどうのなみだ』(10月11日公開)は映画の中の物語でも、そして現実の世界でもそれを実現、実証している。舞台となった北海道の大地、三島監督が向けるカメラ、この物語との出会いは大泉洋と安藤裕子に何をもたらしたのか?一度は故郷を飛び出すも、傷ついて北海道・空知(そらち)の地に戻ってきたアオ。それから一心不乱にワイン作りに励むが、なかなか満足のいく味を生み出すことが出来ない。そんな彼と弟のロクが暮らす土地にエリカという名の不思議な魅力を持った女性がやってきて、彼らの静かな日常を侵食していくが…。大泉さんにとっては2012年の同じく北海道を舞台にした『しあわせのパン』に続いての三島監督の作品への主演。前作の静かに妻を見守る夫に続き、今回演じた笑顔を見せることなく、ただワイン作りに熱中するアオという役について「最初に三島監督からいただいたメールに『今回の役はとても寡黙でめちゃくちゃストイックな役です』とあって、内心『また喋らない役か…』と思いました(苦笑)。まあ僕自身、寡黙な男か、ムチャクチャよく喋る男のどちらかの役が多いんですけど…」と笑いつつ、故郷・北海道を舞台にした映画でその魅力を発信することができる喜びを語る。「それはやはり大きいですね。さすがうちの社長(※鈴井亜由美/大泉さんの所属事務所の社長であり本作を企画・プロデュース)だなと(笑)。僕にも彼女にも、どうしようもなく北海道のために何かがしたいっていう気持ちが訳が分からないくらいあるんです(笑)。僕自身、北海道の出身とはいえ、隅々まで知っているわけではなかったので、今回、こんなに美しいぶどう畑と、ワイナリーがあり、北海道のワインがここまでおいしくなっているのか!と驚かされたところもありました」。アオと亡き父、エリカと彼女を置いて去った母。親と子の結びつきの再生もまた、本作で描かれるテーマのひとつ。安藤さんが脚本を読んで、エリカという役柄に対し「うちの母親に似ていると感じた」というのは偶然とはいえ面白い。「私自身とは少し遠いかなというのを感じてて、エリカの感情の起伏の激しさやケタケタと笑って包み込むような大きさ、人に勝手に料理を振る舞うようなところはまさにうちの母親なんですよね(笑)。私も歌うようになって、ガッと感情を出すようになったところはあるけど、それはあくまでも『人前に立つ安藤裕子』が持っているもので、子ども時代や若い頃をふり返っても、感情を人前でさらすようなこととは縁遠かったんです。だから、どちらかというアオとの殻の厚さに自分に近いものを感じましたね。人に何かを振る舞うってなかなかできないんですよ。『本当は嫌なのに無理して食べさせられてるんじゃないかな?』とか考えちゃう(苦笑)。でも、うちの母は平気で振る舞うし、持たせちゃう(笑)。『ああ、うちの母親に似てる』って思いながら脚本を読んでました」。北海道を舞台にした出演作ならほかにもある。陰を持った男ならこれまでいくつも演じてきた。なぜ、大泉さんにとって三島監督は“特別”なのか?「ひとつには、北海道という土地をこんな風にファンタジーのように描いてくれる人はいないということでしょうか。どこか日本の作品ではないような…。今回、特に“三島ワールド”と言えるものが確立したと思う。実際に撮っているときも、すごく象徴的な撮り方というか、演じながら細かい部分で疑問を感じる時もあるんですよ。これ、現実の世界で考えてどうなんだ?と。例えば今回で言うと、アオがワインの樽を畑の真ん中でぶちまけるシーンがあるんですけど、よく考えると、何でわざわざ畑の真ん中に持っていったんだ?と疑問に思うんです。ただ、そういう理屈や辻褄を超えて表現したいものが三島監督にはあるんですよね。だから出来上がりを観て、『なるほど』と思わせてくれるんです。ピカソの絵のように現実にそうやって見えるわけじゃないけど、1枚の絵の中にいろんなものが表現されている。そういう撮り方をしてくれる監督は実はあまりいなくて、不思議な感覚を覚えます」。安藤さんにとっては、本格的に音楽活動を始めてからは初めての演技の仕事。アオが元指揮者であるのに対して、エリカは決して音楽と深い関わりを持つ役柄というわけでもない。純粋に“演技者”という立場で映画の世界に触れたことは安藤さんに大きな刺激や発見をもたらした。「元々、私は映画の世界に憧れがあって、高校の頃に『映画監督になりたい』と言ってた時期もあったんです。憧れを持ちながらも『自分には無理だ』とあきらめた世界でもあり、その道のりの中で自分はものを作るのがとにかく好きなんだと分かって、音楽を作るようになったんです。音楽が好きという以前に、自分がその時にワクワクするようなものを作りたいんですよね。ミュージシャンとしてデビューした後も、女優のお仕事の話をいただくことはあったんですが、自分にとって映画は尊く、憧れも強すぎたし、恥をさらすのを怖いという思いもあって『まずは音楽で何が出来るか』という気持ちもあって…」。そんな安藤さんの心境に変化が訪れたのは3年前。そこからいくつかの偶然を経て、本作への出演へと至った。「地震が起きて、その後、私を育ててくれた祖母が亡くなって、自分に子どもも生まれて、生とか死について考える時間があったんですね。もう少し素直に、自分が生きていく中で何がやりたいのか?と考えることがあり、自分が死ぬまでにやりたいと思っていたことを全部やろう!と思うようになったんです。そんなタイミングでちょうど鈴井さんがエリカ役を探しているときに美容院で、私の出ている雑誌の記事を読んだそうで『この人だ!』と思ってくださったそうです。不慣れなチャレンジの中で、やはり今までの自分にないものを引き出してもらえたと思います。エリカとして生きたことで、彼女が持つ強さや彼女の経験が自分にプラスされた気がしますし、以前よりも怯えが減ってたくましさが増えたように感じています」。最後に、物語とは直接関係のない質問をひとつ。2人は仕事で涙を流したことは?タイトルにちなんで尋ねると、安藤さんは「メチャクチャありますよ」と笑う。「放送事故かってくらいありますよ(笑)。昔は取材で質問されて、答えられずに詰まって泣いてたし、ラジオでコメント録る時も、ゲストで呼ばれた時も泣いてました。人が怖かったですね。いまは、人前に立つ自分を作って、スイッチを入れてるんですよね。昔はそれが器用に出来なくて、対面する人やスタッフがオロオロする中、泣いてました(苦笑)。いまでもステージの上では泣いてます。歌いながら、曲の感情やそれを聞いてくれるお客さんの感情を吸い取ってるんですかね?」。大泉さんもそんな安藤さんの言葉に「僕もファンの思いで泣くことはありますよ」とうなずく。「僕の出演作を観たファンからいただいた感想を読んで、ジワっと来ることは多いです。僕自身は楽しいと思ってやっているんですが、それにこんな風に勇気づけられたりしてくださる方がいるのかと知って、涙が出てくることはあります。仕事で悔しくて泣いたことも…ありますよ、何度か(笑)。悔しさと腹が立ったのとが重なって、気づいたら話しながら泣いてました」。大泉洋ヘアメイク:白石義人(ima.)スタイリスト:九(Yolken)安藤裕子ヘア:HIROKI(W)メイク・スタイリング:安藤裕子本人(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぶどうのなみだ 2014年10月11日より全国にて公開(C) 2014『ぶどうのなみだ』製作委員会
2014年10月09日ナイキから、これまでにないスピード感あふれる走りをサポートするスタビリティシューズ「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18」の最新モデルを発表。NIKE.COMなどで、10月3日(金)より発売中。ナイキ エア クッションの中でも速さと反発性を誇るナイキ ズーム エアは、エリートから一般アスリートまで幅広く好まれている。18代目となった最新モデルは、このシューズの特徴である安定感を損なうことなく、軽さ、スムーズな乗り心地と反発性を高め、安定性とスピードをより高いレベルで実現した。ナイキチームでは1万メートルで銀メダルを獲得したゲーレン・ラップ、3,000mの世界ジュニアチャンピオン、メアリー・ケインなどのエリートアスリートの協力を得て、彼らの経験に基づく意見をとりいれたり、分析を行っている。毎週約120マイル(192キロ)にものぼる距離を、ナイキ ストラクチャーで走っているラップは、「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18はより安定感が高まっており、走っている間中ずっといつもより速くなっているように感じる」と話し、さらに「ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18は、適切な部分で足をしっかりと包み込み、長距離走に必要なサポート性を提供してくれるので気に入っています。持ち上げたときの軽さには本当に驚きました。まるでナイキがシューズの重さを数オンス(約60~90g)程度軽くする魔法を見つけたのではないかと思ったほどです。そしてその軽さのおかげで速く走れるように感じます」とコメントしている。ナイキ エア ズーム ストラクチャー 18は、アッパーの非対称なダイナミックフライワイヤーと、ミッドソールの3つの密度のフォームでできたダイナミックサポート システムで、すぐれた安定感を提供。新しく曲線的になったラスト(足型)を用いて、つま先部分の持ちあがり(トースプリング)をより高くした設計や、ナイキ ズーム エア クッションの採用で、ズームエアの特徴である弾むような反発性とより素早い蹴り出しを感じられるようになっている。カラーも、これからの季節感にぴったりのこっくりとしたダークトーンのベースに、ライニングやソール部分の鮮やかでくっきりとしたラインが映える。今回初めてナイキ エア ズーム ストラクチャー 18はNIKEiDでカスタマイズができるようになり、シューズの幅、ソックライナー、色、フェイドグラフィックや文字などを選ぶことができる。NIKEiDでのカスタマイズは、9月26日よりスタート。自分好みにカスタマイズしたナイキの最新モデルで、秋冬のランニングシーズンを楽しんでみて。(text:Miwa Ogata)
2014年10月09日まもなくTBSで「Season2」放送が始まるドラマ「MOZU」の音楽を手がけた菅野祐悟&オリジナルオーケストラによるスペシャルコンサートが10月8日(水)に開催。上映後に西島秀俊、真木よう子、池松壮亮、蒼井優、佐野史郎、羽住英一郎監督による舞台挨拶が行われた。TBSとWOWOWの共同制作で「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」がTBSで、続く「MOZU Season2 ~幻の翼~」がWOWOWで放送され話題を呼んだが、今回、地上波のTBSでもついに「Season2」が放送となる。逢坂剛のハードボイルド小説を原作に、公安刑事たちの戦いは新たな局面を迎えると共に終結へと向かって動き出す…。コンサートの終演後、壇上に西島さんらが姿を現すと会場は歓声に包まれた。舞台袖でずっと菅野さんとオーケストラが奏でる音楽に耳を傾けていたという西島さんは「感動してます」と興奮気味。初めて菅野さんによる本作の音楽を耳にした時のことを尋ねると「個人的に、演技をする時、『哀しい』とか『楽しい』といった名前がつく前の感情を掴まえたいと思っているんですが…」と自身が演技に臨む際の心境を明かし、「菅野さんの音楽からはまさに、まだ名前の付いてないザワついた思いが感じられて、勝手にシンパシーを感じ、感動していました」と熱弁をふるう。真木さんはドラマ「SP」シリーズなどでも菅野さんの音楽に触れてきたが「いつも思うのは、決して画(=映像)を邪魔せず、壊さずに(音を)流してくれて、ここぞという時に勢いのある音楽を出してくださります」とその音の魅力について熱く語った。池松さんは、一人のシーンの撮影の際に羽住監督から現場で菅野さんの作った音楽を聴かせてもらったそうで「ものすごく興奮し、『助けられるな』と思いました」とふり返る。蒼井さんも「見ている側の不安を煽り、決して映像の邪魔はしないんですが、気持ちを高めてくださる。ずっと聴いていたいなと思ったところで爆発が起こったりするんです(笑)」と映像、物語と結びつき、作品の質を高めていく音楽の力を絶賛した。菅野さんは、コンサートの中でも、羽住監督の要求の高さ、特にメロディではなくノイズを多用しつつつ、それをサウンドトラックに昇華させていく難しさについて、半ば“愚痴”のような口調で苦笑交じりに語り笑いを誘っていたが、キャスト陣の称賛の言葉に嬉しそうな笑みを浮かべていた。「MOZU Season2 ~幻の翼~」はTBSにて10月16日(木)より放送開始。なお、この日のコンサートの模様は11月22日(土)にWOWOWが開催する「TOUCH WOWOW2014」の中で放送される予定。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日東京・お台場のホテル日航東京では、12月25日(木)のクリスマスの夜に、今年で結成25周年を迎える「LUNASEA」ヴォーカリストである河村隆一氏による、クリスマスにラブソング捧げるディナーショー「Ryuichi Kawamura Christmas Dinner Show 2014」を開催する。河村隆一氏は、1992年にヴィジュアル系ロックバンド、「LUNA SEA」のヴォーカリストとしてメジャーデビューし、3rdシングル「ROSIER」を始め、「DESIRE」「SHINE」「I for You」など数多くのヒット作を生み出し、90年代を代表するロックバンドへと上り詰める。1997年にはソロ活動を展開。同年に発売したアルバム「Love」は320万枚を売り上げるなど、ラブソングを中心に、「LUNA SEA」時代とは曲調、ジャンルの異なる一面をみせながら、NHK紅白歌合戦にも出場し、わずか1年の間でソロシンガーとしての地位を不動のものにした。音楽活動以外にも、ドラマ出演や小説の出版、他アーティストへの曲をプロデュースするなど、多方面に渡り活動している。また活動を休止していた「LUNA SEA」も2013年から再始動し、約13年ぶりとなるニューアルバム「A WILL」が12月11日にリリース。今年、バンド結成25周年スペシャルライブ「LUNA SEA 25th ANNIVERSARY LIVE -The Unfinished MOON-」として、全国16都市32公演のツアーを実施し、ファンにとっては嬉しい一年となった。今回のディナーショーでは、氷川きよしに楽曲提供をした「きよしこの夜」のセルフカバーが披露されるほか、自身のヒットナンバーであるラブソングに、トークを交えながら、河村隆一氏の魅力満載のステージを愉しめる。料理は、いつまでも大人の色気を放ち続ける河村隆一氏をイメージした一夜限りの豪華なフルコースを用意。ドリンクはすべてフリーフローで提供される。クリスマスには、ホテルのロビーに毎年恒例の高さ8mツリーが登場。東京タワーがきらめく湾岸夜景が美しいお台場で、今年一年を締めくくるスペシャルな時間を過ごしてみてはいかが?料金は1名35,000円(ディナー、ドリンク料金、ショーチャージ、消費税・サービス料込)。チケット販売開始は、10月14日(火)10:00よりスタート。(text:Miwa Ogata)
2014年10月09日TBSとWOWOWの共同制作によるドラマ「MOZU」シリーズに出演する西島秀俊、真木よう子、池松壮亮、蒼井優、佐野史郎、羽住英一郎監督が10月9日(水)、本作のスペシャルコンサートに来場し、まもなくTBSで放送となる「Season2」の魅力や撮影時のエピソードを語った。逢坂剛の人気小説の実写版で、国家規模の陰謀に立ち向かう公安刑事たちの戦いを描き出す。「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」がTBSで、続く「MOZU Season2 ~幻の翼~」がWOWOWで放送されたが、まもなく地上波のTBSでも「Season2」が放送される。ちょうど1年ほど前に撮影が行われたが、西島さんは「Season2」について「真木さんと池松くんは『Season2』でより過酷なアクションを見せています」と語り、さらに新たに加わった佐野さんについても「佐野さんは、出てきた瞬間に『あ、このヒト悪い人だ。強敵だな』と一発で分かる(笑)」と自身にとって大きな“壁”となることを明かす。同様に新加入の蒼井さんについても、同じくTBSとWOWOW共同制作の「ダブルフェイス」での共演経験をもふり返りつつ「この人が出てくると、破壊して、周りはいろいろ巻き込まれていく(笑)」と蒼井さんの存在が惨劇の“フラグ”であると説明し、会場は笑いに包まれた。スクリーンには「Season2」の劇中ビジュアルとして、一面真っ白の雪の中を歩く西島さんと真木さんの姿が映し出されたが、真木さんは「ただただ寒かった…」と恨めしげな表情。そのつらさは「今後の冬の仕事の入れ方を見直そうと思った」と語るほどだ。写真を指差し「勝手に帽子かぶってましたから!」とその凄まじい寒さと監督への怨念について明かし、再び会場は笑いに包まれた。先ほど、まるで不幸を呼ぶ使者のように西島さんから散々な言われようだった蒼井さんは、そんな西島さんについて「『Season1』と『Season2』でこれだけ長丁場の西島さんが、最終回が近づくと『寂しい。またやりたい』と仰ってて、どこまでタフなのか…?と衝撃を受けました(笑)」と尊敬の思いを込めつつ、もはや“ドM”という言葉がピッタリの西島さんの撮影現場での姿を暴露。佐野さんは、ニュースなどでも取り上げられた本作のタバコを吸うシーンの多さに衝撃を受けたと明かしつつ「時代に逆行していくんだね?よっしゃ!という、締め付けられない楽しさがあった」と述懐。地方ロケでは蒼井さんらと飲みに行く機会もあったそうだが、「あんなに熱く語ったのは久しぶり。こういうキャストがいて、こういう作品が出来たのかと思った」と幸せそうに語っていた。「MOZU Season2 ~幻の翼~」はTBSにて10月16日(木)より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日ロンドン映画祭でのクロージング上映が決定し、すでにアカデミー賞最有力候補にも挙る勢いの、ブラッド・ピット主演最新作『フューリー』。このほど、ブラッド演じる司令官ウォーダディーを支える、”バイブル”と呼ばれた男を演じるシャイア・ラブーフの劇中カットとメイキングカットが併せて到着した。第二次世界大戦下、新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置されたのは“激しい怒り”という意の“フューリー”と名付けられた戦車で戦場を駆る、ウォーダディー(ブラッド・ピット)率いるチーム。彼らはたった5人で、300人の精鋭部隊を相手に立ち向かおうとしていた…。到着した場面写真には、凄惨な戦場でひとり、天を仰ぐ男の姿が…。仲間から“バイブル”と呼ばれる副司令官の米兵士ボイド・スワンだ。“バイブル”を演じるのは、『トランスフォーマー』3作品で主役を務めてきたシャイア・ラブーフ。「僕が演じているボイドは“フューリー”の副司令官だ」とラブーフは語る。「タンクの主砲であるHV76mm砲を操る冷血な殺し屋だが、信心深い男でもある。聖書を読むクリスチャンが戦場の殺戮とどう折り合いを付けるのかが興味深い」存在だと言う。近年の彼は、トム・ハーディとの共演作『欲望のバージニア』、日本公開も間近のラース・フォン・トリアー監督の問題作『ニンフォマニアック』などに出演しており、演技の幅を広げている。本作でも、クリスチャンでありながら敵兵に対する殺し屋という二面性を持つ冷酷な役に徹するため、軍人たちと会話を交わすなど役作りに臨んだ。その中のひとり、第二次大戦中に実際に従軍したドン・エヴァンスという兵士からは「クリスチャンで正義感が強い。殺しは殺しでも“killing"と“murder”の二種類があり、その間には大きな違いがある」と力説されたという。ラブーフ演じる“バイブル”には、聖書に則ってはいるが、敵を殺すことに罪悪感はない、という彼の言葉が反映されており、さらに、その冷酷かつ獰猛な姿から“死神”というキーワードを連想させたという。また、ラブーフは、本作のデヴィッド・エアー監督について、「デヴィッドは特異な経歴の持ち主で、色々な事を語り聞かせてくれ、こちらの話も聞いてくれる。我らの隊長だったよ。ちょっとイカれてるが、だからこそいい」と笑顔を見せた。元海軍という経歴でリアリティを追求し、兵士の二面性を最大限に引き出した監督との仕事は、よほど大きな刺激となったようだ。プロデューサーのジョン・レッシャーは、「デヴィッドの手に掛かると、神を信じながらも喜んで殺すような二面性のある男という描写になる。シャイアは魂のこもった深みのある芝居をしてくれる。いままでに見たことのないような打ち込みようで感心したよ」と語っており、監督の手腕とともに、見事にそれを体現させたラブーフを賞賛する。ラブーフが演技者として新境地を見せた本作では、監督、そしてブラッドと映るメイキング写真からも、仲間たちと刺激し合うこともまた演技の幅を引き出す要素であることを伺わせている。『フューリー』は11月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日NHK連続ドラマ「あまちゃん」終了後、映画やドラマに引っ張りだこの福士蒼汰と有村架純を主演に迎え、咲坂伊緒の大ヒット少女コミックを実写化する『ストロボ・エッジ』。この度、本作の公開日が3月14日(土)ホワイトデーに決定。併せて「GReeeeN」の代表曲である「愛唄」が主題歌となることが明らかになった。まだ恋をしたことのない、高校1年生の木下仁菜子(有村架純)。ある帰り道の電車の中で、学校中の女子から人気を集める同級生の一ノ瀬蓮(福士蒼汰)と出会う。少しずつ会話を交わすようになる蓮と仁菜子。クールに見える蓮の優しい言動、笑顔にいままで感じたことのない気持ちを感じる仁菜子は、自分が蓮に恋をしていると気付く。しかし、蓮には中学の時から付き合っている年上の彼女・麻由香(佐藤ありさ)がいた。それを知ってもなお、仁菜子は自分の想いをただ伝えたくて、蓮に告白するが、振られてしまい…。実写映画化・アニメ化で注目を集める「アオハライド」の原点ともいえる咲坂伊緒の作品を原作に、『100回泣くこと』や来年公開を控える『娚の一生』など繊細かつ確かな演出力で高く評価されている廣木隆一監督が映画化する本作。原作のなかで、仁菜子が何気なく歌う鼻歌を蓮が呼応して「その歌、ちょうど同じところが俺も頭の中で流れてた」と、想いがシンクロするというシーンがあるのだが、特に曲名も語られず、ファンの間でも「ふたりのシンクロ曲は一体何?」と話題になっていた。この人気のシーンを映画でも撮影するにあたり、連載当時(2007年)の大ヒット曲である「GReeeeN」の「愛唄」を使用。いまもなお衰えない人気を誇ること、歌詞が主人公たちの心情に寄り添っているということで、白羽の矢を立てたのだ。これについて「GReeeeN」は「今回、映画プロデューサーからお話を頂いた際、僕たちGReeeeNのデビュー年の楽曲、『愛唄』が『いまでも男性も女性にも聞いてもらえている』と言ってくださり、正直に嬉しく思いました。『愛唄』という楽曲が今回の映画とともにどのように変化するか楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せた。さらに、映画を締めくくるエンディング曲について、女性ボーカルを「GReeeeN」LINE公式アカウントで募集し、映画主題歌を歌ってもらうという前代未聞の一大オーディションプロジェクトの開催が決定。「GReeeeN」LINE公式アカウントがOn Airされる(友だち登録者が動画を送ることができる)2014年10月17日(金)18時~10月19日(日)23時59分の間に、「愛唄」をアカペラで歌った動画を投稿することでエントリーが完了。10月末までには優勝者を決定する予定だという。『ストロボ・エッジ』は2015年3月14日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日講談社「Kiss」にて連載中の東村アキコによる大人気コミックを、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍、国民的人気女優となった能年玲奈・主演で実写化した映画『海月姫』。このたび、菅田将暉の“美しすぎる”女装男子ぶりも大きな注目を集めている本作から、第2弾ポスタービジュアルとともに予告編映像が到着。「SEKAI NO OWARI」による書き下ろし主題歌も初披露されている。「男を必要としない人生」をモットーとする筋金入りのオタク女子軍団“尼~ず”と、ゆる~い日常を過ごしながらオタク道を極める月海(能年玲奈)の前に現れた、女装美男子・蔵之助(菅田将暉)と童貞エリート・修(長谷川博己)の兄弟。彼らとの出会いによって、その楽しい日々が揺るがされることに…。今回解禁された予告編映像からも分かるように、月海たちの“聖地”である男子禁制アパート・天水館が奪われる危機が勃発することが明らかに。菅田さん演じる女装美男子・蔵之助も、可愛らしいファッションには似合わないドスの利いた声で地上げ屋にもの申し、天水館を救おうとする。また、映像では、本作の主題歌を担当する「SEKAI NO OWARI」が本作のために書き下ろした「マーメイドラプソディー」が初お披露目。ボーカル・Fukaseの甘い歌声と歌詞に込めたメッセージが、このオタクすぎるシンデレラ・ストーリーによりパワーを与えている。そして、そのポップなメロディで彩られる世界観を最大限に表現した新着ポスタービジュアルでは、能年さんがまたもや変顔を披露。“尼~ず”(池脇千鶴、太田莉奈、馬場園梓、篠原ともえ)の面々も、“聖地”を守るためのオタク全開な戦闘態勢がキマっている。また、女装男子じゃない菅田さん、童貞っぽく見えない長谷川さんのイケメンぶりもまぶしく、キャスト陣もスタッフ陣も個性派が集まった本作らしいビジュアルとなっている。『ひみつのアッコちゃん』『L・DK』など、実写化作品を数多く手がけてきた川村泰祐監督が贈る世界観を、この予告映像で覗いてみて。『海月姫』は12月27日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2014年10月09日前田敦子が、「どうしても来たかった」と釜山へ。10月5日(現地時間)、開催中の第19回釜山国際映画祭での『さよなら歌舞伎町』公式上映で、前田敦子、イ・ウヌ、廣木隆一監督が観客からの質問に答えた。昨年も主演作『もらとりあむタマ子』で釜山国際映画祭に参加した前田さんは、「今年も釜山映画祭に来られて嬉しいです。去年とは全然内容の違う映画なので、そこを味わってください」と挨拶。映画は、歌舞伎町のラブホテルを舞台に、ホテルの店長(染谷将太)と同棲相手で歌手デビューを目指す少女(前田敦子)、韓国人デリヘル嬢(イ・ウヌ)とその恋人、時効寸前の男女(南果歩、松重豊)らの人生が交錯する24時間を描いた群像劇だ。前田さんは「どうしても来たかったんです」と多忙と台風で飛行機が飛ぶか危ぶまれる中、舞台挨拶に駆けつけた。昨年の映画祭ではキュートなAラインのドレスが印象的だったが、今年は私服だというミニスカート姿で、大人っぽい印象。上映後の観客とのQ&Aで前田さんは、「廣木監督とはずっと前から一緒に仕事をしたいと思っていたので、内容以前に『廣木さんとお仕事をしたい!』という私の強い願望でやらせていただきました」と出演の動機を明かした。この1年で女優としてどう変化したか、との質問には「『もらとりあむタマ子』はグループ卒業後すぐの撮影で駆け出し状態でしたが、そこからぺースを掴めたんじゃないかなと思います。その後、黒沢清監督や廣木監督と仕事をさせいただいて、感謝していますし、自分のやりたい道を歩けている今の状態に満足しています」と笑顔で語った。。廣木監督は、理想的とは言えないカップルばかり登場することについて「僕は人生がうまくいっている人より、うまくいっていない人を描く方が好きなんだと思います」と語った。感激して泣きながら監督へ質問する観客もおり、廣木監督が作品にこめた想いは伝わったようだ。イベント後、前田さんは多くのファンに囲まれつつ「観客の皆さんがものすごく盛り上がってくれて、とても嬉しかったです。釜山ならではですね」と感激の笑顔を見せていた。主演の染谷さんは体調不良で急遽欠席したが、染谷さんの両親が日本から上映に駆けつけていることを廣木監督が紹介すると、観客から温かい拍手が沸き起こった。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月09日最近はライフスタイル・サイト「Goop」主宰としても活躍中のグウィネス・パルトロウが、ライフコーディネーター・クリエーターの大御所、マーサ・スチュワートから批判されたものの、「私たちをライバルと見なしてくれているなんて、興奮するわ」と笑顔で反応した。マーサは9月半ばに「Net-a-Porter’s Porter magazine」誌のインタビューでグウィネスについて「彼女は静かにしているべきよ。映画スターなんだから。もし演技に自信があるなら、マーサ・スチュワートになろうとなんかしないはずよ」と発言した。グウィネスは7日(現地時間)に「Fortune」誌主催の「最も影響力ある女性サミット」に参加した際、この件について尋ねられると、「いままで私に悪口を言う人なんて誰もいなかったから、ショックで動揺してる」とまずはジョークで応えた。そして「本当に正直に言えば、彼女がわたしたちをライバルと見なしてくれているなんて、興奮するわ。本当よ」と付け加えた。「Goop」は今週、新しいCEOとしてリサ・ガーシュを迎え入れたが、彼女は実は「マーサ・スチュワート・リヴィング・オムニメディア」の前CEO。ジェシカ・アルバや最近ではブレイク・ライブリーなど、ライフスタイルの分野に参入してくる女優が後を絶たず、大御所もまじえて競争は激しさを増しているようだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月09日岡田将生が本格アクションに初挑戦するベストセラー作家・本多孝好氏によるアクション巨編小説の実写映画化『ストレイヤーズ・クロニクル』。このほど、本作の追加キャストに、NTTドコモのCMで注目された黒島結菜が決定。メガホンを取った瀬々敬久監督や、これまで戸田恵梨香、吉高由里子ら、映画・ドラマの主演を務める若手女優たちを次々と見出してきた敏腕プロデューサーが、新時代の“ヒロイン” として大抜擢していたことが分かった。1990年代の始め、バブル経済下の日本で秘密裏に行われていた、ある2つの実験。1つは子どもに突然変異を促し、極限まで人間の能力を発達させう1つは、遺伝子操作によって動物や昆虫の能力を持つ子どもを生み出させる群だった。やがて、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として「破綻」と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えるように。その「破綻」解消のカギを握る外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からの裏の仕事を、昴たちはその異能力を活かして渋々解決していた。そんなとき、渡瀬を狙う殺戮集団“アゲハ”が現れる。アゲハもまた異能力者たちだった――。先日、岡田さんを始め、染谷将太や成海璃子といった若手実力派と、白石隼也、清水尋也らフレッシュなキャスト、さらに伊原剛志、石橋蓮司、豊原功補のベテラン勢が対峙することが発表された、本作。黒島さんが演じるのは、染谷さんが車いすのリーダー・学を務める“アゲハ”の碧(アオイ)。岡田さん演じる昴たちと敵対する殺戮グループ“アゲハ”の中では戦闘能力は極めて低いが、ほかのメンバーにはない能力を有する“希望”の存在となる。CMで注目を集めた黒島さんは、いまやネクストブレイク間違いなしとされる17歳。今後、本作と同じく本多氏原作の映画『at home』や、福士蒼汰&有村架純主演『ストロボ・エッジ』、小関裕太とW主演の『あしたになれば。』の公開が控えている。「本多孝好さんの作品は短い期間に2回目で、前回の家族の絆を描いている作品(『at home』)とは全く違う話だったので楽しみにしていました。私の演じる役(碧)は、みんなの希望であり複雑な想いを抱えている子で、感情を台詞ではなく表情で演じるのがすごく難しいので大丈夫かなって不安でした」と明かす。だが、そんな黒島さんを気遣う瀬々監督やほかのキャスト陣の優しさに「私を選んでいただいたことに感謝して、監督が描いているものに応えられるように精一杯頑張っています」と、熱い思いを演技でぶつけたことを語った。瀬々監督は、そんな黒島さんを「アップになると、ある独特のオーラを発します。その強さは相当なものです。黒島さんは良い意味で、久しぶりの映画発信からのアイドルになるのでは」と、大きな期待を寄せている。また、『デスノート』シリーズで戸田恵梨香、『GANTZ』シリーズで夏菜や吉高由里子、『君に届け』の多部未華子、『桐島、部活やめるってよ』では橋本愛ほか山本美月、松岡茉優、清水くるみらを発掘してきた、気鋭のプロデューサー・佐藤貴博氏も「その輝きは間違いなく、この先の日本映画界に光を射す存在」と太鼓判を押す。佐藤氏は、黒島さん演じる碧も含め「“アゲハ”チームは遺伝子操作により、動物や昆虫などの能力を混合された実験体で、長くは生きられず生殖能力も持たない刹那の存在でしたが、碧だけは違って普通の寿命と生殖能力を有していることが分かり、“アゲハ”チームは碧を希望として、自分たちとは離れて、未来を生きることを望みます」と、その役柄を説明する。特殊能力を持ちながらも、哀しい運命を背負った彼らの唯一の“希望”というのは、このためだ。だが、碧を戦いから遠ざけたせいで、彼女は反発、昴チームに身を寄せてしまう。つまり、碧は、同じ異能力者ながら敵対する両チームの若者たちとかかわり、キーパーソンとなるキャラクターなのだ。まさに、フレッシュな魅力で文字どおり本作の希望となる黒島さんの存在に、ぜひ注目していて。映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日3か月って本当にあっという間ですよね。気がつけば、楽しい楽しい夏休みも、そして幅広いジャンルのドラマが詰まりに詰まった7月クールも終了してしまいました。そこで今日は、毎度“勝手ながら”選ばせていただいております、お気に入りのドラマランキングを発表!う~ん、今回は悩みに悩んだ結果、熱き男たちの演技がキラリ光ったこちらの3作品をセレクトさせていただきました。■第1位:13年経っても変わらない久利生公平に“ほっ”――伝説のドラマ「HERO」2014年の夏クールは、このドラマ無くして語ることはできません。フジテレビ・月9に13年ぶりに見事返り咲いた伝説のドラマ「HERO」です。これまで【ドラマニア】コラムでも何度かご紹介して参りましたが、最終回を終え平均視聴率21.3%と、昨今の同枠数字と比較してとても好調な結果に。「キャストが変わって大丈夫か!?」「今の時代に久利生公平は合うのか?」など、続編放送に高まる心配の声を大きく撥ねのけ、新生「HERO」(メンバーの変化はあくまで“時代の流れ”。久利生自身も、変わっている部分と変わっていない部分が非常にリアリティあふれる形で再現されていましたよね!)として復活を遂げました。2001年の時のように、木村拓哉さん演じる久利生検事の恋愛面が描かれることがなかったのがやや残念ではありましたが…、その分、2014年らしい角度での事件・法律、深く考えさせられる部分が非常に多かった気が致します。勝村政信さんや大塚寧々さんなど懐かしいキャストのゲスト出演や、初回から大きな話題を呼んだ児玉清さんの写真出演など、作品に携わる全ての人が一丸となって挑んでいる情熱が伝わってくるドラマに仕上がっていたのではないでしょうか。先日フジテレビ社長が「また続編を…」なんておっしゃっている発言がニュースとなっていましたが、果たしてどうなる!?今後の動向から、まだまだ目が離せませんよ~。■第2位:“マニア”にはたまらない!?――10名のベテラン脚本家が描いた「おやじの背中」日曜劇場でオムニバスだなんて大丈夫!?最初はそう思ったこちらのドラマ。しかしながら、豪華10名の脚本家さんの名前を見た瞬間から、その不安は一気に期待に変わりました。実際に全ての放送を終えた今でも、「やっぱりベテランの皆さんはさすがだな」という感想を抱いております。中でも、具体的に強く印象に残っているのは、以下の3作品。坂元裕二さんの「ウエディング・マッチ」(役所広司・満島ひかり)、木皿泉さんの「ドブコ」(堀北真希・遠藤憲一)、三谷幸喜さんの「北別府さん、どうぞ」(小林隆)です。いずれの作品も、感動の“涙”はもちろん、どんな時でも決して“笑顔”を忘れないで…というメッセージが自ずと伝わってくるような、とてもコミカルな仕上がりになっていましたよね。親子ってどう描いても、つい恥ずかしくなってしまいがちな部分なのに…、それを笑わせてくれるところが本当にスゴイなぁと感動。このように、見る人によって十人十色な楽しみ方ができるのがオムニバスドラマの良いところです。自分のお気に入りの物語を見つけて、是非大切な誰かと一緒に見ていただきたいドラマとなっていますよ。■第3位:現代を代表する“演技派”が勢揃い!――涙ナシでは見られない「若者たち 2014」「昼顔」や「同窓生」など、恋愛面で面白いドラマもたくさんラインナップされていたので、今回は本当にセレクトに悩みました。…ですが、そんな中でも、様々な要素で視聴者の胸を強く打ってくれた「若者たち 2014」を抜かすことはできませんでしたね。皆さんはこのドラマ、ご覧になりましたでしょうか?主演の妻夫木聡さんを始め、瑛太さん、満島ひかりさん、柄本佑さん、野村周平さんら佐藤兄弟に、毎話「これでもか!」というくらい泣かされたこのドラマ(今思い出しても涙が出てきます…泣)。劇中の台詞にもありましが、“どこか古い臭い生き方”をしている主人公の背中が、お金の大切さ、恋愛の意義、そして“生きる”ということ難しさ…。誰もが一度はぶつかったことがあるであろう壁を、不器用ながらにブチ破っていく姿がとても印象的に映し出されていましたね。また、3人の監督が毎回それぞれの視点で演出するという試みも非常に面白く、「世代によって強調する部分が違うのかな?」と素人ながらに楽しませていただきました。役者一人一人のアップの演技に耐えうるというか、とにかく皆さん上手いんです!圧巻とはまさにこのこと(笑)。ある意味同業のライバルとして映る兄弟役の皆さんの姿を見ていて、これからのドラマ・映画界が益々楽しみになってくる、そんな一作だったのではないでしょうか。さて、次回の【ドラマニア】では10月クールドラマのラインナップをご紹介予定です。お楽しみに~。(text:Yuki Watanabe)
2014年10月08日歌手にして映画監督・俳優のセルジュ・ゲンズブールと、英国の名女優・歌手のジェーン・バーキンの間に生まれた元祖サラブレッド女優、シャルロット・ゲンズブール。今年、デンマークが生んだ鬼才中の鬼才ラース・フォン・トリアー監督と、実に3度目のタッグを組み、“女性のセクシャリティー”を描く2部作『ニンフォマニアックVol.1/Vol.2』に主演する。シャルロットを始めとする有名スターたちの恍惚の表情が切り取られたビジュアルや、劇場では流すことのできないR18+指定の予告編映像などのニュースが到着するたび、大きな注目を集め、『TOKYO TRIBE』の園子温監督や『愛の渦』の三浦大輔監督をも魅了した本作。自らを“ニンフォマニアック=色情狂”と断言する、シャルロット扮する主人公のジョーが、偶然出会った年配の男セリグマン(ステラン・スカルスガルド)にその半生を独白する形をとり、8つの章・2部作・計240分という長編で、ジョーというひとりの女性の“性”の旅路を辿っていく。キルスティン・ダンストらと共演したトリアー監督の前作『メランコリア』(’11)でカンヌを訪れていた際、すでに本作の構想を監督から聞いていたというシャルロットが、本作への出演とトリアー監督とのかかわりについて、赤裸々に語ってくれた。トリアー監督が「次はポルノ映画」と言ったとき、最初は「ジョークだと思った」というシャルロット。「彼は挑発的だから。それに彼からの依頼に過度の期待はしたくなかった。でも、監督が私に3度目の映画を依頼してくれるなんてすごいことだわ。とてもありがたかった」と、その当時をふり返って言う。ウィレム・デフォーと夫婦役となり、セックスの最中に我が子を失い、深い喪失感と自責の念にさいなまれる妻を演じた『アンチクライスト』(’09)で、トリアー監督に初めて起用されたシャルロット。その作品でも、全裸での自慰シーンや思わず目を伏せたくなる過激描写が物議を醸していたが、本作の衝撃度はそれ以上とか。2月、ベルリン国際映画祭での初お披露目では共演のシャイア・ラブーフが突然、記者会見場を後にするなど、場内外で話題を振りまいてはいたが、作品自体は概ね好評だった。だが、先日のベネチア国際映画祭で上映された『Vol.2』のディレクターズカット版にはかなりショッキングなシーンが盛り込まれており、途中で退席する人もいたという。そんな本作の脚本を初めて読んだときの気持ちを、シャルロットは「興奮したし、驚いたわ。どんな脚本か予想していなかったから、本当に驚いたの。それにもちろん、怖気づいたわ」と正直に語る。「とても大きなプロジェクトだったわ。『アンチクライスト』の時と同じように、年は取ったけれど、主題から外れたものや比喩全体を自分が理解できるかどうか確信がもてなかった」。「することがたくさんあった。(ジョーとセリグマン)両方のキャラクターが言っていることを理解するためにね。たとえセリグマンの気持ちをジョーが本当には理解できないとしてもね。でも、そこが私は面白いと思ったの。とても豊かで、強烈な脚本だった。だからどう言えばいいかしら?とても怖くて、エキサイティングで、同時に楽しくもある。この映画を観たときに私はそう感じたわ」。だが、シャルロット自身は、性に目覚めてからというもの男たちを漁るように求めるジョーのキャラクターには共感できたのだろうか。「彼女は人間に対してあまり楽観的じゃないわ。私は彼女に同意するわけじゃないけれど、彼女のことがとても好きだわ。彼女は人の心を動かす。映画の中で自分自身を見るのは奇妙だし、こんなふうに話すのも奇妙だけど、彼女をかばってあげたくなるの」と、その思いを語る。「彼女はもちろん彼ら(ジョーの相手となった男たち)を利用しているけれど、彼らに対して彼女が何の感情も持っていないわけじゃない。ただ、何のために彼らを利用し、自分が何を必要としているのか、彼女は分かっているの。彼女は自分の信条に従うの。もっと強い何か、つまり愛に突き動かされるまではね」。セックスを追求するあまり、時に過激さを通り越してコミカルにも映る本作だが、スクリーン上で自分の行為を見ることも、かなり奇妙な体験のはずでは…。「これは肉体とセックスの残酷さを描いた映画なの。上品ぶって隠すなんてナンセンスの極みだわ。ラースが言っていた。もし私がセックスしていると人々が信じたとして、私自身の道徳観の限界はどこにあるのかと。私は問題ないと思った。自分がしたことをちゃんとわかってさえいればね」と、シャルロットは言う。「それよりも思い込みの方が心配だった。いくつかの映像だけを見て、映画全体がそうだと思い込んでしまうことがあるでしょ。そういう狭い了見が怖かった。映画全体を見れば、何も問題ない。それどころか、セックスは映画の一部だと思うし、この映画の美しさでもある」。幾度となくトリアー監督の前で全てをさらけ出してきているだけに、シャルロットは監督の手法には絶大な信頼を置いているようだ。「しょっちゅう言っているけど、『アンチクライスト』も『メランコリア』も、キルステン・ダンストのキャラクターも、とても真実味があると思う。彼は女性キャラクターに彼自身を投影している。それがキャラクターたちに確かな真実味を与えているのだと感じるわ。でも彼は男性なの」。トリアー監督は自らを投影しつつも、そこに男性としての目線が入り込むことで、彼の描く女性はより真実味を増し、混沌として複雑な、リアルな人間の姿へと近づいているということなのだろうか。「彼が描くキャラクターには多くの曖昧さがあって、私はとても好きだわ。それにほかでは読むことのできない深みがある」と、言葉を続けるシャルロット。そんな彼女が本作で注目するのは、監督独特の“ユーモア”だという。「物語を語る方法になっていると感じるわ。でも、やっぱりラースだし、“彼の”ユーモアなの。この物語にはそれが特に必要だと思う」。すでに映画史上、最もセンセーショナルな問題作ともいわれている本作で、またもや全裸ばかりか、数々の過激シーンに体当たりで挑んだシャルロット。ひと皮も、ふた皮も向けた姿を、再び私たちに見せてくれるに違いない。『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日(土)より、『Vol.2』は11月1日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ニンフォマニアック Vol.1 2014年10月11日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMAニンフォマニアック Vol.2 2014年11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷ほか全国にて公開(C) 2013 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31 APS, ZENTROPA INTERNATIONAL KOLN, SLOT MACHINE, ZENTROPA INTERNATIONAL FRANCE, CAVIAR, ZENBELGIE, ARTE FRANCE CINEMA
2014年10月08日『少林サッカー』『カンフーハッスル』のチャウ・シンチー監督の6年ぶりの最新作『西遊記~はじまりのはじまり~』。先日、後の“三蔵法師”となる主人公の妖怪ハンター・玄奘役の日本語吹き替えに主人公に斎藤工、女妖怪ハンター役を貫地谷しほりが発表されたが、このたび、吹き替えキャスト第2弾として山寺宏一、「ハリセンボン」近藤春菜と箕輪はるか、そのほか神谷浩史ら豪華声優が決定した。若き妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャン)は、わらべ唄で妖怪の善の心を呼び覚まそうとする「わらべ唄三百首」を武器としているのだが、まだまだ失敗ばかり。師匠には「お前にはほんの少し“何か”が足りなかった。修行に励め」と諭されてしまう。それは、誰もが知る「西遊記」でおなじみの「仏教の悟りを開いた三蔵法師」とは程遠い姿だった――。今回、人気・実力No.1声優の山寺さんが演じるのは、全ての妖怪の中の王であり、変幻自在の術を操り“72変化”が可能の孫悟空。そして近藤さんが演じるのは豚の妖怪・猪八戒。箕輪さんは、水の妖怪・沙悟浄を好演する。チャウ・シンチー監督の作品では、常連の山寺さんは「大好きなチャウ・シンチー作品にまたまた出演させていただき、ありえね~ぐらい嬉しい!!」とコメント。ハリセンボンの2人も「いま流行の“妖怪”役のお仕事をいただき、とても嬉しいです。頑張ります!」と、大人気の「妖怪ウォッチ」にかけ意気込みを寄せている。そのほかにも玄奘の師匠に大ベテランの茶風林、妖怪ハンターでイケメンで女好きな病弱な剣の達人、空虚王子にアニメ「進撃の巨人」リヴァイ役や「ONEPIECE」、『ハンガー・ゲーム』などで活躍する声優界のアイドル・神谷浩史、自分の足を自由自在に巨大化して戦う妖怪ハンター足じぃに大御所、羽佐間道夫が抜擢されている。さらに段率いるチーム・デュアン(段)のひとり、チビ助に人気声優の田中真弓、段の恋の相談にのるキュートなスーメイにグラビア、CMモデルなど多方面で活躍する芸人の桜 稲垣早希。空虚王子が縁起が良いと連れてあるく花おばさんに「ドラゴンボールZ」でお馴染みの野沢雅子が脇を固める。『西遊記~はじまりのはじまり~』は11月21日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日