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ジャンル映画の祭典「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭(略称:PiFan)」が韓国・富川(プチョン)市で17日(現地時間)に開幕した。開幕式直然に雨が降り出すというあいにくの天気となったが、レッドカーペットには今年の受賞者であるヒョンビン、ソン・イェジン、キム・ウビン、チョ・ジヌン、映画祭の広報大使“PiFanレディ”を務めるシム・ウンギョンを始め、アン・ソンギ、カン・ハヌル、チョン・ユミ、キム・コッピら多くのスターや監督が登場。日本からも『円卓 ~こっこ、ひと夏のイマジン~』の行貞勲監督や、『ある優しき殺人者の記録』の白石晃士監督、葵つかさらが参加した。開幕式の司会は俳優シン・ヒョンジュンと女優イ・ユンナが務めた。時代劇に初挑戦した『逆鱗』のヒットで「プロデューサーズ・チョイス賞」を受賞したヒョンビンは、「これから多くのプロデューサーの方と仕事ができるように、そして様々な作品で観客の皆さんにお会いできるように頑張りたいと思います」と挨拶。『サニー 永遠の仲間たち』で注目を集め、今年『怪しい彼女』で20歳に若返ってしまう老女を熱演したシム・ウンギョンは、開幕の祝辞を述べようとして、緊張のあまり言葉に詰まらせるという初々しさを見せていた。PiFanではアクション、ホラー、コメディなどジャンル映画を中心に、世界48か国210本の作品が上映され、『ゴジラ』特集や、多くのイベント、舞台挨拶が予定されている。映画祭会場の最寄り駅である富川市庁駅まで、ソウル中心部からは地下鉄7号線で約1時間。「第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭」は7月27日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年07月22日広島原爆の犠牲者数約14万人を超える、24万5,000人が命を落とした満州の難民収容所で懸命に生きた孤児たちの姿と実体験を描く「テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画 遠い約束~星になったこどもたち~」。本作で松山ケンイチ主演、二階堂ふみ、宝田明、深田恭子、椎名桔平ら豪華キャストが出演していることが分かった。原作は増田昭一の「満州の星くずと散った子供たちの遺書」「戦場のサブちゃんとゴン」「約束」(夢工房刊)。氷点下20度という寒さの中、食べるものなく、頼る親もなく、肩を寄せ合って懸命に生きた子どもたち。 もうひとつの『火垂るの墓』とも言える、戦時下の子どもたちと、それを見守る大人たち…。本作は、過酷な環境の中、肩を寄せ合って懸命に生きた子どもたちの姿と、その姿を目の当たりにして「生きることとは何なのか?」を自問自答し、葛藤する主人公・英一、そんな英一を叱咤激励し、子どもたちの心の支えとなる有希子の力強い姿を中心に描く、切なくも儚い“命”の物語だ。主人公である、関東軍の中尉・戸田英一役を演じるのは、松山ケンイチ。ヒロインとなる小学校教師・水野有希子役には、『ヒミズ』や『私の男』など次々と話題作に出演し、多くの賞を受賞し注目を集めている女優・二階堂ふみ。さらに収容所で英一が出会う子どもたちには加藤清史郎のほか、NHK連続ドラマ「花子とアン」で幼少期を演じる山田望叶、『スマーフ2 アイドル救出大作戦!』で声の出演、「明日、ママがいない」では圧倒的な演技を見せつけた五十嵐陽向らが集結。また現代の英一役に、自身も満州での体験を語り継いでいるという宝田明、英一の父親役に椎名桔平を始め深田恭子、前田吟、笹野高史、柄本時生ら豪華俳優陣が脇を固める。食べ物があふれた物質的な豊かさを獲得し、携帯電話やゲームなどの娯楽に囲まれ“飢え”とは縁遠い生活をしている現代の子どもたちや親である大人たちに、「こんな子どもたちがいたんだ」ということ、教科書では書かれていない、戦争が終わってから始まった悲劇があったことをこのドラマを通じて次世代に伝えていく。松山さんは「この作品は、平和の中に生きている僕たちに“この時代”を忘れないということが、どんな豊かさよりも尊いものだと教えてくれます」と訴えかける。二階堂さんも「間もなく戦後70年。絶対に繰り返してはならない、受け継いでいかなくてはいけない、そういう気持ちで現場に参加させて頂いています」と語った。「テレビ未来遺産“終戦69年”ドラマ特別企画 遠い約束~星になったこどもたち~」は8月25日(月)よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日新垣結衣と大泉洋を主演に迎え、ファンタジーとミステリーを融合した全く新しい物語として話題となった名作小説を映画化する『トワイライト ささらさや』。新垣さんが初の母親役を演じることでも注目を集める本作から、キュートな赤ちゃんとの2ショットビジュアルがお披露目され、あわせて予告映像が公開された。突然の事故で夫・ユウタロウ(大泉洋)を失った妻・サヤ(新垣結衣)と、生まれたばかりの息子。この子は絶対に私が守ると決意したものの、身寄りのないサヤが親子2人で生きていくのは苦労の連続。「そんな2人を残して逝けない」とユウタロウはいろんな人の体を借りてサヤを助けることになるのだが…。『ガール』『神様のカルテ』で知られる若き俊英・深川栄洋監督。ラブストーリーや群像劇での繊細な演出に定評のある深川監督が企画に5年以上の歳月をかけて練り上げたという本作。不幸を乗り越え、子育てに奮闘しながら、やがて強い母親に成長する過程を演じ、演技派としての新境地に挑む新垣さん。今回公開されたポスタービジュアルは、本物の母親のように赤ちゃんを優しく抱きかかえる姿を披露している。また公開された予告編では、冒頭から大泉さんが「私はもうこの世の人間ではございません」と宣言!しかし映像では大泉さん扮するユウタロウは子育てを通して強く成長していく女性・サヤを見守るべく、様々な人に乗り移って助けようとする過程が確認できる。その乗り移る相手は、富司純子や小松政夫など名優陣や子どもまで“ユウタロウなりきり演技”は必見。そのほかキャストには、中村蒼を始め福島リラ、つるの剛士、波乃久里子、藤田弓子、石橋凌と若手からベテランが集結し物語を盛り上げる。『トワイライト ささらさや』は11月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日峰なゆかの人気コミックの実写化で、壇蜜の連続ドラマ初主演作となる「アラサーちゃん 無修正」の女性限定試写会が7月21日(祝・月)に開催。壇蜜さんを始め、川村陽介、忍成修吾、みひろ、今野浩喜(キングオブコメディ)、信川清順が来場し赤裸々なトークを繰り広げた。モテと自我の間で立ち位置を決めかねている30歳のアラサーちゃんを始め、やり手だがチャラいオラオラ君、書店員のメガネ男子・文系くん、ぶりっ子で男を転がすゆるふわちゃん。ごくごく平均的な大衆くんなど個性的なキャラクターたちの言動が“アラウンド30”の恋愛やセックスの本音、本質をあぶり出していく。最初にアラサーになっての“変化”を尋ねられると、「まあ増える、白髪が(苦笑)」という壇蜜さんを始め、「こんなところにも生えるのかってところに(笑)」(みひろさん)、「鼻の穴にまで!」(今野さん)など一同、白髪の増加を挙げてため息。また壇蜜さんは、年齢を重ねて良かったことを尋ねられ「『あなたみたいな人が袋とじのグラビアに出て恥ずかしくないんですか?』と言われるんですが、『恥ずかしいから袋に閉じられているんです』とエクスキューズできるようになったことですかね?」と語り笑いを誘う。会場に来場した原作者の峰先生から「劇中で好きな異性のキャラ」を尋ねられると、壇蜜さんは、“年下くん”の存在を挙げ「マニュアル通りの恋愛を仕掛けてくるんだけど、むしろ好き(笑)。一回でいいから(こういう恋愛に)遭遇してみたい。可愛いと思います」と意外なチョイスを明かす。キャスト陣にとっても、演じながら「あるある」と頷いてしまうシーンや「異性ってこうなのか?」と驚いてしまうシーンが多いよう。みひろさんは「アラサーちゃんが『(セックスの体位で)バックが好き』と言いますが、分かります(笑)。表情を作らなくていいので。『あぁ、うんうん』と思った自分がいました」と過激な告白で会場を沸かせる。現場でも、ついついこうした話題で盛り上がってしまうことも多かったよう?今野さんは「公衆の前にそれを出していいか…?こっちは(感覚が)バカになってるんで」と苦笑しつつも、「(劇中に)セックスのことを『H』と言う男はヘタだというのが出てくるんですが、オレ、言うんですよ(苦笑)。これまで『ヘタ』と言われたこともないけど『上手い』とも言われたこともない…」と複雑そうな表情を見せ会場は笑いに包まれた。川村さんは「女性が『浮気してるでしょ?』と聞いたとき、『なんで?』と言う男はクロというのは『なるほど』と思いました」としみじみと語っていた。劇中でも様々なベッドシーンが満載。第1話の冒頭からいきなり過激なシーンが登場するが、壇蜜さんの相手役を務めた川村さんは「こっぱずかしいです。TVでこれが流れるのか…?」とやや困惑気味。壇蜜さんは「近年、稀に見る男性陣の迫真の露出が見どころです」とアピールしていた。「アラサーちゃん 無修正」はテレビ東京・テレビ大阪ほかにて7月25日(金)深夜0:52より放送開始。(text:cinemacafe.net)
2014年07月22日「SKE48」および「乃木坂46」の松井玲奈が初主演映画『gift』の全国公開を記念して行われた舞台挨拶に、共演の柿澤勇人、宮岡太郎監督と共に登壇した。ひとつの地域にスポットを当てて映画を製作し、その地の人々の協力で全国へと作品を広げていくという「Mシネマ」の第1弾。偏屈な会社会長の男と彼に「100時間100万円」という条件で買われた笑顔を見せないキャバクラ嬢の奇妙な旅の様子を描き出す。熱烈なファンの大歓声に迎えられた松井さんは満面の笑み。劇中ではその笑顔を封印し、愛を知らない女性を熱演しているが「テンション低めで世の中、良いことなんてないと思っているところは中二の頃の私とそっくり(笑)。反抗期のまま大人になるとこうなるのか!と思いながら、中二の自分を引っ張り出してきて演じました」とふり返る。中二の頃の松井さんの姿に様々な憶測が飛ぶ中で、松井さんは「中二なんて、基本的に反抗期じゃないですか?」とファンに同意を求めるが、さっきまでの大歓声とは打って変わって客席はどこか気まずそうな無反応。この“手のひら返し”のリアクションに松井は「うそ?すごい勢いで裏切られた気分です(苦笑)!」とショックを露わにしていた。柿澤さんは借金取り役で劇中、松井さんに対し“壁ドン”の末、棒付きキャンディを口に突っ込むという暴挙も!松井さんは「リハでは寸前で止めていたし、入れるって知らなかったんです!」と監督から事前に、口の中に突っ込まれることを知らされていなかったと訴える。柿澤さんは「ゲスな役でして…(苦笑)。松井さんのファンの方にボコボコにされるのでは?とさっきまでビビってました」と客席の反応にホッとした様子を見せた。キャンディの仕返しとばかり(?)、松井さんが柿澤さんを角材で殴るシーンもあるが、松井さんは「運動音痴で『ここに当ててね』というところに当たらず、申し訳なかったです(苦笑)」と間違って顔面を殴ってしまったことを明かし謝罪。柿澤さんは「気持ちよかったです(笑)」と笑いを誘ったが、監督は現場で、カメラの角度を分析し「心の中で『松井さん、当ててくれ!』と願っていた」とのこと。これを聞いた松井さんは「分かってました(笑)」と語り、再び会場は笑いに包まれた。今回の根暗なキャバ嬢役に続いて、もし次に演じるなら?という問いに松井さんは「もっと暗い役がやりたいです」と明かす。「基本、不幸顔で『幸せいっぱい!』という顔はしてませんので、どこまで不幸が似合うか知っておきたい」と真剣そのもの。今回、共演を果たした遠藤憲一さんからは「次は不倫カップルの役で」という提案をもらっているそうだが、松井さんは「不倫、いいんじゃないですか?」と誤解を招きそうな発言。「悪い女を演じてみたい!」とノリノリだった。『gift』は新宿シネマートほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2014年07月19日神木隆之介と二階堂ふみが初共演を果たした、WOWOWのドラマ「変身」の完成披露試写会に出席。互いの印象を語ると共に、意外な願望を明かし会場を沸かせた。東野圭吾の人気小説を原作に、脳移植手術によって別の人格に支配されていく青年とその恋人の姿を描いた医療サスペンス。神木さんは二階堂さんより1歳年上だが、二階堂さんの印象を問われると「僕にとっては最初は『どんな人なんだろう?』とずっと謎でした。芝居をご一緒するにつれて、(歳が)近いんだなと感じる元気な部分もあれば、お母さんみたいなことを言う大人な一面も持っている」と語る。一方の二階堂さんは「(作品の中で役として)相手を想う気持ちやモチベーションは、現場での信頼関係がすごく大事になる。神木さんは(俳優のキャリアでは)ものすごい大先輩ですが、優しくていつも助けてくださいました」とふり返る。作品にちなんで“変身”に関する願望を尋ねると、神木さんは「もっと打たれ強い人間になりたい」と告白。「電車にに乗り遅れただけで落ち込んで、『何でもっと早く準備を…』となってしまうので(苦笑)。『1本くらい平気だよ、オレ』と思えるようになりたい」と強い自分への変身を望む。二階堂さんは「セーラームーンとかいいですね。美少女戦士になってみたい!」と語り、周囲のスタッフに「(オファーを)ぜひ回してください(笑)」と意外な変身願望を明かす。さらに、自分自身ではなく互いを変身させるなら?という問いに二階堂さんは「(いまのままの神木さんが)大好きなので」と語り、「タキシード仮面になってほしい!」と「セーラームーン」での共演を熱望し、会場は笑いに包まれた。WOWOW連続ドラマW「変身」は7月27日(日)22:00より放送開始(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2014年07月19日声を失った天才オペラ歌手と、彼の歌声を愛した日本人音楽プロデューサーとの絆を描いた奇跡の実話の映画化『ザ・テノール 真実の物語』。このほど、本作のモデルとなったべー・チェチョル氏による、“アジア史上最高のテノール”と称された歌声が入った特別映像が解禁。チェチョル氏と共演したこともある“オペラ界の至宝”ことフィオレンツァ・コッソットからのコメントも到着した。“アジア史上、最高のテノール”と称され、ヨーロッパのオペラ界で活躍していたベー・チェチョル(ユ・ジテ)。彼がまさに頂点を極めようとしていたとき、甲状腺がんが判明、手術によって声帯の神経を切断することになり歌声を失ってしまう。「もう二度と舞台には立つことはできない…」と、歌手として最も過酷な苦難を受ける彼に、一人の日本人音楽プロデューサー・沢田(伊勢谷友介)が手を差し伸べた…。本作は、「NHKドキュメンタリー」「ニュースウオッチ9」「奇跡体験!アンビリバボー」「とくダネ!」ほか、多くのテレビ番組でも取り上げられた実話を基にした物語。彼の壮絶な人生と、彼を信じて支えた日本人プロデューサーの2人の絆がもたらした、世界にも例を見ない奇跡は放送当時、大きな話題を呼んだ。天才オペラ歌手べー・チェチョルを演じるのは、パク・チャヌク監督『オールド・ボーイ』や日本映画『人類資金』などで知られる、韓国の若手演技派ユ・ジテ。そして、チェチョルの才能を信じ、絶望の底にある彼を献身的にサポートする、音楽プロデューサーには『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の公開を控え、2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」では吉田松陰役を演じる伊勢谷友介。今回届いた映像は、チェチョルに病が分かり舞台を降板、ほかの歌手に自分の役回りを奪われたところから始まる。“もう一度歌声を取り戻したい”と願うチェチョルと彼を心配し、苦悩する家族と友の様子が、本人のダイナミックな歌声と共にドラマチックに展開していき、ユ・ジテ、伊勢谷さんのほか、北之きいの姿も見える。映像中に流れるのは、ヴェルディの傑作オペラ「イル・トロヴァトーレ」第3幕より「見よ、恐ろしい炎を」。この音源は、甲状腺がんを患う前、鮮烈な日本デビューとなった2003年9月、Bunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートでチェチョル氏本人が歌ったもの。この楽曲は、嫉妬や怒り、悲しみ、そして希望が渦巻き、彼の心の中の炎が煮えたぎっている状態を表現した曲として、劇中にも使われている。当時、オーチャードホールでチェチョル氏と共演した、“オペラ界の至宝”“メゾの女王”とも呼ばれるイタリアのメゾ・ソプラノ歌手、フィオレンツァ・コッソットは、「彼の声はよく響くすばらしい声でした。マンリーコ(主役)にふさわしい美しく透明感のある声で、高音域も難なく出せるとても見事な声でしたね」と、ふり返り語っている。「イル・トロヴァトーレ」第3幕の「見よ、恐ろしい炎を」で、主役のマンリーコに扮するチェチョル氏のテノールのパートは、楽譜に書かれていない“高音ハイC”を挿入することが慣例になっている。通説では、ロンドン初演時のテノール、エンリコ・タンベルリックが作曲者ヴェルディの許可を得て創始したとされており、以来、テノールのアリアとしては最大の難曲のひとつに数えられている。それゆえに、この“高音ハイC”を失敗することはテノールにとっての恥辱ともいわれており、一流のテノール歌手でも歌いこなすのは難しいとされているが、チェチョル氏は見事に高い旋律を歌い上げ、日本の観客を驚嘆させた。この映像でチェチョル氏の歌声を堪能しながら、2人の男の夢と絆の奇跡の実話に馳せてみて。『ザ・テノール真実の物語』は 10月11日(土)より新宿ピカデリー、東劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月18日伊藤英明が主演するWOWOWの連続ドラマW「罪人の嘘」と、大ヒット海外ドラマ「SUITS/スーツ3」のコラボ企画が決定。伊藤さんが、「SUITS/スーツ3」第11話に登場する水泳選手マイケル・フェルプスの日本語版吹き替え声優としてアフレコに挑戦したのだ。連続ドラマW「罪人の嘘」は、躍進し続ける悪名高い高級弁護士の栄光と闇を描いたリーガルサスペンス。主演の伊藤さんのほか、滝藤賢一や木村佳乃、中村蒼、松重豊、筒井道隆、仲代達矢など豪華キャストが脇を固める本格社会派ドラマだ。一方の人気海外ドラマ・シーズン「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、ハーバード・ロー・スクール卒で自信家のカリスマ弁護士ハーヴィー・スペクターと、そのアソシエイト(助手)になった驚異的な記憶力を持つ青年・マイクのコンビが、困難な訴訟に挑んでいくスタイリッシュ・サクセスストーリー。全米USA局で昨年より放送された第3シーズンをWOWOWが日本初放送する。“法律”というテーマを描いた、この日米の2作品。「罪人の嘘」で悪名高き高級弁護士を演じる伊藤さんが、法律事務所を舞台にした海外ドラマ「SUITS/スーツ」の大ファンということから実現した今回のコラボ企画。伊藤さんは、「SUITS/スーツ3」第11話(8月25日放送)に登場することで話題の水泳選手マイケル・フェルプス役(本人役の出演)の日本語吹き替え声優として特別ゲスト出演する。すでに、カリスマ弁護士ハーヴィー(声:桐本琢也)と同僚のデーナ・スコット(声:甲斐田裕子)、マイケル・フェルプス(声:伊藤英明)が一堂に会するシーンのアフレコも収録済みだとそう。また、本企画と連動したスペシャルWEBページも本日からオープンし、番宣映像も7月20日(日)から放送予定とのこと。連続ドラマW「罪人の嘘」は8月31日(日)スタート/毎週日曜22:00~(全5話)※第1話無料放送海外ドラマ「SUITS/スーツ3」は毎週月曜23:00~(吹替)/毎週火曜0:00(字幕)※伊藤さんが出演する第11話「父への思い」は、8月25日(月)放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年07月17日朝ドラ「花子とアン」で人気急上昇中の鈴木亮平が、一般オーディションから選ばれたラッパーのYOUNG DAISとW主演を務める『TOKYO TRIBE』。このほど鬼才・園子温が放つ“バトル・ラップミュージカル”の全貌が明らかとなる予告編が到着した。本作の舞台は、様々なトライブ(族)が街を暴力で支配しながらお互いの縄張りを奪い合う、近未来の“トーキョー”。「ブクロ WU-RONZ」のトップ・メラ(鈴木亮平)と「ムサシノ SARU」に所属する海(YOUNG DAIS)が、“トーキョー”中のトライブを巻き込みながら一大抗争を繰り広げていくという、壮絶なストーリー。累計250万部超、90年代のストリートカルチャーを牽引した井上三太による伝説的コミック「TOKYO TRIBE2」の映画化となる。鈴木亮平、YOUNG DAIS、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太や叶美香、中川翔子、でんでん、竹内力ら登場人物がほぼ全員、ラップに挑戦している本作は、HIPHOPに乗せてフリースタイルラップを披露しながら闘いまくるという、世界初の“バトル・ラップミュージカル”だ。「誰か音楽かけろ音楽!」というセリフと共に幕を開ける予告編では、上半身裸の鈴木さん扮するメラと、本作でデビューを果たすYOUNG DAIS演じる海の一騎討ちがまさに始まろうとする瞬間を捉えている。刀を持ったメラに対して、金属バットで立ち向かう海がラップで取り巻きたちを挑発。ラップは染谷さん演じるMC SHOWへと引き継がれ、「TOKYO TRIBE NEVER EVER DIE」の掛け声へと広がっていく…。「うるせぇ!」と一喝するメラの叫びと共に、その刀の先にいたのは佐藤さん演じるテラだった。6月に行われた完成披露試写会に参加した園監督は、今年の映画を象徴する1本となったミュージカル『アナと雪の女王』に対して「蹴散らします!」と挑戦状を叩きつけたことでも話題となっている本作。映像のラストには、HIPHOPアーティストのANARCHYとSIMON率いるWARU軍団たちが東京を殲滅しようとする不穏なシーンと共に、鈴木さんの放送ギリギリ(!?)ワードを放ち締めくくるが、この先、どんなドラマが待ち受けているのか?独特な世界観を持つ“園ワールド”にますます期待が膨らむ。『TOKYO TRIBE』は、8月30日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:TOKYO TRIBE 2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014INOUE SANTA/TOKYO TRIBE FILM PARTNERS
2014年07月16日猛暑でも、揚げたてアツアツ、ジューシーなカラアゲはビールともよく合う、日本人のソウルフード。そんなカラアゲ発祥の地・大分県宇佐(USA)市を舞台にした元「モーニング娘。」の高橋愛が初主演する映画『カラアゲ★USA』から、90秒の長編予告編が到着。また、チラシビジュアルも初公開となった。カラアゲ専門店が林立する大分県宇佐市。その“USA(うさ)”という地名をもじって「カラアゲ合衆国」とも呼ばれる全国随一のカラアゲの街に、5年ぶりに帰ってきた彩音(高橋愛)。しかも、黒人の女の子を連れてきたものだから、カラアゲ専門店を営む父・隆輔(石丸謙二郎)は大激怒。その上、カラアゲ発祥の地のカラアゲ屋に生まれながらも、カラアゲが食べられない彩音は、密かに彩音に想いを寄せる幼馴染の智也(海東健)に店を継ぐことを薦められるも「冗談じゃないわよ」と断固拒否。そんな折、彩音の実家と同じく人気のなかった弁当屋が、世界規模のフライドチキンチェーン“USチキン”のフランチャイズに鞍替えし、一躍人気店に!カラアゲ店主たちが危機感を感じている中、隆輔も倒れてしまう。カラアゲは苦手だけれど、自分がやるしかないと覚悟を決める彩音。USAのカラアゲNO.1を決める「カラアゲ・カーニバル」の開催日が迫る中、彩音の決死のカラアゲ修行が始まった――。カラアゲ専門店発祥の地・大分県宇佐市が贈る、観れば誰もが幸せになれる日本初のカラアゲムービーとなる本作。「モー娘。」卒業後は、大河ドラマ「平清盛」や舞台「赤毛のアン」などに出演し、本作が映画初主演となる高橋さんは、「油は172度やけん!!」と宇佐の方言をマスター、英語のセリフにも挑戦するなど、スクリーンの中でも奮闘を見せている。今回の予告編映像には、15秒予告編では未公開だったコミカルなストーリー展開など、映画の見どころが一気に大公開。思わず食べたくなってしまう揚げたてのカラアゲも、もちろん健在だ。果たして、彩音は最高のカラアゲをつくることができるのか?女の子とその父親(ダンテ・カーヴァー)との関係は?日本人のソウルフードともいえる、カラアゲ愛が詰まった本作を、ぜひご堪能あれ。『カラアゲ★USA』は9月20日(土)より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月16日公開中の『渇き。』キャスト陣の中から小松菜奈、清水尋也、森川葵、高杉真宙の若手4名が7月15日(月)、都内劇場で行われた舞台挨拶に浴衣で登壇した。深町秋生の「果てしなき渇き」を原作に、突然失踪した娘を元刑事の父親が探す中で目の当たりにする、優等生と思われていた愛娘の知られざる素顔を赤裸々にセンセーショナルに描き出す。小松さんはヒロインの加奈子を、清水さんは彼女の元同級生でいじめられっこのボク、森川さんは同じく加奈子の高校の同級生の長野、そして高杉さんは加奈子を悪の道へと引きずり込んだ張本人と言われる少年・松永を演じている。これまで、一人もしくは監督や役所広司といった大人たちと舞台挨拶に登壇することはあったが、この日は同世代のキャストに囲まれ「新鮮で嬉しいです」と笑顔を見せる。浴衣は撮影などで着る機会は多いが、思い出を尋ねられると「中学の夏祭りで着たんですが、ルンルン気分でいたらドシャ降りになって、びしょ濡れのまま花火を見ました(笑)」と苦い思い出を明かしてくれた。清水さんは役柄の関係上、小松さんと過ごすことが多く、よく一緒に喋ったというが、内容については「全く覚えてない(苦笑)。よほどしょうもないことを喋ってたんだと思います。喋ってないといられなくて、他愛もないことを…」と語ったが、小松さんは「よく覚えていますよ」とニヤリ。「たまにうるさいと思うくらい(笑)、すごく喋ってました」と語り、会場は笑いに包まれた。森川さんは、劇中ではピンク色の坊主頭姿を披露している。この日は、自前のかんざしを挿して、映画の中とは全くタイプの異なる涼やかな浴衣姿で登場。加奈子に惹きつけられていく少女を演じたが、「私自身、小松菜奈に惹かれました。小松菜奈が持っている全部が『いいな』と思えるぐらいすごいんです。自分なのか、長野なのか分からないまま演じていました」と語る。高杉さんも、劇中の“ワル”な感じを微塵も感じさせない爽やかな浴衣姿で来場。「(劇中の姿が)普段と違い過ぎて、映画を観た友だちから『どこにいた?』と言われるので、ぜひ僕を探してください!」とアピールし、笑いを誘っていた。この日は、松永と同じく加奈子を悪の道へと誘いつつ、彼女に魅了されていく少女・遠藤を演じた二階堂ふみが、電話にて舞台挨拶に参加。自身の役に付いて「現場はハードだったんですが、(出演シーンが本編では)カットされていて、出ていなかったりする。(中島哲也)監督と話したい」と電話越しに不満を漏らし、会場は再び笑いに包まれた。『渇き。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月15日人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」でIT機器を駆使して現代に生きる天才探偵シャーロック・ホームズを演じているベネディクト・カンバーバッチが、インターネット上で内部告発や情報漏洩を意図的に行うサイト“ウィキリークス”の創設者ジュリアン・アサンジを演じる『フィフス・エステート:世界から狙われた男』。このほど、日本での劇場公開が見送られた“幻”の本作が、オンデマンドにて7月16日(水)より先行配信されることになり、日本版予告編が解禁となった。告発者を守り秘密、隠蔽情報を公開していった内部告発サイト“ウィキリークス”。その創設者であるカリスマ性あふれるジュリアン・アサンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と彼の仲間たちは、世界的な新聞社やTV局などを上回る数々の秘密情報をサイトから発信していく。やがて、アメリカのペンタゴンを始め、彼らが暴露する機密情報はあまりにも過激で危険なものになっていき――。日本でも大人気の英国俳優カンバーバッチが演じる本作の主人公は、Appleのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグらとも並ぶ、ネット界に激震を走らせた “ウィキリークス”創設者のジュリアン・アサンジ。本作は、アサンジと彼の魅力に囚われていった仲間たちが、自らの危険を冒しながらも“リーク”という武器のみで権力の不正に立ち向かう姿を実話に基づきながらスリリングに描き出していく。報道でも話題となったように、彼が生み出した“ウィキリークス”は、巨大企業の隠ぺい資料や国家の機密文書など、一国の政府をも転覆させる力を持つほどのさまざまな秘密情報を次々とリーク。そのため、アサンジはペンタゴンや主要国家機関から脅威とされていく。カンバーバッチは、本人さながらに髪を伸ばしてブロンドに染め、彼の容姿から言動に至る細部まで研究された新境地ともいえる演技を披露。予告編映像からも分かるように、シャーロック・ホームズの佇まいとはまた異なった、謎に包まれたカリスマ性と知性にあふれる人物を熱演する。アサンジの同志、ダニエル・ベルク役には『ラッシュ/プライドと友情』でゴールデングローブ賞などにノミネートされたドイツの実力派俳優、ダニエル・ブリュール。また、敵対する国務省の事務官に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の“ファルコン”ことアンソニー・マッキー、英ガーディアン紙の記者に『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生でお馴染みのデヴィッド・シューリスが登場するほか、豪華演技派が脇を固めている。今回解禁された予告編では、“ウィキリークス”によって暴かれた隠ぺい事実によって、救われ歓喜し賛同する人々と、その一方で、機密で守られていた何百万人もの情報提供者の命が危険にさらされるという対極的な事態が描かれていく。一部、国民やマスコミは擁護するも、国家からは脅威として狙われてしまうアサンジとその同志たち。“ウィキリークス”を創った男・アサンジのとった行動は、正義のジャーナリズムか?史上最悪の情報テロか?カンバーバッチが演じる、21世紀のインターネット時代の寵児ともいえるジュリアン・アサンジを、まずはここから目の当たりにしてみて。『フィフス・エステート:世界から狙われた男』は7月16日(水)よりオンデマンド先行配信。発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2014年07月15日映画ファンのみならず、同業者である多くの映画人たちから絶大な尊敬と信頼を得ていた名優、フィリップ・シーモア・ホフマン。『カポーティ』(’05)ではアカデミー賞「主演男優賞」に輝き、近年もポール・トーマス・アンダーソン監督作『ザ・マスター』で鬼気迫る演技を見せた彼が、2月、46歳の若さで急逝したことは、世界中に大きな衝撃が走った。このほど、そのホフマンが最後に遺した主演作『A MOST WANTED MAN』(原題)が、『誰よりも狙われた男』として10月より日本公開されることが決まった。舞台はドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いるスパイ、ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサ。体中に拷問の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されている男だ。イッサは人権団体の若手弁護士アナベル・リヒター(レイチェル・マクアダムス)を介し、秘密口座を巡って銀行家のトミー・ブルー(ウィレム・デフォー)と接触するのだが…。原作は、ゲーリー・オールドマン、ベネディクト・カンバーバッチら豪華キャストで映画化された『裏切りのサーカス』で知られるスパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの2008年発表の傑作ミステリー。冷戦時代の東西対立といった構図ではなく、“9.11”以降の混沌とした複雑な時代を象徴するスパイものとして、テロ対策を軸にした現代の諜報戦をリアルに描き出している。本作でホフマンが演じたのは、ドイツ・ハンブルクの小さなテロ対策スパイチームを率いる男、バッハマン。酒とタバコを手離さず、組織との軋轢と闘いながらも、己の信念を貫こうとする孤高の男が持つ凄みや哀愁、人間臭さを、ホフマンはこれ以上ない深みで演じ切っている。そして、ハンブルクの国際金融界を代表する、英国人銀行家トミー・ブルーには、アカデミー賞に2度のノミネート経験を持つウィレム・デフォー。また、ホフマンが「女性版バッハマンのようなところがある」と語るCIAエージェント、マーサ・サリヴァンに、『美しい絵の崩壊』のロビン・ライト。さらに人気女優レイチェル・マクアダムスが、理想主義の人権派弁護士アナベル・リヒターを演じるなど、ハリウッドきっての実力派俳優たちが集結。さらに、本作の展開の鍵を握るイッサ・カルポフには、監督が「彼は掘り出し物だった。無名の素晴らしい俳優を見つけ出せたことは幸運だった」と語る、ロシア出身のグレゴリー・ドブリギンが抜擢。そのほか、『東ベルリンから来た女』の名女優ニーナ・ホスが、バッハマンの忠実な右腕イルナ・フライ役、『ラッシュ/プライドと友情』での好演が記憶に新しいドイツのスター俳優ダニエル・ブリュールが、バッハマンのチームに欠くことのできないマキシミリアン役を演じている。監督は『コントロール』『ラスト・ターゲット』のアントン・コービン。スタイリッシュな映像と、伏線に伏線を重ねた繊細なストーリーテリングで、ル・カレの世界観を見事に映像化。ハイクオリティな知的エンターテイメントに仕立てあげた。コービンは、この素晴らしい仕事を一緒に成し遂げた亡きホフマンに、「彼はこの映画を本当に誇りにしていたことを僕は知っている」と明かし、熱烈な賛辞を捧げている。『誰よりも狙われた男』は10月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日昨年日本上陸してから瞬く間に、ヘルスコンシャスな女性たちの支持を集めて、そのライフスタイルに浸透しはじめているオーガニックスーパーフード「サンフード(Sunfood)」。7月23日(水)、既存のラインナップに新たに「オーガニック エキストラバージン ココナッツオイル」と「カラハリデザート ソルト」「オーガニック ローカシューナッツ」の3アイテムが加わり全国一斉発売される。「サンフード(Sunfood)」は、栄養価が高いのに、低カロリーで、体に必要な栄養素のみ含んでいるという有り難い食品であるうえに、粉末タイプやオイルタイプで、常温保存が可能で扱いやすく、料理に入れたり、スムージーに加えたりと日々のライフスタイルに取り入れやすいのも特徴だ。今回新発売となる「オーガニック エキストラバージン ココナッツオイル」(709ml、6,480円)は、今や世界中の美容愛好家を虜にしているローココナッツオイル。オーガニックココナッツの果実を定温のまま、コールドプレスしてできたオイルで、鮮度が高く、本物の爽やかなココナッツの香りとすっきりとした味わいだ。常温保存OKの安定した品質も魅力。ビタミンの吸収をサポートや、免疫力アップ、アンチエイジングになるオメガ3・6・9といった成分を豊富に含んでいる。「カラハリデザート ソルト」(454g、2,808円)は、南アフリカ・カラハリ砂漠のピュアなローソルト。天然塩ならではの、「塩気」だけでなく、「うまみ」を感じることができるような複雑で奥深い味わいで、塩マニアならずとも、ぜひ一度試してみたい。カリウム、マグネシウム、硫黄といった必須ミネラルが豊富に含まれており、料理に使って取り入れたい。「オーガニック ローカシューナッツ」(227g、3,024円)は、食物繊維と亜鉛が豊富。ローストなど加工されたナッツと違い、生きた酵素やビタミン、ミネラルなどの栄養素がフレッシュなまま含まれており、とろけるようなクリーミーさとやさしい甘みがある。ミルクやクリーム、マヨネーズなど、幅広いローフード、ロースイーツのレシピなどにも活用できる。今回新発売の3アイテムも、なかなかほかの食品では取り入れることができない貴重な栄養源となりそう。その日、その時に必要な栄養を、ピンポイントで摂取したい時におすすめだ。(text:Miwa Ogata)
2014年07月14日賛否両論の嵐を巻き起こしている中島哲也の監督作『渇き。』でエキセントリックなヒロインを演じた新星女優・小松菜奈が、今度は「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの大人気コミックを実写化した『バクマン。』で、可憐なるヒロインに挑戦することが明らかとなった。本作の主人公は、高校生の真城最高(ましろもりたか/演:佐藤健)。高い画力をもちながらも将来に夢を持たず、ただ流されて普通に生きていくだけの日々を送っていた。ある日、些細な出来事をきっかけに、クラスの秀才で漫画原作家・志望の高木秋人(たかぎあきと/演:神木隆之介)に、「オレと組んで漫画家にならないか」と誘われる。はじめは一緒に漫画を描くことを拒絶していたが、声優を目指している片想いのクラスメイト・亜豆美保(あずきみほ)と、「漫画家として、声優として、お互いの夢が実現したら結婚する」と約束したことから、漫画家への道を志すことに――。前述の『渇き。』やドコモdビデオのCMに出演し注目を集めている小松さんが、本作で演じるのは最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆。今回の大抜擢を受け、「亜豆は自分の意思をしっかり持っているピュアな女の子で、男性がイメージする理想の女性の様に思います。自分で決めた一つの大きな夢に向かって頑張っている姿がとてもまっすぐで、共感しながら演じました」と撮影をふり返る。さらに、劇中では初の声優役としてアフレコシーンに挑戦しているそうで、「亜豆を演じるにあたって“声優”という役柄を演じられるかとても不安で、撮影前に監督へレッスンを希望しました。実際の声優の方にレッスンを受けることが出来たので、撮影時には少しは上達したかなと思います。また撮影現場では、最高役の佐藤さんが緊張している私に優しく話しかけてくださり、とても安心して楽しんで撮影出来ました。最高と亜豆のピュアで甘酸っぱいシーンも、楽しみにしてください。頑張って演じた作品なので、多くのみなさんに観て頂きたいです」とコメントを寄せている。鬼才・中島監督の次に、『モテキ』で知られる奇才・大根仁がメガホンを握る本作への出演。作品と共に女優・小松菜奈にますます注目が集まりそうだ。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年07月14日鬼才・三池崇史がジャパニーズホラーの原点「四谷怪談」をモチーフに描いた『喰女-クイメ-』。主演の市川海老蔵自らが企画に参加し、柴咲コウ、伊藤英明ら人気と実力を揃えた俳優陣が集結している。先日、柴咲さん演じるお岩の“最恐”ビジュアルが公開され、話題を呼んだ本作だが、この度、劇中の舞台上で盲目の役を演じる伊藤さんの坊主頭のビジュアルが初お披露目された。舞台「真四谷怪談」の伊右衛門役に抜擢された俳優・長谷川浩介(市川海老蔵)。浩介の恋人役で舞台「真四谷怪談」のお岩役を演じるスター女優・後藤美雪(柴咲コウ)。舞台に出演する男と女は、日常の繰り返しがいつしか愛と欲にまみれ、“芝居”と“現実”の絡み合いはやがて狂気となり恐怖のどん底へ。彼らを待ち受けるのは、愛の成就か、それとも残酷な闇か…。伊藤さんは、盲目の按摩で、武士である伊右衛門にコンプレックスを抱く宅悦を怪演する俳優・鈴木順役を演じている。『海猿』シリーズでは海上保安官役を、『悪の経典』ではサイコ教師役を、先日公開した『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』では林業の天才役を演じてきたが、本作では、初めて坊主頭のメイクを施し、盲目の宅悦役に挑戦!何度も三池組に参加している伊藤さんは、「今回はほかの組では絶対呼ばれないような役で呼んでもらい、大変光栄でした。初めての坊主役にも挑戦することができて現場では楽しんで演じることができました」と語り、「人間はどんな人でも大なり小なり人に対する嫉妬やコンプレックスが絶対にあると思うので、自分の中にあるそういうものを増幅して宅悦を演じました。三池監督の描き出す世界観にうまくあわせられていればいいなと思っています」と現場での役作りに励んだようだ。“現実世界”と“舞台上の世界”がオーバーラップする世界を描く本作では、様々なキャラクターを巧みに演じてきた伊藤さんの新たな一面が見れそうだ。『喰女-クイメ-』は8月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喰女-クイメ- 2014年8月23日より全国にて公開(C) 2014「喰女-クイメ-」製作委員会
2014年07月12日日本でも大ヒットを記録した、あの『猟奇的な彼女』から11年。この夏、日本にやってくるのは“猟奇的”よりも、もっと過激で愉快な韓国映画『怪しい彼女』。本作でシム・ウンギョンが演じる、見た目はキュートなピチピチの20歳、だけど中身は毒舌で頑固な70歳のおばあちゃんが、ドラマ「ナイン~9回の時間旅行~」で知的なカリスマ性を発揮したイ・ジヌクや、人気アイドルグループ「B1A4」のリーダー&ボーカル、ジニョンといったイケメンたちを翻弄させていることが判明。さらに、本作にカメオ出演を果たしている、ドラマ「太陽を抱く月」で人気沸騰中のイケメン俳優キム・スヒョンの、とっておきの場面写真も初公開となった。口の悪さと頑固さで、行く先々でトラブルを起こし、時には嫁の手料理にも文句をつける70歳のおばあちゃん、マルスン(ナ・ムニ)。だが、ある日、家族が自分を老人ホームへ入れようとしていることを耳にしてしまう。ショックで家を出た彼女が、奇妙な光に導かれ、たどり着いたのはオードリー・ヘプバーンの写真を掲げる“青春写真館”。遺影のつもりで写真を撮り、店を出ると、そこにはまるでオードリーのように(?)麗しい“ハタチ”の自分の姿が!彼女は自らを“オ・ドゥリ”と名乗り、叶わなかった人生の“全盛期”を謳歌しようとする…。70歳のおばあちゃんが、ひょんなことから20歳に若返り、恋に、夢に再び奔走する姿を描いた、笑いあり涙ありの本作。『トガニ 幼き瞳の告発』で社会を揺り動かしたファン・ドンヒョク監督が、まさかのハートフル・コメディに挑み、韓国でも860万人動員を超える大ヒット。今年3月に行われた第6回沖縄国際映画祭では、観客賞に当たる【Peace部門】海人賞グランプリも獲得した。主人公のオ・ドゥリを、まるで本物のおばあちゃんのようにコミカルな魅力たっぷりに演じるのは、『サニー 永遠の仲間たち』『王になった男』で期待の若手トップ女優となったシム・ウンギョン。ウンギョンが扮した“ハタチのおばあちゃん”は、かつて“歌、顔、体と三拍子揃った、オードリー・ヘプバーンも顔負けの少女”だったことを思い出し、安否を気にする家族たちをよそに、昔なじみのパク氏の家に下宿しながら、オシャレなワンピースに着がえ、2度目の青春を謳歌し始める。あるとき、“シルバーカフェ”で懐メロを熱唱していたオ・ドゥリの歌声を聞いたアマチュアバンドのリーダー、パン・ジハ(ジニョン)と、最近の似たり寄ったりの音楽に閉口していたTV番組のプロデューサー、スンウ(イ・ジヌク)は、一瞬にして圧倒的な歌唱力を持つ彼女の虜に。ジハは、彼女こそが探しているおばあちゃんとは夢にも思わず、バンドのヴォーカルに勧誘。バンドは一躍、注目を浴びることになり、スンウは番組の新人紹介コーナーに抜擢する。天性の才能を生かし、生まれて初めて、ありのままに人生を歩んでいることを実感するオ・ドゥリ。その姿に、実の孫であるジハは「初めてだったんだ、あんな気持ち」と想いを告白、スンウも「なんて個性的なんだ」と特別な感情を抱き始めていくのだが…。日本でも高い人気を誇る「B1A4」のジニョンは、多くの若手スターが希望したジハ役をオーディションで獲得し、見事スクリーンデビュー。そして、ドラマで活躍中のイ・ジヌクも、オ・ドゥリに惹かれていく音楽プロデューサー役で本格的映画デビューを果たしている。この2人のイケメンに挟まれた、“ハタチのおばあちゃん”は、いったいどちらを選ぶことになるのか?そして、カメオ出演のキム・スヒョンはこの怪しい彼女にどう関わってくるのか?その先は劇場で確かめてみるしかなさそうだ。『怪しい彼女』は7月11日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪しい彼女 2014年7月11日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2014 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.
2014年07月11日ロバート・ダウニーJr.と妻で映画プロデューサーのスーザン・レヴィンの間に第2子が、交際中のライアン・ゴズリングとエヴァ・メンデスの間に第1子がもうすぐ誕生することが分かった。ロバートは9日(現地時間)、自身の公式Twitterアカウントで「Yo.スーザン。僕。ベビー。女の子。11月。さそり座?」とつぶやき、Facebookの公式ページに「この世が男のものかどうかは分からないけど、世を動かしているのは女性だと確信している。そんなわけで、スーザンと僕に赤ちゃんが生まれます。女の子。11月」と書き込んだ。2人は2005年に結婚し、2012年2月に第1子の息子・エクストンが誕生している。もう1組、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』の共演をきっかけに2011年から交際しているライアンとエヴァの吉報は「Us Weekly」誌が報じたもの。同士によるとエヴァは現在妊娠7か月だという。33歳のライアン、40歳のエヴァにとっての第1子は、その性別もまだふせられたまま。エヴァは今年3月にイベントへ出席して以来、公の場に姿を見せていない。私生活を大っぴらに語らないカップルだけに、赤ちゃん誕生までは静かに過ごそうとしているのだろう。(text:Yuki Tominaga)
2014年07月11日――ドキドキする。まるで自分が恋をしているかのように、ドキドキする。川口春奈と福士蒼汰主演の映画『好きっていいなよ。』は、誰もが一度は経験したことのある恋のドキドキが詰まった純愛ラブストーリー。原作は、月刊「デザート」で連載中の“恋愛バイブル”として人気を集めている同名少女漫画。“めい”と“大和”、漫画の世界の2人の恋愛を現実の世界で川口さんと福士さんはどう体験したのか?2人の恋愛観も気になる!手をつなぐ、キスをする、恋をする。何気ないドキドキがいつの間にか恋のドキドキに変わっていく──そんな恋する気持ちがスクリーンいっぱいに映し出される。なかでも、階段での連続キスシーンはこちらが赤面してしまうほどドキドキッ!演じる本人ももちろんドキドキだった?「撮影期間は、めいとして大和(福士)のことを大好きになっていましたし、イケメンにキスされたら、そりゃもうドキドキしますよね。あの階段のシーンはけっこう難しかったんです。たくさんキスをするので、同じようになっちゃわないようにとか、階段の段差に芝居を邪魔されたこともあったりして。でも、観ている人はけっこう衝撃的かもしれないですね(笑)」という川口さんの言葉に、福士さんも「あんなに連続してキスするシーンはなかなかないですよね」と、微笑みながら言葉を添える。「あの連続のキスシーンは、リハで何度も打ち合わせて…。ここで肩に手を置くとか、どこまで歩くとか、細かく決めていたんですけど、本番の最後の最後で間違っちゃったんですよね(笑)。首を傾けるっていうのを忘れちゃって。結局、そっちの方がよかったみたいで、本編ではそのよかった方が使われています」。映画の中で大和の照れる表情はほとんどなかっただけに、福士さんの照れる表情はなんとも新鮮。少し照れながら、大和になるために必要だったことを説明する。「大和は自分から積極的にいくタイプなので、ドキドキしないっていう設定で演じていました。めいちゃんをリードしていかなくちゃならない立場なので、一緒にドキドキというよりは相手をドキドキさせるような、それくらいの差があった方がいいのかなと思って。だからこそ、最後、めいちゃんにネクタイを引っぱられてキスされるシーンは、ものすごくドキッとしましたね」。大和と出会って、恋をしたことでめいは変わっていく。「人に興味がなくて無頓着だった」というめいは、大和のどんなところに惹かれたのだろう?川口さんがめいの気持ちを代弁する。「大和は情に厚い人で、仲間思い。イケメンでモテていて、みんなからチヤホヤされているんだけれど、自分を見失わないし、大事な人をちゃんと大事にしている。だから、みんな大和の周りに集まっていくのかなって思います」。そこには川口さんの理想も入っていたりする?「それが…私自身はモテている人が好きじゃないんですよ(苦笑)。モテている人と付き合ったりしたら、みんなが寄っていくたびに、取られちゃうんじゃないか…って心配になっちゃうから。それほど目立たないというか、普通の人がいいです」という川口さんの言葉を受け止め、今度は福士さんが、大和がめいに惹かれたポイントを語る。「めいちゃんって、面白いんですよね。こっちから話しかけないと話さないけど、話しかけたときに返してくる言葉が予想もしない言葉だったりする。そんなことを思っていたんだ…と、自分よりも物事を深く考えていたり、物事を客観的に見ていたりするんです。だから、もっと話したい、どんな娘なのか知りたいって思うんじゃないかな。演じていても、めいが何を考えているのか気になっていましたから」。やはり、男も女もギャップに惹かれるのだ。そういえば、大和がめいに惚れるきっかけもギャップだった。めいのあの回し蹴りはインパクトありすぎ!そのシーンの撮影をふり返って、福士さんが「人を蹴るって恐かったでしょう?」と川口さんを労うと、「それがね、ぜんぜん迷いなくだったんだよね…。スカッとしました!」と、これまたギャップのある返し。そして「私自身も男だったらめいちゃんみたいな娘、好きになりますね」と川口さん。たしかに、女性からも好かれるキャラクターであるからこそ、大和のことが好きなライバル女子たちとも最終的に友だちになれるというわけだ。最後に2人に投げかけたのは「めいと大和から教えてもらった、恋愛において大切なことは何?」という質問。福士さんが「想いは伝えるってことですね」と答えると、川口さんもそのセリフをオウム返しで「そうそう、想いは伝えるってことです!」。なんだか、映画のなかのめいと大和の立場が逆転しているかのような、でも心地いいコンビネーション。めいとして、大和として恋をしていたことが、2人のやりとりからしっかりと伝わってくる。「あと、踏み込む勇気をもらいました。いつもなら諦めたり留まったりしたとしても、今回は頑張ってみよう!っていう、そういう勇気を持つ大切さを教えてもらったので、好きな人がいる人は、この映画を観て告白してほしい!」と、川口さんがメッセージを残すように、好きな人に「好き!」って言いたくなる、恋するすべての人の背中を押してくれるこの映画は、きっと原作漫画同様に“恋愛バイブル”になるはず!(text:Rie Shintani/Photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:好きっていいなよ。 2014年7月12日より全国にて公開(C) 2014「好きっていいなよ。」製作委員会
2014年07月10日アメリカでの大ヒットを経て、先週末、日本でもついに公開を迎えたディズニー映画『マレフィセント』(公開2日間での興行収入:6.91億円)。主演のアンジェリーナ・ジョリーとヒロインのエル・ファニングが先日、PRのために来日し日本を沸かせるなど注目を集める本作だが今回、プロデューサーのひとりであるドン・ハーンのインタビューに成功。アンジェリーナを起用した理由、そして『アナと雪の女王』から見られる大ヒットの要因の一つでもあるファンタジーの中で見せる“モダニティ(現代性)”についてたっぷりと語ってくれた。本作『マレフィセント』は、呪いにより永遠の眠りに落ちたヒロインが王子様のキスによって目覚めるという『眠れる森の美女』のストーリーを、ヒロイン・オーロラ姫ではなく、彼女に呪いをかけた張本人である邪悪な妖精・マレフィセントの視点から描いた物語だ。――『眠れる森の美女』と言えば、女性たちが憧れる“白馬の王子様が迎えにくる”という王道のプリンセス・ストーリーであると同時に、ディズニーのクラシカルな作品の中でも代表的なもの。ドン自身、『美女と野獣』などでもプロデューサーを務めてきた、いわばディズニーの歴史を作り上げてきたひとり。そんな彼にまず聞きたい、長年愛され続けてきた“名作”に手を加えることに恐れや抵抗はなかったのだろうか?「そういった懸念は全く無かったよ。オリジナルである1959年のアニメーション版(『眠れる森の美女』)にしても、17世紀のシャルル・ペローが作った原作から始まっているからね。それに着想を得て、チャイコフスキーがバレエに変えて、そこからさらにウォルトディズニーがまた全く新しいストーリーとして描いたアニメーションになったという経緯があるんだ。それを今回、また私たちがモダンなひねりを利かせて、『マレフィセント』という映画を作り上げた。その時代ごとに、その時代にあったバージョンが存在するというのは、『美女と野獣』も含めて当然だと思っているんだ。そういったクラシックの名作たち、おとぎ話というのは、それだけ創作・解釈の幅がある。だから、今回の『マレフィセント』もそういった意味では今の観客のために、また新しくアップデートされた要素を付け加えて仕上げたつもりだ。今回の映画化にあたっては、一からマレフィセントのストーリーを想像する、という解釈の自由が僕たちに与えられたんだ。それと同時に、それこそがこの映画の一番の醍醐味にもなったんだ。『眠れる森の美女』という名作童話を基本にして、新しい側面から彼女を主人公にして描く、というのは非常に面白い企画なんじゃないかってね」。――普遍的な夢の世界を描くファンタジーだが、その時代の観客がもつ価値観はドンが語る通り、少しづつ変容してきた。ここ最近では『アナと雪の女王』が、モダンな要素を取り入れ、“ラストは王子様がお姫様を救う”というお決まりであり、一種の“あるある”を逆手にとったストーリーで世界中で大ヒットを記録したことは記憶に新しいはずだ。『マレフィセント』でも新たな演出が加えられているのだろうか?「50年代の世の中と今の世の中では、全く価値観を含め何もかもが違う。だから、50年当時の観客を意識して作られた物語を、全く同じように描いたのでは現代の観客には響かないと思っているんだ。2014年を生きる女性たちにとって、『理想の男性が白馬に乗って現れて、自分を救ってくれる』までただボーっと待っているというのは、全く共感できないような女性像だと思うし、そういった描き方に対して怒ってしまう女性もいると思うんだ。とにかくおとぎ話に対してや、童話に対しての人々の考え方・解釈というものが今の世の中になって大きく変わってきてると感じているんだ。そういった意味では、なんらかの新しい要素を入れるなり、ひねりを利かせるなりして、新しい切り口で名作を伝えていくことは大事だと思う」。――そうして現代性を取り入れた本作だが、アニメーションである『アナと雪の女王』と比べ難しいのは、実写であるが故のキャスティングだっただろう。日本でも海外でも最近ではよく「実写化」という作り方で映画が製作されるが、どの作品を見てもやはりキャスティングの部分が肝となってくる。イメージに合っているか、そうでないかで大きく作品の評価が変わってくる。そういった意味で本作のそれは、大成功を収めているのではないだろうか。マレフィセントを演じたアンジェリーナ然り、オーロラ姫を演じたエル然り、彼女たちが初めてスクリーンに登場した瞬間…その佇まいに観客は納得し、物語に引き込まれていくはずだ。「アンジェリーナ・ジョリーに関しては、はっきり言って他に候補がいなかったんだ(笑)。もう最初から彼女に決めていたよ。彼女以外にマレフィセントを演じられる人はいないと考えていたし、この企画が立ち上がった当初だから、かなり前から実際にアンジェリーナ本人に話を持ちかけていたんだ。幸いにして、子どもの頃から『眠れる森の美女』の映画も、マレフィセントというキャラクターも大好きだったらしく、彼女も凄く乗り気で主演はすんなり決まったんだ。そうするとオーロラ姫は、アンジェリーナと並んだ時に引けを取らない存在感があり、そして演技力もないといけない。これが、なかなかいないんだ(笑)。自然と候補は絞れてくる。そんな時にエル・ファニングに思い当ったんだ。『マレフィセント』は中世のヨーロッパをモチーフにしているんだけど、そこに今時の子が出てくるとどうしても浮いてしまう。ただ、エルには時代を超えた美しさがあって、凄くクラシックな要素・容姿をもった女優という意味でもぴったりだったよ」。――妖艶さを兼ね備えた大スターの主演女優と、ブロンドの髪をなびかせる天真爛漫な若手女優。この共演にはドン自身も驚いたという、意外な化学反応があったそう。「“真の映画スター”と呼べる人は世界でも数少ないけど、アンジェリーナはキャリアも長く、紛れもなく成功を収めているベテランの映画スターだ。一方のエルは“これから”の女優。キャリアを始めたばかりだ。でも、その『今からだ!』という特別な勢いみたいなものがあって、そんな2つの大きなエネルギーがぶつかった瞬間がちゃんとスクリーンに出ていると思うよ」。――ドンが絶賛を贈るアンジェリーナだが、本作でその才能は女優としてだけでなくプロデューサーとしても発揮されている。企画立ち上げ当初から関わっていたアンジェリーナは、本作の製作総指揮も務めているのだ。来日した際にアンジー自らが、女優業の割合を減らし、映画監督業や慈善事業に注力すると語っており、徐々に裏方の仕事へとシフトしているが、彼女の手腕は、長きにわたりプロデューサー業を務めてきたドンから見てどんなものだったのだろう?「今回でいうと、特にマレフィセントのビジュアルの部分に関しては、彼女のアイディアが大きく取り入れられているんだ。ファッショニスタとしても知られているアンジェリーナだからこその、素晴らしい感性を魅せてくれたよ。劇中で6回~7回くらい衣装変えしてるんだけど、すべてその時々の、その場面で、そのキャラクターが何を感じているのか、どういう立場に立たされているのか、ということをビジュアルで表現したかったんだ。マレフィセントは、基本的には“悪者”。悪女でありながらも、オートクチュールの衣装を着てキャットウォークを歩くモデルみたいに、エレガントで美しい雰囲気を出すのはなかなか難しいかったんだけど、彼女がいたからこその納得の仕上がりになったんだ。彼女は最近、監督業にも進出していて、もともと非常に優れたストーリーテラーだから、いろんな角度から物語を伝えるということに関して優れた感性をもっているんだ。そういう意味で、プロデューサーとしても、コラボレーターとしても最高の相手だったよ」。最後に今一度、『アナと雪の女王』以降の連続大ヒットの要因について聞いてみた。「観客というのは常に家族向けの、家族みんなで観られる良質なエンタテインメント作品を求めていると思うんだ。素晴らしいストーリーと魅力的なキャラクターという二本柱があって、『アナと雪の女王』にしろ、今回の作品にしろ、そういった部分で観客層に受け入れられたという要因が一つ。そして特に今回の場合は、凄くファンタスティックな世界観というものがあると思うんだ。現実を忘れて、ファンタスティックな別世界に連れて去ってくれるような体験というのを観客も期待している。辛いことや大変なことは今も昔もいっぱいあって、そういうのをひと時忘れて、ファンタジーという別世界の中で思いっきり楽しめる。そういうところが受け入れられてるんじゃないかな。これは時代と共に価値観が変わっても、唯一変わらないものだと思うね(笑)」。変わるものと変わらないもの…時代を越えながら、人々に愛されながら、こうして名作は進化を遂げていく。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprises, Inc.
2014年07月09日“天才異端児”との異名を取り、「悪魔に魂を売ってその技巧を手に入れた」とも言われた伝説の音楽家ニコロ・パガニーニの生涯と、彼のただ一度の純愛を描いた『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』が、いよいよ7月11日(金)より公開となる。ニコロ・パガニーニ。彼は19世紀のイタリアで、「悪魔に魂を売り渡して手に入れた」とうわさされた前代未聞の超絶技法を持つ天才ヴァイオリニスト。派手な女性関係に、ギャンブル…尽きることのない逸話の影には、彼の人生を変えた知られざる2人の人物がいた。ひとりは、パガニーニをスターへと押し上げた敏腕マネージャーの存在。もうひとりは、生涯ただ一度の“純愛”の相手。類いまれなる才能に恵まれながらも、破滅型の放蕩児だったパガニーニは、やがてヨーロッパ随一のアーティストへと上りつめていく。不道徳の限りを尽くしていた男が追い求めた、純粋すぎる愛の行方とは…?本作で、主人公・パガニーニ役を熱演するとともに製作総指揮・音楽を務めたのが、欧米を始め世界で爆発的な人気を誇る天才ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットだ。4歳で初めてヴァイオリンを手にし、わずか10歳にしてハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団のステージに立ったデイヴィッド。史上最年少の14歳でドイツの名門レーベル「グラモフォン」(世界でもっとも長い歴史を持つクラシック音楽のレコードレーベル)と契約を結び、その後ニューヨークのジュリアード音楽院に入学した。学生時代は、その長身と甘いマスクのルックスから「アルマーニ(ARMANI)」や「グッチ(GUCCI)」のモデルとしてファッション雑誌やファッション・ショーにも出演したこともあるほど。現在は、ロックやポップス、R&Bなどとクラシックをクロスオーバーさせた音楽スタイルで、世界の聴衆を魅了している。もちろん、ここ日本でも、6月11日に行われた本作のジャパンプレミアは大盛況。6月21日、22日に六本木ブルーシアターで行われた来日公演は、2日間ともソールドアウトとなり、およそ8割を女性たちが占めた会場では劇中さながらに黄色い声援が巻き起こっていたという。現在発売中の本作のイメージアルバム「愛と狂気のヴァイオリニスト」も含め、一時、Amazonクラシックチャートで1~7位を独占するなど、その人気に火がついた状態だ。劇中では、自身所有の5億円に上るといわれる名器ストラディヴァリウスで、情熱的で美しい音色を奏でているデイヴィッド。一切の吹き替えなしで、21世紀に超絶技巧のパガニーニを見事に蘇らせた演奏シーンは、聴く者の魂を即、鷲掴みにしてしまうといわれている。いま要注目のイケメンアーティスト、デイヴィッド・ギャレットの美貌とその天才的なテクニックを、本作で目の当たりにしてみて。『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』は7月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パガニーニ愛と狂気のヴァイオリニスト 2014年7月11日TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ、 新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2013 Summerstorm Entertainment / Dor Film / Construction Film / Bayerischer Rundfunk / Arte. All rights reserved
2014年07月09日コミック発行部数累計130万部を超える久保ミツロウ原作の人気青春マンガを「ジャニーズWEST」の藤井流星を主演に迎えてドラマ化する「アゲイン!!」。このほど高校の応援団を舞台にした本作で、藤井さんが所属する「ジャニーズWEST」が主題歌を担当することが明らかとなった。本作の主人公は、高校の卒業式を迎えた今村金一郎(藤井流星)。入学式の日に檀上で一人で校歌を歌っていた応援団長・宇佐美良子(早見あかり)の事を思い出す。応援団は新入部員が入らず廃部になっていた。もう一度、宇佐美の顔が見たいと廃部となった応援団の部室に忍び込もうとするところを藤枝暁(岡野真也)に見られ、ビックリして逃げる暁を追っかけるが階段で足を滑らせて暁と共に転げ落ちる。…気づくとそこは3年前の入学式当日。金一郎はタイムスリップしていたのだ。 そしてあの時のように壇上に宇佐美が登る。宇佐美に再び出逢い、応援団に入団し宇佐美の為に応援団の建て直しを目指す金一郎の“アゲイン”が始まる――。ドラマ初主演となる藤井流星が、人生初の金髪&金眉毛で挑んでいることでも注目を浴びている本作。ヒロインとなる応援団の女団長・宇佐美良子役には、元「ももクロメンバー」であり、『百瀬、こっち向いて。』では主演を演じた早見あかり。原作者である久保ミツロウが「モデルにした」と公言しているように、髪の毛をボブからロングになり、学ラン姿をバッチリ決めた凛々しい女団長の姿を披露している。そのほかのキャストには、金一郎に想いを寄せる柴田麗緒役に映画・ドラマ・CMと幅広く活躍中の小島藤子、チアリーダー部の部長・安部珠貴役に現役「CanCam」専属モデルの久住小春を始め、岡野真也、岡安旅人、渡辺佑太朗、神山智洋(ジャニーズWEST)、宮里駿とフレッシュなキャストが同じく生徒役として出演。また、リーダー長・スガラッキー役には「インパルス」の堤下敦、ライバル校の応援団長役には浜野謙太。応援団の顧問・北島先生役には実力派俳優として人気を集める近藤芳正、主人公・金一郎の母・今村里子役には浅田美代子と、ベテラン俳優たちも集結している。今回、決定した主題歌は藤井さん、神山さんが所属する「ジャニーズWEST」の新曲「夢を抱きしめて」、さらにオープニング曲には「SUPERSTAR」が起用される。主題歌&オープニング曲、どちらも担当するのは今回が初の試みだ。「ジャニーズWEST」ならではの爽快でアップテンポな曲で、ドラマをより一層盛り上げてくれそうだ。「アゲイン!!」は、MBSにて7月20日(日)スタート深夜24:50~25:20/TBSにて7月22日(火)スタート深夜25:13~25:43。(text:cinemacafe.net)
2014年07月09日全世界で2億6,000万ドルを超える大ヒットを記録した『ダイバージェント』。“第2のジェニファー・ローレンス”といわれる期待の若手シャイリーン・ウッドリーとイケメン英国男子テオ・ジェームズが競演する本作から、アメリカ本国のティーンエイジャーたちのハートを捉えて離さなかった2人の最高にロマンティックなキスシーンがどこよりも早くシネマカフェに到着!本作の舞台は、近未来――たった一度の性格診断により、「勇敢」「高潔」「平和」「無欲」「博学」という5つの共同体に分けられた世界で、トリス(シャイリーン・ウッドリー)はどの共同体にも当てはまらない者たち“異端者”(ダイバージェント)。その世界で“異端者”は人類を滅ぼすとされ、危険分子と見なされている。トリスは結果を偽り、軍事・警官の機能を担う「勇敢」に加入、戦士のフォー(テオ・ジェームズ)と出会う。今回公開された特別映像は、本作の中でも最もロマンティックな1シーン。「あなたのタトゥーがみたい」というトリスに、フォーはTシャツを脱いで背中を見せる。そこには、5つの共同体の記号すべてが刻印されており、トリスは驚きつつも背中に触れ、タトゥーをなぞっていく…というセクシーなもの。トリスが、なぜすべての記号が刻印されているのかと問うと「1つでいたくない」と話すフォー。なんといっても「勇敢であり、無敵であり、賢く優しく…正直でありたい」と答えたときの一瞬の笑みにはトリスのみならず、誰もが彼の虜になること間違いなし!その言葉を放ったあと、眼をキラキラと輝かせて見つめるトリスにフォーは熱いキスをするのだ。また、このシーンを盛り上げるのは、世界が注目する歌姫エリー・ゴールディングの「Beating Heart」。トリスの感情を代弁するように流れ、鼓動の高鳴りと旅立たねばならない宿命を謳い上げる。『ダイバージェント』は7月11日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダイバージェント 2014年7月11日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 Summit Entertainmet, LLC. All Rights Reserved.
2014年07月08日「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔を主演に迎え、フジテレビの7月クールで放送されるドラマ「水球ヤンキース」。7月8日(火)、東京・お台場のフジテレビ本社にて本作のスペシャルボード除幕式が行われ、中島さんが登場し、集まった女性ファンが歓声をあげた。本作の主人公は、時代の流れの中で失われつつある“男気”を心に秘める熱きヤンキー・稲葉尚弥。海外で育った尚弥は日本のヤンキー漫画に影響を受け、「気合」「根性」「男気」といったスピリットを己の血肉とし成長。高校3年の1年間を日本で過ごすため、帰国する。転校先は幼少期に憧れたヤンキーがいた高校(カス高)。「カス高に行き、てっぺんを取る!」と意気込む尚弥だが、憧れていたいわゆる熱きヤンキーは日本から姿を消し、そこにいたのはいわゆるマイルドヤンキーたち。絶望の最中に尚弥は、ひょんなことから“水球”と出会うのだった――。台風第08号が日本列島に接近する影響か、お台場は快晴ながら強風が吹いたが「風が強い中、ありがとうございます」と集まったファンに挨拶。先日6日に行われた制作発表の舞台挨拶では、短ラン&ボンタン&金髪オールバックというまさに“ヤンキー”な出で立ちだったが、この日は、ライトグリーンのパンツにジャケット、さらに髪は下した状態と、爽やかに登場した。12日(土)からの放送スタートとあって、「この1週間は緊張してます」と苦笑する。そんな中でのスペシャルボード除幕式となった、この日。ファンと共にカウントダウンで一斉に幕が外されると、そこには中島さんの姿は映っておらず、大小様々な「水球」を象った模様が浮かぶだけ。ファンからは「えぇ~!」という落胆の声が飛びかった。しかし、「実は(この水球の模様の)一枚一枚がうちわになっています」と知らされ、一同は安堵。このスペシャルボードは、中島さんを始め、山崎賢人、高木雄也(Hey! Say! JUMP)らメインキャストたちの肉体美が隠された“水球(ミズタマ)”コラージュボード。水球のボールをモチーフにうちわが貼られており、そのうちわを剥していくことでキャストたちの写真が現れていくというものだ。それでは…と再びカウントダウンが行われ、一斉にうちわが剥されると、そこには中島さんの肉体美がドンっと現れ、女性ファンたちはその眼福なビジュアルに黄色い大歓声をあげた。中島さんは、自らの写真がデカデカと登場したのに驚き「おぉ!自分の肉体がこういうふうに出ると、面白いですね!」と興奮気味。しかし、本来海パンを履いている部分が妙なバランスで隠されていることで、恥ずかしさが湧き上がってきたのか「ちゃんと(海パンは)履いてますからね」とフォローを入れつつ、「実際、恥ずかしいですよ」と照れ笑いを浮かべていた。最後は、「日本で初めて水球をテーマにしたドラマで、そこにヤンキーを加えて、さらに僕の初主演と新しいことだらけです。日本では革新的なものになると思います。台風を吹き飛ばすドラマにしていきたい!この夏を熱くします!」と本作にかける意気込みを語り、再び女性ファンの大きな歓声を浴びていた。この「水球ヤンキース」スペシャルボードは、7月9日(水)~12日(土)までラフォーレ原宿1Fエントランス前にて掲出される。ドラマ「水球ヤンキース」は7月12日(土)よりスタート/フジテレビにて毎週土曜23時10分~23時55分放送。(text:cinemacafe.net)
2014年07月08日フジテレビの7月の“土ドラ”枠で放送されるドラマ「水球ヤンキース」。7月6日(日)、東京・お台場にて本作の制作発表が行われ、主演の中島裕翔(Hey! Say! JUMP)を始め、共演する同グループの高木雄也、山崎賢人、千葉雄大、間宮祥太朗、中川大志、吉沢亮、矢本悠馬らイケメン男子たちが登場し大歓声を浴びた。本作の主人公は、時代の流れの中で失われつつある“男気”を心に秘める熱きヤンキー・稲葉尚弥。海外で育った尚弥は日本のヤンキー漫画に影響を受け、「気合」「根性」「男気」といったスピリットを己の血肉とし成長。高校3年の1年間を日本で過ごすため、帰国する。転校先は幼少期に憧れたヤンキーがいた高校(カス高)。「カス高に行き、てっぺんを取る!」と意気込む尚弥だが、憧れていたいわゆる熱きヤンキーは日本から姿を消し、そこにいたのはいわゆるマイルドヤンキーたち。絶望の最中に尚弥は、ひょんなことから“水球”と出会うのだった――。この日、金髪姿が初お披露目となった中島さんに、登場するや女性ファンから歓喜の声があがった。「(金髪姿が)似合ってますね」とMCに言われると、「いや、ホント似合ってるんですよ(笑)」と満足げな表情。しかし初のヤンキー役に加え、連続ドラマ初主演と新たな挑戦が盛りだくさんな本作に「緊張してます」と苦笑する中島さん。それでも「男気全開で、この3か月間やっていきたいと思ってるんで、ヨロシク!!」と劇中のキャラになりきって挨拶し会場を沸かせた。キャスト陣の登場を前に、会場では本編のプロモーションビデオが事前に流され、中島さんらの水着姿が映るたびに「キャー!」と歓声をあげていた女性ファンたちだったが、高木さんは「こんなにイケメンの方々が水着で出ているので、誰か1人くらい好みが見つかるはず。本編ではもっと『キャー! キャー!』言えるところがいっぱいあります」と見どころを語り、自信を覗かせていた。しかし、この水着姿について中島さんは「最初、ブーメランパンツって聞いて愕然としました(苦笑)。メールでチーフの方に、『毛の処理をお願いします』と言われましたからね…」とふり返る。さらにこの話でふっと思い出したのか、山崎さんとの初対面の日が印象深かったようで「『はじめまして』が、もう海パンでしたからね(笑)」と爆笑。これに山崎さんも、「でも隠す所がないから、オープンな気持ちなってすぐに打ち解けられたね」と恥ずかしさを共に乗り越えて芽生えた友情を明かしていた。最後には全員そのブーメランパンツ姿で登場し、鍛え上げた肉体美を披露。この大サービスに女性ファンは狂喜していた。ドラマ「水球ヤンキース」は7月12日(土)よりスタート/フジテレビにて毎週土曜23時10分~23時55分放送。(text:cinemacafe.net)
2014年07月06日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど主演の役所広司を始め、妻夫木聡、オダギリジョーら豪華な大人キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着した。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は6種。役所広司が演じる、失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島。妻夫木聡がニヤニヤと不気味な軽薄な男、藤島の大宮北署刑事での元後輩・浅井。オダギリジョー演じる、狂気を孕んだ男・大宮北署刑事の愛川。『嫌われ松子の一生』で主演を務めた中谷美紀演じる、加奈子の中学時代の担任教師・東。黒沢あすかが演じる、藤島の元妻で、加奈子の母親・桐子。そして國村隼演じる、加奈子が通う神経科医・辻村医師。◆失踪した娘を探すロクデナシ親父・藤島(役所広司)元刑事のロクデナシ親父・藤島を演じるのは、役所広司。消えた“家族”を異様な執念で追い求め、やがて狂気を一身に宿していく、観客の共感をいっさい許さない日本映画史上屈指の最低にして最狂な男の姿は、凄まじい迫力!今回の映像では「うるせー!クソ野郎!」と暴言吐き、血まみれで狂っている姿が切り取られている。まさに”狂犬“!◆大宮北署刑事。藤島の元後輩・浅井(妻夫木聡)藤島の元後輩で大宮北署刑事・浅井に扮するのは、妻夫木聡。ある事件を追っていくうちに浅井も加奈子にたどり着くことに。今回の映像では、「先輩」と言いながらも軽薄な態度をとり、「頭…壊れてません?」と言いながら、あざ笑う様が映し出され、今までの見たことのない妻夫木が見られそうだ!◆大宮北署刑事・愛川(オダギリジョー)浅井と同じ大宮北署刑事で、愛妻家の愛川役には、オダギリジョーが扮する。今回公開された映像には、藤島との銃撃戦シーンが映し出される。役所もオダギリも血まみれの銃撃戦は何が原因で起こったのか?加奈子はどう関わっているのか?高笑いするオダジョーの姿は狂っているとしか思えない!こんなオダジョー見たことない!◆加奈子の中学時代の担任教師・東(中谷美紀)娘が失踪した藤島が加奈子のことを捜索するために、中谷美紀演じる中学時代の担任教師・東に会いに行く。「偽善」と書かれた文字が意味することとは?◆藤島の元妻、加奈子の母親・桐子(黒沢あすか)藤島の元妻で、加奈子の母親役を演じたのは、黒沢あすか。「死んでよ、あんたなんか」と心の底から夫・藤島を恨むも、娘が失踪して夫に頼ることしかできず、本当は娘のことを何も知らなかったことに気付き、茫然とするその様は、哀愁が漂う。◆加奈子が通う神経科医・辻村医師(國村隼)加奈子が通う神経科医・辻村医師に扮するは、個性的なキャラターを演じることが多い國村隼。「家庭には少々、問題あったようですが」と語り、加奈子がなぜバケモノになってしまったのかを知る重要な手掛かりをにぎっていそうだ。血走った眼に、ニヤケ顔、悲痛な嘆き…それぞれの欲望を抱き、ダークな雰囲気を漂わせる大人たち。過去にはクリーンな役柄も演じたこともあるこの6人だが、そんなこれまでの演技は幻だったのでは…そう思わせるほどのアクの強さに注目してみて。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月04日先週末公開を迎えた、『嫌われ松子の一生』や『告白』と次々の傑作を生み出してきた、中島哲也監督の最新作『渇き。』。このほど、本作のヒロインにしてブレイク必至の新星女優・小松菜奈を始め、二階堂ふみや橋本愛ら若手キャストたちが演じた、それぞれのキャラクター映像が到着。ドギツい登場人物たちをご紹介する。本作は、成績優秀なうえ、容姿端麗、学園のカリスマでもある女子高生の娘・加奈子が失踪し、元刑事のロクデナシ親父に離婚した元妻から連絡が入ることから物語は始まる。自らのせいで全てを失った男が、再び“家族”を取り戻すべく、姿を消した娘の行方を追うが、娘の交友関係をたどって行く先々で語られるのは、“知らなかった加奈子”の本性、踏み入れるほどに見失う娘の正体だった…。今回、到着したキャラクター映像は4種。小松さん演じる、謎の失踪をとげた藤島の娘・加奈子。二階堂さん演じる、加奈子の中学時代の同級生・遠藤。橋本愛が演じる加奈子の高校の同級生・森下。そして、そんな女たちの裏側でただただ翻弄される、清水尋也が演じる加奈子の中学時代の同級生でいじめられっこのボク。怒声が飛び、歪んだ笑いが響き、恋をして、嘆く…そんな人間の持ちうるあらゆる感情が詰め込まれたような映像となっており、これだけでも鳥肌が立ちそうな“劇薬”っぷりを味わえるはずだ。◆謎の失踪をとげた藤島の娘・加奈子(小松菜奈)謎の失踪を遂げる優等生の娘・加奈子役には、新人・小松菜奈。オーディションで「その姿を観た瞬間、加奈子を確信した!」と、中島監督のハートを鷲掴んで大役へと大抜擢。イノセントな妖しさと危うさ、息をのむ可憐さを併せ持ち、圧倒的なきらめきを放つ。今回の映像では、爽やかな楽曲が流れ、大笑いして不思議な魅力に包み込まれた加奈子が映し出される。「ルールがないの、夢だから、何しても自由」と透き通るような声で恐ろしいことをサラリと言い、「天使?」の「?」の意味が劇場で明らかになる。◆加奈子の中学時代の同級生・遠藤(二階堂ふみ)加奈子の中学時代の同級生で、茶髪プリンのヤンキー・遠藤を演じたのは、二階堂ふみ。演技力に定評の二階堂が、今までの役とはまったく違う役柄で抜群の存在感を放っている。「何でみんな、加奈子に夢中になるの?」と言う彼女自身も加奈子に惹きつけられている。ヤバイ連中との付き合いのある遠藤とのつながりのある加奈子は一体何者なのか―?◆加奈子の高校の同級生・森下(橋本愛)高校の同級生・森下を演じたのは、中島監督の前作『告白』に続き出演した橋本愛。「あのぅ、加奈子のことホントに知ってます?」と加奈子の裏の顔を知っている森下は、「何も知らないくせに、えらそーに言ってんじゃねーよ!」と怒号を飛ばす。彼女は加奈子の何を知るのか?◆加奈子の中学時代の同級生。いじめられっこ・ボク(清水尋也)加奈子の中学時代の同級生で、加奈子に片思いをするいじめられっこのボク役を演じたのは、小松と同様にオーディションでこの座を勝ち取った清水尋也。今回の映像では、いじめの一部が映され、彼にとっての救いが加奈子であることが分かる。「傀儡」と書かれた文字は、「あやつり人形。他人の言いなりに動いて利用されている者」という意味。彼も加奈子に狂わされていく運命なのか―?加奈子には「天使?」、遠藤には「毒女」、森下には「鬼怒」、ボクには「傀儡」…と、それぞれにキャラクターを表す漢字2文字の名前が付けられているのにも注目して欲しい。『渇き。』はTOHOシネマズ、六本木ヒルズほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年07月02日ころころと笑う。とは、まさに彼女の笑い声を指すのではないか。「昨日は1日オフだったから、原宿や渋谷に行ったの。109で可愛いものをいろいろ買い込んじゃったわ。ソックスに、スマホケースに…私はとにかくカワイイものが大好き!だから、日本のアクセサリーは私の好みにピッタリね」と、うきうき語る姿がとびっきりチャーミング。出演作『マレフィセント』を引っ提げ、エル・ファニングは待望の初来日を果たした。とは言え、滞在はわずか数日。プロモーション活動の合間を縫い、多忙な16歳は「カワイイもの」を求めて精力的に東京の街を駆け巡ったようだ。日本に到着した際は開口一番、「キディランドに行きたい!」と目を輝かせていたが?「もちろん行ったわ!時差ボケで朝早くに目が覚めちゃったから、丸1日ショッピングできたの。ハローキティのグッズも買ったし、ブライスドールも買ったし…。夜には新宿のロボットレストランに連れて行ってもらったのよ。何だかキラキラピカピカしていて、アメリカにはない雰囲気だった(笑)。アメリカにない感じと言えば、女の子たちのファッションね。着こなしに自信を持っていて、本当にクールだと思う。私の地元には個性を周りに合わせようとする子も多いけど、日本の女の子たちは“目立って何が悪いの?”って感じ。重ね着も上手だし、気分に合わせてファッションを選ぶ姿勢が素敵だわ」。そんなエル自身の本日の装いは、『マレフィセント』で演じたオーロラ姫を思わせるワンピース。ガーリーなシルエットを長い手脚でキュートに着こなす姿からはすでに女性らしさも漂っていて、映画の中のあどけない“オーロラ姫”とは少々印象が異なるが、「そうなの。おかしいわよね。自分でも、映画を観ていて『あれ?私、ちょっと若くない?』って思ったわ(笑)。でも、撮影当時は14歳だったんだもの。今は16歳だし、2年って大きいわね」と笑う。ディズニーの名作アニメ『眠れる森の美女』のヒロインにして、邪悪な妖精・マレフィセントに呪いをかけられる悲運のプリンセス、オーロラ。エル自身もディズニーアニメを観て育ち、「大人になったら何になりたい?と聞かたら、『ディズニーアニメのお姫様』と答えるような子供だった」という。「だから、ある意味、今回の作品でオーロラを演じられたことは人生のゴールよね(笑)。プリンセスを演じた自分を誇らしく思っているわ。しかも、ディズニープリンセスの中で、オーロラは一番のお気に入りだったの。私もオーロラも髪がブロンドで外見に共通点があるし、ドレスは私の大好きなピンク色だし(笑)。そんな思い入れのあるキャラクターに息を吹き込むことができただけじゃなくって、新しい世代に向けてオーロラ姫を演じられたのが私にとっては特別なこと。だって、まだ幼い従妹は『マレフィセント』や『アナと雪の女王』を観ながら育っていくんだもの。そう思うと、本当に嬉しくなるわ」。しかしながら、この『マレフィセント』はおとぎ話の単なる実写化ではない。悪役として知られるマレフィセントの事情を描く挑戦的な姿勢が、すでにそれを物語っている。「生まれながらにして邪悪な人間は誰もいない。それが、この作品のメインテーマなの。マレフィセントがそうしたように、人は自分の身に起きたことを受け、自分を守ろうとしたり、行動を起こしたりする。そうすることで、時に誤解を受けてしまうものなのよね。オーロラの父もそう。結構な悪者だけど(笑)、実は可哀想な人なんじゃないかしら。でも、自分で選択して運命を決めたわけだから、哀しいけど仕方のないことよね」。また劇中には、エル曰く「おとぎ話の中だとあっさり受け入れられがちだけど、よくよく考えるとちょっとおかしいこと(笑)」を、愛情と敬意をもってユーモラスに描くシーンも見られる。ハンサムな王子がオーロラ姫にキスをするシーンがまさにそうで、本作のフィリップ王子は一目惚れして恋に落ちたとは言え、出会って間もない姫へのキスを「していいのかな…」とためらう。「ちょっとユーモアがあっていいわよね。おとぎ話のそういった部分にあえて言及しているのが、この映画の面白い部分でもあると思う。確かに、出会って間もない上に、寝ている女の子にキスをするなんて問題があるもの(笑)」。ちなみに、エルがキスシーンに初めて挑戦したのは『ジンジャーの朝さよなら、わたしが愛した世界』の撮影にて。その時は「どうしよう!?って思った」そうだが、今回のあまりにも有名なシーンにはどのような気持ちで臨んだのだろうか。「そうよね。あまりに有名なシーンだったのはよく分かってる。でも、笑っちゃったりして、なかなか撮れなかったの(笑)。オーロラは眠っていて、まつ毛も動かしちゃいけないから、私はとにかくじっとしていなくちゃいけなかった。けれど、目をつむっていても、顔が近づいてくるのって気配で分かるでしょう?息もかかってくるし!だから、どうしてもビクッと身構えちゃうのよね。恥ずかしさもあったのかな…。いろんなアングルから何度も撮ったから、撮影には1日かかったの」。2歳8か月で女優人生が始まり、ソフィア・コッポラの『SOMEWHERE』、J.J.エイブラムスの『SUPER8/スーパーエイト』、フランシス・フォード・コッポラの『ヴァージニア』、キャメロン・クロウの『幸せへのキセキ』など、錚々たる監督たちの作品に次々と出演。順調にキャリアを重ねる中、「ここまで大きな規模の撮影に参加したのは初めて。しかも、共演はアンジェリーナ(・ジョリー)だし」と目を輝かせる。「特殊効果を多用した作品という点でも、私にとってはものすごい挑戦だった。髪型や衣装が変わるたびに全身をスキャンされるなんて、今までの撮影にはなかったことよ。台の上に立って、ちょっとずつ台を回してもらいながらスキャンされるの(笑)。グリーンバックでの演技も慣れなかったし、初めての経験だらけだった。そんな中、演じるキャラクターに思いを注ぎ込むことの大切さを知ったし、演じることの楽しさを改めて感じたわ。すぐそばには、世界一素晴らしいお手本がいたしね。マレフィセントが自分のかけた呪いの恐ろしさに気づき、眠っているオーロラの隣で涙するシーンのアンジェリーナには本当に胸を打たれた。目をつむっていても、感情がひしひしと伝わってきたの」。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開(C) 2014 Disney Enterprises, Inc.
2014年07月02日速水もこみちの「MOCO’Sキッチン」(日本テレビ「ZIP」内)、国分太一の「男子ごはん」(テレビ東京)、城田優の「美男料理<イケメンCooking>」(LaLa TV)など、いまや“料理男子”が看板を持つTV番組は数知れず。また、スイーツの番組としては、瀬戸康史が現代に生きる「ヘンゼルとグレーテル」の15代目のヘンゼルに扮し、仕事で忙しい姉・グレーテルのために、どこかで見た気になるスイーツを手作りするという「グレーテルのかまど」(NHK)も人気を博している。フランス生まれのキッチンウェアブランド「ル・クルーゼ ジャポン」が、20~40代の男女400名を対象に行った「料理男子に関する実態調査」(13年)によれば、世代を問わず約9割の女性が “料理男子”に魅力を感じているという結果が!すでに一過性の流行を通り越し、女性が求める理想の男子像の重要条件ともいえる“料理男子”は、もちろんイケメン俳優たちが出演するCMの世界も席巻中。今回は、“料理男子”に注目してみよう。■向井理の「やってみ!」VS小栗旬の「だし炊き」■CM界の料理男子の筆頭株といえば、味の素KK「丸鶏がらスープ」の向井理と、同「ほんだし」の小栗旬だろう。『小野寺の弟・小野寺の姉』の公開を控え、TVドラマ版の「永遠の0」にも抜擢されたばかりの向井さんは、食品やビールから共済まで幅広いCMで活躍する“CMキング”。「丸鶏がらスープ」の「やってみ」CMシリーズでは、手際も鮮やかにナムルをササッと作ってみせているが、向井さんに「これ、好きだと思うなあ」と言われたら、思わず「好きです!」と答えてしまう女子が続出中とか!?また、「クノールスープDELI」の「パンデリ・おにデリ」では、新しいランチスタイルとしてスープパスタにパンやおにぎりを添えてみ、という提案をしているが、ちょっぴり上から目線の“講師”風な口調もたまらない。一方、2008年から「ほんだし」のCMに出演している小栗さんが、自ら料理の腕を振るう現在のシリーズも「まねしてみたい」と大好評。「止まらないよ、かあさん!」で全国民の心と胃袋をワシづかみにした冬場の絶品汁に続き、いまオンエアされているのがタケノコやキノコを使った“だし炊き”御飯。「細かいことはともかく…」と豪快な男らしさで炊き込み御飯を作り上げ、クールな『ルパン三世』の決め顔とは180度違う、しあわせ顔を披露している。さらに、沢村一樹が“料理男子パパ”となって登場する「コンソメ」もスープ料理のリメイクレシピを紹介しているが、これらはいずれも時短メニューで、カンタン。実際に試してみたことがある人も多いはずだろう。■「男子、厨房に入るべからず」は大昔!キッチンにもこだわりアリ■“料理男子パパ”といえば、ミツカン「味ぽん」もお馴染みの唐沢寿明は元祖的な存在といえそうだが、「LIXIL」のCMでは、キッチンのリフォームを結婚記念日に妻にプレゼントするという、何とも粋な計らいを見せている。愛妻のためにリフォームしたキッチンで、楽しそうに料理をする唐沢さんの表情は、「ルーズヴェルト・ゲーム」で見せたような熱い男とはまた別の、やさしい夫の顔。それはメイキング映像からも伺い知ることができ、最新の調理設備に興味津々の様子は、機能性やデザイン性の高いキッチンユニットやグッズにもこだわる男子ならではだ。■Wアヤノがまさかの名コラボで料理男子ぶりを発揮■使い勝手のよいキッチンには、昨今の進化したガスコンロは欠かせない。東京ガスのバリューリースのCMでは、リースを利用して最新式コンロに変えた主婦が「例えるならアヤノコウジがアヤノゴウになった感じ?」と紹介したことでも話題となった。実はこの2人のアヤノ=綾野剛と綾小路きみまろは、これまでもそれぞれに料理を披露するスペシャルムービーを公開していたが、このほど、ついに「アヤノグリル」をWEB上に開店。早くも、まったく異質な2人が醸し出す、ゆるめの空気感が注目を集めている。グリル料理専門店「アヤノグリル」は、綾野さん、綾小路さんがオーナーシェフとなり、おいしく、ヘルシーで簡単なグリル料理を紹介していく、というもの。綾小路さんの「仕事がないときは何をしてるの?」「生まれ変わったら何になりたい?」といった唐突な質問にも、綾野さんは真摯に受け答えながら、慣れた手つきで「グリルで香ばしいW焼き鳥丼」を、そして綾小路さんは「グリルポークと夏野菜のパスタ」を調理。2人が意外な名コンビぶりを発揮するこのWEB動画は、綾野さんの楽しそうな笑顔や料理の腕前に思わずうっとり。「アヤノグリル」は東京ガスのCM・映像ライブラリーから見ることができる。さて、あなたのお気に入りの料理男子は誰?(text:cinemacafe.net)
2014年07月02日人気ヒーローアクションの続編『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』のブルーレイ&DVDリリースを記念して7月2日(水)、お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二と又吉直樹、ものまねメイクで話題のざわちんが劇中キャラのコスプレでトークを行なった。特殊能力を持たない平凡な高校生が通販のコスチュームでヒーローとなって戦う姿を描いた『キック・アス』の待望のシリーズ第2弾。正規のヒーロー軍団「ジャスティス・フォーエバー」が結成され、悪党軍団との戦いが繰り広げられる。ざわちんさんは、クロエ・グレース・モレッツ演じるヒットガールの衣裳とメイクで登場。下まつ毛の長さを意識したメイクとグリーンのカラーコンタクトでヒットガールになりきった。映画についても「元々、ホントに面白い!」と絶賛。「クロエは元々、好きだったんですが、見ていて女子力も上がるし、自分も(ヒットガールと同じく)どちらかというとボーイッシュで乙女心とかがない方なので、身近に感じました」と女性でも楽しめる内容だと太鼓判を押す。綾部さんは「たくさんのニューヒーローが出てくるので楽しめる。凶悪キャラもいれば笑ってしまうようなヒーローもいて、緩急がいい!アクションもパワーアップしている」と魅力を語る。一方の又吉さんは、なぜかほとんど綾部さんのコメントをなぞるかのような感想ばかりで「笑えるシーンもあり、ハッとするシーン、感動できるところもあります」と当たり障りのないコメントに終始し「ちゃんと観たのか?」とツッコまれていた。この日は、綾部さんも又吉さんもそろってキッス・アスのコスプレで登場しており、どちらが真のキック・アスにふさわしいか改めてキック・アスとしてのマニフェスト(公約)を発表することに。綾部さんは「私がキック・アスになったら、とにかく女性を犯罪から守ります!」と宣言するも「特に45歳以上の女性」としっかりと熟女好きキャラを盛り込んでアピール。又吉さんは「私がキック・アスになったら、頻繁に窓を開け、積極的に空気の入れ替えをします」とボケるが会場の反応は微妙…。綾部さんは「コンビで宣言して、おれが笑いナシでお前が失笑って最悪だろ!」と苦笑を浮かべていた。『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キック・アス/ジャスティス・フォーエバー 2014年2月22日より全国にて公開(C) 2013 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.
2014年07月02日