株式会社K2 Picturesが日本発の映画製作ファンドを設立し、岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、「MAPPA」、三池崇史ら、志を共にする世界で活躍するクリエイター陣を発表。カンヌ国際映画祭開催中のフランス・カンヌにて、記者会見を実施する。■日本発の映画製作ファンド“K2P Film Fund I”立ち上げK2 Picturesは、“日本映画の新しい生態系をつくる”べく、日本発の映画製作ファンド「K2P Film Fund I(読み:ケーツーピー フィルム ファンド ファースト)」を立ち上げ。本ファンドの映画製作では、新たな国内外投資家の日本映画産業への参入、クリエイターへの利益還元を推し進めていく。K2 Pictures近年、日本コンテンツの活躍は目覚ましく、本年の米国アカデミー賞で『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞し、配信業界でもNetflix「忍びの家 House of Ninjas」、Disney+「SHOGUN 将軍」など日本文化を描いた作品の人気が高く、アニメや漫画なども世界での人気は右肩上がりと、コンテンツは国内産業の中でもトップクラスの一大産業に発展している。しかしながら、まだまだ日本の映画製作では、その生態系は長らく変わっていない状況があり、その1つに海外法人や国内においても新しい投資家が参入しにくい現状がある。そこで、現状の日本の映画製作における新たな選択肢として、日本コンテンツに興味がありながら接点を持てなかった国内外の会社が参加しやすいように、スポーツ・エンタメ領域やファンド領域を専門とする弁護士や、エンタメ領域を得意とする会計事務所・ビズアドバイザーズ株式会社のサポートのもと、海外からの投資を想定した法律・会計基準をもつ、このファンドを練り上げた。さらに、日本映画製作におけるクリエイターへの利益還元は十分に行われているとは言い難い状況にあり、本ファンドではクリエイターや制作に関わるスタッフに対する利益還元の仕組みを取り入れる。それによって、多くの才能が映画産業に夢を持ち続けられる体制を整えていく。映画に欠かせない投資家・クリエイターにおける新たな生態系を本ファンドでつくることにより、日本映画をさらに活気ある産業にしていくこと、そして世界の市場に向けて展開していくことが大きな目標。そんなK2 Picturesが思い描く映画制作の形やビジョンを形にした、ファンド組成について詳細を発表すべく、世界中の映画業界の関係者が多く集まるカンヌ国際映画祭が開催中であるフランス・カンヌの場で記者会見を行う。■岩井俊二、是枝裕和、白石和彌、西川美和、MAPPA、三池崇史らと映画製作が進行中日本映画の新しい生態系をつくるという、K2 Picturesが目指すこれからのビジョンに賛同し、ともに映画製作を進めていくクリエイターも合わせて発表。日本のみならず、特にアジアでの人気が高く、欧米、中国での映画製作の場を広げている岩井俊二、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭・パルムドールを受賞し、本年のカンヌ国際映画祭では審査員を務める是枝裕和。毎年のように新作を発表し、最新作『碁盤斬り』は先日イタリアで開催されたウディネ・ファーイースト映画祭で批評家により選出されるブラック・ドラゴン賞を受賞した白石和彌、監督2作目の『ゆれる』がカンヌ国際映画祭監督週間で正式出品され、その後もオリジナル作品を中心に精力的に作品制作を続けている西川美和。「呪術廻戦」「チェンソーマン」など海外でも人気の高いアニメーション制作を行う株式会社MAPPA、その新作は常に海外からも注目され、カンヌ国際映画祭をはじめ幾度となく様々な映画祭に招待されている三池崇史など、日本はもちろんのこと、海外でも活躍の場を広げ続けている監督とK2 Picturesは世界市場を目指した映画製作を進めていく。■5月18日(土)フランス・カンヌにて、記者会見開催決定そんなK2 Picturesが思い描くビジョンやファンド組成について詳細を発表すべく、現地時間5月18日(土)に開催中のカンヌ国際映画祭メイン会場に程近いJWマリオット・カンヌにて、K2 Picturesが掲げるビジョンと共に今回立ち上げるファンドを世界に向けてプレゼンテーションをするため、記者会見を実施。『孤狼の血』シリーズや“村”シリーズ(『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』)、『初恋』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『THE FIRST SLAM DUNK』『キリエのうた』などを手がけてきたK2 Pictures代表取締役CEO・紀伊宗之、共に作品製作をしていくクリエイター・三池崇史、西川美和も登壇。さらに、監督デビューをする大型新人監督もこの会見で発表される。クリエイター陣よりコメント(五十音順)・岩井俊二紀伊宗之のやりたいことなら絶対に応援したい。それがこのプロジェクトに参加した僕の純粋なる動機だ。プロデューサーとしての彼は無類に頼もしい。彼にかかったら開かない鍵なんかないかのようだ。彼とする仕事は無類に楽しい。それは彼に人を信じる力があるからだと思う。いつの時代も破天荒な発明家が時代を塗り替えて行く。今回、彼は僕らのために新しい乗り物を作ってくれた。K2 Pictures。それは自動車のようでもあり、船のようでもある。飛行機にも潜水艦にもなり得る。山に登ればそれはピッケルとアイゼンに変身してくれる。そんな変幻自在、臨機応変なしなやかさがK2 Picturesの持ち味になることだろう。そんなチームだったらフィルムメーカーだって本気で頑張れる。僕も思いつく限りのアイディアを投じてこの恩に報いたい。どんな冒険が僕らを待ち受けているだろう。10年後、どんなチームに成長しているだろう。とにかく今から何もかもが待ち遠しくて仕方がない。・是枝裕和30年映画を作って来て感じていた既成の作り方への疑問や、違和感をどうしたら改善出来るか模索している途上で、紀伊さんたちの取り組みに出会いました。このチャレンジが成功して、映画界に良い風が吹き、新しい才能にチャンスが開かれる。そんな未来を実現しようとしている心意気に共感して、仲間に加えて頂きました。共闘を楽しみにしています。・白石和彌K2 Picturesの勇気ある船出に心から拍手を送ります。日本の映画界に革命を起こし、見えない壁を壊して下さい。今までの日本映画では実現不可能だった企画や、突出したユニークな才能が生まれることを期待しています。私も並走して世界を驚かせる映画を作りたい。よろしくお願いします。・西川美和日本の映画の世界でキャリアを重ねながら抱くようになったのは、なぜか自信や希望よりも行き止まりのロープにつんのめるような感覚でした。これ以上映画を撮るのはなんとなく怖いような気がしていました。それで「映画」から背を向けるように、従来の映画会社や出資者が決して歓迎しないような話を書いていたんです。すると紀伊さんという人が立ち上げたK2 Picturesが新しい投資で資金繰りしてそれを映画にする、と言ってくれた。本気だろうか、と思いました。しかも若い作り手の独創的な企画にもチャンスの扉を開いているという。安全牌で固める発想ではなく、新しい人やきわどいものに必要十分な資金と環境で機会を作ることを目指すK2 Picturesの挑戦には乗ってみる価値があると思いました。ある意味、K2 Picturesのファンドや新しい配給の仕組みは、危険な冒険にも思えます。実際、一筋縄ではいかないこともあるでしょう。でもそれが映画作りだし、どうせ映画を作るなら私は冒険をするチームと組みたい。それがこれから先に日本で映画を作っていく人たちの、新しい活路になっていく可能性があるならば尚更です。・MAPPA「K2 Picturesの挑戦を応援したい」という想いで、このプロジェクトに参加させていただきました。私たちも、アニメーションスタジオとして何ができるのかを精一杯考えながら、映画製作のパートナーとして力を尽くしたいと考えております。・三池崇史『K2 Pictures』。そして紀伊という怪しげな男について紀伊=誠実な破壊者。私はこう見ている。とてもパワフルだ。そして、そのエネルギーの源は、優しさだと思っている。「もっと面白い映画を創って、もっと幸せになろうよ」紀伊さんの笑顔に、そんなシンプルなメッセージを感じる。だから私は『K2 Pictures』を信じている。(シネマカフェ編集部)
2024年05月10日大ヒット映画『ベイビーわるきゅーれ』がテレビ東京にて連続ドラマ化されることが決定。2024年秋より放送開始される。2021年に完全オリジナル作品として公開された、アクションコメディ『ベイビーわるきゅーれ』。殺し屋のちさと (高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)の、シェアハウスでののんびりまったりオフビートな日常と、海外でも評価される本格派アクションが融合した唯一無二の世界観で、多くの映画ファンを魅了した大ヒット作だ。2023年にはファン待望の第2弾『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が公開、第3弾となる『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が9月27日(金)より公開されることが決定している。テレ東史上最高アクションドラマとして、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の公開に先立って放送開始されるこの度のドラマ版は、全12話完全オリジナルストーリー。映画最新作の前を描いているのか、後を描いているのか。それとも全く違う世界線なのか、詳細はまだ不明だが、映画とドラマ、両方合わせて楽しみたい。監督・脚本は、映画に続き阪元裕吾が務め、ちさととまひろのコンビも映画と同じく高石あかりと伊澤彩織が演じる。≪出演者コメント≫◆高石あかり/杉本ちさと役ベイビーわるきゅーれ、2ベイビー、ナイスデイズ、そしてドラマ化。こんなに嬉しいことがあっていいのでしょうか。阪元監督や伊澤さんとよくこの作品の未来の話をします。もしも続編があったら、もしもドラマ化をしたら……そんな夢みたいな”もしも話”が全て叶っているんです。信じられません。ベビわるを、2人を、愛してくださる皆様のお陰です。本当に感謝しています。そして改めて、そんな作品の一部になれたことを心から幸せに思います。全12話、ちさととまひろがどんな日常、非日常を体験するのか私もベビわるファンの一人としてすごく楽しみです! 是非、ドラマ版ベイビーわるきゅーれもよろしくお願いします!◆伊澤彩織/深川まひろ役ついに、ベビわるがドラマとなって地上波に降り立ちます。ドラマから映画化するのはよく耳にしますが、映画からドラマ化の逆流は割と前代未聞なのではないでしょうか。映画3作品を共に乗り越えた阪元監督と高石さん、製作陣の皆さんと再び組めるのだと思うと、大変心強く、ドラマのクランクインが楽しみです。先日、阪元監督は「未来がいっぱい!」と笑っていました。ベビわるの未来を一緒に楽しみにしてもらえると嬉しいです。ドラマ全12話のなかでちさまひがこれからどんな物語に翻弄されていくのか、乞うご期待!≪監督コメント≫◆阪元裕吾え、「ベイビーわるきゅーれ」がドラマ化!?「ナイスデイズ」のポスターに「これで最期」って書いてたじゃないですか!?ぜんぜん最期じゃないじゃん!それは一旦置いときまして、12話分の脚本と、半分くらいの話数の監督を担当します阪元裕吾です。「テレビでこれやるの?」というような内容のブラックコメディとアクション、そして杉本ちさとと深川まひろの2人の人生を祝福するような作品になっています。高石あかりさん、伊澤彩織さんのお2人、全てのキャストのみなさんとスタッフのみなさんに僕の夢を叶えていただき、感謝しかありません。最高の作品になるのでぜひ見てください。Ps,「これで最期」ってマジでなんだったんですか?!「ベイビーわるきゅーれ」は秋、テレビ東京にて放送。※高石あかりの「高」、ただしくは「はしごだか」(シネマカフェ編集部)■関連作品:ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 2023年3月24日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2023「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」製作委員会ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 2024年9月27日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」製作委員会
2024年05月10日シリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』より本予告が解禁された。世界が沈黙した日[DAY 1]を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市・ニューヨーク。ルピタ・ニョンゴを主演に迎え、監督はニコラス・ケイジ主演の『PIG/ピッグ』(22)で注目を集めたマイケル・サルノスキが務める。この度解禁された予告編では、ニューヨークに“何か”が襲来し、日常が崩れ去る様子が切り取られている。穏やかなニューヨークの街を愛猫のフロドを抱えて歩くのは今作の主人公・サミラ(ルピタ・ニョンゴ)。すると突如として空から隕石が降り注ぎ、辺りは一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして、隕石と共に空から襲来した凶暴な“何か”は人々を無作為に蹂躙し始める。何の前触れもなく日常は破壊され、がれきの山となる街並み。逃げ惑う人々。軍用ヘリの目線からは無数の“何か”がビルを駆け上る姿が確認できる。サミラと猫は路地裏に身を隠し、同じく逃げ込んだエリック(ジョセフ・クイン)と共に荒廃したニューヨーク脱出を計画する。しかし、危機から逃げようとした矢先、無慈悲に爆破されてしまう橋。逃げ道を失くしたサミラたち。橋の破壊を目の当たりにした男(アレックス・ウルフ)のあっけに取られた表情が印象的だ。身を隠していたサミラは、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(21)にも登場した男性(ジャイモン・フンスー)に声を出さないよう口を覆われる。近くに些細な音にも反応する“何か”が迫っているのか、ジャイモン演じる男の活躍にも期待したい。“何か”から逃がれて身を潜めていた場所で、突然作動してしまった機械を慌てて止めた老人は「ああ…」と諦めの嘆息を漏らし、サミラの目の前で[即]即死。「ここにいたら死ぬ」と言うエリックに「考えがある」と告げるサミラ。続く映像では水路を流される様子が映されているが、サミラたちの脱出作戦は成功するのか…。ニューヨークの、そして世界の終焉を予期して絶望し、声も出せない状況に自暴自棄寸前の人々。そんな中でも冷静に人差し指を口に当て「しーっ!」のポーズをするサミラが頼もしい。音を立てないよう静かに避難する群衆の中、「逃げて!」と力強く囁くサミラ。そこへ、無慈悲にも大量の“何か”が波のように押し寄せる。逃げ込んだビルのガラス扉を開けようとするエリック。しかし、打ち捨てられたアタッシュケースが引っかかって、なかなか開かない。ここで映像の音が消える…。やっと扉が開いたかと思ったら…バタン!と倒れるアタッシュケース。一瞬時が止まったかのような表情のエリックとサミラに、ガラス天井をぶち破り超至近距離に“何か”が迫る。果たして、サミラとエリックと猫のフロドは、この絶望を生き抜くことができるのか?シリーズを凌駕するスケールと恐怖、そして緊張感が漂う、手に汗握る本予告となっている。『クワイエット・プレイス:DAY 1』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:クワイエット・プレイス:DAY 1 2024年6月28日より全国にて公開© 2024 PARAMOUNT PICTURES
2024年05月09日Prime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて、フェデリコ・フェリーニ監督の『道』が5月10日(金)21時より2週間限定で無料公開される。本作は、ヴェネチア映画祭で銀獅子賞、米国のアカデミー賞で最優秀外国語映画賞に輝いたイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の永遠の名作。アンソニー・クイン(『ナバロン要塞』、『アラビアのロレンス』)演じる粗野な旅芸人ザンパノと、彼にたった1万リラで売り飛ばされた娘ジェルソミーナの2人が織り成すドラマを描いた。ジェルソミーナを演じるのは、フェリーニと結婚し、彼が亡くなるまで添い遂げ、そしてその半年後には自分も後を追うことになったジュリエッタ・マシーナ。2人の旅の模様を、ニーノ・ロータによる一度聴いたら忘れられない美しい音楽が彩る。本国での公開から70年が経ったいまでも色褪せない名作だ。さらに、今回のYouTube初無料公開を記念し、『道』の特別解説をnoteで無料公開中。本作の名作たる所以や鑑賞におけるポイントだけでなく、読めばきっとほかのフェリーニ作品も観たくなるような、充実した内容となっている。『道』は5月10日(金)21時~「シネフィルWOWOW プラス」の公式YouTubeにて2週間限定無料公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日ヤマシタトモコの同名漫画を映画化した『違国日記』の完成披露試写会が5月9日(木)、都内で行われ、主演の新垣結衣と早瀬憩、共演する夏帆と小宮山莉渚、監督・脚本の瀬田なつき(『PARKS パークス』『ジオラマボーイ・パノラマガール』)が出席した。大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生(新垣さん)が、姉夫婦の急死をきっかけに、姉の娘である15歳の田汲朝(早瀬さん)と不器用ながら、丁寧に同居の日々を重ねて、家族とは異なるかけがえのない関係を築いていく。夏帆さんが槙生の友人・醍醐奈々、小宮山さんが朝の親友・楢えみりをそれぞれ演じている。瀬田なつき監督、夏帆、新垣結衣、早瀬憩、小宮山莉渚原作の大ファンでもあると言う新垣さんは、「すごく思い入れがあるので、うれしいですが、同時にすごく緊張しています。とても温かい映画になったのではないかと思います」と盛況の客席に笑顔でアピール。「分かり合えなくても、寄り添うことはできる。もちろん、ぶつかることもありますが、相手を尊重し大事に過ごすことが、テーマになっていると思うので、ぜひほっこりした気持ちで、劇場をあとにしてもらえれば」と話していた。新垣結衣オーディションで選ばれ、新垣さんとともに主演を務めた早瀬さんは「こういった舞台挨拶や、お客様に直接会うのは初めてのこと」と緊張の面持ち。「憩ちゃんは、舞台に出る前に、すごく緊張していたんですよ」(新垣さん)、「さっきまで、ずっと結衣さんにすがりついてました」(早瀬さん)と和やかな会話を通して、早瀬さんの緊張も少しずつ解けた様子で、終盤には「もう終わっちゃうのかと思うと、すごくさみしい気持ち。いろんな人の思いが詰まっていて、私にとってもすごく大切な作品。少しでも前向きな気持ちになってもらえれば」と晴れやかな笑顔を見せていた。早瀬憩また、夏帆さんは「登場シーンは少ないですけど、醍醐が登場すると、その場の空気がにぎやかになる。パッと明るくなるような存在でいられたらと思っていた」と役作りを述懐。この言葉に、新垣さんは「すごい、そんな存在感だった!現場に夏帆ちゃんが来ると、全体の空気が入れ替わって華やかになるし、先に夏帆ちゃんの撮影が終わると、嵐が去ったみたいになりました」とふり返った。夏帆ふたりの本格的な共演は、これが初めて。タイトルの“違国”にちなみ「行ってみたい国や場所は?」と問われると、新垣さん&夏帆さんは「宇宙」と回答し、「気が合うね~」(新垣さん)、「ねえ~」(夏帆さん)と意気投合していた。『違国日記』は6月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日イシャナ・ナイト・シャマラン脚本・監督、ダコタ・ファニング主演の『ザ・ウォッチャーズ』から、新たな場面写真2点と監督の演出風景を収めたメイキングカット1点が初解禁。衝撃の“覗き見”リアリティーホラーとされる本作の5つの見どころポイントが明かされた。M・ナイト・シャマランがプロデューサー、その娘イシャナ・ナイト・シャマランの長編初監督作品として2月に情報が初解禁されると、「絶対観たいやつ」「めっちゃおもろそう!」「シャマランの娘さんと聞いて、期待しかない!」と映画ファンを中心に話題沸騰となった本作。劇場で目撃すべき5つの“最恐ポイント”&作品の見どころが明らかにされた。最恐ポイント(1)足を踏み入れたら最後…地図にない森28歳の孤独なアーティストのミナは鳥籠に入った黄金色の鳥を届けるため指定の場所に向かうが、道中で不気味な森に迷い込んでしまう。そこには行方不明者捜索の貼り紙が…。迷い込んだのは、地図にはない森。スマホやラジオが突然壊れ、車も急停車してしまう。車外に出て助けを求めると、乗ってきた車が忽然と消え、地面からは不気味な音、木々の間を黒い鳥の群れが飛び交う。不安にかられているミナに「ドアが閉まるまであと5秒」という女性の声が届く。最恐ポイント(2)ガラス貼りの部屋には見知らぬ3人。彼らは何者かに“覗き見”されている!?逃げ込んだ先はガラス貼りの部屋。ミナの前には見知らぬ3人の男女がいた。混乱するミナに「奴らは待ってくれない」「奴らは毎晩来て、あちら側の窓から私たちを監視する」と告げる。彼らは毎晩訪れる“何か”に監視されているというが…。謎の存在に毎晩監視されることになるミナを演じるのは、『I am Sam アイ・アム・サム』で天才子役として一躍脚光を浴び、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『オーシャンズ8』ほか、現在Netflixシリーズ「リプリー」でも話題のダコタ・ファニング。さらに60代のグループのリーダー的存在マデリンを『Tarot』(原題)のオルウェン・フエレ、20代のシアラを『バーバリアン』のジョージナ・キャンベル、未熟で衝動的なグループ最年少19歳の少年ダニエルを人気短編シリーズ「世にもおぞましい物語」のオリバー・フィネガンが演じるほか、30代のシアラの夫役をイギリスのミュージカル俳優で『レ・ミゼラブル』のアリスター・ブラマーが務めている。最恐ポイント(3)1つでも破ったら殺される…禁断のルールミナが3人と閉じ込められ、何者かに監視されるガラス貼りの部屋には3つのルールが定められている。・“監視者”に背を向けてはいけない・決してドアを開けてはいけない・常に光の中にいろ禁断の3つのルール、その1つでも破ったら殺される運命が待ち受ける。最恐ポイント(4)謎が謎を呼ぶ展開!「ここにはどのぐらい?」部屋の秘密を尋ねるミナに「わからない」とシアラは素っ気ない返事で応じる。暗闇から迫る手、木に貼り付けられた人骨のオブジェ、地面に空いた大きな穴…そして森の中でミナは恨むような表情の自分自身の姿を目撃する。地図にない森で、誰が、何の目的で…?“監視者(ウォッチャーズ)”とは一体何者なのか、謎が謎を呼ぶ衝撃の展開が続き目が離せない。最恐ポイント(5)天才のDNAを受け継いだ監督これまで父のM・ナイト・シャマラン監督作『オールド』『ノック 終末の訪問者』などの製作にも参加したイシャナ・ナイト・シャマランが監督デビューを飾る。「IT/イット」「アナベル」「死霊館」シリーズなど多くの大ヒットホラー作品を生み出しているワーナーホラーとの最恐コラボが実現。初公開されたメイキングカットには、森の中で演出するイシャナと彼女の指示に注意深く耳を傾けるキャストたちの姿が収められている。『ザ・ウォッチャーズ』は6月21日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ザ・ウォッチャーズ 2024年6月21日より全国にて公開©2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
2024年05月09日2024年最大のグローバルガールズグループ誕生プロジェクト「I-LAND2 : N/a」第3話がABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送。生き残りをかけた2つ目のテスト「シーソーゲーム」が行われるなか、本日5月9日(木)20時50分からは注目の第4話が放送される。「I-LAND2 : N/a」は、「ENHYPEN」が誕生したMnetの大規模プロジェクト「I-LAND」の最新シリーズで、「I-LAND(アイランド)」と「GROUND(グラウンド)」に分かれた空間を行き来し、「I(N/a)」を探す参加者たちの競争と成長の物語を描くグローバルガールズグループ誕生プロジェクト。数多くのヒット番組を輩出させたCJ ENM Mnetと、「BLACKPINK」「2NE1」など世界的グループのヒット曲を誕生させたトップクラスプロデューサーのTEDDYが首長であるTHEBLACKLABELとのコラボレーションが実現。デビューの夢を掴むために集まる参加者たちは、合計10か国13都市で行われた大規模なグローバルオーディションを経て抜擢された24名が揃った。■BLACKPINK「WHISTLE」、IZ*ONE「Panorama」…ガールズグループの大ヒット曲を披露第3話では、2つ目のテスト「シーソーゲーム」が行われた。「シーソーゲーム」のルールは、I-LANDER対I-LANDER、そしてGROUNDER対GROUNDERの2つのユニットの正面対決を行い、勝ったチームは全員I-LANDに昇格、負けたチームは全員GROUNDへ放出されるという過酷な内容。さらにGROUNDからは2名が脱落候補となってしまうことも明かされ、参加者たちの間で緊張感が高まった。今回のテストで披露する楽曲は、Red Velvet「Bad Boy」、BLACKPINK「WHISTLE」、IZ*ONE「Panorama」、TWICE「Like OOH-AHH」といった、世界的にも大ヒットを記録している人気ガールズグループの楽曲。ユニット選択では希望曲が重なり、なかなか意見がまとまらずに苦しい状況になる参加者もいたが、慎重に話し合いを重ね4組のユニットが決定。各チームはポジションを決め、本格的に練習をスタートさせる。■Red Velvet「Bad Boy」チームを率いるのは日本人参加者・フコ第2話で行われた「シグナルソングテスト」では体調を崩し、完璧なパフォーマンスを披露できずに「GROUND」へ降格してしまった日本人参加者のフコは、Red Velvetの「Bad Boy」チームに。「チーム全員をI-LANDに連れていく」とリーダーシップを発揮し、厳しくも愛のある指導を繰り返し行い、チームの参加者たちからは“フコ様”と呼ばれるほど厚い信頼を集めていく。その後行われたプロデューサー陣による中間テストで「Bad Boy」チームは、ダンスがなかなか合わず辛辣な指摘を受けてしまう。しかし、フコは誰よりも完成度の高い、別格なパフォーマンスを見せ、パフォーマンスディレクターのLeejung Leeは「フコさんはこの曲への理解度が高くて、綺麗だなと思いました。外見だけではなく、動作がセクシーでした。この曲を本当にうまくこなしました。センターじゃない時もずっと見てしまう」と絶賛。フコは「“セクシーだ”と言われたかったので、嬉しくて一生忘れないと思います」と笑顔で喜びをコメント。そして始まった本番のステージでは、フコは曲の冒頭から印象に残る妖艶な表情と強い視線で魅了し、「鳥肌が立った!」「綺麗だね」と、参加者やプロデューサー陣から注目を集め、歌、ダンスともにレベルの高いパフォーマンスを見せた。パフォーマンスを終えるとLeejung Leeは「全体的に悪目立ちするようなところはなかったです。フコが大きい働きをしたおかげです。皆さんの仲がいいのを感じました。一つになってステージを披露していて良かったです」と言葉を送り、フコを高く評価。さらに「Bad Boy」チームで、実力不足からプロデューサー陣から「どうして参加したの?」「1人で違うことをやっている」など厳しいコメントをもらっていたイェウンは、本番を終えるとMONIKAから「努力を感じました」と声をかけられ嬉しさのあまり号泣。フコのリーダーシップが発揮され、プロデューサー陣からも良い評価を得た「Bad Boy」チームは、果たして「シーソーゲーム」で勝利を掴むことができるのか?第4話では、残った「Like OOH-AHH」のチームがステージに登場。第2話でフコらと共に「GROUND」に降格してから、ずっと落ち込んでいたジユンが涙を流す姿も…。一体、どんな展開が待ち受けているのか、見逃せない。さらに第4話では、THEBLACKLABELに所属し、現在ソロアーティストとして活躍しているSOMI(チョン・ソミ)が参加者たちのもとを訪れる。「シーソーゲーム」を終えて初の脱落者も発表される予定だ。「I-LAND2 : N/a」は毎週木曜20時50分よりABEMA SPECIAL2チャンネル(字幕版)、K WORLDチャンネル(通訳版)にて日韓同時・無料放送中。第1話から第3話は無料見逃し配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日現在放送中の結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」の第9・10話ゲストとして、塩野瑛久が出演する。韓国で約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組を日本版にリメイクし、芸能人同士の期間限定の結婚生活に密着してきた本作。最新作では、堀未央奈と百瀬拓実、永田崇人と白間美瑠の2組が参加している。今回ゲスト出演が決定した塩野さんは、2021年放送の「私たち結婚しました2」で足立梨花と夫婦に。同作には、浅香航大とトリンドル玲奈も参加し、最終回の総視聴者数は100万人を突破、「ABEMA」恋愛番組において20歳から34歳の女性視聴者数1位を記録した。今シーズンの夫婦について塩野さんは、「両夫婦とも本当に仲が良さそうで、心の底から『お別れしないでくれ』と願うほどにキラキラしていて素敵」とコメント。今後の見どころについては「4人の初めて見せるであろう人間性に触れて、それぞれの人柄に惚れること間違いなしです。スタジオメンバーの皆さんのリアクションと共にお楽しみください」と話した。スタジオではMC陣と共に、自身が過ごした期間限定の結婚生活をふり返り、足立さんのリアル結婚の知らせを受けたときの素直な心情を告白する場面など、ここでしか聞けない本音トークに注目だ。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日ジョン・クラシンスキー監督作『ブルー きみは大丈夫』より特別映像が解禁された。『クワイエット・プレイス』シリーズのジョン・クラシンスキーが監督を務める本作は、孤独な少女と子どもにしか見えない“空想の友達”の交流と冒険を描く物語。日本語吹替版の声優には、もふもふブルーの吹き替えを宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務めることが決定している。この度解禁されたのは、本作の脚本と監督を務めたジョン・クラシンスキー監督や、ライアン・レイノルズらキャスト陣が、もふもふブルー誕生までの道のりを語るインタビューやメイキングが収められた特別映像。シチュエーション・スリラーの傑作『クワイエット・プレイス』シリーズでの大ヒットの記憶が新しいクラシンスキー監督だが、実生活ではハリウッド俳優であり妻のエミリー・ブラントとの間に2人の幼い娘を持つ父親でもある。本作は、子どもたちが幼い頃に想像した素晴らしい世界を自分が観客として観ていたことから着想を得たそう。クラシンスキー監督は映像内で「約7年前から“空想の友達”の映画を作りたかった」と前作とは全く違ったジャンルの映画作りへの想いを抱いていたとのことで、パープルブルーで大きなもふもふ姿をしたブルーをめぐる物語が誕生したことを明かしている。クラシンスキー監督が描く“空想の友達”は、自身を生み出した子どもが大人になり、彼らを忘れてしまうことでその存在が消えてしまう運命にあるが、そんな中でブルーが出会ったのは、彼のような不思議な存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。ライアン演じる、大人だけどブルーが見える、ビーの隣人カルの助けも借り、消えゆく“空想の友達”を助けようとする。本映像ではカラフルで個性豊かな“空想の友達”たちがのびのびと楽しそうに動き回る姿が収められている。そんなイマジネーションにあふれた本作について、ライアンは「ピクサー映画の実写版を作るイメージでこの映画を制作した」と、その制作の過程を語る。ライアンもまた、プライベートではクラシンスキー監督同様に4児の子を持つ父親でもある。クラシンスキー監督はこの物語について「心に傷を抱えた少女ビーが困難に立ち向かう中で不思議な存在たちが見えるようになる物語だ」と説明し、ビーとブルーが出会うことで起こる奇跡についてを予感させるとともに「空想の友達は子供時代の夢や希望が詰まったタイムカプセルさ」と子ども時代からそばに寄り添ってくれる不思議な存在の魅力を伝える。本作の魅力はそれだけに留まらず、ケイリーは「楽しくて、心が温かくなる」、ライアンは「(“空想の友達”は)無条件にずっとそばにいてくれる友達だ」、そしてクラシンスキー監督は「美しく素敵な存在を大人にも信じてほしい」とそれぞれに語り、かつて子どもだった全ての人に向けてメッセージを贈った。さらに、クラシンスキー監督が“空想の友達”になってライアンを驚かしたり、和気あいあいと映画について話し合ったりする姿が収められている。メイキング映像には世界的人気アニメーション「怪盗グルー」シリーズのグルー役でお馴染みのスティーヴ・カレルがブルーに声を吹き込む貴重なアフレコの様子も。マット・デイモン、エミリー・ブラント、サム・ロックウェルをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込む“空想の友達”たちの活躍にも注目だ。『ブルー きみは大丈夫』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ブルー きみは大丈夫 2024年6月14日より全国にて公開©2024 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2024年05月09日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」の主題歌、あいみょんが歌う「会いに行くのに」とドラマがコラボした映像が公開された。本作は、「モーニング」(講談社)で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」のドラマ化で、“記憶障がいの脳外科医”が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。杉咲さんが“記憶障がいの脳外科医”川内ミヤビを、若葉竜也が変わり者の脳外科医・三瓶友治を演じるほか、岡山天音、千葉雄大、吉瀬美智子、井浦新、山谷花純らが出演している。過去2年間の記憶がなく、さらには今日のことも明日には全て忘れてしまう主人公・ミヤビは、毎朝起床後、机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。今回公開された映像でも、そんなミヤビの“1日の始まり”からスタート。そして、あいみょんさんの歌声とともに、これまでの印象的なシーンが次々に登場している。SNSでは、「最高」、「素敵すぎて泣いた」、「リンクしててめっちゃ良かった」、「『愛して愛を知って』の歌詞のところで、三瓶先生とミヤビちゃんが見つめ合うシーンなのほんと泣けちゃう」、「今までのストーリーが蘇ってぐっとくる」などと視聴者から反響を呼んでいる。第5話あらすじ(5月13日放送)住職・成海(三宅弘城)が運び込まれてくる。検査の結果“もやもや病”が見つかり、主治医のミヤビ(杉咲花)は、今後、お勤めは一切やめるよう宣告。成海はその言葉を静かに受け止めるが、弟子の碧聴(大友律)は不安を隠せない。成海の手術が行われることになり、三瓶(若葉竜也)はミヤビを術者に指名。しかし、手術難易度の高さから、まだ無理だと反論するミヤビ。一方、星前(千葉雄大)は脳外科の手術をさせてほしいと三瓶に頼むが、あっさり断られ、相容れない2人の間には嫌な空気が漂ってしまう。実は、星前の高い志の裏にはある理由が隠されていて…。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日東京・新宿にある名画座「早稲田松竹」が、6月15日(土)からの入場料金の改定を発表した。1999年4月の入場料金改定以降、25年間据え置き営業してきた同館だが、「昨年来の物価・エネルギー価格の高騰および人件費・設備維持費用等の上昇の影響」により、今回の入場料金改定に至ったという。一般は200円の値上がりで1,500円となり、学生やシニアほかも100円~200円ほど値上がりされる。通常、2本立てで映画を上映している同館。上映プログラムは1週間ごとに変わり、明日10日(金)まではジャック・ロジエ監督特集が行われており、今後はトラン・アン・ユン監督作『ポトフ 美食家と料理人』、ポール・トーマス・アンダーソン監督作『ファントム・スレッド』、黒沢清監督特集などが上映予定となっている。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアが豪華共演を果たした、『キャロル』のトッド・ヘインズ監督最新作『メイ・ディセンバー ゆれる真実』から、当事者たちとそれを追う女優、それぞれの疑念と憶測が交錯する場面写真が解禁となった。本作は、全米にかつてないほどの衝撃を与えた、90年代に実際に起きた“メイ・ディセンバー事件”の真相を、様々な角度から見つめる心理ドラマ。昨年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品、プレミア上映され話題をさらった。23年前に起きた36歳の女性と13歳の少年の不倫騒動“メイ・ディセンバー事件”の映画化にあたり、女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)が、モデルとなった当事者のグレイシー(ジュリアン・ムーア)とその夫・ジョー(チャールズ・メルトン)のもとを訪ね、役作りのためにふたりをリサーチすることから物語が動きだす。今回解禁となった場面写真は、仲睦まじく寄り添う現在のグレイシーとジョー、そんな2人を執拗に追うエリザベス、そしてグレイシーになりきるためにさらに深みに入ろうとジョーに近づくエリザベスの姿が切り取られる。それぞれの本心、思惑を思わず推察したくなる場面写真ばかり。事件から23年の月日が経ち、夫・ジョーの腕に抱かれる妻・グレイシーは果たして幸せなのか。後悔や後ろめたさといった“隠れた芽”は存在するのか。また、事件当時のグレイシーと同じ36歳になった“元少年”のジョーは、彼女との家族を持ち、いま何を想うのか。あのときの判断は、本当に正しかったのか…。少しずつ浮き彫りとなる真実と、それぞれの人物が秘めていた感情を前に、いつしか“演技のための取材”の範疇を超えていくエリザベス。彼女の瞳に当事者の2人はどう映るのか。グレイシーとジョーの中にある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく…。エリザベスの憶測と、当事者であるグレイシーとジョーの本心、そして新たな証言もあり、視点の数だけ見え方も変わる、3人の深層心理が交錯する場面写真となっている。『メイ・ディセンバー ゆれる真実』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:メイ・ディセンバー ゆれる真実 2024年7月12日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023. May December 2022 Investors LLC, ALL Rights Reserved.
2024年05月09日シネマサンシャインおよびディノスシネマズが、6月1日(土)より鑑賞料金を改定することを発表した。今回の改定では、一般料金が2,000円に。グランドシネマサンシャイン池袋、ディノスシネマズ苫小牧をはじめ、18の全劇場が対象となっている。2024年6月1日(土)より料金変更一般料金:¥1,900→¥2,000公式サイトでは、「水道光熱費・人件費等諸経費の値上がり、為替変動による仕入れコスト上昇などの運営コストの増加が長期化している現状では現行の価格体系の維持が困難」と、今回の改定に至った経緯を説明している。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日別所哲也が代表を務める、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」(SSFF & ASIA 2024)。この度、「MILBON BEAUTY PROGRAM」の開催が決定した。表参道ヒルズスペーオーにて6月8日(土)に行われるイベント「MILBON BEAUTY PROGRAM」では、今年の応募作品の中から、“美しさ”をコンセプトに選んだショートフィルム3作品を上映。ドキュメンタリー『ナイジェリアのバレエダンサー』、アルツハイマーの母と息子を描く『パリ1970年』、パレスチナ難民の少女を主人公にした『パレスチナ諸島』がピックアップされた。イベントには、別所さんとファッション誌やラジオ、文筆活動など幅広い分野で活躍する市川紗椰が登壇。作品の感想や、2人が考える「美しさを通じた心の豊かさ」についてもトークする予定だ。『ナイジェリアのバレエダンサー』雨の中バレエを踊る子どもたちの映像がSNSを通じて拡散されると、ナイジェリアはラゴスの小さなバレエスクールに世界中の注目が集まった。YouTubeの動画でバレエを習得したDaniel Ajalaはいま世界のステージに立つため稽古に励んでいる。『パリ1970年』アルツハイマーの母を介護するヤン。母は息子に毎日のように亡くなった父のことを聞くが、「父さんは死んだよ」という答えを聞くたびに母は悲しみと混乱の表情を浮かべる。『パレスチナ諸島』12歳の主人公Mahaはバラタキャンプ出身のパレスチナ難民。弱っていく盲目の祖父の姿を見ながら、彼女はある突拍子もない計画を思いつく。彼らを孤立させる壁が遂に取り払われ、おじいちゃんに故郷に帰れることになったと信じさせるのだ。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」は6月4日(火)オープニングセレモニー、6月17日(月)アワードセレモニー、オンライン会場は4月25日(木)~6月30日(日)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日中国発のスカイアクション『ボーン・トゥ・フライ』より、本ポスタービジュアルが解禁。さらに、ムビチケ第2弾と映画前売券付きブロマイドが発売されることが分かった。中国公開時、わずか3日間で興収40億円を突破し、初週の興収ランキングで第1位を記録した本作は、世界興収177億円を打ち立てる快挙を成し遂げた話題作。ワン・イーボーが、主人公である若きパイロット、レイ・ユー役を務め、挑戦、挫折、成長していく主人公の心の動きを繊細に演じている。ワン・イーボーは、現在日本で絶賛公開中の『無名』、『熱烈』(9月日本公開)、そして本作を含む3本の主演作が中国では昨年公開されており、その全てが国内年間興収トップ20入りを果たすなど、圧倒的な人気と本格的なアクションもこなす演技力の高さも評価されている注目俳優だ。レイのライバルにあたるドン・ファンに扮するのは本作で映画デビューを果たした期待の新人ユー・シー(『封神~嵐のキングダム~』)。教官役には『レッドクリフ』シリーズ、『1950 鋼の第7中隊』等で知られるベテラン俳優フー・ジュン。軍医役に『少年の君』のチョウ・ドンユィが出演する。この度解禁となった本ポスタービジュアルは、朝日が差し込む飛行場にて、強い眼差しでこちらを見据えるワン・イーボーら物語の核となる3人の姿を中心に大きく捉えたデザイン。空には、彼らが乗る戦闘機とともに“飛ぶために、生まれてきた。”というキャッチコピーが添えられている。併せて、一人前のテストパイロットとして活躍できるよう、頭も体も鍛えていく若き訓練生たちの姿を捉えた3枚の場面写真も解禁。仲間らと過ごすことで、自信家だったレイの心に変化が起き、少しずつ成長していく姿は観客の心をも揺さぶるはずだ。ムビチケ第2弾ポストカードまた、5月17日(金)からは現在発売中のポストカード付ムビチケの好評を受け、急遽第2弾の発売が決定。今回はワン・イーボーがひとり、訓練場と思われる場所にて真剣な表情でどこか一点を見る凛々しい姿を捉えたポストカードが数量限定で付いてくる。さらに、映画前売券付きブロマイドの発売も決定。こちらは5月17日(金)12時(正午)より販売開始。購入者を対象に抽選で出演俳優のサイン入りブロマイド(ワン・イーボー、ユー・シー、チョウ・ドンユィ、フー・ジュン)が8名に当たるプレゼントキャンペーンも実施される。『ボーン・トゥ・フライ』は6月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。【5月10日更新】 映画前売券付きブロマイド発売時間を修正いたしました。誤:5月17日(金)0時より販売開始正:5月17日(金)12時(正午)より販売開始(シネマカフェ編集部)■関連作品:ボーン・トゥ・フライ 2024年6月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2023 Shanghai PMF Pictures Co., Ltd. & Mr. Liu Xiaoshi
2024年05月09日エリザベス・モス主演『Shirley シャーリイ』より本予告とポスタービジュアルが解禁された。サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭、フロリダ映画批評家協会賞ほか世界中の映画祭で絶賛された本作は、ゴシック作家シャーリイ・ジャクスンの伝記をマーティン・スコセッシ製作総指揮で映画化した心理サスペンス。この度解禁された本予告は、「シャーリイ、執筆中の小説は?」「『あんたには関係ない』ってタイトルよ」と、思うように執筆活動が捗らないシャーリイの心中穏やかでない状況、そして世間とのシニカルな関係性を象徴するようなシーンから始まる。そんな中、大学教授である夫スタンリーの手はずにより、平凡な1人の女性・ローズがやってくる。初めは突然の来訪者を忌々しく思っていたシャーリイ。しかし、世間の多くが不気味がっている自身の短編小説「くじ」について、「引き込まれて鳥肌が立ったわ」と真っ直ぐな瞳で語るローズに次第に興味を抱き、2人の<奇妙な絆>が始まっていく…。「女学生失踪の話か 低俗だが書いてもいい」「狂気の淵に立つ夫人 これから何が起こるのか?」とスランプ中のシャーリイを煽るような態度で接するスタンリー。夫との溝が深まっていく一方、それに比例して親密さを増していくシャーリイとローズの関係はどういう結末を迎えるのか?創作するシャーリイの頭の中を垣間見るような美しく幻想的なカットも印象的だ。併せて解禁となったポスターは、鬱蒼とツタの生い茂る家の窓から外を見つめるシャーリイの姿を捉えたもの。その虚ろでありながら強い眼差しは、自分の頭に浮かんだ物語のビジョンを追いかけているのか、それともこれから家を訪れる無垢な生贄を見つめているのか…。遥か昔から棲み着いている幽霊のように窓辺に佇むシャーリイの姿、そして「魔女の毒であなたは目覚める」と添えられたコピーが見る者の想像を掻き立てる、不穏な予感に満ちたビジュアルとなっている。『Shirley シャーリイ』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:Shirley シャーリイ 2024年7月5日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 LAMF Shirley Inc. All Rights Reserved
2024年05月09日8月28日から9月7日に開催される第81回ヴェネチア国際映画祭で、イザベル・ユペールが審査員長を務めることが分かった。イザベルは同映画祭で1988年に『主婦マリーがしたこと』、1995年に『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』で2度、女優賞の受賞経験がある。同映画祭の芸術監督アルベルト・バルベラは、イザベルを「素晴らしい女優です。厳しく、好奇心が強く、寛大な心を持っています。イザベルは数々の偉大な映画監督たちのミューズですが、彼女は自分が理想的なストーリーの伝え手だと感じた若手、あまり知名度の高くない映画監督たちからのオファーを決して退けることはありませんでした」と称賛している。「彼女がこのポジションを受け入れてくれたことに、私たちはとても感謝しています」と喜んだ。イザベルは「ヴェネチア映画祭と私には長く美しい歴史があります。特権を与えられた観客になれるのは名誉なことです」とコメントしている。俳優として半世紀以上のキャリアを持ち、2017年には『エル ELLE』でアカデミー主演女優賞にノミネートされたイザベル。ファンは「むしろ今までイザベルが審査員長を務めたことがなかったのが不思議!」「クイーン・イザベル!今年のヴェネチア国際映画祭は安心して彼女に任せられるね」と歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)
2024年05月09日山下智久が気象学の天才を演じる「ブルーモーメント」の3話が、5月8日に放送。晴原が早霧にかけた言葉に「響く」「愛のある言葉」の声が上がっている。山下智久が主演を務める本作は、気象学の天才が冷静な分析で人々の命を救う物語。SDMの気象班チーフ・晴原柑九朗を山下智久、助手の雲田彩を出口夏希、晴原の婚約者で豪雨災害で他界した研究官の園部灯を本田翼、灯の父親で特命担当大臣の園部肇一を舘ひろし、晴原の上司・上野香澄を平岩紙、灯の従兄弟で消防班チーフの園部優吾を水上恒司、医療班に所属する汐見早霧を夏帆、総務大臣の立花藍を真矢ミキが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。SDM気象班チーフの晴原(山下智久)は助手の雲田(出口夏希)、そして上司の上野(平岩紙)と共にSDM医療班候補者のプロフィールを見ていた。新たにSDM消防班チーフとなった優吾(水上恒司)も加わり、SDM医療班候補者たちの研修初日を迎えるが、晴原は候補者に対し相変わらず罵詈雑言の嵐。候補者の中には、かつて天才脳外科医と言われていたものの怪我でメスが握れなくなった汐見早霧(夏帆)の姿も。初期治療ならありとあらゆるケースに対応できると言う早霧だが、腰掛けの態度に晴原は「迷惑だ」と言葉を返す。そんな中、強風注意報が出ているエリアに火災が発生。晴原は、早速SDM出動の指示を出す。現場では火の勢いが収まらない危険な状態が続いており、多くの要救助者たちが苦しんでいた。火災を食い止めるため、地元消防隊とも連携を図るSDMのメンバーたち。しかし、医療チームでは、チーフの志賀浩一郎(神保悟志)が早霧に難癖をつけ雑用を命じていた。実は彼女には自身の怪我のきっかけとなった忘れられない過去の記憶があり――というのが3話の展開。半年前、早霧はオペで救った少女が自殺するのを止めようとして怪我を負い、思ったようにメスを握れなくなっていた。目の前の命を助けるため、真摯に患者と向き合ってきた早霧。そんな彼女の現場での判断力に注目した優吾は、彼女が現場で活躍できるよう晴原に依頼する。かつて自身の誤った気象予測で、婚約者を失い大きな絶望を経験した晴原。そんな彼が、早霧に「希望は捨てろ。希望は時に災いになる」「絶望も悪くない」「絶望し切った先に残ったのは、命の重さだった。目の前の命を救いたいという想いだった。絶望の先に、最後に君の心に残るのはなんだ」と言うシーンに、SNSでは「絶望を経験したハルカンだからこその言葉。すごくすごく響くし納得する」や「汐見先生の絶望の先に心に残るもの。。晴原先生の厳しいけれど愛のある言葉」、「これからの人生きっとこの言葉に救われる事がある」などの声が。早霧も加わった皆のチームワークで、無事火事を乗り切ったSDM。晴原に「老害」と呼ばれチームを去った志賀の代わりに、的確な診断で皆からの信頼を得た早霧が医療班のチーフになる。その後、特命担当大臣の園部(舘ひろし)から、灯(本田翼)に関する記事が出ると言われる晴原。実は過去に、その記事が世に出ないよう握りつぶした人物がいることがわかる。灯の死の謎が深まる展開に「謎が謎を呼ぶ今後の展開楽しみです」や「ますます灯の謎の行動が気になる…」、「どんなミステリーを秘めているんだろう」などの声が上がっている。【第4話あらすじ】5年前の関東南部豪雨において、晴原(山下智久)の今は亡き婚約者で、SDMの考案者である気象研究所研究官の園部灯(本田翼)の避難指示により多くの命が失われたという週刊誌の記事が出る。世間にSDMの存在意義を広めるため、SDM独自の防災活動を始める晴原たち。子供たちへの防災教育のため、半年前に台風の被災があった地域へ向かう。しかしそこは、雲田彩(出口夏希)の地元だった。彩の姉・雲田真紀(石井杏奈)が市役所の市民生活課担当者として現れるが、彼女は彩と共に3年前につむじ風によって被災し、その後車椅子生活を送っていた。そして、彩は自分だけ無事だったことで姉と気まずい関係にあった。子供たちの中には、半年前の台風によって祖父を亡くした経験を持つ10歳の少女・迫田実花と彼女を気遣う幼馴染の根岸航平の姿が。彩は実花の為に何かしてあげたいと、実花の持っていたボタンが取れ掛けのぬいぐるみを直してあげるも、実花はその行動が原因で被災当時の状況がフラッシュバックし過呼吸になってしまう。そんな中、晴原の解析により台風の影響でこの地域に危険が迫っていることが判明。避難指示を早急に出すよう要請し、地元テレビ局の協力でSDMが中継で注意喚起をすることになり――。「ブルーモーメント」は毎週水曜22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日テイラー・スウィフトの恋人で、NFLのカンザスシティ・チーフスのスター選手であるトラヴィス・ケルシーが、本格俳優デビューを果たすという。トラヴィスが出演するのは、「アメリカン・ホラー・ストーリー」のライアン・マーフィーが手掛ける新ホラードラマ「Grotesquerie(原題)」。共演者は『ファントム・スレッド』でアカデミー助演女優賞にノミネートされたレスリー・マンヴィル、「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」でエミー賞助演女優賞を受賞したニーシー・ナッシュ、ライアンが製作総指揮の一人を務めた「アメリカン・クライム・ストーリー」でエミー賞主演男優賞を受賞したコートニー・B・ヴァンスなど、演技派ばかり。ニーシーは、インスタグラムのストーリーズに撮影現場でトラヴィスと楽しいひとときを過ごした複数の動画を投稿し、トラヴィスとの共演を報告した。その一つには、ライアンから「よくやった」とハグされ、ニーシーから「感想は?」と聞かれるトラヴィスの姿が。「だれも傷つけずに済んで安心したよ!」と答えるトラヴィスにニーシーが爆笑するというものだ。トラヴィスは2020年に「Moonbase8(原題)」にカメオ出演したり、昨年3月に「サタデー・ナイト・ライブ」でホストを務め、スケッチで演技を見せたことはあったが、俳優としての本格出演は本作が初めてとなる。(賀来比呂美)
2024年05月09日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が、初の教師役に挑戦する新ドラマ「ビリオン×スクール(仮)」の放送が決定した。私立絵都学園で「やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組に新しい担任がやってくる。通称“ゼロ組”と呼ばれ、バカにされてきた底辺クラスに赴任してきたのは、どこかクセのある教師・加賀美零(山田さん)。学校の常識が全く通用しない、資産も行動力もケタ外れなこの教師の正体は、日本を代表する財閥系グループを継いだCEOで“億万長者=ビリオネア”だった――。本作は、日本一の財閥系企業のトップであり“億万長者=ビリオネア”の主人公が、身分を隠して学校の教師となり、様々な問題に直面しながらも、生徒と共に成長していくオリジナルストーリーの学園コメディー。主演の山田さんが演じる「加賀美グループ」のCEOで億万長者の加賀美零は、その天才的な頭脳で革命的な開発をしてきた発明家でもあり、高精度なAI開発を研究中。“ある目的”のため、正体を隠して絵都学園に赴任することに。感覚も庶民とは大きくズレていて、秘書から「加賀美零であることはバレないように」ときつく言われているにも関わらず、度々CEO感や富豪感が出てしまうこともしばしば。教師としては全然ダメで、生徒や同僚教師たちとは軋轢を生む始末。「金田一少年の事件簿」「暗殺教室」シリーズなど、数々の作品で主要生徒役を演じてきた山田さんだが、今回「地獄先生ぬ~べ~」以来、約10年ぶりの学園ドラマに登場。学園ドラマへの出演は、本作で10作目にも及び、初となる教師役で新境地を開く。「ドラマへの出演が約1年ぶりになるので、率直にお芝居ができることが非常にうれしいなと思いました」と今回の出演を喜んだ山田さんは、「一言で表現すると非常に面白いなと思いました。エンターテインメントとしてすばらしい作品になるのではないかと思っています」と本作の印象を語る。今回の役柄については「変なやつです(笑)」と言い、「一般常識が通じない(笑)。普通の環境の中で育ってきていないので、加賀美にとっての普通が(世間から見たら)異次元なのに当たり前だろと思っている役なので、“何だこいつ!”って思って見てもらえたらなと思います」とコメントした。また本日は、山田さん31歳の誕生日ということで、ビジュアル撮影時にスタッフから誕生日をサプライズで祝われた際には、驚きつつも笑顔で「ありがとうございます!」と照れくさそうに返した。そして、「最高の誕生日になりました!こうやって自分の誕生日に皆さんにうれしい報告ができることを大変喜ばしく思います。31歳になって初めての作品がこのドラマになります。初の教師役ということで分からないことだらけになりますが、若い世代の子たちに大きな背中を見せられるように頑張りたいと思います」と本作に懸ける熱い思いを語った。なお、本作の演出は「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が務める。「ビリオン×スクール(仮)」は7月、毎週金曜日21時~フジテレビ系にて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」が、松山ケンイチ×染谷将太主演で初の実写映画化が決定。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』として、年の瀬に地球上最も有名な神様仏様がスクリーンへ降臨する。広い宇宙の数あるひとつ、燦然と輝く命の星、地球。世紀末を無事乗り越えた神の子イエスと仏の悟りを開いたブッダは、日本の四季折々を感じながら下界で密やかにバカンスを楽しんでいた。東京・立川にある風呂なし6畳一間のアパートをシェアし、ふたり暮らし。アイスを分け合ったり、近所の商店街で福引きを楽しんだり、お笑いコンビ「パンチとロン毛」を結成したり。ゆるーい日常を過ごす2人の元にある日、招かれざる客が訪れ、衝撃の事実が伝えられる。やがてそれは、世界の命運を左右する<神×仏×天使×悪魔>が入り乱れる予測不可能な“聖戦”へと繋がっていく――。<神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫している日常を描く、原作累計発行部数1,700万部を超える「聖☆おにいさん」。今回は、ゆるい日常を描くショートストーリーとは異なる、劇場映画化のために中村さんが描いた原作エピソード、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化。長髪、髭、茨の冠がトレードマークで、下界でのバカンスを奔放に楽しむイエスをコミカルに演じる松山さんは、「今回は部屋から出て色々やります!そして色々な魅力的なキャラクターが登場します!染谷君演じるブッダ(マジブッダ)と僕が演じるイエス(ジョニーデップ似)が下界でバカンスの筈が天上界の神々の思惑に巻き込まれ、壮大なプロジェクトが始動します。彼らが生きていた時代と現代では文明が全く違い、ジェネレーションギャップに臨機応変に対応していく様子は観客の皆さまを必ず笑顔にしていくでしょう!」と今作についてアピール。螺髪、白毫、長い耳たぶがトレードマーク、お金を気にするブッダ役の染谷さんは「スクリーンで繰り広げられる、ゆる~いイエスとブッダの会話。だと思ったら、それだけじゃないのです!映画化用に中村光先生が原作を書いて下さり大スケールでお届けする今作!(イエスとブッダのバカンス感は何も変わっておりません)そして、これは嘘でしょ?ってプロデューサーに言ってしまったほどの豪華キャスト!こんなに有り難さとご利益しかない映画は御座いません」とコメントしている。また、イエスとブッダが仲睦まじく顔を寄せ合っているスーパーティーザービジュアルと、特徴的なポージングを取るイエス&ブッダそれぞれの1ショットビジュアルも公開された。監督は、『銀魂』「今日から俺は!!」シリーズの福田雄一。「巨大ロボットが出てきたり、アクションシーンもあったりで、大人だけではなく、子どもも楽しめる作品になっていると思います。ぜひご家族で観に来ていただきたいです!」と呼びかけた。さらに今回、すでにクランクアップした松山さん、染谷さん、福田監督による特別座談会の映像も到着。作品とお互いへの愛を語っている。『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』は12月20日(金)より全国東宝系にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年05月09日最新作「密漁海岸」の放送が控える「岸辺露伴は動かない」より、高橋一生演じる露伴の“ヘブンズ・ドアー”のシーンの撮影の様子がXに投稿された。伝説の幻のアワビと対峙することになる今回の最新作。露伴の特殊な力“ヘブンズ・ドアー”は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる。予告編にも登場したこのシーン。今回公開された写真では、多くのスタッフと共に撮影されていたことがうかがえる。コメント欄には「こんなたくさんの方々の力で成り立ってるんですね」、「かなり足場の悪い所での撮影…」、「思わず拡大して凝視してしまいました」、「すっごく雄大でかっこいい」などと放送を楽しみに待つ視聴者からコメントが寄せられている。ストーリー露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストラン。その店を訪れた露伴(高橋一生)と京香(飯豊まりえ)が出会ったのは、料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ・トラサルディ(Alfredo Chiarenza)だった。トニオは露伴に、どんな病気でも治してしまうという伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。実は、トニオには重い病気を抱えたフィアンセ・森嶋初音(蓮佛美沙子)がいて――。「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」は5月10日(金)22時~総合にて放送。※先行放送:BSP4K/5月5日(日)13時~(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日コロナ禍に掲載された新聞記事を基に描くヒューマンドラマ『あんのこと』の完成披露試写会が5月8日(水)、都内で行われ、主演の河合優実、共演する佐藤二朗と稲垣吾郎、脚本も手がけた入江悠監督(『SR サイタマノラッパー』『AI崩壊』)が出席した。母親から虐待の末に、売春を強いられ、ドラッグに溺れる少女・杏(河合さん)は、人情味あふれる型破りな刑事・多々羅(佐藤さん)に補導されたことがきっかけで、少しずつ更生の道を歩み出していく。そこに、多々羅の友人でジャーナリストの桐野(稲垣吾郎)も加わり、杏は彼らの助けも借りながら、新たな仕事や住居を探し始めるが、突然のコロナ禍で、杏は再び救いようのない孤独と不安に直面せざるを得なくなる。壮絶な人生を歩む主人公を演じた河合さんは、「実在する方のお話しなので、とても強い気持ちで、大切に触れないといけないと思った。どこまでも真剣に、誠実に演じることに徹していました」と述懐。それだけに、役への思いは強く「私にとっては、これまでも、これからも特別な役。この作品を経験できたことは大きいですし、糧になって、支えになるだろうと思う」としみじみ語った。河合優実杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を演じた佐藤さんからは、河合さんとの共演シーンに隠された“ふたりだけが知る”エピソードが披露されたが、当の河合さんは「あまり言ってしまうと、お客様もそう見てしまうので…」と思わず苦笑い。すかさず、稲垣さんが「ゴメン、僕らが“不適切”だったよ!」と、河合さんが出演したドラマ「不適切にもほどがある!」を引き合いにフォローし、会場を笑いに包む場面もあった。その稲垣さんは、正義感と友情に揺れるジャーナリスト・桐野を演じ、「撮影中は、杏ちゃんの心の叫びを皆さんに届けたいという思いで演じていた。誰しも絶望に落ちることがあるが、それを救ってあげられる、安心できる社会、声を聞いてあげられる世の中を作っていかなければいけないとつくづく思った」と真摯に語っていた。佐藤二朗劇中で描かれる“運命の出会い”にちなんだ質問には、佐藤さんが「運命の出会い?妻です」と即答。また、稲垣さんは、「30年近く一緒にやってきたメンバーですね」と回答し、「グループは解散しましたけど、いまは『新しい地図』として、草彅(剛)さん、香取(慎吾)さんと一緒にファンミーティングをやっていて、親子2代3代で来てくださるファンの方も。ありがたいですし、すごいこと」と感謝していた。稲垣吾郎『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:あんのこと 2024年6月7日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2023『あんのこと』製作委員会
2024年05月08日ダニエル・ラドクリフ主演『こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~』が5月9日(木)よりU-NEXTにて最速独占レンタル配信されることが決定した。本作は、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門観客賞受賞など数々の映画賞にて総ノミネート55部門、うち15部門受賞の話題作。マイケル・ジャクソンの「今夜もビート・イット」を「今夜もイート・イット」としてパロディにするなど、世界的に人気が高いパロディ歌手ヤンコビックの半生を描いた伝記映画だが、多くのエピソードが創作・誇張され、脚本に参加したヤンコビックらしい遊び心が溢れた作品となっている。替え歌の数々はヤンコビックが実際に歌ってきたものであり、ラドクリフがヤンコビック役をコミカルに激演。さらにL=M・ミランダ、J・ブラックなど豪華キャストが集合し、ヤンコビック自身も出演している。『こいつで、今夜もイート・イット ~アル・ヤンコビック物語~』は5月9日(木)よりU-NEXTにて最速独占レンタル配信。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日定評あるAppleオリジナルドキュメンタリーの最新作で、ハリウッドを揺るがした前代未聞の詐欺事件の裏に隠された衝撃の事実に迫る、Apple TV+「ハリウッド・コン・クイーン ~前代未聞の詐欺事件~」が5月8日(水)より独占配信開始。予告編が公開された。CEOから逃亡犯になったカルロス・ゴーン本人や、関係者の新たなインタビューも収録された「Wanted:カルロス・ゴーンの逃亡」。ジョン・レノン殺害当時の知られざるエピソードを医師や警察官らが語った「ジョン・レノン:審理なき殺人事件」ほか、ほかの配信サービスでは観られない、ドキュメンタリーシリーズを世界中へ公開しているApple TV+。独自の鋭い切り口と、Appleが掴んだ独占での密着・インタビューなどの貴重な映像で構成されるこれらの独占配信コンテンツは、これまでたびたび大きな話題を呼んできた。その最新作となる本作は、ハリウッドの有名プロデューサーらに成りすまし世界中の人々から金を騙し取った詐欺事件と、その犯人である通称“詐欺クイーン(コン・クイーン)”を追うドキュメンタリーシリーズ(全3話)。事件の捜査と取材内容を記録した、スコット・C・ジョンソンの著書「The Con Queen of Hollywood:The Hunt for an Evil Genius」を基に、被害者らのインタビューなどの貴重な映像を通して、さらに深く事件と犯人に迫る内容となっている。マーベル映画を手掛けた敏腕プロデューサーらの名を語った、その大胆な手口とは…?ハリウッドという華々しい世界での活躍と成功を夢見る人々を手玉に取り、大金を騙し取った驚愕の事件。世界中で相当な被害者数と被害額を出したものの、この事件の全貌はまだまだ謎に包まれていた…。しかし本作では、ついに被害者らによってその手口が明らかに。そして見えてくる、衝撃の事件の全貌とは?これまで明かされなかった事件の真相に迫る本作の、予告編映像が公開。映像では、本事件の犯人である、詐欺クイーンと思しき声で「一生刑務所にいろと?そんなの不公平だ。僕は最高に優しい犯罪者かもしれないのに」と、語りかけてくるところから始まる。その犯人は、ハリウッド映画を手掛ける有名製作会社やスタジオ、その敏腕プロデューサーとして有名な女性らに成りすまし、ハリウッドでの活躍と成功を夢見る俳優、カメラマン、メイクアップアーティストなど多くの人々から、巧みに金を騙し取った。元ソニー・ピクチャーズ会長であり、プロデューサーとして数々のマーベル映画を手掛けたことでも知られるエイミー・パスカルを始め、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長、起業家であり映画プロデューサーのウェンディ・デン・マードック、プロデューサーのデブ・スナイダーなど。ハリウッドでの成功を夢見る人であれば知らない人はいないほどに名の通ったプロデューサーらを語った犯人。被害者たちから騙し取った金の合計金額はいまだ不明だが、中には1人で1億円以上をだまし取られた被害者もおり、相当な被害額が予想される。事件の調査に乗り出したのは、エンターテインメント業界の情報を扱う週刊誌「ザ・ハリウッド・レポーター紙」のベテラン調査報道記者スコット・C・ジョンソンと、私立探偵のニコール・コツィアナス。真相究明に乗り出し、被害者らを取材していく2人。やがて、事件がただ金を騙し取るだけの詐欺事件に止まらず、彼らの想像を超えた“奇妙な物語”が隠されていたことを知る――。監督は、サーファーのギャレット・マクナマラが世界最大の波に挑む姿を追ったドキュメンタリー「100フィートの波」でエミー賞を受賞したクリス・スミス。製作はLibrary Films。ポップカルチャーに旋風を巻き起こした「タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!」「FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー」「バッド・ヴィーガン:サルマ・メルンガイリスの栄光と転落」「バーシティ・ブルース作戦:裏口入学スキャンダル」など、話題のドキュメンタリー作品を手掛けてきた製作チームが集結した。Apple TV+「ハリウッド・コン・クイーン ~前代未聞の詐欺事件~」はApple TV+にて独占配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日「私の解放日誌」イ・ミンギ、「ムービング」クァク・ソニョン、「イカゲーム」ホ・ソンテらが共演する韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」がディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日に独占配信開始。予告編が解禁された。本作は、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。道路上の犯罪をリアルに描き、韓国で初めて交通犯罪に着目した期待の警察ドラマとなっている。ニュースに取り上げられ、世間とマスコミから注目される殺人事件よりもさらに多くの被害者を出している交通犯罪。その交通犯罪を取り締まる部署として存在するのが通称TCIと呼ばれる、交通犯罪捜査チーム。しかし、その地味な存在感からほかのチームからは無視され、まったく相手にされていなかった。そんなメンバーたちのもとに、超エリートで非の打ちどころのないルックスを持ちながら、社会性ゼロで運転もできない変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わったことで、彼らの運命は変わり始める。卓越した認識能力だけで、事故の正確な原因をシミュレーションできるヨンホは、チームを急速に軌道に乗せるが、過去に起きたある事件がヨンホの身に降りかかり、ヨンホは再びTCIを失墜させることになる――。交通犯罪捜査の資格を多数持ち、数学専攻出身者にふさわしく、鋭い分析力と推理力の持ち主の新任警部チャ・ヨンホを演じるのはイ・ミンギ。「私の解放日記」でヨム3兄妹の長男チャンヒ役で冴えないキャラクターをリアルに演じたが、本作では天才エリート役に挑戦。そして、「ムービング」でリュ・スンリョン演じるチャン・ジュウォンの妻を演じ存在感を発揮したクァク・ソニョンが優れた武術力と運転技術を持ち合わせるTCIのチームリーダー、ミン・ソヒに。また、交通犯罪捜査班の班長チョン・チェマン役には「カジノ」「イカゲーム」など名バイプレイヤーといえる存在感のホ・ソンテ。そのほか、防犯カメラ分析のスペシャリスト、ウ・ドンギ役にイ・ホチョルやTCIメンバーの末っ子オ・ヒョンギョン役にチェ・ムンヒを起用。実力派俳優陣が捜査チームのメンバーとして集結し、道路上で巻き起こる犯罪を痛快に解決していく。監督は人気を博した「復讐代行人~模範タクシー~」のパク・ジュヌが務める。この度解禁された日本語版ポスターには、「交通犯罪、一・網・打・尽」というキャッチコピーとともに、TCIの個性豊かなチームメンバー5人が一列に並び、逮捕状のような紙を突きつけながら交通犯罪者に立ち向かう姿が映されている。さらに予告は、TCIだと名乗るミン・ソヒに対し、別部署から「放送局か何か?」とまったく存在を認識されていないシーンから始まる。FBI、CIA、B★Sと横文字を並べ、「英語の略字にした方がかっこいいんだよ」と言うドンギだが、「B★Sはどこの国の警察なんだ?」とチェマンが冷静に突っ込みを入れるなどコメディ要素も垣間見える。しかし、彼ら1人1人は頭脳、運転技術、武術などの特技を活かしてどんな交通犯罪も検挙していく高い能力を持つ実力者でもある。TCIのメンバーらの抜群のチームワークと爽快感あふれる展開、派手なカーアクション、クスっと笑えるコミカルな俳優陣の演技にも注目だ。「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は5月13日(月)より毎週月曜日・火曜日1話ごとディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話)。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season5』が5月31日(金)からの劇場公開に先駆け、5月24日(金)~26日(日)デンマークで開催される「デンマーク日本映画祭」にてプレミア上映決定。合わせて、全6作のうち横浜流星主演『MIMI』のポスタービジュアル、友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』の予告映像&ポスタービジュアルが解禁となった。プレミア上映が決まった日本デンマーク映画祭(JDFF)は、デンマークの映画監督ケネス・トゥルエルセンによって、日本映画・文化への関心を高め、日本とデンマークの映画協力のプラットフォームを作ることを目的に設立された。海外で初めて上映される、才能ある日本映画の紹介にも力を入れており、今後、「MIRRORLIAR FILMS」との協働による、両国の映画人財交流・育成をサポートしていく予定という。今回のSeason5に集まったのは個性豊かな全6作品。元理学療法士という特異な経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原有佑監督作は、数々の映画やドラマに出演し、俳優として第一線で活躍し続ける横浜流星を主演に、プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、森永悠希らを共演に迎え、山下幸輝がカメオ出演する『MIMI』。俳優をはじめ、コメディアン、画家、ミュージシャンなど多彩な分野で活躍する竹中直人監督作は、演技力とコンビネーションが話題のお笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜、俵山峻を主演に迎え、ちいさな喫茶店の一角で起こる壮大な群像劇を描いた『たてこもり』。『たてこもり』漫画家・大橋裕之監督作は、お笑い芸人として、作家として独自のクリエイティビティを表現する又吉直樹を主演に、山田さんや伊藤沙莉という豪華キャストを共演に迎え、ふと嗅いだ“におい”をめぐる物語『変哲の竜』。『変哲の竜』上記3本に加えて、一般公募の中から選出された、22歳のリトアニア人ピウス・マチュルスキス監督が競争社会で生きる若者の葛藤、そして垣間見える暴力性と残酷さを描き、2023年夕張国際映画祭短編部門にてグランプリを獲得した『NAIKU』。巖川虎太郎監督が、ちょっと変わった3人のとある1日を描き、池袋みらい国際映画祭にて特別審査員賞を受賞した『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』、下北沢映画祭にノミネーションされた十川雅司監督が友情と恋愛のはざまを描いた儚い恋物語『駆け抜けたら、海。』というラインアップとなっている。この度解禁となった『MIMI』ポスタービジュアルは、列車で横浜さんと猫が見つめ合っているもの。“精神の迷宮の奥深くへ誘われる「架空」の世界”という意味深なコピーが興味を引くが、いま目に見えているものは現実なのか?架空の世界なのか?そもそも自分は誰なのか…。『MIMI』「俳優は鏡をも騙す」という意味の本プロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し「鏡の奥を探る」がテーマとなっている本作。現実と架空の狭間で揺さぶられる作品となっている。また、『駆け抜けたら、海。』からは予告映像も解禁。女子大生の綾瀬みつき(松原怜香)は、親友の星野うみ(嶺結)に片想いをしている。銭湯でお風呂上がりに恋バナをする2人だが、彼氏への愚痴を聞かされ、うみへの感情が溢れ出てしまうみつき。一歩踏み出したら壊れてしまいそうな危うさ、それでも想いを伝えたいというみつきの葛藤や衝動が伝わる本映像。あわせて、うみとの距離感に、みつきのドキドキがこちらまで伝わってくるようなポスタービジュアルも解禁。友情と恋愛のはざまを描いた、儚い恋物語に期待が高まる。『駆け抜けたら、海。』全ての予告編とビジュアルが解禁され、いよいよ公開を今月に控えた本作。劇場公開のほか、映像配信サービス「Lemino」内の『MIRRORLIAR FILMS』チャンネルや、JOYSOUNDの対象機種を導入の全国のカラオケルームで利用できるサービス「みるハコ」にて順次配信予定となっている。『MIRRORLIAR FILMS Season5』は5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:MIRRORLIAR FILMS Season1 2021年9月17日より全国にて公開©2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
2024年05月08日エミー賞受賞の世界的大ヒットドラマ「ザ・ボーイズ」のシーズン4よりキービジュアルと日本語版予告が解禁された。圧倒的なパワーを誇る極悪スーパーヒーロー、ホームランダーと、その力に立ち向かう“ザ・ボーイズ”の戦いを描く本作。この度公開された予告編では、極悪非道のヒーロー軍団“セブン”の暴走する勢力に対抗し、ブッチャー率いる“ザ・ボーイズ”が奔走する。そしてついにブッチャーが見つけたのは、「能力者を殺すウイルス」。後半では、“セブン”メンバーや能力者らとの壮絶なバトルも映し出され、昨年秋に配信開始されたスーパーヒーローのための大学を舞台にしたスピンオフ「ジェン・ブイ」のキャラクターたちの姿も見える。※以下の映像には過激なシーンが含まれますので、ご注意ください。「この国は腐っている。だから救おう」と呼びかけるホームランダーに、この世界は支配されてしまうのか。またブッチャーに「お前のような人間が必要だ」と語る、今回シリーズ初登場となるジェフリー・ディーン・モーガンはどのような役どころなのかも気になるところ。さらに、人体を食い破る凶暴ニワトリや空飛ぶ殺人羊まで登場し、これまで以上にカオスな展開を予感させる。暴力は権力なのか。モンスターに立ち向かうには、“人間らしく”あるべきなのか…。正義と悪、暴力の間で揺れ動く主人公・ヒューイがたどり着く結末とは?予告編のラストは、ホームランダーの凶悪な高笑いと、ブッチャーの誇らしげな笑みで締めくくられ、本編への期待がますます高まる。併せて公開されたキービジュアルは、ブッチャー率いるザ・ボーイズが激しく戦いを繰り広げている様子と、極悪ヒーローのホームランダーが盾でバリケードを築く黒い軍団の前に不敵な笑みを浮かべて立っているという対照的な2種となっている。「ザ・ボーイズ」シーズン4は6月13日(木)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年05月08日杏主演のヒューマン・ミステリー『かくしごと』の完成披露舞台挨拶が行われ、杏さん、中須翔真、佐津川愛美、安藤政信、奥田瑛二、そして関根光才監督が登壇。息子役・中須さんが「母の日」の花束をサプライズプレゼントした。先日実施された最速試写会後には、「涙が止まらなかった」「かりそめの親子の尊い姿が美しかった」「ラストが良すぎて余韻が凄い」といった声がSNSでいくつも寄せられた本作。今回の舞台挨拶では、主人公・里谷千紗子を演じた杏さんはさわやかなブルーグレーのドレスで登場。千紗子と疑似家族として過ごす記憶喪失の少年・犬養洋一/里谷拓未を演じた中須さんは「今日は雨の中来ていただきありがとうございます」と観客への気遣いを見せた。関根監督は「たくさんの方に集まっていただきうれしいなと思います。今日はしっとりとした天気ですが、この映画もしっとりとしているので、天気と合わせて馴染んでいただけるのではないかと思います」とあいさつした。杏、“息子”中須翔真に「こんなに無垢な存在が画面の中にいるんだ」虐待の痕がある少年を守るために母親だと嘘を吐く千紗子。強烈な母性が印象的な役どころだが、杏さんにオファーがきた際のことを尋ねると、「子供から大人になって、大人になっても年月を重ねた今だからこそできる役だと思いました。年月を重ねることで涙もろくなったり、悲しいニュースや子供が巻き込まれるような事件に対してどうしようもない怒りや悲しみを覚えるようになって、それを思い切り体現できるのがこの役だと思いました」と役柄への思いを吐露。杏中須さんは杏さん、奥田さんとの共演シーンが多かった現場について、「お二人とも優しくて、いろいろ教えてもらったりしました。杏さんは撮影以外のところでも、山奥の撮影でコンビニもスーパーもないときに、食べ物を差し入れしてくれたりしてすごく助かりました」と当時をふり返る。そして奥田さんについて「どんなシーンかは言えないんですが…、あるシーンで演技を教えてもらって、そういう面ですごくおせわになりました」と明かした。そんな中須さんについて、杏さんは「(撮影当時)2年前はもう一回り小さかったので、大きくなったなと思います。映画のなかだとこんなに無垢な存在が画面の中にいるんだと驚くと思うので、楽しみにしていただきたいと思います」とその魅力を語った。また、千紗子と確執がある認知症の父・里谷孝蔵を演じた奥田さんに役について聞くと、「それは申し上げられません。ネタバレになりますし」とコメント。「ただ、綺麗な格好の僕は今日しか見られません。今日のためにスリーピースを着てきましたから」と舞台上の俳優・奥田瑛二の姿とはかけ離れた姿であることをにおわせた。奥田瑛二千紗子の友人でシングルマザーでもある野々村久江は、千紗子の嘘を唯一知る人物。彼女を演じた佐津川さんに、もし自分が千紗子や久江の立場だったら共感できるか尋ねると、「シングルマザーということで、自分が子供を守らなければ、自分しかいないという気持ちがあって。母親になったことはないんですが、その感情はわかるなと、そこを最初に掴んで役に入りました。(この作品は)誰が悪いとかでもなく、それぞれの大切にすべきものを想って行動していくということが描かれていて、そこがすごく共感できたポイントでした」と応じた。佐津川愛美少年の父親・犬養安雄を演じたのは安藤さん。脚本を読んだとき、何度泣いたか数え切れなかったという。最も惹かれた部分を尋ねると、「年齢を重ねると視野も広がって、父親とか兄弟とか祖父とか、いろんな関係性がもっと見えていきますが、そのすべての経験や感情が台本の中に詰まっているような気がしました。今でも台本を読んでいるときの気持ちはこうやって喋っていると湧き出てきます」と打ち明ける。「脚本が素晴らしかったし、この主人公を自分で演じてみたいと思うくらい魅力的な主人公でした。衣装合わせの時に『自分が演じたいっす!』と言ったくらい。杏さんはすごくいい役を勝ち取ったなと思いました。本気でこれをやりたい、演じたいと思いました」と熱量高く語った。安藤政信本作が長編第2作目となった関根監督。なぜこの作品を選んだのかという質問に、「中高生のころ、祖父が認知症になってしまったんですが、原作の『嘘』を読んで、あのときこうしていれば、と思うことがたくさんありました」ときっかけを明かす。「児童虐待というテーマも、いまたくさんの悲惨な報道がされていて、目にするたびに驚きすぎてドキドキしてしまいます。父になってから、ほかの報道とは違う体の反応があると思っていて、じゃあ父としてこういった問題に対してなにができるかと考えたときに、仕事としてなにか伝えられたらと思いました。その二つが融合した作品だったので、ぜひやらせてくださいとお話しました」と原作の魅力を語った。関根光才監督杏「あなたはなにができますか、というところにグサッとくる」先日の最速試写会で号泣者が続出した本作。登壇者にもどのような感情を得たか質問を投げかけると、奥田さんは「確執のある親子がなぜねじれざるを得なかったかということと、修復の困難、そして一人の少年という授かりものが訪れることによる、トルネードのような力と静けさが全面的に出ていて、いろいろな方向で観ていただけると思います」と回答。安藤さんは、「素敵なシーンがたくさんあるけど、観る人の世界観をブチ壊したくないので何も言えないです」とキッパリ。「ただ、息子役の中須さんがすごいいい芝居をしてました。試写会でがっちり握手したくらいです」と中須さんの演技を称賛。佐津川さんは、「撮影しているときから、ロケーションひとつにしても撮り方にしても、映画を撮っているなと思う作品でした。仕事の関係で試写に行けずタブレットで観たんですが、その小さい画面でもすごい泣いてしまって、これを大きいスクリーンで観たらどれだけのパワーなんだろうと思いました。それだけのパワーと、グッとくるものがあります。私もスクリーンで観るのを楽しみにしています」と作品の力を語る。そして中須さんは「そうですね…」と熟考。奥田さんが「せっかくこれから観客の皆さんが玉手箱を開けられるから、あまり言いたくない。だから決して役者が口下手なわけではないんですよ!」と助け船を出すと、中須さんは「これが僕のかくしごとです!」と言い、会場からは感心したような拍手が送られた。中須翔真杏さんは「中須さんの演技もそうですし、観たあとに、自分がそれぞれの立場だったらどうするか考えます。人の倫理観は時代や国によってひっくり返りますし、必ずしも今の自分が正しいとは限らない。目の前にか弱き存在がいたとき、あなたはなにができますか、というところにグサッとくると思います」と本作の魅力を語った。また、この日は、もうすぐ「母の日」ということで、“息子”中須さんから“母”杏さんへサプライズプレゼント。カーネーションの花束を持って現れた中須さんの姿に、驚いた様子の杏さん。「僕のお母さんになってくれて、ありがとう」と感謝を伝えながら中須さんが花束を手渡すと、杏さんは満面の笑みでハグ。「このセリフは、映画を観るとWで泣けてきますね。あとでしっかりかみしめたいです…!ありがとうございます」と感激していた。『かくしごと』は6月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かくしごと 2024年6月7日よりTOHOシネマズ 日比谷、テアトル新宿ほか全国にて公開©2024「かくしごと」製作委員会
2024年05月08日第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品される奥山大史監督作『ぼくのお日さま』のワールドプレミア上映となる公式上映が、現地時間5月19日14時に開際されることが決定。併せてカンヌ版ポスターも解禁された。デビュー作『僕はイエス様が嫌い』(19)で、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した新鋭・奥山大史監督の最新作となる本作。田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤと、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川、コーチに憧れるスケート少女さくらの3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。奥山監督が、撮影、脚本、編集も手掛けた。今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝裕和監督がコンペティション部門の審査員として参加することでも話題になっており、また、オフィシャルセレクションへの選出は、今年は本作が日本作品で唯一となっている。そして、本作のワールドプレミアとなる公式上映は、カンヌ現地日程5月19日14時に開催されることも明らかに。本作は、「ある視点」部門の〈最優秀作品賞〉、〈審査員賞〉、〈監督賞〉などの賞の対象となり、これまで同部門では、黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で〈審査員賞〉を、2015年に『岸辺の旅』で〈監督賞〉を、2016年には深田晃司監督が『渕に立つ』で〈審査員賞〉を受賞しているが、同部門で〈最優秀作品賞〉を受賞すると日本史上初の快挙となる。この度解禁となった「カンヌ版ポスター」は、共同製作のフランスで作られたもの。一面、氷がはった湖の上で、スケート靴を履いたタクヤ(越山敬達)、さくら(中西希亜良)、そして荒川(池松壮亮)の3人が、同じ方向にある「お日さま」を見つめる表情が切り取られている。本作の英題「MY SUNSHINE」のタイトルが記され、柔らかで美しい空気感が3人を包み込むビジュアルになっている。第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日(火)~5月25日(土)まで開催され、「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われる。『ぼくのお日さま』は9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ぼくのお日さま 2024年9月、テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2024年05月08日