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女優の生田絵梨花が、16日に東京・帝国劇場で行われたミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見に登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から愛され続けている。19世紀初頭のフランスを舞台に、ジャン・バルジャンという1人の男の人生を軸にして社会情勢や民衆の生活を描いていく。○ミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見で生田絵梨花が歌唱披露生田は2017年〜19年にコゼット、2021年にエポニーヌ、そして今回ファンテーヌ役で、同作3役目なる。建て替えを予定している帝国劇場での公演について「初めて帝国劇場に立ったのがコゼットの時でしたので、今回クロージング公演でファンテーヌとしてしっかり踏み締めていきたいなと思っています」と意気込んだ。歌唱披露では、ファンテーヌ役でトリプルキャストの昆夏美、木下晴香と共に「夢やぶれて」を熱唱。「緊張したんですけれども、今回限りの三重唱ということで。本番に入ってしまうと、もう3人で同じステージに立つことはできないので、今日はすごく大事な思い出になりましたし、一緒に緊張を味わって、一緒に終わってハグし合って、チーム感、一体感をすごく感じられたので、終わった今はとても安心感に包まれています。また3人でお稽古に引き続き励みたいと思います」と語った。東京公演は帝国劇場にて12月20日〜2025年2月7日(プレビュー公演:12月16日〜19日)、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて3月2日〜28日、福岡公演は博多座にて4月6日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて5月9日〜15日、北海道公演は札幌芸術劇場 hitaruにて5月25〜6月2日、群馬公演は高崎芸術劇場にて6月12日〜16日。
2024年10月17日ミュージカル『レ・ミゼラブル』の製作発表記者会見が16日に東京・帝国劇場で行われ、吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔、伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰、昆夏美、生田絵梨花、木下晴香、屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ、三浦宏規、山田健登、中桐聖弥、加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子、駒田一、斎藤司、六角精児、 染谷洸太、森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな、木内健人、小林唯、岩橋大らが登場した。同作はフランスの作家・ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作に、1985年ロンドンで初演。以来、世界中で上演されており、日本では1987年の初演から愛され続けている。19世紀初頭のフランスを舞台に、ジャン・バルジャンという1人の男の人生を軸にして社会情勢や民衆の生活を描いていく。○ミュージカル『レ・ミゼラブル』一般オーディエンスを前に製作発表記者会見会見では1万5,000人の応募から選ばれた500名の一般オーディエンスを前に、プリンシパル・アンサンブル・子役と総勢84名のキャストが集結。「独白」(ジャン・バルジャン役:飯田洋輔)、「夢やぶれて」(ファンテーヌ役:昆夏美、生田絵梨花、木下晴香)、「民衆の歌」(アンジョルラス役:小林唯&男女アンサンブル)、「オン・マイ・オウン」(エポニーヌ役:清水美依紗、ルミーナ)、「ワン・デイ・モア」オールキャスト(ソロ歌唱 バルジャン役:佐藤隆紀、ジャベール役:小野田龍之介、エポニース役:ルミーナ、マリウス役:山田健登、コゼット役:水江萌々子、テナルディエ役:染谷洸太、マダム・テナルディエ役:樹里咲穂、アンジョルラス役:木内健人)と名曲を次々と熱唱し、会場は拍手に包まれた。様々な経歴のキャストが集まったが、中でも森は27年にわたりマダム・テナルディエを演じ続け「今回が最後かもしれない」という言葉も飛び出す。さらに、初のジャベール役で、デビュー時にはフイイ役だったという石井が「個人的には16年ぶりにこの作品にもう1度立つことができ、本当に光栄でございます」と話すと、石井のことを覚えていなかったらしい森は驚き、謝罪する一幕も。帝国劇場は建て替えとなるが、森は「私、晩年に食堂やりたいんですけど、出演者専用、スタッフ専用の食堂を、ぜひ建築の中に考えていただきたいというふうに思っております」と、帝劇内食堂の建設をアピールしていた。歌唱披露のリハーサルでは、初のマリウス役の山田が、マイクスタンドの準備に手間取ってしまったという。山田は「エポニーヌの後なので、マイクを上げて歌い出すというミッションがあったんですけど、リハの時に上がらなくて、すごい低いままずっと歌って。スタッフさんが出てきて、直してくれたという、不安を残したまま本番を迎える形なんで、ずっと袖でマイクを上げる練習をしてたんです」と苦笑する。同じくマリウス役の三浦は、帝劇での思い出を聞かれ「最初は10代の時、19年のレミで。僕はその1個前の『レ・ミゼラブル』を客席から観たんです。初めて観て『絶対に俺もこのステージに立ちたい』とすごく強く思ったんですよ。何回も観に行かせていただいて、その翌年オーディションを受けて、ありがたいことに合格したんですけど、僕的には不完全燃焼というか、自分の思った通りにはできないなというまま終わったんです……なんか、長くなりますよね。こんなこと話してたら」と、熱く語りながら自己ツッコミ。「はい、三浦宏規です」と仕切り直した三浦は、立ち上がったり「立たなくていい」と言われたりしながら、「悔しいまま終わったんですけど、『千と千尋』(『千と千尋の神隠し』)で立たせていただいて。『キングダム』では一応Wキャストで主演という形でこの劇場でやらせてもらって。まだまだ僕自身未熟ですけど、この劇場に育ててもらった感覚があって。またこうして最後のレミに出れるということがすごく嬉しいですし、最後は自分が納得する形で『レ・ミゼラブル』出演を終えれたらいいなと思って、最後の帝劇に恥じないぐらいの努力をして挑みたいと思っています」と意気込んだ。また、役者にとって「立ちたくない、でもやりたくなる」という魅力があるという同作。吉原は「僕もずっと考えてたんですけど、やっぱり1人の人生の大河を演じるということは、精神的にも体的にもエネルギーを持っていかれるもので、でも必ず最後に浄化が待っている。必ず神がいらっしゃって救っていただける役を演じてるんです。1番最後に幸福というものを得る役を演じて、それを通じて、やっぱ自分の人生、正しい人であろうとするっていうことが非常にしんどいんだと思うんです。でも、生きていくことって多分しんどいんだと思うんです」と真摯に語る。「人って楽がしたくて生まれてきてるわけではなく、何か自分の存在意義を探して一人ひとりの大河を生きようとしてるんじゃないかなと思う」という吉原。「好きなんですよ。この劇場も好きだし、『レミゼ』も好きなんですけど、それと同じように辛さとか苦しみとか、『怖い』と思うことがあって。でもそれを新しい出演者の方が、楽しんだ方がいいのかなと思うし、『みんな同じ気持ちなんだよ』ということ、本当にみんな手が震える思いで舞台に立ってるということで、いいチームになれるんじゃないかなと思っております」とまとめていた。東京公演は帝国劇場にて12月20日〜2025年2月7日(プレビュー公演:12月16日〜19日)、大阪公演は梅田芸術劇場 メインホールにて3月2日〜28日、福岡公演は博多座にて4月6日〜30日、長野公演はまつもと市民芸術館にて5月9日〜15日、北海道公演は札幌芸術劇場 hitaruにて:5月25〜6月2日、群馬公演は高崎芸術劇場にて6月12日〜16日。
2024年10月17日8人組ユニット・ダウ90000が9月に上演した初の大阪単独公演『旅館じゃないんだからさ』(大阪・近鉄アート館)の配信が16日、PIA LIVE STREAMでスタートした。配信期間は、11月17日まで(チケット販売は同日21時まで)。2021年9月に東京・シアタートップスで上演された第2回演劇公演『旅館じゃないんだからさ』は翌年、『第66回岸田國士戯曲賞』の最終候補に選出された。そんな代表作を引っ提げて、初の大阪単独公演を成功させた。ダウ90000は、事務所を独立し、9月からKOHEN合同会社を立ち上げ、オフィスカニバブル所属として新たなスタートを切った。今後、11月2日に早稲田大学「早稲田祭」での単独ライブ『教室』や、主宰の蓮見翔は、timeleszの佐藤勝利との共演で、元日本テレビの橋本和明氏が演出するコントライブ『佐藤勝利のすべて』(11月11日~13日、東京・ニューピアホール竹芝)の公演も控えている。さらに、来年5月から東京、大阪、福岡で第7回演劇公演(タイトル未定)を行うことが発表されている。
2024年10月16日アイドルグループ・かすみ草とステラが24日に東京・duo MUSIC EXCHANGEで開催する公演『KASTELLA HALLOWEEN 2024』が、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で無料独占ライブ配信されることが決定した。公演終了後には期間限定で無料アーカイブ配信の公開も予定。○「かすみ草とステラ×17LIVE 配信コメントキャンペーン」同公演のライブ配信を記念し、「17LIVE」では、9名のメンバーがコンサートの見どころ・意気込みを交えたトークや、公演の振り返りと感想などを語りつないでいくリレースタイルの個人ライブ配信を、15日より実施中。15日は昨年2期生としてデビューした高実心花が登場し、16日以降は、川菜光、吉川実紅、石間実咲、有岡ちひろ、福井ひより、鈴森はるな、本田香澄、渡辺萌菜とリレースタイルで配信をつないでいく。また、今回の無料独占ライブ配信を記念し、「17LIVE」のかすみ草とステラ個人リレーライブ配信、もしくはコンサートライブ配信中にコメントした人の中から抽選で、かすみ草とステラメンバー9名の直筆サインが入ったチェキが抽選で3名に当たる豪華プレゼントキャンペーン「かすみ草とステラ×17LIVE 配信コメントキャンペーン」も、10月15日〜10月28日の期間で実施される。○『かすみ草とステラ』メンバーによる個人リレー配信10月15日(20:50〜):高実心花10月16日(21:00〜):川菜光10月18日(21:00〜):吉川実紅/(22:00〜):石間実咲10月19日(21:00〜):有岡ちひろ10月20日(21:00〜):福井ひより10月21日(21:00〜):鈴森はるな10月22日(21:00〜):本田香澄10月23日(21:00〜):渡辺萌菜
2024年10月16日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が、ライブコマース配信イベント『三ツ星ファームライブコマースsupported by 17LIVE』を、18日から24日まで実施する。○豪華プライズを贈呈予定このイベントでは、「17LIVE」で活躍する26名のライバーが1週間にわたり、冷凍おかず定期便サービス「三ツ星ファーム」の味わいや魅力などについて、ライブ配信を通じてリアルタイムに紹介。リスナーは、ライブ配信中に画面に掲示されているバナーから商品を購入することができるほか、期間中は特設キャンペーンページからも商品を購入できる。今回参加するライバーは、これまで雑談や音楽演奏など多岐にわたるジャンルでライブ配信活動に精力的に取り組むだけではなく、ライブコマース企画への参加経験実績も多い。また、これまでのイベント同様、ライブコマース期間中の商品販売数に応じて、上位に入賞したライバーには、「三ツ星ファーム」との特別コラボレーションセット販売権など、豪華プライズを贈呈予定。
2024年10月16日堂本剛が27年ぶりの単独主演を務めることで話題の映画『まる』が10月18日に公開される。同作は監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。近年では音楽活動が中心となっていた堂本だが、監督と企画プロデューサーにより約2年前からの熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田で、映画は彼の日常が〇に浸食され始める奇想天外な物語に。今回は堂本にインタビューし、沢田のように人生に迷った経験や、また“まる”というモチーフに感じることなどについても話を聞いた。○堂本剛主演映画『まる』は「逃げるなよ」と言ってくるくらいの強い作品――今回堂本さんに当て書きで作られた沢田という役を演じるのが、難しかったというお話を伺っています。どんなふうに人物を捉えられていたんですか?仕事する環境や社会の価値観に影響を受け、実は本来の自分じゃない自分を生きている。これに何の疑問も持たない人と、「これでいいのかな」と疑問を持つ人がいる。本当に自分が生きたい人生なのかさえわからなくて「生活のために仕事をしているのかな」「何してんのやろう」と考えてしまう、みたいな。沢田という人間は、そういう疑問を人一倍強く持っていた人なんです。しかし疑問を持つことを諦めて、毎日をこなすようになってしまった。心の奥底には、自分の中に「こう生きたい」という答えがある人でもあるんですが、蓋をしてしまっているような……周りでドタバタ劇が繰り広げられていても、沢田は受け身に徹している感じでしたので、難しかったんですよね。僕は、この作品を観た方には、「本当に自分の現在地に納得しているのか」ということを逃げずに考えて欲しいなと思っています。けっこう柔らかい映画ですけど、「逃げるなよ」と言ってくるくらいの強い作品でもあるんじゃないかな、と。荻上さんも現場では柔らかくしてはりますけど、芯がめちゃめちゃ強い人だし、そういうメッセージもあるような気がする。誰もが自分からは逃げられないから、逃げずに自分のいまと向き合う力を与えてくれる作品になっているんじゃないかなと思っています。――「涙を流すシーンが難しかった」とも伺っています。ただ「泣き方がかわいすぎる!」ともびっくりしました。本当ですか!? かわいかった? あれ、そうでした? おかしいな(笑)――目もキラキラしてました。キラキラしてました!? 僕は、ああいう泣き方です(笑)。沢田が泣くシーンは、すべての荷物を下ろした感覚で。壁にもたれた姿勢なんですが、隣の部屋の横山(綾野剛)の背中にもたれて、親友に向けるような感覚で話をしていました。セリフも相まって、一気にめまぐるしく感情が動いた時に、沢田の左斜め上に、過去に自分が描きたくて描いた絵が飾られていて、それを見た瞬間に我慢できなくて泣いちゃう、というストーリーを僕の中で作っていたんですよ。だから、純真無垢な頃の自分を思い起こして泣いていました。個人的な感情で言えば、僕自身が幼少の頃、毎年七夕の日に奈良に出る天の川に向かって「織姫様と彦星様が会えますように」と、手を合わせていた時の気持ちにまで遡って涙するような感覚が必要なシーンでした。沢田の現在地だけの涙だと、ちょっと説明がつかないシーンで、そうやって純粋な自分に遡るイメージを持って泣いていました。今回は、たっぷりと時空間を旅しながら泣くということを表現したかったので。――それで自然とかわいい泣き方に……。そうかもしれません(笑)。何テイクも撮影するシーンでもないし、1テイクで決めるだろうと思っていたから、気持ちを持っていって。ここ数年は、歌っていても感情的になって泣いてしまうことが多いので、今回もお芝居の中で泣くことに関しては大丈夫でした。昔は寝ていなかったし、泣きたくても「疲れすぎて泣けない」みたいなこともありました。悔しいことがあって、家に帰って泣きたいけど、疲れが勝って泣くことすらもめんどくさい、みたいな。そういう時に泣きの芝居があるとしんどかったですけど、目薬は使いたくなかったですし、泣きの芝居では常にちゃんと感情をもって泣きました。台本も頭の中に入れて現場に行くということは、昔から変えずにやっています。目がキラキラしていたのは、多分、照明の位置じゃないですか?(笑)○人生で迷わされた時「期待に応えるために苦しんだ」――今作は「自分から逃げずに向き合う力を与えてくれる作品になった」というお話でしたが、堂本さんご自身が人生に迷う時のことを教えてください。人間なのでいろいろありますし、個人的には、迷ったというより、迷わされたことの方が多かったです。「自分はこう生きていきたい」という誰もが持っている感情と、求めていただくものとの間に距離が生じることによって、苦しくなってしまった。だから、「期待に応えるために苦しんだ」ということが大きいです。よく喩えで言ってるんですけど、僕の身長は165cmくらいなので、170cmを求められても、応えられないじゃないですか。普通だったら「応えられないから、無理です」で終われるんだろうけど、無理だと理解していても応えようとしてしまったから、しんどかったんだと思います。――今は、そこからは自由になっている感覚なんですね。今はもう、全くそういう時間を過ごしていないので。「無理なものは無理だな」と。――堂本さんは、自分の音楽をやるために企画書を作ったりもされていると伺っているんですが、自身で切り拓いていこうという意識は強かったのでしょうか?「切り拓く」というとちょっと大げさで、そうしないと自分のやりたいことが叶えられなかっただけなんです。人を説得するだけで物事が始まるのであれば、理解してもらうためのプレゼンをするというだけです。人というものは、勝手な決めつけや思い込みと共に生きているものでもあるので、それをまず取り除いて真意を伝えたら、「そういうことだったらいいよ」とわかってもらえる。前の会社でも、僕は全て承諾を得て活動をしてきましたし、「自分でできるのであればいいよ」とも言われていたので、個人の活動については17~8年前からほぼ1人でやっています。プロデュースも自分ですし、映像、グラフィック、ファッション、音楽……全部自分でやっていたので、今、僕はフィールドを変えましたけど、感覚的にはあまり何も変わっていないです。――堂本さんが「ENDLICHERI☆ENDLICHERI」として活動されて、横浜などの特設会場でライブをされていた頃から、ということでしょうか?あの時も、死闘を繰り広げてましたから(笑)。今とは違う闘いをいっぱいしていて、大変やったけど、めっちゃ楽しかった時期なんです。今も楽しいけど、あの時の楽しさは特別すぎて。今はもう、ああいう形でやろうと思うと、インフラから作らないといけないし、よりコストも見える立場だから、興行としてなかなか成立できないです。あの時は叶えられていたから、すごいことをやらせていただいていたんだと、改めて理解できることがたくさんあります。すごく幸せだったんだな、と。僕も、当時参加していたミュージシャンも、未だにみんな幸せそうに懐かしそうに語るので、そういう1ページが人生の中にあることが「めっちゃ幸せやな」と、いつも感謝の気持ちでいっぱいなんです。――ありがとうございます。改めて、今回の“まる”というモチーフにはどのようなことを感じられていますか?僕の中では、“まる”というものに、平和などの意味合いを強く感じています。物事を収めたり、つなげたりする時に重要な図形だなと思いますし、脚本の中にある「まるは世界を救う」という言葉も、あながち嘘でもないな、と。人が“まる”に吸い寄せられ興味を掻き立てられるというのは、深い潜在意識みたいなものからきているところもあるでしょうからね。それこそ、僕らはコロナの時代を経験して……今もなおそれは続き、地球の人全体でコロナというものを意識したにもかかわらず、丸くまとまらなかったことって、いっぱいあるなと思います。丸くまとまれる、チャンスだったのに。でも、それぞれの考えで別々の方向に行ってしまうのもまた、人で。この映画『まる』の現場は一丸となって進んでいたけど、そういう時間を体験すればするほど、現実に対して寂しくもなったりもします。これからもまたパンデミックは来るかもしれないですし、同じところに戻ってしまうという“まる”もあるので、深い。平和的な“まる”が理想だけど、悲しい“まる”もあるなあと思ったりします。だから、この『まる』の中に出てくる人や起こる出来事が、いろんな人の胸を打ち、平和な“まる”と繋がっていけばいいなと思っています。■堂本剛1979年4月10日生まれ、奈良県出身。2002年に個人のクリエイティブプロジェクト・ENDLICHERI(エンドリケリー)を展開し、2022年には、ファンク専門の米音楽メディア「Funkatopia」が選ぶ「2021年のファンクアルバムベスト20」に『GO TO FUNK』が選出され話題となる。2024年には全国7都市を回る全国ツアーを開催。
2024年10月16日●結婚・出産後の変化語る「家族があり、娘がいるからこそ…」AKB48のトップアイドルとして活躍後、結婚や出産を経て、現在はライフスタイルブランド「Rosy luce」やスキンケアブランド「peau de bebe」の会社を経営する起業家としても注目を浴びている板野友美。「私の根底にあるものは、すべてアイドル時代に培われた」と語る板野が、経営者、プロデューサー業、主婦業、子育てなどで、目まぐるしくも充実しているという今の心境を語ってくれた。AKB48の“神セブン”の1人としてアイドル街道のド真ん中をひた走ってきた板野だが、現在はその経験を活かして、様々な新しいチャレンジをし続ける“攻め”の姿勢を続けている。9月7日に開催された「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」(TGC)では、自身がプロデュースしたブランドのアイテムをまとってランウェイを歩き、黄色い歓声を浴びた。「東京のTGCは本当に久しぶりでしたが、今回は自分が経営しているブランドの服を着用してのランウェイだったので、すごく感慨深かったです。ブランドを立ち上げた時、TGCに出たいなと思っていて、それは1つの夢でもありました。また、自分自身だけではなく、モデルさんに着てもらえたこともすごくうれしかったです」2021年にプロ野球・東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚し、同年第1子となる女児を出産して母になった板野。家庭と仕事との両立においては、アイドル時代の経験がかなり活かされていると言う。「アイドル時代には本当にいろんなことを学びましたが、そこがあっての今だと思っています。毎日が忙しくて、楽しいことだけではなく、つらいこともたくさんありますが、それでもマインドがブレることなく、モチベーションを高く維持するということは、アイドル時代に鍛えられた気がします。今は会社も経営もしていて、いろんなハプニングが起こる中、子育てもしているから、そこで情緒が乱れてしまうのが一番良くないなと思っているので」結婚、出産を経た今、「気持ち的には、自分だけのために仕事をするというより、誰かのために仕事をする方が自分も強くなれるなと感じています。家族があり、娘がいるからこそ、もっともっと頑張ろうというエネルギーにつながるので、そこは自分にとってもうれしい変化だなと。もちろん時間が限られている分、仕事をする時間と、子供に向き合う時間と、バランスを取るのはけっこう大変ですが、そこはもうやるしかない! と、常に前向きな気持ちで頑張っています」とにっこり。そして、「人生において立ち止まったり振り返ったりすることも大切だけど、今はそれをやっていると、追いついていけないので、とにかく泳ぎ続ける! 止まらない! みたいな感じです。だから、ちょっとした失敗にも執着しないし、すぐに切り替えることが大事だなと思っています」と語った。○娘に「大好きだよ。ママの宝物だよ」と言葉で伝えるように子育てについて大切にしていることは「ちゃんと愛情を伝えること」だと言う。「娘についてはスキンシップもそうですが、ちゃんと寝る前に『大好きだよ。ママの宝物だよ』と言葉で伝えることを心がけています。仕事をしているからこそ、娘に寂しいと思ってほしくないというところが大きいので。あとは毎日、夜ご飯は手料理にすると決めていて、どんなに忙しくても、毎日ご飯を作ることは今後も継続していきたいです」仕事と家庭のバランスを取ることについては「大変です」と吐露しつつ、「でも、それができた時に達成感があるので、頑張って続けられているのかもしれないです。常に自分と毎日勝負している感じです」と実にパワフルだ。その“勝負”についても「楽しんでやっています。もちろん、大変だなと思う時もありますが」とした上で「例えば夜に落ち込んだとしても、朝になったらまたやらなきゃいけないことが溢れているから、落ち込んでなんていられないです。だから、変な話、まあいいか、そういうこともあるよねと切り替えます。ダメだなと考えちゃうと全部がダメになっていく気がするので。今は社員も抱えているし、自分だけの責任で済む話ではなく、みんなの生活もかかっているから、自分のちょっとしたことでくよくよなんてしていられないです」と語る。●ブランドにアイドルグループ…プロデューサー業にやりがい親となり、今や会社の経営者になったことが、自分自身を成長させてくれたとも実感していると言う板野。その心境の変化については「社員が増えると、やっぱりいろんなタイプの子がいるから、常にコミュニケーションを取ることがすごく大事だなと思います」と述懐する。いろいろな居場所があることでのメリットも感じているそうで、「1つのところで嫌なことがあっても、場所を変えれば切り替えられて、こっちで頑張ろうと思えたりするんです。ただ、そういうことが同時に起こったりもするとけっこうパニックにもなりますが、最近はそこもなんとかなるようになってきました(笑)。ただ、それは本当に周りの方のサポートや助けのおかげでもあると思います」と、自身をサポートしてくれる人々にも心から感謝する。今回は初めてモデルとしてだけではなく、出展ブランドのプロデューサーとしてもTGCに参加したが、そこでのやりがいや現場で得るものにも変化があったそうだ。「若い頃は自分がいろんなお洋服を着られるだけで楽しかったのですが、最近は自分が経営しているブランドをモデルさんが着用してくださることで、また違う視点を持ち合わせることができます。このお洋服はこういう風に見せたいなとか、きっとクライアントさんはこうやって見せてほしいんだろうなとか、いろんな角度から考えられるようになり、視野が広がった気がします」ブランドをプロデュースする面白さについては「自分が本当に着たいなと思える、お洋服を着るだけで自信がつくようなものづくりをしています。それが受け手の方にヒットしたり、喜んでいただけたりする声が聞けると、さらにうれしくなり、それがやりがいにつながります。また、以前よりも、ファッションの流行りはもちろんですが、素材やアートについてもたくさん勉強するようになりました」と目を輝かせる。最後に、今後のプロデューサーとしての展望を尋ねると、「もっといろんな方に知ってもらいたいです。そして、私のプロダクトを通して自分に自信が持てたり、原動力になれたらうれしいです。また、今回のTGCはコラボステージでしたが、今度は『Rosy luce』単独のステージを目指したい。さらに、私がプロデュースしているアイドルグループ・RoLuANGELの子たちもステージに出てほしいというのが私の目標です。自分がアイドルとして、いろんなステージに立っていたので、RoLuANGELのみんなにも今後、いろんな景色を見てほしいなと思います」と力強く語ってくれた。■板野友美1991年7月3日生まれ、神奈川県出身。2005年にアイドルグループ・AKB48の1期生として活動を開始し、グループの中心メンバーとして活動。2011年にソロデビュー。2013年8月にAKB48を卒業し、卒業後は女優やアーティストとして活動。また、ライフスタイルブランド「Rosy luce(ロージールーチェ)」とスキンケアブランド「peau de bebe (ポーデベベ)」を起業し、代表取締役を務める。自身の妹分となるアイドルグループ・RoLuANGELのプロデュースも行っている。
2024年10月16日映画『八犬伝』(10月25日公開)の特別試写会が、11日に都内で行われ、藤岡真威人、藤岡弘、が登場した。同作は日本ファンタジー小説の原点『南総里見八犬伝』をもとにした、山田風太郎氏の小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)の実写化作。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く《虚》パートと、180話に及ぶ物語を悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた《実》パートがシンクロする物語だ。○藤岡弘、&真威人親子、映画『八犬伝』イベントに登場「『正義で何が悪い』ヒーロー談義付き特別試写会」と銘打たれた今回のイベントには、今作で最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じた藤岡真威人が父・藤岡弘、とともに登壇。先に舞台上に登場した真威人は、「正義を語るにはこの人しかいない! という人を僕、知っておりまして(笑)」と期待をあおる。息子からの紹介を受け、父・弘、が『仮面ライダー』の音楽とともに姿を現すと、会場からは大きな拍手が起こった。弘、は「なんかヒーローがどうのということなので……(笑)。息子と一緒に話しができるということなので、楽しみにしています」と照れながら挨拶した。今作に出演するにあたり、父・弘、からアドバイスはあったかと聞かれた真威人は、「僕は八犬士の中で唯一馬に乗っているので、乗馬の練習に通わせていただいたんですが、そこでお世話になった先生が、かつて父が作品でご一緒したことがある方だった」と明かし、続けて「練習を重ねるなかで(先生が)『父と一緒に乗ってみないか』と言ってくれて、父と一緒に並びながら馬に乗るという貴重な経験をさせてもらえて、そこで馬に乗ったときの剣の振り方やいろんなアドバイスをもらった」と振り返った。さらに「最終的にはなぜか家族全員5人で馬に乗って、近くの山を駆け回るという想像をしていない経験ができて(笑)。この作品で馬に乗るという機会をもらわなかったら実現しなかっただろうなと」と笑いを誘う。父・弘、も「僕が乗っているうちに3人の娘が興味を持ったんですね。自分のお兄ちゃんが見事に馬に乗っているので、『自分たちも乗りたい!』というので、『じゃあ乗りなさいよ』と」と述懐。「そうしたら乗れるようになって、『俺を先頭について来い』と言ったら、1人・2人は落伍するか来ないかと思ったら、全員ついて来ているんですよ(笑)。山の上まで行っているのに、よくこの細い道を上がってきたなとびっくりした」と子どものたちの成長ぶりに驚かされたようだ。乗馬を通じ、改めて父のすごさを実感した真威人。「(父は)1人だけスピードが段違い。ビュンビュン飛ばしていくので、追いつくので精一杯で……」と父の背中を改めて思い浮かべ、「今まで時代劇など様々な作品で馬に乗ってきているので、実力の差を見せつけられた」と話していた。
2024年10月16日女優の上戸彩と今田美桜が15日、都内で行われたAOKIレディース新戦略「Me WORK」記者発表会に出席した。10月15日より放映開始される新CM「ラクしてる2人」篇に出演する2人は、お互いの印象を尋ねられると、今田は「上戸さんと初めてお会いしたのが『半沢直樹』の顔合わせだった」と打ち明け、「そのときから上戸さんが来たら場がとっても明るくなって、そのオーラといいますか、魅力がすごくあってかっこいいなって思いました」とにっこり。一方、上戸は「誰からも愛されるキャラクターだなって思いますね。守りたくなるというか、なんかねぇ…好きなんです(笑)」と目を細め、『第19回クラリーノ美脚大賞2023』の授賞式で内田有紀と3人で話したこともあるそうで「(そのときも) かわいがられキャラというか癒やしでしたね」と回顧、加えて、上戸は「今日、打ち合わせで隣に(今田が)座っているとき、隣からフェロモンがムンムン来るんですよ。このフェロモンほしいなと思いながら打ち合わせしていました」と目を輝かせ、そんな上戸の話を今田がキラキラした瞳を向けながら聞いていると、上戸は「この目ずるいよねえ(笑)。コロっといっちゃう」と頬を緩めた。また、CMに登場するセリフ『実は結構ラクしてる』にちなみ、“実は結構◯◯していること”を聞かれると、上戸は「実は結構ミニマリストに憧れています」と答え、「お部屋の片付けはずっとしているんですけど、いっこうにきれいにならなくて、子どものものも多くてどうやったらきれいになるんだろうっていつも思っています。実際は自分のものってすごく少なくて、子どもが生まれる前は物が本当にない状態が好きだったので、今はまた物がない生活がしたいなって憧れているんです」と願望を吐露した。一方、今田は「実はけっこう大人です(笑)」と答えて会場の笑いを誘い、「21とか22に思われることが多いんですけど、実は27歳です(笑)」と言葉に力を込めると、上戸は「いいなあ。そういうのが羨ましくなる年齢になりました。27は若いなって思うようになってきました」と羨ましそうな表情を浮かべた。イベントでは、同ブランドのジャケットを着た女性記者とともに、2人がストレッチ体験する一幕もあった。
2024年10月15日お笑いタレントの横澤夏子とタレントの井上咲楽が15日、都内で行われた「PLST 美脚スタイルラボ」メディア向け発表会に出席した。3児の母で、プライベートでもバタバタした日々を送っているという横澤は、ファッションまで気が回らないそうで「公園のベンチに楽に座れるものが1番うれしくて、スタイルとか見なくなっちゃって汚れてもいい服、洗濯できる服が1番のファッションポイントみたいになっちゃって、全然楽しめていないのが現状ですね」と吐露し、井上が「私は4姉妹なんですけど、洗濯をして、それを取って着る母の姿をずっと見ていました」と打ち明けると、横澤は「どこもそうなんですね」と遠くを見つめた。また、イベントでは身長差20cm(横澤172cm、井上152cm)の2人が、パンツ選びの悩みを打ち明ける一幕もあり、横澤は「子どもを産んでからお尻がすごく長くなっちゃって…。どこまでがお尻なんだろうってくらい、腰回りの肉付きが…」と嘆き、「エステに行く時間も取れないので、ファッションで隠したいなと思っても、そのファッションも何を選べばいいかわからないというルーティーンにハマっちゃっているのが現状です」とコメント。井上は「普段は衣装を着てお仕事させていただくことが多くて、自分に似合う服をスタイリストさんが用意してくださるのでお任せしているんですけど、日常は移動が多かったり、(現場に)衣装があるかなって思うと、なんとなく毎日決まった格好になっちゃうんので、もうちょっと日常でも変化だったり、レパートリーを増やしていけたらいいなと思っています」と願望を明かし、「洗濯してハンガーから取ってそれを着ちゃうみたいな(笑)。(母の習慣を)受け継いじゃっているんですけど、まだまだ25歳なので(ファッションを)楽しみたいと思っています」と目を輝かせた。さらに、事前調査の結果、20代から50代の働く女性が、自分にぴったりなサイズやフィットするパンツを難しいと感じている率が高いことがわかると、高身長の横澤は「ウエストに合わせたらいいのか、太ももに合わせたらいいのか、結局1番大きいのがLサイズなので、いつもLを買うんですけど、それだと丈がつんつるてんになったりして、どのサイズが私に合っているんだろうっていつも疑問に思っています」と共感し、低身長の井上も「最近、通販で簡単に買えますけど、パンツは低身長の自分からしたら穿かないとわからないなというところがあって、サイズ感とか丈とか幅とか、低身長はすごく難しいので、苦手意識が強いですね。なかなか自分に合うパンツに出会うのは難しいです」とパンツ選びの難しさを打ち明けた。そして、同ブランドが誇る骨格診断アドバイザー(2級以上保有者)が、XXS~XXLで通常丈と丈長めの計14サイズを展開する同ブランドのパンツの中から選んだ、横澤にぴったりなサイズのパンツに早着替えした横澤は「このサイズは出会ったことがないです。神パンツです!」と目を輝かせた。
2024年10月15日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が13日より、ファミリーマート店舗で放送される楽曲やコメントの店内放送権および「FamilyMartVision」出演権をかけたイベント『ファミリーマート店内放送&FamilyMartVision出演争奪戦!』を開催している。○イベント上位入賞ライバーにプライズ同イベントは、「17LIVE」で活動中もしくは活動予定であれば、誰でも参加が可能。イベントで見事上位に入賞したライバーには、12月17日から12月23日にかけて、ファミリーマート店内で楽曲およびコメントを放送できる権利が贈呈されるほか、全国約10,000店舗の店内に設置されているデジタルサイネージメディア「FamilyMartVision」広告への出演権も獲得できる。イベントの開催期間は、10月28日23時59分まで。
2024年10月15日10月18日公開の映画『まる』の先行上映イベントが14日、都内で行われ、KinKi Kidsの堂本剛、森崎ウィン、おいでやす小田、荻上直子監督が出席した。熱烈なオファーを受けた堂本剛が、27年ぶりに映画単独主演を果たした本作。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田を堂本が演じており、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語を描く。公開を間近に控え、最速の試写会が行われたこの日のイベントには、通常の舞台袖からではなく、サプライズとして会場の後方から登壇した堂本。「サプライズ登場は好きじゃないですね。お客さんが入ってくる段階で立っていたかったです。サプライズ登場とかあまりしないですから、めちゃくちゃ珍しいですよ」としつつ、「サプライズ登場に慣れてない人生ですが、ちゃん全うできたと思っている次第でございます。楽しんでいただければと思います」と観客にあいさつした。森崎とは初共演となった堂本は「僕は元々役者さんとお話することがあまり多くないので。役作りされてたらあれかなと思うので話しかけることは本当に少ないんです」と撮影時のスタイルを明かすも「好青年。このままの好青年で物静かというか、そんな印象ですね。話しやすかったですよ」と森崎の印象を。一方の森崎は「正直芝居の現場は怖いのかな? って勝手に想像していましたが、会話してくれましたし温かい人でした」と堂本の気遣いに感謝した。この日のイベントでMCを務めたおいでやす小田。劇中、堂本と同級生の設定で出演している。荻上監督が「すごいガチガチに緊張されてましたね」と指摘するも、堂本は「その緊張されている感じが僕は味になっていたかなと思います。こういう人もいるよね? とリアリティーが逆に出ていましたよ。すごくこなれた感じでバーっと喋られてもね。変なリアルさがあって良かったです」と称賛。堂本から褒められたおいでやす小田は「同級生という設定がSNSで発表された時、堂本さんと小田が同級生なんてあり得ないだろ! みたいな。世代が違うだろと書かれていたんですが、一個違いや!」とぶち切れ、「おかしくないんですよ。(自分の顔を強調して)46歳ってこんなもんやで。堂本さんが変なだけで、異常に若いだけ!」と笑いを誘った。最後に代表して堂本があいさつ。「映画のタイトル通り、丸投げな形で見どころは皆さんが決める映画だと思っています。それぐらい人生それぞれの色にフィットしていく映画だと思います。気づけば◯の中に囲まれ、その◯から抜け脱せるのか抜け出せないのか、色んなことを自問自答する作品になっていると思うので、心して見ていただければと思います」と観客に強く訴えていた。映画『まる』は、10月18日全国公開。
2024年10月15日俳優の吉沢亮が、映画『ババンババンバンバンパイア』(2025年2月14日公開)の主演を務めることが15日、明らかになった。同作は奥嶋ひろまさ氏による同名コミックの実写化作。銭湯で住み込みのアルバイトとして働く450歳のバンパイア・森蘭丸(吉沢亮)が、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である李仁(板垣李光人)の成長と純潔をそばで見守る童貞喪失阻止作戦を描く。ぶっ飛んだ設定と一度読んだら抜け出せない中毒性のある世界観、浮世離れした美形でありながらどこかおバカな蘭丸をはじめとする愛すべきクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリー展開に虜になるファンが続出中、マンガ通の麒麟・川島明氏も絶賛し、TVなど各メディアで取り上げられSNSを中心に話題沸騰のバンパイア・ラブコメディで、今年春に実写映画とTVアニメの同時メディア化も発表され、さらに注目が集まっていた。吉沢が演じるのは、主人公のバンパイア・森蘭丸。美しきバンパイアでありながら、李仁の血を求め、おかしな方向に暴走してしまうというクセの強いキャラクターで、2024年7月~8月、関東近郊を中心に撮影された。吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメントしている。そんな蘭丸が血を狙う、天真爛漫ピュアボーイ立野李仁役は、板垣李光人。役名「李仁」は原作者の奥嶋が板垣をイメージし名付けており、まさに板垣にしか演じられないキャラクター。そして李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し彼に恋心を抱くようになる葵は原菜乃華が演じる。監督はKDDI auの「三太郎」シリーズなど様々のCMを手掛け、広告賞も多数獲得するなどCM界のトップランナーであり、インパクトのあるキャラクターをつかったコミカルな演出を得意とする浜崎慎治。映画は吉沢も出演した『一度死んでみた』(20)に続き2本目となる。脚本にはテレビドラマ『花咲舞が黙ってない』シリーズ(14,15,24)の軽妙なセリフまわしによる生き生きとした人物描写や、『恋です! 〜ヤンキー君と白杖ガール』などラブコメ作品には定評がある松田裕子が務める。この度解禁された特報映像では、蘭丸が月をバックに夜の闇を翔けるシーンや吸血シーンなど美しきバンパイアっぷりを見せるも、李仁の初恋を知った後半はその初恋を阻止すべく大暴れ。葵に壁ドンしたり、我慢出来ずに睡眠中の李仁を吸血しようと画策したりする姿が。ラストには蘭丸がデッキブラシを持ち巻き物を掲げながら「童貞喪失、絶対阻止!」と高らかに叫ぶという、シュールかつカオスなシーンが収められている。あわせて解禁となったポスタービジュアルでは、銭湯を背景に「絶対阻止!」と仁王立ちする蘭丸と、初恋の人・葵を想像し頬杖をつくピュアさ満点の李仁、そして李仁の目線の先には葵が描かれている。○吉沢亮 コメント浜崎監督とは一度ご一緒したこともあり、台本も面白かったので、是非出演させていただきたいと思いました。久々のコメディでとても楽しく撮影ができましたし、共演者の方々も個性豊かで魅力的な方ばかりで、華やかな現場でした。豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思いますので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです。○板垣李光人 コメント最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました。撮影現場はすごく楽しかったですし、ここまでふっきれたコメディをやらせていただく事はなかなか無いので、監督の演出や、吉沢さんや共演者の皆さんの演技など勉強になることが多かったです。吉沢さんとは撮影前にご飯に行かせていただいたのですが、吉沢さんの蘭丸だからこそ素直に李仁という役を演じることが出来ました。個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、是非多くの方にご覧いただけたらと思います。○原菜乃華 コメント原作を読んだ時、本当に面白くてすぐに読み終わってしまい、ずっと撮影が楽しみでした。実際撮影に入ると現場の皆さんもすごくあたたかく、毎日ずっと笑っていた記憶しかないです。吉沢さんと板垣さんとは、空き時間にゲームをして一緒に遊んだり、浜崎監督とはお芝居の話とは全く違う話で色々楽しく会話させていただき、愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います。楽しみにしていてください!○浜崎慎治監督 コメントこのサイコーにおバカな漫画原作の実写化に、正直何が正解なのかを模索する日々が続きました。そんな中、原作の奥嶋先生から「映画は監督のものなので自由に楽しく作ってください」というお言葉を頂き、これは日本最高峰のバンパイアコメディ映画を作るチャンスなんだと確信しました。そして、このぶっとんだコメディを撮るために日本最高峰のキャストが集結!主演の吉沢亮さんはじめ、出演していただいた全ての方に大感謝です!バンパイアでなくても死にそうな真夏の日差し、深夜の撮影も多い日々でしたが、スタッフやキャストと共に、バンパイアコメディとは何ぞやという問いに全力で取り組みました。とんでもないバンパイア映画が誕生しそうです。来年2月14日のバレンタインデーに、劇場で皆様にお会いできるのを心待ちしております。【編集部MEMO】映画『ババンババンバンバンパイア』あらすじ銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸(吉沢亮)、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である立野李仁(板垣李光人)・15歳の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの篠塚葵(原菜乃華)にひと目ぼれ。恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機。突如訪れた絶体絶命のピンチに「恋をさせてはなるものか!!」と蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける。(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022
2024年10月15日●人前で表現する舞台は「かけがえのない唯一無二の世界観」近年、俳優としての評価がうなぎ上りの草なぎ剛。2017年9月22日に稲垣吾郎、香取慎吾とともに「新しい地図」を立ち上げてから7年、先月『with MUSIC』(日本テレビ)で立ち上げ後初となる3人そろっての音楽番組出演を果たすなど、今年さらに活躍の場が広がっている。俳優・歌手・タレントとマルチな活躍を見せているが、観客と同じ時間を共有できる舞台やコンサートが自身の核だという。今冬、舞台『ヴェニスの商人』でウィリアム・シェイクスピアの作品に初挑戦する草なぎに、同舞台への意気込みや生のステージへの思い、新しい地図として7周年を迎えた心境を聞いた。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』での羽鳥善一役も記憶に新しい草なぎだが、歌手・タレントとしても地上波テレビに出演、CMへの起用も相次ぐなど、ますます存在感が高まっている。『24時間テレビ47』(日本テレビ)内で放送されたドラマに香取が出演し、草なぎが語りを担当したことも話題を呼んだ。草なぎは「確かに歌番組や『24時間テレビ』に参加させてもらったり、新しい風が吹いてきて、今まで声がかからなかったところから声をかけていただけているので、うれしい限りです」と喜び、「この道を進んできてよかったなと。自分がどの道を歩けば正解なのか、進んでみないことには誰もわからないと思いますが、選んだ道は本当に正しかったなと思えるし、これからもゆっくりゆっくり進んでいきたいなと思います」と手応えを口にした。映像作品でも活躍する中、若い頃から舞台をより大事に感じているという。「歌を歌うことも含めて、人前で生で表現するというのは、自分の中で一番の核となる部分なので、これからもできる限り舞台に立ち続けていきたいなと思っています。そこに重きを置くことが僕の人生の一番の物語になっていくんじゃないかなと。健康で元気じゃないとできないことだから、いつか絶対に立てなくなるときが来るということも考えるし、自分への挑戦だなと思うので、突き詰めて考えると一番大事な仕事なのかなと思います」そして、ファンや観客と同じ時間と空間を共有できる場だからこそ、舞台は特別だと語る。「生の空気感は何物にも代えがたい。もちろん映画に足を運んでいただいたり、ドラマを見ていただいたりするのもうれしいですが、僕自身もそこにいて、お客さんもいて、その作品がようやく出来上がるというのは、かけがえのない唯一無二の世界観なので」また、舞台は「自分と一番向き合える場所」だという。「ストップしてもう1回ということができず、やり直せないという緊張感は舞台ならでは。その緊張感がある故に、自分と向き合うというか、『あのセリフ昨日は言えたのになんで間違えたのかな』とか、自分に問いただす時間が増えるんです。ほかの仕事もそうあるべきですが、人間って、僕は特にそうですが怠け者なので、楽な方に流されて、『ドラマはもう1回やらせてくれるから大丈夫』とどこかで思ったり(笑)。舞台をやると日頃の生活や自分の思考を正してくれます」舞台があると日常の生活も変わっていくそうで、「食べるものや睡眠も考えますし、体力も温存しないといけないなと。本当はドラマも映画もそうやって臨まないといけないんですけど、人間だから『もう1回できる』という思いがあって。でも、舞台をやるとそれは良くない考えだと思わせてくれるので、生きていく上でめちゃくちゃ大事なことを学ばせてくれる場所になっています」と語った。●シェイクスピア作品初挑戦に意気込み「新しい自分に出会いたい」12月6日から来年1月10日まで上演される舞台『ヴェニスの商人』で稀代の悪役・シャイロックを演じるが、シェイクスピア作品初挑戦となる草なぎは、新たな挑戦に胸を膨らませている。「初めてのことは楽しい要素がたくさん感じられるので。最近は再演も多く、それも楽しいですが、また新作に挑めるなという思いです。YouTubeで『ヴェニスの商人』をいろいろ検索して、なんとなくこんな作品なのかなと。シェイクスピアさんの400年ぐらい前の脚本が今現在にも語り継がれている魅力を感じているので、今このときにやるというのが、僕にとっても皆さんにとっても意味深いものになればなと思って、自分の中でいろいろ考えて何かを構築している段階です」そして、役作りで内面を深めるというより、観客にどう受け取ってもらえるかということを最も意識して舞台に立つようにしていると明かす。「台本を深く読み込んだり、役と自分の共通点を探したりというよりも、大きい声を出したりして作品の世界観に誘い、いかにお客さんに楽しんでもらうかが大事だと思っています。あまり難しく考えず適当にハッタリで(笑)。そして自分がいかに役になりきるか、そういうところを楽しんで、お客さんを作品の世界に引きずり込めたらと思います」観客の心をつかむためには「必死さ」も大事だと語る。「自分が必死になっていたらいいんです。お客さんはうまくいっているのはつまらないみたいで、ちょっと失敗するほうがみんな注目してくれるんです(笑)。間違ったりガタガタしているほうが、身を乗り出して見てくれるような気がしていて。下手にやるということではないですが、必死に食らいついてやっているところが見たいんだろうなと。今回、自分のセリフがすごく多くて、絶対に必死になるし、あたふたするので、どう考えても面白いと思います(笑)」頭で考えて役を理解して演じるのではなく、現場での感覚を何よりも大切にしている草なぎ。以前インタビューした際に「こういう風にやらないとって決めて演じるとつまらなくなるので、何も考えないようにしています」などと話していたが、舞台は稽古で何度も同じシーンを繰り返して仕上げていくもので、普段のように鮮度を大切にする役作りとは異なってくる。草なぎは「飽きますよね(笑)」と率直な思いを吐露しつつ、「自分と向き合う時間になるところが楽しくて、演じ方もいろいろあって、演出の仕方もいろいろあって、そこに協調性を持って真面目にやるという基本的なところが人として大事だなと。僕はいつも台本を自分のところしか読まないですけど、『剛、台本をきちんと読む大切さがあるだろう?』って舞台の神様に叱っていただいているような気がしています(笑)」と、自分を正す場になっていると改めて語る。また、舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』(20、21~22)などでタッグを組んだ白井晃氏の演出を振り返り、「何回も何回も同じところをやって、本番までに喉が潰れちゃうんじゃないかなって思うんですけど、そこも自分との向き合いなんですよね。そういうことを乗り越えていくと新しい世界が見えて楽しくなってくる。本番も毎日同じことをやるんですけど、同じものにはならなくて。いつも自分を正してくれるものになっています」と話した。舞台『シラの恋文』(23~24)はセリフ量が少なかったのに対して、今回はセリフ量が多く、描く世界観も全く異なる。「『シラの恋文』はほわっとした作品でセリフ量が少なかったんですけど、今回はそれとは真逆で、めちゃくちゃ長セリフがあり、体力的にもすごくエネルギーを使うので、僕自身もめちゃめちゃ挑戦だと思っています」そして、「声が枯れることもあると思いますが、それはそれでドキュメンタリーというか、舞台を見に来る方は声が枯れてくるほど楽しいというのがあると思います。毎日見に来てくれる方もいて、エゴサーチをするとそういった変化や必死になっている姿を楽しんでくれていて。今回もボロボロになると思うので、そこで新しい自分に出会いたいなと思っています」●俳優としての今後の展望は? 新しい地図としての目標にも言及今後の俳優としての活動をどのように思い描いているか尋ねると、「役者としての展望はなく、いただいたお仕事をやるのみです」と回答。「仕事があれば何でもウェルカムです! 自分がどういう役者さんになろうというのはなくて、呼んでくださることがうれしいなと。すごく自分自身、今満足しているし、満たされているので、その先の役者としての展望はなく、今いただいているお仕事と向き合っていけたら」新しい地図としての今後については、『with MUSIC』に出演した際、10年後に「東京ドームでコンサートしていたい」と話していたが、「言うだけタダなので(笑)。そういう大きなことを言うと盛り上がるじゃないですか。盛り上げです!」とにやり。言葉にすることで叶うこともあると感じているそうで、「言ったもん勝ちなところがあって、自分の気持ちも高まりますし。それが叶わなかったとしても、その思考に近づくので、思ったことをどんどん言うのもいいなと思っています」と話した。東京ドーム発言の際も香取が「具体的すぎること言う」などとツッコんでいたが、草なぎにとって香取は、しっかりと意見を言ってくれる貴重な存在だという。「この年齢になると怒ってくれる人が少なくなってきますが、慎吾ちゃんは僕のプロデューサー的な立ち位置のときもあって、慎吾ちゃんの意見はすごく取り入れることが多いです」最後にファンに向けて「皆さんが楽しみにしてくれていることが僕の原動力です。期待に応えられるように僕も楽しませたいと思うので、これからも期待していてください! そして、『ヴェニスの商人』のシャイロック役では、『もうつよぽんなんて嫌いだよ!』と思われるぐらい嫌なヤツになってやろうと思っているので、楽しみにしていてください」とメッセージを送った。■草なぎ剛1974年7月9日生まれ。1991年にCDデビューして以来、数々の名曲を世に送り出し、『NHK紅白歌合戦』に23回出場。2017年9月に稲垣吾郎、香取慎吾と「新しい地図」を立ち上げ、俳優、歌手、タレント、YouTuberなど幅広く活躍。現在『ワルイコあつまれ』(NHK)、『草なぎやすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)などに出演中。映画では、第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20)、『サバカン SABAKAN』(22)、『碁盤斬り』(24)など、ドラマではNHK大河ドラマ『青天を衝け』(21)、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(23)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』(23~24)などに出演。舞台『ヴェニスの商人』は、東京・日本青年館ホールにて12月6日~22日、京都・京都劇場にて12月26日~29日に、愛知・御園座にて2025年1月6日~10日に上演。ヘアメイク:荒川英亮スタイリスト:黒澤彰乃
2024年10月15日長崎スタジアムシティのグランドオープンセレモニーが、14日に開催。前日には長崎出身の福山雅治が、こけら落とし公演となるフリーライブを行った。○「今55歳になって、このスタジアムに立っています」このライブは、福山から、長崎スタジアムシティを開発するジャパネットホールディングスの高田旭人社長に提案して実現したもの。ライブのMCで、福山は、新しいスタジアムに「生まれ変わったこの街の界隈で(自分も)生まれ変わったような気持ちです。そして新しい人生が始まったような気持ちです」と心境を語る。さらに、「今日お集まりいただいたおひとりおひとりの人生と、僕の人生、そしてスタジアムシティに関わってくれた全ての方の人生が音楽でつながる時間が過ごせればと思っています」とメッセージも。そして、「少年の頃、13歳でギターと出会い、18歳でギターを持って長崎を出ました。1987年9月、長崎駅から寝台車に乗って上京しました。今55歳になって、このスタジアムに立っています」と感慨深く語った。○ジャパネットHD社長「長崎でも“日常”の中に“非日常”を」14日のグランドオープニングセレモニーでは、ジャパネットホールディングスの高田社長が「昨日、長崎駅からここまで歩いてきて、初めて7年前初めてこの場所を訪れた時を思い出し、なんとも言えない気持ちになりました。少しずつ大きなプロジェクトになり、徐々に仲間が増えていったことを大変うれしく思います。社員の皆さん、建設に携わっていただいた方、そして昨日こけら落としを行っていただいた福山雅治さん。多くの方の想いが集まって開業を迎えます。やっとスタートが切れることになったのですが、大切なことは昨日のような“非日常”をもっと当たり前にしていくことだと考えています。東京では仕事終わりに試合観戦などができる機会があります。試合観戦や外食など長崎でも“日常”の中にそういった“非日常”を体験できる場所を作ることが、長崎の皆さんにとって生きがいになり、最終的に子供そして人口が増え、そういう街にしてければと考えています」と挨拶。セレモニーでは、長崎スタジアムシティの全5施設(スタジアム、アリーナ、ホテル、スタジアムシティノース、スタジアムシティサウス)を巡る、全長5㎞の“日本一長いテープカット”も実施された。【編集部MEMO】福山雅治は、このライブの開催にあたり、「開業前夜に行うこけら落としライブは、長崎スタジアムシティの始まりの1歩だと思っています。フリーライブを開催し、大きく力強い一歩を踏み出し、“こんなことができるんだ! 不可能はないんだ!”という自由な風を皆様にお届けできればと思っています」と意気込んでいた。
2024年10月14日11月22日・23日に開催されるK-POP授賞式「2024 MAMA AWARDS」が、Pontaパスで生配信されることが決定。日本国内のデジタル配信において、主催者(Mnet、Mnet Smart +)を除いて独占生配信となる。「2024 MAMA AWARDS」は、アメリカ・ロサンゼルスの現地時間11月21日にロサンゼルスのドルビー・シアターで、日本時間の11月22日と23日に大阪・京セラドーム大阪で開催予定。Pontaパスでは、「2024 MAMA AWARDS」のレッドカーペット、授賞式やライブパフォーマンスの様子を生配信。さらに、昨年好評だった日本語字幕のほか、今年はピクチャーインピクチャーも可能となる。これらを記念して、「Ponta Pass Global Favorite Artist」への投票が17日から開始。さらに、2021年から2023年まで過去3年分の授賞式を、Pontaパス独占(一部、主催者を除く)で14日より順次アーカイブ配信する。
2024年10月14日●「食べ物から運動まで、美を追求しまくっています」華やかな風貌と8頭身のグラマラスな美バディから、“令和の峰不二子”と称されている阿部なつきにインタビュー。モデルやインフルエンサーとして活躍中の阿部は、9月7日に開催された「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)でランウェイを歩き「本当に夢のようでした」と至福の表情を見せた。TikTokやInstagramなどSNSの総フォロワー数400万人を誇る阿部。TikTokはコロナ禍でスタートさせた。「友達が家に泊まりに来ていて、暇だからちょっと撮ってみようよと始めたのですが、やってみたらこんなに再生回数が伸びるんだと自分でもびっくりしました。そこから毎日投稿していき今に至る感じです」“令和の峰不二子”というキャッチーなフレーズについては「そう言っていただくからにはそうなれるようにと日々努力していますし、ボディメイクをより徹底するようになりました。峰不二子さんといえば、すごく細いくびれや豊満なバストが特徴的だと思うので、女性らしくありながらも引き締まった体を目指しています」と語る。以前は大きなバストにコンプレックスに抱いていたというが、「今はそのコンプレックスだった部分を逆手にとって、皆様に私のことを知っていただくきっかけになったので、克服できたとまではまだいかないのですが、強みにできているかなとは思っています」と前向きに捉えられるように。美ボディを保つ秘訣を尋ねると「食べ物から運動まで、美を追求しまくっています」と地道な努力を積み重ねているようだ。「最近は週2でピラティスに通っていますが、姿勢が良くなって、女性らしいしなやかなボディになってきた気がします。私はバストが重い分、ちょっと姿勢が巻き型になってしまうのがコンプレックスでしたが、最近はそれも改善できるように、ストレッチもしています。食べ物については今、お刺身ブームで、お肉よりもお魚を摂っていますが、お魚メインにしてから腸が張りにくくなり、よりウエストラインが出るようになったなと。あとは 牛乳じゃなくてアーモンドミルクにしたり、サプリメントを取ったりと、やってみたいと思ったことはなんでも挑戦しています」もともと自分が興味を持てたことには、とことんハマれる「オタク気質」だと言う阿部。「何かを1週間やってみたら、その1週間後に自分が変わっているのがわかると、どんどん綺麗になれるような気がするので、続けていてすごく楽しいです。ただ、好きなことはそうやって続けられますが、したくないことはできません。SNSもそうで、コツコツとまめに投稿するのが好きなので、 お家に引きこもってずっと作業をしています」●TGC出演に喜び「ファッションモデルになることが夢だった」もともと、『Popteen』のモデルオーディションでグランプリを獲得したことがきっかけに芸能界入りをした阿部だが「当時は本当に人気がなかったです」と過去の苦労も明かす。「いつかファッションページに載りたいなと自分が思っていても難しいくらい、垢抜けてない女の子だったと思います。でも、ずっとファッションモデルになることが夢だったので、こうしてTGCを歩けたし、ようやく夢が叶いました。また、SNSを頑張ってやってきたおかげで、今年からたくさんのメディアに出させていただいています」そんな夢を叶えられた今だからこそ、気を緩めないことが大切だと感じている。「やはりSNSをやっているから、『(モデルではなく)結局インフルエンサーなんでしょ』と言われないように、モデルとしての意識を持ち、気を引き締めていかねばとは思っています。また、TGCですごくかっこいいモデルさんたちがたくさんランウェイを歩いていたのを見てとても感動しました。今回は1ステージだけでしたが、何ステージも歩けるようなモデルになれるように、ファッションをきれいに見せられる歩き方をもっと研究していきたいです」そんな彼女のモットーは「昨日の自分よりも今の自分。今の自分よりも明日の自分」だ。「毎日少しずつでも成長していきたいです。どうしてもこういうお仕事をしていると、周りと比較してしまうことがたくさんあるかと。ネットを見ても、かわいい女の子はたくさんいるし、同世代の方々の活躍を見て、自分はダメかなと思ってしまう時ってありますから。でもそういう時こそ、 昨日の自分よりちょっとここが上手くできたからいいかと自分を褒めてあげて、のびのびと成長していきたいです」いかにもポジティブシンキングなタイプに見える阿部だが「根はけっこう陰キャというか根暗です。SNSではすごく明るくキラキラしてるように見せていますが(笑)。こうやってカメラの前でお話しするのもまだ全然慣れてないのですが、ポジティブに頑張ろうと言い聞かせています」と告白。気持ちが沈んだ場合の対処法について聞くと「想像力」だと答えた。「うまくいっている5年後とか、1年後でもいいんですが、そういう自分をイメージすることです。あとはピラティスとか、自分磨きの時間はすごくポジティブになれるので、 家でストレッチするだけでも変わるんじゃないかなと。だからこれから頑張りたいです」●明石家さんまとの電話に感激「いつかお会いできたら」また、これまでの出会いの中で特に印象深かった人として挙げるのが、明石家さんまだ。「転機をくださったのがさんまさんです。『27時間テレビ』でさんまさんと電話できた時、テレビでずっと見ていた芸能人と自分が話している! と思いました。まだ実際にお会いできていないので、いつかお会いできたらいいなと。『踊る!さんま御殿!!』にもいつか出てみたいです、とアピールしちゃう(笑)。以前は言うのが怖かったのですが、今の私はやりたいことや思ったことを全部言うようにしてます。バラエティ番組に出たい。他にも『上田と女が吠える夜』は見ていてすごく共感しているので、いつか出てみたいです」最後に、今年の目標について聞いた。「写真集を出すことになり、屋久島で撮影しますが、ちょっと神秘的に女神様みたいなものを想像して撮っていただこうかなと思っています。屋久島はずっと行ってみたかったので、わくわくしています。自分の中ですごく大きいお仕事なので、今年はそれを撮り切ることが目標です。完成したら、それを皆様にお渡しする機会も初めていただけると思うので楽しみです。そのゴールに向けて、気合いを入れて頑張っていきたいです」■阿部なつき1999年10月6日生まれ、東京都出身。2015年に『Popteen』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、同誌でモデルデビューし芸能界入り。その後、大学進学のため芸能活動を休業し、イギリスのロンドン芸術大学へ留学。コロナ禍に帰国し、自粛期間に友人とTiKTokやInstagramを始め反響を呼ぶ。2022年に1st写真集『i am natsuki』を発売し、その後もデジタル写真集をリリース。バラエティ番組にも出演し、活躍の幅を広げている。
2024年10月14日芸能事務所・トライストーン初の“ファン感謝祭イベント”『Tristone Fan Fes 2025 〜UNDOKAI〜』(2025年3月15日さいたまスーパーアリーナにて開催)のチームメンバーが14日に公開された。同イベントは、事務所初となる“ファン感謝祭イベント”。トライストーンの所属アーティストが一堂に会し、小栗旬・田中圭・綾野剛・清塚信也がそれぞれキャプテンを務める4つのチームに分かれ、チーム対抗戦で運動会を行う。チームカラーは、グリーン(小栗チーム)、ピンク(田中チーム)、ブラック(綾野チーム)、紫(清塚チーム)の4色。また、先日キャプテンが集まりチームメンバーを決める会議を行い、その模様の一部は後日公開を予定している。○代表取締役社長:小栗旬 メッセージ近年、個々ではファンミーティングを開催したり、直接ファンの皆さんとお会いする場を作ってきましたが、今回はこういう形で皆でファン感謝祭というものをやってみたらどうだろうかと。ファンの皆さんに自分の推しはもちろんのこと、それだけではない他の者達の才能や魅力に触れて貰い、一緒に共有しあい、共に盛り上がっちゃおうという趣旨の元に開催するものです。一緒に楽しい時間を過ごしましょう。○チームメンバー公開・小栗チーム(グリーン):小栗旬(キャプテン)/坂口健太郎(副キャプテン)/木下晴香/KEIKO/榊原有那/桜木健一/田牧そら/中沢元紀/樋之津琳太郎/前原滉/牧野羽咲/山口祥行・田中チーム(ピンク):田中圭(キャプテン)/矢崎広(副キャプテン)/秋谷郁甫/浅香航大/伊崎右典/大西礼芳/黒崎レイナ/小林亮太/鈴之助/多岐川裕美/東野絢香/宮川春菜/レイニ・綾野チーム(ブラック):綾野剛(キャプテン)/間宮祥太朗(副キャプテン)/蒼井陽奈/加藤菜津/小西桜子/木幡竜/杉本哲太/染谷隼生/二宮慶多/葉山奨之/原菜乃華/福山翔大/丸山純奈・清塚チーム(紫):清塚信也(キャプテン)/赤楚衛二(副キャプテン)/笠原秀幸/金澤美穂/木戸大聖/木村文乃/高橋努/中田圭祐/miwa/山崎雄大/吉谷彩子/若林時英/若村麻由美※キャプテン、副キャプテン以降は50音順。※出演者は変更になる可能性
2024年10月14日ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの楽曲「スターマイン」が、11月12日(~23:59)までPontaパス会員限定で無料ダウンロードできる。2014年にメジャーデビューし、翌年には第29回日本ゴールドディスク大賞の「ベスト5・ニューアーティスト賞」を受賞したDa-iCE。2020年リリースの「CITRUS」は、日本人男性ダンス&ボーカルグループ史上初となるサブスク1億回再生を突破し、第63回日本レコード大賞を受賞した。今年はメジャーデビュー10周年を迎え、4月にリリースした「I wonder」は、自身最速でストリーミング全世界累計再生回数が1億回を突破した。2022年にリリースした「スターマイン」はTikTokなどで大反響を呼び、夜、花火、浴衣を連想させるアップテンポなダンスナンバー。MTV『Video Music Awards Japan 2022』において「MTV Breakthrough song」を受賞したほか、第64回日本レコード大賞で優秀作品賞も受賞した。
2024年10月13日女優の今田美桜が13日、都内で行われた「今田美桜 リカちゃんのおともだち“みおちゃん”」デビュー記者発表会に出席。着せ替え人形「リカちゃん」のアンバサダーに就任することが発表された。○■今田美桜が「リカちゃん」のアンバサダーに就任ロングセラーブランドのアンバサダーに就任した今田は「私も小さいころから遊んでいましたし、誰もが遊んだことあるリカちゃんのアンバサダーになれたこと、とても光栄です」と笑顔を見せると「私が小さいころは、基本的に着せ替えで遊ぶ感じだったのですが、いまはお家とかお店とかの種類も豊富で、遊び方がとても増えているなと感じました」と語る。今回アンバサダー就任を記念し、リカちゃんのおともだち“みおちゃん”を、今田自身がプロデュースすることに。開発会社であるタカラトミーと何度も打ち合わせをし、顔のデザイン、ヘアスタイル、ヘアカラー、衣装などを決めていったという今田。“みおちゃん”が初お披露目されると、今田は「かわいい……」と満面の笑みを浮かべ「セットアップでスカートやジャケットの丈を含めて、バランスにはこだわりました。またジャケットのボタンや耳の形がハートになっているんです」とアピールした。またこの日は、今田が子供たちと一緒にリカちゃん人形で遊ぶ一幕も。ハロウィンパーティーのシチュエーションで子供たちと交流した今田は「大人になっても楽しいですね」と笑顔を見せると「小物とかも充実していて、いま遊んでいてもワクワクします」と“リカちゃん”&“みおちゃん”の虜になっていた。今田は「お友達の“みおちゃん”を作らせていただくという、とても素敵な機会をいただきました」と目を輝かせると「リカちゃんアンバサダーとして、皆さんに楽しんでいただけるように頑張りたいです。リカちゃんと一緒に遊んでいただければ」と意気込みを語っていた。
2024年10月13日女優の山本舞香とロックバンド・MY FIRST STORYのHiroが13日、それぞれのインスタグラムを更新し、結婚したことを報告した。2人は「We got married.」と報告。複数の2ショット写真を公開した。直筆の署名入りの文書も投稿し、「私たち、MY FIRST STORY Vo.Hiroと俳優 山本舞香は結婚いたしました事をご報告させて頂きます。これからはお互い家族として支え合い、如何なる困難にも立ち向かい、苦楽を共に生きていきたいと思っております」とつづり、「まだまだ未熟者で至らない点の多い二人ではありますが、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。2人の投稿に、「おめでとう」「おめでたすぎる!」「末永くお幸せに」と祝福のコメントが続々。「素敵すぎる」「本当に可愛い」「可愛すぎる」「お似合い」「ビジュ良すぎて何も言えん」「過去一ビジュ爆発してるんですけど!?」などと2ショット写真も反響を呼んでいる。この投稿をInstagramで見る山本舞香(@yamamotomaika_official)がシェアした投稿
2024年10月13日女優の山本舞香とロックバンド・MY FIRST STORYのHiroが13日、それぞれのインスタグラムを更新し、結婚したことを報告した。2人は「We got married.」と報告。複数の2ショット写真を公開した。直筆の署名入りの文書も投稿し、「私たち、MY FIRST STORY Vo.Hiroと俳優 山本舞香は結婚いたしました事をご報告させて頂きます。これからはお互い家族として支え合い、如何なる困難にも立ち向かい、苦楽を共に生きていきたいと思っております」とつづり、「まだまだ未熟者で至らない点の多い二人ではありますが、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と呼びかけた。
2024年10月13日●服をきれいに見せられなくなりダイエットを決意歌手やモデル、アパレルブランドのディレクターなど、幅広く活躍しているYouTuber・とうあ。昨年から今年にかけて約15キロ減量し、引き締まった美ボディも注目を集めている。10月12日に北九州市・西日本総合展示場新館で開催される「CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC北九州)では、ディレクターを務めるアパレルブランド「BG」のステージが展開され、自身も出演する。とうあにインタビューし、ダイエットを始めたきっかけやモデルの仕事のやりがいなど話を聞いた。高校生のとき、70キロあったというとうあ。昨年ダイエットを始める前は約68キロで、そこから「服をきれいに見せたい」と思ってダイエットを始めたという。「服がすごく好きで、服に関してこだわりが強いんですけど、何も考えずに生活していたら自分が理想としている体系やスタイルではなくなり、服をきれいに見せられなくなってしまって。せっかく服が好きなのに、自分が着てちょっと違うなってなるのが嫌だなと思ったのでダイエットすることにしました」今年の8月に53キロまで落とし、その後、53~55キロを行き来している状態だという。「イベントなどがあると53キロまで落として、イベントがないと55キロぐらいで、その間を行ったり来たりしています。TGC北九州のときはたぶん53キロまで落とすと思います」体重は食事で落としたそうで、割れた腹筋にもかかわらず、運動はゼロだというから驚きだ。「昔からすごい筋肉がつきやすい体で、9年ぐらいずっと陸上をやっていたので、痩せれば腹筋が出てくるんです。学生の頃はずっと割れていたので、それが戻ってくるという感じで。運動したら厚くなってしまうので、運動は一切しないようにしています」今の状態が理想的な体だと言い、「53~55キロが今の自分にはベストかなと。53だとちょっと痩せすぎな感じがするので、普段はもう少しあってもいいのかなと思います」と話した。●YouTubeでは素を見せ、モデル活動ではかっこいい一面をモデルの活動のやりがいを尋ねると、「ギャップを見せられること」だと語る。「YouTubeとのギャップをファンの子が楽しんでくれているなと。YouTubeではすっぴんでだらだらしているけど、モデルのときはかっこよく見せたいという思いがあって、バチバチに決めている感じが自分も好きだし、ファンの子も好きでいてくれているので、そういうお声をいただいたときにやりがいを感じます」高校生の頃からランウェイを歩く機会があったそうで、ランウェイへの思い入れも強い。「岐阜出身なんですけど、服が好きな東海地区の高校生と専門学生が集まったランウェイイベントみたいなものがあって、それにずっと出ていたので、今まで培ってきたものを見せられるという意味でもランウェイはすごくやりがいを感じています。間近でファンの子と会える機会もなかなかないので、すごく楽しいです」モデルとしてかっこいい一面を見せつつ、自身の軸であるYouTubeでは「素をさらけ出すこと」を大切に。「普通のアーティストさんやモデルさんは、家でだらだらしている姿は見られないけど、そこが見られるというのが私の強みかなと。YouTubeでは本当の素を見せ、モデルの活動ではかっこいい一面を、アーティストとしてはキラキラしたステージを見せるなど、さまざまな一面を見せていけたらと思います」と語っていた。
2024年10月12日●アパレルブランドのディレクターや歌手活動にやりがい歌手やモデル、アパレルブランドのディレクターなど、幅広く活躍しているYouTuber・とうあ。どの活動も「自分らしくいることの大切さ」を届けたいという思いで向き合っている。10月12日に北九州市・西日本総合展示場新館で開催される「CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(TGC北九州)では、ディレクターを務めるアパレルブランド「BG」のステージが展開され、自身も出演する。とうあにインタビューし、それぞれの活動に対する思いや今後の抱負を聞いた。昨年9月に立ち上げた「BG」は、「Borderless Gradation=自由な、境目のない」という意味がブランド名に込められており、遊び心を加えたユニセックスアイテムを展開。ジェンダーレスを公表し、自分らしく生きる大切さを発信しているとうあが、ファッションを通じてそのメッセージを届けている。とうあは「学生の頃の将来の夢がファッションデザイナーだったので、夢が一個叶ってうれしいです」と喜ぶ。昨年のTGC北九州で「BG」のコレクションを初披露。今回のTGC北九州でも「BG」ステージが展開される。「いろんな地方のTGCに参加させていただいていますが、TGC北九州は一番熱狂ぶりがすごいので、今回もすごく楽しみにしていますし、自分のブランドのステージということで緊張感がありますが、よりみんなが驚くような演出だったり、パワーアップした姿を見せられたらと思います」今月フランスを訪れて初めてパリコレを見た経験も、とても刺激になったという。「ずっとパリコレを見たいと思っていたんですけど、今回やっと行けて。モデルとしてもブランドディレクターとしても、すごく刺激的で勉強になったのでよかったです。ショーのコンセプトなど元の部分が見えたり、服のディテールや雰囲気など全部が世界トップレベルのものばかりで。ランウェイの構成に関しても、自分もTGCのランウェイの構成を考えるので勉強になる部分がありました」2022年11月には、10代の心情や葛藤を綴った楽曲「若者(Young)」で歌手デビューも果たし、YouTuber、モデル、歌手、ファッションディレクターと、多岐にわたって活躍しているが、「肩書きをつけるのはあまり好きじゃなくて、肩書きはNGですって感じです」とのこと。これからも肩書きを意識することなく、自分がやりたいと思うことをやっていく考えだ。アーティスト活動にもとてもやりがいを感じているという。「今までやってきたことがないことに挑戦しているので、すごく楽しいですし、『自分がやりたかったことってこういうことかも』という新たな発見もあります。昔から歌って踊ることがすごい好きだったので、一番自分らしくいられる瞬間、一番やりがいを感じる瞬間が歌っているときなんです」昔から歌うことが好きだったとはいえ、明確に歌手を目指していたわけではなかった。「憧れていた場所ですね。絶対なってやるという風には思ってなくて、ただの憧れでしかなかったのが、ようやく実現できるようになってきたという感じです」そして、幅広い人にメッセージを届けられるという“歌の力”を感じていると語る。「YouTubeも伝えたい思いがあって始めて、アーティスト活動もその理由で始めたんですけど、YouTubeは私のことを好きな人が見てくれるコンテンツであるのに対して、アーティスト活動は私のことを知らない人も見に来てくれる、例えばTGCで歌う場合、別の方を目的に来てくれる人もいたりするので、不特定多数の人に伝わるというのは歌の力かなと思います」●自分を見せていくことで“多様な人がいる”と知ってもらいたいYouTubeにおいても歌手活動においても、とうあが届けたいと思っているメッセージは「、自分らしくいることの大切さ」だ。とうあ自身は性別にとらわれず、自分らしくいる生きることを大切にしているが、母親のおかげでそういう風に生きられるようになったと明かす。「生まれたときから男女ともに仲良くて、人とは違ったんです。そして、小学生のときに、母親が『人と違うことはいいことだよ』『自分らしくいることはすごいことだよ』と教えてくれて、人とは違っても自分らしく生きていこうと思いました」これまでの人生で、ジェンダーレスを受け入れてもらえないと感じることもあったという。「私はすごく周りに恵まれてきたので、生きやすく楽しいタイプの人間でしたが、私より上の世代、例えば学校の先生や先輩とかからは、ちょっと違う目で見られたりという経験はありますし、活動していていろんな相談を受ける中で、そういう経験をしたという人もいるので、なかなか難しいところですが、私が負けたらダメだなと思っています」そして、「昔に比べたらだいぶ生きやすい世の中になったかなとは思います」と変化を感じつつ、まだまだ変わっていく必要があると感じている。「YouTubeは基本的に好きな人が見に来てくれるのでありがたいコメントばかりですが、不特定多数の人が目にするときに心ない言葉や批判的な意見をもらうこともあったりするので。そこが変わっていかないと、ちゃんと生きやすい世の中になったとか、多様性の時代になったとは言えない気がしています」だからこそ、自分のことをより広く知ってもらうことで、さまざまな人、さまざまな生き方があることを知ってもらいたいと考えている。「より多くの人に、私のことを知らない人に私を見せるというのが一つの目標ですし、活動していく上で大事だなと感じています。認めてほしいわけではないけど、そういう人がいるということは理解しなきゃいけないなと思っていて、そのために活動していこうと思っています」●自分が世の中に与える影響を強く意識「日本がどう変わるか」YouTubeのチャンネル登録者数は現在129万人。多くのファンを抱え、活躍の幅も広がっているが、今の状況について「スタートとしか思っていない。ゴールはまだまだ先」と語る。「誰も想像できなかったところに行くことが私の中ではゴールなので。そのゴールは何なのか言葉にできないですが、ただ今はゴールじゃないっていうのはすごく感じています。感覚なんですけど、まだ全然スタートで序盤という感じ。こうなりたい、ああなりたいというのがあんまり好きじゃなくて、自分が行ける最高値まで行ったらゴールかなと。自分の中で満足したらゴールなのでまだまだです」そして、目指すゴールについて、「自分がやりたいことを叶えるというより、自分が与える影響。大きな希望を言うと、自分がいることによって日本がどう変わるか、自分の影響によって世の中をどう変えたかというのをすごい意識しています」と説明。とうあが目指す世の中は、「多様な人を受け入れてみんなが生きやすい世の中」であり、これからも自分の好きなことを通じて働きかけていくという。「自分らしくいることを世の中に訴えるためには、まずは自分が自分らしくいること。私は好きなことでないと自分らしくいられないので、歌だったりYouTubeだったりモデルだったり、そういった活動を通じて訴えていけたら。ずっと戦い続けなきゃなと思っています。もっといろんな人に自分のメッセージが伝わるように幅広く活動していこうと思っているので、ぜひ期待していてください」と笑顔で語ってくれた。■とうあ2002年11月26日生まれ、岐阜県出身。2021年3月にYouTubeの個人チャンネルを開設。とうあが発信した「おはようでやんす」が若者トレンドワードに選ばれるなど話題に。2021年12月に自身初の書籍『生まれ変わっても自分でいたいって思うために生きてる』を出版。2022年11月、10代の心情や葛藤を綴った楽曲「若者(Young)」でアーティストデビュー。2023年には独自の世界観を表現した初のフォトブック『何者』を出版。同年9月にアパレルブランド「BG」を立ち上げた。
2024年10月12日俳優の柳葉敏郎が、11日に都内で行われた映画『室井慎次 敗れざる者』(公開中)の初日舞台挨拶に福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、筧利夫、矢本悠馬、小沢仁志、飯島直子、本広克行監督とともに登場した。同作は『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来12年ぶりとなる『踊る』シリーズの最新作。2部作となっており、きょう初日を迎えた映画『室井慎次 敗れざる者』に続いて、11月15日には『室井慎次 生き続ける者』が公開される。○柳葉敏郎、撮影現場での涙を明かされ照れ「あんたも泣いたでしょ!」室井と暮らす少年・森貴仁を演じた齋藤は、柳葉とのシーンが多かったそうで、「(柳葉さんが)支えてくださったことが多くて、僕が知らないことや見えていないものを丁寧に教えてくださって、伝えてくださって……現場でもそれを僕がわかるまで段取りにも付き合ってくださって。クランクインが学校からだったんですが、そこにも柳葉さんが来てくださった」と撮影を振り返る。続けて「ずっと大きな存在ですし、その隣に今も立てているのはすごい幸せだなと毎日毎日噛み締めています」と話した。撮影現場では柳葉から演技指導も受けたそうで、「何も起こらない室井家を表すシーンや日常を描くことに対してのことを伝えてくださったり、室井さんに思いを伝えるところでもずっと寄り添ってくださった。そのぶんずっと緊張していて、今も顔をあまり見れない……(笑)」とタジタジに。柳葉も「本当の親子を作りたかったんです。潤くんに関してはお芝居がどうこうというわけではなく、自分の息子となにかを作ろうとするときの親父の気持ちになって接していました」と語っていた。本広監督も柳葉の演技指導に触れ、「芝居をどんどん移し込んでいくみたいなのがよかった。あのときギバさん泣いてましたもんね」と明かす。これに柳葉は恥ずかしそうな表情を見せ、本広監督のもとに歩み寄るとツッコミ。さらに本広監督が「いいシーンなんです! ギバさんの役者魂を齋藤潤くんに移していくみたいな……見ていて感動しちゃった」と続けると、柳葉も「あんたも泣いたでしょ!」と仕返しをし、笑いを誘った。この涙を、「さっきも言ったんですけど、普通の親が子どもたちと一緒に何かするときはどうするんだろうという思いだけでやっていた」と述懐する柳葉。「役者としてはいけないのかもしれないんですけど」と前置きし、「そこに柳葉敏郎の父親の気持ちが出ちゃった時間だったかなと思います」と真意を明かしていた。
2024年10月11日映画『室井慎次 敗れざる者』(公開中)の初日舞台挨拶が、11日に都内で行われ、柳葉敏郎、福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、筧利夫、矢本悠馬、小沢仁志、飯島直子、本広克行監督が登場した。同作は『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来12年ぶりとなる『踊る』シリーズの最新作。2部作となっており、きょう初日を迎えた映画『室井慎次 敗れざる者』に続いて、11月15日には『室井慎次 生き続ける者』が公開される。○柳葉敏郎、『踊る』最新作『室井慎次 敗れざる者』初日舞台挨拶に登場集まったファンの拍手に包まれながら登場した柳葉。会場からは「ぎばちゃ~ん」と歓声が飛び、「こんばんは。お忙しいなか足を運んでいただき、ありがとうございます。室井慎次です」と挨拶する。12年ぶりの『踊る』シリーズ再始動を聞いたときの心境について問われると、柳葉は「断ろうと思いました」と会場を驚かせ、「もう……室井が嫌だったからです……」と理由を明かして笑いを誘う。しかし、本広監督や亀山千広プロデューサーと話しをするなかで心境に変化があったそうで、「脚本家の君塚(良一)さん含めて、皆さんの室井に対する熱い思いが感じられまして、覚悟を決めてやらさせていただきました。そう(断ろうと思っていた)は言っていたものの、今は感謝という気持ちでいっぱいです」と現在の心境を吐露した。また、撮影は柳葉の地元・秋田で行われ、柳葉は「打ち合わせのときにお話をいただいて、そんな嬉しいことはないなと、ぜひよろしくお願いしますと、やったはいいんですが、まぁまぁ家から本当に目と鼻と口の先でロケをやったり、お世話になった母校で撮影したり、嬉しい反面、現場に足を向けるのが恥ずかしかったり……(笑)」と回顧。続けて、「ただ本当にお世話になった地元の方たちに恩返しできていればいいなと思いながら4カ月過ごさせていただきました」と地元への感謝を口にした。最後に、「コートを脱いだ室井は皆さんの目にはどう映ったでしょうか」と問いかけた柳葉。「こんな終わり方はご不満かと思います……また『生き続ける者』でお会いしましょう」とファンの期待をあおりつつ、舞台挨拶を締めくくった。
2024年10月11日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」が10日より、「TARO KAMITANI」と「HIBIYA KADAN WEDDING」とのコラボオーディションイベント「17LIVE PRINCESS supported by TARO KAMITANI & HIBIYA KADAN WEDDING」を開催している。○看板やポスターへの掲載権利を贈呈同イベントは、「17LIVE」で活躍中もしくは活動予定の女性で、イベント終了日までに16歳以上35歳以下であれば、誰でも参加が可能。上位に入賞したライバーの中から、見事最終オーディションで選ばれた6名のイチナナライバーには、TARO KAMITANIとHIBIYA KADAN WEDDINGのドレスコーディネートでモデルとして、表参道の看板や高崎駅のポスターへ掲載される権利が贈呈される。イベントの開催期間は、25日23時59分まで。
2024年10月11日女優の中村静香が11日、都内で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の取材会に、宅間孝行、矢島舞美、古屋敬多(Lead)、松本幸大、三戸なつめとともに出席した。宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、今回10年ぶりの上演となる。舞台は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーで、最後には衝撃の展開が待ち受けている。タクフェス初参加の中村が演じるのは、主人公・三上夕(矢島舞美)の親友・高橋薫。「『夕 -ゆう-』に出演するにあたっていろんな方から『あの名作に出るんだね』って連絡をもらうんです。そう言われるたびに、そんな素敵な作品に出られるんだという喜びと同時にプレッシャーも感じています」と心境を語った。続けて、「宅間さんが細かく丁寧に演出をつけてくださって、キャストの皆さんもすごく前向きで、よりよい作品にしようと一生懸命取り組んでいて、過去の映像も参考にしながら、どうやったらオリジナリティを出せるかと絶賛模索中です。このキャストの皆さんと素敵なものを作ってお届けしたいという意気込みで頑張っていますので、私も皆さんに必死に食らいついて、お稽古に励みたいと思っています」と意気込んだ。本作は長崎弁での演技となり、関西出身の中村は「音源を頼りにやっています。今稽古場で皆さん普段の雑談も長崎弁でやっていこうと意識してやっていて、『~ばい』とか『ばってん』というのを取り入れてやっています。『ばってん』とか好きですね」とにっこり。「ばってん頑張ってください!」と言われると、「頑張るとよ!」とキュートな長崎弁を披露した。本作のビジュアルでは制服姿を披露しているキャスト陣。女性陣はセーラー服を身にまとっており、中村は「申し訳ない気持ちでいっぱいです」と恐縮し、三戸は「まだいけるなと思いました。みんないけるよ!」と話していた。タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、11月1日~10日 に東京・サンシャイン劇場、11月14日~17日に大阪・梅田芸術劇場、11月20日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、11月23日に福岡・キャナルシティ劇場、11月29日~12月1日に愛知・ウインクあいち大ホール、12月12日に北海道・カナモトホールにて上演。
2024年10月11日元℃-uteで女優の矢島舞美が11日、都内で行われたタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』の取材会に宅間孝行、古屋敬多(Lead)、松本幸大、中村静香、三戸なつめとともに出席。第1子出産後の復帰作となる本作への意気込みを語った。宅間孝行が作・演出を手掛けるタクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、宅間が主宰を務めた劇団・東京セレソンデラックスにて2003年に初演し、2005年と2008年に再演、さらにはタクフェス第2弾として2014年にも上演されており、今回10年ぶりの上演となる。舞台は、長崎県のとある町にある海の家兼民宿「あいかわ」。相川家のヤンキー3兄弟と、女子高生の夕と薫の初恋を描く甘酸っぱい青春ラブストーリーで、最後には衝撃の展開が待ち受けている。主人公の三上夕役は、元℃-uteのリーダーとして活動後、映画、ドラマ、舞台等で女優として活動している矢島舞美。今年7月に第1子が誕生したことを報告し、本作が出産後の復帰作となる。矢島は「タクフェスの中でも人気の作品で、『夕 -ゆう-』ファンという方がたくさんいらっしゃると思いますが、この座組で過去の作品を越えられるように。絶対越えます! なので見に来てください!」と意気込んだ。復帰作となるが、「稽古に入るとそこに集中しちゃうので1日があっという間に終わって、夜になって『子供泣いてないかな』って急いで帰るみたいな感じですね。帰ったら寝ている子供を見て癒やされて」と育児との両立について話し、「子供にかっこいいお母さんだと思われたいので頑張りたいと思います」とにっこり。現場で演じる楽しさも改めて感じているようで、「久しぶりに稽古場に来て、みんなで集中してやっているというのがすごく楽しくて、今日もあっという間に終わったというのが連日続いています」と充実した表情を見せた。その後、本作の一部を披露。甘酸っぱい青春ラブストーリーを感じられるシーンで、矢島は涙の演技も見せていた。タクフェス第12弾『夕 -ゆう-』は、11月1日~10日 に東京・サンシャイン劇場、11月14日~17日に大阪・梅田芸術劇場、11月20日に長崎・アルカスSASEBO 大ホール、11月23日に福岡・キャナルシティ劇場、11月29日~12月1日に愛知・ウインクあいち大ホール、12月12日に北海道・カナモトホールにて上演。
2024年10月11日●ダンス&歌、ニールキックへの挑戦増量も振り返る日本の「Netflix週間TOP10(シリーズ)」で3週連続1位に輝く大ヒットを記録しているNetflixシリーズ『極悪女王』(9月19日より世界独占配信中)で、伝説の女子プロレスラー・長与千種役を演じた唐田えりか。肉体改造にプロレス練習、さらにダンスや歌にも挑戦し、「敗者髪切りデスマッチ」では丸坊主に。並々ならぬ覚悟で本作に挑んだ唐田が撮影の裏側を語った。1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描いた本作。様々な代償や葛藤を抱えながら最恐ヒールに成り上がっていくダンプ松本をゆりやんレトリィバァが演じ、クラッシュ・ギャルズを結成し国民的アイドルレスラーへと駆け上がる長与千種とライオネス飛鳥を、唐田えりかと剛力彩芽がそれぞれ演じた。本格的な肉体改造と長きにわたるプロレス練習によって、プロレスシーンもほぼすべてキャスト自ら熱演。その再現度の高さにも感嘆の声が上がっている。○ダンス&歌を特訓「必死に食らいついていきました」 方言の壁も唐田にとって、今回の役柄はプロレス以外の挑戦も多かった。中でもダンスと歌はどちらも苦手だったと本人は振り返る。「炎の聖書」ダンスは、撮影が決まった約1カ月前からプロのダンサーでもあるジャガー横田役の水野絵梨奈に教わり特訓。水野は長与千種、ライオネス飛鳥の踊りの特徴を捉えてアドバイスをくれたという。長与の場合、とにかく楽しそうに、跳ねながら踊るのがポイント。剛力と一緒に練習を重ねたが「姉さん(剛力)と覚えるスピードも違うし、必死に食らいついていきました」と当時の苦労をありありと語る。また、長与千種(長崎出身)のセリフは全編長崎弁。トレーニングと並行して方言指導の先生と長崎弁を練習した。時間が限られていたため、方言を事前にリスニングで聞き込み、先生と会う時にはほぼ完成した状態を持っていった。週3回の体作りトレーニングに週2回のプロレス練習、合間でダンス・歌練習に方言学習と、日々「長与千種」になるための準備に取り組んだ。○とにかく食べて増量「ずっと満腹の状態でした」役作りの一環として「増量」は避けて通れない道だった。よく寝るタイプで、休みの日は昼まで寝ることも多いという彼女だったが、栄養管理士に「寝ていいから、朝起きて1度食べて、また寝てください」と、体を大きくするためにとにかく食べることを求められたそうで、「お腹がすいたという感覚はほとんどなく、ずっと満腹の状態でした」と当時を振り返る。体全体を大きくするなかでも、重点的に鍛えたのが肩や首周り、二の腕など。水着で体のラインが出てしまうこともあり、ゆりやんレトリィバァと並んだ時に、説得力を持たせなきゃと必死だった。結果、肩の幅や首の太さが変わり、よりたくましい見た目になることで、自分の演技に対する自信も高まっていったと語っている。○代役を提案されたニールキックも涙ながらに「やります!」プロレス技の中でも、特に難易度が高かった長与の得意技「ニールキック」。撮影前にスタッフから「この技は代役を使った方がいい」と言われていたが、長与の特技に代役を立てることが悔しく、唐田は「絶対に自分でやる」と決意。「悔しかったんです。自分も他のみんなも、いかに自分でできるようにするかが課題だと思っていました」と語る。練習後、いざ撮影の段階で「やっぱり危険だからやめようか」と提案された時も、涙ながらに「やります!」と強く訴えたほど。本気で練習に打ち込んでいたからこそ、自然と長与千種という役にリンクすることができたと振り返る。●髪切りマッチ撮影前に「本当に髪がなくなるんだ」と怖さ実感「敗者髪切りデスマッチ」の紋付袴の衣装は、過去に資料でもよく見ていて着られてうれしかったという唐田。こういった演出をダンプ松本も長与千種も自分たちで考えてやっていたと考えると、本当に「エンタメ」の人だと思うと語る。また全ての試合が熱量高いが、「髪切りマッチ」は違う次元で熱気に溢れ、戦闘モードに入っていたという。試合の撮影前はゆりやんとも距離を取っていたが、前日は綿密に話し合い、双方が本気で挑んだ1回きりの臨場感あふれるバトルシーンが実現している。作品のオファーを受けた段階で坊主は覚悟していたという唐田。しかし「本番まで全然大丈夫だと思っていたんですが、直前に『本当に髪がなくなるんだ』と実感した時、『やっぱり怖い』と思いました」と正直に話す。そこで撮影開始前にパワーが欲しいと思い、リングサイドにいた監督や事務所の社長、企画・脚本・プロデュースの鈴木おさむ氏ら、この瞬間を見守りに来てくれた人たちと握手、拳を突き合わせた。このおかげでパワー注入、覚悟ができたと、印象的な撮影前の瞬間を振り返った。○「ウィッグ生活が一番つらかった」 外した時の解放感が忘れられない「髪切りデスマッチ」撮影後はスケジュールの都合で「半刈り頭」の状態で過ごさなければならない時期もあり、「髪の毛って大事だなと思った一方で、自分の姿に笑ってしまうこともありました」と振り返る。長与も当時同じ状況だったそう。そこから丸刈りにして以降、伸びかけの中途半端な時期が一番つらかったと思い返す唐田であったが、「長与千種を演じた証だから、恥ずかしいことではない。覚悟を持って挑んだことだから堂々としよう」と前向きに捉えたと語る。また、坊主頭で過ごす日々よりも「ウィッグ生活が一番つらかった」と振り返る唐田。「暑いし、自分の髪じゃないので、触れた時の不快感があったんです」と、ウィッグをつけるたびにストレスを感じていたと明かした。別作品やプライベートでもウィッグを使用する日々が続き、「早く自分の髪で過ごしたい」と思っていた彼女にとって、約10カ月ぶりにウィッグを外すことができた時の解放感は忘れられないものに。一方で、派手な色のウィッグやロングのウィッグなど、またとない機会にウィッグ生活を楽しんだ一面もあったという。○長与千種の言葉に共鳴「リングの上では強くなりたい、強くなれる」唐田は撮影期間にコーチでもあった長与千種の言葉をメモに残していた。その中でも「長与千種自身が長与千種を演じていた。リングの上では常に強くいたかった」という言葉に唐田も共鳴したという。唐田自身も「リングの上では強くなりたい、強くなれる」と思っていたと振り返り、撮影後に長与本人から「唐田が長与千種を演じてくれてよかった」という言葉をもらった時には本当にうれしかったと語った。
2024年10月11日